JP2009108857A - 可撓性翼弦ヒンジシールを有するガスタービン - Google Patents

可撓性翼弦ヒンジシールを有するガスタービン Download PDF

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ダニエル・ディー・スヌーク
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Abstract

【課題】可撓性翼弦ヒンジシールを有するガスタービンシステムを提供する。
【解決手段】実施形態によると、本タービンシステムは、内側バンドセグメント(38)と外側バンドセグメント(40)との間で延びるステータベーン(20)を含むノズルセグメントと、内側バンドセグメント(38)に隣接した内側支持リング(44)と、ノズルセグメントと作動可能に連絡した内側翼弦ヒンジシール(52)とを含み、内側翼弦ヒンジシール(52)は、内側バンドセグメント(102)から内向きに延びる可撓性内側レール(100)を含み、内側レール(100)は、内側支持リング(44)とシール係合する突出部(106)を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、総括的にはガスタービンに関し、より具体的には、ガスタービン内でタービンノズルをシールするための可撓性翼弦ヒンジシールに関する。
ガスタービンにおいて、高温の燃焼ガスは、燃焼器から第1段ノズル及びバケットを通りまた後続タービン段のノズル及びバケットを通って流れる。第1段ノズルは、環状配列又は組合せの鋳造ノズルセグメントを含み、その各々はセグメント当り1以上のノズルステータベーンを含む。各第1段ノズルセグメントはまた、互いに半径方向に間隔を置いて配置された内側及び外側バンド部分を含む。ノズルセグメントの組立時には、ステータベーンは、互いに円周方向に間隔を置いて配置されて環状内側及び外側バンド間に環状配列を形成する。第1段ノズルの外側バンドに結合された外側シュラウド又は保持リングは、タービンのガス流路内に第1段ノズルを支持する。環状内側支持リングは、内側バンドに係合しかつ軸方向の移動に抗して第1段ノズルを支持する。
例示的な実施態様では、48個の鋳造ノズルセグメントには、セグメント当り1つのベーンが設けられる。環状配列のセグメントは、隣接する円周方向端縁部に沿って互いに側面シールによってシールされる。側面シールは、内側バンドから半径方向内向きに及び外側バンドから半径方向外向きに延びることによって高圧及び低圧領域間のシールを形成する。高圧領域は、圧縮機吐出空気内に見られ、また低圧領域は、高温ガス流路の高温燃焼ガス内に見られる。
ノズルセグメントはまた、内側及び外側翼弦ヒンジシールを含む。内側翼弦ヒンジシールは、第1段ノズルの内側バンドと内側支持リングの軸方向対面表面との間をシールするために使用される。各内側翼弦ヒンジシールは、内側バンド部分から半径方向内向きに延びる内側レールと、該内側レールに沿って延びかつ各ノズルセグメントの内側バンド部分の翼弦線に沿って直線的に延びる突出部とを含む。この突出部は、内側支持リングの軸方向対向対面シール表面とシール係合状態で位置している。内側翼弦ヒンジシールはまた、内側支持リング及び圧縮機吐出ケースが熱膨張を生じた時に第1段ノズルを前方及び後方に移動させるのを可能にするヒンジとして機能する。
さらに、外側側壁翼弦ヒンジシールは、第1段ノズルの外側バンドと外側シュラウドの軸方向対向表面との間をシールするために使用される。各外側翼弦ヒンジシールは、外側バンド部分から半径方向外向きに延びる外側レールと、該外側レールに沿って延びかつ各ノズルセグメントの外側バンド部分の翼弦線に沿って直線的に延びる突出部とを含む。この突出部は、外側シュラウドの軸方向対向対面シール面とシール係合状態で位置している。外側翼弦ヒンジシールはまた、外側支持リング又はシュラウド及び圧縮機吐出ケースが熱膨張を生じた時に第1段ノズルを前方及び後方に移動させるのを可能にするヒンジとして機能する。
第1段ノズルの運転及び/又は補修時に、外側及び内側翼弦ヒンジシールの両方は、それらのレールにおける温度差のために、反りを生じる傾向があることが判明した。具体的には、このシールは、レールの中心部が後方に曲がりかつ該レールのセグメント間端部が前方に曲がる傾向がある。そのような反りにより、内側及び外側翼弦ヒンジシールと内側支持リング及び外側シュラウドのそれぞれのシール表面との間にギャップが形成される可能性がある。これらのギャップは、高温ガス流路内への圧縮機吐出冷却空気の漏洩を許す可能性がある。このような漏洩は、NOx汚染物質の発生の増加、翼弦シールを通り抜ける高温ガスの吸込み及びより大きな流路の空力的損失のような問題を招き、それらは、より低い熱消費率を生じるおそれがある。
現在では、第1段ノズルと内側支持リング/外側シュラウドとの接触面に補助シールを用いて翼弦ヒンジシールを通り抜ける漏洩流を減少させている。しかしながら、そのような補助シールの使用は、ガスタービンを製作する上での複雑さ及び費用を大幅に付加する。
米国特許第3909155号明細書 米国特許第5839878号明細書 米国特許第6595745号明細書 FOR THE DEVELOPERS OF MASSIVELY MULTIPLAYER ONLINE ROLE PLAYING GAMES, SEE TURBINE INC.. [Online reference: http://en.wikipedia.org/wiki/Turbine] Retrieved on April 9, 2007.
従って、そのようなシールを備えたガスタービンを製作する上での費用及び複雑さを大幅に増大させないで内側及び外側側壁翼弦ヒンジシールを通り抜ける流体の漏洩を最少にする方法を開発する必要性が存在する。
本明細書に開示するのは、可撓性翼弦ヒンジシールを有するガスタービンシステムである。実施形態によると、本タービンシステムは、内側バンドセグメントと外側バンドセグメントとの間で延びるステータベーンを含むノズルセグメントと、内側バンドセグメントに隣接した内側支持リングと、ノズルセグメントと作動可能に連絡した内側翼弦ヒンジシールとを含み、内側翼弦ヒンジシールは、内側バンドセグメントから内向きに延びる可撓性内側レールを含み、内側レールは、内側支持リングとシール係合する突出部を有する。
別の実施形態では、本タービンシステムは、内側及び外側バンドセグメント間で延びるステータベーンを含むノズルセグメントと、外側バンドセグメントに隣接した外側シュラウドと、ノズルセグメントと作動可能に連絡した外側翼弦ヒンジシールとを含み、外側翼弦ヒンジシールは、外側バンドセグメントから外向きに延びる可撓性外側レールを含み、外側レールは、外側シュラウドとシール係合する突出部を有する。
次に、例示的な実施形態でありかつ同様の要素には同じ符号を付した図を参照する。
図1に移ると、ガスタービン10のセクションの例示的な実施形態を示している。ガスタービン10は、トランジションピース12を通して高温ガスを送る環状配列の燃焼器(図示せず)から高温の燃焼ガスを受けて、環状高温ガス通路14に沿って流れるようにする。タービン段は、高温ガス通路14に沿って配置される。各段は、タービンロータ上に取付けられかつ該タービンロータの一部を形成する複数の円周方向に間隔を置いて配置されたバケットと、環状配列のノズルを形成する複数の円周方向に間隔を置いて配置されたステータベーンとを含む。例えば、第1段は、第1段ロータホイール18上に取付けられた複数の円周方向に間隔を置いて配置されたバケット16と、複数の円周方向に間隔を置いて配置されたステータベーン20とを含む。同様に、第2段は、第2段ロータホイール24上に取付けられた複数のバケット22と、複数の円周方向に間隔を置いて配置されたステータベーン26とを含む。さらに、第3段は、第3段ロータホイール30上に取付けられた複数の円周方向に間隔を置いて配置されたバケット28と、複数の円周方向に間隔を置いて配置されたステータベーン32とを含む。必要に応じて、付加的な段を設けることができる。ステータベーン20、26及び32は、タービンケーシングに取付けられるが、バケット16、22及び28並びにホイール18、24及び30は、タービンロータの一部を形成する。ロータホイール間にはスペーサ34及び36が設けられ、これらスペーサもまた、タービンロータの一部を形成する。圧縮機吐出空気は、第1段の半径方向内側及び半径方向外側に配置された領域37内に置かれ、またそのような領域37内の空気は、高温ガス通路14に沿って流れる高温ガスの圧力よりも高い圧力になっていることが分かるであろう。本明細書で使用する場合に、「半径方向内向きに」というのは、タービンシャフトによって定まるタービンの中心軸線に向かって半径方向に延びるものとして定義され、また「半径方向外向きに」というのは、タービンの中心軸線から離れるような半径方向に延びるものとして定義される。
タービン10の第1段を参照すると、第1段ノズルは、それぞれ内側及び外側バンド間に配置されたノズルセグメントとステータセグメントの環状配列として構成されたステータベーンとを含み、これら内側及び外側バンドは、タービンケーシング(図示せず)により支持される。従って、各ノズルセグメントは、それぞれ内側及び外側バンドセグメント38及び40間で延びる1以上のステータベーン20を含む。第1段ノズルを固定するための外側シュラウド42は、タービンケーシング及び外側バンドセグメントと作動可能に連絡している。この外側シュラウド42は、ノズルセグメントの表面と軸方向に対向した軸方向対面表面を含む。これら2つの表面間の接触面は、可撓性又はコンプライアント外側翼弦ヒンジシールを備えている。同様に、軸方向の移動に抗して第1段ノズルを固定するための内側支持リング44は、内側バンドセグメント38と作動可能に連絡している。内側支持リング44は、ノズルセグメントの表面と軸方向に対向した軸方向対面表面を含む。これら2つの表面間の接触面は、内側翼弦ヒンジシール52を備えている。タービン10が運転状態にある時には、外側及び内側翼弦ヒンジシールは、領域37内の高圧圧縮機吐出空気と高温ガス通路14内を流れるより低い圧力の高温ガスとの間のシールを形成する。
内側及び外側可撓性翼弦ヒンジシールは、同一又は類似の設計を有する。内側及び外側の両方の翼弦ヒンジシールとして利用することができる翼弦ヒンジシールの例示的な実施形態を図2〜図4に示しており、これらの図は、該翼弦ヒンジシールを異なる角度から見た図である。翼弦ヒンジシールは、バンドセグメント102から延びる可撓性レール100を含む。レール100の厚さは、先行技術の翼弦ヒンジシールの厚さと比較して非常に狭くなっている。内側翼弦ヒンジシール設計の場合には、内側レールは、内側バンドセグメントから内向きに延びているのに対して、外側翼弦ヒンジシール設計の場合には、外側レールは、外側バンドセグメントから外向きに延びている。本明細書で使用する場合に、「半径方向内向きに」というのは、タービンシャフトによって定まるタービンの中心軸線に向かって半径方向に延びるものとして定義され、また「半径方向外向きに」というのは、タービンの中心軸線から離れるような半径方向に延びるものとして定義される。翼弦ヒンジシールのレール100は、保持リング/内側支持リングとシール係合する翼弦方向に直線的に延びる突出部106を含む。
高圧領域から高温ガス通路の低圧領域への漏洩流を最少にするか又は防止するために、レール100は可撓性にされる。図示するように、レール100の可撓性は、レール100におけるフィレット104の曲率半径を変更することによって最適にすることができる。レールのセグメント間端部近傍におけるフィレット104は、他のレールのセグメント間端部と噛み合うような形状にされる。従って、レールは、環状配列のレールとして形成することができる。レール100の各セグメント間端部は、環状配列の形態の隣接するレールのセグメント間端部のシールと噛み合う形状のシールスロット108を有することができる。本明細書で定義する場合に、「フィレット」というのは、内部コーナ部を緩和する形状の材料である。フィレット104は、バンドセグメント102とレール100との間のコーナ部に配置される。その形状が凹面形であるのが望ましいフィレット104は、該フィレット104を接合部に溶接すること又は該フィレット104をレール100及びバンドセグメント102と共に鋳造成形することによるような様々な方法によって形成することができる。
フィレット104を使用して、レール100の長さに沿って該レールの剛性を変化させ、それによってタービンの運転時に発生する可能性があるレール100における熱歪に機械的負荷が打ち勝つのを可能にすることができる。レールの端部近傍にフィレット104を配置することによって、レール100の中心部とバンドセグメント102との間の接合部は、レール100の端部とバンドセグメント102との間の接合部よりも小さい曲率半径を有することになる。さらに、各フィレット104の曲率半径は、該フィレット104がレール100の端部に近づくにつれて増大させることができる。レール100に沿ったこのような曲率半径の変化を使用して、そうでなければ後方熱的曲がりが最大になることになるその中心部近傍におけるレール100の可撓性を最大にし、かつそうでなければ前方曲がりが最大になることになるその端部近傍におけるレール100の可撓性を最小にする。その端部におけるレール100の可撓性を最小にすることはまた、最悪の場合の公差条件下でさえも隣接するレールに当接させて端部をシールするのを可能にする。従って、隣接するレールの端部におけるセグメント間シールは、セグメント間シールスロット108内部に嵌合されることになる。図5は、レール100のセグメント間端部近傍におけるフィレット104の構成をより良好に示す簡単な図面である。
翼弦ヒンジシールの可撓性は、ガスタービンを製造する上での複雑さ及び費用を大幅に付加しないで達成される利点がある。こうした可撓性により、高圧圧縮機吐出領域と低圧高温ガス流路との間に一層有効なシールが形成される。その結果、タービンの運転時にシールにおける熱的変動が存在するにも拘らず、該シールを通り抜けるガスの漏洩が殆ど発生しないことになる。従って、高温ガス流路における空力的損失が低減して、タービンの熱消費率が改善され、かつタービンが発生するNOx汚染物質、例えばNO及びNOの量が低下する。シールを通り抜ける高温ガスの吸込みもまた減少して、ノズル、シュラウド及び内側支持リングに対する耐久性の向上が得られる。
図6は、第1段ノズルを示すガスタービンのセクション500の例示的な実施形態を示しており、第1段ノズルは、本明細書に記載した可撓性翼弦ヒンジシールを含む。高温の燃焼ガスは、燃焼器(図示せず)からトランジションピース510を通って流れる。高温ガスは第1段ノズル520に流入して、翼形部430上に衝突する。高温ガスは、翼形部430によって第1段バケット540に導かれる。ノズルによって行われる配向過程はまた、ガス流を加速して、ノズルの入口及び出口平面間における静圧の低下と該ノズルの高圧負荷と引き起こす。保持リング300は、前方円周方向ランド部330及び後方円周方向ランド部325を含む。各第1段ノズルにおける外側側壁420の保持ラグ440、445(1つを図示する)は、環状溝320内に嵌合する。保持ピン490、495(1つを図示する)は、それぞれ後方保持ランド部325及び前方保持ランド部330内の軸方向孔を通して嵌合される。保持ピン490、495は、保持ラグ440、445により第1段ノズル520に対して半径方向及び円周方向支持を与える。外側側壁上の翼弦ヒンジレール460は、第1段バケット540用のシュラウド550と接触する翼弦ヒンジシール465の部位においてノズルに対して軸方向支持を与える。内側側壁410上の翼弦ヒンジレール470は、支持リング580と接触する翼弦ヒンジシール475の部位においてノズルに対して軸方向支持を与える。保持ピン490、495は、翼弦ヒンジレール460によって保持ラグ440、445から抜けるのを防止される。
本明細書で使用する場合、数詞のない表現は、数量の限定を意味するものではなく、むしろ、そこで述べたアイテムの少なくとも1つが存在することを意味する。本明細書を通しての「一実施形態」、「別の実施形態」、「実施形態」などの表現は、その実施形態と関連して説明した特定の要素(例えば、特徴、構造及び/又は特性)が、本明細書に記載した1以上の実施形態内に含まれ、かつ他の実施形態内には存在させることもまた存在させないこともできることを意味する。さらに、説明した要素は、様々な実施形態においてあらゆる適当な方法で組合せることができる。そうではないことを明記しない限り、本明細書で使用する技術的及び科学的用語は、本発明に属する当業者が通常理解するものと同じ意味を有する。
例示的な実施形態に関して本発明を説明してきたが、本発明の技術的範囲から逸脱せずに本発明の要素に様々な変更を加えることができまた本発明の要素を均等物で置き換えることができることは当業者には解るであろう。さらに、本発明の本質的な技術的範囲から逸脱せずに、特定の状況又は物的要件を本発明の教示に適合させるように多くの修正を加えることができる。従って、本発明は、本発明を実施するのに考えられる最良の形態として開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明は、提出した特許請求の範囲の技術的範囲内に属する全ての実施形態を含むことになることを意図している。
ガスタービンのセクションの概略正面図。 ガスタービンに使用する可撓性翼弦ヒンジシールの概略斜視図。 様々な実施形態によりガスタービンのノズルセグメントに取付けられた可撓性翼弦ヒンジシールの異なる角度から見た斜視図。 様々な実施形態によりガスタービンのノズルセグメントに取付けられた可撓性翼弦ヒンジシールの異なる角度から見た斜視図。 様々な実施形態によりガスタービンのノズルセグメントに取付けられた可撓性翼弦ヒンジシールの異なる角度から見た斜視図。 本明細書に記載した翼弦ヒンジシールを備えた第1段ノズルを含むガスタービンのセクションの実施形態の概略側面図。
符号の説明
10 ガスタービン
12 トランジションピース
14 高温ガス通路
16 バケット
18 第1段ロータホイール
20 ステータベーン
22 バケット
24 第2段ロータホイール
26 ステータベーン
28 バケット
30 第3段ロータホイール
32 ステータベーン
34 スペーサ
36 スペーサ
37 高圧領域
38 内側バンドセグメント
40 外側バンドセグメント
42 外側シュラウド
44 内側支持リング
46 外側翼弦ヒンジシール
52 内側翼弦ヒンジシール
100 可撓性レール
102 バンドセグメント
104 フィレット
106 突出部
108 シールスロット
300 保持リング
325 後方円周方向ランド部
330 前方円周方向ランド部
345 軸方向孔
350 軸方向孔
410 内側側壁
420 外側側壁
430 翼形部
440 ラグ
445 ラグ
460 翼弦ヒンジレール
465 翼弦ヒンジシール
470 翼弦ヒンジレール
475 翼弦ヒンジシール
490 保持ピン
495 保持ピン
500 ガスタービンのセクション
510 トランジションピース
520 第1段ノズル
530 保持ラグ
540 第1段バケット
550 シュラウド
580 支持リング
590 保持ピン

Claims (10)

  1. 内側バンドセグメント(38)と外側バンドセグメント(40)との間で延びるステータベーン(20)を含むノズルセグメントと、
    前記内側バンドセグメント(38)に隣接した内側支持リング(44)と、
    前記ノズルセグメントと作動可能に連絡した内側翼弦ヒンジシール(52)と、を含み、
    前記内側翼弦ヒンジシール(52)が、前記内側バンドセグメント(102)から内向きに延びる可撓性内側レール(100)を含み、
    前記内側レール(100)が、前記内側支持リング(44)とシール係合する突出部(106)を有する、
    タービンシステム。
  2. 前記内側翼弦ヒンジシール(52)が、該シール(52)の両側の低圧及び高圧領域間のシールを形成する、請求項1記載のタービンシステム。
  3. 前記内側レール(100)の中心部近傍における該内側レール(100)の第1の可撓性が、該内側レール(100)の端部近傍における該内側レール(100)の第2の可撓性よりも大きい、請求項1記載タービンシステム。
  4. 前記内側翼弦ヒンジシール(52)が、前記内側レール(100)と前記ノズルセグメントの内側バンドセグメント(102)との間の領域内において該内側レール(100)の各端部近傍にフィレット(104)を含み、
    前記フィレット(104)の曲率半径が、該フィレット(104)が前記内側レール(100)の端部に近づくにつれて増大する、
    請求項1又は請求項3のいずれか1項記載のタービンシステム。
  5. 前記内側レール(100)の中心部領域と前記ノズルセグメントの内側バンドセグメント(102)との間の第1の接合部が、該内側レール(100)の端部領域と該ノズルセグメントの内側バンドセグメント(102)との間の第2の接合部よりも小さい曲率半径を有する、請求項1、請求項3又は請求項4のいずれか1項記載のタービンシステム。
  6. 前記外側バンドセグメント(40)に隣接した外側シュラウド(42)と、
    前記ノズルセグメントと作動可能に連絡した外側翼弦ヒンジシール(52)と、をさらに含み、
    前記外側翼弦ヒンジシール(52)が、前記外側バンドセグメント(102)から外向きに延びる可撓性外側レール(100)を含み、
    前記外側レールが、前記ノズルセグメントと前記外側シュラウド(42)との間に第2のシールを形成する第2の突出部(106)を有する、
    請求項1、請求項3、請求項4又は請求項5のいずれか1項記載のタービンシステム。
  7. 内側及び外側バンドセグメント(38、40)間で延びるステータベーン(20)を含むノズルセグメントと、
    前記外側バンドセグメント(40)に隣接した外側シュラウド(42)と、
    前記ノズルセグメントと作動可能に連絡した外側翼弦ヒンジシール(52)と、を含み、
    前記外側翼弦ヒンジシール(52)が、前記外側バンドセグメント(102)から外向きに延びる可撓性外側レール(100)を含み、
    前記外側レール(100)が、前記外側シュラウド(42)とシール係合する突出部(106)を有する、
    タービンシステム。
  8. 前記外側翼弦ヒンジシール(52)が、該シール(52)の両側の低圧及び高圧領域間のシールを形成する、請求項7記載のタービンシステム。
  9. 前記外側レール(100)の中心部近傍における該外側レール(100)の第1の可撓性が、該外側レール(100)の端部近傍における該外側レール(100)の第2の可撓性よりも大きい、請求項7記載タービンシステム。
  10. 前記外側翼弦ヒンジシール(52)が、前記外側レール(100)と前記ノズルセグメントの外側バンドセグメント(102)との間の領域内において該外側レール(100)の各端部近傍にフィレット(104)を含み、
    前記フィレット(104)の曲率半径が、該フィレット(104)が前記外側レール(100)の端部に近づくにつれて増大する、
    請求項7又は請求項9のいずれか1項記載のタービンシステム。
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