JP2009113653A - ガス発生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 防湿性の優れたエアバッグ装置用ガス発生器の提供。
【解決手段】 ボス30、ボス30(30b)の表面を覆う樹脂35(35c)、点火手段ハウジング38(38c)、筒状ハウジング15の内壁面で包囲された環状空間内にOリング51が嵌め込まれている。Oリング51は、突起19aとかしめ部19bを形成したときの圧力で潰れ、前記環状空間を閉塞している。このため、ボス30と樹脂35の境界面の隙間から湿気が入ったとしても、Oリング51の位置で侵入が防止される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車のエアバッグシステムに適したガス発生器に関する。
車両衝突時の衝撃から乗員を保護するため、エアバッグ等の乗員拘束装置が使用され、その装置を駆動させるために、ガス発生剤を使用したガス発生器が用いられている。
ガス発生剤は、通常固形であり、ガス発生器ハウジング内に設けられた燃焼室に配置され、点火手段によって瞬時に燃焼することで燃焼ガスを生成するものである。したがって、ガス発生剤は、ガス発生器ハウジング外部からの湿気から隔離されなければならず、燃焼室内に湿気が侵入しないようにしなければならない。
一方、製造の容易さから、点火器本体とそれを固定するボス(あるいはカラー)を樹脂で一体化する構造が知られている。樹脂は、点火器本体とボスに対して射出成形された後に固化されるが、固化の過程で収縮が起こり、ボスと樹脂との間に隙間が発生し、これが湿気の通り道となりうる。また、ガス発生器として長期において車両に取り付けられるため、季節による温度環境の変化が原因で、ボスと樹脂との間に隙間ができやすくなる。これを改善するために、さまざまな工夫がされてきている。
特許文献1のガス発生器は、ガス発生剤62が収容された金属製のキャニスタ60と点火器54を保持する金属製のカラー52とを一体に結合しているが、結合作業が繁雑である。
特許文献2の図1のガス発生器では、射出成型された絶縁部材36によって点火器32とインサート部材40が一体になっている。しかし、樹脂が収縮する場合、インサート部材40と絶縁部材36との間に隙間が生じるおそれがある。
特許文献3は、点火器とカラーを樹脂で一体化する点火器組立体において、樹脂の収縮によって隙間が発生しないように、カラーに溝が形成されている。しかし、溝の形成工程が煩雑であり、溝が浅いと樹脂の収縮時に隙間が生じるおそれがあり、溝が深いと樹脂が入り込み難くなることが考えられる。
USP 6,244,623 USP 6,073,963 US 2006/0207459
本発明は、複雑な組立工程や部品加工が不要であり、防湿性が高められた、エアバッグ装置用として適したガス発生器を提供することを課題とする。
〔請求項1〕
本発明は、ガス排出口を有し、両端が閉塞された筒状ハウジング内に、少なくとも点火器を含む点火手段とガス発生剤が収容されており、
前記点火器が、前記筒状ハウジングの一端側を閉塞するボスの取付穴に樹脂により固定され、少なくとも着火部が前記筒状ハウジング内に位置しており、
前記樹脂が、前記点火器と前記取付穴との隙間を塞ぎ、かつ前記ボスの前記筒状ハウジング内に面した表面を覆っており、
前記ボス、前記樹脂の外周縁部及び前記筒状ハウジングの内壁面から形成される環状溝内にシール部材が配置されている、ガス発生器を提供する。
ガス発生器の外部から湿気が侵入する場合には、ボスと樹脂との間が侵入通路となり、そこを通って湿気が侵入する可能性が考えられる。本発明では、樹脂が、点火器と取付穴との隙間を塞ぎ、かつボスの筒状ハウジング内に面した表面を覆っているため、前記侵入通路が長くなるので、湿気が侵入し難くなる。そして、前記侵入通路の終点位置には、シール部材が配置されており、そこで湿気の侵入が防止される。シール部材としては、周知のOリングを用いることができる。
〔請求項2〕
本発明は、前記ボスが、平面部と、前記平面部の周縁から厚さ方向に伸ばされた環状周壁部と、前記環状周壁部から伸ばされたフランジ部を有しており、
前記フランジ部の外周縁部が前記筒状ハウジングの内壁面に当接されており、
前記樹脂が、前記点火器と前記取付穴との隙間を塞ぎ、前記ボスの前記筒状ハウジング内に面した表面と前記環状周壁部の外表面を覆っており、
前記ボスのフランジ部、前記ボスの環状周壁部を覆う樹脂及び前記筒状ハウジングの内壁面から形成される環状溝内にシール部材が配置されている、請求項1記載のガス発生器を提供する。
本発明では、請求項1の発明と同様に湿気の侵入通路が長くなっているので、湿気が侵入し難くなる。そして、ボスが、平面部と、平面部の周縁から厚さ方向に伸ばされた環状周壁部と、環状周壁部から伸ばされたフランジ部を有しているので、前記侵入通路がより複雑になるため、より湿気が侵入し難くなる。そして、請求項1の発明と同様に、前記侵入通路の終点位置には、シール部材が配置されており、そこで湿気の侵入が防止される。
〔請求項3〕
本発明は、請求項1又は2記載のガス発生器であって、
さらに筒状ハウジング内に、開口部側にフランジ部を有するカップ状の点火手段ハウジングが固定配置されており、
前記点火手段ハウジングが、前記フランジ部が前記ボス表面を覆っている樹脂に当接され、かつ前記ボスの取付穴に固定された点火器に被せられている、ガス発生器を提供する。
点火手段ハウジング内に伝火薬を収容することで、ガス発生剤の着火性が向上されるが、ガス発生剤と同様に、伝火薬の防湿性も高められている。
〔請求項4〕
本発明は、請求項2記載のガス発生器であって、
さらに筒状ハウジング内にカップ状の点火手段ハウジングが固定配置されており、
前記カップ状の点火器ハウジングが、開口部側にフランジ部を有し、さらに前記フランジ部が折れ曲がった環状壁部を有しているものであり、
前記点火手段ハウジングが、前記ボスの取付穴に固定された点火器に被せられ、前記点火手段ハウジングのフランジ部が、前記ボス表面を覆っている樹脂に当接されており、
前記点火手段ハウジングの環状壁部が、前記ボスの環状周壁部を覆う樹脂、前記ボスのフランジ部及び前記筒状ハウジングの内壁面で形成される環状溝の開放面を塞ぐように配置されており、前記環状溝の残部の環状空間内にシール部材が配置されている、ガス発生器を提供する。
点火手段ハウジング内に伝火薬を収容することで、ガス発生剤の着火性が向上されるが、ガス発生剤と同様に、伝火薬の防湿性も高められている。特に、シール剤が配置された環状空間は4つの部分で包囲された環状空間であり、シール部材を変形させ、前記環状空間に密着させるようにできることから、防湿性がより高められる。
本発明のガス発生器は、簡単な構造で、高い防湿性を有している。
(1)図1、図2のガス発生器
図1は、本発明のガス発生器の軸方向断面図、図2は、図1の部分拡大図である。
ガス発生器10は、両端が開放した筒状ハウジング15の一端が閉塞部材16で閉じられ、反対端部がボス30を含む部材で閉じられており、内部に燃焼室20が形成されている。
閉塞部材16は、ハウジング15の一端部近傍の周壁面に形成された第1突起17aとハウジング15の一端部を内側にかしめたことにより(かしめ部17b)、固定されている。
燃焼室20には、ガス発生剤21が充填されており、さらにその外側には筒状のフィルタ22が配置されている。フィルタ22の一端側は閉塞部材16に当接され、反対端部は、第2突起19aに当接された環状のリテーナ23に当接されている。
環状のリテーナ23は、その内径がフィルタ22の内径よりも僅かに小さな環状のものであり、フィルタ22を閉塞部材16側に押すようにして、固定配置されている。これによりフィルタ22は、軸方向に圧縮された状態で固定されている。
筒状ハウジング15の周壁面には複数のガス排出孔32が形成されており、内側からシールテープ24が貼り付けられている。フィルタ22の外周面とハウジング15の内周面との間には、間隙28が形成されている。
点火手段は、ハウジング15の端部開口を閉塞するボス30、電気式点火器31及び点火手段ハウジング38内に収容された伝火薬(図示せず)を有している。点火器31は、ボス30の中央部に形成された取付穴において、樹脂35によって取り付けられている。
点火手段ハウジング38は、底部38a、周壁部38b、周壁部38bから外側に広がったフランジ部38cと、フランジ部38cからハウジング15の軸方向に伸びた環状壁部38dを有しているもので、底部38aには複数の連通孔40が形成されている。連通孔40は、シールテープで閉塞されていてもよい。
ボス30と点火手段ハウジング38は、ハウジング15の端部近傍の周壁面に形成された第2突起19aとハウジング15の端部を内側にかしめたことにより(かしめ部19b)、固定されている。
ボス30は、図2に示すように、取付穴が形成された円板部30aと、その外周縁から円板部30aの厚さ方向(=ハウジング15の軸方向)に伸ばされた環状周壁部30b、環状周壁部30bから半径方向外側に広がったフランジ部30cとを有している。ボス30は、その外周縁部30dがハウジング15の内壁面に当接されている。
ボス30と点火器31を一体化している樹脂35は、筒状ハウジング15内にて点火器31を包囲する第1部分35a、その反対側で、筒状ハウジング15の外側にて、コネクター収容部40を形成する第2部分35b、ボスの円板部30aを覆う第3部分35c、ボスの環状周壁部30bを覆う第4部分35dを有している。
点火手段ハウジングの環状壁部38dは、ボスの環状周壁部30bを覆う樹脂35d、ボスのフランジ部30c及び筒状ハウジング15の内壁面で形成される環状溝の開口面を塞ぐように差し込まれている。このため、前記環状溝の残部は、ボスの環状周壁部30bを覆う樹脂35d、ボスのフランジ部30c、筒状ハウジング15の内壁面及び点火手段ハウジングの環状壁部38dで包囲された環状空間となっており、そこに周知のOリング51が嵌め込まれている。このように樹脂35dとボスのフランジ部30cとの接触部分がOリング51が嵌め込まれた環状空間内に位置しているので、そこからの湿気の侵入が防止される。
なお、本発明のガス発生器は、点火器ハウジング38を使用しない形態にすることもできるが、その場合は、ボスの環状周壁部30bを覆う樹脂35d、ボスのフランジ部30c及び筒状ハウジング15の内壁面で形成される環状溝内にOリング51が嵌め込まれる。また、この場合には、樹脂35dの厚みを部分的に増加させて、筒状ハウジング15の内壁面に当接するようにして、環状壁部38dを有する点火手段ハウジング38を用いた場合と同様な環状空間を形成するようにしてもよい。
図1の実施形態におけるOリング51の取付手順は、次のとおりである。まず、ボス30に点火器31が樹脂35で取り付けられ、更に内部に伝火薬が収容された点火手段ハウジング38を組み合わせる(点火手段)。このとき、ボス30と点火手段ハウジング38により、環状溝が形成されているので、そこにOリング51を嵌め込む。
次に、予め第2突起19aが形成された筒状ハウジング15内に、前記点火手段の環状溝にOリング51を嵌め込んだものを、点火手段ハウジング38が第2突起19aに当たる位置まで挿入する。この段階で、Oリング51は、樹脂35d、ボスのフランジ部30c、筒状ハウジング15の内壁面及び点火手段ハウジングの環状壁部38dで包囲された環状空間内に位置することになる。
次に、かしめ部19bを形成することにより、ボス30、点火手段ハウジング38が固定されたとき、Oリング51は圧力を受けて潰れるように変形して前記環状空間を満たし、そこを気密状態に閉塞する。
次に、図1のガス発生器10における湿気の侵入防止作用について説明する。図2に示すとおり、湿気の侵入通路は2つ考えられる。
1つ目の侵入通路は、ボス30と樹脂35bの接触面の隙間(図中Xで示す)から入り、ボス30と、樹脂35a、35b、35cとの接触面の隙間を通ってOリング51に至る通路である。この侵入通路は長いため、Xから湿気が侵入したとしても、Oリング51まで到達し難くなっている。
2つ目の侵入通路は、かしめ部19bとボスのフランジ部30cとの接触面の隙間(図中Xで示す)から入り、Oリング51に至る通路である。
外部雰囲気からの湿気が、いずれの侵入通路を通って入り込んだ場合でも、最終的には一つのOリング51により遮断され、それよりも内部にまで侵入することはない。
(2)図3のガス発生器
図3により、図1のガス発生器の別の実施態様を示す。図3は、図2に相当する図面である。図3のガス発生器は、基本的構造は図1のガス発生器と同一であるため、以下においては、異なっている部分のみを説明する。
ボス130は、円板部130aとフランジ部130cを有するものであり、円板部130aとフランジ部130cの間が段差部130bとなっている。図1、図2のボス30とほぼ同形状であるが、図1、図2のボス30の環状周壁部30bが、図3では段差部130bとなっている点で異なっている。ボス130は、その外周縁部130dがハウジング15の内壁面に当接されている。
ボス130と点火器31を一体化している樹脂135は、筒状ハウジング15内にて点火器31を包囲する第1部分135a、その反対側で、筒状ハウジング15の外側にて、コネクター収容部40を形成する第2部分135b、ボスの円板部130aを覆う第3部分135cを有している。図2におけるボスの環状周壁部30bを覆う第4部分35dに相当する部分はない。
点火手段ハウジング138は、連通孔を有する底部(図示せず)、周壁部138b、周壁部138bから外側に広がったフランジ部138cを有しているものであり、図2における環状壁部38dに相当する部分はない。
ボス130(フランジ部130cと段差部130b)、樹脂135c、点火手段ハウジングのフランジ部138c及び筒状ハウジング15の内壁面で包囲された環状空間に、Oリング51が嵌め込まれている。Oリング51は、第2突起19aとかしめ部19bとの間でフランジ部138cとボス130が挟み付けられるときの圧力を受けて潰れるように変形して、前記環状空間を満たし、そこを気密状態に閉塞する。このように樹脂135cとボス130cとの接触部分がOリング51が嵌め込まれた環状空間内に位置しているので、図1、図2のものと同様の防湿作用が発揮される。
(3)図4のガス発生器
図4により、図1のガス発生器の別の実施態様を示す。図4は、図2に相当する図面である。図4のガス発生器は、基本的構造は図1のガス発生器と同一であるため、以下においては、異なっている部分のみを説明する。
ボス230は、図2で示す取付穴が形成された円板部30aのみからなるものであり、環状周壁部30bとフランジ部30cに相当する部分はない。
ボス230と点火器31を一体化している樹脂235は、筒状ハウジング15内にて点火器31を包囲する第1部分235a、その反対側で、筒状ハウジング15の外側にて、コネクター収容部40を形成する第2部分235b、ボス230を覆う第3部分235cを有している。図2に示すボスの環状周壁部30bを覆う第4部分35dに相当する部分はない。
点火手段ハウジング138は、図3のものと同じものであり、連通孔を有する底部(図示せず)、周壁部138b、周壁部138bから外側に広がったフランジ部138cを有している。
ボス230、樹脂235c、点火手段ハウジングのフランジ部138c及び筒状ハウジング15の内壁面で包囲された環状空間に、Oリング51が嵌め込まれている。Oリング51は、第2突起19aとかしめ部19bとの間でフランジ部138cとボス230が挟み付けられるときの圧力を受けて潰れるように変形して、前記環状空間を満たし、そこを気密状態に閉塞する。このように樹脂235cとボス230との接触部分がOリング51が嵌め込まれた環状空間内に位置しているので、図1、図2のものと同様の防湿作用が発揮される。
本発明のガス発生器の軸方向断面図。 図1の部分拡大図。 本発明の他実施形態のガス発生器の軸方向断面図。 本発明のさらに他実施形態のガス発生器の軸方向断面図。
符号の説明
10 ガス発生器
15 筒状ハウジング
20 燃焼室
21 ガス発生剤
22 フィルタ
30 ボス
31 点火器
35 樹脂
38 点火手段ハウジング
51 Oリング

Claims (4)

  1. ガス排出口を有し、両端が閉塞された筒状ハウジング内に、少なくとも点火器を含む点火手段とガス発生剤が収容されており、
    前記点火器が、前記筒状ハウジングの一端側を閉塞するボスの取付穴に樹脂により固定され、少なくとも着火部が前記筒状ハウジング内に位置しており、
    前記樹脂が、前記点火器と前記取付穴との隙間を塞ぎ、かつ前記ボスの前記筒状ハウジング内に面した表面を覆っており、
    前記ボス、前記樹脂の外周縁部及び前記筒状ハウジングの内壁面から形成される環状溝内にシール部材が配置されている、ガス発生器。
  2. 前記ボスが、平面部と、前記平面部の周縁から厚さ方向に伸ばされた環状周壁部と、前記環状周壁部から伸ばされたフランジ部を有しており、
    前記フランジ部の外周縁部が前記筒状ハウジングの内壁面に当接されており、
    前記樹脂が、前記点火器と前記取付穴との隙間を塞ぎ、前記ボスの前記筒状ハウジング内に面した表面と前記環状周壁部の外表面を覆っており、
    前記ボスのフランジ部、前記ボスの環状周壁部を覆う樹脂及び前記筒状ハウジングの内壁面から形成される環状溝内にシール部材が配置されている、請求項1記載のガス発生器。
  3. 請求項1又は2記載のガス発生器であって、
    さらに筒状ハウジング内に、開口部側にフランジ部を有するカップ状の点火手段ハウジングが固定配置されており、
    前記点火手段ハウジングが、前記フランジ部が前記ボス表面を覆っている樹脂に当接され、かつ前記ボスの取付穴に固定された点火器に被せられている、ガス発生器。
  4. 請求項2記載のガス発生器であって、
    さらに筒状ハウジング内にカップ状の点火手段ハウジングが固定配置されており、
    前記カップ状の点火器ハウジングが、開口部側にフランジ部を有し、さらに前記フランジ部が折れ曲がった環状壁部を有しているものであり、
    前記点火手段ハウジングが、前記ボスの取付穴に固定された点火器に被せられ、前記点火手段ハウジングのフランジ部が、前記ボス表面を覆っている樹脂に当接されており、
    前記点火手段ハウジングの環状壁部が、前記ボスの環状周壁部を覆う樹脂、前記ボスのフランジ部及び前記筒状ハウジングの内壁面で形成される環状溝の開放面を塞ぐように配置されており、前記環状溝の残部の環状空間内にシール部材が配置されている、ガス発生器。
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