JP2009110409A - 当り判定装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特別に費用をかけて準備をすることなく、また、キャッシャに負担をかけることなく商品等のキャンペーンを行うことができる当り判定装置およびその制御方法を提供すること。
【解決手段】 無線タグリーダにより、特定の商品データおよび固有の識別コードからなるタグデータを記憶した無線タグから非接触でタグデータを読取る。そして、この無線タグリーダが読取ったタグデータと記憶部に記憶された特定のデータとに基づいて当りの成否を判定する。さらに、この当りの成否の判定結果を出力する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、商品等に貼付された無線タグに記憶された情報を非接触で読取り、当りの成否を判定する当り判定装置およびその制御方法に関する。
近年、流通業界においては、無線タグを利用した会計システムの開発が進められている。このシステムに用いられる無線タグは、各商品に貼付され、内蔵したICに商品データ等が記憶される。一方、客が買い上げる商品の登録業務に供されるPOS(Point Of Sales)端末等の商品販売データ処理装置に無線タグリーダを接続し、この無線タグリーダのアンテナを会計カウンタの近傍に取付ける。客がこの会計カウンタに買上商品を載せると、上記アンテナから読取用の電波が照射され、各商品に貼付された無線タグが応答電波を返信する。そして、この応答電波を受信して得た商品データ等に基づき、商品販売データ処理装置は、買上商品を登録して商品の販売データを処理する。このような無線タグを利用した会計システムでは、各商品に付されたバーコードをバーコードリーダで商品毎に読取る作業を省略して会計処理を効率よく実施できるため、キャッシャの人数を減らして人件費が節約できる等の利点がある。また、客にとっては、会計処理に待たされる時間が減るので、店舗の利用促進効果による売上の上昇が期待できる。
また、商品の製造段階においては、パッケージに工夫を凝らしたり、商品の販売時においては、景品を贈呈したりすることによって客の購買意欲を促進し、売上の上昇を図る手法も採られている。(例えば、特許文献1参照)
特開2007―122541号公報
上記のように客の購買意欲を促進して売上の上昇を図る手法としては、例えばコンビニエンスストア等で行われるくじがある。このとき、所定の条件を満たした客が、会計後に専用のくじを引き、当りが出たときにノベルティ商品や割引券等の贈呈を受けるという形態が一般的である。このようなくじによるキャンペーンを行うとき、費用をかけて上記専用のくじを用意しなければならない。
また、特定の商品に関するキャンペーンのため、対象商品を購入した客に対してのみくじを実施するときには、キャッシャは、対象商品が買上商品に含まれているか否かを判断し、対象商品が含まれているときには、顧客にくじを引いてもらって当りの成否を判定しなければならないため業務の負担となる。
本発明は、上記のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、特別に費用をかけて準備をすることなく、また、キャッシャに負担をかけることなく、くじを利用した商品等のキャンペーンを行うことができる当り判定装置及びその制御方法を提供することである。
本発明にかかる当り判定装置は、特定の商品データおよび固有の識別コードからなるタグデータを記憶した無線タグから非接触で前記タグデータを読取る無線タグリーダと、前記無線タグリーダが読取ったタグデータに基づいて当りの成否を判定する当り判定手段と、この当り判定手段が判定した当りの成否を出力する当り成否出力手段と、を具備してなることを特徴としている。
かかる手段を講じた本発明によれば、特別に費用をかけて準備をすることなく、また、キャッシャに負担をかけることなく、くじを利用した商品等のキャンペーンを行うことができる当り判定装置及びその制御方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施の形態では、本発明にかかる当り判定装置をコンビニエンスストア等の小売店舗に置かれたPOS端末を用いて実現した場合について説明する。
初めに、第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明にかかる当り判定装置であるPOS端末1の使用態様を示すブロック図である。当該POS端末1には、相互通信可能な通信回線を介して無線タグリーダ2が接続されており、この無線タグリーダ2には、非接触で無線タグと交信可能なアンテナ3を有するアンテナ板4が接続されている。また、店舗内の各商品には、ICを有する無線タグ5が取り付けられており、それぞれの無線タグ5のICには、商品毎に割当てられたメーカーコード,商品コードなどの商品データと、無線タグ5毎に割当てられた固有の識別コードであるシリアル番号とからなるタグデータが記憶されている。
無線タグリーダ2は、アンテナ3の交信領域内に存在する無線タグ5と非接触で交信し、無線タグ5に記憶されたタグデータを読取る。そして読取ったタグデータをPOS端末1に送信する。無線タグリーダ2からタグデータを受信したPOS端末1は、そのデータに基づいて商品販売データを取得して処理する。
図2は、POS端末1の要部構成を示すブロック図である。このPOS端末1は、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)10を搭載している。また、プログラム等の固定的データが格納されたROM(Read Only Memory)11、各種データを書換え可能に記憶するための種々のメモリエリアが形成されるRAM(Random Access Memory)12、通信回線を介して外部とのデータ通信を制御する通信インターフェイス(I/F)13、上記無線タグリーダとの接続を司る無線タグリーダインターフェイス14、キャッシャ用表示器21の画面表示を制御する表示コントローラ15、客面表示器22の画面表示を制御する表示コントローラ16、ドロワ23に対して開放指令信号を出力するI/Oポート17、キーボード24から操作キーに対応したキー信号を取込むキーボードコントローラ18、レシート・ジャーナル(RJ)プリンタ25を制御するプリンタコントローラ19、ハードディスクドライブ(HDD)26へのデータの書込み及び読出しを制御するハードディスクドライブコントローラ20を備えている。そしてCPU10と、ROM11,RAM12,通信インターフェイス13,無線タグリーダインターフェイス14,表示コントローラ15,表示コントローラ16,I/Oポート17,キーボードコントローラ18,プリンタコントローラ19,およびハードディスクドライブコントローラ20とをアドレスバス,データバス等のバスライン27で接続して構成されている。
キャッシャ用表示器21は、POS端末1を操作するキャッシャに向けて処理内容等を表示する。客面表示器22は、会計処理を行う顧客に向けて会計金額等を表示する。キーボード24には、数値を入力するための置数キーの他、乗算キー,小計キー,現計キー等の各種ファンクションキーが配設されている。レシート・ジャーナルプリンタ25は、印字媒体であるレシート用紙に会計情報等を印字してレシートを発行する。
商品の販売登録処理時において、RAM12には、無線タグリーダ2から受信したタグデータが記憶保持されるタグデータバッファ30,および無線タグリーダ2から受信したタグデータに基づいて取得される商品販売データを記憶保持するための登録商品バッファ31が形成される。
図3は、タグデータバッファ30に記憶されるデータ構成の一例を示す模式図である。タグデータバッファ30には、無線タグリーダ2から受信したタグデータを構成するメーカーコード,商品コード,およびシリアル番号が、連番の番号“No.”を付されて記憶される。無線タグリーダ2から重複するタグデータを受信したときには、受信したタグデータを破棄する。すなわち、タグデータバッファ30には、同一のタグデータが記憶されることはない。
図4は、登録商品バッファ31に記憶されるデータ構成の一例を示す模式図である。無線タグリーダ2から受信したタグデータがタグデータバッファ30に記憶されていないとき、登録商品バッファ31には、受信したタグデータのメーカーコードおよび商品コードに基づいて商品マスタファイルから取得した商品名および単価、後述の当りコード、同一商品の売上点数および売上金額等からなる商品販売データが、連番の番号“No.”を付されて記憶される。当該登録商品バッファ31に商品販売データが記憶されると、売上点数および売上金額の合計が算出され、それぞれの“合計”欄が更新される。
当該POS端末1は、タグデータバッファ30に記憶された商品のタグデータに基づいてくじを行い、タグデータが所定の条件を満たすとき、当り判定を成す。このとき、客は、ノベルティ商品の贈呈等の各種特典を受けることができる。当該POS端末1の主記憶部として機能するハードディスクドライブ26には、この当り判定に使用する特典情報テーブル32および当りデータテーブル33が記憶されている。
図5は、特典情報テーブル32に記憶されるデータ構造の一例を示す模式図である。特典情報テーブル32には、当り判定がなされたときの特典情報と、その特典情報を識別するための当りコードが記憶されている。
図6は、当りデータテーブル33に記憶されるデータ構造の一例を示す模式図である。当りデータテーブル33には、タグデータを構成するメーカーコード,商品コード,およびシリアル番号に対して上記当りコードが割当てられ、連番の番号“No.”を付して記憶されている。
かかる構成のPOS端末1に電源を投入してシステムを起動すると、CPU10が、図7の流れ図に示す制御処理を実行する。すなわち、CPU10は、ST(ステップ)101としてキーボード24に設けられた登録キーの操作を待機する。登録キーが操作されたとき(ST101のYes)には、商品の販売登録処理を開始し、ST102として商品タグの読取を無線タグリーダ2に指令し、この指令を受けた無線タグリーダ2は、アンテナ3から無線タグの読取用電波を発信する。無線タグからの応答電波をアンテナ3が受信すると、無線タグリーダ2が応答電波を復調してタグデータに変換し、POS端末1に送信する。
CPU10は、ST103としてこのタグデータの受信を待機しており、タグデータを受信したとき(ST103のYes)には、ST104としてタグデータバッファ30に同一のタグデータが記憶されているか否かを判断する。タグデータバッファ30に同一のデータが記憶されているとき(ST104のYes)には、ST105として今回受信したタグデータを破棄する。
タグデータバッファ30に同一のデータが記憶されていないとき(ST104のNo)には、ST106としてタグデータバッファ30にタグデータを記憶する。そして、ST107として当該タグデータに基づく当り判定処理を実行する(当り判定手段)。
当り判定処理においてCPU10が実行する処理の流れを図8に示している。先ず、CPU10は、ST201としてRAM12のメモリエリアに形成したカウンタiを初期化(i=1)する。しかる後、ST202として当りデータテーブル33から、i番目のデータエリアに記憶されたメーカーコード,商品コード,シリアル番号を取得し、ST203としてST103の処理にて受信したタグデータを構成するメーカーコード,商品コード,シリアル番号と比較する。このとき比較したメーカーコード,商品コード,シリアル番号のうち1つでも一致しないとき(ST203のNo)には、ST204としてカウンタiをインクリメントし、ST205として当りデータテーブル33のi番目のデータエリアにデータが格納されているか否かを判断する。データが格納されているとき(ST205のYes)には、再びST202の処理に戻る。データが格納されていないとき(ST205のNo)には、当りデータテーブル33に記憶された全てのデータとの比較が終了しているため、当該当り判定処理を終了する。
ST203の処理にて比較したメーカーコード,商品コード,シリアル番号が全て一致しているとき(ST203のYes)には、CPU10は、ST206としてi番目のデータエリアに記憶された当りコードをRAM12に記憶し、当該当り判定処理を終了する。
上記の当り判定処理を経て、CPU10は、ST108として登録商品バッファ31にタグデータのメーカーコードおよび商品コードと、商品マスタファイルから得た商品名および単価に加え、当り判定処理でRAM12に当りコードが記憶された場合は、その当りコードを記憶する。このとき、同一のメーカーコードおよび商品コードからなるデータが登録商品バッファ31に未登録のときには、売上点数を1とし、同一のメーカーコードおよび商品コードからなるデータが既に登録商品バッファ31に記憶されているときには、その売上点数をインクリメントする。そして売上金額(単価×商品点数)の算出、合計金額および合計点数の更新を行う。
登録商品バッファ31へのデータ登録が完了すると、CPU10は、ST109としてキーボード24に設けられた小計キーの操作がなされているか否かを判断し、小計キーが操作されていないとき(ST109のNo)には、再びST102の処理に戻る。小計キーの操作がなされているとき(ST109のYes)には、ST110として登録商品バッファ31に記憶された合計点数および合計金額をキャッシャ用表示器21および客面表示器22に表示する。
次に、CPU10は、ST111としてキーボード24に設けられた締めキーの操作を待機し、締めキーの操作を検知したとき(ST111のYes)には、ST112として釣銭額を算出してキャッシャ用表示器21および客面表示器22に表示し、ドロワを開放するなどの決済処理を実行する。
次に、CPU10は、ST113として登録商品バッファ31の“当りコード”欄に当りコードが記憶されているか否かを判断する。登録商品バッファ31に当りコードが記憶されているとき(ST113のYes)には、ST114として登録商品バッファ31に記憶された当りコードを用いて特典情報テーブル32から特典情報を取得する。そして、取得した特典情報および商品取引の内容等を印字したレシートをレシート・ジャーナルプリンタ25から発行し、キャッシャ用表示器21および客面表示器22に特典情報を表示する。このとき、複数の当りコードが登録商品バッファ31に記憶されているときには、各当りコードに基づいて複数の特典情報を出力する。上記の特典情報の出力が終了すると、次の商品の販売処理を待機する。
登録商品バッファ31に当りコードが記憶されていないとき(ST113のNo)には、CPU10は、ST115としてはずれである旨を印字したレシートをレシート・ジャーナルプリンタ25から発行し、キャッシャ用表示器21および客面表示器22にはずれである旨を表示する。すなわち、ST114およびST115の処理においてCPU10が実行する制御処理およびレシート・ジャーナルプリンタ25,キャッシャ用表示器21および客面表示器22は、当り成否出力手段を構成する。上記のはずれである旨の出力が終了すると、次の商品の販売処理を待機する。
以上のように、当該POS端末1は、商品に貼付された無線タグ5から読み取ったメーカーコード,商品コード,シリアル番号を有するタグデータに基づいてくじを行うため、専用のくじを用意する必要がなくなり経費が削減できる。
当り判定が成されたときには、レシートの発行,キャッシャ用表示器21および客面表示器22への表示により特典情報が出力される。そして、出力された特典情報が割引券や値引券であれば、顧客は、その情報が印字されたレシートを次回の買物時にキャッシャに提示して代金の割引や値引を受けることができる。また、出力された特典情報がノベルティ商品の贈呈等であれば、キャッシャは、その情報が表示されたキャッシャ用表示器21又はその情報が印字されたレシートを確認し、出力された特典情報に基づいてノベルティ商品の贈呈等を実施する。すなわち、当りデータテーブル33に所定のメーカーコードおよび商品コードを記憶しておけば、特定の商品又は特定のメーカーの商品のみに限定したキャンペーンを実施する場合でも、キャッシャは、対象商品を買上商品の中から判別することを要せず、顧客にくじを引いてもらって当りの成否を判定する必要がないため、業務の負担となることはない。
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。本実施の形態においては、第1の実施形態における当りデータテーブル33とデータ形式が異なる当りデータテーブル34を用いてST107の当り判定処理を行う。他の構成および商品の販売処理登録処理の流れは第1の実施形態と同様である。
図9は、本実施形態において使用する当りデータテーブル34に記憶されるデータ構造の一例を示す模式図である。当りデータテーブル34の1番目のデータエリアには、無線タグリーダ2から受信したタグデータをマスクするマスクデータが記憶されている。ここでマスクとは、あるデータの特定部分を0にする処理であり、当該当りテーブル34に記憶されたマスクデータを用いてタグデータをマスクすると、マスクデータが“0”の位がマスクされ、“F”の位がそのまま残る。なお、本実施形態では一例として、マスクデータによりシリアル番号の一部をマスクして当り判定に使用する場合について説明する。当りデータテーブル34の2番目以降のデータエリアには、マスクデータによりマスクされた後のタグデータと比較するためのタグデータを構成するメーカーコード,商品コード,シリアル番号が上記当りコードと共に記憶されている。
ここで、例えば、受信したタグデータのシリアル番号が“123456”である場合に、このシリアル番号を図9に示したシリアル番号のマスクデータ“0000FF”でマスクすると、マスクデータが“0”である位の数値が0となり、マスクデータが“F”である位の数値がそのまま残って“000056”となる。
当りデータテーブル34を用いた当り判定処理においてCPU10が実行する処理の流れを図10に示している。先ず、CPU10は、ST301としてRAM12のメモリエリアに形成したカウンタiを初期化(i=2)する。しかる後、ST302として当りデータテーブル34から、1番目のデータエリアに記憶されたメーカーコード,商品コード,シリアル番号のマスクデータを取得し、このマスクデータを用いてST106の処理にてタグデータバッファ30に記憶したメーカーコード,商品コード,シリアル番号をマスクする。
次に、CPU10は、ST303として当りデータテーブル34から、i番目のデータエリアに記憶されたメーカーコード,商品コード,シリアル番号を取得し、これらのデータとST304としてST302の処理にてマスクしたメーカーコード,商品コード,シリアル番号とを比較する。このとき比較したメーカーコード,商品コード,シリアル番号のうち1つでも一致しないとき(ST304のNo)には、ST305としてカウンタiをインクリメントし、ST306として当りデータテーブル34のi番目のデータエリアにデータが格納されているか否かを判断する。データが格納されているとき(ST306のYes)には、再びST303の処理に戻る。データが格納されていないとき(ST306のNo)には、当該当り判定処理を終了する。
ST304の処理にて比較したメーカーコード,商品コード,シリアル番号が全て一致しているとき(ST304のYes)には、CPU10は、ST307としてi番目のデータエリアに記憶された当りコードをRAM12に記憶し、当該当り判定処理を終了する。
このように、本実施例においては、当りデータテーブル34にシリアル番号の一部を入力する必要がない。同様に、メーカーコードのマスクデータの一部を“0”とすれば、その部分のメーカーコードを入力する必要がなくなり、商品コードのマスクデータの一部を“0”とすれば、その部分の商品コードを入力する必要がなくなる。また、メーカーコード,商品コード,シリアル番号のそれぞれのマスクデータの一部を“0”とすれば、その部分のメーカーコード,商品コード,シリアル番号を入力する必要がなくなる。
すなわち、当りデータテーブル34には、メーカーコード,商品コード,シリアル番号を全て入力せずに、各データのマスクされない位のデータのみを入力すればよいため、容易に当りのタグデータの設定や当り確率の変更ができる。また、商品コードの全ての位をマスクすれば、特定メーカーの商品を対象としたキャンペーン等も行うことができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、当り判定の結果は、ST113の処理にて登録商品バッファ31に当りコードが記憶されているときにのみ出力し、当りコードが記憶されていないときには出力せず、ST115の処理においてははずれである旨を印字しない通常のレシートを発行してもよい。
また、当り成否出力手段は、レシート・ジャーナルプリンタ25による特典情報を印字したレシートの発行およびキャッシャ用表示器21,客面表示器22への特典情報の表示に限定されず、例えば、POS端末1に顧客が保持する記憶媒体とデータ通信可能な通信端末を設け、この通信端末により上記記憶媒体へ特典情報を出力してもよい。
また、当り判定に用いるタグデータは、メーカーコード,商品コード,シリアル番号の組合せに限定されず、くじの対象としたい特定の商品又は特定のメーカーの商品に対して当りを判定できる組合せであればよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。
本発明の第1の実施形態におけるPOS端末の使用態様を示すブロック図。 同実施の形態におけるPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態においてタグデータバッファに記憶されるデータ構成の一例を示す模式図。 同実施の形態において登録商品バッファに記憶されるデータ構成の一例を示す模式図。 同実施の形態において特典情報テーブルに記憶されるデータ構造の一例を示す模式図。 同実施の形態において当りデータテーブルに記憶されるデータ構造の一例を示す模式図。 同実施の形態におけるPOS端末が実行する制御処理の流れ図。 同実施の形態におけるPOS端末が当り判定処理において実行する制御処理の流れ図。 本発明の第2の実施形態において当りデータテーブルに記憶されるデータ構造の一例を示す模式図。 同実施の形態におけるPOS端末が当り判定処理において実行する制御処理の流れ図。
符号の説明
1…POS端末、2…無線タグリーダ、3…アンテナ、4…アンテナ板、5…無線タグ、10…CPU、11…ROM、12…RAM、21…キャッシャ用表示器、22…客面表示器、24…キーボード、25…レシート・ジャーナルプリンタ、26…ハードディスクドライブ、30…タグデータバッファ、31…登録商品バッファ、32…特典情報テーブル、33,34…当りデータテーブル

Claims (6)

  1. 特定の商品データおよび固有の識別コードからなるタグデータを記憶した無線タグから非接触で前記タグデータを読取る無線タグリーダと、
    前記無線タグリーダが読取ったタグデータに基づいて当りの成否を判定する当り判定手段と、
    この当り判定手段が判定した当りの成否を出力する当り成否出力手段と、
    を具備してなることを特徴とする当り判定装置。
  2. 特定のタグデータを記憶した記憶部、
    をさらに有し、
    前記当り判定手段は、前記無線タグリーダが読取ったタグデータと前記記憶部に記憶された特定のタグデータとに基づいて当りの成否を判定することを特徴とする請求項1に記載の当り判定装置。
  3. 前記記憶部は、前記無線タグリーダが読取ったタグデータをマスクするマスクデータをさらに有し、
    前記当り判定手段は、前記マスクデータにて前記無線タグリーダが読取ったタグデータをマスクし、このマスクしたタグデータと前記記憶部に記憶された特定のタグデータとを比較して当りを判定することを特徴とする請求項2に記載の当り判定装置。
  4. 前記記憶部は、前記当り判定手段により当りが成立すると判定されたときに提供される特典情報をさらに有し、
    前記当り成否出力手段は、前記当り判定手段により当りが成立すると判定されたときには、前記特典情報を出力することを特徴とする請求項2又は3に記載の当り判定装置。
  5. 前記記憶部に記憶された特定のタグデータは、前記特典情報を識別する当りコードを割当てられて記憶されており、
    前記当り成否出力手段は、前記当り判定手段により当りが成立すると判定されたときには、当りの成否の判定に用いた前記特定のタグデータに割当てられた前記当りコードにより特定される特典情報を出力することを特徴とする請求項4に記載の当り判定装置。
  6. 特定の商品データおよび固有の識別コードからなるタグデータを記憶した無線タグから、無線タグリーダにより非接触で前記タグデータを読取る読取ステップと、
    前記読取ステップにて読取ったタグデータが所定の条件を満たすときに当りの成否を判定する判定ステップと、
    この判定ステップにて判定された当りの成否を出力する出力ステップと、
    を具備してなることを特徴とする当り判定装置の制御方法。
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