JP2009109746A - 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】中空部を有する構成の現像剤規制部材において、現像剤担持体上の凹凸に追従しながら規制することができ、均一なコーティングができ、画像不良の発生を抑制する現像装置を提供する。
【解決手段】現像剤担持体106上の現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材105は、現像剤担持体106と接触する弾性当接部材105aと、弾性当接部材105aを支持する弾性支持部材105bと、を備えている。弾性当接部材105aは中空体とされ、中空体105aの外側表面の一部が現像剤担持体106と当接している。現像剤担持体の半径をRとし、弾性当接部材と現像剤担持体との当接部における弾性当接部材の厚さをDとし、現像剤担持体を配置していないときの現像剤担持体の回転中心から弾性支持部材までの最短の長さをHとした場合に、K=(R+D)−Hで表わされる侵入量Kが、K>0を満たす。
【選択図】図5

Description

本発明は、現像剤を担持搬送する現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材を備えた現像装置及びプロセスカートリッジに関する。また、本発明は、これら現像装置及びプロセスカートリッジを備えた複写機、プリンタ、ファクス等の画像形成装置に関する。
電子写真方式における現像方法には、一成分現像方式がある。この方式は、安価で信頼性の高い現像が行えるため、レーザービームプリンタやLEDプリンタ、コピーやファックスといった製品に採用されている。一成分現像方式に用いられている現像方式には様々あるが、板状のゴムや金属を現像剤規制部材として用いる、所謂、「現像剤規制ブレード」が広く用いられている(特許文献1参照)。
特開昭63−279283号公報
しかしながら、上記従来の現像剤規制ブレードでは、現像剤担持体表面のわずかな凹凸に追従しにくく、画像不良が発生するため表面の管理を精密にしなくてはならない。また、現像剤規制部材は、現像剤担持体を押圧するよう配置されるのが一般的で、現像剤担持体がゴムや樹脂で構成されていると回復しにくい凹みが発生して画像に意図しない横線として出てしまうという課題があった。
この課題に対応するために、現像剤規制部材において弾性当接部材が中空部を形成するよう構成すると、現像剤担持体との当接部入り口における柔軟な加圧規制の作用により、現像剤担持体表面の凹みや傷が当接部に進入してもその凹凸に追従するようになる。このような作用のため、現像剤担持体上のトナー層も現像剤担持体表面の凹凸にかかわらず均一にコーティングされることが分かってきた。
しかし、上記構成においては、現像剤規制部材が現像剤担持体を押圧した状態で長期間放置または使用された場合に、次の問題が起きた。
つまり、比較的軟らかい材質を用いた弾性当接部材が変形したままになったり、伸びたまま縮まなくなったりする劣化現象、所謂、「部材のヘタリ」によって、弾性力の減少を伴った機能低下が発生してしまう。即ち、時間と共に現像剤担持体表面の凹凸への追従性効果などが失われていき、僅かな凹凸が現像剤担持体上の均一なコーティング層形成を阻害するため画像不良として出てしまう。
本発明の目的は、中空部を有する構成の現像剤規制部材において、現像剤担持体上の凹凸に追従しながら規制することができ、均一なコーティングができ、画像不良の発生を抑制する現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、第一の態様によれば、現像剤を担持し搬送する現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材とを有し、前記現像剤規制部材は、前記現像剤担持体と接触する弾性当接部材と、前記弾性当接部材を支持する弾性支持部材と、を備えた現像装置において、
前記弾性当接部材は中空体とされ、前記中空体の外側表面の一部が前記現像剤担持体と当接しており、前記弾性支持部材は、前記弾性当接部材と前記現像剤担持体とが当接する当接部を除く他の領域にて前記弾性当接部材に取り付けられており、
前記現像剤担持体の半径をRとし、前記弾性当接部材と前記現像剤担持体との前記当接部における前記弾性当接部材の厚さをDとし、
前記現像剤担持体を配置していないときの前記現像剤担持体の回転中心から前記弾性支持部材までの最短の長さをHとした場合に、
K=(R+D)−H
で表わされる侵入量Kが、K>0を満たす、
ことを特徴とする現像装置が提供される。
本発明の第二の態様によれば、少なくとも、像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像を行う上記構成の現像装置とが一体化され、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成したことを特徴とするプロセスカートリッジが提供される。
本発明の第三の態様によれば、像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像を行う上記構成の現像装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第四の態様によれば、上記構成のプロセスカートリッジが着脱可能とされたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、中空部を有する構成の現像剤規制部材において、長期間に渡る使用によって弾性当接部材のヘタリが発生しても、中空部が完全につぶれるまで中空部特有の現像剤担持体上の凹凸に追従しながら規制することができる。従って、均一なコーティングができ、画像不良が発生し難くなる。
以下、本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
〔画像形成装置の全体構成〕
図1に、本発明の画像形成装置の一つの実施の形態である電子写真カラー画像形成装置であるレーザビームカラープリンタの概略構成を断面図で示す。図2は、画像形成装置に着脱可能とされるプロセスカートリッジの概略構成断面図である。
本実施の形態にて、画像形成装置1は、図1に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を各々に形成する4つのプロセスカートリッジ2(2Y、2M、2C、2K)を有している。4つのプロセスカートリッジ2(2Y、2M、2C、2K)は、本実施の形態では、記録媒体としての転写材である紙Sの搬送経路上流側から下流側に沿って垂直方向に配列して配置されており、画像形成装置本体1Aに対して着脱可能に装着されている。
プロセスカートリッジ2については、後で詳しく説明する。また、プロセスカートリッジ2に対しては、図示しないバイアス電源から各種バイアスが印加される。
〔プロセスカートリッジ〕
図1、図2を参照して、プロセスカートリッジ2(2Y、2M、2C、2K)について説明する。4つのプロセスカートリッジ2(2Y、2M、2C、2K)は、収容した現像剤の色が異なるのみで、同様の構成とされる。従って、プロセスカートリッジの詳細を示す図2には、現像剤の色を示す添え字YMCKを省略して、総称して各部材を示す。
プロセスカートリッジ2(2Y、2M、2C、2K)は、像担持体としてのドラム状の電子写真感光体(以下、「感光ドラム」という。)4(4Y、4M、4C、4K)を備えている。各感光ドラム4の周りには、帯電手段としての帯電装置である帯電ローラ5(5Y、5M、5C、5K)と、クリーニング装置6(6Y、6M、6C、6K)と、現像装置100(100Y、100M、100C、100K)と、が配置されている。感光ドラム4、帯電装置5、クリーニング装置6、現像装置100は、一体化されてプロセスカートリッジを構成している。
各プロセスカートリッジ2にて、感光ドラム4は、アルミ素管の基層上に形成された20〜25μm程度の半導体薄膜から構成されている。感光ドラム4の表面には帯電ローラ5が押圧配置され従動回転している。感光ドラム4を均一な電位に帯電するためには、帯電ローラ5にバイアスを印加して感光ドラム4の導電基層との電位差により放電を発生させればよい。
帯電ローラ5は、芯金のまわりに導電性の発泡スポンジ層を設け、その上に発泡スポンジよりも抵抗が高いウレタン等のゴムチューブからなる層を設けている。さらに、その表面をフッ素配合した薄いゴムで覆い、クリーニングブレード6aをすり抜けたトナー101やトナー101から遊離した外添剤が付着し難いような構成になっている。
帯電ローラ5によって帯電された感光ドラム4は、回転駆動されることにより、露光部に進入する。露光部では、露光装置10からの露光Eにより感光ドラム4の表面電位が部分的に低くなり、600dpi(dot/inch)や1200dpiの静電潜像が順次形成される。
露光装置10は、半導体レーザーを光源としていて、高速回転しているポリゴンミラーにレーザー光を反射させることによって感光ドラム4上を走査する構成となっている。
クリーニング装置6は、クリーニングブレード6aと廃トナー容器6bから構成されている。クリーニングブレード6aは、硬質のウレタン、シリコンなどのゴムや樹脂材料からできていて、感光ドラム4に所定の角度と圧力で当接されている。クリーニングブレード6aは、転写残トナーを感光ドラム4上から剥ぎ取り、廃トナー容器6bに収容する機能がある。
〔現像装置〕
図3は、本発明を適用可能な現像装置100の概略断面図である。
静電潜像をトナー像として顕像化することが現像装置100の機能である。4つの現像装置100(100Y、100M、100C、100K)は、収容した現像剤の色が異なるのみで、同様の構成とされる。従って、現像装置100の詳細を示す図3には、現像剤の色を示す添え字YMCKを省略して、総称して各部材を示す。
各現像装置100には、トナー101が収容されるトナー容器部102があり、攪拌部材としての回転駆動される撹拌羽根103によって現像剤供給部材としての供給ローラ104付近へトナー101を搬送しつつ撹拌する。撹拌羽根103によって搬送されたトナー101を使用して感光ドラム4上の潜像を形成するための部材としては、現像剤担持体としての現像ローラ106と、供給ローラ104と、現像剤規制部材としての規制ブレード105と、を備えている。
現像剤担持体106、現像剤供給部材104、及び現像剤規制部材105については、後で更に詳しく説明する。
〔画像形成装置の動作〕
ここで、図1を参照して、画像形成装置1の動作について説明する。
給紙部3から給紙ローラ31と給紙パッド32によって搬送された紙Sは、転写材担持体である転写ベルト7上に吸着され、上方に向かって排紙部9まで搬送される。その間、各色の感光ドラム4上に形成された現像剤としてのトナー101が転写バイアスによって転写される。本実施の形態では、マイナスの極性を帯びる性質のトナー101である、所謂、負極性トナーを用いているため、転写ベルト7には感光ドラム4の表面電位に対してトナー101を引き付けるようなプラスのバイアスを印加する必要がある。転写バイアスに引き付けられたトナーは、紙Sの上に付着し、次の色の転写部へ搬送される。このようにして順次色が重ねられ、カラーのトナー像が形成される。
尚、各色の感光ドラム4上に転写されずに残った、所謂、転写残トナーは、感光ドラム4上に配置されたクリーニングブレード6aによって感光ドラム4から引き剥がされて、廃トナー容器6bに回収される。
カラーのトナー像が形成された紙Sは、定着装置8に搬送される。定着装置8では、定着ニップ部において所定の温度に温調されたローラ対によってトナー像が挟まれ、熱と圧力を同時に受ける。このとき、トナー101が融けて紙繊維表面に絡みつき、定着ニップ部を通過して冷やされるとそのまま固まり定着する。トナー像が定着した紙Sは、排紙部9に排紙され、ここで一つの画像形成プロセスが完了する。連続して画像形成する場合は、上記のプロセスが順次繰り返される。
〔現像剤担持体〕
次に、本発明に適用可能な現像剤担持体としての現像ローラ106について説明する。
(現像剤担持体の機能)
図3を参照すると、供給ローラ104によって現像ローラ106上に供給されたトナー101は、現像ローラ106の回転によって規制部に進入し、規制ブレード105で1〜3層程度の均一なトナー層になるように規制される。トナー規制時には、トナーが規制ブレード105と現像ローラ106との摺擦を受けるため、電荷を持つことができる。
規制ブレード105によって形成された現像ローラ106上の均一なトナー層は、現像部において感光ドラム4上の静電潜像を現像する。本実施の形態では接触現像方式を想定しているので、現像ローラ106は感光ドラム4に押圧されているが、本発明は非接触現像方式においても有効である。
また、現像ローラ106は、感光ドラム4に対して1.3倍程度の周速比をもって回転している。現像ローラ106には、感光ドラム4上の露光部と非露光部の中間ぐらいの電位をバイアス電源Vaから印加することで、電荷をもっているトナー101を感光ドラム4上に移行させ、潜像を現像することができる。
(現像剤担持体の構成)
現像剤担持体としての現像ローラ106は、ステンレス等の金属からなる芯金のまわりに適度な導電性をもたせた1層以上のゴム材料で構成されている。ゴム材料は、シリコンゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、天然ゴム、EPDMなど一般的に用いられるゴムである。抵抗値は、カーボンやカーボン樹脂粒子、金属粒子、イオン導電剤などを分散させることで得ることができる。現像ローラ106は、電源Vaからバイアスを印加できる構成になっている。
(現像剤担持体の物性値)
現像ローラ106の抵抗値は、2×104〜5×108Ω・cmが好ましい。この範囲以下になると弾性層に流れる電流が多くなり、必要な電気容量が大きくなってしまう。また、この範囲以上になると現像時に流れる電流を阻害されやすくなる。
図4は、現像ローラ106及び供給ローラ104の抵抗値の測定方法を示した概略図である。図4において、測定対象であるローラRLと、ステンレス鋼からなる円筒部材50と、測定回路51を表している。円筒部材50は直径30mmで約48mm/sの速度で回転する。このとき、ローラRLは、円筒部材50の回転にともなって従動回転する。ローラRLの端部には円筒部材50への進入量を現像ローラ106なら50μm、供給ローラ104なら1.5mm(現像装置に組み込んだ時の進入量で測定する。)に規制する端部コロ52が装着される。端部コロ52は、ローラRLの外径よりも小さい円筒形状をしている。ローラRLの両端部に付加される荷重は片側500g重ずつ、計1kg重の荷重により円筒部材50に押圧される。測定回路51は、電源Ein、抵抗Ro2、電圧計Eout2からなる。本測定では、Einの電圧を300Vとした。抵抗Ro2は100Ω〜10MΩが使用可能である。これらの測定システムにより、ローラRLの抵抗値Rbは次式により算出される。
Rb=Ro2{(Ein/Eout2)−1}
現像ローラ106の表面粗さの指標である算術平均粗さRaの測定は、JIS B0601に基づいて小坂研究所(株)製の表面粗さ試験機SE−30を使用した。測定点は、長手の左右端部に近い部分と中央部の3点を周方向に3点測定し、その合計9点の平均値を本発明における表面粗さとした。
現像ローラ106の硬度測定は、ASKER Cゴム硬度計(荷重1kg)を用いた。硬すぎても柔らかすぎても問題が発生するので、30〜90°が好ましい。特に、金属の規制ブレード105と、硬度が90°を超える現像ローラ106との組み合わせにおいては、トナー101の規制が上手く行かない上に抵抗値の制御が難しいため、電位差を設けたときに電流リークが発生して画像の乱れを引き起こす。
供給ローラ104と現像ローラ106は、進入量が0.5〜1.5mmになるように配置されるのが好ましい。接触部分(以下、「供給ニップ」という。)では、互いの表面が逆向きに回転する方向に回転している。そのため、供給ローラ104付近のトナー101は供給ローラ104によって現像ローラ106上に搬送されると同時に、現像されずに現像ローラ106上に残っているトナー101は剥ぎ取られる。
〔現像剤供給部材〕
次に、本発明に適用可能な、現像剤供給部材としての供給ローラ104について説明する。
(供給ローラの機能)
供給ローラ104の機能は、現像ローラ106表面にトナーを搬送して供給すると共に、現像ローラ106表面の現像されずに戻ってきたトナー101を剥ぎ取ることである。
供給ローラ104は、現像ローラ106に0〜3mm程度の侵入量で当接され、カウンター方向に回転駆動されるのが好ましい。
(供給ローラの構成)
供給ローラ104は、芯金と、芯金の周りに設けられたスポンジ層からなる。芯金の材質は、金属(ステンレス鋼、鉄、アルミ、真鋳など)、プラスチック、セラミックスなど、回転駆動時のある程度の負荷に耐え得る材質が好ましい。
スポンジ層は、ウレタン、シリコンなどを発泡させたものなどが好ましく、表面の発泡セル径は50〜1000μm程度が好ましい。必要に応じて、導電剤やカーボンを混ぜることで導電性を持たせることもできる。また、スポンジ層は、単層だけではなく、2層、3層のものでも良い。
(供給ローラの物性)
供給ローラ106の物性としては、硬度があるが、現像ローラ106への侵入量や外径差などを考慮して適正な硬度にする。バイアスを印加する際には、必要に応じた抵抗値に調整する必要がある。供給ローラ104にはバイアス電源Vcから供給ローラバイアスを印加できるようになっている。供給ローラ104の抵抗値は、2×103〜5×109Ω・cm程度が好ましい。測定方法は現像ローラ106の抵抗値測定とほぼ同じである。
〔現像剤〕
次に、本発明に適用可能な現像剤としてのトナー101について説明する。
(トナーの機能)
トナー101は、基本的には現像剤規制部材105によって擦られることで電荷を持ち、電界でコントロールすることが可能となる。即ち、トナーは現像剤規制部材105によって規制されることで、均一なトナー層になる共に電荷を持ち、現像部で感光ドラム4と現像ローラ106間の電界の作用で、潜像を現像する。
(トナーの構成)
非磁性一成分現像方式の現像装置に用いられるトナー101は、大きく分けてトナーの母体と外添剤から構成されている。トナーの母体は次に例示した(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の各材料を用い、懸濁重合法、乳化重合法、粉砕法などの方法で作製する。
(1)熱可塑性樹脂(結着剤)・・・スチレンアクリル重合体、ポリスチレン、ポリエステル、ポリビニルブラチール、ポリアミド樹脂、ポリエチレン、エポキシ樹脂など。あるいは、上記の混合物。
(2)顔料(着色剤)・・・イエローはベンジン誘導体、マゼンタはローダミンBレーキ、シアンは銅フタロシアニン、スルホンアミド誘導体、黒はカーボンブラックなど。
(3)荷電制御剤・・・ポジ性トナーの場合は、ニグロシン系の電子供与性染料、アルコキシル化アミン、アルキルアミド、キレート、顔料、4級アンモニウム塩など。ネガ性トナーの場合は、電子受容性の有機錯体、塩素化パラフィン、塩素化ポリエステル、塩基過剰のポリエステル、塩素化銅フタロシアニンなど。
(4)充填剤・・・炭酸カルシウム、クレー、タルク、顔料など。
トナー母体に対しての外添剤の外添は、次に例示した外添剤を用い、攪拌や熱処理などで行う。
(5)外添剤・・・シリカ(疎水性、コロイダルなど)、金属酸化物(酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫)、金属錯体、荷電制御剤、など。
(トナーの物性値)
また、トナー101に関する代表的な物性値としては以下のようなものを用いる。
トナー101の体積平均粒径は、例えば、(株)コールター製のコールターカウンターTA−II型で測定した場合、4〜15μm程度である。測定装置は、体積平均粒径及び個
数平均粒径の出力装置とパソコンに接続されている。コールターカウンターによる測定は、まず1%塩化ナトリウム塩電解液測定するトナーを数g分散させ、界面活性剤を数滴加える。超音波洗浄器を用いると良い分散状態ができる。その後、100μmアパーチャーを用いてトナーの粒径を測定した後、パソコンによる処理を行い、体積平均粒径と粒度分布を算出する。
トナー101の形状については、画像解析装置で測定した形状係数SF−1の値が100〜140であり、形状係数SF−2の値が100〜130であることが好ましい。また、上記の条件を満たしつつ、(SF−2)/(SF−1)の値を1.0以下にすることで、トナー101の諸特性のみならず、画像解析装置とのマッチングが極めて良好なものになる。上記係数SF−1及びSF−2は日立製作所製FE−SEM(S−800)を用い、倍率500倍に拡大したトナー像を100個無作為抽出し、その画像情報をインターフェースを介してニコレ社製画像解析装置(Luzex3)に導入して解析を行う。そして、次式より算出して得られた値によって定義されるパラメータである。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(π/4)×100
SF−2={(PERI)2/AREA}×(1/4π)×100
AREA:トナー投影面積
MXLNG:絶対最大長
PERI:周長
トナー形状係数SF−1はトナー粒子の丸さの度合いを示し、値が大きいほど球形から不定形となる。SF−2はトナー粒子の凹凸度合いを示し、値が大きいほどトナー表面の凹凸が顕著になる。特に転写性や画質面でSF−1が100〜140でSF−2が100〜130のトナーを用いると本発明の効果が底上げされることもある。
また、現像剤規制部材通過後のトナー層は、単位面積あたりの質量をM/S[mg/cm2]とすると、M/Sは0.2〜0.8[mg/cm2]程度が好ましい。
〔現像剤規制部材〕
次に、現像剤規制部材105について説明する。図5(A)に、現像剤規制部材105の一実施例を示す。
図5(A)にて、本実施例の現像剤規制部材105は、現像装置の容器に固定された基板105c、弾性当接部材105a、弾性支持部材105bを有している。本実施例にて、現像剤規制部材105は、現像剤担持体(現像ローラ106)の回転方向に対してカウンター方向に配置して当接されている。
また、本実施例によれば、現像ローラ106と外側表面が当接する弾性当接部材105aの裏側には中空部Vが形成されている。つまり、弾性当接部材105aは、現像ローラ106と当接する領域の横断面形状が中空体105dとされ、現像ローラ106の長手軸線方向に沿って延在している。例えば、弾性当接部材105aは、図5(B)に示すように、矩形状のシート状部材である弾性シート105Aの長手方向に沿って、長手方向両端部105A1、105A2が重ね合わさるように折り曲げる。そして、横断面形状がループ状となる中空体105dが形成されたものとすることができる。
この実施例では、弾性支持部材105bは、その一端部105b1が基板105cに固定される。そして、弾性支持部材105bの他方の自由端部105b2が、重ね合わされた両端部105A1、105A2の間から弾性当接部材105aの中空部105dの内部へと挿入され、重ね合わされた両端部105A1、105A2にて挟持される。従って、図5に示す実施例では、中空体105dにて形成される中空部Vは、弾性支持部材105bにより、現像ローラ106側の中空部V1と、現像ローラ106とは反対側の中空部V2とに区分されている。
(現像剤規制部材の機能)
現像剤規制部材105の機能は、現像剤担持体上のトナー101を規制すると共に摩擦帯電することで、均一なコーティングと現像に必要な電荷を付与することである。
(現像剤規制部材の構成)
図中の弾性支持部材105bの材質としては、厚さ(T)のシート状部材とされるゴム、高分子ゴム、ステンレス鋼、リン青銅材質などが好ましい。特にバイアス電源から電圧を印加する場合には、導電性の弾性支持部材105bを用いることにより、電源から弾性当接部材105aへの導電経路を簡単につくることができる。また、弾性当接部材105aの材質としては、上述したように、シート状部材とされるゴム、高分子ゴムなどの比較的軟らかい材料が好ましい。また、シート状部材の材料を2層以上積層したものを用いても良い。
(現像剤規制部材の物性値)
弾性当接部材105aの物性値として重要なものに、アスカーMD−1表面硬度と厚さがある。MD−1表面硬度とは、高分子計器株式会社製のMD−1硬度計(タイプA)で測定した材料硬度である。薄くてそのままでは測定できないか下地の影響を受けやすいものは、重ねて測定することとする。厚さも市販のマイクロメーターで測定した。
以下に、本発明に係る現像装置の実施例、実験例及び比較例について説明する。
下記の実施例、実験例及び比較例においては、次のような特性をもつ部材を使用した。
現像剤担持体106としての現像ローラは、外径12mm、芯金6mm、基層3mm(材質:シリコン)、表層(ウレタン)30μm、表面粗さRz=6μm、表面硬度50度、抵抗値約5×105Ω・cmである。また、トナーは、負極性のもので、体積平均粒径が6.8μmのものを用いた。
また、弾性当接部材105aであるウレタンの抵抗値(抵抗率)測定は、厚さ0.5mmのシート状のまま、1cm角の電極で挟み込み所定の電位差(200V)を印加したときの電流値から算出した。また、弾性当接部材105aと現像剤担持体106の間における当接部の総加圧力は、測定にはニッタ株式会社製のI−SCAN(厚さ約0.1mm)を用いて測定した。
(侵入量の定義)
ここで、本発明における侵入量の定義について、図6(A)及び(B)を用いて説明する。
図6(A)及び(B)にて実線で示した現像剤規制部材105は、図5を参照して説明した現像剤規制部材105であるが、弾性当接部材105aが形成する中空部Vのうち、現像ローラ106側の中空部V1が無くなっている。これは、弾性当接部材105aの材料劣化に起因して弾性が失われ、伸びきった状態、所謂、ヘタリによって完全に潰れた状態を示している。実際の使用でここまで潰れることはほとんど無いが、ここでは意図的に潰れた状態を作った。中空部V1が潰れる前の状態は、図5に示すように、当接部裏側に中空部V1が存在する。
一方、図6(A)、(B)にて破線で示した現像剤規制部材105は、現像剤担持体106を配置しない場合にどの位置にまで現像剤規制部材105が侵入してくるかを示した概略図である。またこのときの弾性支持部材105bの表面の位置を細線mで示してある。
図6(A)、(B)にて、Hは、現像剤担持体106を配置していないときの現像剤担持体106の回転中心から弾性支持部材105bまでの最短の長さである。
つまり、図6(A)の場合は、弾性支持部材105bの先端が現像剤担持体106の回転中心Ox位置よりも下方にまで延在している場合である。この場合は、上記最短の長さHとは、現像剤担持体106の回転中心Oxから細線mで示した弾性支持部材105bの表面位置に直交するように引いた線の長さである。
図6(B)の場合は、弾性支持部材105bの先端が現像剤担持体の回転中心Ox位置よりも上方に位置している場合である。この場合は、上記最短の長さHとは、現像剤担持体106の回転中心Oxから弾性支持部材105bの先端までの長さとなる。
Rは、現像剤担持体106の半径である。Dは、当接部における弾性当接部材105aの厚さである。
上記のパラメータを用いると、侵入量Kは、K=(R+D)−Hで表される。侵入量Kは、仮に中空部V1が完全に潰れた場合においても加圧可能な設定が好ましく、K>0を満たすよう配置することが望ましい。
(侵入量に関する作用)
K>0に設定することで、中空部V1を有する現像剤規制部材105において、長期間に渡る使用によって弾性当接部材105aのヘタリが発生しても中空部V1が完全に潰れるまで、中空部特有の現像剤担持体上の凹凸に追従しながら規制するという効果を持続することができる。よって、均一なコーティングが持続し、画像不良が発生しにくくなる。
一方、K≦0の設定の場合は、弾性当接部材105aが徐々にヘタってくると急激に現像剤担持体上の凹凸の影響が画像に出てきてしまう。K>0の条件下では、弾性当接部材105aと弾性支持部材105bの弾性力がバランス良く組み合わせることができる。従って、弾性支持部材105bによって現像ローラ106の軸のフレなどに起因する現像ローラ表面位置の変化に対応しつつ、中空部を形成する弾性当接部材105aによって現像ローラ表面の凹凸に追従することができると考えられる。
以下の実施例及び実験例ではこのように定義される侵入量を用いている。
実施例1
上述したように、図5は、本発明に適用可能な現像装置の一実施例を示す概略断面図である。図中の、弾性支持部材105bが固定支持されている部分から真直ぐに伸びた細線は、先述した侵入量を定義するために現像剤担持体106が配置されていないときの弾性支持部材105bの位置を示すものである。現像剤担持体106の半径Rは、12mmで、定義中のHは、4.5mmとした。
本実施例の規制部材105の主な構成要素は、下記のようになっている。
・基板105cは、厚さ1mmのステンレス鋼(SUS)からなる横断面がL字形状とされる。
・弾性支持部材105bは、厚さ(T)0.08mm、幅(W1)20mm、長さ(弾性当接部材105aと同じであり、現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmのリン青銅の板金である。
・弾性当接部材105aは、厚さ(D)0.5mm、幅(W2)(図5(B)参照)17mm、長さ(L)(現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmの硬度65度のウレタンシートでループ状に形成される。
上記構成要素において、弾性支持部材105bは、その一端105b1がL字形状の基板105cに固定されている。ウレタンシートの端部105A1、105A2は、リン青銅板金105bの他端105b2を挟み込むように接着されている。接着には幅2mmの両面テープを用いた。現像ローラ106と弾性当接部材105aの間にかかる加圧力は25g重/cmに設定した。
図5にて、細線mで示した弾性支持部材105bの位置H(H=4.5mm)から、侵入量Kは、K=(R+D)−H=(6+0.5)−4.5=2[mm]となり、K>0である。
尚、図6の実線で示したような完全に中空部V1が無い場合を想定した時の弾性当接部材105aと弾性支持部材105b間の押圧力は10g重/cmとした。
(比較例1)
図7は、本発明に対する第1の比較例を示す概略断面図である。
本比較例の規制部材の主な構成要素は、下記のようになっている。
・基板105cは、厚さ1mmのステンレス鋼(SUS)からなる横断面がL字形状とされる。
・弾性支持部材105bは、厚さ(T)0.1mm、幅(W1)20mm、長さ(弾性当接部材105aと同じであり、現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmのリン青銅の板金である。
・弾性当接部材105aは、厚さ(D)0.5mm、幅(W2)(図5(B)参照)17mm、長さ(L)(現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmの硬度65度の絶縁性ウレタンシートでループ状に形成される。なお、絶縁性ウレタンシートは、抵抗値は1012[Ω・cm]以上である。
上記構成要素において、弾性支持部材105bは、その一端105b1がL字形状の基板105cに固定されている。ウレタンシートの端部105A1、105A2は、リン青銅板金105bの他端105b2を挟み込むように接着されている。現像ローラ106と弾性当接部材105aの間にかかる加圧力は、25g重/cmに設定した。
図7にて細線mで示した弾性支持部材105bの位置H(H=6.5mm)から、侵入量Kは、K=(R+D)−H=(6+0.5)−6.5=0[mm]となり、K>0ではない。
尚、完全に中空部V1が無い場合を想定した時の時弾性当接部材105aと弾性支持部材105b間の押圧力は、0g重/cmである。
比較例2
図8は、本発明に対する第2の比較例を示す概略断面図である。
本比較例の規制部材の主な構成要素は、下記のようになっている。
・基板105cは、厚さ1mmのステンレス鋼(SUS)からなる横断面がL字形状とされる。
・弾性支持部材105bは、厚さ(T)0.12mm、幅(W1)20mm、長さ(弾性当接部材105aと同じであり、現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmのリン青銅の板金である。
・弾性当接部材105aは、厚さ(D)0.5mm、幅(W2)(図5(B)参照)17mm、長さ(L)(現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240のmmの硬度65度の絶縁性ウレタンシートでループ状に形成される。
上記構成要素において、弾性支持部材105bは、その一端105b1がL字形状の基板105cに固定されている。ウレタンシートの端部105A1、105A2は、リン青銅板金105bの他端105b2を挟み込むように接着されている。現像ローラと弾性当接部材105aの間にかかる加圧力は25g重/cmに設定した。
図8にて細線mで示した弾性支持部材105bの位置H(H=7.5mm)から、侵入量Kは、K=(R+D)−H=(6+0.5)−7.5=−0.5[mm]となり、K>0ではない。尚、完全に中空部分が無い場合を想定した時の弾性当接部材105aと弾性支持部材105b間の押圧力は、非接触になるため0g重/cmである。
実施例2
図9は、本発明に適用可能な現像装置の一実施例を示す概略断面図である。
本実施例の規制部材の主な構成要素は、下記のようになっている。
・基板105cは、厚さ1mmのステンレス鋼(SUS)からなる横断面がL字形状とされる。
・弾性支持部材105bは、厚さ(T)0.06mm、幅(W1)20mm、長さ(弾性当接部材105aと同じであり、現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmのリン青銅の板金である。
・弾性当接部材105aは、厚さ(D)0.5mm、幅(W2)(図5(B)参照)15mm、長さ(L)(現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmの硬度65度のウレタンシートでループ状に形成される。
上記構成要素において、弾性支持部材105bは、その一端105b1がL字形状の基板105cに固定されている。弾性当接部材105aは、図5(B)に示すように、ウレタンシート105Aを、中空部Vを形成するように曲げて、両端105A1、105A2を重ね合わせて接着している。
実施例1との違いは、実施例2では、ウレタンシート105Aがその両端105A1、105A2にてリン青銅板金105bを挟み込まずに、リン青銅板金105bの現像ローラ側に面した表面に接着されているところにある。つまり、弾性当接部材105aの現像ローラ106との当接部とは反対側の外側表面に弾性支持部材105bが接着されている。現像ローラ106と弾性当接部材105aの間にかかる加圧力は、25g重/cmに設定している。
中空部Vを備えた弾性当接部材105aと、リン青銅板金(弾性支持部材)105bとの当接部における弾性当接部材105aの厚さ(D)は、0.5mmである。しかし、本実施例の場合、弾性支持部材105bと現像ローラ(現像剤担持体)106の間に弾性当接部材105aが2枚分存在する。そのため、先述した定義の意図から考えると、厚さDは、弾性当接部材105aの厚さをdとした時の2倍、即ちD=2×dとなる。
図9にて細線mで示した弾性支持部材105bの位置H(H=5.0mm)から、侵入量Kは、K=(R+2×d)−H=(6+2×0.5)−5.0=2.0[mm]となり、K>0である。
尚、完全に中空部Vが無い場合を想定した時の弾性当接部材105aと弾性支持部材間の押圧力は、10g重/cmとした。
実施例3
図10は、本発明に適用可能な現像装置の一実施例を示す概略断面図である。基本構成は実施例1と同等であるが、本実施例の場合は弾性当接部材105aが導電性を有していることに特徴がある。
・基板105cは、厚さ1mmのステンレス鋼(SUS)からなる横断面がL字形状とされる。
・弾性支持部材105bは、厚さ(T)0.08mm、幅(W1)20mm、長さ(弾性当接部材105aと同じであり、現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmのリン青銅の板金である。
・弾性当接部材105aは、厚さ(D)0.5mm、幅(W2)(図5(B)参照)15mm、長さ(L)(現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmの硬度65度の導電性ウレタンシートでループ状に形成される。なお、導電性ウレタンシートは、200V印加時の抵抗値は5.0×106[Ω・cm]であった。
上記構成要素において、弾性支持部材105bは、その一端105b1がL字形状の基板105cに固定されている。ウレタンシートとされる弾性当接部材105aは、その両端105A1、105A2がリン青銅板金105bの他端105b2を挟み込むように接着されている。ウレタンシートの導電性は、イオン導電剤を混合して得ることができた。現像ローラ106と弾性当接部材105aの間にかかる加圧力は25g重/cmに設定した。
図10にて細線mで示した弾性支持部材105bの位置H(H=4.5mm)から、侵入量Kは、K=(R+D)−H=(6+0.5)−4.5=2[mm]となり、K>0である。
尚、完全に中空部V1が無い場合を想定した時の弾性当接部材105aと弾性支持部材間の押圧力は10g重/cmである。
実施例4
図11は、本発明に適用可能な現像装置の一実施例を示す概略断面図である。
本実施例は、基本的な構成は、図5に示す実施例1と同じである。違うところは、弾性当接部材105aの内面(現像ローラ106と当接しない面)、即ち、中空体を形成する弾性当接部材の内面に導電性105eの塗料が塗られている点にある。また、本実施例では、バイアス電源Vbから弾性支持部材105bを経て現像剤担持体106に対して−200Vのバイアスが印加される構成となっている。
実施例5
図12は、本発明に適用可能な現像装置の一実施例を示す概略断面図である。
本実施例の規制部材の主な構成要素は下記のようになっている。
・基板105cは、厚さ1mmのステンレス鋼(SUS)からなる横断面がL字形状とされる。
・弾性支持部材105bは、厚さ(T)0.08mm、幅(W1)40mm、長さ(弾性当接部材105aと同じであり、現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmのリン青銅の板金である。
・弾性当接部材105aは、厚さ(D)0.4mm、幅(W2)(図5(B)参照)22mm、長さ(L)(現像ローラ106の長手方向に沿った長さL、図5(B)参照)240mmの硬度65度の導電性ウレタンシートでループ状に形成される。なお、導電性ウレタンシートは、200V印加時の抵抗値は104[Ω・cm]であった。
上記構成要素において、弾性支持部材105bは、その一端105b1がL字形状の基板に固定されている。ウレタンシートとされる弾性当接部材105aは、その両端105A1、105A2がリン青銅板金105bの他端105b2を挟み込むように接着されている。本実施例の特徴は、次の点にある。
即ち、本実施例にて、現像ローラ106と現像剤規制部材105を当接する前は、弾性当接部材105aは、現像ローラ106に当接する側のシート105dの裏側(即ち、シート105dの弾性支持部材105bに対面する側)と弾性支持部材105bの間に中空部V1を形成している。しかし、当接時には中空部V1が潰れて、弾性当接部材105aと弾性支持部材105bが一部で接触し、中空部V1が中空部V1a、V1bに分断されるところにある。
尚、本実施例の構成を使用する時には、弾性支持部材105bを通じて現像ローラ106に対して−200Vのバイアスを印加することとする。加圧力は、25g重/cmに設定した。
図12にて細線mで示した弾性支持部材105bの位置H(H=4.2mm)から、侵入量Kは、K=(R+D)−H=(6+0.4)−4.2=2.2[mm]となり、K>0である。
尚、完全に中空部分が無い場合を想定した時の弾性当接部材105aと弾性支持部材105b間の押圧力は10g重/cmとした。
(実験例)
上記の各構成を現像装置100に用いて、ゴム材料がヘタリやすい高温高湿環境(45℃/95%)に所定の日数放置した後に室温環境で画像形成装置1による画出しを行い、現像ローラ表面上の凹みがどの程度画像に影響を及ぼすかを実験した。
この画出し用の現像ローラ106には、放置に使用した現像ローラと基本的な構成は同等のものを用いたが、予め意図的に表面に深さ約15μmで幅0.7mmの凹みを設けた。凹んでいる部分の粗さや硬度などがその他の部分と代わらないように、2層構成として基層の長手に渡って凹みを付け、その上に表層を塗工した。
凹みの画像への影響は、画像形成装置1で紙上に出力したときの全面ベタのシアン画像で目視判断した。長手に渡って凹みがある現像ローラ106を使用すると、凹みへの追従性が悪い現像剤規制部材105を用いた場合には現像ローラ表面の凹んだ部分に相当する位置に周囲より濃い又は薄いスジ(線)として確認できる。
実際にこのような現像ローラの凹みは製造工程において発生するものもあるし、現像装置を長期間使用しないで放置した場合に現像剤規制部材105と現像ローラの間、接触現像方式の場合には感光体と現像ローラの加圧力により、現像ローラに加圧跡がついて凹んだままになってできるものもある。
本実験で高温多湿環境を用いたのは、数年かかる実験を加速して行うためである。
次に、図13と表1を用いて本実験例による結果について考察を行う。
図13は、縦軸に現像ローラの凹みの影響を表す画像上のスジのレベルを目視評価したものを示し、横軸に苛酷環境における放置日数を示したグラフである。また、下記表1は、実施例、比較例毎の構成と画質評価をまとめたものである。表1中の圧力変化の欄は、弾性当接部材105aと現像剤担持体106の間の圧力を示していて、初期の圧力→放置後の圧力→(仮想的に中空部が完全につぶれた場合の圧)、を表している。
Figure 2009109746
先ず、図13において実施例1と比較例1、2を比べてみると、スジのレベルは放置初期から実施例1の方はレベルが良く、日数を経ると比較例1、2との差が開いていくことが分かる。実施例1は画像上でほとんど確認できない程度であった。このレベルを表1では○で表現している。
一方、比較例1と比較例2では、初期においても気にならないレベルではあるもののスジが認識できた。このレベルを表1では△で表現している。放置日数が進むと、比較例1より比較例2の方が徐々に悪くなった。比較例1は画像上でやや気になるスジが見え、比較例2ではくっきりしたスジが確認されるようになった。レベルに差はあるものの、これら気になるレベルを×とした。
これらの結果から、初期においては比較的やわらかい弾性支持部材105bを使用して侵入量をとったものの方がスジのレベルは良く、放置後でも同じ傾向の弾性規制部材105を用いたものはスジのレベルが良いことがわかる。
また、実施例2は実施例1と比較して、構成は異なるが、結果についてはほぼ同じであると考えてよい。
次に、実施例1と実施例3を比較すると実施例3の方が初期からレベルが良いことが分かる。実施例3の構成を用いた場合、画像上のスジはまったく確認できなかった。表1ではこのレベルを◎と表現した。
この結果から、構成がほぼ同じであっても、弾性当接部材105aとして導電性の材料を用いて現像ローラに対してマイナス(トナーが正極性のものならプラス)の電圧を印加することでレベルアップが可能であることが分かった。しかし、実施例3では画像上にスジと直交する方向に若干の濃淡ムラが発生することがあり、この原因が弾性当接部材105aの導電具合にあることが分かってきた。この現象を長手ムラと呼び、詳細については後ほど実施例3と実施例5の比較の際に述べる。
次に、実施例1と実施例4を比較してみると、スジのランクはどちらも良好ではあるが、実施例4には弾性当接部材105aの内面に導電層105eを設けて電圧を印加しているにもかかわらず結果に差が出なかった。このことから、電圧印加しても弾性当接部材105a表面から現像ローラに流れる電流の経路がないとレベルアップはできないことがわかった。バイアスによる効果を享受するためには、少なくとも弾性当接部材105aに導電性の表面、好ましくは導電性の弾性当接部材105aを用いると良い。この現象は、当接部におけるトナーの粒子挙動と電荷付与にかかわることが分かっている。
次に、実施例3と実施例5を比較してみると、実施例5の方がランクは低めにでているが、実施例3で若干発生することのあった長手ムラが発生せず均一な画像が得られた。
先ず、実施例5の方のスジのランクが低い理由は、中空部の差にあると考えられる。実施例5では、当接部裏側の一部分で弾性支持部材105bと弾性当接部材105aが接触しているので、中空部を有することのメリットである現像ローラの凹凸への追従性、即ち、凹凸の影響を受けにくいという効果が半減していると考えられる。
一方で長手ムラに関しては図14に示すように、導電経路AやBと異なり弾性支持部材105bから弾性当接部材105aに最短経路Cで電流が流れるため、導電経路中の抵抗ムラや、環境変動があった場合の抵抗変化を受けにくいことがわかる。特に、導電性はあるが抵抗が高めの弾性当接部材105aを使用する場合に長手ムラが発生しやすいが、実施例5の構成であれば発生しにくいことが分かった。
カーボン分散による電子導電を有したゴムはカーボンを入れすぎるともろくなり使用に耐えられなくなるし、イオン導電剤を混ぜてイオン導電による導電性を付与したゴムは環境変動を受けやすく、低温低湿環境では高抵抗になる性質がある。よって、弾性当接部材105aとして現実的に使える材料はカーボンや導電剤を入れすぎない中抵抗以上の抵抗を持つものが現実的である。弾性当接部材105aの抵抗値として先述した測定方法で5.0×107Ω・cm程度のものを使用しても長手ムラが発生しないことを確認した。
また、実施例5は他の構成よりもニップが広いため、弾性当接部材105aが絶縁性の場合においても、トナーへの電荷付与が均一に行われやすくなり、非印字部に所謂“現像カブリ”が発生し難くなるという特徴がある。
以上、実験例から得られた結果をまとめると、本発明には下記のような効果があることが分かった。
(1)弾性当接部材105aにヘタリがあっても安定した凹み追従性能がある。即ち、均一なトナー層を形成できる。
(2)当接部裏で弾性当接部材105aと弾性支持部材105bが接触している構成にすると、バイアス印加時でも弾性当接部材105aの抵抗ムラの影響を受け難くなる。
上記実施の形態では、画像形成装置1は、各感光ドラム4(4Y、4M、4C、4K)に形成されたトナー像は、転写ベルト7にて搬送される記録材である紙Sに対して順次直接転写されてカラー画像が記録される構成とされている。しかし、転写ベルト7に代えて、ベルト状の中間転写体が配置された、所謂、中間転写方式のカラー画像形成装置とすることもできる。
つまり、中間転写方式のカラー画像形成装置では、中間転写ベルトに対して、それぞれ感光ドラム4(4Y、4M、4C、4K)に形成されたトナー像が順次転写されてカラー画像が形成される。次いで、この中間転写ベルト上のカラー画像が、給紙部3から分離給送された紙Sに、二次転写手段に電圧印加することによって転写される。
次いで、紙Sは定着装置8へと搬送され、紙Sに熱及び圧力を印加して、転写トナー像を定着する。その後、この紙Sを排紙部9へ排出する。
このような中間転写方式のカラー画像形成装置は、当業者には周知の画像形成装置であるので、これ以上の詳しい説明は省略する。斯かる中間転写方式のカラー画像形成装置においても、当然のことながら、本発明に従った現像剤規制部材を備えた現像装置或いはプロセスカートリッジが使用され、上記実施例で説明したと同様の作用効果を達成することができる。
本発明に従った画像形成装置の一実施形態を示す概略構成断面図である。 本発明に従ったプロセスカートリッジの一実施形態を示す概略構成断面図である。 本発明に従った現像装置の一実施形態を示す概略構成断面図である。 現像剤担持体及び現像剤供給部材の抵抗値を測定する方法を示した概略図である。 本発明の現像剤規制部材の実施例1を示しており、図5(A)は概略断面図であり、図5(B)は弾性当接部材を示す斜視図である。 本発明における侵入量を定義するための現像剤規制部材と現像剤担持体の概略断面図である。 現像剤規制部材の比較例1を示す概略断面図である。 現像剤規制部材の比較例2を示す概略断面図である。 本発明の現像剤規制部材の実施例2を示す概略断面図である。 本発明の現像剤規制部材の実施例3を示す概略断面図である。 本発明の現像剤規制部材の実施例4を示す概略断面図である。 本発明の現像剤規制部材の実施例5を示す概略断面図である。 実験例における結果を示すグラフである。 実施例5における導電経路を説明する斜視図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2(2Y、2M、2C、2K) プロセスカートリッジ
4(4Y、4M、4C、4K) 感光ドラム(像担持体)
100(100Y、100M、100C、100K) 現像装置
105 規制ブレード(現像剤規制部材)
105a 弾性当接部材
105b 弾性支持部材
106 現像ローラ(現像剤担持体)

Claims (10)

  1. 現像剤を担持し搬送する現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材とを有し、前記現像剤規制部材は、前記現像剤担持体と接触する弾性当接部材と、前記弾性当接部材を支持する弾性支持部材と、を備えた現像装置において、
    前記弾性当接部材は中空体とされ、前記中空体の外側表面の一部が前記現像剤担持体と当接しており、前記弾性支持部材は、前記弾性当接部材と前記現像剤担持体とが当接する当接部を除く他の領域にて前記弾性当接部材に取り付けられており、
    前記現像剤担持体の半径をRとし、前記弾性当接部材と前記現像剤担持体との前記当接部における前記弾性当接部材の厚さをDとし、
    前記現像剤担持体を配置していないときの前記現像剤担持体の回転中心から前記弾性支持部材までの最短の長さをHとした場合に、
    K=(R+D)−H
    で表わされる侵入量Kが、K>0を満たす、
    ことを特徴とする現像装置。
  2. 前記弾性当接部材は、前記現像剤担持体の長手方向に延在する厚さ(D)とされる矩形状のシート状部材を、その長手方向両端部が重なるように折り曲げることによりループ状の中空体に形成されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記弾性支持部材は、前記現像剤担持体の長手方向に延在する厚さ(T)とされる矩形状のシート状部材であり、その長手方向に沿った一端部が、現像装置に固定され、長手方向に沿った他の自由端部が前記弾性当接部材に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記弾性支持部材は、前記自由端部が、前記弾性当接部材の重ね合わせられた前記両端部の間に挟持され、更に、前記弾性当接部材の前記中空体の内部へと延在していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の現像装置。
  5. 前記弾性当接部材は、導電性を有し、バイアス電源により電圧が印加されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の現像装置。
  6. 前記弾性当接部材は、前記当接部における前記中空体の内面の一部が前記中空体の内部に延在して配置された前記弾性支持部材と接触していることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記弾性支持部材は、前記弾性当接部材の前記現像剤担持体に対して前記当接部とは反対側の前記中空体の外側表面に取り付けられていることを特徴とする請求項1の現像装置。
  8. 少なくとも、像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像を行う請求項1〜7のいずれかの項に記載の現像装置とが一体化され、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像を行う請求項1〜7のいずれかの項に記載の現像装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項8に記載のプロセスカートリッジが着脱可能とされたことを特徴とする画像形成装置。
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