JP2009111881A - 映像再生装置、映像再生方法及び映像再生処理用プログラム - Google Patents

映像再生装置、映像再生方法及び映像再生処理用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、簡易な構成で、特に逆方向の可変速再生時に滑らかな動きの映像表示を行なうことを可能とする映像再生装置、映像再生方法及び映像再生処理用プログラムを提供することを目的としている。
【解決手段】それぞれのGOP(40,41)について、その先頭に存在するIフレームから次に続くGOPに含まれるIフレーム(44)とそれを参照するBフレーム(45,46)までを、新たなGOP(42,43)として管理する。それぞれの新GOP(42,43)について、その先頭のIフレームから最後のIフレーム(44)までの各映像フレームにPTSの昇順にデコード処理を施し、各映像フレームのうち最後のIフレーム(44)の破棄された新GOP(42,43)それぞれについて、各映像フレームをPTSの降順に映像表示に供させる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、フレーム間予測符号化技術を採用する高能率圧縮符号化処理が施されたデジタル映像信号を、その情報記録媒体から再生するための映像再生装置、映像再生方法及び映像再生処理用プログラムに係り、特に順方向及び逆方向の可変速再生を行なうものの改良に関する。
周知のように、映像信号を、例えばハードディスク等の情報記録媒体にデジタル記録するとき、その映像信号に高能率圧縮符号化処理を施して情報量を削減することが行なわれている。そして、この種の高能率圧縮符号化処理として、現在では、MPEG(moving picture experts group)方式が広く採用されている。
このMPEG方式では、映像フレームに、I(intra)フレーム、P(predictive)フレーム及びB(bidirectionally predictive)フレームという3つのタイプを規定している。このうち、Iフレームは、フレーム内情報だけを用いて符号化処理したフレーム内符号化映像であり、それだけで1フレーム分の映像信号を復元することができる。
また、Pフレームは、過去のフレームから予測したフレーム間順方向予測符号化映像である。なお、Pフレームについては、未来のフレームから予測するフレーム間逆方向予測符号化を行なう場合もある。さらに、Bフレームは、過去及び未来の両フレームから予測したフレーム間両方向予測符号化映像である。
そして、MPEG方式では、これら3種類のフレームをそれぞれ所定数ずつ含む複数フレームを1まとまりにしたGOP(group of pictures)を単位として情報記録媒体に記録再生させることによって、ランダムアクセスを可能とし、任意の位置からの再生、順方向及び逆方向の可変速再生、スチル再生等の各種の特殊再生を実現させている。
ところで、このような特殊再生のうち、順方向及び逆方向の可変速再生は、一般に、情報記録媒体から読み取った各GOPから、そこに存在するIフレームをそれぞれ検索して復号化処理を施し、これらの復号化された映像フレームを、時系列に沿って、または、時系列を遡るように表示させることにより実現している。
しかしながら、通常、1つのGOPは、1枚のIフレーム、4枚のPフレーム及び10枚のBフレームよりなる15枚のフレームで構成されることが多く、映像表示時間として約0.5秒程度に対応する情報量となっている。このため、各GOPのIフレームだけを復号化して表示する単純な手法では、特に逆方向の可変速再生時に滑らかな動きの映像表示が行なえなくなっている。
特許文献1には、データの順方向再生時に、符号化データを復号化したストリームデータをバッファ領域に蓄積しておき、データの逆方向再生時に、バッファ領域に蓄積された復号化されたストリームデータを読み出して表示に供させることにより、滑らかな逆方向再生を可能とすることが開示されている。
特開2003−244641号公報
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、簡易な構成で、特に逆方向の可変速再生時に滑らかな動きの映像表示を行なうことを可能とする映像再生装置、映像再生方法及び映像再生処理用プログラムを提供することを目的とする。
この発明に係る映像再生装置は、フレーム内符号化処理が施された映像フレームを先頭とし、フレーム間予測符号化処理が施された複数の映像フレームを含み、それぞれが時間情報を有する所定数の映像フレームで構成される第1の映像単位毎に、情報記録媒体に記録されたストリームデータを再生するものを対象としている。そして、それぞれの第1の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから、次に続く第1の映像単位に含まれるフレーム内符号化映像フレームとそれを参照するフレーム間予測符号化映像フレームまでを、新たな第2の映像単位として管理することを示す管理ファイルを、情報記録媒体から読み出す読み出し手段と、読み出し手段で読み出された管理ファイルに基づいて、当該管理ファイルが示すそれぞれの第2の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから最後に存在するフレーム内符号化映像フレームまでの各映像フレームに、それぞれ時間情報の昇順にデコード処理を施すデコード手段と、デコード手段により各映像フレームにデコード処理が施された第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームのうち最後に存在するフレーム内符号化映像フレームを破棄する破棄手段と、破棄手段によって最後に存在するフレーム内符号化映像フレームの破棄された第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームを時間情報の降順に映像表示に供させる表示手段とを備えるようにしたものである。
また、この発明に係る映像再生方法は、フレーム内符号化処理が施された映像フレームを先頭とし、フレーム間予測符号化処理が施された複数の映像フレームを含み、それぞれが時間情報を有する所定数の映像フレームで構成される第1の映像単位毎に、情報記録媒体に記録されたストリームデータを再生する方法を対象としている。そして、それぞれの第1の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから、次に続く第1の映像単位に含まれるフレーム内符号化映像フレームとそれを参照するフレーム間予測符号化映像フレームまでを、新たな第2の映像単位として管理することを示す管理ファイルを、情報記録媒体から読み出す第1の工程と、第1の工程で読み出された管理ファイルに基づいて、当該管理ファイルが示すそれぞれの第2の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから最後に存在するフレーム内符号化映像フレームまでの各映像フレームに、それぞれ時間情報の昇順にデコード処理を施す第2の工程と、第2の工程により各映像フレームにデコード処理が施された第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームのうち最後に存在するフレーム内符号化映像フレームを破棄する第3の工程と、第3の工程によって最後に存在するフレーム内符号化映像フレームの破棄された第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームを時間情報の降順に映像表示に供させる第4の工程とを備えるようにしたものである。
さらに、この発明に係る映像再生処理用プログラムは、フレーム内符号化処理が施された映像フレームを先頭とし、フレーム間予測符号化処理が施された複数の映像フレームを含み、それぞれが時間情報を有する所定数の映像フレームで構成される第1の映像単位毎に、情報記録媒体に記録されたストリームデータを再生する処理をコンピュータに実行させるためのものを対象としている。そして、それぞれの第1の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから、次に続く第1の映像単位に含まれるフレーム内符号化映像フレームとそれを参照するフレーム間予測符号化映像フレームまでを、新たな第2の映像単位として管理することを示す管理ファイルを、情報記録媒体から読み出す処理をコンピュータに実行させるための読み出し手段と、読み出し手段で読み出された管理ファイルに基づいて、当該管理ファイルが示すそれぞれの第2の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから最後に存在するフレーム内符号化映像フレームまでの各映像フレームに、それぞれ時間情報の昇順にデコード処理を施す処理をコンピュータに実行させるためのデコード手段と、デコード手段により各映像フレームにデコード処理が施された第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームのうち最後に存在するフレーム内符号化映像フレームを破棄する処理をコンピュータに実行させるための破棄手段と、破棄手段によって最後に存在するフレーム内符号化映像フレームの破棄された第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームを時間情報の降順に映像表示に供させる処理をコンピュータに実行させるための表示手段とを備えるようにしたものである。
上記した発明によれば、それぞれの第2の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから最後に存在するフレーム内符号化映像フレームまでの各映像フレームに時間情報の昇順にデコード処理を施し、各映像フレームのうち最後に存在するフレーム内符号化映像フレームの破棄された第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームを時間情報の降順に映像表示に供させるようにしたので、簡易な構成で、特に逆方向の可変速再生時に滑らかな動きの映像表示を行なうことが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明する映像再生装置11の概略を示している。すなわち、HDD(hard disk drive)12によりハードディスク12aから読み出されたストリームデータは、分離処理部13に供給されて映像信号と音声信号とに分離される。
このうち、映像信号は、デコーダ部14に供給されてMPEGデコード処理が施された後、信号処理部15に供給されて所定のデジタル信号処理が施される。そして、信号処理部15から出力された映像信号は、グラフィック処理部16に供給されて所定のOSD(on screen display)信号が重畳された後、映像出力端子17を介して外部の映像表示器18に供給されることにより、映像表示に供される。
また、上記分離処理部13で分離された音声信号は、信号処理部19に供給されて所定のデジタル信号処理が施される。そして、信号処理部19から出力された音声信号は、音声出力端子20を介して外部のスピーカ21に供給されることにより、音声再生に供される。
ここで、この映像再生装置11は、上記した再生動作を含むその全ての動作を制御部22によって統括的に制御されている。この制御部22は、CPU(central processing unit)22aを内蔵しており、映像再生装置11の本体に設置された操作部23から得られる操作情報、または、リモートコントローラ24から送出され受光部25で受信した操作情報を受けて、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部22は、主として、メモリ部22bを利用している。そのメモリ部22bは、CPU22aが実行する制御プログラムを格納したROM(read only memory)と、該CPU22aに作業エリアを提供するRAM(random access memory)と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを有している。
また、上記制御部22は、デコーダ制御部22cを有している。このデコーダ制御部22cは、ユーザの操作により、ハードディスク12aに記録されている映像信号の順方向または逆方向への可変速再生が要求されたときに、滑らかな動きの映像表示を行なえるように、デコーダ部14の処理を制御する機能を有する。
すなわち、ユーザにより順方向または逆方向の再生が要求されたとき、制御部22は、まず、HDD12によりハードディスク12aからインデックスファイルを読み出させ、ユーザに指定された映像の時間情報であるPTS(presentation time stamp)が含まれるGOPを、インデックスファイルから検索する。
その後、制御部22は、PTSが含まれるGOPに対応したストリームデータを、HDD12に読み出させてメモリ部22bに格納させる。また、制御部22は、メモリ部22bに格納したストリームデータを、予め設定されたたサイズ単位に、デコーダ部14に転送させる。
次に、制御部22は、デコーダ部14から定期的にフレームデータを読み出させ、PTSの昇順にメモリ部22bに格納する。そして、制御部22は、GOP単位にフレームデータを管理し、GOPを構成するフレームデータが全てメモリ部22bに格納できた段階で、要求されている再生動作に応じて次のような処理が行なわれる。
すなわち、順方向再生が要求されているときには、PTSの昇順にメモリ部22bからフレームデータを読み出し、映像表示器18での映像表示に供させる。また、逆方向再生が要求されているときには、PTSの降順にメモリ部22bからフレームデータを読み出し、映像表示器18での映像表示に供させる。
ここで、上記インデックスファイルを作成する理由について説明する。すなわち、ストリームデータがMPEG2で圧縮符号化されている場合、逆方向再生を実現するためにはGOP単位にデコード処理を行ない、そのデコード処理結果として得られるYUVデータ(フレームデータ)をPTSの降順となるように入れ替えて再生する必要がある。
そこで、GOP単位にストリームデータをアクセスできるようにインデックスファイルが必要となっている。インデックスファイルは、別アプリケーションにてストリームデータを記録するため、再生開始時に作成され、処理終了時に削除される。インデックスファイルには、PTS値をキーにストリームデータをアクセスできるように、図2に示すような構造体で定義されるデータを1レコードとし、PTSの昇順にシーケンシャルにデータを書き込み作成する。
図3は、ストリームデータとデコード処理後のフレーム構成との関係を示している。すなわち、フレーム間予測符号化されたストリームデータをデコードすることで、ストリームデータ上のフレームの順序がどのように入れ替わるのか示したものである。ストリームデータのGOP30を構成するIフレーム31及びBフレーム32は、デコード処理後、Bフレーム32及びIフレーム31の順にデコーダ部14から出力される。また、Bフレーム32は、両方向予測で符号化されているため、前方のGOPのフレームデータを参照する。
すなわち、図3の例では、ストリームデータを構成するGOPの先頭から2〜3番目のフレームであるBフレームは、前のGOPのPフレームのデータを参照しデコードされることになる。このため、GOPの先頭のヘッダをGOP境界とすることはできず、BフレームがデコードできるようにGOPの境界をMPEG2の規格とは異なる形で管理する。
具体的には、インデックスファイルを作成する際に、図4に示すように、次のGOP43のIフレーム44とBフレーム45,46とを含めて1GOP42として管理できるように作成する。
図4では、図3で示したフレーム間予測符号化で決められたGOPと、この実施の形態でインデックスファイルが扱うGOPとの構成を説明している。ストリームファイルの上のGOPは、GOP41、GOP42のように構成されているが、この実施の形態では、インデックスファイルを作成する際、デコード処理後のフレーム構成が1つのGOPとして管理できるように作成する。
そこで、GOP42を構成するフレームデータに、Iフレーム44とBフレーム45,46とを加え、GOP42として管理する。これにより、Iフレーム44とBフレーム45,46とは、GOP43と重複させてインデックスファイルを作成する。
なお、記録時に、Pフレームの生成時点でMPEG2エンコーダがシーンチェンジとして検出した場合、PフレームがIフレームに変わっていることがある。この場合、インデックスファイルを作成する際に、GOPを構成するフレーム数がなるべく小さくなるように分割する。このため、シーンチェンジによりPフレームがIフレームに変わった場合、GOPの開始と判断し、別なGOP単位として分割し1レコードのデータを作成する。
次に、インデックスファイルを作成する際のストリームファイルのエラーチェックは、ペイロードサイズ以外は行なわない。また、ファイルオープンエラーを検出した場合は異常終了する。ペイロードサイズが0の場合、ストリームファイルの終了と判断し、インデックスファイルの作成を終える。このため、そのフレーム以降にストリームデータが存在してもストリームデータ送信の処理手順により再生されない。
また、再生方向に合わせてストリームデータのメモリ部22bからデコーダ部14への送信手順が切り替えられている。順方向再生では、ファイルの先頭から順次読み出し、デコーダ部14へ送信する。読み出し位置は、ストリームファイルのオフセットにより管理している。ファイルのEOF及びペイロードサイズが0の場合、ファイルの先頭から読み出すようにファイルのオフセット管理情報を初期化する。
逆方向再生では、インデックスファイルの最後の記録情報から読み出し、記録データのGOP開始ファイルオフセットから順方向にデータを読み出して、デコーダ部14へ送信する。記録データのGOP終了ファイルオフセットと送信データのオフセットとが、データの送信後、一致したならば、次のGOPを読み出すためにインデックスファイルからオフセットの降順に次のレコードデータを読み出し、ストリームデータの送信が繰り返される。
インデックスファイルのオフセット=0のデータを読み出したことにより、ファイルのオフセット管理情報を初期化する。また、逆方向のデータ送信時にGOPの先頭から2〜3番を構成しているBフレームは、前のGOPのデコードのフレームと重なるため、ファイルオフセットのみ計算し、データ送信は行なわない。
図5は、デコーダ部14が出力するフレームデータのPTS順序と、映像表示器18に転送する順番を示している。フレーム間予測符号化されたフレームは、PTSの昇順にデータをデコードしなければ、復号化することができない。そこで、フレーム間予測符号化されていないIフレーム51,52を起点にデコード処理を開始する。
逆方向再生する際には、GOP単位の降順でデコーダ部14に書き込む。GOPを構成するIフレーム51からBフレーム52、Iフレーム53は、フレームのデコード順序に示すように、PTSの昇順でデコーダ部14から出力される。
次に、GOPの先頭フレームであるIフレーム54がデコード部14から出力された際には、重複してデコードされるIフレーム53は破棄される。映像表示部18に転送する順序としては、PTSの降順に示すように、Bフレーム52からIフレーム51の順に転送する。
図6は、制御部22がデコーダ部14の出力するフレームデータ毎にPTSを比較しながらGOP60の境界を判定し、映像表示器18に転送させることを示している。すなわち、制御部22は、GOPの先頭フレームであるIフレーム61,63,64のPTSが降順であることを判定しGOPの境界を検出する。図6では、デコーダ部14が出力したIフレーム61を映像表示器18に転送し、Iフレーム64がデコーダ部14から検出されたことにより、フレームの転送順番で示される順に映像表示器18にフレームデータを転送することを示している。
逆方向再生を実現するために、デコーダ部14から出力されるフレームデータをGOP単位にPTSの昇順にメモリ部22bに保持し、再生時にGOP単位にPTSの降順にメモリ部22bから信号処理部15に送信する。メモリ部22bのフレームデータの保持領域は、フレームワークで指定するメモリエリア上に初期化時に確保する。
また、メモリ部22bの容量としては、GOPを構成するフレーム数の最大値+2フレーム分が最低必要となる。2フレーム分とは、3つのGOPのデータを管理することにより、GOPの境界を検出している。内訳は、現在表示しているGOPの最終フレーム、GOPの境界を判定するための次のGOPの最初のフレームである。
フレームの管理は、フレームワークが提供している関数から渡されるポインタを管理する。管理は、3GOP分のポインタを管理するキューとキューオーバーフロー用の変数により行なわれる。再生方向に応じて、キューイングとデキューの処理手順を変えている。順方向再生は、3GOP分のキューを1つのリングバッファとして管理する。リードポインタ及びライトポインタは、両方ともPTSに対して昇順に制御する。アンダーフロー検出は、キューとして2フレーム分となった段階で検出する。
逆方向再生は、3つのバッファを独立して管理する。3つのバッファは、それぞれのバッファを独立したリングバッファとして管理する。また、3つのバッファ間は、PTSの降順にリングとして管理する。1つのバッファは、PTSの昇順にライトポインタを管理し、PTSの降順にリードポインタを管理する。このため、同一のGOPでリードとライトとが競合しないように、3つGOPを管理する。
次にキューイング手順は、GOP内は、PTSが昇順であることを確認し、キューイングする。GOPの境界判定は、PTS値が降順に変わったことにより判定する。また、GOPの境界で同じフレームをデコードするようにデータを送信するため、GOPの境界が判断された時点で、GOPの最後にデコードされたIフレームをデキューし破棄する。この廃棄対象フレームは、PTS含めた判定を行なわず、IP(interlace progressive)変換の有無に合わせて、1または2フレームとする。また、キューイング条件に合わないフレームも、すべて破棄する。
以下、この実施の形態における処理動作について詳細に説明する。制御部22は、逆方向再生が指示されるとHDD12を介してハードディスク12aから、図4に示すGOP42,43単位にファイルオフセットを示すインデックスファイルを読み出し、GOP43のIフレーム44に対応するストリームデータをデコーダ部14に転送する。
ただし、制御部22は、ストリームデータの読み出し時に、GOP間で重複するBフレーム45,46のストリームデータは、デコーダ部14に転送しない。デコーダ部14が出力するフレームデータは、図5に示したフレームデコード順序の通りにIフレーム51から53までデコードされたものである。
その後、制御部22が、GOP単位に降順でストリームデータを読み出すフレームデータを変えることで、Iフレーム54がデコードされ、制御部22はIフレーム54に付与されているPTSがIフレーム51より小さいことにより、GOP50が揃ったと判断するとともに、Iフレーム53を破棄する。
次に、制御部22は、図6のフレームの転送順番に示すように、PTSの降順にBフレーム52から映像表示器18に転送を開始する。その後、制御部22は、図6に示すように表示中のIフレーム61と、デコード中のGOPのIフレーム63からBフレーム62までと、Iフレーム64とをメモリ部22bに記憶する。
その後、制御部22は、GOP60の境界であるIフレーム64がデコードされたことにより、Bフレーム62から映像表示器18に転送を開始する。制御部22は、メモリ部22bに記憶したフレームデータを、映像表示器18のリフレッシュレートに合わせて、PTSの降順に転送し、以後、前記手順を繰り返すことで、スムーズな1倍速の逆方向再生が実現できる。
また、この実施の形態では、実時間よりも高速にデコードできるデコード部14を使うことで、1倍速からデコーダの能力に応じて任意の高速再生が可能となるとともに、転送速度を落とすことでスロー再生が可能となる。
さらに、映像表示後のフレームデータをGOP60単位で残しておくことにより、再生方向を切り替えた際に、切り替え後のフレームデータがデコード処理を待たずに転送できるため、次に表示するフレームデータの表示タイミングを制御することにより、瞬時に、速度や方向の変換後の再生や、一時停止後の再生を、ユーザの要望に応じて行なうことが可能となる。
また、この実施の形態では、順方向再生に対して、重複してデコード処理しなければならないフレームがIフレーム1枚分のデータとなるため、順方向再生と同等なスムーズな逆方向高速再生、あるいは、再生方向切り替え時の操作性向上が実現できる。
図7は、上記した可変速再生処理動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、可変速再生が要求され、処理が開始(ステップS7a)されると、制御部22は、ステップS7bで、再生方向が順方向として初期化処理を行なうとともに、デコーダ部14を起動し、ステップS7cで、ストリームデータをデコーダ部14に転送する処理を開始する。
その後、制御部22は、ステップS7dで、ユーザが行なった可変速再生に関する操作内容を判別し、終了操作が行なわれたと判断された場合、可変速再生処理を終了(ステップS7g)する。
また、上記ステップS7dで可変速再生の開始操作が行なわれたと判断された場合、制御部22は、ステップS7eで、デコード処理後のデータの再生処理を実行し、ステップS7cの処理に移行される。さらに、上記ステップS7dで再生方向の切り替え操作が行なわれたと判断された場合、制御部22は、ステップS7fで、再生方向の切り替え処理を実行し、ステップS7eの処理に移行される。
図8は、上記ステップS7cにおけるストリームデータ転送処理動作の一例をまとめたフローチャートを示している。すなわち、ストリームデータの転送が要求され、処理が開始(ステップS8a)されると、制御部22は、ステップS8bで、再生方向が順方向であるか逆方向であるかを判別する。
再生方向が順方向であると判断された場合、制御部22は、ステップS8cで、インデックスファイルの先頭からPTSをキーとして検索し、ストリームデータのオフセットを読み出す。また、再生方向が逆方向であると判断された場合、制御部22は、ステップS8dで、インデックスファイルの最後からPTSをキーとして検索し、ストリームデータのオフセットを読み出す。
そして、上記ステップS8cまたはステップS8dの後、制御部22は、ステップS8eで、ストリームデータの読み出しを実行し、ステップS8fで、ストリームデータが読み出せたか否かを判別する。ストリームデータが読み出せないと判断された場合(NO)、制御部22は、ストリームデータの転送処理を終了(ステップS8j)する。
また、上記ステップS8fでストリームデータが読み出せたと判断された場合(YES)、制御部22は、ステップS8gで、読み出したストリームデータがGOPのヘッダに続く2,3番目のBフレーム以外か否かを判別する。そして、読み出したストリームデータがGOPのヘッダに続く2,3番目のBフレームであると判断された場合(NO)、制御部22は、ステップS8eの処理に移行される。
一方、上記ステップS8gで読み出したストリームデータがGOPのヘッダに続く2,3番目のBフレーム以外であると判断された場合(YES)、制御部22は、ステップS8hで、読み出したストリームデータをデコーダ部14に転送し、ステップS8iで、次のストリームデータのオフセットを算出して、ステップS8eの処理に移行される。
図9は、上記ステップS8iにおける次のストリームデータのオフセット算出処理動作の一例をまとめたフローチャートを示している。すなわち、次のストリームデータのオフセット算出が要求され、処理が開始(ステップS9a)されると、制御部22は、ステップS9bで、再生方向が順方向であるか逆方向であるかを判別する。
再生方向が順方向であると判断された場合、制御部22は、ステップS9cで、ストリームデータサイズをファイルオフセットに加算して、次のストリームデータのオフセット算出処理を終了(ステップS9f)する。
また、再生方向が逆方向であると判断された場合、制御部22は、ステップS9dで、2回目のIフレームから2,3番目のBフレームを読み出したか否かを判別し、読み出していないと判断された場合(NO)、ステップS9cの処理に移行される。
さらに、上記ステップS9dで2回目のIフレームから2,3番目のBフレームを読み出したと判断された場合(YES)、制御部22は、ステップS9eで、インデックスファイルのオフセットから1レコード分のサイズを減算するとともに、インデックスファイルを読み出しGOPのファイルオフセットを読み出して、次のストリームデータのオフセット算出処理を終了(ステップS9f)する。
図10は、上記ステップS7eにおけるデコードデータの再生処理動作の一例をまとめたフローチャートを示している。すなわち、デコードデータの再生が要求され、処理が開始(ステップS10a)されると、制御部22は、ステップS10bで、デコーダ部14からの出力データを取り込み、ステップS10cで、デコードデータにキューイング処理を施す。
その後、制御部22は、ステップS10dで、再生方向が順方向であるか逆方向であるかを判別し、順方向であると判断された場合、ステップS10eで、デコードデータをPTS値の順方向でデキューする。
また、上記ステップS10dで再生方向が逆方向であると判断された場合、制御部22は、ステップS10fで、1GOP+1フレーム分のデータが揃ったか否かを判別する。そして、揃っていないと判断された場合(NO)、制御部22は、デコードデータの再生処理を終了(ステップS10i)し、揃ったと判断された場合(YES)、ステップS10gで、デコードデータをGOPの最後のフレームからデキューする。
上記したステップS10eまたはステップS10gの後、制御部22は、ステップS10hで、フレームデータを信号処理部15及びグラフィック処理部16を介して映像表示器18に出力して映像表示させ、デコードデータの再生処理を終了(ステップS10i)する。
図11は、上記したステップS10cにおけるデコードデータのキューイング処理動作の一例をまとめたフローチャートを示している。すなわち、デコードデータのキューイング処理が要求され、処理が開始(ステップS11a)されると、制御部22は、ステップS11bで、前回のPTSの値よりも今回のPTSの値の方が大きいか否かを判別し、大きいと判断された場合(YES)、ステップS11cで、デコードデータをキューイング処理して、デコードデータのキューイング処理を終了(ステップS11f)する。
また、上記ステップS11bで前回のPTSの値よりも今回のPTSの値の方が大きくないと判断された場合(NO)、制御部22は、ステップS11dで、再生方向とGOP内のフレーム数が揃ったか否かを判別し、再生方向が逆方向でかつGOP内のフレーム数が揃ったと判断された場合、ステップS11cの処理に移行される。
さらに、上記ステップS11dで再生方向が逆方向でかつGOP内のフレーム数が不足していると判断された場合、制御部22は、ステップS11eで、GOPデータが揃ったと判定し、デコードデータのキューイング処理を終了(ステップS11f)する。
図12は、上記ステップS7fにおける再生方向の切り替え処理動作の一例をまとめたフローチャートを示している。すなわち、再生方向の切り替え処理が要求され、処理が開始(ステップS12a)されると、制御部22は、ステップS12bで、再生方向の切り替えが要求される前に最後に得られたPTSの値を記憶し、全てのデータを廃棄する。
その後、制御部22は、ステップS12cで、再生方向を反転させ、ステップS12dで、再生方向が順方向であるか逆方向であるかを判別する。再生方向が順方向であると判断された場合、制御部22は、ステップS12eで、ストリーム転送処理のファイルオフセット値を順方向で算出し、再生方向が逆方向であると判断された場合、ステップS12fで、ストリーム転送処理のファイルオフセット値を逆方向で算出する。
そして、上記ステップS12eまたはステップS12fの後、制御部22は、ステップS12gで、デコーダ部14からデータを取り込み、ステップS12hで、PTS値と再生方向とを判定する。
ここで、再生方向が順方向のときPTS値が大きく再生方向が逆方向のときPTS値が小さいと判断された場合、制御部22は、ステップS12iで、デコードデータをキューイング処理し、その他と判断された場合、ステップS12gの処理に移行する。
そして、上記ステップS12iの後、制御部22は、ステップS12jで、再生方向に合わせて規定数のデータが揃ったか否かを判別し、不足していると判断された場合(NO)、ステップS12gの処理に移行され、揃ったと判断された場合(YES)、再生方向の切り替え処理を終了(ステップS12k)する。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
この発明の実施の形態を示すもので、映像再生装置の概略を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における映像再生装置がGOP単位にストリームデータをアクセスするインデックスファイルを説明するために示す図。 同実施の形態における映像再生装置のデコード処理後のフレーム構成を説明するために示す図。 同実施の形態における映像再生装置のインデックスファイルが扱うGOPを説明するために示す図。 同実施の形態における映像再生装置のデコードデータのPTS順序と映像表示器への転送順番とを説明するために示す図。 同実施の形態における映像再生装置のデコードデータ毎にGOP境界を判定し映像表示器に転送させることを説明するために示す図。 同実施の形態における映像再生装置が行なう可変速再生処理動作を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態における映像再生装置が行なうストリームデータ転送処理動作を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態における映像再生装置が行なうストリームデータのオフセット算出処理動作を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態における映像再生装置が行なうデコードデータの再生処理動作を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態における映像再生装置が行なうデコードデータのキューイング処理動作を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態における映像再生装置が行なう再生方向の切り替え処理動作を説明するために示すフローチャート。
符号の説明
11…映像再生装置、12…HDD、12a…ハードディスク、13…分離処理部、14…デコーダ部、15…信号処理部、16…グラフィック処理部、17…映像出力端子、18…映像表示器、19…信号処理部、20…音声出力端子、21…スピーカ、22…制御部、22a…CPU、22b…メモリ部、22c…デコーダ制御部、23…操作部、24…リモートコントローラ、25…受光部、30…GOP、31…Iフレーム、32…Bフレーム、40…GOP、41…GOP、42…GOP、43…GOP、44…Iフレーム、45…Bフレーム、46…Bフレーム、50…GOP、51…Iフレーム、52…Bフレーム、53…Iフレーム、54…Iフレーム、60…GOP、61…Iフレーム、62…Bフレーム、63…Iフレーム、64…Iフレーム、65…Bフレーム。

Claims (12)

  1. フレーム内符号化処理が施された映像フレームを先頭とし、フレーム間予測符号化処理が施された複数の映像フレームを含み、それぞれが時間情報を有する所定数の映像フレームで構成される第1の映像単位毎に、情報記録媒体に記録されたストリームデータを再生する映像再生装置であって、
    それぞれの前記第1の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから、次に続く第1の映像単位に含まれるフレーム内符号化映像フレームとそれを参照するフレーム間予測符号化映像フレームまでを、新たな第2の映像単位として管理することを示す管理ファイルを、前記情報記録媒体から読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段で読み出された管理ファイルに基づいて、当該管理ファイルが示すそれぞれの前記第2の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから最後に存在するフレーム内符号化映像フレームまでの各映像フレームに、それぞれ時間情報の昇順にデコード処理を施すデコード手段と、
    前記デコード手段により各映像フレームにデコード処理が施された前記第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームのうち最後に存在するフレーム内符号化映像フレームを破棄する破棄手段と、
    前記破棄手段によって最後に存在するフレーム内符号化映像フレームの破棄された前記第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームを時間情報の降順に映像表示に供させる表示手段とを具備することを特徴とする映像再生装置。
  2. 前記表示手段は、前記破棄手段によって最後に存在するフレーム内符号化映像フレームの破棄された前記第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームを時間情報の昇順にメモリに記憶させ、当該メモリから各映像フレームを時間情報の降順に読み出して映像表示に供させることを特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  3. 前記表示手段は、前記メモリから各映像フレームを時間情報の降順及び昇順に選択的に読み出して映像表示に供させることを特徴とする請求項2記載の映像再生装置。
  4. 前記情報記録媒体に記録されたストリームデータは、MPEG規格に準拠した高能率圧縮符号化処理が施されたものであることを特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  5. 前記フレーム内符号化処理が施された映像フレームはIフレームであり、前記フレーム間予測符号化処理が施された映像フレームはPフレーム及びBフレームであることを特徴とする請求項4記載の映像再生装置。
  6. 前記第1の映像単位は、先頭に1枚のIフレームが配され、その後に、2枚のBフレームと1枚のPフレームとが交互に配されるGOPであり、
    前記第2の映像単位は、前記第1の映像単位を構成する各映像フレームと、その第1の映像単位の次に続く第1の映像単位に含まれる1枚のIフレーム及びそれに続く2枚のBフレームとで構成されるGOPであることを特徴とする請求項5記載の映像再生装置。
  7. フレーム内符号化処理が施された映像フレームを先頭とし、フレーム間予測符号化処理が施された複数の映像フレームを含み、それぞれが時間情報を有する所定数の映像フレームで構成される第1の映像単位毎に、情報記録媒体に記録されたストリームデータを再生する映像再生方法であって、
    それぞれの前記第1の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから、次に続く第1の映像単位に含まれるフレーム内符号化映像フレームとそれを参照するフレーム間予測符号化映像フレームまでを、新たな第2の映像単位として管理することを示す管理ファイルを、前記情報記録媒体から読み出す第1の工程と、
    前記第1の工程で読み出された管理ファイルに基づいて、当該管理ファイルが示すそれぞれの前記第2の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから最後に存在するフレーム内符号化映像フレームまでの各映像フレームに、それぞれ時間情報の昇順にデコード処理を施す第2の工程と、
    前記第2の工程により各映像フレームにデコード処理が施された前記第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームのうち最後に存在するフレーム内符号化映像フレームを破棄する第3の工程と、
    前記第3の工程によって最後に存在するフレーム内符号化映像フレームの破棄された前記第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームを時間情報の降順に映像表示に供させる第4の工程とを具備することを特徴とする映像再生方法。
  8. 前記第4の工程は、前記第3の工程によって最後に存在するフレーム内符号化映像フレームの破棄された前記第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームを時間情報の昇順にメモリに記憶させ、当該メモリから各映像フレームを時間情報の降順に読み出して映像表示に供させることを特徴とする請求項7記載の映像再生方法。
  9. 前記第4の工程は、前記メモリから各映像フレームを時間情報の降順及び昇順に選択的に読み出して映像表示に供させることを特徴とする請求項8記載の映像再生方法。
  10. フレーム内符号化処理が施された映像フレームを先頭とし、フレーム間予測符号化処理が施された複数の映像フレームを含み、それぞれが時間情報を有する所定数の映像フレームで構成される第1の映像単位毎に、情報記録媒体に記録されたストリームデータを再生する処理をコンピュータに実行させるための映像再生処理用プログラムであって、
    それぞれの前記第1の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから、次に続く第1の映像単位に含まれるフレーム内符号化映像フレームとそれを参照するフレーム間予測符号化映像フレームまでを、新たな第2の映像単位として管理することを示す管理ファイルを、前記情報記録媒体から読み出す処理を前記コンピュータに実行させるための読み出し手段と、
    前記読み出し手段で読み出された管理ファイルに基づいて、当該管理ファイルが示すそれぞれの前記第2の映像単位について、その先頭に存在するフレーム内符号化映像フレームから最後に存在するフレーム内符号化映像フレームまでの各映像フレームに、それぞれ時間情報の昇順にデコード処理を施す処理を前記コンピュータに実行させるためのデコード手段と、
    前記デコード手段により各映像フレームにデコード処理が施された前記第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームのうち最後に存在するフレーム内符号化映像フレームを破棄する処理を前記コンピュータに実行させるための破棄手段と、
    前記破棄手段によって最後に存在するフレーム内符号化映像フレームの破棄された前記第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームを時間情報の降順に映像表示に供させる処理を前記コンピュータに実行させるための表示手段とを具備することを特徴とする映像再生処理用プログラム。
  11. 前記表示手段は、前記破棄手段によって最後に存在するフレーム内符号化映像フレームの破棄された前記第2の映像単位それぞれについて、各映像フレームを時間情報の昇順にメモリに記憶させ、当該メモリから各映像フレームを時間情報の降順に読み出して映像表示に供させる処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項10記載の映像再生処理用プログラム。
  12. 前記表示手段は、前記メモリから各映像フレームを時間情報の降順及び昇順に選択的に読み出して映像表示に供させる処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項11記載の映像再生処理用プログラム。
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