JP2009108560A - 扉用錠装置 - Google Patents

扉用錠装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009108560A
JP2009108560A JP2007281011A JP2007281011A JP2009108560A JP 2009108560 A JP2009108560 A JP 2009108560A JP 2007281011 A JP2007281011 A JP 2007281011A JP 2007281011 A JP2007281011 A JP 2007281011A JP 2009108560 A JP2009108560 A JP 2009108560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
door
dead bolt
unlocking
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007281011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5007198B2 (ja
Inventor
Ayaichi Takami
綾一 高見
Kiyofumi Sato
清文 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
Priority to JP2007281011A priority Critical patent/JP5007198B2/ja
Publication of JP2009108560A publication Critical patent/JP2009108560A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5007198B2 publication Critical patent/JP5007198B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】解錠操作時におけるデッドボルトの没入動作信頼性を高め、ラッチの解除タイミング等を最適に設定する。
【解決手段】デッドボルト駆動用アクチュエータ1により施解錠位置間で駆動されるデッドボルト3を備えた電気錠部と、扉2から没入操作可能に突出して扉枠5に係止し、ラッチ駆動用アクチュエータ6により駆動されるラッチストッパ7により没入操作を規制されるラッチ8を備えたラッチ部と、デッドボルトの施解錠状態を検出する施解錠状態検出部10と、デッドボルト駆動用アクチュエータおよびラッチ駆動用アクチュエータを制御する錠制御部11とを有し、ラッチは施錠状態における開扉操作時にデッドボルトより扉枠5に先当たりしてデッドボルトと扉枠との接触圧を低減させるとともに、錠制御部は施解錠状態検出部における解錠状態の検出を条件にラッチ駆動用アクチュエータへのラッチストッパ解除信号を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、扉用錠装置に関するものである。
アクチュエータにより施解錠駆動される錠装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において錠装置はアクチュエータにより駆動され、施錠状態において開扉操作を規制するためのデッドボルトと、ラッチストッパにより突出状態が維持されるラッチとを有する。
デッドボルトの駆動に先立ってラッチ拘束が解除されると、デッドボルトに扉背圧がかかって摺動抵抗が増加し、デッドボルトの作動不良が発生する虞がある。これを回避するために、ラッチ拘束方向に付勢されて回転自在なラッチストッパには、デッドボルトの解錠方向への移動に際して干渉する係合突起が設けられ、デッドボルトの解錠方向への移動が確実にラッチ拘束解除動作に先行するように構成される。
特開2006-37355号公報
しかし、上述した従来例において、ラッチストッパの動作はデッドボルトの動作に同期しており、デッドボルトの没入動作に必ず対応してラッチストッパの解除が行われるために、ラッチ拘束解除のタイミングが一義的に決定され、運用の融通性に欠けるという問題がある。
すなわち、デッドボルトが解錠状態のときにラッチ拘束を解除すると、風圧等により扉は容易に開放してしまうために、閉扉状態を維持するためには、デッドボルトを施錠状態にしておく必要がある。閉扉状態の維持だけのために施錠状態にすると、戸外からの開扉操作の度に認証操作が必要になり、一時的に戸外に出る場合にも解錠操作が必要になり、使い勝手が悪くなる。
また、解錠操作が遠隔的に行われた場合には、扉への操作を行おうとした際に扉が風圧等により不意に開いてしまうという問題も発生する。
加えて、ラッチストッパはデッドボルトの没入動作時の機械的変位を利用して作動するために、ラッチとデッドボルトは近接して配置することが条件となり、扉上でのレイアウトの自由度が低下する。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、解錠操作時におけるデッドボルトの没入動作信頼性を高めることができる上に、ラッチの解除タイミング等を最適に設定することのできる扉用錠装置の提供を目的とする。
扉用錠装置は、施錠状態においてデッドボルト3が扉枠5に解除不能に係止して扉2への開放操作を規制する電気錠部4と、電気錠部4が解錠状態のときにデッドボルト3に代わって扉枠5に係止して閉扉状態を維持するラッチ部9とを有する。
ラッチ部9のラッチ8は、扉2内への没入操作可能に扉2から突出し、閉扉状態で扉枠5に係止する。ラッチストッパ7は作動状態において扉2内へのラッチ8の没入を規制し、ラッチストッパ7により動作が拘束されたラッチ8は、電気錠部4が解錠状態でデッドボルト3による扉2の拘束がない状態でデッドボルト3に代わって扉枠5に係止し、扉2の閉塞状態を維持する。
これに対し、電気錠部4が解錠状態にあり、さらにラッチストッパ7が解除している場合、扉2への開放操作力を付与し、あるいは扉2に固定される扉操作ハンドル12にラッチ8解除操作を加えると、ラッチ8は扉2内に没入し、開扉操作が許容される。ラッチ8の先端は、扉枠5への係止状態において開扉操作を行った際に扉枠5に直交して当接する直交面と、直交面に鋭角で交差し閉扉操作に際して扉枠5に衝接する斜面との2面を備え、ラッチ8が突出した状態で閉扉操作を行うと、斜面の扉枠5との衝接部に発生する分力によりラッチ8が没入して扉枠5に係止する。この状態で開扉操作を行うと、直交面が扉枠5に正対し、開扉操作力によるラッチ8への没入方向分力は発生しない。
ラッチ部9は、扉枠5への係止状態、すなわち、上述した直交面が扉枠5に係止した状態からのラッチ8の解除に際し、予めラッチ8解除操作を行うものであっても、あるいは、開扉操作に伴う直交面への押圧力を利用してラッチ8を所定角度回転させて直交面を斜面として機能させる所謂反転ラッチとして構成することもできる。
前者のタイプのラッチ部9に対するラッチ8解除操作は、例えば、扉操作ハンドル12への回転操作に連動させてラッチ8を強制的に扉2内に没入させることにより実現可能であり、ラッチストッパ7は、ラッチ8の没入動作を規制することによりラッチ8解除操作によるラッチ8解除を規制する。これに対し、後者、すなわち、回転姿勢により同一面を斜面、あるいは直交面として機能させる反転ラッチ8において、ラッチストッパ7は、ラッチ8の回転を規制することによりラッチ8解除を規制する。
さらに、ラッチ8は、電気錠部4が施錠状態にあるとき、開扉操作に際してデッドボルト3に先立って扉枠5に当接してデッドボルト3と扉枠5との接触圧が過度に高くなることを防止し、デッドボルト3の円滑な没入動作を保証する。
上記電気錠部4、およびラッチ部9の制御は、錠制御部11から出力される制御信号によりデッドボルト駆動用アクチュエータ1、およびラッチ駆動用アクチュエータ6を制御して行われる。デッドボルト3は、デッドボルト駆動用アクチュエータ1により駆動されて施解錠位置間を移動し、少なくとも錠制御部11からの解錠命令の出力は、認証部15における解錠操作権限の認証を条件とする。認証部15には、指紋認証等の生体認証装置、あるいは、後述するように、使用者が所持する携帯器14からの認証用信号に対する認証装置が使用できる。
ラッチ駆動用アクチュエータ6は、ラッチストッパ7を駆動してラッチ8の没入、あるいは反転ラッチ8におけるラッチ8反転動作を規制する。錠制御部11は、ラッチストッパ7の解除信号を出力する際には、電気錠部4の施解錠状態を検出する施解錠状態検出部10が解錠状態を検出していることを条件とし、ラッチ8の没入動作がデッドボルト3没入動作に先行しないことが保証される。
この結果、開扉操作を行いながら解錠操作が行われた場合であっても、デッドボルト3と扉枠5との接触圧が過度に高まってデッドボルト3の作動不良を起こすことが防止される。
また、電気錠部4とラッチ部9とを各々個別にアクチュエータにより駆動するために、電気錠部4とラッチ部9との取り付け位置関係についての制約がなくなり、扉2上での配置の自由度が高まる。また、ラッチ部9へのラッチ8拘束解除タイミングは、電気錠部4におけるデッドボルト3の動作タイミングに合わせて最適に設定することができるために、例えば、風圧で不用意に扉2が開いてしまうような不具合が防止できる。
上述したように、ラッチ部9は並進移動のみが可能なものでも、反転ラッチ8でも使用可能であるが、反転ラッチ8にした場合には、特別なラッチ8没入機構を要しないために、構造が簡単になる。
また、電気錠に対する解錠操作が扉2から離れた遠隔位置で行うことが可能な構成を取る場合等には、扉2用錠装置は、
扉操作ハンドル12、またはその近傍に配置された扉接触検出装置13を有し、
前記ラッチ駆動用アクチュエータ6は、前記施解錠状態検出部10における解錠状態の検出に加え、前記扉接触検出装置13における接触検出をラッチストッパ7解除の条件とするように構成することができる。
このように構成すると、ラッチストッパ7の解除の条件に扉2操作者が扉2の近傍にいることが追加されることとなるために、扉2の不用意な開放が防止できる。
本発明によれば、解錠操作時におけるデッドボルトの没入動作信頼性を高めることができる上に、ラッチの解除タイミング等を最適に設定することができる。
図1に示すように、扉用錠装置は、電気錠部4と、ラッチ部9と、電気錠部4、およびラッチ部9の動作を制御する錠制御部11とを有する。図1には、電気錠部4、ラッチ部9、および錠制御部11を扉2に固定した場合を示すが、錠制御部11は、扉2以外に配置することもできる。
また、扉2には、扉2の開放操作を行う際の手掛けとなる扉操作ハンドル12と、施錠操作を行う際の施錠ボタン17が配置される。扉操作ハンドル12の適宜箇所には、扉接触検出装置13としての静電容量センサが配置される。静電容量センサ13は、後述するパッシブ操作時の解錠ボタンとしても利用される。
電気錠部4は、上記錠制御部11により制御されて施解錠駆動されるデッドボルト駆動用アクチュエータ1と、デッドボルト駆動用アクチュエータ1により扉枠5に向けて施解錠位置間を進退駆動され、扉2から一端が突出する施錠位置において扉枠5に係止して扉2への開放操作を規制するデッドボルト3とを錠ケース18内に固定して形成される。
デッドボルト3の施解錠位置を検出するために、錠ケース18内には解錠状態検出スイッチ(施解錠状態検出部10)が配置され、デッドボルト3が扉2内に没入する解錠位置にあると、解錠状態検出信号として”ON”を出力する。
一方、ラッチ部9は、ラッチケース19内に収容されるラッチ8、ラッチストッパ7、およびラッチ駆動用アクチュエータ6とを有する。ラッチ8は後に詳述するように、反転ラッチ8であり、閉扉時の扉枠5との係止状態の維持、解除をラッチ駆動用アクチュエータ6により駆動されるラッチストッパ7のセット、解除操作により制御でき、閉扉状態でラッチストッパ7をセットすると、ラッチ8の扉枠5内への没入が規制され、実質的に扉2を施錠したのと同様の状態となる。これに対し、ラッチストッパ7の解除状態で扉2に開放操作力を与えると、ラッチ8が所定角度回転した後、扉2内に没入し、扉枠5との係止が解除される。
錠制御部11は、携帯器14が発信する認証用IDの認証を条件として電気錠部4の施解錠状態を遷移させる。図2に示すように、携帯器14は、制御部20(CPU)により制御されるRF送出部21、LF受信部22、携帯器14固有の認証用IDが格納されるID記憶部23、施錠ボタン操作検出部24、および解錠ボタン操作検出部25を有する。
携帯器14には、利用者により操作可能な施錠ボタン26と解錠ボタン27とが配置されており、いずれかへの操作が施解錠操作検出部24、25により検出されると、CPU20は、ID記憶部23内の認証用ID、および施解錠の区別を含む認証用無線信号を生成してRF送出部21に出力し、アンテナ28から発信する。
LF受信部22は、扉2側の施解錠ボタン13、17への操作(パッシブ操作)が行われた場合に錠制御部11から送信されるリクエスト信号を受信する。LF受信部22がリクエスト信号を受信すると、CPU20は、携帯器14側の施解錠ボタン24、25操作による交信開始(アクティブ操作)時と同様に認証用無線信号をセットし、RF送出部21から出力する。
図3に錠制御部11の機能ブロック図を示す。錠制御部11は、制御部(CPU29)に接続されるID記憶部30、RF受信部31、および認証部15を有する。ID記憶部30には、認証可能な携帯器14の認証用IDが格納されており、RF受信部31は、上述した携帯器14からの認証用無線信号を受信すると、これから認証用ID、および施解錠種等を抽出し、CPU29に通知する。
通知を受けたCPU29は認証用IDを認証部15に出力し、認証部15は、認証用IDがID記憶部30内に存在するか否かを判定し、存在する場合に認証成立信号を出力する。認証成立信号を受領したCPU29は、上記施解錠種信号に基づき、デッドボルト制御部32に施錠、あるいは解錠信号をセットし、デッドボルト制御部32に接続されるデッドボルト駆動用アクチュエータ1を駆動する。
また、扉2に配置された施錠ボタン17への操作が施錠ボタン操作検出部33により検出され、あるいは扉操作ハンドル12への接触が静電容量センサ13に接続されるハンドル操作検出部34により検出されると、パッシブ動作が開始される。パッシブ動作が開始されると、CPU29はリクエスト信号をLF送出部(リクエスト信号出力部16)にセットし、アンテナ35経由して携帯器14に送信する。リクエスト信号には、施錠ボタン17への操作の場合には施錠信号、扉操作ハンドル12への接触による場合には、解錠信号が付与され、リクエスト信号出力後、CPU29は所定時間、RF受信部31からの出力を監視して携帯器14からのレスポンスを待ち、携帯器14からの認証用無線信号を受信すると、アクティブ操作と同様に、認証部15での認証成立を条件に、デッドボルト3を駆動する。
また、錠制御部11には、扉2の開閉状態を検出するための扉開閉検出部36が設けられ、錠ケース18内に配置された扉開閉検出スイッチ37に接続される。開扉状態での施解錠、とりわけ電気錠部4に対する施錠操作は、閉扉操作に伴うデッドボルト3の破損の原因となるために、錠制御部11による制御は、扉開閉検出部36における扉閉信号の検出を条件とする。
さらに、錠制御部11は、ラッチ制御部38を備える。ラッチ制御部38は、ラッチ駆動用アクチュエータ6にセット、セット解除信号を出力し、ラッチストッパ7を駆動する。電気錠部4を施錠状態から解錠状態に移行させる際のデッドボルト3の背圧による作動不良を防止するために、ラッチ制御部38からのセット解除信号の出力は、上記解錠状態検出スイッチ10が接続する解錠スイッチ検出部39における解錠状態検出を条件とする。
図4、5に上記錠制御部11の動作を示す。運用開始によりCPU29は扉開閉検出部36の出力を監視する(ステップS1)。ステップS1で扉閉信号が検出されると、電気錠部4への施解錠命令を検出するために、まず、施錠ボタン操作検出部33の出力を確認し(ステップS2)、施錠ボタン17への操作が検出されなかった場合には、パッッシブ操作による解錠命令を確認するために、ハンドル操作検出部34の出力を確認する(ステップS3)。
ステップS3で扉操作ハンドル12への接触が検出されなかった場合、RF受信部31の出力によりアクティブ操作による施解錠命令を確認する(ステップS4)。ステップS4において携帯器14からの認証用無線信号を受信し、かつ、送出された認証用IDが認証部15で認証された場合、施解錠種信号から、施解錠の種類を判定する(ステップS5、6)。施解錠種の判定で解錠要求とされた場合、電気錠部4を解錠駆動し(ステップS7)、次いで、解錠スイッチ検出部39の出力から解錠操作が完了を確認し(ステップS8)、初期状態でセット状態にあるラッチストッパ7の解除操作の可否が判定される。
以上のステップS2からS8まででは、アクティブ操作による解錠命令がなわれた場合の制御が実行されるが、ステップS3において扉操作ハンドル12への接触が検出された場合には、パッシブ操作による解錠命令に対する処理が実行される。すなわち、ハンドル操作検出部34が扉操作ハンドル12への接触を検出すると、LF送出部16からリクエスト信号が送信され(ステップ3-1)、所定時間携帯器14からのレスポンスを待つ。携帯器14から出力された認証用IDに対する認証が成立すると(ステップS3-2)、デッドボルト駆動用アクチュエータ1を駆動してデッドボルト3を解錠位置に移動させた後(ステップS3-3)、解錠スイッチ検出部39の出力により解錠操作が完了を確認する(ステップS3-4)。
さらに、扉用錠装置に対して施錠操作がパッシブ操作により行われた場合、すなわち、ステップS2で施錠ボタン26の操作が検出された場合には、リクエスト信号を送出した後(ステップ2-1)、携帯器14からのレスポンスを待つ(ステップS2-2)。レスポンスに対する認証が成立した場合、デッドボルト制御部32に施錠信号をセットし、デッドボルト3を施錠位置に移動させた後(ステップS2-3)、制御を初期ステップ、すなわち扉閉の検出ステップ(ステップS1)に移す。
一方、ステップS8、およびステップS3-4において解錠完了が検出された場合、ラッチストッパ7の解除操作が行われる。ステップS8において解錠完了が検出された場合、すなわち、アクティブ操作により解錠操作が行われた場合には、図5に示すように、ラッチストッパ7解除までの時間を制限するために、まず、計時を開始し(ステップS9、10)、所定時間内に後述する操作が行われなかった場合、ステップ2-3を実行して電気錠部4を施錠状態に移行させる。
これに対し、所定時間内に扉開閉検出部36において開扉操作が検出されなかった場合(ステップS11)、ラッチストッパ7の解除の前提となる扉操作ハンドル12への操作の有無をハンドル操作検出部34により検出する(ステップS12)。上述したように、扉操作ハンドル12への操作は、パッシブ操作による解錠命令を兼ねているために、ステップS12で静電容量センサによる接触が検出されなかった場合、他の操作による施解錠操作、すなわち、パッシブ操作による施錠操作、アクティブ操作による施解錠操作がなかったか否かを検出し、ステップS12に続くステップS13で施錠ボタン26、17への操作が検出された場合、リクエスト信号を出力した(ステップS13-1)、携帯器14からの認証可能なレスポンスを受信した場合(ステップS13-2)、ステップS2-3を実行して施錠操作が行われる。
また、以上のステップでパッシブ操作による施錠操作が検出されなかった場合、ステップS13に続くステップS14、15、16でアクティブ操作による施解錠命令の有無を確認し、施解錠命令が検出された場合には対応する処理がなされる。
これに対し、ステップS12で扉操作ハンドル12への接触が検出された場合、ラッチ制御部38にストッパ解除信号をセットし、ラッチストッパ7を解除する(ステップS12-1)。ラッチストッパ7の解除時間には制限が設けられ、制限時間計測のためにタイマーがセットされ(ステップS12-2、12-3)、開扉操作を待つ(ステップS12-4)。
ステップS12-4で扉2の開放が検出され、またはタイマーがタイムアップすると、ラッチ駆動用アクチュエータ6が駆動され、ラッチストッパ7がセットされる(ステップS12-5)。後述するように、この実施の形態において使用されるラッチ8は、扉2が開扉状態に移行すると同時に反転状態を解消して初期姿勢に復帰する反転ラッチ8が使用される。このラッチ8は、開扉状態においてラッチストッパ7がセットされても閉扉操作時の扉2内への没入が可能であるために、ステップS12-4において開扉状態が検出された場合であってもラッチストッパ7をセットするように制御されているが、ラッチ部9に非反転ラッチ8、あるいは閉扉操作力を利用して初期姿勢に復帰させる反転ラッチ8を使用する場合には、開扉後の閉扉状態を確認した後、ラッチストッパ7をセットするように構成される。
図6以下に電気錠部4とラッチ部9の詳細を示す。図示の例は、電気錠部4の錠ケース18と、ラッチ部9のラッチケース19を連結して形成されたものが示されているが、双方に機械的伝力関係はないために、離接して扉2に固定することも可能である。
図6、7に示すように、電気錠部4のデッドボルト駆動用アクチュエータ1にはモータ1が使用され、モータ1の駆動力は、モータ1とともにギアボックス40内に収容されるギア列41、およびラック42を介してデッドボルト操作カム43に伝達される。デッドボルト操作カム43には、アーム43aが突設されるとともに、中心部には、図外のシリンダ錠、あるいはサムターン装置による手動施解錠操作が可能なように、シリンダ錠等の連結孔43bが形成される。
また、電気錠部4のデッドボルト3はU字断面形状を有し、上記デッドボルト操作カム43のアーム43aの作動領域に干渉する位置に施錠用被押動部3aと、解錠用被押動部3bとが、ギアボックス40に対向する位置にストッパ段部3cが各々一体形成される。
図7(a)に示すようにデッドボルト3が錠ケース18から突出する施錠位置からモータ1aを解錠方向に駆動すると、デッドボルト操作カム43が時計回りに回転する。デッドボルト操作カム43の回転によりアーム43aが解錠用被押動部3bに干渉した後、後方に押し出してデッドボルト3を解錠位置に移動させる。
この解錠状態からモータ1を施錠方向に駆動すると、図7(a)に示すように、デッドボルト操作カム43が反時計方向に回転する。デッドボルト操作カム43の回転に伴ってアーム43aが施錠用被押動部3aを押し付け、デッドボルト3を施錠位置に移動させる。
また、デッドボルト3には鎌部材44が枢軸44b周りに回転自在に連結される。図6(b)に示すように、鎌部材44は施錠状態において扉枠5に開設されたストライク開口5aに係止し、扉枠5が図6(b)に示すF方向に引張られたときのデッドボルト3の抜去を防止する。この鎌部材44は一端部に作動突部44aを有しており、デッドボルト3が施錠位置から解錠位置に移動するときに錠ケース18の干渉突部18aに当接して鎌部材44をストライク開口5aとの係止解除位置側に回転させる。
また、錠ケース18には、デッドストッパ45が回転可能に装着される。デッドストッパ45は図7(a)に示すように、デッドボルト3が施錠位置にあるときにデッドボルト3のストッパ段部3cに係止してデッドボルト3の押し込み方向の強度を向上させる。このデッドストッパ45は、デッドボルト操作カム43の時計回りの回転、すなわち、解錠方向への回転に伴ってストッパ段部3cとの係止解除位置側に回転駆動され、図7(b)に示すように、当該位置においてギアボックス40に近接する。
デッドストッパ45のギアボックス40への接近は、デッドストッパ45に固定された永久磁石45aと、ギアボックス40内に固定されたホール素子40aからなる解錠状態検出スイッチ10により検出され、デッドボルト3が解錠状態にあることが検知される。
図8、9に示すように、ラッチ部9のラッチケース19には、前方と上下側壁が開放されるともに、後端がバネ受け壁46aにより閉塞されたラッチ保持筒46が固定され、ラッチ8はこのラッチ保持筒46内に前後移動自在に収容される。ラッチ8は、前端部にラッチ8の移動方向に平行な係止面と、この係止面に鋭角で交差するストッパ面とを有し、上下が水平面からなる三角柱形状のブロック部8aを備え、ブロック部8aをラッチ保持筒46の前方開口46bから露出させた姿勢でラッチ保持筒46内に挿入される。
また、ラッチ8にはラッチ保持筒46の上下側壁開口46c、46d内に張り出すストッパアーム8b、8b’が後方に向けて突設され、これら一対のストッパアーム8b、8b’に挟まれるようにしてスライダ47がラッチ保持筒46内に前後移動自在に配置される。スライダ47と上記バネ受け壁46aとの間には圧縮スプリング48が装着され、ラッチ8は、スライダ47により前方に付勢される。図9(b)に示すように、圧縮スプリング48は、ストッパ面寄りに偏位して配置される。
さらに、ブロック部8aの上下面にはラッチ保持筒46の上下側壁開口46c、46d内に突出するカム突起8c、8c’が突設され、このカム突起8cに正対するように、上下側壁開口46c、46dの前端面にはカム受け面46e、46e’が形成される。
図10(a)に示すように、ラッチ8は扉2の開放方向(図7(a)における矢印O方向)に係止面を向けた係止姿勢で扉枠5側のストライク開口5aに係止される。図6(a)に示すように、ラッチ8とデッドボルト3とが各々ストライク開口5a、5bに係止した状態で、ラッチ8と対応するストライク開口5bとの開扉方向の間隙(δ0)は、デッドボルト3と対応するストライク開口5aとの間隙(δ1)より小寸に設定されており、開扉操作が行われた場合、ラッチ8がデッドボルト3に先立ってストライク開口5bに当接する。
解錠状態において、図10(a)に示すストライク開口5bへの係止状態から扉2に開放方向の操作力が付与されると、ラッチ8の係止面はストライク開口5bから矢印Oと反対方向の力を受ける。この結果、ラッチ8は、図10(b)に示すように、ストッパ面がラッチ保持筒46の内壁面に当接するまで時計回りに回転して没入可能姿勢に移行する。この状態からさらに開扉操作を続けると、開扉方向線に対して斜めとなった係止面はストライク開口5bの周縁からラッチ8没入方向の分力を受け、ラッチ8は圧縮スプリング48の反力に抗して扉2内に没入してストライク開口5bから脱離する(図10(c)参照)。
この後、扉2が扉枠5から完全に離れると、圧縮スプリング48の復元力によりラッチ8は前方に押し出され、カム突起8cはカム受け面46eに当接する。図10(c)に示す姿勢で、ラッチ8とスライダ47との接触部は、カム受け面46eとカム突起8cとの接触部に対して開扉方向に偏位しているために、ラッチ8には反時計回りに回転力が作用し、ラッチ8は、自動的に係止姿勢に復帰する。
開扉状態でラッチ8が係止姿勢にあるとき、ストッパ面が扉枠5に正対しているために、この状態から閉扉操作を行うと、ラッチ8はストッパ面からの没入分力により一旦没入した後、ストライク開口5bに係止する。
図9に示すように、閉扉状態においてラッチ8を係止姿勢に維持し、ラッチ8の係止状態を維持するためのラッチストッパ7は、ラッチ8のストッパアーム8bの移動を拘束してラッチ8の回転を規制する。図8に示すように、ラッチストッパ7はラッチケース19に連結されるストッパレバー49の一端に形成される。ストッパレバー49は枢軸50周りに回転自在であり、トーションスプリング51によりラッチストッパ7がラッチ8を拘束するストッパセット方向に付勢される。
ラッチ駆動用アクチュエータ6にはソレノイドが使用される。ソレノイド6は、図8(a)に示す非励磁状態がラッチストッパセット状態、図8(b)に示す励磁状態がストッパ解除状態に対応する。このソレノイド6の駆動力は、ソレノイド6の駆動軸6aに連結されるソレノイドレバー52、および中継レバー53を経由して上記ストッパレバー49に伝達される。
ソレノイドレバー52は、枢軸54周りに、中継レバー53は枢軸55周りに各々回転自在であり、ソレノイドレバー52から中継レバー53への動力伝達は、ソレノイドレバー52に形成される突部52aにより中継レバー53の第1ピン53aを押し付けることにより行われる。また、中継レバー53とストッパレバー49とは、中継レバー53に立設した第2ピン53bをストッパレバー49の長孔49aに移動自在に挿通させて連結される。
図8(a)に示すラッチストッパセット状態からソレノイド6を励磁すると、図8(b)に示すように、ソレノイドレバー52は反時計方向に回転し、突部52aが第1ピン53aを押圧する。この結果、中継レバー53は時計回りに回転し、ストッパレバー49は反時計回りに回転し、ラッチストッパ7とラッチ8のストッパアーム8bとの係止が解除される。
このラッチストッパ7解除状態からソレノイド6の励磁を停止すると、ソレノイド6の駆動軸6aが図8(a)に示す突出位置に復帰してソレノイドレバー52を原位置に復帰させる。ソレノイドレバー52の復帰により、第1ピン53aへの押圧力が解除されて中継レバー53に対する反時計回りへの回転拘束が解除され、トーションスプリング51の復元力によりラッチストッパセット位置側に付勢されたストッパレバー49はラッチストッパセット位置に移動する。
本発明を示す機能ブロック図である。 携帯器の機能ブロック図である。 錠制御部の機能ブロック図である。 錠制御部の動作を示すフロー図である。 錠制御部の動作を示すフロー図である。 扉用錠装置を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図である。 電気錠部を示す図で、(a)は施錠状態を示す図、(b)は解錠状態を示す図である。 ラッチ部を示す図で、(a)はラッチストッパセット状態を示す図、(b)はラッチストッパの解除状態を示す図である。 ラッチを示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)の9B-9B線断面図である。 ラッチの動作を示す図で、(a)は扉枠への係止状態を示す図、(b)は反転状態を示す図、(c)は扉への没入状態を示す図である。
符号の説明
1 デッドボルト駆動用アクチュエータ
2 扉
3 デッドボルト
4 電気錠部
5 扉枠
6 ラッチ駆動用アクチュエータ
7 ラッチストッパ
8 ラッチ
9 ラッチ部
10 施解錠状態検出部
11 錠制御部
12 扉操作ハンドル
13 扉接触検出装置
14 携帯器
15 認証部
16 リクエスト信号出力部

Claims (5)

  1. デッドボルト駆動用アクチュエータにより施解錠位置間で駆動され、施錠位置において扉の開放操作を規制するデッドボルトを備えた電気錠部と、
    扉から没入操作可能に突出して扉枠に係止し、ラッチ駆動用アクチュエータにより駆動されるラッチストッパにより没入操作を規制されたロック状態において扉の閉塞状態を維持するラッチを備えたラッチ部と、
    デッドボルトの施解錠状態を検出する施解錠状態検出部と、
    前記デッドボルト駆動用アクチュエータおよびラッチ駆動用アクチュエータを制御する錠制御部とを有し、
    前記ラッチは、施錠状態における開扉操作時にデッドボルトより扉枠に先当たりしてデッドボルトと扉枠との接触圧を低減させるとともに、
    前記錠制御部は、施解錠状態検出部における解錠状態の検出を条件にラッチ駆動用アクチュエータへのラッチストッパ解除信号を出力する扉用錠装置。
  2. 前記ラッチは、扉枠との当接面が開扉軌跡に直交する係止姿勢と、開扉軌跡に対して斜行し、開扉操作による没入方向の分力が発生する没入可能姿勢との間を回転自在である請求項1記載の扉用錠装置。
  3. 扉操作ハンドル、またはその近傍に配置された扉接触検出装置を有し、
    前記ラッチ駆動用アクチュエータは、前記施解錠状態検出部における解錠状態の検出に加え、前記扉接触検出装置における接触検出をラッチストッパ解除の条件とする請求項1または2記載の扉用錠装置。
  4. 前記錠制御部は、利用者が所持する携帯器からの認証用無線信号に対する認証成立を条件に解錠可能信号を出力する認証部と、
    携帯器に対して認証用無線信号の出力を要求するリクエスト信号出力部とを有し、
    前記扉接触検出装置が、リクエスト信号出力部の起動スイッチである請求項3記載の扉用錠装置。
  5. 前記扉接触検出装置が、扉操作ハンドルに装着された静電容量センサである請求項3または4記載の扉用錠装置。
JP2007281011A 2007-10-29 2007-10-29 扉用錠装置 Active JP5007198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007281011A JP5007198B2 (ja) 2007-10-29 2007-10-29 扉用錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007281011A JP5007198B2 (ja) 2007-10-29 2007-10-29 扉用錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009108560A true JP2009108560A (ja) 2009-05-21
JP5007198B2 JP5007198B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=40777329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007281011A Active JP5007198B2 (ja) 2007-10-29 2007-10-29 扉用錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5007198B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016065414A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気錠装置
JP2016065415A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気錠装置
JP2018112042A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 株式会社 ユーシン・ショウワ ラッチ装置及びこれを用いたドア装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004143754A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Takigen Mfg Co Ltd 電気錠
JP2006037355A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Miwa Lock Co Ltd 電気錠

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004143754A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Takigen Mfg Co Ltd 電気錠
JP2006037355A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Miwa Lock Co Ltd 電気錠

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016065414A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気錠装置
JP2016065415A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気錠装置
JP2018112042A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 株式会社 ユーシン・ショウワ ラッチ装置及びこれを用いたドア装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5007198B2 (ja) 2012-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3301738B2 (ja) ダブルアクション機構付車両ドアラッチ装置
JP2001090413A (ja) ダブルアクション機構付車両ドアラッチ装置におけるインサイドロックボタンとロックレバーの連結装置
JP2004190444A (ja) 車両ドアラッチ装置のアンチパニック機構
JP5582291B2 (ja) ダブルロック式車両用ドアロック装置
JP6777678B2 (ja) 車両ドアラッチ装置
CN107542334B (zh) 门锁装置
JP2004143754A (ja) 電気錠
JP5007198B2 (ja) 扉用錠装置
KR101806612B1 (ko) 차량용 잠금 방지 도어래치
JP5634671B2 (ja) 扉用錠装置
JP5280040B2 (ja) 扉装置
JP5519139B2 (ja) 扉用錠装置
KR100922344B1 (ko) 모티스 록 장치
JP6853672B2 (ja) ラッチ装置及びこれを用いたドア装置
JP2009228310A (ja) 扉用錠装置
JPH1054164A (ja) ドアクローザ装置
JP7046519B2 (ja) 車両のドア開閉操作装置
WO2002035039A9 (en) Latch apparatus and method
JP7083625B2 (ja) 車両用ドア開閉操作装置
JP2019108745A (ja) 車両のハンドル装置
JP4219144B2 (ja) 扉錠
JP4014215B2 (ja) ダブルロック機構付き扉用ロックハンドル装置
JP6951843B2 (ja) ラッチ装置及びこれを用いたドア装置
JP2002180720A (ja) 引き出し回転操作型ロックハンドル装置
JP2004019315A (ja) ドアロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120528

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5007198

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250