JP2009107582A - 車輌装備品 - Google Patents

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Abstract

【課題】搭乗者が意識することなく、また不快に感じることもなく、生体情報取得装置が生体情報を取得することが可能な車輌装備品を提供する。
【解決手段】本発明は、搭乗者の生体情報を電気的に取得する生体情報取得装置が搭載された車輌に用いる、例えばステアリング40などの車輌装備品であって、導線性糸44a、bが縫い込まれてなるものである。この導線性糸44a、bは生体情報取得装置のアースとして用いられ、生体情報取得装置としては、搭乗者の心拍、脈拍、心電、呼吸、体温、体重、体脂肪、血圧、発汗、視線、筋電、皮膚インピーダンスのいずれかを取得するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搭乗者の生体情報を電気的に取得する生体情報取得のための電気回路が搭載された車輌に用いる車輌装備品に関する。
近年、車輌のインテリジェント化が一層推進されており、ドライバーを中心とした搭乗者の身体の状態をモニターするために、搭乗者の生体情報を電気的に取得する技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1(特開2004−24704号公報)に、車両の運転者の生理データを検出する生理データ検出手段と、前記生理データに基づいて前記運転者の精神状態を精神状態判定値として算出する精神状態算出手段と、前記運転者の精神状態の判定閾値を設定する判定閾値設定手段と、前記運転者の精神状態を前記精神状態判定値を用いて前記判定閾値と共に提供する提供手段と、を備えたことを特徴とする運転者精神状態情報提供システムが開示されている。
特開2004−24704号公報
特許文献1に記載の車両運転者の生理データを検出する生理データ検出手段は運転者の心拍数を検出し、その心拍数を示す生理データとして出力するものである。この生理データ検出手段は運転者がハンドルを握ったときの電極間の導通状態や電位差等を検出することによって生理データを得るようになっている。特許文献1には、運転者がハンドルを握ったときの電極の一方には、図示されていないアースが接続されている旨記載されている。
特許文献1に記載されているように電極型心電計測センサーを車載にする際には、回路をアースする必要がある。このために従来技術ではシートの座面に、身体と接触する形で導電性の金属アース板等を用いていたが、この方法では運転するには快適な状態ではなかったり、ドライバーが生体情報を取得されることを意識し不快に感じる、という問題があった。
上記問題点を解決するために、請求項1に係る発明は、搭乗者の生体情報を電気的に取得する生体情報取得装置が搭載された車輌に用いる車輌装備品であって、導線性糸が縫い込まれていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の車輌装備品において、該導線性糸は該生体情報取得装置のアースとして用いられることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の車輌装備品によれば、搭乗者が意識することなく、また不快に感じることもなく、生体情報取得装置が生体情報を取得することが可能となる。
また、本発明の請求項2に記載の車輌装備品によれば、搭乗者が意識することなく、また不快に感じることもなく、生体情報取得装置がアースを取ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る車輌装備品であるステアリングの外観図であり、図2は本発明の実施の形態に係る車輌装備品によってアースされる生体情報取得装置の運転席周辺の外観斜視図であり、図3は本発明の実施の形態に係る車輌装備品によってアースされる生体情報取得装置全体を模式的に示す図であり、図4は本発明の実施の形態に係る車輌装備品によってアースされる生体情報取得装置の回路構成の要部を示す図であり、図5は本発明の実施の形態に係る車輌装備品によってアースされる生体情報取得装置のブロック構成の概略を示す図である。
なお、本実施形態においては、生体情報取得装置がドライバーの座席に設けられている場合について説明するが、車載AEDによる救命の対象となる人間としては、助手席、後部座席といった同乗者に対しても同様に本発明の考え方を適用することができるものである。本実施形態では、生体情報取得装置がドライバーの心臓に係る情報(心拍数・心電図)を取得して、車載AEDによる救命動作を実行するものを例にとり説明するが、その他の生体情報を取得する生体情報取得装置にも適用することができるものである。より具体的には本発明の実施の形態に係る車輌装備品によってアースされる生体情報取得装置によれば、生体情報取得装置は搭乗者の心拍、脈拍、心電、呼吸、体温、体重、体脂肪、血圧、発汗、視線、筋電、皮膚インピーダンスなどの生体情報を取得することが可能である。
図1乃至図5において、10は運転席、20は運転席シートベルト、21は第1電極用1段目アンプ部、25は第1心拍センサー電極用同軸ケーブル、30は第2心拍センサー電極、31は第2心拍センサー電極用1段目アンプ部、35は第2心拍センサー電極用同軸ケーブル、40はステアリング、44a、44bは導線性糸、45はアース用ケーブル、50は2段目アンプ部、51はアンプ、52はハイパスフィルター、53はローパスフィルター、100は判定処理部、200は心電情報取得部、210、220は第1、第2心拍センサー電極、300はシートベルト内蔵AED部、310、320はAED電極、400は自車両情報入力部、410はパーキングスイッチ、420は車両速度センサ、500はAED動作スイッチ、600は判定結果出力部、610はディスプレイ、620はスピーカ、700は外部通信出力部、710は通信インターフェイス部、720は車両制御・情報インターフェイス部、800はナビゲーションシステム部、810はナビゲーションシステム、820はナビゲーションシステム用データベース、900は記憶部、910は走行・動作記録ログ、920は個人情報ファイルをそれぞれ示している。
図1に示されているのは、本発明の実施の形態に係る車輌装備品であるステアリング40の外観図と、ステアリング40の一部拡大図である。本発明の車輌装備品であるステアリング40には拡大図に示すように、導線性糸44が縫い込んであり、縫い込まれた導電性糸44と搭乗者が接触することによって、ドライバーなどの搭乗者の生体情報を電気的に取得する生体情報取得装置のアースとして機能するようになっている。このような、車輌装備品によれば、搭乗者が意識することなく、また不快に感じることもなく、生体情報取得装置が生体情報を取得することが可能となる。
通常の革巻きステアリングでは、革を包んで内側一カ所で縫い込むのが一般的であるが、本発明のステアリング40では、革を包んで内側一カ所で縫い込む導線性糸44aに加えて、図に示すように、ドライバーが運転中に手を置く位置などを想定し、ステアリングの外側周囲等にも導線性糸44bによる縫い目が設けられている。これにより、アースとして機能する導線性糸44とドライバーの身体(手指)との接触を高めるようにしている。ステアリング40に設けられた導線性糸44a、bはアース用ケーブル45と接続されて、2段目アンプ部50に導かれるようになっている。
以上のような構成によれば、搭乗者が意識することなく、また不快に感じることもなく、生体情報取得装置がアースを取ることが可能となる。
導電性糸44としては、例えばサンダーロン(日本蚕毛染色株式会社製、商品名)を用いることができる。この導電性糸44は、アクリル繊維或はナイロン繊維に硫化銅を化学結合させた有機導電性繊維から構成されている。なお、導電性糸44は以上の例に限定されるものではなく、可撓性を有し、縫い込まれたときにドライバーが違和感を覚えるようなものでなければ任意のものとすることができる。そのような導電性糸44としては例えば金、銀、銅、ステンレスなどの金属糸、カーボン、チタン、アルミナなどの無機繊維、ポリアニリン、ポリアセチレンなどの導電性ポリマー、銀メッキされたナイロンフィラメントの束であるマルチフィラメントからなる銀メッキナイロン糸(例えば、Sauqoit社製のX−STATIC(商品名))や、硫化銅及びニッケルを含有したアクリル繊維或はナイロン繊維、ポリエステル繊維からなるフィラメント糸や紡績糸(撚糸)や、導電性の糸と非導電性の綿糸、アクリル、ナイロン、ポリエステル糸とのコアヤーン、合糸、合撚糸、混繊糸、紡績糸(撚糸)などを挙げることができ、これらのうちの任意のものを用いることができる。
本実施形態で用いた導電性糸44の単位長さ当たりの抵抗(比抵抗)は10-1〜10-2[Ω/cm]であり、本発明実施の結果、良好な生体情報の取得を行うことができたことを確認している。
なお、導電性糸44が縫い込まれる車輌装備品によってアースされる生体情報取得装置によって、心拍、脈拍、心電、呼吸、体温、体重、体脂肪、血圧、発汗、視線、筋電、皮膚インピーダンスなどの生体情報を取得するように構成することも可能であり、これによれば、搭乗者が意識することなく、また不快に感じることもなく、生体情報取得装置は搭乗者の様々な生体情報を取得することができる。
生体情報取得装置は、主たる構成として、判定処理部100、心拍情報取得部200、シートベルト内蔵AED部300、自車両情報入力部400、AED動作スイッチ500、判定結果出力部600、外部通信出力部700、ナビゲーションシステム部800、記憶部900を有するものである。
図2は運転席10の外観を示している。図2に示すように、運転席10には第1及び第2の心拍センサー電極210、220が設けられており、ドライバーが車両に乗車し運転席10に座り、ステアリング40を握って車両の運転を開始すると、ドライバーの背中の心拍センサー電極210、220から微弱な電流が検出される。これらの微弱電流は増幅され、ドライバーの心臓に係る情報(心拍数・心電図)として生体情報取得装置の判定処理部100に取得される。このような心臓に係る情報(心拍数・心電図)などを取得するために用いる心拍センサー電極210、220には、例えば容量性電極などから構成される。このような容量性電極としては、例えば特開2005−511174号公報記載のものを用いることができる。
生体情報取得装置においては、ドライバーの心停止発生時の救命装置としてのAED電極部をシートベルト等に内蔵する構成となっており、これは図示する運転席シートベルト20の裏側にAED電極310、320として設けられている。
座席10はドライバーの座席であり、本実施形態ではドライバーが生体情報取得装置のモニタの対象となり、AEDによる処置を受ける対象となる。なお、心電センサーによるモニタの対象となる搭乗者として、助手席、後部座席といった同乗者に対しても、本実施形態と同様に考えることができるものである。
心拍情報取得部200における第1心拍センサー電極210及び第2心拍センサー電極220は共に、例えば表面に酸化膜の層が設けられた容量性心拍センサー電極が用いられ、第1心拍センサー電極210はドライバーの背中の略左側にあたるように、また第2心拍センサー電極220はドライバーの背中の略右側にあたるように、それぞれ配置される。
第1心拍センサー電極210と所定の基準電位との間で検出される信号は第1心拍センサー電極用1段目アンプ部21にて、また、第2心拍センサー電極220と所定の基準電位との間で検出される信号は第2心拍センサー電極用1段目アンプ部31にて、それぞれ1mV前後〜数mV(例えば、2mV)の信号レベルにまで1段目の増幅が行われる。
第1心拍センサー電極210と第1心拍センサー電極用1段目アンプ部21の入力端との間の距離、第2心拍センサー電極220と第2心拍センサー電極用1段目アンプ部31の入力端との間の距離は、外部ノイズによる影響を避けるために、共に極力短くした方が好ましいので、第1心拍センサー電極210と第2心拍センサー電極220との裏面に、それぞれの1段目アンプ部を配するようにする。したがって、図2に示すように第1心拍センサー電極用1段目アンプ部21と第2心拍センサー電極用1段目アンプ部31は共に座席10の中に埋設されるような形態となる。
第1心拍センサー電極用1段目アンプ部21からの出力信号、第2心拍センサー電極用1段目アンプ部31からの出力信号は、ともに2段目アンプ部50へと出力され、それぞれの2段目アンプ部50で2段目の増幅が行われる。
第1心拍センサー電極用1段目アンプ部21、第2心拍センサー電極用1段目アンプ部31からの信号は、それぞれ第1心拍センサー電極用同軸ケーブル25及び第2心拍センサー電極用同軸ケーブル35で、2段目アンプ部50に送信されて、2段目アンプ部50で2段目の増幅が行われる。この2段目アンプ部50で増幅された増幅信号は、不図示の処理回路等によって、ドライバーの健康状態の判定などのための情報として利用される。
導電性糸44は、ドライバーのステアリング40に縫い込まれており、導電性糸44はアース用ケーブル45で2段目アンプ部50と接続されている。この導電性糸44は、第1心拍センサー電極210(第2心拍センサー電極220)からの信号に発生するオフセット信号を除去するための基準電位を決定する構成として用いられる。
次に、生体情報取得装置の心拍情報取得部200における心拍センサーの増幅回路について説明する。1段目アンプ部の回路構成は、第1心拍センサー電極210用のものと第2心拍センサー電極220用のものとで共通であるので、図4には一方の回路構成のみを図示している。図4において、AMP1乃至3は増幅器、C1、C3はコンデンサをそれぞれ示している。
コンデンサC1は、第1心拍センサー電極210(第2心拍センサー電極220)とAMP1との間に介挿されて、第1心拍センサー電極210(第2心拍センサー電極220)とAMP1とをAC結合(交流結合)するものである。これによって、1段目アンプ部に入力される信号に発生するオフセット信号を除去する。また、AMP2からの出力は、AMP3に入力されると共に、AMP1の入力にコンデンサC3を介してフィードバックされる構成となっており、これによってブートストラップ回路を構成するようになっている。これらAMP1及びAMP2によって、安定的かつ低ノイズで、第1心拍センサー電極210(第2心拍センサー電極220)からの検出信号を1mV程度まで増幅することができる。AMP3はおよそ数倍程度の増幅率のものであり、AMP3からの1段目アンプ部の出力信号は、およそ数mV前後(例えば、2mV)のレベルとなる。
第1心拍センサー電極用1段目アンプ部21(第2心拍センサー電極用1段目アンプ部31)からの出力信号は1段目アンプ部でおよそ数倍程度に増幅された後、前述のように同軸ケーブルで2段目アンプ部へと導かれ、2段目アンプ部で数10倍に増幅される。このような2段階のアンプ部の構成によって、本実施形態の生体情報取得装置の構成は、車輌等に搭載するために最適な構成となっている。
生体情報取得装置の心拍センサーの2段目アンプ部における回路構成を示す図である。2段目アンプ部の回路構成は、第1心拍センサー電極210の信号用のものと第2心拍センサー電極220用の信号用のものとで共通であるので、図4には一方の回路構成のみを図示している。
図4において、51はアンプ、52はハイパスフィルター、53はローパスフィルターをそれぞれ示している。2段目アンプ部50には、1段目アンプ部からの信号をおよそ数10倍のオーダーで増幅するアンプ51と、ハイパスフィルター52とローパスフィルター53とが設けられている。
ハイパスフィルター52及びローパスフィルター53は、心電波形の周波数以外の周波数の信号を極力抑えるために設けられており、これらフィルターにより2段目アンプ部50では、心電に係る周波数のみを選択的に取得することができるようになっている。
ハイパスフィルター52及びローパスフィルター53は、図示するように、ドライバーのステアリング40に縫い込まれた導電性糸44はアース用ケーブル45と接続され、導電性糸44にドライバーが接触することよって、アースされる構成となっている。
図5に示す生体情報取得装置のブロック図において、判定処理部100はエレクトロニックコントロールユニットであり、CPUとCPU上で動作するプログラムを保持するROMとCPUのワークエリアであるRAMなどからなる汎用の情報処理機構である。
心拍情報取得部200は、心拍センサー電極210、220とこれらの電極から収集される微弱電流を増幅する増幅部などから構成されており、運転席10に座りステアリング40を操作するドライバーの心臓に係る情報である心拍数と心電図データを取得する。
シートベルト内蔵AED部300は、AED電極310、320と、これら電極に印加する電圧を発生する電圧発生部、印加すべき電圧を解析する解析部などから構成される。シートベルト内蔵AED部300は、心拍情報取得部200で取得されたドライバーの心臓に係る心電図等を解析してどの程度の印加電圧で電気ショックを加えるべきか等を解析する。このような解析においては、ドライバーがどの程度の厚みの衣服を着用しているかなどを、予め心拍情報取得部200で収集される微弱電流の特性などから判定して、それに応じた電気ショックの印加電圧を算出するような構成とする。
なお、本実施形態においては、AED電極がシートベルトに内蔵される場合を例にとり説明するが、必ずしもこのようなAED電極の配置に限定されるものではない。すなわち、AED部は車両の他のドライバーに接触可能な場所、例えばシートに設けるような構成とすることもできる。
自車両情報入力部400は、車両に搭載される各種のセンサ類(不図示)の情報を取得して入力する。このような車両に搭載される各種のセンサ類には、例えば、車両速度センサ420やパーキングスイッチ410やジャイロなどがある。生体情報取得装置においては、自車両情報入力部400を用いて、車両が走行しているか否かの情報を参照する。車両が走行しているか否かを検知するためには、例えばパーキングスイッチ410に連動した信号を取得することなどがあるが、本発明はこれに限定されるものではない。
AED動作スイッチ500は、シートベルト内蔵AED部300等で、電気ショックが必要と解析されたような場合に、ドライバーが指示等に従って、押すスイッチである。ドライバーはこのスイッチを押すことにより、AED電極310、320から電気ショックが付与される。
判定結果出力部600は、生体情報取得装置における出力インターフェイスを構成するものであり、文字、図形、イメージ情報を表示するディスプレイ610、音声の出力を行うスピーカー620からなっている。判定結果出力部600は以上のような構成に限定することなく、その他のマンマシンインターフェイス機構を用いることができるものである。
外部通信出力部700は、心拍情報取得部200において取得された生体データや生体データに基づいて施されたAED処置等の情報を外部に送信するための通信出力部である。通信I/F部710は、ワイヤレスLAN、ブルートゥースなどの通信インターフェイスであり、車両制御・情報I/F部730は、例えば、車両などに搭載された車内LANや車載のナビゲーションシステムとの通信を行うインターフェイスである。以上のように構成される外部通信出力部700は、生体データや生体データに基づいて施されたAED処置等の情報を自宅、医療センター、管理センター、ホームサーバ、近傍車両に送信したり警報、緊急事態発生情報を出力したりする。
ナビゲーションシステム部800は、ナビゲーションシステム810やこのナビゲーションシステム810が参照する地図情報などのナビゲーションシステム用データベース820とからなっている。ナビゲーションシステム810は、GPS衛星からのGPS信号を受信して自らの位置を計算するGPS測位部を用いることによって、車両の位置情報を取得することができる。生体情報取得装置においては、位置情報を取得することができれば、このようなGPS測位法によらずとも、その他の測位法を用いることができるものである。また、生体情報取得装置においては、このような位置情報を参照することによって、ドライバーに安全な場所でAED処置を行うように促すものである。
記憶部900は、ハードディスクなどの比較的大容量の記憶装置からなり、走行・動作記録ログ910と個人情報ファイル920とからなる。走行・動作記録ログ910は、心拍情報取得部200で取得されるドライバーの生体情報(心拍数、心電図情報)と、シートベルト内蔵AED部300で取得されるAED処置記録情報と、自車両情報入力部400からの車両の走行情報と、ナビゲーションシステム部800で取得される位置情報と、を対応付けて記録しておくファイルである。
また、個人情報ファイル920は車両を利用するドライバーごとの個人情報ファイルであり、ドライバーが持ちえる生体情報の基本情報(平均心拍(過去履歴より学習)、心拍数の判定閾値。病歴、主治医連絡情報)のことである。また、この個人情報ファイルにおいて、後述の情報自動発信の同意情報をプリセットできる。
次に、以上のように構成される生体情報取得装置の動作について説明する。図6は生体情報取得装置の処理に関するフローチャートを示す図である。図6のフローチャートにおいて、ステップS100で、生体情報取得装置の処理が開始されると、続いてステップS101に進み、個人情報ファイル920からドライバーの個人情報ファイルの読み込みが行われる。なお、ステップS100とステップS101との間には、必要に応じて設定変更割込などを実行することができる。
設定変更割込は、不図示のキー入力部などによって上記個人情報のリセットや変更を受け付けるものである。このような変更操作は通信によるリモート操作あるいはディスプレイ610の画面のGUI表示などによって行い得るように構成する。
次にステップS102では、心拍情報取得部200から生体データの読み込みが行われる。ここで、生体データの読み込みは、心拍センサー電極210、220から心電及び心拍データー(心電図・心拍数)の読み込みを行うことである。このとき、外乱ノイズやエラーによって読み込めないような場合には未測定であることを記録する。
ステップS103では、心身状態推定処理が実行される。心身状態推定処理とは、心拍情報取得部200で取得された心拍数や、不図示のセンサーで取得されるドライバーの顔面温度、呼吸数で緊急状態の推測をおこなう処理である。この心身状態推定処理においては、個人差を吸収するため、判定閾値は個人情報(個人情報ファイル920を参照することによって得る)+絶対値を用いる(例えば心拍数閾値200はありえない数値として設定できない。また最大閾値までを3段階設定出来る)
ステップS104においては、ステップS103における心身状態推定結果によって、ドライバーに不整脈が発生しているのか、或いはドライバーが心停止状態にあるのかを判定する。ステップS104における判定の結果がNであればステップS102へと進み、ステップS104における判定の結果がYであればステップS105へ進む。
ステップS105においては、ドライバーに警告出力を行う。このようなドライバーへの警告出力は、「心臓にトラブルがあると判定されましたが、問題はありませんか?」といった旨のメッセージを発するものである。問いかけ方法はスピーカ620による音声出力、及びディスプレイ610へのGUI出力表示によって行う。
続くステップS106においては、ドライバーに心身状態の問いかけを行う。ドライバーへの警告及び問いかけは、外乱ノイズや誤動作を考慮し、ステップS104でYと判定されたような場合でも、本ステップのような心身状態問いかけの動作ステップを設ける。
ステップS106において実際はドライバーに問題がなければステップS102へと進み、ステップS106においてドライバーが問題発生、緊急事態を自覚するとなればステップS107へと進む。このようなドライバーによる応答は、不図示の入力インターフェイスによって生体情報取得装置に伝達されるものである。
ステップS107では、警報、緊急事態発生の情報出力を行う。本ステップにおける警報、緊急事態の情報出力とは、車内への音声出力と、外部通信出力部700を用いた外部への情報発信、近傍車両への異常発生出力(ブレーキランプ、ハザードランプの点滅、クラクションによる断続的な警報など)などがある。また、外部通信出力部700が情報発信を行う情報発信先としては、送受信機能を使った自宅、医療センター、管理センター、ホームサーバ、近傍車両などがある。
ステップS108では、ナビゲーション目的地検索・案内開始を実行する。ナビゲーション目的地検索・案内自動開始とは、ナビゲーションシステム部800によって、車両の現在地より最も近い停車可能場所を検索し、自動的に案内を開始するものである。このような停車可能場所とは、AED処置を行うための、安全に車両を停められる場所のことである。例としては、高速道路であれば路側帯停止、SAPA案内、市街地であれば路肩停止、最寄の病医院、広場・駐車場などを挙げることができる。
ステップS109では、ナビゲーション情報の記録・通信出力を実行する。このナビゲーション情報の記録・通信出力のステップでは、外部通信出力部700を用いて、ステップS108で計算されたナビゲーション情報(何処をどう案内しているか、どこに停まる予定かの情報)を、外部へ出力発信する。このステップの処理は種々の機能群がディスプレイ610画面のメニューから動作リセットあるいはキャンセルされるまで繰り返し実行される。
ステップS110においては、車両が停止したかどうかが判定される。このステップにおける車両停止判定は、ナビゲーションシステム部800によって案内された地点に到着したかどうかが判定されると共に、車両が停止したかどうかも判定される。車両が停止したかどうかの判定は、自車両情報入力部400からの情報(車両スピード、車両速度センサ420からのパルス出力、あるいはパーキングスイッチ410からの信号)によって判定がされる。ステップS110の判定の結果がNOであればステップS107へと進み、ステップS110の判定の結果がYESであればステップS111に進む。
ステップS111では安全場所に停止したかどうかを判定する。このような安全場所停止判定は、近傍交通の妨害になっていないことをドライバーに問いかけ、ディスプレイ610におけるGUI表示の確認ボタン等の押下によって確認をとる。ステップS111の判定の結果がNOであればステップS107へと進み、ステップS110の判定の結果がYESであればステップS112に進む。
ステップS112では、AED処置が必要であるかどうかの問いかけをドライバーに対して行う。AED処置が必要であるかどうかの問いかけは、AED処置実行の最終判断はその乗員の責任範囲とするため、同意ボタンをドライバー(或いは同乗者)押してもらうものである。
個人情報ファイル920に、予め個人情報として、自動動作が同意されているような場合は、AED処置が必要であるかどうかの問いかけをパスするように設定することができる。しかし、このような設定がなされても、次ステップのAED動作信号発信までにキャンセルが出来るようにディスプレイ610にGUI画面が出るようにするとよい。また自動動作による過度の身体影響を防ぐため、AED処置において3回以上の電気ショック印加は行わない、などといった設定としておくのもよい。
ステップS112の判定の結果がNO(AED処置不要との回答、或いは、n回以上の呼びかけに対して一定時間無応答)であればステップS115へと進み、ステップS115で処理を終了する。また、ステップS112の判定の結果がYES(要AED処置)であればステップS113に進む。
ステップS113においては、AED動作信号出力をシートベルト内蔵AED部300に対して発して、AED処置を施す。AED動作信号の出力は、カウントダウンを開始する旨を音声にて出力するように構成すると良い。このとき、カウントダウン時間は30秒程度が適当である。また万が一の感電を防ぐため、同乗者に一旦車外に出ることを促すよう音声による警告を行うようにしても良い。また、このような設定はデフォルトとしておき、AED処置の途中などで変更可能とするようにしてもよい。
ステップS114においては、シートベルト内蔵AED部300におけるAED動作情報を記録する(ログの取得を行う)。このAED動作情報記録は、蓄積した心拍データとAED処置動作などを走行・動作記録ログ910に記録するものである。このようにして取得されたログは、次回のステップS107の段階で外部通信出力部700が外部発信通知する情報として扱うことが適当である。外部通信出力部700が情報発信を行う情報発信先としては、送受信機能を使った自宅、医療センター、管理センター、ホームサーバ、近傍車両などがある。
以上のような生体情報取得装置によれば、走行最中の動作防止、安全動作場所の情報提供と案内を行えるので、周囲の交通状況に危険な悪影響を与えずに、安全な状態で車載専用AEDを働かせる事が出来る。また、生体情報取得装置によれば二次的災害を防ぎ、車両乗員は勿論その家族や関係者に対しても安心を与えることが出来る。また、生体情報取得装置によれば、AED処置実行などの緊急事態発生情報の報知などを実行することができる。
なお、以上説明した実施形態においては、運転席10に心拍センサー電極210、220を設けて、運転席シートベルト20にAED電極310、320を設けた構成について説明したが、同様の構成を車両の他の乗員席に適用することも、本発明が包含するところである。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図7は他の実施の形態に係る生体情報取得装置の処理に関するフローチャートを示す図である。
ドライバーが本人の健康状態に問題があると自覚しているような場合には、先の実施形態における、ドライバーへの問いかけ等のステップを省略すると利便性が高まる。なお、ドライバーへの問いかけ等のステップを設けるか、設けないかは、個人情報ファイル920に設定することができる。
図7のフローチャートにおいて、ステップS200で、生体情報取得装置の処理が開始されると、続いてステップS201に進み、個人情報ファイル920からドライバーの個人情報ファイルの読み込みが行われる。なお、ステップS200とステップS201との間には、必要に応じて設定変更割込などを実行することができる。本実施形態の個人情報ファイル920には、AED処置が必要となる場面では、これを速やかに利用する旨の記述がなされているものとする。
設定変更割込は、不図示のキー入力部などによって上記個人情報のリセットや変更を受け付けるものである。このような変更操作は通信によるリモート操作あるいはディスプレイ610の画面のGUI表示などによって行い得るように構成する。
次にステップS202では、心拍情報取得部200から生体データの読み込みが行われる。ここで、生体データの読み込みは、心拍センサー電極210、220から心電及び心拍データー(心電図・心拍数)の読み込みを行うことである。このとき、外乱ノイズやエラーによって読み込めないような場合には未測定であることを記録する。
ステップS203では、心身状態推定処理が実行される。心身状態推定処理とは、心拍情報取得部200で取得された心拍数や、不図示のセンサーで取得されるドライバーの顔面温度、呼吸数で緊急状態の推測をおこなう処理である。この心身状態推定処理においては、個人差を吸収するため、判定閾値は個人情報(個人情報ファイル920を参照することによって得る)+絶対値を用いる(例えば心拍数閾値200はありえない数値として設定できない。また最大閾値までを3段階設定出来る)
ステップS204においては、ステップS203における心身状態推定結果によって、ドライバーに不整脈が発生しているのか、或いはドライバーが心停止状態にあるのかを判定する。ステップS204における判定の結果がNであればステップS202へと進み、ステップS204における判定の結果がYであればステップS205へ進む。
ステップS205においては、ドライバーに警告出力を行う。このようなドライバーへの警告出力は、「心臓にトラブルがあると判定されましたが、問題はありませんか?」といった旨のメッセージを発するものである。問いかけ方法はスピーカ620による音声出力、及びディスプレイ610へのGUI出力表示によって行う。
続くステップS206においては、警報、緊急事態発生の情報出力を行う。本ステップにおける警報、緊急事態の情報出力とは、車内への音声出力と、外部通信出力部700を用いた外部への情報発信、近傍車両への異常発生出力(ブレーキランプ、ハザードランプの点滅、クラクションによる断続的な警報など)などがある。また、外部通信出力部700が情報発信を行う情報発信先としては、送受信機能を使った自宅、医療センター、管理センター、ホームサーバ、近傍車両などがある。
ステップS207では、ナビゲーション目的地検索・案内開始を実行する。ナビゲーション目的地検索・案内自動開始とは、ナビゲーションシステム部800によって、車両の現在地より最も近い停車可能場所を検索し、自動的に案内を開始するものである。このような停車可能場所とは、AED処置を行うための、安全に車両を停められる場所のことである。例としては、高速道路であれば路側帯停止、SAPA案内、市街地であれば路肩停止、最寄の病医院、広場・駐車場などを挙げることができる。
ステップS208では、ナビゲーション情報の記録・通信出力を実行する。このナビゲーション情報の記録・通信出力のステップでは、外部通信出力部700を用いて、ステップS208で計算されたナビゲーション情報(何処をどう案内しているか、どこに停まる予定かの情報)を、外部へ出力発信する。このステップの処理は種々の機能群がディスプレイ610画面のメニューから動作リセットあるいはキャンセルされるまで繰り返し実行される。
ステップS209では安全場所に停止したかどうかを判定する。このような安全場所停止判定は、近傍交通の妨害になっていないことをドライバーに問いかけ、ディスプレイ610におけるGUI表示の確認ボタン等の押下によって確認をとる。ステップS209の判定の結果がNOであればステップS206へと進み、ステップS209の判定の結果がYESであればステップS210に進む。
ステップS210では、シートベルト内蔵AED部300のAED電極310、320で、既にN回以上の電気ショックが印加されたかどうか判定される。このような回数Nは、個人情報ファイル920に設定しておく。ステップS210における判定の結果がYであればステップS213に進み、ステップS213で処理を終了する。また、ステップS210における判定の結果がNであればステップS211に進む。
ステップS211においては、AED動作信号出力をシートベルト内蔵AED部300に対して発して、AED処置を施す。AED動作信号の出力は、カウントダウンを開始する旨を音声にて出力するように構成すると良い。このとき、カウントダウン時間は30秒程度が適当である。また万が一の感電を防ぐため、同乗者に一旦車外に出ることを促すよう音声による警告を行うようにしても良い。また、このような設定はデフォルトとしておき、AED処置の途中などで変更可能とするようにしてもよい。
ステップS212においては、シートベルト内蔵AED部300におけるAED動作情報を記録する(ログの取得を行う)。このAED動作情報記録は、蓄積した心拍データとAED処置動作などを走行・動作記録ログ910に記録するものである。このようにして取得されたログは、次回のステップS206の段階で外部通信出力部700が外部発信通知する情報として扱うことが適当である。外部通信出力部700が情報発信を行う情報発信先としては、送受信機能を使った自宅、医療センター、管理センター、ホームサーバ、近傍車両などがある。
以上の生体情報取得装置によれば、車両に乗車中であっても、特別にAEDを装着する必要がないので、容易にAEDを働かせることができると共に、車両に乗車中であっても万一の際AEDを使用することができるので車両乗員に安心感を与えることができる。また、生体情報取得装置によれば、走行最中の動作防止、安全動作場所の情報提供と案内を行えるので、周囲の交通状況に危険な悪影響を与えずに、安全な状態で車載専用AEDを働かせる事が出来る。また、生体情報取得装置によれば二次的災害を防ぎ、車両乗員は勿論その家族や関係者に対しても安心を与えることが出来る。また、他の実施形態の生体情報取得装置によれば、ドライバーが本人の健康状態に問題があると自覚しているような場合の対処がなされているので、車載AEDの利便性が高まる。
なお、以上説明した他の実施形態においては、運転席10に心拍センサー電極210、220を設けて、運転席シートベルト20にAED電極310、320を設けた構成について説明したが、同様の構成を車両の他の乗員席に適用することも、本発明が包含するところである。
なお、本実施形態では、アースをとるためにドライバーなどの搭乗者と接触させる車輌装備品としてステアリング40を例に説明したが、このような装備品に限らず、図8に示す車輌室内に存在するその他の車輌装備品に、導線性糸44による縫い込みを設けることができる。すなわち、本発明においては、生体情報取得装置のアースとしての導線性糸44を縫い込む車輌装備品としては、ステアリング、シート座面、シート背面、ヘッドレスト、ドア内張り、肘掛け、開閉ハンドル周り、ダッシュボード、コンソール、シフトレバー、内装カーペット、及びそれらの任意の組み合わせとすることが可能である。
以上のような種々の車輌装備品に導線性糸44が縫い込まれることにより、導線性糸44はドライバーに確実に接触し、生体情報取得装置のアースとして機能することができるようになる。
本発明の実施の形態に係る車輌装備品であるステアリングの外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る車輌装備品によってアースされる生体情報取得装置の運転席周辺の外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る車輌装備品によってアースされる生体情報取得装置全体を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る車輌装備品によってアースされる生体情報取得装置の回路構成の要部を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車輌装備品によってアースされる生体情報取得装置のブロック構成の概略を示す図である。 生体情報取得装置の処理に関するフローチャートを示す図である。 他の実施の形態に係る生体情報取得装置の処理に関するフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車輌装備品を示す図である。
符号の説明
10・・・運転席、20・・・運転席シートベルト、21・・・第1電極用1段目アンプ部、25・・・第1心拍センサー電極用同軸ケーブル、30・・・第2心拍センサー電極、31・・・第2心拍センサー電極用1段目アンプ部、35・・・第2心拍センサー電極用同軸ケーブル、40・・・ステアリング、44a、44b・・・導線性糸、45・・・アース用ケーブル、50・・・2段目アンプ部、51・・・アンプ、52・・・・・・イパスフィルター、53・・・ローパスフィルター、100・・・判定処理部、200・・・心電情報取得部、210、220・・・第1、第2心拍センサー電極、300・・・シートベルト内蔵AED部、310、320・・・AED電極、400・・・自車両情報入力部、410・・・パーキングスイッチ、420・・・車両速度センサ、500・・・AED動作スイッチ、600・・・判定結果出力部、610・・・ディスプレイ、620・・・スピーカ、700・・・外部通信出力部、710・・・通信インターフェイス部、720・・・車両制御・情報インターフェイス部、800・・・ナビゲーションシステム部、810・・・ナビゲーションシステム、820・・・ナビゲーションシステム用データベース、900・・・記憶部、910・・・走行・動作記録ログ、920・・・個人情報ファイル

Claims (2)

  1. 搭乗者の生体情報を電気的に取得する生体情報取得装置が搭載された車輌に用いる車輌装備品であって、導線性糸が縫い込まれていることを特徴とする車輌装備品。
  2. 該導線性糸は該生体情報取得装置のアースとして用いられることを特徴とする請求項1に記載の車輌装備品。
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