JP4962735B2 - 生体情報取得装置 - Google Patents

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本発明は、車輌などの座席部分に搭載され、ドライバーの健康状態を判断する上で重要となる心臓からの微弱な信号を効率的に、しかも非侵襲にセンシングする生体情報取得装置に関する。
近年、車輌のインテリジェント化が一層推進されており、ドライバーを中心とした搭乗者の健康状態をモニターする技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1(特開2004−329956号公報)に、運転者による運転対象物の運転状態をモニターする監視手段と、運転者の生体信号を検出する生体信号検出手段と、前記生体信号検出手段により検出された生体信号が含む情報を定量化する演算手段と、前記監視手段による運転情報および前記演算手段による運転開始時からの生体信号情報の変化から運転者の熟練度を判定する判定手段とを備えた運転者モニター装置が開示されている。
特開2004−329956号公報
特許文献1記載のものにおいては、ドライバーの生体信号を検出する生体信号検出手段で、具体的にどのように運転者の生体信号を検出するかについてまでは開示されていない、という問題がある。すなわち、車載の生体信号センサーでは、センシングのための装備のドライバーの皮膚への装着をドライバーに要求することなく、着衣したままただ座席に座っているだけの状態で、ドライバーを何ら煩わせることなく、生体信号を取得しなくてはならない。
このような状況下で生体信号のセンシングを行う上では、解決しなければならない技術的に高い障壁が存在するが、特許文献1にはこのようなことが何ら開示されていない。特に、ドライバーの健康状態を判断する上で重要となる心臓に係る情報を取得する心電センサーでは、着衣のドライバーが座席に座っている状態で、心臓からの微弱な電気信号をセンシングする必要があり、技術的に困難が伴うが、このような車載の生体信号センサーにおける微弱信号の効率的な取得に係る技術については、特許文献1にはなんら記載されていない。
電極を皮膚に直接貼り付けない方法が採用された車載の心電センサーなどの生体情報取得装置において、微弱な心電信号などの生体信号を測定するには、例えば、座席に容量性電極を埋め込み、この容量性電極で心臓からの微弱な信号を取得する方法などがある。ところが、このような仕組みで生体情報を取得する場合には、ドライバーの背中がこの容量性電極から離れた場合は測定不能になる、という問題がある。また、たとえドライバーの背中がこの容量性電極に触れていたとしても、密着性が低い場合には静電気などがノイズとしてのるために正確な生体情報を取得することができない。
すなわち、ドライバーの背中が、容量性電極が埋め込まれた座席から離れていたり、座席との密着性が低かったりする場合には、心拍数などの測定値として誤ったものを取得することとなり、装置がドライバーの状態を誤って判定してしまうことなる、という問題があった。
上記問題点を解決するために、請求項1に係る発明は、座席部分に搭載され、非侵襲に生体に係る電気信号を検出し、検出される電気信号に基づいて生体の状態の判定を行う生体情報取得装置であって、座席内部に取り付けられる電極と、前記電極近傍に設けられ、運転者の身体と座席部分の間の圧力を測定する圧力センサーと、前記電極で検出される電気信号と前記圧力センサーで測定される測定圧力値が入力されると共に、これらに基づいて生体状態の判定を行う制御処理部と、を有し、前記制御処理部は、前記圧力センサーで測定される測定圧力値が所定値より大きい場合にのみ、前記電極で検出される電気信号によって生体状態の判定を行うことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1記載の生体情報取得装置において、さらに、前記制御処理部は、前記圧力センサーで測定される圧力測定値が所定値より大きい場合にのみ、前記電極で検出される心電信号Vを所定期間にわたって取得し、取得した所定期間における心電信号Vの電位幅Vppを算出し、取得した所定期間における心電信号Vの偏差Vrmsを算出し、前記電位幅Vppを前記偏差Vrmsで除算することによりQuality値Qを求め、Qが所定値より大きい場合にのみ、前記取得した所定期間に検出された心電信号Vによって生体信号の判定を行うことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項2記載の生体情報取得装置において、前記制御処理部は、Nsamplesを心電信号Vの取得した所定期間における全ての心電信号Vのサンプル数(i=1からi=Nsamplesまで)とし、Npeaksを心電信号Vの取得した所定期間における全ての心電ピーク信号のサンプル数(j=1からj=Npeaksまで)とするとき、
Figure 0004962735
によって、Quality値Qを求め、
(ただし、
Figure 0004962735
Figure 0004962735
Figure 0004962735
とする)
Qが所定値より大きい場合にのみ、前記取得した所定期間に検出された心電信号Vによって生体情報の判定を行うことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、座席部分に搭載され、非侵襲に生体に係る電気信号を検出し、検出される電気信号に基づいて生体の状態の判定を行う生体情報取得装置であって、座席内部に取り付けられる電極と、前記電極近傍に設けられる圧力センサーアレイと、前記電極で検出される電気信号と前記圧力センサーアレイで測定される測定圧力分布値が入力されると共に、これらに基づいて生体状態の判定を行う制御処理部と、を有し、前記制御処理部は、前記圧力センサーアレイで測定される測定圧力分布値が所定のパターンとなる場合にのみ、前記電極で検出される電気信号によって生体状態の判定を行うことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の生体情報取得装置によれば、前記圧力センサーで測定される測定圧力値が所定値より大きい場合にのみ、前記電極で検出される電気信号によって生体状態の判定を行うので、生体情報取得装置がドライバーの状態判定を誤って判定してしまうことがなくなる。また、請求項1に記載の生体情報取得装置では比較的簡便な構成及びアルゴリズムによって、ドライバーの状態判定を正しく行うことが可能となる。
また、本発明の請求項2、3に記載の生体情報取得装置によれば、Quality値Qが所定値より大きい場合にのみ、取得期間に検出された心電信号Vによって生体状態の判定を行う生体情報取得装置がドライバーの状態判定を誤って判定してしまうことがなくなる。また、請求項2、3に記載の生体情報取得装置は、Quality値を計算し、これに基づいて心電信号をドライバー状態判定に用いるので、ドライバーの状態判定をより厳密に行おうとする場合に最適なものとなる。
また、本発明の請求項4に記載の生体情報取得装置によれば、前記圧力センサーアレイで測定される測定圧力分布値が所定のパターンとなる場合にのみ、前記電極で検出される電気信号によって生体状態の判定を行うので、生体情報取得装置がドライバーの状態判定を誤って判定してしまうことがなくなる。
また、本発明の請求項4に記載の生体情報取得装置によれば、圧力センサーアレイで圧力分布を測定し、圧力分布パターンが最適なものかによって、心電信号をドライバー状態判定に用いるので、ドライバーの体型なども考慮された上で、ドライバー状態判定を行うことができるようになる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置の運転席周辺の外観斜視図であり、図2は本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置の構成の概略を模式的に示す図であり、図3は本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置の回路構成の要部を示す図であり、図4は本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置のブロック構成の概略を示す図であり、図5は本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置における電極周辺のレイアウトを示す図である。
なお、本実施形態の生体情報取得装置は、自動車、ハイブリッド車、電気自動車などの車輌に搭載されることを想定しているが、その他電車、船舶、航空機などの移動手段に搭載することも可能である。
また、本実施形態においては、心臓に係る情報(心拍数・心電図)などの生体情報を取得する対象は車輌のドライバーであり、生体情報を取得するための電極等の構成がドライバーの座席に設けられている場合について説明するが、生体情報取得対象者とは、助手席、後部座席といった同乗者でもよく、これら同乗者の座席等に対しても同様に本発明の構成を適用することができるものである。
また、本実施形態の非侵襲の定義は、電極を被験者(ドライバー)の皮膚に直接接触させずに生体情報を取得できる状態をいう。電極が座席に配された場合は、ドライバーの衣服と座席の表皮を介して電極が心電信号を取得できるものである。また、電極がハンドルに配された場合は、ドライバーの手が電極表面に触れることなく、電極を覆うようにハンドルカバーを配置された状態でもハンドルカバーの表皮を介して電極が心電信号を示す電位を取得できるものである。
また、本実施形態では、生体情報としてはドライバーの心臓に係る情報(心拍数・心電図等)を取得する心電センサーを例に挙げて説明するが、本発明の構成は、その他の生体情報を取得する生体情報取得装置にも適用することができるものである。より具体的には、搭乗者の呼吸、体温、体重、体脂肪、血圧、発汗、視線、筋電、皮膚インピーダンスなどの生体情報を取得することにも適用可能である。
図1乃至図4において、10は運転席、21は第1電極用1段目アンプ部、25は第1心電センサー電極用同軸ケーブル、31は第2心電センサー電極用1段目アンプ部、35は第2心電センサー電極用同軸ケーブル、40はアース電極、45はアース用ケーブル、50は2段目アンプ部、51はアンプ、52はハイパスフィルター、53はローパスフィルター、81は第1圧力センサー、82は第2圧力センサー、100は制御処理部、200は心電情報取得部、210は第1心電センサー電極、220は第2心電センサー電極、450はドライバー体勢検出部、600は判定結果出力部、610はディスプレイ、620はスピーカー、900は記憶部をそれぞれ示している。
図1、図2に示すように座席10はドライバーの座席であり、本実施形態ではドライバーが生体情報取得装置のモニターの対象となる。座席10(特に座席の背もたれ部分)の内部には、例えば容量性電極などから構成される心電センサー電極210、220が、座席10の表皮から露出しないように設けられている。また、アース電極40は、座席10のドライバーの臀部があたる部分(座部)に配置され、アース電極40はアース用ケーブル45で2段目アンプ部50と接続されている。このアース電極40は、第1心電センサー電極210(第2心電センサー電極220)からの信号に発生するオフセット信号を除去するための基準電位を決定する構成として用いられる。
図1及び図2に示すように、運転席10には第1及び第2の心電センサー電極210、220が設けられており、ドライバーが車両に乗車し運転席10に座り、ステアリングを握って車両の運転を開始すると、ドライバーの背中の心電センサー電極210、220から微弱な電流が検出される。これらの微弱電流は増幅され、ドライバーの心臓に係る情報(心拍数・心電図等)として生体情報取得装置の制御処理部100に取得される。このような心臓に係る情報(心拍数・心電図)などを取得するために用いる心電センサー電極210、220には、例えば容量性電極などから構成される。このような容量性電極としては、例えば特開2005−511174号公報記載のものを用いることができる。
心電情報取得部200における第1心電センサー電極210及び第2心電センサー電極220は共に、例えば表面に酸化膜の層が設けられた容量性心電センサー電極が用いられ、第1心電センサー電極210はドライバーの背中の略左側にあたるように、また第2心電センサー電極220はドライバーの背中の略右側にあたるように、それぞれ配置される。
第1心電センサー電極210と所定の基準電位との間で検出される信号は第1心電センサー電極用1段目アンプ部21にて、また、第2心電センサー電極220と所定の基準電位との間で検出される信号は第2心電センサー電極用1段目アンプ部31にて、それぞれ1mV前後〜数mV(例えば、2mV)の信号レベルにまで1段目の増幅が行われる。
第1心電センサー電極210と第1心電センサー電極用1段目アンプ部21の入力端との間の距離、第2心電センサー電極220と第2心電センサー電極用1段目アンプ部31の入力端との間の距離は、外部ノイズによる影響を避けるために、共に極力短くした方が好ましいので、第1心電センサー電極210と第2心電センサー電極220との裏面に、それぞれの1段目アンプ部を配するようにする。したがって、図2に示すように第1心電センサー電極用1段目アンプ部21と第2心電センサー電極用1段目アンプ部31は共に座席10(特に背もたれ部分)の中に埋設されるような形態となる。
第1心電センサー電極用1段目アンプ部21からの出力信号、第2心電センサー電極用1段目アンプ部31からの出力信号は、ともに2段目アンプ部50へと出力され、それぞれの2段目アンプ部50で2段目の増幅が行われる。
第1心電センサー電極用1段目アンプ部21、第2心電センサー電極用1段目アンプ部31からの信号は、それぞれ第1心電センサー電極用同軸ケーブル25及び第2心電センサー電極用同軸ケーブル35で、2段目アンプ部50に送信されて、2段目アンプ部50で2段目の増幅が行われる。この2段目アンプ部50で増幅された増幅信号は、不図示の信号処理回路等によって処理される。信号処理回路等によって処理された信号は、心電情報取得部200から制御処理部100に入力され、生体信号の適正性の判定、ドライバーの健康状態の判定などのための情報として利用される。
次に図5も参照しつつ本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置に設けられる圧力センサーについて説明する。本発明の生体情報取得装置である心電センサーは、車輌運転中のドライバーなどの状態判定手段として、服を着たまま心臓に係る情報(心拍数・心電図)を測定するが、このために座席10の背もたれ部分に容量性電極を埋め込み、この容量性電極で心臓からの微弱な信号を取得するようにしている。
ところが、このような仕組みで生体情報を取得する場合には、ドライバーの背中が、容量性電極が埋め込まれた座席から離れた場合は測定不能になる、という問題がある。また、たとえドライバーの背中が、容量性電極が埋め込まれた座席に触れていたとしても、密着性が低い場合には静電気などがノイズとしてのるために正確な生体情報を取得することができないこととなり、心拍数などの測定値が誤ったものとなり、ドライバーの状態を誤って判定してしまうことなる。
そこで本発明の生体情報取得装置では、電極の背面に圧力センサーを設け、この圧力センサーで所定の圧力を検出することができる場合に限り、容量性電極で測定された値を真の値として採用するようにしている。すなわち、圧力センサーを用いて測定条件の判断を行うことで、測定不能であることや正確に測定できないことを認識し、不正確な心拍数を無視することで誤った状態判定を行わないシステムを提供する。以下、このための構成をより具体的に説明する。
本実施形態では、第1心電センサー電極用1段目アンプ部21の背面及び第2心電センサー電極用1段目アンプ部31の背面には、それぞれ第1圧力センサー81及び第2圧力センサー82が配されている。第1圧力センサー81及び第2圧力センサー82は、第1心電センサー電極210及び第2心電センサー電極220にかかる圧力―ドライバーの背中からの圧力―を測定するものである。これらの第1圧力センサー81及び第2圧力センサー82によって測定された圧力値は、制御処理部100に入力されて、心電センサー電極の測定値が、採用可能なものであるか否かの判定のために利用される。なお、心電センサー電極で取得された心臓に係る情報(心拍数・心電図)を採用することが可能なものであるか否かを判定するためのアルゴリズムについては後に説明する。
本実施形態では、図5に示すように、ドライバーの背中側から座席奥方向に向けて、第1心電センサー電極210(第2心電センサー電極220)→第1心電センサー電極用1段目アンプ部21(第2心電センサー電極用1段目アンプ部31)→第1圧力センサー81(第2圧力センサー82)の順で配置しているが、これは心電センサー電極と1段目アンプ部との間隔を、外来ノイズ等の電気的な観点から短くするためである。しかし、ドライバーの背中からのレスポンスをより直接的に圧力センサーに伝達する必要がある場合には、座席表側(ドライバー背中側)から座席奥側から順に第1心電センサー電極210(第2心電センサー電極220)→第1圧力センサー81(第2圧力センサー82)→第1心電センサー電極用1段目アンプ部21(第2心電センサー電極用1段目アンプ部31)のように配置することも可能である。
次に、生体センサーの心電情報取得部200における心拍センサーの増幅回路について説明する。1段目アンプ部の回路構成は、第1心電センサー電極210用のものと第2心電センサー電極220用のものとで共通であるので、図3には一方の回路構成のみを図示している。図3において、AMP1乃至3は増幅器、C1、C3はコンデンサをそれぞれ示している。
コンデンサC1は、第1心電センサー電極210(第2心電センサー電極220)とAMP1との間に介挿されて、第1心電センサー電極210(第2心電センサー電極220)とAMP1とをAC結合(交流結合)するものである。これによって、1段目アンプ部に入力される信号に発生するオフセット信号を除去する。また、AMP2からの出力は、AMP3に入力されると共に、AMP1の入力にコンデンサC3を介してフィードバックされる構成となっており、これによってブートストラップ回路を構成するようになっている。これらAMP1及びAMP2によって、安定的かつ低ノイズで、第1心電センサー電極210(第2心電センサー電極220)からの検出信号を1mV程度まで増幅することができる。AMP3はおよそ数倍程度の増幅率のものであり、AMP3からの1段目アンプ部の出力信号は、およそ数mV前後(例えば、2mV)のレベルとなる。
第1心電センサー電極用1段目アンプ部21(第2心電センサー電極用1段目アンプ部31)からの出力信号は1段目アンプ部でおよそ数倍程度に増幅された後、前述のように同軸ケーブルで2段目アンプ部へと導かれ、2段目アンプ部で数10倍に増幅される。このような2段階のアンプ部の構成によって、本実施形態の生体情報取得装置の構成は、車輌等に搭載するために最適な構成となっている。
2段目アンプ部の回路構成は、第1心電センサー電極210の信号用のものと第2心電センサー電極220用の信号用のものとで共通であるので、図3には一方の回路構成のみを図示している。
図3において、51はアンプ、52はハイパスフィルター、53はローパスフィルターをそれぞれ示している。2段目アンプ部50には、1段目アンプ部からの信号をおよそ数10倍のオーダーで増幅するアンプ51と、ハイパスフィルター52とローパスフィルター53とが設けられている。
ハイパスフィルター52及びローパスフィルター53は、心電波形の周波数以外の周波数の信号を極力抑えるために設けられており、これらフィルターにより2段目アンプ部50では、心電に係る周波数のみを選択的に取得することができるようになっている。この2段目アンプ部50で増幅された増幅信号は、不図示の信号処理回路等によって処理され、心電情報取得部200で取得された情報として利用される。
図4に示すように、本実施形態の生体情報取得装置は、主たる構成として、制御処理部100、心電情報取得部200、ドライバー体勢検出部450、判定結果出力部600、記憶部900を有するものである。
本実施形態の生体情報取得装置は、心電情報取得部200において第1心電センサー電極210、第2心電センサー電極220で取得された電気信号は、ドライバー体勢検出部450によって検出された圧力値などに基づいて、ドライバーの状態を把握するために妥当なものであるか否かが判定される。このための圧力値などの判定は、制御処理部100によって実行される。また、制御処理部100で把握されたドライバーの状態などは、判定結果出力部600などから出力されるようになっている。
図4に示す本実施形態の生体情報取得装置のブロック図において、制御処理部100はエレクトロニックコントロールユニットであり、CPUとCPU上で動作するプログラムを保持するROMとCPUのワークエリアであるRAMなどからなる汎用の情報処理機構である。
心電情報取得部200は、第1、第2心電センサー電極210、220とこれらの電極から収集される微弱電流を増幅する増幅部などから構成されており、運転席10に座りステアリングを操作するドライバーの心臓に係る情報である心拍数と心電図データを取得する。
ドライバー体勢検出部450は、座席10のドライバー背中部分に設けられている第1圧力センサー81及び第2圧力センサー82のセンシング結果によってドライバーが、心電信号を取得する上で正しいポジションにあるか否かなどを検出するものである。
判定結果出力部600は、生体情報取得装置における出力インターフェイスを構成するものであり、文字、図形、イメージ情報を表示するディスプレイ610、音声の出力を行うスピーカー620からなっている。判定結果出力部600は以上のような構成に限定することなく、その他のマンマシンインターフェイス機構を用いることができるものである。
記憶部900は、ハードディスクなどの比較的大容量の記憶装置からなり、制御処理部100で実行されるプログラムや利用されるパラメーターを格納するものである。また、このような記憶部900には、個々のドライバーの個人情報ファイルなどが記憶される。この個人情報ファイルは車輌を利用するドライバーごとの個人情報ファイルであり、個人情報とは、個々のドライバーが持ちえる生体情報の基本情報(平均心拍(過去履歴より学習)、心拍数の判定閾値、病歴、主治医連絡情報)のことである。このような個人情報ファイルは、取得された心電信号が適切なものであるか否かなどの判定に供することもできる。
次に、生体情報取得のためのフローについて説明する。本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置における生体信号取得処理のフローチャートを示す図である。本フローチャートは制御処理部100で実行される様々なメイン処理のサブルーチンとして位置付けることができるものである。
図6において、ステップS100で生体信号取得処理が開始されると、続いてステップS101に進み、第1圧力センサー81、第2圧力センサー82によって圧力が測定される。
ステップS102では、第1圧力センサー81で測定された圧力値及び第2圧力センサー82で測定された圧力値が共に、3.0kPaより大きいか否かが判定される。ステップS102における判定の結果がYESであるときにはステップS103に進み、ステップS102における判定の結果がNOであるときにはステップS101に戻る。
ステップS103では、心電情報取得部200で心電信号の測定を行い、測定された心電信号を、ドライバーの状態判定などのための測定値として採用する。ステップS104では、リターンする。
このように本発明の生体情報取得装置では、圧力センサーで測定された圧力値が所定値以下の場合―ドライバーの背中が、電極が埋め込まれた座席から離れていたり、座席との密着性が低かったりする場合―には、不正確な心電信号しか得られないと考えられるので、心電情報取得部200で心電信号の測定を行わず、圧力値が所定の圧力より大きい場合にのみ、心電信号を測定しこれをドライバーの状態判定等に用いるようにしている。このため、生体情報取得装置が、ドライバーの状態判定を誤って判定してしまうことがなくなる。また、本実施形態では心電センサー電極用1段目アンプ部の背面に圧力センサーを設ける簡便な構成によって、ドライバーの状態判定を正しく行うことが可能となる。
次に本発明の他の実施の形態に係る生体情報取得装置について説明する。本実施形態は、先の実施形態と同様の構成を用いるものであるが、その心電情報取得部200で取得される心電信号のうちどの心電信号を、ドライバーの状態判定などのための測定値として採用するかに係るアルゴリズムが異なる。このため、以下、他の実施の形態に係る生体情報取得装置のためのアルゴリズムに焦点を絞って説明する。図7は本発明の他の実施の形態に係る生体情報取得装置における生体信号取得処理のフローチャートを示す図である。
図7において、ステップS200で生体信号取得処理が開始されると、続いてステップS201に進み、第1圧力センサー81、第2圧力センサー82によって圧力が測定される。
ステップS202では、第1圧力センサー81で測定された圧力値及び第2圧力センサー82で測定された圧力値が共に、3.0kPaより大きいか否かが判定される。ステップS202における判定の結果がYESであるときにはステップS203に進み、ステップS202における判定の結果がNOであるときにはステップS201に戻る。
ステップS203では、心電情報取得部200で心電信号の測定・取得を行う。続いて、ステップS204では、心電情報取得部200における心電信号取得開始から30秒が経過しているか否かが判定される。ステップS204における判定結果がYESであるときにはステップS205に進み、ステップS204における判定結果がNOであるときにはステップS201に戻る。
ステップS205では、心電情報取得部200で測定・取得された心電信号に基づいて、Quality値の計算を行う。ここで、心電情報取得部200で測定・取得される心電信号の波形は概略図8に示すようなものであるときに、Quality値Qは以下のようにして求めるものとする。Nsamplesを心電信号取得期間における全ての心電信号Vのサンプル数(i=1からi=Nsamplesまで)とし、Npeaksを心電信号取得期間における全ての心電ピーク信号のサンプル数(j=1からj=Npeaksまで)とするとき、
Figure 0004962735
によって、Quality値Qを求めることとする。ただし、ここで、心電信号の電位幅Vppは、
Figure 0004962735
で表される。Vmaxは得られた心電信号のサンプルの中で+領域で最大のピーク値を示し、Vlm(lm:local minimum)は最大ピーク値を得た時(通常、最大ピーク値を得た直後。図8参照。)の−領域のピーク値である。この他、Vlmに変えて心電信号のサンプルの中で−領域で最大のピーク値となるVminを用いることも可能である。
また、心電信号Vの偏差を示すVrmsは、
Figure 0004962735
Figure 0004962735
であり、また、心電信号Vno信号ピークの平均を示すVavgは、
である。
また、Vppを算出する場合のその他の手法として、(2)式に変えて、次の(5)式を用いることもできる。
Figure 0004962735
ステップS206では、Quality値Qが10.0より大きいか否かが判定される。ステップS206における判定結果がYESであるときにはステップS207に進み、ステップS206における判定の結果がNOであるときにはステップS201に戻る。
ここで、以上のようなQuality値の意味について説明する。図9は圧力センサーによる測定圧力とQuality値と心電信号の測定状況を示す図である。図9において、横軸は第1圧力センサー81(第2圧力センサー82)によって測定される圧力値(kPa)を示しており、
縦軸は先の計算方法によって求めたQuality値を示している。図9に示すように、圧力センサーにおける測定圧力値が0〜3.0(kPa)の範囲は心電情報取得部200での心電信号の測定が不可能な領域となっている。また、圧力センサーにおける測定圧力値が3.0〜3.5(kPa)の範囲は電情報取得部200での心電信号の測定は可能であるがノイズが多く信頼性のある測定を行うことができない領域となっている。また、圧力センサーにおける測定圧力値が4.0〜(kPa)の範囲は電情報取得部200での心電信号の測定が可能な領域となっている。以上のことをQuality値の観点でみてみると、Q=10.0を、心電信号が意義のある測定値として採用することが可能であるか否かの境界とすることができる。本実施形態では、このような観点から、Quality値Qが10.0より大きい場合に、測定された心電信号をドライバーの状態判定などのために採用するようにしている。
なお、ドライバーが座席に寄りかかった場合の圧力範囲は、概ね3.0〜9.0(kPa)である。
ステップS207では、前記取得期間にわたって測定された心電信号をドライバーの状態判定などのために採用する。ステップS208では、リターンする。
以上のように、本発明の生体情報取得装置では、圧力センサーで測定される測定圧力値が所定値より大きい場合にのみ、心電センサー電極で検出される心電信号Vを所定期間にわたって取得し、取得期間におけるQuality値を計算し、このQuality値が所定の値を超えたときに、前記取得期間に検出された心電信号Vによって生体状態の判定を行うので、体情報取得装置が、ドライバーの状態判定を誤って判定してしまうことがなくなる。また、本実施形態の生体情報取得装置は、Quality値を計算し、これに基づいて心電信号をドライバー状態判定に用いるので、ドライバーの状態判定をより厳密に行おうとする場合に最適なものとなる。
次に本発明の他の実施の形態に係る生体情報取得装置について説明する。本実施形態が、先の実施形態と異なる点は、第1圧力センサー81及び第2圧力センサー82に代えて、第1圧力センサーアレイ83及び第2圧力センサーアレイ84を用いる点である。すなわち、先の実施形態においては第1圧力センサー81及び第2圧力センサー82によって、第1心電センサー電極210及び第2心電センサー電極220に加わる圧力を検出していたのに対して、本実施形態においては、第1圧力センサーアレイ83及び第2圧力センサーアレイ84によって、第1心電センサー電極210及び第2心電センサー電極220に加わる圧力分布を検出する。また、本実施形態では、このような圧力センサーアレイによって、圧力分布を検出することに伴い、心電信号のうちどの心電信号を、ドライバーの状態判定のための測定値として採用するかに係るアルゴリズムが異なる。以下、他の実施の形態に係る生体情報取得装置について先の実施形態との相違点を中心に説明する。
図10は本発明の他の実施の形態に係る生体情報取得装置における電極周辺レイアウトを示す図であり、先の実施形態における図5と対応するものである。本実施形態では、図10に示すような第1圧力センサーアレイ83及び第2圧力センサーアレイ84が圧力測定のために用いられる。図10における円内に示されるのは、第1圧力センサーアレイ83(第2圧力センサーアレイ84)の圧力測定面を示しており、4×4に配列された矩形領域P11、P12、P13・・・P44のそれぞれで圧力を測定することができるようになっている。このような矩形領域で示される圧力測定面は、例えばピエゾ素子などで構成することができる。また、このような矩形領域で示される圧力測定面の数は、4×4に限定があるわけではない。矩形領域P11、P12、P13・・・P44で測定された圧力値は制御処理部100に入力されて、心電情報取得部200で取得される心電信号のうちどの心電信号を、ドライバーの状態判定のための測定値として採用するかの判定材料として用いられる。
本実施形態においては、制御処理部100は矩形領域P11、P12、P13・・・P44の計16個の圧力測定面からの測定値を得ることができるが、
制御処理部100が心電信号を真値として採用するための判断方法としては、16個の圧力測定面で測定された測定値のうち所定数以上の測定値が所定圧力値を上回っているかによって判断したり、16個の圧力測定面で測定された測定値のうちポイントとなる圧力測定面での測定値が所定圧力値を上回っているかによって判断したりすることができる。後者の判断方法は、換言すると心電信号を取得するのに適当な圧力分布パターンであるかを判断するものである。後者を例に取り、以下フローチャートについて説明する。
次に、他の実施の形態に係る生体情報取得装置のためのアルゴリズムについて説明する。図11は本発明の他の実施の形態に係る生体情報取得装置における生体信号取得処理のフローチャートを示す図である。
ステップS300で生体信号取得処理が開始されると、続いてステップS301に進み、第1圧力センサーアレイ83及び第2圧力センサーアレイ84によって圧力分布の測定が行われる。
続いて、ステップS302では、圧力センサーアレイで取得された圧力分布パターンは、心電信号を取得する上で適当なパターンであるか否かが判定される。ステップS302における判定結果がYESであるときにはステップS303に進み、ステップS302における判定結果がNOであるときにはステップS301に戻る。
ステップS303では、心電情報取得部200で心電信号の測定を行い、測定された心電信号を、ドライバーの状態判定などのための測定値として採用する。ステップS304では、リターンする。
このように本発明の生体情報取得装置では、圧力センサーアレイで測定された圧力分布が、心電信号取得の上で不適切なパターンである場合には、不正確な心電信号しか得られないと考えられるので、心電情報取得部200で心電信号の測定を行わず、圧力分布が所定のパターンとなる場合にのみ、心電信号を測定しこれをドライバーの状態判定等に用いるようにしている。このため、生体情報取得装置が、ドライバーの状態判定を誤って判定してしまうことがなくなる。
また、本実施形態の生体情報取得装置は、圧力センサーアレイで圧力分布を測定し、圧力分布パターンが最適なものかによって、心電信号をドライバー状態判定に用いるので、ドライバーの体型なども考慮された上で、ドライバー状態判定を行うことができるようになる。
以上、種々の実施形態について説明したが、それぞれの実施形態の構成要素を任意に組み合わせて構成される実施形態についても本発明の範疇に入るものである。
本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置の運転席周辺の外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置の構成の概略を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置の回路構成の要部を示す図である。 本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置のブロック構成の概略を示す図である。 本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置における電極周辺のレイアウトを示す図である。 本発明の実施の形態に係る生体情報取得装置における生体信号取得処理のフローチャートを示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る生体情報取得装置における生体信号取得処理のフローチャートを示す図である。 心電情報取得部で測定・取得される心電信号の波形の概略を示す図である。 圧力センサーによる測定圧力とQuality値と心電信号の測定状況を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る生体情報取得装置における電極周辺のレイアウトを示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る生体情報取得装置における生体信号取得処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
10・・・運転席、21・・・第1電極用1段目アンプ部、25・・・第1心電センサー電極用同軸ケーブル、31・・・第2心電センサー電極用1段目アンプ部、35・・・第2心電センサー電極用同軸ケーブル、40・・・アース電極、45・・・アース用ケーブル、50・・・2段目アンプ部、51・・・アンプ、52・・・ハイパスフィルター、53・・・ローパスフィルター、81・・・第1圧力センサー、82・・・第2圧力センサー、83・・・第2圧力センサーアレイ、84・・・第1圧力センサーアレイ、100・・・制御処理部、200・・・心電情報取得部、210・・・第1心電センサー電極、220・・・第2心電センサー電極、450・・・ドライバー体勢検出部、600・・・判定結果出力部、610・・・ディスプレイ、620・・・スピーカー、900・・・記憶部

Claims (4)

  1. 座席部分に搭載され、非侵襲に生体に係る電気信号を検出し、検出される電気信号に基づいて生体の状態の判定を行う生体情報取得装置であって、
    座席内部に取り付けられる電極と、
    前記電極近傍に設けられ、運転者の身体と座席部分の間の圧力を測定する圧力センサーと、
    前記電極で検出される電気信号と前記圧力センサーで測定される測定圧力値が入力されると共に、これらに基づいて生体状態の判定を行う制御処理部と、を有し、
    前記制御処理部は、前記圧力センサーで測定される測定圧力値が所定値より大きい場合にのみ、前記電極で検出される電気信号によって生体状態の判定を行うことを特徴とする生体情報取得装置。
  2. さらに、前記制御処理部は、
    前記圧力センサーで測定される圧力測定値が所定値より大きい場合にのみ、前記電極で検出される心電信号Vを所定期間にわたって取得し、
    取得した所定期間における心電信号Vの電位幅Vppを算出し、
    取得した所定区間における心電信号Vの偏差Vrmsを算出し、
    前記電位幅Vppを前記偏差Vrmsで除算することによりQuality値Qを求め、
    Qが所定値より大きい場合にのみ、前記取得した所定期間に検出された心電信号Vによって生体信号の判定を行うことを特徴とする請求項1記載の生体情報取得装置。
  3. 前記制御処理部は、
    samplesを心電信号Vの取得した所定期間における全ての心電信号Vのサンプル数(i=1からi=Nsamplesまで)とし、Npeaksを心電信号Vの取得した所定期間における全ての心電ピーク信号のサンプル数(j=1からj=Npeaksまで)とするとき、
    Figure 0004962735
    によって、Quality値Qを求め、
    (ただし、
    Figure 0004962735
    Figure 0004962735
    Figure 0004962735
    とする)
    Qが所定値より大きい場合にのみ、
    前記取得した所定期間に検出された心電信号Vによって生体情報の判定を行うことを特徴とする請求項2に記載の生体情報取得装置。
  4. 座席部分に搭載され、非侵襲に生体に係る電気信号を検出し、検出される電気信号に基づいて生体の状態の判定を行う生体情報取得装置であって、
    座席内部に取り付けられる電極と、
    前記電極近傍に設けられる圧力センサーアレイと、
    前記電極で検出される電気信号と前記圧力センサーアレイで測定される測定圧力分布値が入力されると共に、これらに基づいて生体状態の判定を行う制御処理部と、を有し、
    前記制御処理部は、前記圧力センサーアレイで測定される測定圧力分布値が所定のパターンとなる場合にのみ、前記電極で検出される電気信号によって生体状態の判定を行うことを特徴とする生体情報取得装置。
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