JP2009109741A - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤の搬送効率を低下させることなく現像剤の滞留を防止して円滑に循環させる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像装置16は、現像剤が収容される筐体31内に、第1攪拌搬送スクリュー32、第2攪拌搬送スクリュー33、現像ローラ35、規制ブレード36が備えられている。第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33の、現像剤の搬送方向下流側の端部には、螺旋羽32b、33bと位相(ピッチ)の進行方向が逆向きの逆螺旋羽44a、44bが設けられている。逆螺旋羽44a、逆螺旋羽44bには貫通穴47が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に使用される現像装置に関し、特に現像装置内において現像剤を攪拌搬送する部材に関するものである。
従来、画像形成装置に使用される2成分現像装置101は、図8に示すように感光体ドラム200に対向するように配置され、現像剤を担持する現像ローラ102と、この現像ローラ102のスラスト方向に一方の端部から他端部へと現像剤を攪拌搬送する第1攪拌搬送スクリュー103と、第1攪拌搬送スクリュー103と平行に配置され、第1攪拌搬送スクリュー103とは逆方向に現像剤を攪拌搬送する第2攪拌搬送スクリュー104とを有している。
また、第1攪拌搬送スクリュー103と第2攪拌搬送スクリュー104との間には仕切板105が設けられ、第1貯留室106と第2貯留室107に区画されている。そして、図9に示すように、現像装置101の左右の端部において、第1貯留室106と第2貯留室107の間を現像剤が移動することができるよう仕切板105のない領域が設けられており、現像剤は第1及び第2攪拌搬送スクリュー103、104の回転によって第1貯留室106と第2貯留室107とを矢印A、B方向に循環するように構成されている。
このような従来の現像装置101においては、現像剤の劣化や使用環境等により現像剤の流動性が低下した場合、第1及び第2攪拌搬送スクリュー103、104の搬送力が伝達されにくい現像装置101の左右の端部(デッドスペース)に現像剤が嵩高く滞留することがある。その結果、現像剤の循環が悪くなって現像ローラ102上に形成される現像剤薄層に乱れが生じ、濃度むら等の不具合が発生するおそれがあった。
そこで、現像装置内部の現像剤の循環を円滑にして濃度むらの発生を抑制する技術が種々提案されており、例えば特許文献1、2には、現像直前或いは現像終了後に攪拌搬送スクリュー(搬送スクリュー)を一定時間逆回転させることにより、現像剤溜まりを解消可能とした現像装置が開示されている。
また、特許文献3には、現像剤を攪拌搬送する2本の攪拌搬送スクリューの螺旋羽を貫通する乱流形成穴を設けることにより、現像剤の攪拌及び搬送性能を高めた現像装置が開示されている。
特開平4−190379号公報 特開平8−254891号公報 特開2002−214892号公報
しかしながら、特許文献1、2の方法では、攪拌搬送スクリューを逆回転させるタイミングが現像直前或いは現像終了後に固定されているため、現像動作中に発生した現像剤溜まりを効果的に解消することができなかった。
また、特許文献3に記載の現像装置では、装置の立ち上がり時間を早くするとともにトナー飛散や画像かぶり等の画像不良を抑制できるものの、現像剤が乱流形成穴を通過することによって搬送効率が低下するため、特に高速機においては現像剤の供給速度が消費速度に追従できず、画像濃度むら等の不具合が生じ易くなるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、現像剤の搬送効率を低下させることなく現像剤の滞留を防止して円滑に循環させる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、現像剤を収容する筐体と、該筐体内に像担持体と対向するように配設された現像剤担持体と、該現像剤担持体と平行に配設される回転軸及び該回転軸の周囲に形成される螺旋羽から成り、前記筐体内の現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送スクリューと、を備えた現像装置において、前記攪拌搬送スクリューは、前記現像剤担持体に対面しない前記螺旋羽の一部が位相の進行方向が逆向きの逆螺旋羽であり、該逆螺旋羽に貫通穴を形成したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記筐体は内部を第1貯留室と第2貯留室とに区画され、前記攪拌搬送スクリューは前記第1貯留室に配設され前記現像剤担持体のスラスト方向に現像剤を攪拌搬送する第1攪拌搬送スクリューと、前記第2貯留室に配設され前記第1攪拌搬送スクリューと反対方向に現像剤を攪拌搬送する第2攪拌搬送スクリューとから成り、前記逆螺旋羽は、前記第1及び第2攪拌搬送スクリューのうち少なくとも搬送方向下流側の、前記第1及び第2貯留室の現像剤受け渡し部に対面する部分に設けられることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記貫通穴は、前記逆螺旋羽一位相に対し2個〜4個形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記貫通穴は、前記回転軸を中心とする円周を略等分割する位置に形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記逆螺旋羽と前記回転軸とのなす角度が45°以上60°以下であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置が搭載された画像形成装置である。
本発明の第1の構成によれば、逆螺旋羽によって逆方向に搬送された現像剤が貫通穴を通過して元に戻ることにより逆螺旋羽付近の現像剤に対流が発生する。これにより、通常の攪拌搬送スクリューでは攪拌できないデッドスペース部分の現像剤を効率良く攪拌することができ、現像剤溜まりの発生を防止可能となる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の現像装置において、筐体内が第1貯留室と第2貯留室とに区画された循環方式の現像装置の場合、逆螺旋羽を第1及び第2攪拌搬送スクリューのうち少なくとも搬送方向下流側の、第1及び第2貯留室の現像剤受け渡し部に対面する部分に設けることにより、現像剤の循環方向が直角に曲がりスクリューからの搬送力が伝達されにくい現像剤受け渡し部の直前での現像剤溜まりを効果的に解消することができる。また、回転軸の軸受部分に高いトルクが掛からないため、シール部分からの現像剤の漏出も抑制できる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の現像装置において、逆螺旋羽一位相に対し2個〜4個の貫通穴を形成することにより、現像剤の対流を効率良く発生させることができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第3の構成の現像装置において、攪拌搬送スクリューの回転軸を中心とする円周を略等分割する位置に貫通穴を形成することにより、現像剤の対流を回転軸の周囲にムラ無く発生させることができる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかに記載の構成の現像装置において、逆螺旋羽と回転軸とのなす角度を45°以上60°以下とすることにより、現像剤の帯電や凝集を考慮した搬送に最適な角度となる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第1乃至第5のいずれかに記載の構成の現像装置を画像形成装置に搭載することにより、現像剤の攪拌、搬送ムラが抑制されて現像剤担持体上に形成される現像剤薄層が安定化されるため、濃度むら等の不具合の発生を抑制することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明に係る現像装置を備えた画像形成装置の全体構成を示す概略構成図であり、右側を画像形成装置の前方側として図示している。図1に示すように、画像形成装置100は、本体下部に積載された用紙を収容する給紙カセット2が備えられている。この給紙カセット2の上方には、本体前方から本体後方へ略水平に延び、更に上方へ延びて本体上面に形成された排紙部3に至る用紙搬送路4が形成されており、この用紙搬送路に沿って上流側から順に、ピックアップローラ5、フィードローラ6、中間搬送ローラ7、レジストローラ対8、画像形成部9、定着部10及び排出ローラ対11が配置されている。更に、画像形成装置100内には、上記の各ローラ、画像形成部9、定着部10等の動作を制御する制御部(CPU)30が配置されている。
給紙カセット2には、用紙搬送方向後端部に設けられた回動支点12aによって、給紙カセット2に対して回動自在に支持された用紙積載板12が備えられており、用紙積載板12上に積載された用紙がピックアップローラ5に押圧されるようになっている。また、給紙カセット2の前方側には、フィードローラ6に圧接するようにリタードローラ13が配設されており、ピックアップローラ5によって複数枚の用紙が同時に給装された場合には、これらフィードローラ6とリタードローラ13とによって用紙が捌かれ、最上位の1枚のみが搬送されるよう構成されている。
そして、フィードローラ6とリタードローラ13とによって捌かれた用紙は、中間搬送ローラ7によって搬送方向を装置後方へと変えられてレジストローラ対8へと搬送され、レジストローラ対8によってタイミングを調整されて画像形成部9へと供給される。
画像形成部9は、電子写真プロセスによって用紙に所定のトナー像を形成するものであり、図1において時計回りに回転可能に軸支された像担持体である感光体ドラム14と、この感光体ドラム14の周囲に配置される帯電装置15、現像装置16、クリーニング装置17、用紙搬送路4を挟んで感光体ドラム14に対向するように配置される転写ローラ18及び感光体ドラム14の上方に配置される露光ユニット(LSU)19から構成されており、現像装置16の上方には、現像装置16へトナーを補給するトナーコンテナ20が配置されている。
帯電装置15には、図示しない電源が接続された導電性ゴムローラ15aが備えられており、この導電性ゴムローラ15aが感光体ドラム14に当接するよう配置されている。そして、感光体ドラム14が回転すると、導電性ゴムローラ15aが感光体ドラム14の表面に接触して従動回転し、この時、導電性ゴムローラ15aに所定の電圧を印加することにより、感光体ドラム14の表面が一様に帯電させられることとなる。
次いで、露光ユニット(LSU)19からのレーザビームにより感光体ドラム14上に入力された画像データに基づく静電潜像が形成され、現像装置16により静電潜像にトナーが付着されて感光体ドラム14の表面にトナー像が形成され、転写ローラ18により感光体ドラム14の表面のトナー像が、感光体ドラム14と転写ローラ18とのニップ部に形成された転写位置に供給された用紙へと転写される。
トナー像が転写された用紙は、感光体ドラム14から分離されて定着部10に向けて搬送される。この定着部10は、画像形成部9の用紙搬送方向の下流側に配置されており、画像形成部9においてトナー像が転写された用紙は、定着部10に備えられた加熱ローラ21、及びこの加熱ローラ21に圧接される加圧ローラ22によって加熱、加圧され、用紙に転写されたトナー像が定着される。
そして、画像形成部9及び定着部10において画像形成がなされた用紙は、排出ローラ対11によって排紙部3に排出される。一方、転写後に感光体ドラム14の表面に残留しているトナーはクリーニング装置17により除去される。そして、感光体ドラム14は帯電装置15によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる。
続いて、図2及び図3を参照して本発明に係る現像装置16について詳述する。図2は本発明の現像装置の側面断面図であり、図3は現像装置を上方から見た平面図である。なお、図2は図3におけるXX′矢視断面図に相当し、図3においては説明の便宜上、カバー31bを外した状態を示している。
図2及び図3に示すように、現像装置16は、非磁性トナーと磁性キャリアとを含む2成分現像剤が収容されるケーシング31aと、ケーシング31aに収容された現像剤が外部に漏れないように封止するカバー31bとから構成される筐体31内に、第1攪拌搬送スクリュー32、第2攪拌搬送スクリュー33、現像ローラ35、規制ブレード36が備えられている。
ケーシング31aの内部は、長手方向に延在する仕切板37によって第1貯留室38と第2貯留室39とに区画されており、第1貯留室38には第1攪拌搬送スクリュー32が、第2貯留室39には第2攪拌搬送スクリュー33がそれぞれ配設されている。また、仕切板37は、図3に示すようにケーシング31aの左右両端部には設けられておらず、この部分が第1貯留室38と第2貯留室39の間を現像剤が移動する通路(現像剤受け渡し部)40となっている。
第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33は、それぞれ回転軸32a、33aと、その外周面に一体形成された螺旋羽32b、33bから構成され、互いに略平行となるようにケーシング31a内に回転可能に軸支されており、第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33が所定方向に回転することによって第1貯留室38内の現像剤を矢印A方向に搬送し、第2貯留室39内の現像剤を矢印B方向に搬送するように構成されている。また、トナー濃度センサ(図示せず)の検出結果に応じてケーシング31a内にトナーを補給できるように、カバー31bにはトナーコンテナ20(図1参照)からトナーが供給されるトナー補給口34が設けられている。
そして、第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33の回転軸32a、33aには駆動入力ギヤ41a、41bが連結されており、駆動入力ギヤ41a、41bには駆動出力ギヤ42を介してモータ43が接続されている。この駆動入力ギヤ41a、41b、駆動出力ギヤ42及びモータ43により第1及び第2攪拌搬送スクリュー32、33を所定方向に回転駆動することによって、現像剤が第1貯留室38及び第2貯留室39内を搬送され、また、上述したようにケーシング31aの左右両端部に設けられた通路40を通過して、第1貯留室38と第2貯留室39とを循環するようになっている。
現像ローラ35は、第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33と略平行となるように第1貯留室38内に回転可能に軸支され、ギヤ列(図示せず)を介してモータ43が接続されている。この現像ローラ35には、内面に永久磁石から成る磁界発生部材(図示せず)が固定されたマグネットローラが使用されており、感光体ドラム14の回転に応じて現像ローラ35が回転すると、この磁界発生部材の磁力により現像ローラ35の表面に現像剤が付着(担持)されて現像剤層が形成される。そして、所定の現像域において現像ローラ35に付着した現像剤中のトナーが、感光体ドラム14の表面電位と現像ローラ35に印加される現像バイアスとの電位差により感光体ドラム14へと飛翔して感光層に付着し、感光体ドラム14表面にトナー像が形成される。なお、現像ローラ35が独立して駆動するように現像ローラ35にモータ43とは別個の駆動手段を接続しても良い。
規制ブレード36は、感光体ドラム14に供給するトナー量、すなわち現像ローラ35への現像剤付着量を規制するものであり、例えばSUS303等の非磁性体のSUS(ステンレス)が用いられる。そして、規制ブレード36は、その先端と現像ローラ35との間に所定の隙間が形成されるように配設されており、この規制ブレード36と現像ローラ35との隙間によって現像ローラ35への現像剤付着量が規制され、現像ローラ35の表面には数百ミクロンの現像剤薄層が形成される。
第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33の、現像剤の搬送方向下流側の端部には、螺旋羽32b、33bと位相(ピッチ)の進行方向が逆向きの逆螺旋羽44a、44bが設けられている。逆螺旋羽44a、44bは、通路40に対面する部分に一位相分ずつ設けられており、貫通穴47(図4参照)が形成されている。
図4は、図3における現像装置右側の部分拡大図であり、図5は、図4における逆螺旋羽44b周辺の断面模式図である。必要に応じて図1〜図3を参照しながら、図4及び図5を用いて本発明の現像装置における現像剤の搬送過程について説明する。なお、これ以降は、第2攪拌搬送スクリュー33に形成された逆螺旋羽44bを例に挙げて本発明の現像装置の作用を説明するが、第1攪拌搬送スクリュー32に形成された逆螺旋羽44aについても全く同様に説明できる。
画像形成動作が開始されると、モータ43から駆動出力ギヤ42、駆動入力ギヤ41a、41bを介して第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33に駆動力が入力され、現像剤は第1貯留室38内を左方向に、第2貯留室39内を右方向に搬送され、図4の黒矢印のように現像装置内部を反時計回りに循環する。このとき、現像剤の循環方向が直角に曲がる通路40の直前、即ち第2貯留室39の現像剤搬送方向下流端部において現像剤の動きにくいデッドスペースDS(図の破線部分)が発生する。なお、ここでは図示しないが、第1貯留室38の現像剤搬送方向下流端部(図3の左端)においてもデッドスペースDSが発生する。
ここで、図5に示すように、第2攪拌搬送スクリュー33の回転軸33aが回転することにより、第2攪拌搬送スクリュー33の下流側端部に設けられた逆螺旋羽44bの位相が螺旋羽33bとは逆向きに進行し、デッドスペースDS内の現像剤を外へ押し出すような力(図の白矢印)が作用する。そして、デッドスペースDSから押し出された現像剤は通路40付近で螺旋羽33bにより搬送されてきた現像剤とぶつかるが、逆螺旋羽44bには貫通穴47が形成されているため、破線矢印のように貫通穴47を通過して再びデッドスペースDS内へ戻される。
これにより、デッドスペースDS内の現像剤に対流が発生し、通常の攪拌搬送スクリュー(図9参照)では攪拌できないデッドスペースDS部分の現像剤を効率良く攪拌することができ、現像剤溜まりの発生を防止可能となる。また、回転軸33aの軸受部分に高いトルクが掛からないため、シール部分からの現像剤の漏出も抑制できる。
攪拌搬送スクリューの螺旋羽と回転軸とのなす角度は理論的には45°が最適であることが知られているが、現像剤の帯電や凝集に伴い、搬送に最適な角度が45°よりも大きくなる傾向がある。従って、回転軸33aと逆螺旋羽44bとのなす角度θは45°以上60°以下とすることが好ましい。
また、貫通穴47の個数も、図6(a)のように一位相の逆螺旋羽44bに対し一つでも良いし、図6(b)、(c)のように2個、或いは4個設けても良い。ただし、貫通穴47の個数が多くなり過ぎると攪拌効果が低下するため、一位相に対し2個〜4個が好ましい。さらに、貫通穴47を複数個設ける場合、図6(b)、(c)のように回転軸33aを中心とする円周を略等分割する位置に配置することが最も効果的である。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33の現像剤の搬送方向下流側端部に逆螺旋羽44a及び44bを配置したが、デッドスペースが生じやすい他の位置に配置することもできる。しかし、一般的にデッドスペースが生じやすいのは第1攪拌搬送スクリュー32と第2攪拌搬送スクリュー33の搬送力が作用しにくい通路40の上流側直近であるため、上記実施形態のように配置することが好ましい。なお、図7に示す現像装置のように、第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33の両端部に貫通穴47が形成された逆螺旋羽44a及び44bを配置しても良い。
また上記実施形態では、回転軸32a、32bの周囲に螺旋羽32b、33bが連続的に設けられた第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33を用いているが、例えば複数の半リング状板体(リング状の板を半分に分割したもの)を、回転軸の周囲に所定の傾斜角度で螺旋状に配設したものを第1攪拌搬送スクリュー32及び第2攪拌搬送スクリュー33として用いても良い。
また本発明は、図2、図3及び図7に示したような現像装置16に限らず、例えば第1攪拌搬送部材32と現像ローラ35との間に攪拌パドルを備えた現像装置であっても良いし、第1攪拌搬送部材32と現像ローラ35との間に供給ローラ(磁気ローラ)を備えたタッチダウン方式の現像装置であっても良い。また、2本の攪拌搬送部材32、33を備えた構成に限らず、例えば1本の攪拌搬送部材を備えた現像装置にも適用できる。
また、上記実施形態では、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤を用いる現像装置を例に挙げて説明したが、トナーのみから成る1成分現像剤を用いる現像装置にも同様に適用可能である。さらに、本発明の現像装置が搭載される画像形成装置としては、図1に示したようなモノクロプリンタに限らず、モノクロ及びカラー複写機、カラープリンタ、ファクシミリ等の他の画像形成装置であっても良い。以下、実施例により本発明の効果について更に具体的に説明する。
本発明の現像装置の現像剤搬送性能を調査した。図3に示したような、各攪拌搬送スクリューの下流端に逆螺旋羽を設け、逆螺旋羽に回転軸を挟んで2個の貫通穴を形成したものを本発明とした。一方、逆螺旋羽を設けず通常の螺旋羽のみとしたものを比較例1、各攪拌搬送スクリューの下流端に逆螺旋羽を設けるが貫通穴を形成しないものを比較例2、通常の螺旋羽のみとして下流端の螺旋羽に回転軸を挟んで2個の貫通穴を形成したものを比較例3とした。なお、螺旋羽及び逆螺旋羽の直径は25mm、回転軸の直径は8mmとし、貫通穴の直径は5mmとした。
試験方法は、本発明及び比較例1〜3の現像装置のデッドスペースDS(図4参照)の上流側に第2攪拌搬送スクリュー33が回転可能に貫通する仕切を配置し、下流側(通路40側)を開放させた状態でデッドスペースDSに現像剤100gを投入した。そして、第2攪拌搬送スクリュー33を1分間回転させ、デッドスペースDS内に残存した現像剤の重量を測定して搬送性能を評価した。結果を表1に示す。
Figure 2009109741
表1から明らかなように、攪拌搬送スクリューの下流端に逆螺旋羽を設け、逆螺旋羽に貫通穴を形成した本発明の現像装置では、デッドスペース内に残存した現像剤は8.97gであり、初期投入量の10%以下であった。これにより、逆螺旋羽及び貫通穴により発生した現像剤の対流によってデッドスペース内の現像剤が効率良く攪拌搬送されることが確認された。
なお、本実施例ではデッドスペースにのみ現像剤を投入したため、現像剤の減少に伴い対流は徐々に小さくなるが、攪拌初期に発生した現像剤の対流と、一定の軌道上を貫通穴が回転移動することによる逆螺旋羽の反対側への現像剤の移動とによって高い搬送効果が得られたものと考えられる。実際の装置ではデッドスペース以外にも現像剤が充填されており、上流側から現像剤が常に補充されるため、現像剤の対流が継続的に発生してデッドスペース内の現像剤が効率良く入れ替わる。
一方、逆螺旋羽及び貫通穴を設けない比較例1の現像装置では、本発明の約3倍である26.8g(初期投入量の27%)の現像剤が残存していた。また、逆螺旋羽のみを設けた比較例2、及び貫通穴のみを設けた比較例3では、比較例1に比べて現像剤の残存量は減少したものの、本発明に比べると多くの現像剤が残存しており、攪拌搬送効果は十分ではなかった。
本発明は、現像剤を収容する筐体と、該筐体内に像担持体と対向するように配設された現像剤担持体と、該現像剤担持体と平行に配設される回転軸及び該回転軸の周囲に形成される螺旋羽から成り、筐体内の現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送スクリューと、を備えた現像装置において、攪拌搬送スクリューは、現像剤担持体に対面しない螺旋羽の一部が位相の進行方向が逆向きの逆螺旋羽であり、該逆螺旋羽に貫通穴を形成したものである。
これにより、逆螺旋羽付近の現像剤に対流が発生し、通常の攪拌搬送スクリューでは攪拌できないデッドスペース部分の現像剤を効率良く攪拌することができ、現像剤溜まりの発生を防止可能な現像装置を提供することができる。
特に、筐体内を第1貯留室と第2貯留室に区分された循環方式の現像装置では、第1貯留室と第2貯留室の間の現像剤受け渡し部に対面するように逆螺旋羽を設けたので、攪拌搬送スクリューからの搬送力の伝達されにくい現像剤受け渡し部での現像剤溜まりの発生を効果的に防止できる。また、逆螺旋羽を攪拌搬送スクリューの端部に設けることで、軸受部分の現像剤に高いトルクが掛からずシール部分からの現像剤の漏出も抑制できる。
そして、逆螺旋羽1位相当たり2〜4個の貫通穴を、回転軸を中心とする円周を略等分割する位置に設け、さらに逆螺旋羽と回転軸とのなす角度を45°以上60°以下とすれば、現像剤の対流がより一層効率的なものとなる。
は、本発明の現像装置を備えた画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。 は、本発明の現像装置の側面断面図である。 は、本発明の現像装置を上方から見た平面図である。 は、図3における現像装置右側の部分拡大図である。 は、図4における逆螺旋羽44b周辺の断面模式図である。 は、逆螺旋羽に形成される貫通穴の一例を示す平面図である。 は、本発明の現像装置の他の構成例を示す平面図である。 は、従来の現像装置の側面断面図である。 は、従来の現像装置を上方から見た平面図である。
符号の説明
14 感光体ドラム(像担持体)
16 現像装置
30 制御部
31 筐体
31a ケーシング
31b カバー
32 第1攪拌搬送スクリュー
32a 回転軸
32b 螺旋羽
33 第2攪拌搬送スクリュー
33a 回転軸
33b 螺旋羽
35 現像ローラ(現像剤担持体)
36 規制ブレード
37 仕切板
38 第1貯留室
39 第2貯留室
40 通路(現像剤受け渡し部)
41a、41b 駆動入力ギヤ
42 駆動出力ギヤ
43 モータ(駆動装置)
44a、44b 逆螺旋羽
47 貫通穴
100 画像形成装置
DS デッドスペース

Claims (6)

  1. 現像剤を収容する筐体と、
    該筐体内に像担持体と対向するように配設された現像剤担持体と、
    該現像剤担持体と平行に配設される回転軸及び該回転軸の周囲に形成される螺旋羽から成り、前記筐体内の現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送スクリューと、
    を備えた現像装置において、
    前記攪拌搬送スクリューは、前記現像剤担持体に対面しない前記螺旋羽の一部が位相の進行方向が逆向きの逆螺旋羽であり、該逆螺旋羽に貫通穴を形成したことを特徴とする現像装置。
  2. 前記筐体は内部を第1貯留室と第2貯留室とに区画され、前記攪拌搬送スクリューは前記第1貯留室に配設され前記現像剤担持体のスラスト方向に現像剤を攪拌搬送する第1攪拌搬送スクリューと、前記第2貯留室に配設され前記第1攪拌搬送スクリューと反対方向に現像剤を攪拌搬送する第2攪拌搬送スクリューとから成り、前記逆螺旋羽は、前記第1及び第2攪拌搬送スクリューのうち少なくとも搬送方向下流側の、前記第1及び第2貯留室の現像剤受け渡し部に対面する部分に設けられることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記貫通穴は、前記逆螺旋羽一位相に対し2個〜4個形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記貫通穴は、前記回転軸を中心とする円周を略等分割する位置に形成されることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記逆螺旋羽と前記回転軸とのなす角度が45°以上60°以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の現像装置が搭載された画像形成装置。
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