JP2009110478A - 二次元型テーブル微小角度駆動機構 - Google Patents

二次元型テーブル微小角度駆動機構 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の二次元型テーブル微小角度駆動機構は、検出した傾斜角に誤差が含まれており、二軸テーブルの利用において精度が低下している。
【解決手段】本発明による二次元型テーブル微小角度駆動機構は、補正手段53は、X軸に沿う傾斜角とY軸に沿う傾斜角とを軸とした二次元座標系の各設定点の中から、指定傾斜角52aを囲む設定点を抽出するとともに、この前記指定傾斜角52aを囲む前記設定点の前記補正用誤差データ55aに基づいて、前記指定傾斜角52aにおける補正量ΔX,ΔYを求め、傾斜角検出手段54により検出された傾斜角54aを、補正量ΔX,ΔYを用いて補正する。
【選択図】図4

Description

本発明は、二次元型テーブル微小角度駆動機構に関し、特に、指定傾斜角を囲む各設定点での補正用誤差データに基づいて、指定傾斜角におけるX軸及びY軸に沿う補正量を算出するとともに、傾斜角検出手段により検出された各傾斜角を、補正量を用いて補正し、補正手段により補正された各傾斜角と指定傾斜角と差に基づいて、駆動手段による二軸テーブルの傾斜駆動を制御することで、より正確な微小角度で二軸テーブルを傾斜させることができ、二軸テーブルの利用における精度を向上できるようにするための新規な改良に関するものである。
従来用いられていたこの種の二次元型テーブル微小角度駆動機構としては、例えば特許文献1等に示されている二次元型テーブル微小角度駆動機構が用いられている。
すなわち、図示は省略しているが、回転型トルカを用いたジンバルを用いて二軸テーブルを二軸方向に駆動していた。
2002年1月20日工業調査会発行のジャイロ活用技術入門、33頁に記載のノーススレーブ方式慣性航法装置。
従来の二次元型テーブル微小角度駆動機構は、以上のように構成されているため、次のような課題が存在していた。
すなわち、回転型トルカを用い、軸受にはボールベアリングが用いられていたため、微小角変化時に、機構上のひっかかりの発生、あるいは、軸受における摩擦トルクによる角度分解能の低下となり、高精度で円滑な微小角度駆動を得ることは困難であった。
この問題を解消するために、例えば4個の断面十字型をなすヒンジをねじることで二軸テーブルを二軸方向に傾動させる構成等を採ると、X軸及びY軸の駆動で互いに影響を与えてしまい、二軸テーブルの傾斜角に誤差が生じてしまう。このため、例えば二軸テーブル上に反射鏡を設置して、所定の利用点でレーザ光を反射させる等の二軸テーブルの利用において、精度が低下してしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、より正確な角度で二軸テーブルを傾斜でき、二軸テーブルの利用における精度を向上できる二次元型テーブル微小角度駆動機構を提供することである。
本発明に係る二次元型テーブル微小角度駆動機構は、互いに直交するX軸及びY軸に沿って傾動される二軸テーブルと、前記二軸テーブルに接続され、前記二軸テーブルを傾動駆動する駆動手段と、前記駆動手段に接続され、前記駆動手段の動作を制御する駆動制御手段と、前記駆動制御手段に接続され、前記二軸テーブルの指定傾斜角を入力する指定傾斜角入力手段と、前記二軸テーブルに接続され、前記二軸テーブルの前記X軸及び前記Y軸に沿う傾斜角を検出する傾斜角検出手段と、前記駆動制御手段、前記指定傾斜角入力手段、及び前記傾斜角検出手段に接続され、前記傾斜角検出手段により検出された前記傾斜角を補正する補正手段と、前記補正手段に接続され、前記傾斜角を補正するための補正用誤差データを記憶する補正用誤差データ記憶手段と、を備え、前記補正用誤差データ記憶手段は、前記X軸に沿う傾斜角と前記Y軸に沿う傾斜角とを軸とした二次元座標系において、所定角度間隔の前記各傾斜角の組み合わせからなり格子状に設定された複数の設定点毎に、前記補正用誤差データを記憶しており、前記補正手段は、前記二次元座標系の前記各設定点の中から前記指定傾斜角を囲む前記設定点を抽出するとともに、この前記指定傾斜角を囲む前記設定点の前記補正用誤差データに基づいて、前記指定傾斜角における補正量ΔX,ΔYを求め、この補正量ΔX,ΔYを用いて前記傾斜角を補正し、前記駆動制御手段は、前記補正手段により補正された傾斜角と前記指定傾斜角との差に基づいて、前記駆動手段の動作を制御することを特徴とする。
また、前記補正量算出手段は、前記指定傾斜角の前記X軸及び前記Y軸に沿う傾斜角の組み合わせを(X,Y)、前記指定傾斜角を囲む前記各設定点の前記各傾斜角の組み合わせを(Xn,Ym),(Xn+1,Ym),(Xn,Ym+1),(Xn+1,Ym+1)、前記各設定点(Xi,Yj)での前記X軸に沿う傾斜角の補正用誤差データをP(Xi,Yj)、及び前記各設定点(Xi,Yj)での前記Y軸に沿う傾斜角の補正用誤差データをQ(Xi,Yj)として(但し、n,m,i,jは任意の整数)、
次の式(1)〜(3)に基づいて前記指定傾斜角でのX軸に沿う補正量ΔXを求め、
Figure 2009110478
次の式(4)〜(6)に基づいて前記指定傾斜角でのY軸に沿う補正量ΔYを求める
Figure 2009110478
ことを特徴とする。
本発明の二次元型テーブル微小角度駆動機構によれば、補正手段は、前記二次元座標系の前記各設定点の中から前記指定傾斜角を囲む前記設定点を抽出するとともに、この前記指定傾斜角を囲む前記設定点の前記補正用誤差データに基づいて、前記指定傾斜角における補正量ΔX,ΔYを求め、この補正量ΔX,ΔYを用いて前記傾斜角を補正するので、より正確な角度で二軸テーブルを傾斜でき、二軸テーブルの利用における精度を向上できる。
また、(1)〜(3)に基づいて指定傾斜角でのX軸に沿う補正量ΔXを求め、式(4)〜(6)に基づいて指定傾斜角でのY軸に沿う補正量ΔYを求めるので、より確実に補正量ΔX,ΔYを求めることができ、より確実に二軸テーブルの利用精度を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による二次元型テーブル微小角度駆動機構を示す断面図であり、図2は図1の異なる角度からの半断面図を一体とした断面図であり、図3は図2の側面図である。まず、図1〜図3を用いて二次元型テーブル微小角度駆動機構の全体構成について説明し、後に制御系について説明する。
図1において符号1で示されるものは固定側のベースであり、このベース1上の中央位置には、ボルト2を介して棒状のシャフト3が植設されている。
尚、この図1は、中心線Fを境として第1半断面図と第2半断面図で互いに異なる角度位置からの断面状態を示している。すなわち、後に説明する第1接続体40と第2接続体41とは、互いに対向して配置されているわけでなく、筒体6の周方向に互いに90度ずれて配置されている(図2参照)。
前記シャフト3上には、フレクチャヒンジ体4が配設され、このフレクチャヒンジ体4には全体形状がほぼカップ型をなす二軸テーブル5が設けられている。
前記二軸テーブル5の下部から垂下して設けられた筒体6の外周面には90度間隔で4個の第1〜第4磁石7、8、9、10(第2、第4磁石8、10は図示せず)が設けられている。
前記ベース1上には、前記二軸テーブル5の傾動時の傾斜角度を検出するための周知のピックアップコイル等からなる少なくとも第1、第2テーブル角検出器11、12が設けられていると共に、この二軸テーブル5の傾動時の傾動速度を検出するための周知の第1〜第4速度検出器13〜16(第2、第4速度検出器14、16は図示せず)が設けられている。
前記ベース1上の周縁位置には、前記各磁石7〜10に対応しその外側に位置すると共に励磁コイルからなる第1〜第4トルカ20〜23が90度間隔で配設されている。
従って、前記各トルカ20〜23が選択的に励磁されることにより、対応する各磁石7〜10との磁気作用により各磁石7〜10が二軸テーブル5と共に上下方向に直動することができるように構成されている。
前記フレクチャヒンジ体4は、図2及び図3に示されるように構成されている。すなわち、図2及び図3において、全体形状がほぼ四角形をなす本体部30の外周に90度間隔で断面十字型をなす第1〜第4ヒンジ31〜34が設けられている。
前記各ヒンジ31〜34においては、第1、第3ヒンジ31、33が互いに対向配置され、第2、第4ヒンジ32、34が互いに対向配置されている。
前記第1、第2ヒンジ31、32の外端には、弧状をなす第1、第2接続体40、41が接続され、前記第3、第4ヒンジ33、34の外端には、弧状をなす第3、第4接続体42、43が接続されている。
前記第1、第3接続体40、42(又は前記第2、第4接続体41、43)には、前記二軸テーブル5が前記筒体6を介して接続されて可動側Aとなり、前記第2、第4接続体41、43(又は前記第1、第3接続体40、42)が前記シャフト3に接続されて固定側Bが形成されている。
従って、図1の中心線Fから右側は、第1接続体40に二軸テーブル5が接続されて可動する可動側Aを示す第1半断面図であり、図1の中心線Fから左側は、第2接続体41がシャフト3に接続されて固定される固定側Bを示す第2半断面図である。
尚、前述の各ヒンジ31〜34は、何れも図2の矢印Cの方向に回転するようにねじることができる材質で構成されている。
次に、前述の構成において、実際に二軸テーブル5を二軸方向に微小角度駆動する場合について述べる。
まず、図1及び図2の状態において、前記第1、第3トルカ20、22の何れかを駆動させることにより第1、第3磁石7、9を介して前記二軸テーブル5は、図2のX軸方向に沿って傾動する。尚、この場合は、前記第2、第4ヒンジ32、34が矢印C方向にねじれる。
また、前述と逆に、前記第2、第4トルカ21、23の何れかを駆動させることにより第2、第4磁石8、10を介して前記二軸テーブル5は、図2のY軸方向に沿って傾動する。尚、この場合は、前記第1、第3ヒンジ31、33が矢印C方向にねじれる。
従って、各駆動トルカ20〜23の駆動を選択的に行うことにより、前記フレクチャヒンジ体4を介して前記二軸テーブル5をX軸方向又はY軸方向に沿う微小角度の傾動を自在に行うことができる。
次に、図4は、図1の二次元型テーブル微小角度駆動機構の制御系を示すブロック図である。図において、前記各磁石7〜10、前記駆動トルカ20〜23、及び前記フレクチャヒンジ体4から構成された駆動手段50の動作は、駆動制御手段51により制御される。この駆動制御手段51には、指定傾斜角入力手段52、及び補正手段53が接続されている。
前記指定傾斜角入力手段52は、例えばX軸に沿って2.7°かつY軸に沿って3.6°等、二軸テーブル5の傾斜角を指定する指定傾斜角52aを前記駆動制御手段51及び前記補正手段53に入力するためのものである。
前記補正手段53には、傾斜角検出手段54と、補正用誤差データ記憶手段55とが接続されている。傾斜角検出手段54は、前記第1、第2テーブル角検出器11、12(図1参照)から構成されており、二軸テーブル5のX,Y軸に沿う傾斜角54aを検出する。
ところで、この実施の形態の二次元型テーブル微小角度駆動機構では、図1〜図3で示したように、前記フレクチャヒンジ体4の前記第1〜第4ヒンジ31〜34のねじれにより、二軸テーブル5が傾動される。このねじれによるX,Y軸の傾動は、互いに影響を及ぼし合い、傾斜角に誤差が生じる。この傾斜角の誤差は、一定ではなく、X軸に沿う傾斜角とY軸に沿う傾斜角との組み合わせにより変化する。
補正用誤差データ記憶手段55は、X軸に沿う傾斜角とY軸に沿う傾斜角との組み合わせ毎の補正用誤差データ55aを記憶している。前記補正手段53は、補正用誤差データ記憶手段55の補正用誤差データ55aを用いて、前記指定傾斜角入力手段52からの指定傾斜角52aにおける補正量を求め、この求めた補正量を用いて、前記傾斜角検出手段54が検出した傾斜角54aを補正する。駆動制御手段51は、補正手段53によって補正された補正傾斜角53aと、前記指定傾斜角入力手段52からの指定傾斜角52aとの差に基づいて、前記駆動手段50の動作を制御する。
次に、図5は、図4の補正用誤差データ記憶手段55が記憶している補正用誤差データ55aを示す説明図である。ここで、補正用誤差データ55aを、すべての傾斜角の組み合わせ、すなわち傾斜角の連続的な変化に対応させて準備できれば補正精度を高めることができるが、データの容量が非常に大きくなってしまい現実的では無い。この実施の形態では、前記X軸に沿う傾斜角と前記Y軸に沿う傾斜角とを軸とした二次元座標系60において、例えば1°間隔等、所定角度間隔の前記各傾斜角の組み合わせからなる複数の設定点61を設定し、この格子状の設定点61毎に、補正用誤差データ55aを補正用誤差データ記憶手段55に記憶させるようにしている。
次に、図6は、図4の補正手段53による補正量の算出方法を示す説明図である。図において、前記指定傾斜角入力手段52からの指定傾斜角52aは、X軸に沿う傾斜角とY軸に沿う傾斜角との組み合わせであるので、二次元座標系60上に示すことができる。補正手段53は、指定傾斜角52aと一致する設定点61が有ると判定した場合に、その設定点61の補正用誤差データ55aを指定傾斜角52aでの補正量として用いる。
しかしながら、入力された指定傾斜角52aと一致する設定点61が無い場合もある。補正手段53は、指定傾斜角52aと一致する設定点61が無いと判定した場合、その指定傾斜角52aに近い設定点61の補正用誤差データ55aを用いて、指定傾斜角52aでの補正量を算出する。
具体的には、補正手段53は、入力された指定傾斜角52aを囲む4つの設定点61を二次元座標系60上から抽出する。ここで、図6に示すように、指定傾斜角52aのX軸及びY軸に沿う傾斜角の組み合わせを(X,Y)、指定傾斜角52aを囲む各設定点61の各傾斜角の組み合わせを(Xn,Ym),(Xn+1,Ym),(Xn,Ym+1),(Xn+1,Ym+1)とする。すなわち、(Xn,Ym)等は二次元座標系60上での設定点61の座標を示しており、各設定点61を特定するものである。また、各設定点(Xi,Yj)での前記X軸に沿う傾斜角の補正用誤差データをP(Xi,Yj)、及び前記各設定点(Xi,Yj)での前記Y軸に沿う傾斜角の補正用誤差データをQ(Xi,Yj)とする。
このとき、補正手段53は、次の式(1)〜(3)に基づいて前記指定傾斜角52aでのX軸に沿う補正量ΔXを求める。
すなわち、補正点(Xn,Ym),(Xn+1,Ym)間での指定傾斜角52aに対応する補正用誤差データAを求めるとともに、補正点(Xn,Ym+1),(Xn+1,Ym+1)間での指定傾斜角52aに対応する補正用誤差データBを求める。また、前記Y軸方向に沿う前記指定傾斜角52a及び補正点(Xn,Ym)間のずれ量と、前記Y軸方向に沿う前記指定傾斜角52a及び補正点(Xn,Ym+1)間のずれ量との比を考慮して、補正用誤差データA,Bから補正量ΔXを求める。
Figure 2009110478
また、補正手段53は、次の式(4)〜(6)に基づいて前記指定傾斜角52aでのY軸に沿う補正量ΔYを求める。
すなわち、補正点(Xn,Ym),(Xn,Ym+1)間での指定傾斜角52aに対応する補正用誤差データCを求めるとともに、補正点(Xn+1,Ym),(Xn+1,Ym+1)間での指定傾斜角52aに対応する補正用誤差データCを求める。また、前記X軸方向に沿う前記指定傾斜角52a及び補正点(Xn,Ym)間のずれ量と、前記X軸方向に沿う前記指定傾斜角52a及び補正点(Xn+1,Ym)間のずれ量との比を考慮して、補正用誤差データC,Dから補正量ΔYを求める。
Figure 2009110478
本発明の実施の形態1による二次元型テーブル微小角度駆動機構を示す断面図である。 図1の異なる角度からの半断面図を一体とした断面図である。 図2の側面図である。 図1の二次元型テーブル微小角度駆動機構の制御系を示すブロック図である。 図4の補正用誤差データ記憶手段が記憶している補正用誤差データを示す説明図である。 図4の補正手段による補正量の算出方法を示す説明図である。
符号の説明
50 駆動手段
51 駆動制御手段
52 指定傾斜角入力手段
52a 指定傾斜角
53 補正手段
53a 補正傾斜角
54 傾斜角検出手段
54a 傾斜角
55 補正用誤差データ記憶手段
55a 補正用誤差データ
60 二次元座標系
61 設定点

Claims (2)

  1. 互いに直交するX軸及びY軸に沿って傾動される二軸テーブル(5)と、
    前記二軸テーブル(5)に接続され、前記二軸テーブル(5)を傾動駆動する駆動手段(50)と、
    前記駆動手段(50)に接続され、前記駆動手段(50)の動作を制御する駆動制御手段(51)と、
    前記駆動制御手段(51)に接続され、前記二軸テーブル(5)の指定傾斜角(52a)を入力する指定傾斜角入力手段(52)と、
    前記二軸テーブル(5)に接続され、前記二軸テーブル(5)の前記X軸及び前記Y軸に沿う傾斜角(54a)を検出する傾斜角検出手段(54)と、
    前記駆動制御手段(51)、前記指定傾斜角入力手段(52)、及び前記傾斜角検出手段(54)に接続され、前記傾斜角検出手段(54)により検出された前記傾斜角(54a)を補正する補正手段(53)と、
    前記補正手段(53)に接続され、前記傾斜角(54a)を補正するための補正用誤差データ(55a)を記憶する補正用誤差データ記憶手段(55)と、
    を備え、
    前記補正用誤差データ記憶手段(55)は、
    前記X軸に沿う傾斜角と前記Y軸に沿う傾斜角とを軸とした二次元座標系(60)において、所定角度間隔の前記各傾斜角の組み合わせからなり格子状に設定された複数の設定点(61)毎に、前記補正用誤差データ(55a)を記憶しており、
    前記補正手段(53)は、
    前記二次元座標系(60)の前記各設定点(61)の中から前記指定傾斜角(52a)を囲む前記設定点(61)を抽出するとともに、この前記指定傾斜角(52a)を囲む前記設定点(61)の前記補正用誤差データ(55a)に基づいて、前記指定傾斜角(52a)における補正量ΔX,ΔYを求め、この補正量ΔX,ΔYを用いて前記傾斜角(54a)を補正し、
    前記駆動制御手段(51)は、
    前記補正手段(53)により補正された補正傾斜角(53a)と前記指定傾斜角(52a)との差に基づいて、前記駆動手段(50)の動作を制御することを特徴とする二次元型テーブル微小角度駆動機構。
  2. 前記補正量算出手段は、
    前記指定傾斜角の前記X軸及び前記Y軸に沿う傾斜角の組み合わせを(X,Y)、前記指定傾斜角を囲む前記各設定点の前記各傾斜角の組み合わせを(Xn,Ym),(Xn+1,Ym),(Xn,Ym+1),(Xn+1,Ym+1)、前記各設定点(Xi,Yj)での前記X軸に沿う傾斜角の補正用誤差データをP(Xi,Yj)、及び前記各設定点(Xi,Yj)での前記Y軸に沿う傾斜角の補正用誤差データをQ(Xi,Yj)として(但し、n,m,i,jは任意の整数)、
    次の式(1)〜(3)に基づいて前記指定傾斜角でのX軸に沿う補正量ΔXを求め、
    Figure 2009110478
    次の式(4)〜(6)に基づいて前記指定傾斜角でのY軸に沿う補正量ΔYを求める
    Figure 2009110478
    ことを特徴とする請求項1記載の二次元型テーブル微小角度駆動機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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