JP2009110145A - 翻訳依頼管理方法、翻訳依頼管理装置、及び翻訳依頼管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】共通のコンテンツの翻訳を共同で依頼する場合において、当該コンテンツに最適な翻訳料金、募集口数、及び一口当たりの依頼単価を決定する翻訳依頼管理方法、翻訳依頼管理装置、翻訳依頼管理プログラムを提供する。
【解決手段】翻訳依頼者により、翻訳を依頼するWebコンテンツが入力されると、翻訳可能な翻訳者を決定し(S151)、当該コンテンツがリンク先となっている他のWebコンテンツを検索し、記述されているリンク記述の数を翻訳ニーズとして決定し、この翻訳ニーズに適当な翻訳料金、募集口数、及び依頼単価を決定する(S153)。この条件で、翻訳依頼者は応募する口数を申請し(S157)申請された口数の総計に依頼単価を乗算した金額が翻訳料金以上となった場合(S169:YES)、翻訳者により発注処理がなされる。
【選択図】図15
【解決手段】翻訳依頼者により、翻訳を依頼するWebコンテンツが入力されると、翻訳可能な翻訳者を決定し(S151)、当該コンテンツがリンク先となっている他のWebコンテンツを検索し、記述されているリンク記述の数を翻訳ニーズとして決定し、この翻訳ニーズに適当な翻訳料金、募集口数、及び依頼単価を決定する(S153)。この条件で、翻訳依頼者は応募する口数を申請し(S157)申請された口数の総計に依頼単価を乗算した金額が翻訳料金以上となった場合(S169:YES)、翻訳者により発注処理がなされる。
【選択図】図15
Description
本発明は、翻訳依頼管理方法、翻訳依頼管理装置、及び翻訳依頼管理プログラムに関し、詳細には、共同翻訳依頼時において適切な募集口数と一口当たりの単価とを設定できる翻訳依頼管理方法、翻訳依頼管理装置、及び翻訳依頼管理プログラムに関する。
ネットワークを介し、製品の購入を希望する複数人がまとまった数量を共同購入することにより、割引率の高い条件で当該製品を購入できる共同購入システムが提案されている。このようなシステムにおいては、あらかじめ募集人数の目安が定められ、購入希望者がこの募集人数に達した時点で条件が成立し発注がなされる。このことにより、販売者側でまとまった数量の製品を一括して仕入れることができ、製品単価を下げることが可能となっている。また、例えば、特許文献1に記載の電子商取引方法においては、購入側の発起人が募集人数を提示し、販売者がこの条件に適正な割引率を設定することによって、購入側と販売側との調整を図っている(特許文献1参照)。
特開2002−269388号公報
しかしながら、購入対象物のニーズが低い場合に募集人数を大きく設定した場合には、実際の募集者が募集人数に到達せず、発注が成立しない場合がある。また逆に、ニーズが高いにもかかわらず募集人数を小さく設定した場合には、より高い割引率で製品を購入できたにもかかわらず、募集人数に希望者の人数が到達した時点で発注がなされてしまうため、問題であった。
加えて、購入対象物が特定のコンテンツを翻訳した翻訳結果である場合においては、翻訳依頼者は高額な翻訳費用を分担して支払うことができるばかりでなく、翻訳依頼者人数に応じた割引率を上述の製品の共同購入の場合と比較して大きく設定できるという利点があるものの、翻訳依頼者人数と分担金の適正な設定が難しく、結果として発注に結び付かない可能性があり問題である。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、適正な募集人数と価格とを提示できる翻訳依頼管理方法、翻訳依頼管理装置、及び翻訳依頼管理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の翻訳依頼管理方法は、ネットワークに接続可能な翻訳依頼管理装置により処理される翻訳依頼管理方法であって、ネットワークに接続したユーザ端末から出力され、コンテンツの特定言語への翻訳を依頼する情報である翻訳依頼情報を受け付ける依頼情報受付ステップと、翻訳者に関する情報であって、翻訳可能な言語の情報を少なくとも含む翻訳者情報を記憶した翻訳者情報記憶手段を参照し、前記依頼情報受付ステップにより受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツの特定言語への翻訳が可能な翻訳者を決定する翻訳者決定ステップと、前記依頼情報受付ステップにより受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツに対する、翻訳が要求されている度合の情報である翻訳ニーズ情報を算出するニーズ算出ステップと、前記ニーズ算出ステップにより算出した翻訳ニーズ情報に応じて、翻訳を共同依頼する場合の募集口数である翻訳依頼口数と、一口あたり負担する料金である依頼単価料金とを決定する翻訳料金決定ステップと、ネットワークに接続したユーザ端末から出力され、前記コンテンツの翻訳を依頼する翻訳依頼者が前記翻訳依頼口数の一部または全部を負担するために申請する口数を示す口数情報を受け付ける依頼口数受付ステップと、前記依頼口数受付ステップにより受け付けた口数情報の示す口数の総計が、前記翻訳依頼口数以上となった場合に、翻訳依頼者より、当該翻訳依頼者の申請した口数と前記依頼単価料金とを乗算した料金を請求する料金請求ステップと、前記依頼口数受付ステップにより受け付けた口数情報の示す口数の総計が、前記翻訳依頼口数以上となった場合に、翻訳者に対して前記コンテンツの翻訳依頼を通知する翻訳依頼通知ステップとを備えている。
また、請求項2に係る発明の翻訳依頼管理方法は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記ニーズ算出ステップにより算出した翻訳ニーズ情報に応じて、翻訳に必要な料金である翻訳総計料金を決定し、前記翻訳料金決定ステップにより決定した翻訳総計料金に基づき、翻訳依頼口数と依頼単価料金との乗算結果が当該翻訳総計料金と同値となるような翻訳依頼口数と依頼単価料金を定める料金割合決定ステップをさらに備えている。
また、請求項3に係る発明の翻訳依頼管理装置は、ネットワークに接続可能な翻訳依頼管理装置であって、ネットワークに接続したユーザ端末からのコンテンツの特定言語への翻訳を依頼する翻訳依頼情報を、ネットワークを介して受け付ける依頼情報受付手段と、翻訳者に関する情報であって、翻訳可能な言語の情報を少なくとも記憶した翻訳者情報記憶手段を参照し、前記依頼情報受付手段により受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツの特定言語への翻訳が可能な翻訳者を決定する翻訳者決定手段と、前記依頼情報受付手段にて受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツに対する、翻訳が要求されている度合の情報である翻訳ニーズ情報を算出するニーズ算出手段と、前記ニーズ算出手段により算出した翻訳ニーズ情報に応じ、翻訳を共同依頼する場合の募集口数である翻訳依頼口数と、一口あたりの負担料金である依頼単価料金とを決定する翻訳料金決定手段と、ネットワークに接続したユーザ端末からの、前記コンテンツの翻訳を依頼する翻訳依頼者が申請する口数を示す口数情報を、ネットワークを介して受け付ける依頼口数受付手段と、前記依頼口数受付手段により受け付けた口数情報の示す口数の総計が、前記翻訳依頼口数以上となった場合に、翻訳依頼者に対して、当該翻訳依頼者の申請した口数と前記依頼単価料金とを乗算した料金を請求する料金請求手段と、前記依頼口数受付手段により受け付けた口数情報の示す口数の総計が、前記翻訳依頼口数以上となった場合に、翻訳者に対して前記コンテンツの翻訳依頼を通知する翻訳依頼通知手段とを備えている。
また、請求項4に係る発明の翻訳依頼管理プログラムは、請求項1又は2のいずれかに記載の翻訳依頼管理方法の各種処理ステップをコンピュータに実施させる。
請求項1に係る発明の翻訳依頼管理方法では、ネットワークに接続したユーザ端末から、コンテンツの特定言語への翻訳を依頼する情報である翻訳依頼情報を受け付けた場合に、翻訳者に関する情報であって、翻訳可能な言語の情報を少なくとも含む翻訳者情報を記憶した翻訳者情報記憶手段を参照し、受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツの特定言語への翻訳が可能な翻訳者を決定する。次に、受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツに対する、翻訳が要求されている度合の情報である翻訳ニーズ情報を算出し、翻訳ニーズ情報に応じて、翻訳を共同依頼する場合の募集口数である翻訳依頼口数と、一口あたり負担する料金である依頼単価料金とを決定する。そして、コンテンツの翻訳を依頼する翻訳依頼者が翻訳依頼口数の一部または全部を負担するために申請する口数を示す口数情報を受け付け、受け付けた口数情報の示す口数の総計が、翻訳依頼口数以上となった場合に、翻訳依頼者より、翻訳依頼者の申請した口数と依頼単価料金とを乗算した料金を請求する。そして、翻訳者に対して前記コンテンツの翻訳依頼を通知する。すなわち、翻訳依頼者からの翻訳依頼に際し、まず翻訳ニーズ情報を算出し、翻訳ニーズに応じた依頼単価と募集口数を決定する。そして、決定した依頼単価と募集口数に基づき、翻訳依頼者より申請がなされる。よって、算出した翻訳ニーズに応じ適切な募集口数及び依頼単価料金を設定することが可能となるため、発注条件が成立せず発注がなされない状況や、翻訳依頼者が多数であるにも関わらず各翻訳依頼者の料金負担が高額になってしまう状況を防止することが可能となる。
また、請求項2に係る発明の翻訳依頼管理方法では、算出した翻訳ニーズ情報に応じて、翻訳に必要な料金である翻訳総計料金を決定し、決定した翻訳総計料金に基づき、翻訳依頼口数と依頼単価料金との乗算結果が翻訳総計料金と同値となるような翻訳依頼口数と依頼単価料金を定める。従って、請求項1に記載の発明の効果に加え、翻訳対象のコンテンツのニーズに応じた翻訳料金を設定でき、適切な翻訳依頼の価格設定が可能となる。
また、請求項3に係る発明の翻訳依頼管理装置では、依頼情報受付手段により、ネットワークに接続したユーザ端末からコンテンツの特定言語への翻訳を依頼する翻訳依頼情報を受け付ける。次に、翻訳者決定手段により、翻訳者に関する情報であって、翻訳可能な言語の情報を少なくとも記憶した翻訳者情報記憶手段を参照し、依頼情報受付手段により受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツの特定言語への翻訳が可能な翻訳者を決定する。次に、ニーズ算出手段により、受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツに対する、翻訳が要求されている度合の情報である翻訳ニーズ情報を算出し、翻訳料金決定手段が、算出した翻訳ニーズ情報に応じ、翻訳を共同依頼する場合の募集口数である翻訳依頼口数と、一口あたりの負担料金である依頼単価料金とを決定する。そして、依頼口数受付手段により、ネットワークに接続したユーザ端末から、コンテンツの翻訳を依頼する翻訳依頼者が申請する口数を示す口数情報を受け付け、受け付けた口数情報の示す口数の総計が、翻訳依頼口数以上となった場合に、料金請求手段により、翻訳依頼者に対して、翻訳依頼者の申請した口数と前記依頼単価料金とを乗算した料金を請求する。そして、翻訳者に対してコンテンツの翻訳依頼を通知する。すなわち、翻訳依頼者からの翻訳依頼に際し、まず翻訳ニーズ情報を算出し、翻訳ニーズに応じた依頼単価と募集口数を決定する。そして、決定した依頼単価と募集口数に基づき、翻訳依頼者より申請がなされる。算出した翻訳ニーズに応じ適切な募集口数及び依頼単価料金を設定することが可能であり、よって、算出した翻訳ニーズに応じ適切な募集口数及び依頼単価料金を設定することが可能となるため、発注条件が成立せず発注がなされない状況や、翻訳依頼者が多数であるにも関わらず各翻訳依頼者の料金負担が高額になってしまう状況を防止することが可能となる。
また、請求項4に係る翻訳依頼管理プログラムでは、コンピュータに実行させることにより、請求項1又は2に記載の効果と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照し説明する。本発明では、翻訳を依頼する翻訳依頼者は、同一翻訳対象の翻訳を依頼する他の翻訳依頼者と共同で翻訳依頼を行う。翻訳依頼が行われると、翻訳依頼管理装置は、翻訳対象の翻訳のニーズ(以降、「翻訳ニーズ」という。)を算出し、翻訳に必要な料金(以降、「翻訳料金」という。)、翻訳依頼者から募集する口数(以降、「募集口数」という。)、及び一口当たりの単価(以降、「依頼単価」という。)について、算出した翻訳ニーズに適当な値を決定する。翻訳依頼者は、自身が申し込む口数を申請し(以降、「申込口数」という。)、複数の翻訳依頼者による申込口数の総計が募集口数以上となった時点で、翻訳者に対して翻訳依頼が発注される。このことにより、翻訳依頼者は、安価な料金負担で翻訳を依頼することが可能となる。はじめに、図1及び図2を参照して、翻訳ニーズ決定方法を用いた翻訳依頼システムについて説明する。図1は、翻訳依頼システムの概要を示す模式図であり、図2は、翻訳ニーズ決定の説明図である。
図1に示すように、インターネット5には、管理サーバ1、Webサーバ36、37、38、翻訳依頼者クライアント26、翻訳者クライアント27、翻訳利用者クライアント28が接続しており、それぞれの端末はインターネット5を介して接続可能となっている。また、管理サーバ1には、リンク管理データベース(以降、「リンク管理DB」という。)1511と依頼データベース(以降、「依頼DB」という。)1512とが接続している。以下、翻訳依頼者クライアント26、翻訳者クライアント27、翻訳利用者クライアント28を総称してクライアント2、Webサーバ36,37、38を総称してWebサーバ3という。なお、クライアント2は、いずれも所謂パーソナルコンピュータと言われる汎用機である。また、Webサーバ3は、Webページを提供するサーバであり、便宜上、Webページの内容に応じてWebサーバ36,37,38を使い分けている。そして、本実施の形態では、インターネットに接続したWebサーバ3に公開されているWebページ316を「コンテンツ」として扱う。
本実施の形態では、管理サーバ1は、所謂「検索ロボット」の機能を用いて、インターネット5に公開されているWebページ316、317,318を検索し、その中に記載されているリンク記述(他のWebページへのリンクを示す記載、例えば「href」タグによる記載)を抽出して、リンク管理DB1511を構築する。このリンク管理DB1511には、リンク元コンテンツのURI(以降「リンク元URI」という。)とリンク先コンテンツのURI(以降「リンク先URI」という。)とが対応して記憶されている(図4参照)。このリンク管理DB1511を利用して、翻訳ニーズを決定する。
本実施の形態の翻訳依頼管理システムでは、このリンク管理DB1511を利用して決定された翻訳ニーズに基づいて翻訳料金、募集口数、依頼単価を決定する。翻訳ニーズが低い場合は、募集口数を小さく設定することにより、翻訳依頼者が少ない場合でも翻訳依頼がなされるようにし、翻訳ニーズが高い場合は、募集口数を大きく設定することにより、多くの翻訳依頼者に対応すると共に、一口当たりの依頼単価を低く設定することにより、各翻訳依頼者の料金負担を軽減している。
ここで、図2を参照して、翻訳ニーズの決定方法について簡単に説明する。なお、本発明は以下に示す翻訳ニーズの決定方法に限定されるものではなく、他の方法により翻訳ニーズを決定してもかまわない。図2に示すように、リンク先コンテンツ320に対して、リンク元コンテンツ331〜334がリンクを張っている。ここで、リンク先コンテンツ320の記載言語は英語である。それに対して、リンク元コンテンツ331,332,333は日本語、リンク元コンテンツ334はフランス語である。このことから、リンク先コンテンツ320に対して、日本語を使用するユーザや、フランス語を利用するユーザが、何らかの関心を持っていることがわかる。したがって、他にも日本語を使用するユーザや、フランス語を利用するユーザがリンク先コンテンツに興味を示している可能性が高いと考えられる。そこで、リンク先コンテンツを日本語やフランス語に翻訳するニーズ(翻訳ニーズ)があると考えられる。また、本実施の形態では、リンク元コンテンツ中のリンク記述の数を計数する。例えば、リンク元コンテンツ331にリンク先コンテンツ320へのリンク記述が3つ、リンク元コンテンツ332にリンク先コンテンツ320へのリンク記述が1つ、リンク元コンテンツ333にリンク先コンテンツ320へのリンク記述が5つあるとすると、日本語のリンク元コンテンツにおけるリンク記述は合計9つとなる。そして、リンク元コンテンツ334にリンク先コンテンツ320へのリンク記述が2つあるとすると、フランス語のリンク元コンテンツにおけるリンク記述の合計は2つとなる。そこで、フランス語を利用するユーザよりも、日本語を利用するユーザの方がリンク先コンテンツに対して興味を持つ人数が多いことが推定される。そこで、フランス語への翻訳ニーズよりも、日本語への翻訳ニーズの方が高いと捉えることができる。リンク記述は、翻訳ニーズ記憶エリア111(図5参照、後述)に記憶される。
次に、図3を参照して、管理サーバ1について説明する。図3は、管理サーバ1のハードウェア構成を示す模式図である。図3に示すように、管理サーバ1には、管理サーバ1の制御を司るCPU10が設けられ、CPU10には、各種のデータを一時的に記憶するRAM11と、BIOS等を記憶したROM12と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインタフェイス14とが接続されている。I/Oインタフェイス14には、ハードディスク装置15が接続される。そして、当該ハードディスク装置15には、翻訳者情報記憶エリア151と、翻訳依頼者情報記憶エリア152と、依頼DB記憶エリア153と、依頼状況記憶エリア154と、原文記憶エリア155と、翻訳結果記憶エリア156と、リンク管理DB記憶エリア157と、管理プログラム記憶エリア158と、その他の情報記憶エリア159とが少なくとも設けられている。
なお、翻訳者情報記憶エリア151には、翻訳者に関する情報が記憶され、翻訳依頼者情報記憶エリア152には翻訳依頼者に関する情報が記憶され、依頼DB記憶エリア153には、依頼DB1512が記憶され、依頼状況記憶エリア154には、翻訳依頼者の申請した口数の情報が記憶され、原文記憶エリア155には、翻訳依頼されたコンテンツの原文が記憶され、翻訳結果記憶エリア156には、翻訳依頼されたコンテンツが翻訳された場合の翻訳結果(以降「翻訳結果コンテンツ」という。)が記憶され、リンク管理DB記憶エリア157には、リンク管理DB1511が記憶され、管理プログラム記憶エリア158には、CPU10で実行されるプログラムが記憶され、その他の情報記憶エリア159には、クライアント2(図1参照)のブラウザ画面に表示させる画面のフォームや一時データなど、管理サーバ1で使用されるその他の情報が記憶される。
また、I/Oインタフェイス14には、マウスコントローラ18と、ビデオコントローラ16と、キーコントローラ17と、通信装置19とが接続されている。そして、マウスコントローラ18にはマウス181が接続され、ビデオコントローラ16にはディスプレイ161が接続され、キーコントローラ17にはキーボード171が接続され、通信装置19はインターネット5に接続可能となっている。
次に、図4を参照して、リンク管理DB記憶エリア157について説明する。図4に示すように、リンク管理DB記憶エリア157には、リンク管理DB1511が記憶されている。そして、リンク管理DB1511にはリンク先URI欄及びリンク元URI欄が設けられており、検索ロボットにより回収されたリンク先URI及びリンク元URIが対応付けられて記憶される。なお、図4において1行に記載されている情報のまとまりが1エントリである。また、図5〜図10においても同様とする。
図4に示す例では、「http://www.bbbb.com/news/200709150045.html」のリンク先URIを含むリンク元URIとして「http://blogs.dddd.ne.jp/hanako/12345.html」が記憶されており、「http://www.eeee.com/inenews/20070915101008.html」のリンク先URIを含むリンク元URIとして「http://blogs.dddd.ne.jp/hanako/12345.html」が記憶されており、「http://www.bbbb.com/news/200709150045.html」のリンク先URIを含むリンク元URIとして「http://www.bbbb.co.jp/kaisetu/20070235.html」が記憶されており、「http://www.bbbb.com/news/200709150045.html」のリンク先URIを含むリンク元URIとして「http://www.bbbb.fr/news/200709150045.html」が記憶されており、「http://www.bbbb.com」のリンク先URIを含むリンク元URIとして「http://www.bbbb.fr/news/200709150045.html」が記憶されており、「http://www.bbbb.com/news/200709150045.html」のリンク先URIを含むリンク元URIとして「http://spspsp.com/eses」が記憶されており、「http://www.bbbb.com/news/2007091000222.html」のリンク先URIを含むリンク元URIとして「http://www.bbbb.co.jp/kaisetu/20070219.html」が記憶されており、「http://www.bbbb.com」のリンク先URIを含むリンク元URIとして「http://www.bbbb.co.jp/kaisetu/20070219.html」が記憶されている。
次に、図5を参照して、管理サーバ1のRAM11に設けられている翻訳ニーズ記憶エリア111について説明する。図5は、翻訳ニーズ記憶エリア111の構成の一例を示す模式図である。図5に示すように、翻訳ニーズ記憶エリア111には、言語欄が設けられている。言語欄には、翻訳依頼システムにおいて翻訳を受けることのできる言語が記憶されている。図5に示す例では、日本語、フランス語、スペイン語、英語、中国語が示されており、他の言語は省略されている。そして、これらの言語に対応して登録数欄、ニーズ欄が設けられている。登録数欄には、翻訳依頼されたコンテンツ(以降、「依頼コンテンツ」という。)がリンク先コンテンツとしてリンク管理DB1511に登録されているエントリ数が記憶される。ニーズ欄には、決定された翻訳ニーズを示す値が記憶される。なお、翻訳ニーズの決定方法については、後述(図17)にて詳説する。
例えば、図5に示す例では「日本語」(言語)を含むエントリの登録数は「4」であり、翻訳ニーズは「4」(ニーズ:「4」)となっている。また、「フランス語」(言語)を含むエントリの登録数は「0」であり、翻訳ニーズは「0」(ニーズ:「0」)となっている。また、「スペイン語」(言語)を含むエントリの登録数は「1」であり、翻訳ニーズは「1」(ニーズ:「1」)となっている。また、「英語」(言語)を含むエントリの登録数は「0」であり、翻訳ニーズは「0」(ニーズ:「0」)となっている。また、「中国語」(言語)を含むエントリの登録数は「0」であり、翻訳ニーズは「0」(ニーズ:「0」)となっている。
次に、図6を参照して、管理サーバのRAM11に設けられている依頼条件記憶エリア112について説明する。図6は、依頼条件記憶エリア112の構成の一例を示す模式図である。図6に示すように、依頼条件記憶エリア112には、ニーズ欄が設けられている。ニーズ欄には、決定される翻訳ニーズの値の範囲が記憶されている。そして、これらに対応して翻訳料金欄、募集口数欄、依頼単価欄が設けられている。翻訳料金には、翻訳料金が記憶される。募集口数欄には、募集口数が記憶される。依頼単価欄には、依頼単価が記憶される。なお翻訳料金、募集口数、及び依頼単価には、『「翻訳料金」=「募集口数」×「依頼単価」』の関係が成立している。
例えば、図6に示す例では、1つめのエントリのニーズは「〜10」であり、この範囲の翻訳ニーズを有するコンテンツの翻訳料金は「400,000円」であり、募集口数は「10」であり、一口当たりの依頼単価は「40,000円」である。また、2つめのエントリのニーズは「11〜50」であり、この範囲の翻訳ニーズを有するコンテンツの翻訳料金は「800,000円」であり、募集する口数は「40」であり、一口当たりの依頼単価は「20,000円」である。また、3つめのエントリのニーズは「51〜100」であり、この範囲の翻訳ニーズを有するコンテンツの翻訳料金は「1,600,000円」であり、募集口数は「160」であり、一口当たりの依頼単価は「10,000円」である。また、4つめのエントリのニーズは「101〜500」であり、この範囲の翻訳ニーズを有するコンテンツの翻訳料金は「3,200,000円」であり、募集口数は「640」であり、一口当たりの依頼単価は「5,000円」である。また、5つめのエントリのニーズは「501〜」であり、この範囲の翻訳ニーズを有するコンテンツの翻訳料金は「6,400,000円」であり、募集口数は「2,560」であり、一口当たりの依頼単価は「2,500円」である。図6の例に示すように、翻訳ニーズの小さいコンテンツは、翻訳依頼者からの申込口数の総計が少ない場合でも翻訳依頼が確実になされるように、募集口数を少なく設定する一方、依頼単価を高く設定して翻訳料金が安価になり過ぎないようにしている。また、翻訳ニーズの大きいコンテンツは、翻訳依頼者からの申込口数の総計が多いことが想定されるため、募集口数を多く、一口当たりの依頼単価を低く設定することにより、各翻訳依頼者の料金負担を軽減している。
次に、図7〜図10を参照し、管理サーバ1のハードディスク装置15(図3参照)に記憶されている記憶エリアについて説明する。図7は、翻訳者情報記憶エリア151の構成の一例を示す模式図であり、図8は、翻訳依頼者情報記憶エリア152の構成の一例を示す模式図であり、図9は、依頼DB記憶エリア1512の構成の一例を示す模式図であり、図10は、依頼状況記憶エリア154の構成の一例を示す模式図である。
はじめに、図7を参照して、翻訳者情報記憶エリア151の構成の一例について説明する。図7に示すように、翻訳者情報記憶エリア151には、番号欄が設けられている。そして番号欄に記憶されている番号(以降、「翻訳者番号」という。)に対応して、氏名欄、住所欄、振込み口座欄、連絡先欄、翻訳可能言語欄が少なくとも設けられている。氏名欄には翻訳者の氏名が記憶され、住所欄には、翻訳者の住所が記憶され、振込口座欄には、翻訳者へ支払う翻訳料金を振り込む銀行口座の情報が記憶され、連絡先欄には、翻訳者に連絡をするための連絡先が記憶され、翻訳可能言語欄には、翻訳を行うことができる言語の情報が記憶される。これらの情報を参照することにより、依頼コンテンツの翻訳先言語への翻訳の可否を判断し、翻訳者へ翻訳依頼を通知している。また、翻訳者への翻訳料金の支払いが可能となる。
例えば、図7に示す例では、翻訳者番号「T1」の翻訳者「伊藤花子」は、住所が「東京都××区△△町1丁目」であり、振込口座は「B銀行B支店 普通123456」であり、連絡先は「hanako@abc.com」であり、そして、日本語から英語への翻訳、英語から日本語への翻訳を行うことができることを示している。また、翻訳者番号「T2」の翻訳者「佐藤次郎」は、住所が「大阪府△△市××町2丁目」であり、振込口座は「C銀行C支店 普通123456」であり、連絡先は「jiro@cde.com」であり、そして、日本語からフランス語への翻訳、フランス語から日本語への翻訳を行うことができることを示している。また、翻訳者番号「T3」の翻訳者「小島三郎」は、住所が「静岡県△△市××町3丁目」であり、振込口座は「D銀行D支店 普通123456」であり、連絡先は「saburo@cde.com」であり、そして、日本語から英語への翻訳、英語から日本語への翻訳を行うことができることを示している。
次に、図8を参照して、翻訳依頼者情報記憶エリア152の構成の一例について説明する。図8に示すように、翻訳依頼者情報記憶エリア152には、番号欄が設けられている。そして、番号欄に記憶されている番号(以降、「翻訳依頼者番号」という。)に対応して、氏名欄、住所欄、振込み口座欄、クレジットカード番号欄、クレジットカード期限欄、連絡先欄が少なくとも設けられている。氏名欄には翻訳依頼者の氏名が記憶され、住所欄には、翻訳依頼者の住所が記憶され、振込み口座欄には、翻訳依頼者へ支払う料金を振り込む銀行口座の情報が記憶され、クレジットカード番号欄には、翻訳を依頼するために必要な料金を請求するクレジットカードの番号情報が記憶され、クレジットカード期限には、クレジットカードの有効期限が記憶され、連絡先欄には、翻訳依頼者への連絡先が記憶される。これらの情報を参照することにより、翻訳依頼者からの申込口数に応じた料金の請求等を実現している。
例えば、図8に示す例では、翻訳依頼者番号「R1」の翻訳依頼者「山田太郎」は、住所が「愛知県△△市○○区××町3丁目」であり、振込口座は「A銀行A支店 普通123456」であり、クレジットカード番号は「1234−5678−90」であり、クレジットカード有効期限は「平成10年1月1日」であり、連絡先は「taro@abc.com」である。また、翻訳依頼者番号「R2」の翻訳依頼者「鈴木幸子」は、住所が「神奈川県××市○○町5丁目」であり、振込口座は「A銀行本店 普通345678」であり、クレジットカード番号は「0987−6543−21」であり、クレジットカード有効期限は「平成08年12月31日」であり、連絡先は「sachiko@xyz.com」である。
次に、図9を参照して、依頼DB記憶エリア153に記憶されている依頼DB1512の構成の一例について説明する。依頼DB1512には、翻訳依頼者より依頼された翻訳依頼に関する情報が記憶されている。図9に示すように、依頼DB1512には、翻訳依頼番号欄が設けられている。そして、翻訳依頼番号欄に記憶されている翻訳依頼番号に対応して、翻訳依頼者番号欄、翻訳者番号欄、発注状況欄、依頼URI欄、原文URI欄、翻訳元言語欄、翻訳先言語欄、翻訳結果URI欄、翻訳期間欄、発注期限日欄、翻訳料金欄、依頼単価欄、募集口数欄、翻訳完了連絡先欄、利用料金欄が設けられている。翻訳依頼者番号欄には、同一エントリの内容の翻訳依頼を登録した翻訳依頼者を特定する翻訳依頼者番号であり、翻訳依頼者情報記憶エリア152(図8参照)の番号欄に対応した翻訳依頼者番号が記憶される。翻訳者番号欄には、同一エントリの内容の翻訳を担当する翻訳者を特定する翻訳者番号であり、翻訳者情報記憶エリア151(図7参照)の番号欄に対応した翻訳者番号が記憶される。発注状況には、同一エントリの内容の翻訳依頼の進行状況が記憶され、未だ発注がなされていない場合には「未発注」が記憶され、既に発注がなされている場合には「発注済み」が記憶される。また、依頼URI欄には、翻訳依頼された依頼コンテンツの所在を示すURI(以下、「依頼URI」という)が記憶され、原文URI欄には、依頼URIを参照して取得した依頼コンテンツの原文(以降「原文コンテンツ」という。)を記憶している場所を示すURIが記憶される。また、翻訳元言語欄には、依頼コンテンツの記載言語が記載され、翻訳先言語欄には、依頼コンテンツを翻訳する言語の情報が記憶される。また、翻訳結果URI欄には、翻訳結果コンテンツが登録された場合に、当該翻訳結果コンテンツの所在を示すURIが記憶される。また、翻訳期間欄には、依頼コンテンツの翻訳依頼の発注がなされてから完了するまでの期間が記憶される。また、翻訳料金欄には、依頼条件記憶エリア112(図6参照)を参照して決定される翻訳料金が記憶される。また、発注期限日欄には、翻訳依頼の発注の期限日が記憶される。また、依頼単価欄には、依頼条件記憶エリア112(図6参照)を参照して決定される依頼単価が記憶される。また、募集口数欄には、依頼条件記憶エリア112(図6参照)を参照して決定される募集口数が記憶される。また、翻訳完了連絡先欄には、依頼コンテンツの翻訳が完了した場合に通知を行う連絡先が記憶される。また、利用料金欄には、申込口数を申請して依頼コンテンツの翻訳を依頼した翻訳依頼者以外の者であって、当該依頼コンテンツの翻訳結果コンテンツの取得を希望する者(以降「翻訳利用者」という。)が、取得の為に支払う料金である利用料金が記憶される。
例えば、図9に示す例では、翻訳依頼番号「1」の翻訳依頼は、依頼URI「http://www.bbbb.co.jp」のWebページに対する翻訳依頼者番号「R1」の翻訳依頼者の依頼であり、翻訳者番号「T1」の翻訳者により翻訳が行われる。そして、翻訳を行った時点での原文は、「http://www.bbbb.co.jp/A1.html」に記憶されており、翻訳結果は、「http://www.bbbb.co.jp/B1.html」に記憶されている。なお、原文の言語は英語であり、翻訳後の言語は日本語である。また、翻訳期間は「28日」であり、発注期限日は「2007年11月10日」であり、翻訳料金は「800,000円」であり、募集口数は「40口」であり、依頼単価は「20,000円」である。また、利用料金は「25,000円」である。また、翻訳依頼番号「2」の翻訳依頼は、依頼URI「http://www.cccc.co.fr」のWebページに対する翻訳依頼者番号「R1」の翻訳依頼者の依頼である。そして、翻訳者番号「T2」の翻訳者により翻訳が行われる。そして、翻訳を行った時点での原文は、「http://www.bbbb.co.jp/A2.html」に記憶されており、現在翻訳中である。なお、原文の言語はフランス語であり、翻訳後の言語は日本語である。また、翻訳期間は「20日」であり、発注期限日は「2007年12月5日」であり、翻訳料金は「400,000円」であり、募集口数は「10口」であり、依頼単価は「40,000円」である。翻訳完了後に、完了の旨の通知を「goro@abc.com」に連絡することとなっている。また、利用料金は「40,000円」である。また、翻訳依頼番号「3」の翻訳依頼は、依頼URI「http://www.dddd.co.jp」のWebページに対する翻訳依頼者番号「R4」の翻訳依頼者の依頼である。そして、翻訳者番号「T1」の翻訳者により翻訳が行われる予定であるが、未だ発注されていない。そして、翻訳を行う原文は、「http://www.bbbb.co.jp/A3.html」に記憶されており、原言語は日本語であり、翻訳後の言語は英語である。また、翻訳期間は「14日」であり、発注期限日は「2008年1月5日」であり、翻訳料金は「3,200,000円」であり、募集口数は「640」であり、依頼単価は「50,000円」ある。また、利用料金は「5,000円」である。また、翻訳依頼番号「4」の翻訳依頼は、依頼URI「http://www.eeee.co.jp」のWebページに対する翻訳依頼者番号「R4」の翻訳依頼者の依頼である。そして、翻訳者番号「T2」の翻訳者により翻訳が行われる予定であるが、未だ発注されていない。そして、翻訳を行う原文は、「http://www.bbbb.co.jp/A4.html」に記憶されており、原文の言語は日本語であり、翻訳後の言語はフランス語である。また、翻訳期間は「28日」であり、発注期限日は「2008年2月10日」であり、翻訳料金は「6,400,000円」であり、募集口数は「2560」であり、依頼単価は「2,500円」である。また、利用料金は「5,000円」である。また、翻訳依頼番号「5」の翻訳依頼は、依頼URI「http://www.ffff.co.jp」のWebページに対する翻訳依頼者番号「R2」の翻訳依頼者の依頼である。そして、翻訳者番号「T3」の翻訳者により翻訳が行われる予定であるが、未だ発注されていない。そして、翻訳を行う原文は、「http://www.bbbb.co.jp/A5.html」に記憶されており、原文の言語は英語であり、翻訳後の言語は日本語である。また、翻訳期間は「28日」であり、発注期限日は「2007年11月30日」であり、翻訳料金は「1,600,000円」であり、募集口数は「160」であり、依頼単価は「10,000円」である。また、利用料金は「15,000円」である。
次に、図10を参照して、依頼状況記憶エリア154の構成の一例について説明する。依頼状況記憶エリア154には、依頼コンテンツの翻訳を依頼する翻訳依頼者と、その申込口数の情報が記憶される。図10に示すように、依頼状況記憶エリア154には、翻訳依頼番号欄が設けられている。翻訳依頼番号欄には、翻訳依頼を特定するための番号であり、依頼DB1512の翻訳依頼番号欄(図9参照)に記憶されている翻訳依頼番号が記憶される。そして、この翻訳依頼番号に対応して、翻訳依頼者番号欄、申込口数欄が設けられている。翻訳依頼者番号欄には、同一エントリの翻訳依頼番号に対応する翻訳依頼に対して口数を申込んだ翻訳依頼者、及び、口数を申込み翻訳依頼に参加する翻訳依頼者(以降「依頼参加者」という。)の翻訳依頼者番号が記憶される。この番号は、翻訳依頼者情報記憶エリア152の番号欄(図8参照)に記憶されている翻訳依頼番号に対応している。また、申込口数欄には、同一エントリの翻訳依頼者番号の翻訳依頼者からの申込口数が記憶される。これらの情報を参照することにより、翻訳依頼に対する翻訳依頼者及び依頼参加者の人数と、申し込まれた申込口数とを把握することが可能となっている。
例えば、図10に示す例では、翻訳依頼番号「1」の翻訳依頼について、「R1」「R2」「R3」「R4」・・・「R100」の翻訳依頼者番号の翻訳依頼者が翻訳を依頼しており、それぞれが申し込んだ申込口数は「R1」が「5口」であり、「R2」が「1口」であり、「R3」が「2口」であり、「R4」が「10口」であり・・・「R100」が「1口」である。また、翻訳依頼番号「3」の翻訳依頼について、「R4」の翻訳依頼者が翻訳を依頼しており、申し込んだ申込口数は「20口」である。
次に、図11〜図13を参照し、翻訳依頼者がクライアント2(図1参照)を介して翻訳依頼を入力する場合において、クライアント2(図1参照)に表示される画面について説明する。図11は、翻訳依頼者が依頼URIを入力する依頼URI入力画面の一例であり、図12は、翻訳依頼者が応募口数や利用料金等の依頼条件を入力する依頼条件入力画面の一例であり、図13は、依頼参加者が申込口数を入力する参加条件入力画面の一例である。
はじめに、図11を参照し、依頼URI入力画面の一例について説明する。依頼URI画面は、クライアント2(図1参照)より表示される、依頼URIと翻訳言語とを入力するための画面であり、翻訳依頼管理処理における一連の表示画面のうち最初に表示される画面である。
図11に示すように、依頼URI入力画面には、翻訳対象URI欄と、言語選択欄とが設けられている。このうち、翻訳対象URI欄は、依頼URIを入力するために設けられており、言語選択欄は、指定した依頼URIに記憶されている依頼コンテンツをどの言語に翻訳するかを入力するために設けられている。そして本画面にて入力された依頼URI及び言語の情報は、ハードディスク装置15のその他の情報記憶エリア159(図3参照)に一時的に記憶される。例えば、図11に示す例においては、「http://bbbb.co.jp/A1.html」の依頼URIに記憶されている依頼コンテンツを「日本語」に翻訳するという依頼内容が入力されている。
次に、図12を参照し、依頼条件入力画面の一例について説明する。依頼条件入力画面は、翻訳依頼者が依頼コンテンツの翻訳を依頼する場合において翻訳条件を入力するための画面であり、依頼URI入力画面(図11参照)にて依頼URI及び翻訳言語が入力された後に、クライアント2(図1参照)より表示される。
図12に示すように、依頼条件入力画面には、翻訳対象URI欄、翻訳期間欄、翻訳料金欄、依頼単価欄、募集口数欄、申込口数欄、利用料金欄、発注期限日欄、納付期限日欄、「OK」ボタン、「キャンセル」ボタンが設けられている。このうち、翻訳対象URI欄は、依頼URIが表示される欄であり、依頼URI入力欄(図11参照)にて入力された依頼URIがハードディスク装置15のその他の情報記憶エリア159(図3参照)より読み出され表示される。
翻訳期間欄は、依頼URIの翻訳依頼の発注から完了までの期間が表示される欄である。翻訳期間は、依頼URI入力画面(図11参照)より依頼URIが入力された際、入力された依頼URIの示す依頼コンテンツ及び言語の情報に基づき所定の算出方法により算出され、ハードディスク装置15のその他の情報記憶エリア159(図3参照)に一時的に記憶される。翻訳期間欄には、記憶されている翻訳期間が読み出され表示される。
翻訳料金欄は翻訳料金が表示される欄であり、依頼単価欄は依頼単価が表示される欄であり、募集口数欄は募集口数が表示される欄である。翻訳料金、依頼単価、募集口数は、依頼URI入力画面(図11参照)より依頼URIが入力された際、入力された依頼URIの示す依頼コンテンツの翻訳ニーズに基づき、依頼条件記憶エリア112(図6参照)により決定され、ハードディスク装置15のその他の情報記憶エリア159(図3参照)に記憶される。翻訳料金欄、依頼単価欄、募集口数欄には、記憶されている翻訳料金、依頼単価、募集口数が読み出され表示される。
申込口数欄は、翻訳依頼者が依頼コンテンツの翻訳依頼と同時に申し込む申込口数を入力するための欄である。入力された申込口数は、ハードディスク装置15のその他の情報記憶エリア159(図5参照)に一時的に記憶される。利用料金欄は、翻訳利用者が既に翻訳のなされた翻訳結果コンテンツを取得するために必要な利用料金を入力するための欄である。入力された利用料金は、ハードディスク装置15のその他の情報記憶エリア159(図3参照)に一時的に記憶される。
発注期限日欄及び納付期限日欄には、選択ボックスにより択一選択されることにより、いずれかの情報が入力される。これらのうち、発注期限日欄は、翻訳依頼者が希望する発注期限日が入力される欄であり、納付期限日入力欄は、翻訳依頼者が希望する納付期限日が入力される欄である。発注期限日と納付期限日とは『「納付期限日」=「発注期限日」+「翻訳期間」』の関係が成立する。そして、発注期限日欄が選択され入力された場合は、納付期限日が自動的に算出され、入力された発注期限日の情報とともにその他の情報記憶エリア159(図3参照)に記憶される。納付期限日が選択され入力された場合は、発注期限日が自動的に算出され、入力された納付期限日とともにその他の情報記憶エリア159(図3参照)に記憶される。
また、「OK」ボタンは、表示されている内容(翻訳対象URI、翻訳期間、翻訳料金、依頼単価、募集口数、申込口数、利用料金、発注期限日、納付期限日)を確定する場合に押下される。「OK」ボタンが押下されると、その他の情報記憶エリア159(図3参照)に記憶されている依頼URI、翻訳期間、翻訳料金、依頼単価、募集口数、利用料金は、依頼DB1512(図9参照)の依頼URI欄、翻訳期間欄、翻訳料金欄、依頼単価欄、募集口数欄、利用料金欄にそれぞれ記憶され、同一エントリの翻訳依頼番号欄に新しい翻訳依頼番号が記憶される。また、申込口数は、翻訳依頼者の翻訳依頼者番号、及び、新しく記憶された翻訳依頼番号とともに、依頼状況記憶エリア154(図10参照)の翻訳依頼番号欄、翻訳依頼者番号欄、及び申込口数欄に記憶される。
また「キャンセル」ボタンは、入力欄に入力された情報を無効とする場合に押下される。「キャンセル」ボタンが押下されると、その他の情報記憶エリア159(図5参照)に一時的に記憶された情報は削除され、依頼条件入力画面が閉じられ、依頼URI入力画面(図11参照)に戻る。
例えば、図12に示す例においては、依頼URIが「http://bbbb.com」である依頼コンテンツの翻訳を依頼するものであり、翻訳期間は「28日」であり、翻訳料金は「800,000円」であり、依頼単価は「20,000円」であり、募集口数は「40口」であり、申込口数として「10口」が入力されており、利用料金として「25,000円」が入力されており、発注期限日として「2007年11月10日」が入力されている。
次に、図13を参照し、参加条件入力画面の一例について説明する。参加条件入力画面は、既に他の翻訳依頼者よりなされている翻訳依頼に依頼参加者として参加するために、条件を入力するための画面であり、依頼URI入力画面(図11参照)にて依頼URI等が入力された場合において、同一の依頼URIが既に依頼DB1512(図9参照)の依頼URI欄に記憶されている場合に、クライアント2(図1参照)より表示される。
図13に示すように、参加条件入力画面には、翻訳対象URI欄、翻訳期間欄、翻訳料金欄、依頼単価欄、募集口数欄、申込口数欄、申込済口数欄、利用料金欄、発注期限日欄、納付期限日欄、「OK」ボタン、「キャンセル」ボタンが設けられている。このうち、翻訳対象URI欄、翻訳期間欄、翻訳料金欄、依頼単価欄、募集口数欄、利用料金欄、発注期限日欄には、依頼DB1512の依頼URI欄、翻訳期間欄、翻訳料金欄、依頼単価欄、募集口数欄、利用料金欄(図9参照)がそれぞれ読み出され、表示される。納付期限日欄には依頼DB1512の前記翻訳期間欄、発注期限日欄から読み出された翻訳期間と発注期限日から算出される納付期限日が表示される。また、申込済口数欄には、表示中の依頼URIに対して申し込まれている申込口数の総計が依頼状況記憶エリア154(図10参照)の申込口数欄の申込口数より算出され、表示される。
翻訳対象URI欄は、依頼URIが表示される欄であり、翻訳期間欄は、依頼URIの翻訳依頼が発注されてから完了までの期間が表示される欄であり、翻訳料金欄は、翻訳料金が表示される欄であり、依頼単価欄は依頼単価が表示される欄であり、募集口数欄は募集口数が表示される欄である。申込口数欄は、依頼参加者が依頼コンテンツの翻訳依頼と同時に申し込む申込口数を入力するための欄である。入力された口数は、ハードディスク装置15のその他の情報記憶エリア159(図5参照)に一時的に記憶される。申込済口数は、翻訳依頼者からの申込口数の総計が表示される欄である。
また、「OK」ボタンは、入力した申込口数を確定する場合に押下される。「OK」ボタンが押下されると、その他の情報記憶エリア159(図3参照)に記憶されている申込口数は、依頼参加者の翻訳依頼者番号、及び、翻訳依頼番号の情報とともに、依頼状況記憶エリア154の翻訳依頼番号欄、翻訳依頼者番号欄、及び、申込口数欄(図10参照)に記憶される。
また「キャンセル」ボタンは、入力欄に入力された申込口数を無効とする場合に押下される。「キャンセル」ボタンが押下されると、その他の情報記憶エリア159(図3参照)に一時的に記憶された申込口数は削除され、依頼条件入力画面が閉じられ、依頼URI入力画面(図11参照)に戻る。
例えば、図13に示す例においては、依頼URIが「http://bbbb.com」である依頼コンテンツの翻訳を依頼するものであり、翻訳期間は「28日」であり、翻訳料金は「800,000円」であり、依頼単価は「20,000円」であり、募集口数は「40口」であり、申込口数として「5口」が入力されており、申込済口数は「25口」であり、利用料金は「25,000円」であり、発注期限日は「2007年11月10日」であり、納付期限日は「2007年12月8日」である。
以上のように、翻訳依頼者及び翻訳依頼者は、クライアント2(図1参照)を介し翻訳条件を入力することにより、依頼コンテンツの翻訳依頼が可能となる。また、複数の翻訳依頼者が共同して翻訳を依頼することが可能となり、各翻訳者の翻訳依頼に必要な料金負担が軽減する。さらに、依頼コンテンツの翻訳ニーズを決定し、この翻訳ニーズを基に、翻訳料金、募集口数、及び依頼単価を決定することにより、適切な料金と募集規模の設定が可能となる。
次に、図14〜図19を参照し、翻訳依頼者が依頼コンテンツの翻訳を依頼する場合の処理について説明する。図14は、翻訳依頼処理のメインフローチャートであり、図15は、翻訳依頼登録処理のフローチャートであり、図16は、依頼条件決定処理のフローチャートであり、図17は、ニーズ算出処理のフローチャートであり、図18は、発注処理フローチャートであり、図19は、依頼参加処理のフローチャートである。
はじめに、図14を参照し、翻訳依頼処理のメインフローチャートについて説明する。翻訳依頼処理では、翻訳依頼者、依頼参加者、及び翻訳利用者がクライアント2(図1参照)を介して入力される情報を受け、翻訳依頼の登録処理、翻訳依頼参加処理、翻訳者への発注処理、翻訳利用者による利用処理等を実行する。
図14に示すように、翻訳依頼処理では、はじめに、依頼URI入力画面(図11参照)をクライアント2(図1参照)に表示し、翻訳依頼者より、依頼URIと翻訳先言語を受け付ける(S101)。次に、既に同一の依頼コンテンツについて翻訳依頼がなされているか否かを判断し、いまだ翻訳依頼がなされていない場合には、新規に翻訳依頼の登録を行う翻訳依頼登録処理(S117、図15参照、後述)を実行する。また、既に翻訳依頼がなされている場合には、依頼参加者となって依頼済の翻訳依頼に参加する依頼参加処理(S121、図19参照)、又は、翻訳利用者となって翻訳結果コンテンツを利用する翻訳利用処理(S119,S120)を実行する。
翻訳依頼がなされているか否かの判断は、依頼URI入力画面(図11参照)において入力された依頼URIと同一のURIが、依頼DB1512(図9参照)の依頼URI欄に記憶されているかどうかを判断することにより行う(S103)。同一のURIが記憶されていない場合(S103:NO)、いまだ翻訳依頼がなされていないと判断し、入力された依頼URIについて新規に翻訳依頼の登録を行う翻訳依頼登録処理(S117、図15参照、後述)を実行する。翻訳依頼登録処理により、翻訳依頼が登録され、そして、他の翻訳依頼者(依頼参加者)から申し込まれる申込口数との総計が募集口数以上となった時点で、翻訳者に対して翻訳依頼の発注がなされる。
一方、入力された依頼URIと同一のURIが既に依頼DB1512(図9参照)の依頼URI欄に記憶されている場合(S103:YES)、既に他の翻訳依頼者により翻訳依頼がなされているので、次に、依頼URIの示す依頼コンテンツの翻訳が既に完了しており、翻訳結果コンテンツが登録されているか否かを判断する(S105)。この判断は、依頼DB1512(図9参照)の翻訳結果URI欄に翻訳コンテンツの所在を示すURIが記憶されているか否かにより行う。依頼DB1512(図9参照)の翻訳結果URI欄にURIが記憶されている場合(S105:YES)、依頼コンテンツの翻訳は既に完了し、翻訳結果コンテンツが登録されているので、翻訳依頼者は翻訳利用者となって、当該翻訳結果コンテンツを利用する処理(S107〜S120)が行われる。
翻訳コンテンツを利用する処理(S107〜S120)では、はじめに、依頼コンテンツが変更されているかどうかが判断される(S107)。依頼コンテンツが変更されていれば、既に翻訳されている翻訳結果コンテンツがそのまま利用できず、再翻訳が必要となるためである。依頼コンテンツが変更されているか否かの判断は、依頼DB1512(図9参照)の原文URI欄に記憶されているURIが示す原文コンテンツを取得し、依頼URI欄に記憶されているURIが示す現在の依頼コンテンツと比較することにより行う。そして、2つの内容に違いがなければ、翻訳時点から依頼コンテンツに変更はない(S107:NO)、つまり、新たな翻訳の必要はないので、翻訳依頼者は翻訳利用者となり、翻訳結果コンテンツを入手するための翻訳利用処理が行われる(S119、S120)。具体的には、依頼DB1512(図9参照)の利用料金欄に記憶されている利用料金をクライアント2(図1参照)に表示して翻訳利用者に提示する。そして、利用料金の支払い要求をクレジットカード会社のサーバ(図示外)に対して送信し(利用料金支払ステップ)、支払手続きが完了したことを確認する(利用料金支払確認ステップ)(S119)。そして、翻訳結果コンテンツをクライアント2(図1参照)に表示し、翻訳利用者に提供する(S120)。このことにより、翻訳利用者は利用料金の支払いを条件に翻訳結果コンテンツを取得することが可能となっている。
一方、翻訳時点から依頼コンテンツに変更があった場合には(S107:YES)、次に翻訳依頼者に対して、変更前の依頼コンテンツに基づく翻訳結果コンテンツを利用するか、再翻訳をするかを選択させるための処理を行う(S109〜S115)。はじめに、依頼DB1512(図9参照)の原文URI欄に記憶されているURIの示す原文コンテンツと、依頼URI欄に記憶されているURIの示す依頼コンテンツとを比較する。そして、その差異部分がコンテンツ全体に占める割合を算出し、クライアント2(図1参照)に表示する(S109)。次に、翻訳結果コンテンツが作成された日時の情報をクライアント2(図1参照)に表示する(S111)。そして、これらの情報を元に、翻訳依頼者に対して、既に翻訳済みの翻訳結果コンテンツを利用するか、変更後の依頼コンテンツについて再翻訳を依頼するかの選択を促す(S113)。翻訳依頼者が依頼コンテンツの再翻訳を選択した場合(S115:YES)、新規に翻訳依頼の登録を行う翻訳依頼登録処理(S117、図15参照、後述)に移行して、変更後の依頼コンテンツについての翻訳依頼登録を実行する。一方、翻訳依頼者が翻訳結果コンテンツを利用すると判断した場合(S115:NO)、翻訳依頼者は翻訳利用者となり、翻訳結果コンテンツを入手するための翻訳利用処理を行う(S119、S120)。具体的には、依頼DB1512(図9参照)の利用料金欄に記憶されている利用料金をクライアント2(図1参照)に表示して翻訳利用者に提示する。そして、利用料金の支払い要求をクレジットカード会社のサーバに対して送信し(利用料金支払ステップ)、支払手続きが完了したことを確認する(利用料金支払確認ステップ)(S119)。そして、翻訳結果コンテンツをクライアント2(図1参照)に表示し、翻訳結果コンテンツを翻訳利用者に提供する(S120)。以上の処理を実行することにより、翻訳依頼者は、依頼コンテンツの翻訳が完了しており、翻訳結果コンテンツが登録されている場合であっても、依頼コンテンツが変更されている場合は、変更前の依頼コンテンツを翻訳した翻訳結果コンテンツを利用するか、変更後の依頼コンテンツを再翻訳するかを選択することが可能となる。
一方、依頼DB1512(図9参照)の翻訳結果URI欄にURIが記憶されていない場合(S105:NO)、他の翻訳依頼者により翻訳依頼が登録されているものの、いまだ依頼コンテンツの翻訳は完了していない状態ということになる。そこで次に、翻訳者に対して依頼コンテンツの翻訳依頼の発注が既になされ、翻訳作業を開始しているか、又は、依頼コンテンツの翻訳依頼の発注はなされておらず、依頼参加者からの申込口数の申し込みを受け付けている最中であるかを判断する(S123)。この判断は、依頼DB1512(図9参照)の発注状況欄に記憶されている情報により行う。発注状況欄に「発注済み」が記憶されており、依頼コンテンツの翻訳の発注が既になされている場合には(S123:YES)、依頼参加者となって、共同で翻訳依頼を行うことができず、翻訳作業完了後に、翻訳利用者となって翻訳結果コンテンツを利用するための手続き(S119、S120)を行う必要がある。そこで、翻訳完了後に翻訳依頼者に対して翻訳結果コンテンツの利用を促すための通知を行うため、クライアント2(図1参照)より連絡先情報入力画面(図示外)を表示する(S125)。連絡先情報入力画面を介して入力された連絡先情報は、翻訳依頼者情報記憶エリア152(図8参照)の翻訳完了連絡先欄に記憶する。
一方、依頼DB1512(図9参照)の発注状況欄に「未発注」が記憶されており、依頼コンテンツの発注がなされていない場合(S123:NO)、翻訳依頼者は依頼参加者となって翻訳依頼に参加するため、依頼参加処理(S121、図19、後述)を実行する。依頼参加処理においては、依頼参加者は、申込口数を申込むことにより、翻訳依頼者及び他の依頼参加者と共同で依頼コンテンツの翻訳依頼を行うことができる。
次に、図15を参照し、翻訳依頼登録処理について説明する。図15に示すように、翻訳依頼登録処理では、はじめに、依頼URI入力画面(図11参照)にて翻訳依頼者より入力された依頼URIの示す依頼コンテンツの翻訳を発注する翻訳者を決定する(S151)。翻訳者は、翻訳者情報記憶エリア151(図7参照)に記憶されている翻訳者のうち、依頼された依頼コンテンツの記載言語を翻訳先言語に翻訳できる翻訳者を検索し決定する。具体的には、依頼URI入力画面(図11参照)を介して入力された依頼URIにて特定される依頼コンテンツの記載言語と翻訳先言語とを参照し、これらの言語が翻訳者情報記憶エリア151の翻訳可能言語欄(図7参照)に記憶されている翻訳者を選定する(S151)。選定した翻訳者が複数の場合はいずれか一名を選択する。そして、選択した翻訳者の情報を、ハードディスク装置15のその他の情報記憶エリア159(図3参照)に一時的に記憶し、次に、翻訳依頼条件を決定する処理である、依頼条件決定処理(S153)を実行する。
次に、図16及び図17を参照し、依頼条件決定処理について説明する。図16に示すように、依頼条件決定処理では、はじめに、依頼コンテンツのニーズを算出するニーズ算出処理を実行する(S181)。
図17に示すように、まず、リンク管理DB1511(図4参照)から1つのエントリが取得される(S185)。そして、全てのエントリを処理したか否かの判断が行われる(S187)。S185で読み出すエントリがなければ、全てのエントリを処理したと判断される(S187:YES)。S185でエントリが読み出されていれば、まだ全てのエントリを処理していないので(S187:NO)、読み出されたエントリのリンク先URI欄に記憶されているリンク先コンテンツが依頼コンテンツと同一であるか否かの判断が行われる(S189)。リンク先URI欄のURIと依頼URI欄のURIとが同じであれば、リンク先URIコンテンツは依頼コンテンツであると判断される(S189:YES)。リンク先コンテンツが依頼コンテンツでなければ(S189:NO)、翻訳ニーズ決定には関係ないので、S185へ戻り、次のエントリが取得される(S185)。
また、リンク先コンテンツが依頼コンテンツであれば(S189:YES)、当該エントリのリンク元URI欄のURIに基づいてリンク元コンテンツが取得され、そのHTMLデータがRAM11のリンク元コンテンツデータ記憶エリア(図示外)に記憶される(S191)。そして、リンク元コンテンツを記載している言語(以降、「リンク元言語」という。)が取得され、RAM11のリンク元言語記憶エリア(図示外)に記憶される(S193)。なお、リンク元言語は、HTMLタグのlang属性やXMLのxml:lang属性などで示される言語コードを参照することで検出できる。そして、取得されたリンク元コンテンツのHTMLデータに記載されている、依頼コンテンツへのリンク記述が抽出され、計数され、RAM11のリンク記述数記憶エリア(図示外)に記憶される(S195)。そして、計数されたリンク記述の数が翻訳ニーズ記憶エリア111のリンク元言語の登録数欄に加算される(S197)。そして、S185へ戻り、次のエントリが取得される。
そして、S185〜S197の処理が繰り返し行われ、全てのエントリの処理が行われたら(S187:YES)、言語ごとにニーズが決定される(S199)。本実施の形態においては、登録数欄に記憶されている登録数がそのまま翻訳ニーズを示す値とされる。そして、ニーズ算出処理は終了し、依頼条件決定へ戻る。
以上のようにして、依頼コンテンツをリンク先としているコンテンツ(以降「リンク元コンテンツ」という。)を取得し、そのリンク元コンテンツに記載されているリンク記述の数を計数して、依頼コンテンツに対する関心度を数値化して、翻訳ニーズを決定することができる。
ニーズ算出処理が終了すると、図16に示すように、依頼条件決定処理において、ニーズ算出処理において算出した翻訳ニーズの値を元に、翻訳料金、募集口数、及び依頼単価を決定する(S183)。ニーズ算出処理(図17参照)にて算出し、翻訳ニーズ記憶エリア111(図5参照)のニーズ欄(図5参照)に記憶した値のうち、依頼DB1512の翻訳先言語(図9参照)と同一の言語を含むエントリの翻訳ニーズ(図5参照)を選択する。そして、依頼条件記憶エリア112(図6参照)におけるニーズ欄を参照し、選択した翻訳ニーズが含まれる翻訳ニーズの範囲(「〜10」「11〜50」「51〜100」「101〜500」「501〜」)のエントリの翻訳料金、募集口数、及び依頼単価を抽出し、依頼条件として決定する。そして依頼条件決定処理を終了して翻訳依頼登録処理(図15)に戻る。
依頼条件決定処理において依頼条件(翻訳料金、募集口数、依頼単価)を決定した後、図15に示すように、決定した依頼条件を依頼条件入力画面(図12参照)を介して翻訳依頼者クライアント26(図1参照)より表示し、翻訳依頼の条件を翻訳依頼者に提示する(S155)。そして残りの依頼条件を翻訳依頼者より受け付ける(S157)。受け付ける条件は、申込口数と利用料金と発注期限日又は納付期限日である。そして受け付けた値を、ハードディスク装置15のその他の情報記憶エリア159(図3参照)に一時的に記憶する(S157)。
そしてこの条件で「OK」ボタンが選択されたかどうかを判断する(S159)。「OK」ボタンが選択された場合(S159:YES)、引き続いて個人情報(氏名、住所、振込口座面、連絡先、クレジットカード番号、クレジットカード期限)の入力が実行される(S161)。クライアント2(図2参照)の表示画面に表示する個人情報入力画面(図示外)を介し、翻訳依頼者により入力された個人情報は、翻訳依頼者情報記憶エリア152(図8参照)に記憶し、新たに依頼者番号を割り当てる。次に、依頼URIの示すコンテンツを原文コンテンツとして依頼DB1512(図9参照)に保存し(S163)、入力された依頼条件(申込口数、利用料金、発注期限日)と、ハードディスク装置15のその他の情報記憶エリア159(図1参照)に記憶されている依頼条件(翻訳依頼者、翻訳者、翻訳元言語、翻訳先言語、依頼URI、翻訳期間、翻訳料金、依頼単価、募集口数)を依頼DB1512(図9参照)に記憶し、翻訳依頼番号を割り当てる。また、翻訳依頼者の翻訳依頼者番号と、割り当てた翻訳依頼番号と、入力された申込口数とを、依頼状況記憶エリア154(図10参照)に記憶する(S167)。
次に、依頼DB1512(図9参照)の翻訳料金欄に記憶されている金額と、申し込まれた申込口数の総計に依頼単価を乗算した金額(以降「申込合計料金」という。)とを比較する(S169)。申込合計料金は、依頼状況記憶エリア154(図10参照)の翻訳依頼番号欄に記憶されている翻訳依頼番号が、S167にて割り当てられた翻訳依頼番号と同一番号であるエントリの口数を合計し、依頼単価を乗算することにより算出する。そして、申込合計料金が翻訳料金以上となった場合に(S169:YES)、翻訳者に対する発注処理を実行する(S171)。
次に、図18を参照し、発注処理について説明する。図18に示すように、発注処理では、はじめに、各翻訳依頼者より申し込まれた申込口数に依頼単価を乗算した金額の料金(以降「申込料金」という。)を請求する。具体的には、申込料金の支払い要求をクレジットカード会社のサーバ(図示外)に対して送信し(申込料金支払いステップ)、支払手続きが完了したことを確認する(申込料金支払確認ステップ)。支払依頼のための個人情報は、S159にて入力された個人情報におけるクレジットカード番号、及びクレジットカード期限を参照する。そして、申込料金支払確認ステップにおいて、依頼状況記憶エリア154(図10参照)に記憶されている、対象とする翻訳依頼番号を含むエントリの翻訳依頼者すべてから申込料金支払いを確認した場合(S203:YES)、S151(図14参照)にて定めた翻訳者に対して翻訳依頼を通知し(S205)、依頼DB1512(図9参照)の状態欄に「発注済み」の情報を記憶して(S207)処理を終了し、翻訳依頼登録処理(図15参照)に戻る。一方、翻訳依頼者からの申込料金支払いの確認ができなかった場合(S203:NO)、支払要求を取り消して返金し(S209)、依頼状況記憶エリア154(図10参照)のうち支払手続きに失敗した翻訳依頼者を含むエントリを削除してリストから除外し(S211)、除外した翻訳依頼者に除外した旨の通知を行って(S213)、処理を終了し、翻訳依頼登録処理(図15参照)に戻る。
以上の処理により、翻訳依頼者による翻訳依頼の登録が可能となる。また、依頼コンテンツの翻訳ニーズに応じた翻訳料金と募集口数、及び依頼単価を決定することが可能になる。このことにより、例えば、依頼コンテンツのニーズが低い場合は、翻訳依頼者の人数も少ないことが想定されるため、募集口数を小さくすることにより、実際の応募口数が募集口数に到達せず翻訳依頼がなされない状況を回避することができる。また例えば、依頼コンテンツのニーズが高い場合は、翻訳依頼者の人数が多いことが想定されるため、募集口数を大きく、依頼単価を安く設定することにより、各翻訳依頼者の料金負担を軽減することが可能となる。
次に図19を参照し、依頼参加処理について説明する。依頼参加処理では、翻訳依頼者の依頼する依頼コンテンツと同一の依頼コンテンツが既に他の翻訳依頼者により翻訳依頼登録されている場合に、翻訳依頼者は依頼参加者となり、申込口数を申し込むことによって、翻訳依頼者及び他の依頼参加者と共同して依頼コンテンツの翻訳依頼を行うものである。なお、依頼参加処理は、翻訳依頼処理(図14参照)において説明したように、S101(図14参照)において、クライアント2(図1参照)に表示される依頼URI入力画面(図11参照)を介して入力された依頼URIと同一のURIが、既に依頼DB1512(図9参照)の依頼URI欄に記憶されており、且つ、発注状況欄に「未発注」が記憶されており、まだ翻訳者に対して翻訳依頼の発注がなされていない場合に実行される処理である。
図19に示すように、依頼参加処理では、はじめに、参加者条件入力画面(図13参照)をクライアント2(図1参照)に表示し、翻訳対象URI、翻訳期間、翻訳料金、依頼単価、募集口数、申込済口数、発注期限日、及び納付期限日を表示する(S301)。次に、申込口数欄より、依頼参加者が申し込む申込口数を受け付ける(S303)。
そして、この状態で「OK」ボタンが選択され、入力条件が確定した場合(S305:YES)、引き続いて、分担金の徴収等のために個人情報(氏名、住所、振込口座面、連絡先、クレジットカード番号、クレジットカード期限)の入力画面(図示外)を表示し、個人情報の入力を受け付ける(S307)。そして、入力された個人情報は翻訳依頼者情報記憶エリア152(図8参照)に記憶され、新たな依頼者番号を割り当てる。そして、入力された申込口数を、翻訳依頼者番号とともに依頼状況記憶エリア154(図10参照)の翻訳依頼者番号欄及び申込口数欄に記憶する(S309)。
次に、登録されている依頼DB1512(図9参照)の翻訳料金と、申込合計料金とを比較する(S311)。申込合計料金は、依頼状況記憶エリア154(図10参照)の翻訳依頼番号欄に記憶されている翻訳依頼番号が、S309にて割り当てられた翻訳依頼番号と同一番号であるエントリの口数を合計し、依頼単価を乗算することにより算出する。そして、申込合計料金が翻訳料金以上となった場合に(S311:YES)、翻訳者に対する発注処理(図18参照)を実行する(S313)。発注処理では、申込料金の請求を行った後(S201、図18参照)、翻訳者に対して翻訳依頼の通知を行う(S205、図18参照)。このようにして、翻訳者に対して翻訳依頼がなされる。以上の処理を実行することにより、依頼コンテンツの翻訳を要望する依頼参加者が申込口数を申し込むことにより、翻訳依頼者及び他の依頼参加者と共同で依頼コンテンツの翻訳を依頼することが可能となる。
以上にて説明したように、翻訳依頼者及び依頼参加者が共通のコンテンツの翻訳依頼に対して申込料金を分担して支払い、共同で翻訳依頼を行うことにより、各人の料金負担を軽減することが可能となる。また、依頼コンテンツの翻訳ニーズを算出することにより、適切な翻訳料金、募集口数、及び依頼単価を決定することが可能となる。このことにより、翻訳ニーズの低い依頼コンテンツについては、募集口数を小さく設定することにより、実際の申込口数が募集口数に到達せず、翻訳依頼がなされない状況を回避することが可能となる。また、翻訳ニーズの高い依頼コンテンツについては、申込口数は大きくなることが想定されるから、募集口数を大きく設定し、一口当たりの依頼単価を低く設定することにより、翻訳依頼者の料金負担を軽減することが可能となる。
なお、図1におけるクライアント2が、本発明の「ユーザ端末」に該当する。また、図9に示す依頼DB記憶エリア153に記憶されている依頼DB1512が、本発明の「翻訳依頼情報」に該当し、図7に示す翻訳者情報記憶エリア151に記憶されている情報が、本発明の「翻訳者情報」に該当し、図5に示す翻訳ニーズ記憶エリア111に記憶されている情報が、本発明の「翻訳ニーズ情報」に該当し、図10に示す依頼状況記憶エリア154における申込口数が、本発明の「口数情報」に該当し、図9に示す依頼DB記憶エリア153における募集口数が、本発明の「翻訳依頼口数」に該当し、図9に示す依頼DB記憶エリア153における依頼単価が、本発明の「依頼単価料金」に該当し、図9に示す依頼DB記憶エリア153における翻訳料金が、本発明の「翻訳総計料金」に該当し、図1に示す依頼DB1512が、本発明の「翻訳者情報記憶手段」に該当する。
また、図14に示す翻訳依頼処理におけるS101が、本発明の「依頼情報受付ステップ」に該当し、図15に示す翻訳依頼登録処理におけるS151が、本発明の「翻訳者決定ステップ」に該当し、図16に示す依頼条件決定処理におけるS183が、本発明の「翻訳料金決定ステップ」に該当し、図17に示すニーズ算出処理が、本発明の「ニーズ算出ステップ」に該当し、図15に示す翻訳依頼登録処理におけるS155、図19に示す依頼参加処理におけるS303が、本発明の「依頼口数受付ステップ」に該当し、図18に示す発注処理におけるS201が、本発明の「料金請求ステップ」に該当し、図18に示す発注処理におけるS205が、本発明の「翻訳依頼通知ステップ」に該当する。
なお、本発明の翻訳依頼管理方法は、上記に説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更を加えることは可能である。
上記実施形態においては、リンク元コンテンツのリンク先コンテンツへのリンク記述に応じて翻訳ニーズを算出したが、このニーズ算出方法に限定されるものではない。従って、リンク元コンテンツの数によってニーズを算出してもかまわないし、他の手法により翻訳ニーズを算出してもかまわない。
また、上記実施形態においては、翻訳ニーズに対応する依頼条件(翻訳料金、募集口数、依頼単価)を対応表としてあらかじめ定めておき、算出した翻訳ニーズを当該対応表に当てはめることにより翻訳条件を決定したが、これに限定されるものではない。従って、翻訳ニーズを引数とする所定の関数を定め、翻訳条件を算出してもよい。
また、上記実施形態においては、翻訳ニーズに対応する依頼条件として、翻訳料金、募集口数、及び依頼単価を一律に定めているが、『「翻訳料金」=「募集口数」×「依頼単価」』の関係を満たしていれば、これに限定されるものではない。従って、翻訳ニーズにより翻訳料金を定め、『「翻訳料金」=「募集口数」×「依頼単価」』の関係を満たすような募集口数及び依頼単価を他のパラメータ等を参照して決定してもよい。
1 管理サーバ
2 クライアント
3 サーバ
5 インターネット
15 ハードディスク装置
26 翻訳依頼者クライアント
27 翻訳者クライアント
28 翻訳利用者クライアント
111 翻訳ニーズ記憶エリア
112 依頼条件記憶エリア
151 翻訳者情報記憶エリア
1511 リンク管理DB
1512 依頼DB
152 翻訳依頼者情報記憶エリア
153 依頼DB記憶エリア
154 依頼状況記憶エリア
2 クライアント
3 サーバ
5 インターネット
15 ハードディスク装置
26 翻訳依頼者クライアント
27 翻訳者クライアント
28 翻訳利用者クライアント
111 翻訳ニーズ記憶エリア
112 依頼条件記憶エリア
151 翻訳者情報記憶エリア
1511 リンク管理DB
1512 依頼DB
152 翻訳依頼者情報記憶エリア
153 依頼DB記憶エリア
154 依頼状況記憶エリア
Claims (4)
- ネットワークに接続可能な翻訳依頼管理装置により処理される翻訳依頼管理方法であって、
ネットワークに接続したユーザ端末から出力され、コンテンツの特定言語への翻訳を依頼する情報である翻訳依頼情報を受け付ける依頼情報受付ステップと、
翻訳者に関する情報であって、翻訳可能な言語の情報を少なくとも含む翻訳者情報を記憶した翻訳者情報記憶手段を参照し、前記依頼情報受付ステップにより受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツの特定言語への翻訳が可能な翻訳者を決定する翻訳者決定ステップと、
前記依頼情報受付ステップにより受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツに対する、翻訳が要求されている度合の情報である翻訳ニーズ情報を算出するニーズ算出ステップと、
前記ニーズ算出ステップにより算出した翻訳ニーズ情報に応じて、翻訳を共同依頼する場合の募集口数である翻訳依頼口数と、一口あたり負担する料金である依頼単価料金とを決定する翻訳料金決定ステップと、
ネットワークに接続したユーザ端末から出力され、前記コンテンツの翻訳を依頼する翻訳依頼者が前記翻訳依頼口数の一部または全部を負担するために申請する口数を示す口数情報を受け付ける依頼口数受付ステップと、
前記依頼口数受付ステップにより受け付けた口数情報の示す口数の総計が、前記翻訳依頼口数以上となった場合に、翻訳依頼者より、当該翻訳依頼者の申請した口数と前記依頼単価料金とを乗算した料金を請求する料金請求ステップと、
前記依頼口数受付ステップにより受け付けた口数情報の示す口数の総計が、前記翻訳依頼口数以上となった場合に、翻訳者に対して前記コンテンツの翻訳依頼を通知する翻訳依頼通知ステップとを備えたことを特徴とする翻訳依頼管理方法。 - 前記翻訳料金決定ステップは、
前記ニーズ算出ステップにより算出した翻訳ニーズ情報に応じて、翻訳に必要な料金である翻訳総計料金を決定し、
前記翻訳料金決定ステップにより決定した翻訳総計料金に基づき、翻訳依頼口数と依頼単価料金との乗算結果が当該翻訳総計料金と同値となるような翻訳依頼口数と依頼単価料金を定める料金割合決定ステップをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の翻訳依頼管理方法。 - ネットワークに接続可能な翻訳依頼管理装置であって、
ネットワークに接続したユーザ端末からのコンテンツの特定言語への翻訳を依頼する翻訳依頼情報を、ネットワークを介して受け付ける依頼情報受付手段と、
翻訳者に関する情報であって、翻訳可能な言語の情報を少なくとも記憶した翻訳者情報記憶手段を参照し、前記依頼情報受付手段により受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツの特定言語への翻訳が可能な翻訳者を決定する翻訳者決定手段と、
前記依頼情報受付手段にて受け付けた翻訳依頼情報の示すコンテンツに対する、翻訳が要求されている度合の情報である翻訳ニーズ情報を算出するニーズ算出手段と、
前記ニーズ算出手段により算出した翻訳ニーズ情報に応じ、翻訳を共同依頼する場合の募集口数である翻訳依頼口数と、一口あたりの負担料金である依頼単価料金とを決定する翻訳料金決定手段と、
ネットワークに接続したユーザ端末からの、前記コンテンツの翻訳を依頼する翻訳依頼者が申請する口数を示す口数情報を、ネットワークを介して受け付ける依頼口数受付手段と、
前記依頼口数受付手段により受け付けた口数情報の示す口数の総計が、前記翻訳依頼口数以上となった場合に、翻訳依頼者に対して、当該翻訳依頼者の申請した口数と前記依頼単価料金とを乗算した料金を請求する料金請求手段と、
前記依頼口数受付手段により受け付けた口数情報の示す口数の総計が、前記翻訳依頼口数以上となった場合に、翻訳者に対して前記コンテンツの翻訳依頼を通知する翻訳依頼通知手段とを備えたことを特徴とする翻訳依頼管理装置。 - 請求項1又は2のいずれかに記載の翻訳依頼管理方法の各種処理ステップをコンピュータに実施させる翻訳依頼管理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007280069A JP2009110145A (ja) | 2007-10-29 | 2007-10-29 | 翻訳依頼管理方法、翻訳依頼管理装置、及び翻訳依頼管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007280069A JP2009110145A (ja) | 2007-10-29 | 2007-10-29 | 翻訳依頼管理方法、翻訳依頼管理装置、及び翻訳依頼管理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2007280069A Pending JP2009110145A (ja) | 2007-10-29 | 2007-10-29 | 翻訳依頼管理方法、翻訳依頼管理装置、及び翻訳依頼管理プログラム |
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- 2007-10-29 JP JP2007280069A patent/JP2009110145A/ja active Pending
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