JP2009110509A - プロセッサハードウェアフィードバックメカニズムを用いた最適プロセッサ性能レベルを選択するためのシステムおよび方法 - Google Patents

プロセッサハードウェアフィードバックメカニズムを用いた最適プロセッサ性能レベルを選択するためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009110509A
JP2009110509A JP2008248759A JP2008248759A JP2009110509A JP 2009110509 A JP2009110509 A JP 2009110509A JP 2008248759 A JP2008248759 A JP 2008248759A JP 2008248759 A JP2008248759 A JP 2008248759A JP 2009110509 A JP2009110509 A JP 2009110509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processor
state
machine
target
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008248759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4954957B2 (ja
Inventor
Russell J Fenger
ジェイ フェンジャー ラッセル
Anil Aggarwal
アガーワル アニル
Shiv Kaushik
カウシク シヴ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Intel Corp
Original Assignee
Intel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Intel Corp filed Critical Intel Corp
Publication of JP2009110509A publication Critical patent/JP2009110509A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4954957B2 publication Critical patent/JP4954957B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/3243Power saving in microcontroller unit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】最適プロセッサ周波数を選び、電力を減少させるための、ハードウェアフィードバックを使用した適応型パワーマネジメントに関するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】最適プロセッサ周波数を選択し消費電力を低下させるためのハードウェアフィードバックを使用した適応パワーマネジメントであって、ハードウェアフィードバックおよびプロセッサストール状態挙動に基づいてプロセッサ周波数および消費電力の使用を最適化する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施例は、プラットフォームのパワーマネジメントに関する。特にハードウェアフィードバックを用い、適応化したパワーマネジメントの方策に関する。
プラットフォームのパワーマネジメントには、さまざまな手法が存在する。既存の手法としては、プロセッサ利用に基づいてプロセッサ周波数を調整することである。適応型パワーマネージメントポリシーを用いたコンピュータシステムにおいて、プロセッサ性能状態(P−State)は要求に基づいて調整される。プロセッサの利用が減少するにつれて、プロセッサは電源を節約するために、状態をより低い性能に移行する。プロセッサ利用が増加するにつれて、プロセッサはパフォーマンス状態を高くして、より電力を消費する。多くのオペレーティングシステムにおいて、目標パフォーマンスレベル(P−Stateの選択)は、プロセッサ利用度および有効なP−Stateの組合せに基づく。有効なP−Stateは、IA32_APERFおよびIA32_MPERFマシンステータスレジスタ(MSR)を用いたGV3ハードウェアフィードバックによって定まる。IA32_APERF/IA32_MPERF比率(GV3ハードウェアフィードバックにおいて返される)は、コアが動作しているとき(C0 C−状態)の実際のクロック周波数を最大のクロック周波数で割ることによって、直近の計測期間の有効なP−Stateを提供する。
たとえばインテル社から入手可能な大部分のプロセッサにおいて、P−Stateは、プロセッサの多数のコアの中で調整される。1つのコアが100%ビジーで、最も高い周波数での動作を選ぶ場合、同じプロセッサの他のコアは同様に高い周波数で動作する。コアは協調しているので、有効なコアの周波数を見つけるために、すなわち単に直近のP−Stateを用いるのではなく、より正確な新しいP−Stateを選択するために、IA32_APERFおよびIA32_MPERF MSRsによって提供されるGCVハードウェアフィードバックが加えられる。
本発明の実施例は、最適プロセッサ周波数を選び、電力を減少させるための、ハードウェアフィードバックを使用した適応型パワーマネジメントに関するシステム及び方法を開示する。少なくとも一つの実施例において、本発明は、プロセッサストール状態の挙動のために調整されたハードウェアフィードバックに基づき、プロセッサ周波数を最適化するとともに電力使用を減少させることを目的とする。プロセッサが、メモリアクセス、バスの挙動等によりストール状態になる場合、フィードバックはより低くなる。すなわち、MPERFとAPERFとの比率はより小さくなる。これは、OS(オペレーティングシステム)がプロセッサのために、小さいP−Stateを選ぶ結果となる。それは、パフォーマンスにほとんど影響を与えることなく、さらなる省電力化がなされる。いくつかの実施例では、P−Stateは、回路内、ファームウェアまたはOSの外部の他のサービスによってアップデートされる。本発明の実施例は、いかなるタイプのストール状態にも利用できる。このとき、プロセッサは、低下したパフォーマンス状態であっても、ワークロードのパフォーマンスにほとんどまたは全く影響を与えずに動作できる。
明細書において、本発明の「一実施例」という語は、実施例と関連して記載されている特定の特色、構造または特徴が、本発明の少なくとも一つの実施例に含まれることを意味する。したがって、明細書の全体にわたってさまざまな場所に記載されている「一実施例において」という語は、必ずしも同じ実施例を指しているというわけではない。
特定の構成および細部の説明は、本発明の完全な理解を提供するために記載される。なお、具体的な詳細な説明を要さずして、本発明の実施例は、当業者によって実施できることは明らかである。さらに、周知の特徴は、本発明を不明瞭にしないために、省略しまたは単純化して説明する。さまざまな実施例が、本明細書の全体にわたって記載されている。これらは、本発明の特定実施例の説明のためだけである。本発明の範囲は、記載された実例に限定されない。
本願明細書において、改良された適応パワーマネジメントシステム及び方法が開示される。発明者による最初の実験は、100%ビジーのプロセッサにおいて、プロセッサストール状態の間、目標P−Stateの選択を周期的に減少させると、無視できる程度のパフォーマンス低下でもって、追加的な省力化がもたらされることが示された。目標P−State選択はGV3ハードウェアフィードバックの機能であるが、本発明の実施例では、プロセッサストール状態挙動に基づいてGV3ハードウェアフィードバックを調整することによって、最小のオペレーティングシステムのオーバーヘッドのみで最適目標P−State選択を達成できるように設計した。プロセッサストール状態挙動に基づいてGV3ハードウェアフィードバックを調整するための二つの選択的アプローチを以下説明する。第1の手法は、プロセッサストール状態の挙動に基づく調整されたカウント値を返すようIA32_APERFを変更する手法である。これにより、小さい比率の値をGV3ハードウェアフィードバックが返すことになる。第2の手法は、新しいMSRまたはカウンタを使用してGV3ハードウェアフィードバックを調整する手法である。これにより、プロセッサストール状態の挙動に基づくIA32_APERF/IA32_MPERF比率が調整される。他の選択肢としては、これらの2つの手法を統合して行うことである。
説明の便宜上、MSRの使用法に関して少し触れる。IA32_APERF MSR(以下「APERF」)は実際のプロセッサ周波数を計測する。そして、IA32_MPERF(以下「MPERF」)には最大周波数が格納される。例えば、2GHzの最大周波数を有するプラットフォームに、P−State選択に基づいて、ある時刻におけるプロセッサの実際の周波数が1GHzである場合、MPERFに対するAPERFの比率(IA32_APERF/IA32_MPERF)は50%になる。
本発明の実施例は、ストール状態の挙動に基づくP−Stateを検査するに際し、OSまたは他の制御ロジックから見えるAPERFの値を変える。すなわち、APERFは、ストールの挙動に基づいて、調整された戻り値を返す。この点については以下に詳述する。APERF比率の戻り値を調整することによって、OSから見えるAPERF/MPERFも同様に変わる。既存のシステムにおいて、プロセッサが100%ビジーに見える場合、ストールが90%発生する場合であっても、プロセッサは最大周波数(最高のP−State)で動作を続ける。
あるオペレーティングシステムにおいて、OSは、100msごとにカウンタを検査して、これに基づいてP−Stateを調整する。他のOSは、異なる時間感覚でP−Stateの更新を行う。このように、本発明の実施例は、処理量利用(ビジー%)およびストール状態挙動の組合せに基づいて、P−Stateの選択値を変える。ところが、既存のシステムは、P−Stateを選ぶために、ストール状態により調整済みのAPERF/MPERF比率を使用しない。
P−State検査の間は、プロセッサが最高周波数で動作するため、ほとんどストール状態が発生しない。
図1には、本発明の一実施例による最適プロセッサ性能レベルを選ぶ例示的な方法が示されている。方法100によってP−Stateはアップデートされることを示している。ブロック101において、ある期間の有効なP−Stateが検知される。これは、マシン状態レジスタ(MSR:Machine State Registers)IA32_APERF(APERF)およびIA32_MPERF(MPERF)値を用いてなされる。APERFは(プロセッサストール状態のために調整された)実際の周波数コア比を計数する、そして、MPERFは最大周波数コア比を計数する。有効なP−Stateは、APERF/MPERF比率により算出される。マシン状態レジスタ(MSR)IA32_APERFおよびIA32_MPERFが使われる一方、本発明の実施例では、MSRを利用する既存のOSにおいて、新しいバリエーションを有するMSRを使用する。本発明の実施形態では、APERFは、実際の周波数コア比を計数するが、プロセッサストール状態のために調整済みである。MPERFは、最大周波数コア比を計数する。有効なP−Stateは、修正されたAPERFをMPERF値によって割った比率から算出される。この計算値は既存のシステムで使用される計算値と比べて、プロセッサストール状態時間が考慮されるという点で異なっている。
目標のP−Stateは、ブロック103において決定される。P−Stateは、ビジー(%Busy)と有効なP−State(P−Stateeffective)との積で与えられる。ビジー(%Busy)は、アイドル状態を除く利用値である。ブロック105において、目標P−Stateが現在のP−Stateと異なっているかを判定する。それらが異なる場合、ブロック107においてP−Stateは切替えられる。この処理は、上で決定された値によって、論理プロセッサまたはコアに新規なP−Stateをセットすることによって実行される。P−Stateがセットされた後、APERFおよびMPERFもリセットされる。別の実施例においては、APERFおよびMPERF値は実際にリセットされず、APERFおよびMPERFの最新値は保存されて、それからMSRの最新のカウントから減算されるようにする。実際の実装は単に与えられた期間のカウンタの変化の比率が算出される結果となる。なお、算出の詳細はアーキテクチャまたは設計によって異なる。処理は、その後ブロック109に続く。
APERFが修正される実施例は既存のシステムと比して非常に良好なアーキテクチャ(IA)を提供する。そして、既存のオペレーティングシステム(OS)のように目標P−Stateを選択においてIA32_APERF/IA32_MPERF比率を使用するものと比べて、最小のオペレーティングシステムのオーバーヘッド増加に止まる。プロセッサストール状態に基づいてIA32_APERFを減らすことは、直接比率を減少させることになる。これは、適度なストール状態を伴う、より低い目標P−Stateを自動的に選ぶ結果となる。
他の実施例は、GV3ハードウェアフィードバックを調整するために用いるOSの付加的なカウンタの使用を必要とする。この実施例では、オペレーティングシステムのオーバーヘッドがより増加するが、より少ないプロセッサの変更で済むというトレードオフが存在する。
処理量パフォーマンスは、処理が完了するために必要とする時間に基づいて表してもよい。最も高いP−Stateで動作するのに必要とされる時間をTpoとし、目標P−Stateのときの処理時間をTtargetとする。パフォーマンスのロスPerflossは、下記数4のように表される。
Figure 2009110509
上記の値は、Ton−dieおよびToff−dieとしてオン・ダイとオフ・ダイの二つの値に分割することができる。下記の数5に示されるように、パフォーマンスロスは、目標P−Stateでの処理時間(T)と最大周波数P−State P0での処理時間との関連を使用して算出されてもよい。
Figure 2009110509
プロセッサストール状態の間の実行時間は変化しないため、すなわちストール状態時間は同じプロセッサ周波数のときは、変化しないため、現在のP−State(iによって表される)でのオフ・ダイのプロセッサタイムである数6は、目標のオフ・ダイの時間およびP0のオフ・ダイの時間と等しい。
Figure 2009110509
なお、オフ・ダイとは、プロセッサがストールして、何かが起こるのを待っていることを意味する。同様に、実行時間はプロセッサ周波数に依存するため、P−StateにおけるサイクルカウントC0すなわちC0(すなわちプロセッサの現在の実行状態)と、P0 P−StateにおけるサイクルカウントC0との間には、数7の式3.1および式3.2が成り立つ。
Figure 2009110509
現在のP−Stateで動作中のサイクルカウントを目標P−Stateで動作中のサイクルカウントで割った値は、現在のP−Stateでの周波数を目標P−Stateでの周波数で割った値と等しい。この比は、周波数の比と同じであるということである。しかし、一つは、実際の周波数C0サイクルでカウントしている。C0は、現在のP−Stateでカウントしており、最高のP−Stateでカウントするよりもカウントは遅くなる。
オン・ダイ(ストールなし)での動作処理における目標P−StateがP0(最大周波数)であり、オフ・ダイ(ストール時)での動作処理における目標P−Stateが例えばP3であるとき、下記数8の式4に示すように、ごくわずかなパフォーマンスロスでさらなる省力化達成され得る。
Figure 2009110509
パフォーマンスロスの値は、プロセッサのストールがどれくらい正確に発見できるか、およびどれくらい早くP−Stateの調整が行えるかに依存する。より正確なストール状態検出をする能力、および直接プロセッサに対するより頻繁なP−State調整は、最高のパフォーマンスを提供する。
新しいAPERF値を算出する1つの手法は、上記式(数8)に適応させることと、現在のサイクルカウント(C0)および最大周波数サイクルカウント(C0P0)を用いたサイクルカウントに式3.1および3.2を使用することである。これは、数9に示される。
Figure 2009110509
数9において、C0targetを求めると数10となる。
Figure 2009110509
off−die/Ton−dieをストールの比に置き換えると数11となる。
Figure 2009110509
上記数11の式において計算されるC0targetは、APERF値の新しい値を求める一つの手法を提示している。目標周波数の算出で、パフォーマンスロスの値として定数が用いられている点に留意する必要がある。本願明細書において、パフォーマンスロスがプロセッサで動いているアプリケーションに基づいてあらかじめ選択されることは、当業者にとって明らかである。実験における検討において、発明者は、上記の方程式で受け入れられる値として、5%のパフォーマンスロスの値を使用した。算出されたC0targetが、MSRの新しいAPERF値として返されるとしてもよい。この方程式の利用によって、APERFの値として既存のシステムで返される値より小さい値を返す結果となる。したがって、APERF/MPERF比率は、APERF値の調整によって、より小さい値となる。結果として小さい比率は低い周波数のP−Stateとなる。これにより省エネとなる。
ストールしたプロセッサは、アイドル状態のプロセッサとは別のC−Stateとなる点に留意する必要がある。アイドル状態のプロセッサは何もしていない。しかしながら、ストールしたプロセッサはビジーであり、ウエイト状態であるプロセッサは、種々のC−Statesのうちの1つの状態にある。例えば、C0状態は、プロセッサが動作していることを示す。C1、C2またはC3は、プロセッサがある別のアイドル状態にあることを示す。最も深いC−Statesは、最も高い省力化を提供する。
なお、OSが必要とする処理周波数は、しばしば過大に設定される点に注意しなければならない。例えば、充分な処理パワーを有することを確実に得るため、目標P−Stateが2/3比率で算出される場合、OSは最大の2.33/3で実際の周波数をセットする。プロセッサがビジー100%で動作している場合、他のOSはP−State周波数を最大周波数にアップデートしてもよい。その後、自然に、可能であれば次のアップデート期間において低い周波数に移行する。
図2A−Bは、上記の式を使用して、初期の実験から得られた経験的データを示した表である。図において、本発明の実施例を使用している結果は、図の「ACNT2」として示されている。本発明の実施例は、サンドラメモリテストにおいてごくわずかなパフォーマンスロスで2桁の省力化を示している。標準のベンチマークテストであるサンドラに関する詳細な情報は、インターネットのURL www*sisoftware*net/から得られる。なお、このURLは、不用意な接続を避けるために、ピリオドをアスタリスクに置き換えて記述している。例えば、図2Aは、以下の5つの可能なP−State(2333,2000,1666,1333,1000)を有するモーバイルシステムを使用した予備的な実験結果を示す。図2Bは、以下の4つの可能なP−State(3000、2666,2333,2000)を有するサーバーシステムを使用している予備的な実験結果を示す。
第一列は、特定のベンチマーク動作を示す。「DBS Score」と書かれた第二列は、ACNT2使用しないDemand Based Switching(DBS)のスコアを示す。「Acnt2 Score」と書かれた第三列は、ACNT2使用を有したスコアを示す。「Acnt2 Perf Loss」と書かれた第四列は、ACNT2を使用したときに、テストスコアのパフォーマンスロスのパーセント表示である。最後の3つの列はそれぞれ、DBSパワー(ワット)、ACNT2パワー(ワット)およびACNT2を使用するときの省電力化のパーセント表示である。
別の実施例において、目標P−Stateの算出のためにAPERF MSRを使用する代わりに、上述のように、ストール状態を計数するために、新規なカウンタとして例えば「SPERF」をプロセッサに加える。本実施例において、SPERFは、MPERFを用いて比率を算出するために用いる前に、APERFから減算される。別の実施例において、比率を直接示すカウンタがプロセッサに実装される、そして、ストール状態のための計算に使われる。これらの実施例は、新しいMSRを設置するためにプロセッサアーキテクチャに付加的な変更が要求される。加えて、MSRデータを受信した後に算出がなされる場合、OSの変更も必要となってくる。他の実施例としては、APERF MSRを生成するための調整手段として、プロセッサの制御を提供してもよい。例えば、フラグがONであるときに、APERFはストール状態のカウントに自動的に調整されてもよい。OSが比率を算出する前にAPERFレジスタを修正する実施例では、OSを適合させる労力が軽減される。このように、OSによる算出が実行される方法を変えなくても、単に変数を調整することによって、算出を修正することができる。
本発明の実施形態では、OSによってアクセスされる前に、MSRカウンタは、生成されて、ハードウェアにおいて調整される。各々の論理プロセッサは、それ自身のMSRを有する。コアは、複数の論理プロセッサを有してもよい。しかしながら、単一のコアは、1つの周波数で動作するだけである。算出結果がソケットの同じコア上の他の論理プロセッサより低い周波数を示す場合、最大周波数が各々の論理プロセッサのために使われるであろう。しかしながら、将来のプロセッサでは同じソケット上のコアが別の周波数で動作することができると考えられる。
図3は本発明の実施例が実装されるシステム300を例示したブロック図である。プロセッサ310は、フロントサイドバス301で、ノースブリッジとして知られているメモリーコントローラハブ(MCH)314と通信する。MCH 314は、システムメモリ312にメモリバス303を経て接続されている。オペレーティングシステム(OS)313は、通常システムに存在し、プロセッサ310によって実行される。MCH314は、同様に、グラフィックスバス305を介してアドバンストグラフィックスポート(AGP)316と通信する。MCH314は、サウスブリッジとしてしられているPCI(peripheral component interconnect)バス307を経て、I/Oコントローラハブ(ICH)320と通信する。ICH320は、以下のような機器と接続されてもよい。すなわち、PCIハードディスク(図示せず)、レガシー構成要素であるIDE322、USB324、LAN326およびAudio328およびLPC(low pin count)バス356経由でのSuper I/O(SIO)コントローラ356である。
プロセッサ310は、ソフトウェア(例えばマイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、マイクロコントローラ、マルチコアプロセッサ等)を実行することができるいかなるプロセッサでもよい。図3は、プロセッサ310だけを示すが、プラットフォームハードウェア300には、一つ以上のプロセッサがあってもよい。一つ以上のプロセッサとしては、マルチスレッド、マルチコア等が含まれる。
メモリ312としては、プロセッサ310によって読み込み可能なハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリまたは他のいかなる種類の媒体も含まれる。メモリ312は、本発明の実施例を実行するための命令を保存してもよい。
不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ352)は、LPC(low pin count)バス309を経て、IO(入出力)コントローラに連結する。BIOSファームウェア354は通常はFlashメモリ352にある。そして、ブートアップはFlashまたはファームウェアからの指示で実行される。
いくつかの実施例では、プラットフォーム300は、サーバマネージメントタスクを可能にしているサーバである。このプラットフォームの実施例は、LPC309を経てICH320に連結したベースボードマネージメントコントローラ(BMC)350を有してもよい。
プロセッサ310は、いくつかのマシンステータスレジスタ(MSR)を311オンボードに有する。実施例において、上述したように、1つのMSRは、IA32_APERFレジスタである。他のMSRとしては、IA32_MPERFレジスタがある。これらのレジスタ311は、プロセッサ310のための目標P−Stateの決定において使用されるOS313によってアクセスされてもよい。OSへの影響を最小化するために、OSがそれらを読み出す前にレジスタが修正されるために、本発明の実施例はプロセッサ上に実装されてもよい。他の実施例では、OSは、目標P−Stateを決定するためにAPERF/MPERF比率の算出を変えるために変更される。別の実施例において、他のレジスタは、ストール状態時間を算出して、プロセッサ310に実装されるプロセッサ回路またはOSによって、算出用に提供される。
大部分の既存のシステムがプロセッサP−Stateを変えるためにOSを使用するが、一部の既存のまたは将来アーキテクチャはこれらの動作を実行するためにOS以外のロジックを使用する。たとえば、プロセッサ内部または外部の回路、ファームウェアサービス、組み込みパーティション内で動作するコード、OS外の仮想アプライアンスまたは他のサービスである。これらの事例は、ビジー時間のパーセントおよび現在のP−Stateに関するフィードバック情報に基づき新しいP−State値を調整するために、ストール状態挙動を利用する本発明の実施例にも有効である。いくつかの実施例では、APERFおよびMPERFレジスタ値を使用すること以外の方法が、P−State算出において用いられてもよい。これらの場合、ストール状態挙動の測定は、ストールのための計算結果を調整するために上記と同様に行われてもよい。
本願明細書において記載されている技術は、いかなる特定のハードウェアもまたはソフトウェア配列にも限られない。本発明は、いかなる計算機器、一般電子機器または、処理環境においても適用できる。本技術は、ハードウェア、ソフトウェアまたはこれら2つの組合せにおいて実装される。
シミュレーションにおいて、プログラムコードは、ハードウェア記述言語または他の関数的記述言語を使用して、ハードウェアを表現する。これらの言語は、ハードウェアがどのように希望通りに作動するかのモデルを提供する。プログラムコードは、アセンブリまたはマシン語またはデータであって、コンパイルされまたはインタープリタで解釈される。さらにまた、アクションを起こすか結果を生じさせる1つの形式または別の方式を、一般にソフトウェアと呼んでいる。このプログラムコードという語句は、プロセッサに動作を実行させるかまたは結果をもたらす処理を行わせるときに、総称して用いられる。
各々のプログラムは、処理システムによって通信する高水準手順であるかオブジェクト指向プログラミング言語によって実装される。しかしながら、必要に応じて、プログラムは、アセンブリまたは機械言語で実装される。いずれにせよ、言語はコンパイルされるかまたはインタープリタで解釈される。
プログラム命令は、本願明細書において記載されている動作を実行するために、一般用であるか特殊目的用の処理システムで利用されてもよい。あるいは、動作は、動作を実行するためのハードワイヤードロジックを含む特定のハードウェアコンポーネントによって、またはプログラムされたコンピュータ構成要素およびカスタムハードウェアコンポーネントのいかなる組合せによって実行されてもよい。本願明細書において記載されている方法は、以下を含むコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。コンピュータプログラム製品には、処理システムまたは他の電子デバイスが方法を実行するようにプログラムするために用いる命令を保存した機械アクセス可能な媒体が含まれてもよい。
例えば、プログラムコードまたは命令は、以下のものに格納されてもよい。すなわち、揮発性および/または不揮発性メモリ、機械可読であるか機械アクセスできる媒体すなわち、固体型メモリ、ハードディスク、フレキシブルディスク、光記憶装置、テープ、フラッシュメモリ、メモリースティック、デジタルビデオディスク、DVDその他を含む。そして生物学的状態を保存して記憶を保持するものも含まれる。機械可読媒体は、機械によって読み込み可能な形式の情報を保存するか、送信するかまたは、受信するためのいかなる手法も含む。たとえば、電気的、光学的、聴覚的、その他の形式で信号を送る、または、プログラムコードをエンコードしている搬送波が伝送される有形的媒体、たとえば、アンテナ、光ファイバ、通信用インタフェース、その他を含む。プログラムコードは、パケット、シリアルデータ、パラレルデータ、その他の伝播する信号で送信されてもよい。また、圧縮されているか暗号化されたフォーマットで使われてもよい。
プログラムコードは、プログラマブルな機械で実行されるプログラムによりインプリメントされる。プログラムを実行する機械としては、備え付けのコンピュータ、パーソナル携帯情報機器、セットトップボックス、携帯電話およびポケットベル、一般電子機器(DVDプレーヤ、個人ビデオレコーダ、個人ビデオプレーヤ、衛星受信機、ステレオ受信器、有線テレビ受信器を含む)および他の電子デバイスであって、その各々が、プロセッサ、プロセッサによって読み込み可能な揮発性および/または不揮発性メモリ、少なくとも一つの入力装置および/または一つ以上の出力装置を含むものであってもよい。プログラムコードは、本願明細書に記載されている実施例を実行し、出力情報を生成するために、入力装置を使用している入力データに適用される。出力情報は、一つ以上の出力装置に適用される。開示された発明は、マルチプロセッサまたはマルチコア・プロセッサシステム、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、普及しているミニコンピュータまたはプロセッサを含む、多様なコンピュータシステム構成に適用できることを当業者であれば理解するであろう。同様に、開示された内容の実施例は、それのタスクまたはその一部分が通信ネットワークでリンクされるリモート処理デバイスによって実行される分散コンピュータ環境において実現されてもよい。
動作がシーケンシャルプロセスとして記載されているにもかかわらず、いくつかの動作が実際には、平行に、同時に、および/または、分散環境において保存されるプログラムコードについては、ローカルおよび/または遠隔に保存され、シングルまたはマルチプロセッサによってアクセスすることで実行されてもよい。加えて、一部の実施例で、動作の順序は、開示された内容の精神から逸脱することなく、再編成されてもよい。プログラムコードは、組込型コントローラによって利用され、またはこれと連動して使われてもよい。
本発明が実施例に関し例示的に説明されていたとしても、この説明は限定的に解釈されることを目的としない。本発明の他の実施例と同様に、例示された実施例の中で多様な変更態様が発明の範囲内にあると当業者であれば理解するであろう。
本発明の特徴および効果は、本発明の上述の詳細な説明から明らかになる。
本発明の一実施例におけるプロセッサのP−Stateを最適化する方法を例示したフローチャートを示す図である。 本発明の実施例を使用した初期の実験による経験的データを示した表である。 本発明の実施例を使用した初期の実験による経験的データを示した表である。 本発明の実施例が実装されたシステムのブロック図である。
符号の説明
300 プラットフォームハードウェア
301 フロントサイドバス
303 メモリバス
305 グラフィックバス
310 プロセッサ
314 MCH(ノースブリッジ)
316 AGP ディスクリートGFX
320 ICH(サウスブリッジ)
352 Flash(ファームウエアハブ)
356 スーパーI/O

Claims (24)

  1. プラットフォーム上のプロセッサ状態を選ぶシステムであって:
    現在のプロセッサ周波数、プロセッサ状態、および前記プロセッサがビジーである時間のパーセンテージに関したハードウェアフィードバックを提供するための回路を有するプロセッサと;
    プロセッサストール情報を使用して、調整された前記フィードバックに基づいて、前記プロセッサ状態を更新するための手段と;
    を有するシステム。
  2. 前記更新するための手段は、前記フィードバックおよびプロセッサストール情報を受信するための、かつ前記フィードバックおよびプロセッサストール情報に基づいて新しいプロセッサ周波数を算出するための、かつ前記新しいプロセッサ周波数を前記プロセッサで開始させるための一つ以上のアクタを有する請求項1に記載のシステム。
  3. 前記一つ以上のアクタは、オペレーティングシステム;プロセッサ回路、プロセッサ内部のソフトウェアエージェント、ファームウェアサービス、組み込みパーティションエージェント、仮想アプライアンスエージェント、オペレーティングシステムの外部のソフトウェアエージェントおよび前記プロセッサの外部の回路、からなるグループから選択される請求項2に記載のシステム。
  4. 前記プロセッサ状態を更新するための手段は、アクタが第1のマシン状態レジスタおよび第2のマシン状態レジスタの比率の算出の結果を使用することを許可する前に、前記第1のマシン状態レジスタのための値を修正するロジックを更に有し、前記修正は、プロセッサストール情報を適用する請求項1に記載のシステム。
  5. 前記アクタは、オペレーティングシステム;プロセッサ回路、ファームウェアサービス、組み込みパーティションエージェント、仮想アプライアンスエージェント、オペレーティングシステムの外部のソフトウェアエージェントおよび前記プロセッサの外部の回路、からなるグループから選択される請求項4に記載のシステム。
  6. 前記プロセッサ状態を更新するための目標P−State(P−Statetarget)は、製品の前記プロセッサがビジーである時間パーセンテージ(%Busy)と、有効なP−State(P−Stateeffective)とによって、P−Statetarget←%Busy*P−Stateeffectiveの算出式により決定され、前記P−Stateeffectiveは、前記プロセッサの、プロセッサストール情報、現在のP−Stateおよび最大周波数に依存する請求項4に記載のシステム。
  7. 前記プロセッサの目標サイクルカウント(C0target)は、数1の計算により決定され、
    Figure 2009110509
    数1において、C0は、現在のサイクルカウントを表し、C0poは最大周波数サイクルカウントを表し、C0stallはプロセッサストール時間の間のサイクルカウントを表し、かつPerflossは予め定められた許容可能な実行時間パフォーマンスロスのパーセンテージを表し、かつC0targetは修正されたIA32_APERFの値として返される請求項6に記載のシステム。
  8. 前記第1のマシン状態レジスタ(MSR)は、IA32_APERF MSRであり、前記第2のマシン状態レジスタは、IA32_MPERF MSRであって、IA32_APERFは実際のプロセッサ周波数を計数し、かつIA32_MPERFは最大プロセッサ周波数を計数するものであって、製品のIA32_APERF/IA32_MPERFと、前記プロセッサがビジーである時間のパーセンテージとの比率が、前記IA32_APERFの修正前の前記プロセッサの有効なP−Stateを構成し、かつ修正されたIA32_APERFレジスタが、プロセッサストール情報に基づき減ぜられ、この結果としてより低い目標P−Stateであるが、許容可能なパフォーマンスロスのレベルの範囲内となる請求項4に記載のシステム。
  9. 前記プロセッサ状態を更新するための手段が、第1のマシン状態レジスタおよび第2のマシン状態レジスタの比率を算出した結果を修正するロジックを更に有する手段であって、前記修正はプロセッサストール情報に基づく請求項1に記載のシステム。
  10. 前記プロセッサ状態を更新するための手段が、第1のマシン状態レジスタおよび第2のマシン状態レジスタの比率の算出の結果を使用する前に、前記第1のマシン状態レジスタの値を修正するロジックをさらに有し、前記修正はプロセッサストール情報を反映しているカウンタを適用する請求項1に記載のシステム。
  11. プラットフォーム上のプロセッサ状態の選択のための方法であって:
    現在のプロセッサ周波数に関連したハードウェアフィードバック、プロセッサ状態および前記プロセッサがビジーである時間のパーセンテージを、前記プラットフォーム上のプロセッサから受け取るステップと;
    プロセッサストール情報を使用して調整された前記フィードバックに基づいて前記プロセッサ状態を更新するステップと;
    を有する方法。
  12. 前記フィードバックおよびプロセッサストール情報に基づいて新しいプロセッサ周波数を算出するステップ;および
    前記プロセッサの前記新しいプロセッサ周波数を開始するステップ;
    を更に有する請求項11に記載の方法。
  13. 前記算出するステップおよび前記開始するステップは、オペレーティングシステム;プロセッサ回路、プロセッサ内部のソフトウェアエージェント、ファームウェアサービス、組み込みパーティションエージェント、仮想アプライアンスエージェント、オペレーティングシステムの外部のソフトウェアエージェントおよび前記プロセッサの外部の回路、からなるグループから選択される一つ以上のアクタにより実行される請求項12に記載の方法。
  14. 前記更新するステップは、第1のマシン状態レジスタおよび第2のマシン状態レジスタの比率を算出する前に前記第1のマシン状態レジスタの値を修正するステップを更に有し、前記修正は、プロセッサストール情報を適用する請求項11に記載の方法。
  15. 製品のビジーである時間パーセンテージ(%Busy)と、有効なP−State(P−Stateeffective)とによって、P−Statetarget←%Busy*P−Stateeffectiveに従って、前記プロセッサ周波数を更新するための目標P−State(P−Statetarget)を決定するステップを更に有する方法であって、前記P−Stateeffectiveは、前記プロセッサの、プロセッサストール情報、現在のP−Stateおよび最大周波数に依存する請求項14に記載の方法。
  16. 数2により前記プロセッサの目標サイクルカウント(C0target)を計算するステップを更に有する方法であって、
    Figure 2009110509
    数2において、C0は、現在のサイクルカウントを表し、C0poは最大周波数サイクルカウントを表し、C0stallはプロセッサストール時間の間のサイクルカウントを表し、かつPerflossは予め定められた許容可能な実行時間パフォーマンスロスのパーセンテージを表し、かつC0targetは修正されたIA32_APERFの値として返される請求項15に記載の方法。
  17. 前記プロセッサ状態を更新するステップは、第1のマシン状態レジスタおよび第2のマシン状態レジスタの比率を算出した結果を修正するステップを更に有し、前記修正はプロセッサストール情報に基づく請求項11に記載の方法。
  18. 現在のプロセッサ周波数に関連したハードウェアフィードバック、プロセッサ状態および前記プロセッサがビジーである時間のパーセンテージを、プラットフォーム上のプロセッサから受け取る手順と;
    プロセッサストール情報を使用して調整された前記フィードバックに基づいて前記プロセッサ状態を更新する手順と;
    を機械に実行させるための命令を記憶した、前記プラットフォーム上のプロセッサ状態の選択のための、機械読み取り可能な記録媒体。
  19. 前記フィードバックおよびプロセッサストール情報に基づいて新しいプロセッサ周波数を算出する手順;および
    前記プロセッサの前記新しいプロセッサ周波数を開始する手順と;
    を機械に実行させるための命令を記憶した、請求項18に記載の機械読み取り可能な記録媒体。
  20. 前記算出する手順および開始する手順は、オペレーティングシステム;プロセッサ回路、プロセッサ内部のソフトウェアエージェント、ファームウェアサービス、組み込みパーティションエージェント、仮想アプライアンスエージェント、オペレーティングシステムの外部のソフトウェアエージェントおよび前記プロセッサの外部の回路、からなるグループから選択される一つ以上のアクタにより実行される請求項19に記載の機械読み取り可能な記録媒体。
  21. 前記更新する手順は、第1のマシン状態レジスタおよび第2のマシン状態レジスタの比率を算出する前に前記第1のマシン状態レジスタの値を修正する手順を更に有し、前記修正は、プロセッサストール情報を適用する請求項18に記載の機械読み取り可能な記録媒体。
  22. 製品のビジーである時間パーセンテージ(%Busy)と、有効なP−State(P−Stateeffective)とによって、P−Statetarget←%Busy*P−Stateeffectiveに従って、前記プロセッサの周波数を更新するための目標P−State(P−Statetarget)を決定する手順を機械に実行させるための命令を更に記憶した、機械読み取り可能な記録媒体であって、前記P−Stateeffectiveは、前記プロセッサの、プロセッサストール情報、現在のP−Stateおよび最大周波数に依存する請求項21に記載の機械読み取り可能な記録媒体。
  23. 数3により前記プロセッサの目標サイクルカウント(C0target)を計算する手順を機械に実行させるための命令を更に記憶した、機械読み取り可能な記録媒体であって、
    Figure 2009110509
    数3において、C0は、現在のサイクルカウントを表し、C0poは最大周波数サイクルカウントを表し、C0stallはプロセッサストール時間の間のサイクルカウントを表し、かつPerflossは予め定められた許容可能な実行時間パフォーマンスロスのパーセンテージを表し、かつC0targetは、修正されたIA32_APERFの値として返される請求項22に記載の機械読み取り可能な記録媒体。
  24. 前記プロセッサ状態を更新する手順は、第1のマシン状態レジスタおよび第2のマシン状態レジスタの比率を算出した結果を修正する手順を更に有し、前記修正はプロセッサストール情報に基づく請求項18に記載の機械読み取り可能な記録媒体。
JP2008248759A 2007-09-28 2008-09-26 プロセッサハードウェアフィードバックメカニズムを用いた最適プロセッサ性能レベルを選択するためのシステムおよび方法 Expired - Fee Related JP4954957B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/864,800 2007-09-28
US11/864,800 US7917789B2 (en) 2007-09-28 2007-09-28 System and method for selecting optimal processor performance levels by using processor hardware feedback mechanisms

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009110509A true JP2009110509A (ja) 2009-05-21
JP4954957B2 JP4954957B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=40019684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008248759A Expired - Fee Related JP4954957B2 (ja) 2007-09-28 2008-09-26 プロセッサハードウェアフィードバックメカニズムを用いた最適プロセッサ性能レベルを選択するためのシステムおよび方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7917789B2 (ja)
JP (1) JP4954957B2 (ja)
CN (1) CN101539799B (ja)
GB (1) GB2453257B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5311234B2 (ja) * 2008-04-09 2013-10-09 日本電気株式会社 計算機システムとその動作方法
JP2016511880A (ja) * 2013-02-05 2016-04-21 クアルコム,インコーポレイテッド 保証された過渡期限とともに中央処理装置の電力を制御するためのシステムおよび方法
US9436265B2 (en) 2013-10-24 2016-09-06 Fujitsu Limited Information processing apparatus and load control method
KR20180125975A (ko) * 2016-03-28 2018-11-26 퀄컴 인코포레이티드 프로세서 주파수 및 버스 대역폭의 활성 및 스톨 사이클 기반 동적 스케일링
JP2020524336A (ja) * 2017-06-19 2020-08-13 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッドAdvanced Micro Devices Incorporated スループットベースのワークロードにおける電力効率の最適化

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090210740A1 (en) * 2008-02-14 2009-08-20 Song Huang Off-chip access workload characterization methodology for optimizing computing efficiency
US8230245B2 (en) * 2009-01-23 2012-07-24 Dell Products, L.P. Method and system for operating-system-independent power management using performance verifications
US8276015B2 (en) * 2009-02-23 2012-09-25 International Business Machines Corporation Managing the power-performance range of an application
CN102141920B (zh) * 2010-01-28 2014-04-02 华为技术有限公司 一种动态配置C-State方法和通信设备
US9268389B2 (en) 2010-03-23 2016-02-23 Sony Corporation Reducing power consumption on a processor system by masking actual processor load with insertion of dummy instructions
US8984305B2 (en) * 2010-12-21 2015-03-17 Intel Corporation Method and apparatus to configure thermal design power in a microprocessor
US9304570B2 (en) 2011-12-15 2016-04-05 Intel Corporation Method, apparatus, and system for energy efficiency and energy conservation including power and performance workload-based balancing between multiple processing elements
US8966296B2 (en) 2012-07-17 2015-02-24 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Transitioning a performance state of a processor
EP2849024A1 (en) 2013-09-16 2015-03-18 ST-Ericsson SA Power consumption management system and method
US9864667B2 (en) 2015-09-25 2018-01-09 Intel Corporation Techniques for flexible and dynamic frequency-related telemetry
US20170212581A1 (en) * 2016-01-25 2017-07-27 Qualcomm Incorporated Systems and methods for providing power efficiency via memory latency control
KR102670999B1 (ko) 2016-12-28 2024-05-30 삼성전자주식회사 Dvfs 동작을 수행하는 어플리케이션 프로세서, 이를 포함하는 컴퓨팅 시스템 및 이의 동작 방법
US11017077B2 (en) * 2018-03-21 2021-05-25 Nxp Usa, Inc. Run-time security protection system and method
CN112015260A (zh) * 2019-05-31 2020-12-01 中兴通讯股份有限公司 处理器的性能状态的调节方法、装置、uefi及存储介质
CN117909160B (zh) * 2024-03-19 2024-06-11 华中科技大学 基于物联网的固件崩溃分析方法及装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01292416A (ja) * 1988-05-19 1989-11-24 Fuji Facom Corp プロセッサの消費電力低減方式
JPH0351902A (ja) * 1989-07-20 1991-03-06 Tokyo Electric Co Ltd データ処理装置
JPH07104883A (ja) * 1993-10-08 1995-04-21 Nec Corp Cpu稼働率に基づいた省電力方式
JPH10268963A (ja) * 1997-03-28 1998-10-09 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置
JP2005524903A (ja) * 2002-05-09 2005-08-18 インテル コーポレイション 一体化されたグラフィック装置の電力管理

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7010708B2 (en) * 2002-05-15 2006-03-07 Broadcom Corporation Method and apparatus for adaptive CPU power management
JP2001256067A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Mitsubishi Electric Corp プロセッサ省電力制御方法、記憶媒体、およびプロセッサ省電力制御装置
US7131015B2 (en) * 2002-11-12 2006-10-31 Arm Limited Performance level selection in a data processing system using a plurality of performance request calculating algorithms
US7770034B2 (en) * 2003-12-16 2010-08-03 Intel Corporation Performance monitoring based dynamic voltage and frequency scaling
US7219245B1 (en) * 2004-06-03 2007-05-15 Advanced Micro Devices, Inc. Adaptive CPU clock management
US7386739B2 (en) * 2005-05-03 2008-06-10 International Business Machines Corporation Scheduling processor voltages and frequencies based on performance prediction and power constraints
US7861068B2 (en) * 2006-03-07 2010-12-28 Intel Corporation Method and apparatus for using dynamic workload characteristics to control CPU frequency and voltage scaling

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01292416A (ja) * 1988-05-19 1989-11-24 Fuji Facom Corp プロセッサの消費電力低減方式
JPH0351902A (ja) * 1989-07-20 1991-03-06 Tokyo Electric Co Ltd データ処理装置
JPH07104883A (ja) * 1993-10-08 1995-04-21 Nec Corp Cpu稼働率に基づいた省電力方式
JPH10268963A (ja) * 1997-03-28 1998-10-09 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置
JP2005524903A (ja) * 2002-05-09 2005-08-18 インテル コーポレイション 一体化されたグラフィック装置の電力管理

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5311234B2 (ja) * 2008-04-09 2013-10-09 日本電気株式会社 計算機システムとその動作方法
JP2016511880A (ja) * 2013-02-05 2016-04-21 クアルコム,インコーポレイテッド 保証された過渡期限とともに中央処理装置の電力を制御するためのシステムおよび方法
US9436265B2 (en) 2013-10-24 2016-09-06 Fujitsu Limited Information processing apparatus and load control method
KR20180125975A (ko) * 2016-03-28 2018-11-26 퀄컴 인코포레이티드 프로세서 주파수 및 버스 대역폭의 활성 및 스톨 사이클 기반 동적 스케일링
KR102009125B1 (ko) 2016-03-28 2019-08-08 퀄컴 인코포레이티드 프로세서 주파수 및 버스 대역폭의 활성 및 스톨 사이클 기반 동적 스케일링
JP2020524336A (ja) * 2017-06-19 2020-08-13 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッドAdvanced Micro Devices Incorporated スループットベースのワークロードにおける電力効率の最適化
JP7359698B2 (ja) 2017-06-19 2023-10-11 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド スループットベースのワークロードにおける電力効率の最適化

Also Published As

Publication number Publication date
GB2453257B (en) 2011-04-13
US7917789B2 (en) 2011-03-29
GB0817747D0 (en) 2008-11-05
JP4954957B2 (ja) 2012-06-20
GB2453257A (en) 2009-04-01
CN101539799A (zh) 2009-09-23
US20090089598A1 (en) 2009-04-02
CN101539799B (zh) 2012-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4954957B2 (ja) プロセッサハードウェアフィードバックメカニズムを用いた最適プロセッサ性能レベルを選択するためのシステムおよび方法
US11422615B2 (en) Platform power consumption reduction via power state switching
US8347119B2 (en) System and method for processor utilization adjustment to improve deep C-state use
CN105183128B (zh) 强制处理器进入低功率状态
CN102057344B (zh) 睡眠处理器
US8181047B2 (en) Apparatus and method for controlling power management by comparing tick idle time data to power management state resume time data
JP5771327B2 (ja) プロセッサの非コア回路の消費電力の低減
US9442732B2 (en) Running state power saving via reduced instructions per clock operation
CN112445310A (zh) 主动di/dt电压下降抑制
US8286169B2 (en) Dynamic scheduling an interval for polling devices based on a current operational power mode in an extensible firmware interface architecture
TW201723747A (zh) 控制在處理器中的遙測資料通訊
TW201329695A (zh) 用以減少電力消耗之基於優先順序的應用程式事件控制技術
US8954771B2 (en) Split deep power down of I/O module
US9026829B2 (en) Package level power state optimization
US20030120960A1 (en) Power management using processor throttling emulation
JP2013522787A (ja) プロセッサパフォーマンスマネジメントシステムからの処理のマスキングによる電源消費の低減
CN109564460B (zh) 在处理器中提供用于降级控制信息的接口
JP2022153488A (ja) プロセッサ機構をダイナミックにチューニングするための技術
US7114089B2 (en) System for controlling operation of a processor based on information contained within instruction word
US9760145B2 (en) Saving the architectural state of a computing device using sectors
US8675444B2 (en) Synchronized command throttling for multi-channel duty-cycle based memory power management
JP2004252987A (ja) 同時多重スレッディングプロセッサ回路、動作するスレッドの数に基づいて相異なる性能レベルで動作するように構成されるコンピュータプログラム製品及びこれらを動作させる方法
Yassin et al. Dynamic hardware management of the H264/AVC encoder control structure using a framework for system scenarios
US8095780B2 (en) Register systems and methods for a multi-issue processor
CN113366458A (zh) 用于自适应互连路由的系统、装置和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111111

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees