JP2009112645A - 医療器具カバー部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 医療器具の挿入部を容易に挿入することができる医療器具カバー部材を実現すること。
【解決手段】 本発明による医療器具カバー部材1は、医療器具100の挿入部110が挿通配置される管状部材6と、挿入部の管状部材への挿抜動作のときに、挿入部と管状部材との間に潤滑液を供給する潤滑液供給部3と、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、体内に導入される医療機具の挿入部を挿入して併用される医療器具カバー部材に関する。
周知のように、患者の体内の観察、治療等のため、この体内に導入される医療器具には、内視鏡、処置具などが広く利用されている。このような医療機具は、体内患部に近接して、観察、治療等が行えるように、所定の長さを備えた挿入部を有している。
この医療器具の挿入部は、体内への挿入の際に、チューブ状、又は管状のカバー部材が併用される場合がある。
このようなカバー部材には、例えば、特許文献1に記載されるような先端レンズ洗浄管がある。この先端レンズ洗浄管は、ディスポーザブルストロー本体部の内部に硬性内視鏡が挿入され、硬性内視鏡の先端レンズを洗浄できる。このディスポーザブルストロー本体部の内周面には、硬性内視鏡をスムーズに挿入するため、硬性内視鏡の外表面との接触面積を小さくするための複数のリブが突設されている。
しかしながら、特許文献1の先端レンズ洗浄管は、ディスポーザブルストロー本体部の内周面に突起するリブがあるため、これらリブの突起量により、外形が太くなってしまう。そのため、従来の先端レンズ洗浄管は、患者への負担の軽減、低侵襲などのための細径化を阻害してしまう。そのため、リブが設けられていないチューブ状、又は管状のカバー部材も広く利用されている。
リブを備えていないカバー部材を使用する際、ユーザは、カバー部材の内周面と医療器具の挿入部の外周面とが接触して挿入し難いため、スムーズに挿入部が挿入されるように、潤滑剤を使用することがある。
このことは、例えば、特許文献2には、照光、及び結像の機能を備えたシェル、及び当該シェルのレンズを清掃する加圧流体を導入するためのコアを有している内視鏡が開示されている。シェルには、コアを受け入れるための孔が設けられている。特許文献2には、コアをシェルの孔内に容易に配置するため、コアの外表面に潤滑剤を塗布する点が開示されている。
特開平11−178791号公報 特表平8−510676号公報
ところで、ユーザは、チューブ状、又は管状のカバー部材の内径と医療器具の挿入部の外径(直径)とが近似したものである場合、潤滑剤を用いることなく、カバー部材に医療器具の挿入部を挿入することが非常に困難である。しかしながら、ユーザは、従来のようにカバー部材に医療器具の挿入部を挿入するとき、この挿入部の表面に潤滑剤を塗布するという煩わしい作業を行わなければならず、手間がかかってしまう。また、ユーザは、異なる医療器具を交換のためカバー部材へ何度も挿抜する場合、その都度、潤滑剤を挿入部の表面に潤滑剤を塗布しなければならない。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、医療器具の挿入部を容易に挿抜することができる医療器具カバー部材を提供することを目的にしている。
上記目的を達成すべく、本発明の医療器具カバー部材は、医療器具の挿入部が挿通配置される管状部材と、上記挿入部の上記管状部材への挿抜動作のときに、該挿入部と該管状部材との間に潤滑液を供給する潤滑液供給部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、医療器具の挿入部を容易に挿抜することができる医療器具カバー部材を実現できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1から図5は本発明の第1実施形態に係り、図1は医療器具である内視鏡と医療器具カバー部材である内視鏡洗浄シースの構成を示す斜視図、図2は内視鏡洗浄シースの構成を示す断面図、図3は内視鏡洗浄シースに内視鏡の挿入部が挿入される状態を示す図、図4は内視鏡洗浄シースに内視鏡の挿入部が挿通配置された状態を示す図、図5は内視鏡洗浄シースから内視鏡の挿入部が抜去される状態を示す図である。
本実施の形態では、医療器具が内視鏡100であって、この内視鏡100の挿入部110が挿入される医療器具カバー部材が内視鏡洗浄シース1である構成を例示して、本発明について以下に説明する。
図1に示すように、内視鏡100は、先端部101、湾曲部102、及び内視鏡管部103を備えた挿入部110と、この挿入部110の基端に連設された操作部104と、を有して主に構成されている。尚、以下の説明では、本実施の形態の内視鏡100は、挿入部110の内視鏡管部103が硬性の硬性内視鏡を例示するが、これに限定することなく、内視鏡管部103が可撓性を有した軟性内視鏡でも良い。
挿入部110の先端部は、先端面に観察窓、及び照明窓が配設され、内部に撮像素子が配設されている(いずれも不図示)。また、挿入部110内には、光源からの照明光を伝送するライトガイドバンドルが配設されている。尚、内視鏡100の先端部101に、照明のための光源であるLEDなどを設けた構成でも良い。
操作部104は、湾曲部102を湾曲操作するための湾曲操作レバー105が回動自在に配設され、通信ケーブルであるユニバーサルケーブル106が延設されている。尚、このユニバーサルケーブル106は、光源装置、及びカメラコントロールユニット(ビデオプロセッサ)と接続される(いずれも不図示)。
本実施の形態の医療器具カバー部材である内視鏡洗浄シース1は、細長な筒状部材として形成され、内視鏡100の挿入部110が覆われるように挿入配置される。この内視鏡洗浄シース1は、医療器具カバー部2と、この医療器具カバー部2の基端に連設された潤滑液供給手段である潤滑液供給部3と、によって主に構成されている。
医療器具カバー部2は、先端側から順に、筒状体である先端構成部4と、軟性筒部5を備え、後述の複数のルーメンが肉厚部に配設された管状部材であるマルチルーメンチューブのチューブ体6と、を有している。このマルチルーメンチューブであるチューブ体6は、内視鏡100の挿入部110が挿通配置される孔部である挿入部挿通部14を備え、シリコン、ウレタン、テフロン(登録商標)等の軟質な材質、あるいはポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の硬質な材質で形成される。
軟性筒部5は、先端構成部4の近傍に配置され、挿入された挿入部110の湾曲部102の湾曲可動を妨げないように柔軟な材質により形成されている。
先端構成部4は、チューブ体6の先端部に固設されている。この先端構成部4は、医療器具カバー部2内に挿入された内視鏡100の先端部101に向けて流体を噴霧するためのものである。この先端構成部4から噴霧される流体は、チューブ体6の基端側の側部に接続された液体供給チューブ9、又は気体供給チューブ10からチューブ体6のルーメン内を通って先端構成部4まで供給される。また、液体供給チューブ9、及び気体供給チューブ10には、チューブ体6へ空気等の気体、又は水等の液体の供給停止を操作するための噴霧スイッチ7が介装されている。
尚、液体供給チューブ9は、液体供給源を構成する、図示しない送液装置に接続されており、気体供給チューブ10はコンプレッサ等を内蔵した気体供給源を構成する、図示しない送気装置に接続される。
潤滑液供給部3は、側部に潤滑液供給チューブ8が接続されている。この潤滑液供給チューブ8は、噴霧スイッチ7よりも基端側の液体供給チューブ9中途部に分岐接続されている。
次に、図2に基づいて、内視鏡洗浄シース1の構成について、さらに、詳しく説明する。
図2に示すように、先端構成部4は、チューブ体6の肉厚部に形成された2つのルーメンを構成する気体供給路12、及び液体供給路13に連通して、空気等の気体、及び水等の液体を噴霧する噴霧口11が形成されている。この噴霧口11は、チューブ体6の先端開口部を臨む方向に空気等の気体、及び水等の液体を噴霧できるように開口している。
つまり、内視鏡100は、先端部101の先端面がチューブ体6の先端開口部と面位置が略一致するように、チューブ体6の挿通孔を構成する挿入部挿通部14に挿入部110が挿通配置される。そのため、先端構成部4の噴霧口11は、空気等の気体、及び水等の液体を先端部101の先端面に配設された観察窓、及び照明窓に向けて噴霧できるように、チューブ体6の先端開口部を臨むように開口形成されている。
尚、気体供給チューブ10が気体供給路12と連通するようにチューブ体6の基部15で接続されており、送気装置からの空気等の気体が気体供給路12に供給される。また、液体供給チューブ9が液体供給路13と連通するようにチューブ体6の基部15で接続されおり、送液装置からの水等の液体が液体供給路13に供給される。
また、チューブ体6の挿入部挿通部14は、挿入される内視鏡100の挿入部110の外径(直径)に対して、若干隙間ができる程度に大きな孔径を備えているものである。尚、挿入部挿通部14の表面には、挿入部110の挿通性を向上させるための親水コートが施されていても良い。
潤滑液供給部3は、環状の操作部固定部16と、この操作部固定部16に内挿配置された環状のスライド部30と、を有している。
操作部固定部16は、先端側の外周方向に突起した外向フランジ形状の指掛部17と、先端にチューブ体6の基部15に嵌合固定されたフランジ形状の接続部18と、外周面の中途部分に形成された凹部状の周溝22と、基端外周部から周方向に突起した突起部23と、を主に有している。
また、操作部固定部16は、内視鏡100の操作部104の先端部分が挿通配置される配置孔部24が内部に形成されており、この配置孔部24の内周に挿通配置された操作部104を圧接して抜けないように固定するためのOリング19が配設されている。
また、配置孔部24には、後方にスライド部30が進退自在に内挿配置され、このスライド部30の前方への移動を当接して規制する段部20が形成されている。尚、潤滑液供給チューブ8は、操作部固定部16の側部に配設され、配置孔部24と連通するチューブ接続管21に接続されている。
スライド部30は、基端外周部から突起した外向フランジ形状の指掛部33と、操作部固定部16の外周側で指掛部33から前方へ延設された複数のフック部32と、を有している。このスライド部30は、操作部固定部16に挿通する外周中途部に所定の距離に離間して配設されたリング状の2つのパッキン31が設けられている。
これら2つのパッキン31は、スライド部30の先端が操作部固定部16内に形成された段部20に当接した状態において、潤滑液供給チューブ8からの潤滑液、ここでは水等を配置孔部24内に流入させないようにするものであり、チューブ接続管21に連通する配置孔部24の内周面に形成された開口部24aを挟む位置に配置されている。
また、スライド部30が操作部固定部16に対して前方に移動したときに、複数のフック部32が凹部状の周溝22に嵌り込んで、スライド部30が操作部固定部16に対して移動しないように固定される。この状態において、スライド部30の先端は、操作部固定部16内に形成された段部20に当接する状態となる。
一方、スライド部30は、後方へスライドされると、フック部32が操作部固定部16の突起部23に当接して掛止されることで、操作部固定部16に対する後退位置が規制される(図3参照)。
尚、スライド部30は、内視鏡100の操作部104が挿通可能な大きさを備えた挿通孔部34が形成されており、この挿通孔部34の後方側の開口部から内視鏡100が挿入される。また、この挿通孔部34は、操作部104の最大外径と略同一の孔径を有している。
以上のように構成された本実施の形態の内視鏡洗浄シース1に内視鏡100の挿入部110が挿通配置されるときの作用について、図3、及び図4に基づいて説明する。尚、以下の説明において、流液装置から供給される液体である潤滑液を水Wとする。
先ず、ユーザは、内視鏡洗浄シース1内に内視鏡100の挿入部110を挿通配置するとき、図3に示すように、スライド部30の指掛部33を例えば、2本の指Fにて押さえた状態で挿入部110をスライド部30の挿通孔部34から操作部固定部16を介してチューブ体6の挿入部挿通部14へ挿入する。
このとき、挿入部110がチューブ体6の挿入部挿通部14の手前にある操作部固定部16の開口部周囲の内面との摩擦を受けて、操作部固定部16がスライド部30に対して、チューブ体6と共に、前方(図3の矢印A方向)へ押し出される。つまり、スライド部30のフック部32が操作部固定部16の周溝22から外れて、操作部固定部16が前方へ押し出される。また、スライド部30は、複数のフック部32が操作部固定部16の周溝22から外れ、操作部固定部16の突起部23に当接して掛止されることで、操作部固定部16に対する後退位置が規制される。
すると、スライド部30のパッキン31は、配置孔部24の内周面に形成された開口部24aを挟んだ状態から後方にずれて、この開口部24aが開放され、潤滑液供給チューブ8からの水Wが操作部固定部16の配置孔部24内へ流出される。
この配置孔部24内へ供給された水Wは、内視鏡100の挿入部110の外表面を濡らすと共に、チューブ体6の挿入部挿通部14内に流れ込む。尚、このとき、ユーザは、内視鏡洗浄シース1の先端を下方に向けた状態にして、水Wがチューブ体6の挿入部挿通部14内に流れるようにすると良い。
そして、ユーザは、内視鏡100の挿入部110をチューブ体6の挿入部挿通部14内へ押し込んで挿入する。このようにして、内視鏡100の挿入部110の外表面を水Wにより濡らされる共に、チューブ体6の挿入部挿通部14内に流れ込んだ水Wにより、挿入部110と挿入部挿通部14との摩擦が低減される。そのため、ユーザは、内視鏡100の挿入部110を容易にチューブ体6の挿入部挿通部14へ挿入することができる。
ユーザは、図4に示すように、内視鏡100の操作部104の先端部分が操作部固定部16の配置孔部24の内部の端面に突き当たるまで、挿入部110をチューブ体6へ挿入して、挿通配置させる。このとき、操作部固定部16内に配設されたOリング19が操作部104の外周部を押圧し、操作部104が操作部固定部16に固定される。
また、スライド部30は、操作部104の前方への移動に伴って、操作部固定部16に対して前進(図4の矢印B方向)移動する。尚、このスライド部30は、適宜、ユーザによって、前進操作されても良いし、操作部104の外周部がスライド部30の挿通孔部34の内面と当接して、操作部104の移動に連動して前進するようにしても良い。
このとき、スライド部30は、先端部が段部20に当接され、複数のフック部32が操作部固定部16の周溝22に嵌まり込んで、操作部固定部16に固定される。この状態において、スライド部30の2つのパッキン31は、潤滑液供給チューブ8からの水Wを操作部固定部16の配置孔部24内に流入させないように、配置孔部24の開口部24aを挟む位置に移動される。
こうして、潤滑液供給チューブ8からの水Wは、2つのパッキン31によって、配置孔部24の開口部24aが遮断されることで、操作部固定部16の配置孔部24内に流れ込まないようになっている。
次に、内視鏡洗浄シース1に内視鏡100の挿入部110が挿通配置された状態から抜去されるときの作用について、図5を用いて以下に説明する。
先ず、ユーザは、内視鏡洗浄シース1内から内視鏡100の挿入部110を抜去するとき、図5に示すように、操作部固定部16の指掛部17を例えば、2本の指Fにて押さえた状態で挿入部110を操作部104と共に、スライド部30の挿通孔部34から後方へ引き抜く。このとき、スライド部30は、複数のフック部32が操作部固定部16の周溝22から外れ、操作部固定部16の突起部23に当接して掛止されることで、操作部固定部16に対する後退位置が規制される。
尚、スライド部30は、適宜、ユーザによって、操作部固定部16に対して、後退操作されても良いし、操作部104の外周部がスライド部30の挿通孔部34の内面との摩擦により、操作部104の移動に連動して後退(図5の矢印C方向)するようにしても良い。
すると、スライド部30のパッキン31は、配置孔部24の内周面に形成された開口部24aを挟んだ状態から後方にずれて、この開口部24aが開放され、潤滑液供給チューブ8からの水Wが操作部固定部16の配置孔部24内へ流出される。
この配置孔部24内へ供給された水Wは、内視鏡100の挿入部110とチューブ体6の挿入部挿通部14との間に流れ込む。尚、このとき、ユーザは、内視鏡洗浄シース1の先端を下方に向けた状態にして、水Wが挿入部110と挿入部挿通部14との間に流れるようにすると良い。
このようにして、内視鏡100の挿入部110の表面とチューブ体6の挿入部挿通部14の内面との間に流れ込んだ水Wにより、挿入部110と挿入部挿通部14との摩擦が低減されるため、ユーザは、内視鏡100の挿入部110を容易にチューブ体6の挿入部挿通部14から抜去することができる。
以上に説明したように、本実施の形態の内視鏡洗浄シース1は、内視鏡100の挿入部110を医療器具カバー部2に挿抜するときに、潤滑液供給部3のスライド部30を進退移動させて、挿入部110の表面とチューブ体6の挿入部挿通部14の内面に潤滑液を供給して、医療器具カバー部2への内視鏡100の挿入部110の挿抜性を向上させることができる構成となる。
(第2の実施の形態)
次に、図6〜図11を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図6〜図11は、本発明の内視鏡洗浄シース1における第2の実施の形態に係り、図6は医療器具カバー部材である内視鏡洗浄シースの構成を示す斜視図、図7は潤滑液供給容器を示す断面図、図8は潤滑液供給容器が内視鏡洗浄シースの容器固定部に装着された状態を示す断面図、図9は内視鏡洗浄シースに内視鏡の挿入部が挿入される状態を示す断面図、図10は第1変形例を示し、処置具の挿入部が挿通するトラカールに潤滑液供給容器を設けた一例を説明するための図、図11は第2変形例を示し、潤滑液が貯溜(内包)されたバルーンが内視鏡洗浄シースの容器固定部に装着された状態を示す断面図である。
尚、以下の説明において、第1の実施の形態と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図6に示すように、本実施の形態の内視鏡洗浄シース1は、医療器具カバー部2の基端に連設された円環状の容器固定部40に着脱自在な潤滑液供給部である潤滑液供給容器41を備えた構成となっている。
この潤滑液供給容器41は、硬質な円環本体42の両端開口が薄いゴム膜等から形成された薄膜部材45,46により塞がれている。この円環本体42内には、水等の潤滑液が貯溜(内包)されている。また、円環本体42は、基端外周部に外向フランジ形状の突起部43を有し、先端側の外周面に凹部状の周溝44が形成されている。
薄膜部材45,46のうち、先端側の薄膜部材45は、基端側の薄膜部材46よりも、肉厚が薄く設定されており、所定の圧力が与えられると、簡単に破ける構成となっている。また、この先端側の薄膜部材45には、所定の圧力を受けて簡単に破け易いように、溝状の筋等が形成されていても良い。尚、基端側の薄膜部材46も、先端側の薄膜部材45が破ける所定の圧力よりも若干大きな圧力が加わると、簡単に破ける構成となっている。
尚、本実施の容器固定部40は、図8に示すように、先端に配設された接続部48がチューブ体6の基部15と嵌合して、チューブ体6に固定されている。また、容器固定部40は、内部に形成された容器配置孔47が潤滑液供給容器41の円環本体42の外径(直径)と略同一な孔径を備えている。
このように、容器固定部40の容器配置孔47には、潤滑液供給容器41が挿通配置されるように装着される。また、容器配置孔47には、内面に潤滑液供給容器41の円環本体42に形成された周溝44に嵌まり込んで、潤滑液供給容器41を固定する凸部49が形成されている。
以上のように構成された本実施の形態の内視鏡洗浄シース1は、潤滑液供給容器41が容器固定部40に装着された状態で、内視鏡100の挿入部110が潤滑液供給容器41の基端側の薄膜部材46に突き当てられる。このとき、挿入部110の先端部101が薄膜部材46を押し付け、薄膜部材46が伸張して、潤滑液供給容器41内の潤滑液に圧力がかかり、先端側の薄膜部材45に所定の圧力が与えられ、先に破ける。
さらに、挿入部110が押し付けられた基端側の薄膜部材46も破けて、図9に示すように、挿入部110が潤滑液供給容器41内を通過すると共に、潤滑液(水W)により挿入部110の外表面が濡れると共に、潤滑液(水W)がチューブ体6の挿入部挿通部14へ流れる。
以上のように構成された本実施の形態の内視鏡洗浄シース1においても、内視鏡100の挿入部110の外表面とチューブ体6の挿入部挿通部14の内面との間に流れ込んだ水Wにより、挿入部110と挿入部挿通部14との摩擦が低減される。そのため、ユーザは、内視鏡100の挿入部110をチューブ体6の挿入部挿通部14に対して容易に挿抜することができる。これにより、本実施の形態でも、上述した第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
尚、図10に示すように、把持鉗子等の処置具51の処置具挿入部52を体内へ導入する管状部材を備えたトラカール50の基端部分に本実施の形態の潤滑液供給容器41を設けても良い。このように、トラカール50へ潤滑液供給容器41を設けることで、潤滑液がトラカール50内へ流入することで、処置具挿入部52のトラカール50への挿抜性も向上させることができる。
また、図11に示すように、内視鏡洗浄シース1の容器固定部40の孔部55内に潤滑液が貯溜(内包)された潤滑液貯溜容器であるゴム等の弾性部材から形成されたバルーン60を設置しても良い。詳述すると、容器固定部40の孔部55には、前方側にテーパ面56が形成されており、このテーパ面56にバルーン60が貼着されている。尚、容器固定部40は、バルーン60が設けられた前方側に周溝57が形成されている。
本変形例の内視鏡洗浄シース1は、内視鏡100の挿入部110が容器固定部40を通過するとき、バルーン60を突き破って破裂させ、潤滑液がチューブ体6の挿入部挿通部14内へ流れる。また、破裂したバルーン60は、容器固定部40の周溝57に入り込む。そのため、内視鏡100の挿入部110は、バルーン60の破片が邪魔となることなく、チューブ体6へ挿入される。
このような構成としても、潤滑液によって、内視鏡100の挿入部110のチューブ体6への挿抜性が向上し、ユーザは、内視鏡100の挿入部110をチューブ体6の挿入部挿通部14に対して容易に挿抜することができる。
尚、容器固定部40は、チューブ体6の基部15と着脱自在な構成となっている。そのため、内視鏡洗浄シース1は、使用後に、潤滑液が貯溜(内包)されているバルーン60を備えた未使用の容器固定部40に交換される構成となっている。
(第3の実施の形態)
次に、図12、及び図13を用いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図12、及び図13は、本発明の内視鏡洗浄シース1における第3の実施の形態に係り、図12は潤滑液塗着部が内視鏡洗浄シースの操作部固定部に装着された状態を示す断面図、図13は図12の潤滑液供給部が装着された操作部固定部を後方から見た平面図である。
尚、以下の説明においても、第1の実施の形態と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図12に示すように、本実施の形態の内視鏡洗浄シース1は、操作部固定部61の孔部62内の先端側端面部に潤滑液供給部を構成する潤滑液塗着部65が配設されている。尚、操作部固定部61は、接続部64がチューブ体6の基部15と着脱自在に嵌合されている。
この潤滑液塗着部65は、図13に示すように、扇状のスポンジ、ガーゼ等から形成された複数の塗着片65a〜65hと、これら塗着片65a〜65hの円弧部分を固定する円環状の保持部材66と、から構成されている。複数の塗着片65a〜65hは、隣接する一部分が重なり合って、円盤形状となるように、保持部材66により固定されており、水等の潤滑液が染み込まされている。
また、操作部固定部61は、潤滑液塗着部65の前方側に複数の塗着片65a〜65hを逃がすための周溝63が形成されている(図12参照)。
以上のように構成された本実施の形態の内視鏡洗浄シース1は、内視鏡100の挿入部110が操作部固定部61を通過するときに、潤滑液塗着部65の複数の塗着片65a〜65hに染み込んだ潤滑液が挿入部110の外表面に塗布される。つまり、これら複数の塗着片65a〜65hは、内視鏡100の挿入部110の外表面に接触しながら、潤滑液を薄く塗布する。つまり、チューブ体6に対する内視鏡100の挿入部110の挿抜操作により、挿入部110の外表面とチューブ体6の挿入部挿通部14の内面との間に潤滑液が入り込む。
このような構成としても、上述の各実施の形態と同様に、潤滑液によって、内視鏡100の挿入部110のチューブ体6への挿抜性が向上し、ユーザは、内視鏡100の挿入部110をチューブ体6の挿入部挿通部14に対して容易に挿抜することができる。
(第4の実施の形態)
次に、図14〜図18を用いて、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図14〜図18は、本発明における第4の実施の形態に係り、図14は潤滑液貯溜袋体の構成を示す断面図、図15は図14の矢視IVから見た潤滑液貯溜袋体の正面図、図16は潤滑液貯溜袋体が医療器具の挿入部に装着された状態を示す図、図17は図16の状態から医療器具の挿入部がトラカールに挿入された状態を示す図、図18は図17の状態から医療器具の挿入部の潤滑液貯溜袋体が操作部までトラカールと共に移動された状態を示す図である。
尚、以下の説明においても、第1の実施の形態と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。また、本実施の形態では、内視鏡、処置具等の医療器具の挿入部をカバー部材であるトラカールへ挿入するときの例示である。
図14に示す、潤滑液供給容器である潤滑液貯溜袋体70は、医療器具の挿入部に直接装着して、医療機具の挿入部をトラカールへ挿入する挿入性を向上させる潤滑液供給部である。
この潤滑液貯溜袋体70は、ゴム等の弾性部材により円筒形状の端部に対向する2面を有するように形成された中空の貯溜袋本体71と、この貯溜袋本体71の先端面中央に形成された前面開口部72を水密に塞いでいる着脱自在な蓋部78と、貯溜袋本体71の基端面中央に形成された後面開口部73を水密に塞いでいるゴム等の弾性部材から形成された薄膜部74と、を有している。この貯溜袋本体71内には、水等の潤滑液が貯溜(内包)されている。
尚、後面開口部73は、その孔径が後述の医療器具80の挿入部81の外径(直径)と略同一の寸法に設定されている。また、前面開口部72は、その孔径が後面開口部73の孔径、及び挿入部81の外径(直径)よりも小さい寸法が設定されている。
貯溜袋本体71は、先端面に前面開口部72から外周方向に略等間隔で形成されたスリット状の4つの切裂部75を有している。これら切裂部75は、潤滑液貯溜袋体70の弁構造を構成している。
このように構成された潤滑液貯溜袋体70には、図16に示すように、ユーザによって、医療器具80の挿入部81が貯溜袋本体71の後面開口部73から挿入される。このとき、挿入部81によって、薄膜部74が破られて、貯溜袋本体71の前面開口部72を塞いでいる蓋部78が外され、挿入部81が前面開口部72から突出する。
この状態から、ユーザは、医療器具80の挿入部81を先端側からトラカール50に挿入する。すると、図17に示すように、潤滑液貯溜袋体70は、その前面部がトラカール50の基端部に当接した状態となり、トラカール50への挿入部81の挿入量に伴って、挿入部81の基端側へ移動する。そして、潤滑液貯溜袋体70が医療器具80の操作部82に当接するまで、トラカール50と共に後方へ移動され、挿入部81がトラカール50内へ挿入される。
このとき、挿入部81には、貯溜袋本体71の前面開口部72の複数の切裂部75に隙間が生じ、弁が開いた状態となるように、貯溜袋本体71内の潤滑液が切裂部75の隙間から流出して表面に塗着される。この潤滑液が医療器具80の挿入部81の外表面とトラカール50の挿通孔部53の内周面との接触する摩擦が低減する。そのため、ユーザは、挿入部81をスムーズにトラカール50に対して挿抜することができる。
このような構成としても、潤滑液によって、医療器具80の挿入部81のトラカール50への挿抜性が向上し、ユーザは、医療器具80の挿入部81をトラカール50に対して容易に挿抜することができる。
尚、本実施の形態では、医療機具80の挿入部81に潤滑液貯溜袋体70を装着して、挿入部81をカバー部材であるトラカール50に挿入する構成を説明したが、医療機具80は、内視鏡、処置具等のいずれにも適用可能である。また、ここでは、カバー部材であるトラカール50を例示したが、これに限定されることなく、第1の実施の形態にて説明した内視鏡100の挿入部110が挿通配置されるカバー部材である内視鏡洗浄シース1にも、勿論、適用することができる。
また、上述した各実施の形態で説明した潤滑液は、水を用いたが、これに限定されることなく、生体適合性のある医療用潤滑剤等でも、勿論、適用することができる。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形実施可能であり、上述した各実施形態等を部分的等に組み合わせて
構成される実施形態等も本発明に属する。
以上の各実施の形態に記載した発明は、その実施の形態、及び変形例に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
(参考例)
ここでは、内視鏡洗浄シース1のチューブ体6に形成された気体供給路12、及び液体供給路13に空気等の気体、及び水等の液体を供給制御するための、図1に示した噴霧スイッチ7が内視鏡100のユニバーサルケーブル106に着脱自在とした詳細な構成ついて、図19に基づいて説明する。尚、図19は、噴霧スイッチの構成を示す平面図である。
図19に示すように、噴霧スイッチ7は、スイッチ本体部91と、このスイッチ本体部91の上面に押下して空気等の気体、及び水等の液体を供給制御するスイッチ部92と、を有している。このスイッチ本体部91は、4つのチューブ接続部94a,94bが側部に設けられている。噴霧スイッチ7は、水等の液体を供給する送液装置に接続された液体供給チューブ9、及び空気等の気体を供給する送気装置に接続された気体供給チューブ10の夫々が所定のチューブ接続部94a,94bに接続され、これら各チューブ9,10の間に介装される。
また、スイッチ本体部91の中途部には、外周回りに凹んだ形状を成す回動軸部93が形成されている。この回動軸部93には、スイッチ本体部91に対して回動自在となるように接続されたリング状の保持部95が配設されている。この保持部95は、回動軸96を介して、クリップ体97と回動自在に接続されている。
クリップ体97は、内視鏡100のユニバーサルケーブル106に着脱自在となるように、ユニバーサルケーブル106を挟持する、所謂、スナップフィット構造を構成している。
このように構成された噴霧スイッチ7は、スイッチ本体部91が内視鏡100のユニバーサルケーブル106に装着されるクリップ体97に対して回動軸部93回りとなる図中X軸回りに回動自在であると共に、回動軸部93回りとなる図中Y軸回りに回動自在である構成となっている。
このように、噴霧スイッチ7は、クリップ体97によりユニバーサルケーブル106に対して着脱自在に装着でき、スイッチ本体部91が装着されたユニバーサルケーブル106に対して角度を可変することができる。これにより、ユーザは、内視鏡100の操作に支障のない位置において、噴霧スイッチ7を内視鏡100のユニバーサルケーブル106に対して、所望の位置と角度で装着固定することができる。
本発明の第1実施の形態に係る医療器具である内視鏡と医療器具カバー部材である内視鏡洗浄シースの構成を示す斜視図 同、内視鏡洗浄シースの構成を示す断面図 同、内視鏡洗浄シースに内視鏡の挿入部が挿入される状態を示す図 同、内視鏡洗浄シースに内視鏡の挿入部が挿通配置された状態を示す図 同、内視鏡洗浄シースから内視鏡の挿入部が抜去される状態を示す図 本発明の第2実施の形態に係る医療器具カバー部材である内視鏡洗浄シースの構成を示す斜視図 同、潤滑液供給容器を示す断面図 同、潤滑液供給容器が内視鏡洗浄シースの容器固定部に装着された状態を示す断面図 同、内視鏡洗浄シースに内視鏡の挿入部が挿入される状態を示す断面図 同、第1変形例を示し、処置具の挿入部が挿通するトラカールに潤滑液供給容器を設けた一例を説明するための図 同、第2変形例を示し、潤滑液が貯溜(内包)されたバルーンが内視鏡洗浄シースの容器固定部に装着された状態を示す断面図 本発明の第3実施の形態に係る潤滑液塗着部が内視鏡洗浄シースの操作部固定部に装着された状態を示す断面図 同、図12の潤滑液供給部が装着された操作部固定部を後方から見た平面図 本発明の第4実施の形態に係る潤滑液貯溜袋体の構成を示す断面図 同、図14の矢視IVから見た潤滑液貯溜袋体の正面図 同、潤滑液貯溜袋体が医療器具の挿入部に装着された状態を示す図 同、図16の状態から医療器具の挿入部がトラカールに挿入された状態を示す図 同、図17の状態から医療器具の挿入部の潤滑液貯溜袋体が操作部までトラカールと共に移動された状態を示す図 噴霧スイッチの構成を示す平面図
符号の説明
1…内視鏡洗浄シース
2…医療器具カバー部
3…潤滑液供給部
4…先端構成部
5…軟性筒部
6…チューブ体
7…噴霧スイッチ
8…潤滑液供給チューブ
14…挿入部挿通部
30…スライド部
80…医療器具
81…挿入部
100…内視鏡
101…先端部
102…湾曲部
103…内視鏡管部
110…挿入部

Claims (6)

  1. 医療器具の挿入部が挿通配置される管状部材と、
    上記挿入部の上記管状部材への挿抜動作のときに、該挿入部と該管状部材との間に潤滑液を供給する潤滑液供給部と、
    を備えたことを特徴とする医療器具カバー部材。
  2. 上記潤滑液供給部は、上記管状部材に対して進退自在に配設されたスライド部を備え、
    上記スライド部が進退移動することで、上記挿入部と上記管状部材との間に潤滑液を供給することを特徴とする請求項1に記載の医療器具カバー部材。
  3. 上記潤滑液供給部は、上記潤滑液を内包し、両端に薄膜部を有する容器を備え、
    上記薄膜部が上記挿入部によって破られることで、上記挿入部と上記管状部材との間に潤滑液を供給することを特徴とする請求項1に記載の医療器具カバー部材。
  4. 上記潤滑液供給部は、上記潤滑液を内包したバルーンを備え、
    上記バルーンが上記挿入部によって破裂することで、上記挿入部と上記管状部材との間に潤滑液を供給することを特徴とする請求項1に記載の医療器具カバー部材。
  5. 上記潤滑液供給部は、上記潤滑液が染み込んだ複数の塗着片を有する潤滑液塗着部を備え、
    上記挿入部が上記潤滑液塗着部を通過することによって、上記潤滑液が上記挿入部表面に塗布されることにより、上記挿入部と上記管状部材との間に潤滑液を供給することを特徴とする請求項1に記載の医療器具カバー部材。
  6. 上記潤滑液供給部は、
    上記潤滑液を内包し、対向する2面の夫々に開口部が形成された弾性部材からなる中空の容器と、
    上記2面のうちの一面側の上記開口部から外周方向に略等間隔に形成されたスリット状の複数の切裂部と、
    を備え、
    上記挿入部が上記容器に貫挿され、上記管状部材への挿抜動作のときに、上記複数の切裂部に隙間が生じ、上記挿入部と上記管状部材との間に潤滑液を供給することを特徴とする請求項1に記載の医療器具カバー部材。
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CN112386761A (zh) * 2020-11-24 2021-02-23 乐山市人民医院 一种一次性灌肠装置

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