JP2009104239A - 注文処理システム及び注文処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに関連した複数の注文の全てが仮成立した際にこれら注文が成立するように処理可能である注文処理システム(注文処理方法)を提供する。
【解決手段】注文処理システム1は、注文情報24を注文ID25と共にそれぞれ順次格納する注文情報格納部10と、注文情報24に関する関連付けの設定に基づいて各注文ID25を関連情報26として格納する関連情報格納部12と、注文情報24について仮成立すると判定された場合であって、関連情報26が存在すると判定され、更に関連情報26に属する次の注文情報24が存在すると判定された場合に、それについて判定するよう仮成立判定手段に指令する次関連注文情報判定指令手段と、次の注文情報24が存在しないと判定された場合に関連情報26中の全ての注文ID25に係る注文情報群等について本成立を設定する関連注文情報群本成立設定手段とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、注文の成否を処理する注文処理システム、及びこのシステムにより実行可能な注文処理方法に関する。
本願出願人は、販売に係る注文の処理を行うシステムとして、下記特許文献1に記載のものを提案している。この販売システムは、購入希望者及び販売希望者の両方から入札を受け付け、期間制限なく常時公開すると共に、入札条件の変更を売買成立前まで受け付けるので、購入希望者にとっては自らが希望するできるだけ低い価格で商品を購入する機会が得られやすくなると共に、販売者にとっては同一商品をできるだけ多数販売する機会が得られやすくなる。
又、この販売システムでは、複数の購入希望入札又は販売希望入札をそれぞれ関連付けて登録させ、その複数の入札の中で任意の数の入札が売買成立した場合は、売買成立以外に登録している他の入札を自動的に取り消すこともでき、これにより入札を幅広く行うことができる。具体例としては、商品Aを20万円で買う入札と、商品Bを20万円で買う入札とを関連付けて登録しておき、商品Aに関して売買成立した場合は、商品Bに係る入札を自動的に取り消す。
特開2002−24624号公報
このような複数の入札を関連付ける販売システムでは、売買成立以外の他の入札を取り消すことができるが、関連付けた入札の全てが成立の条件を満たした場合に初めて全ての入札につき売買成立とする処理を行うことができず、例えばX市場で商品Cを18万円で買う入札と、Y市場で商品Cを20万円で売る入札とについて、共に入札が成立して初めて共に売買成立として処理することはできない。
そこで、請求項1,5に記載の発明は、互いに関連した複数の注文の全てが仮成立した際にこれら注文が成立するように処理可能であり、複数の市場間における注文を関連付けて処理することのできる注文処理システム,注文処理方法を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コンピュータにより構成される注文処理システムであって、任意の端末から通信ネットワークを介して受信した、売買の対象となる商品に関する商品識別情報、その商品の指値に関する指値情報、売りか買いかの種別に関する売買種別情報、及び売買の主体を識別する主体識別情報を含む注文情報を、他の注文情報と識別するための注文識別情報と共にそれぞれ順次格納する注文情報格納手段と、任意の端末から通信ネットワークを介して受信した、同一の主体識別情報に属する任意の複数の注文情報に関する関連付けの設定に基づいて、対応する各注文識別情報を順にまとめて関連情報として格納する関連情報格納手段と、注文情報格納手段における注文情報について、「この注文情報に対し、商品識別情報が一致し売買種別情報及び主体識別情報が相違する他の注文情報である相手注文情報が存在し、かつ、この注文情報の売買種別情報が売りを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以上であるか若しくはこの注文情報の売買種別情報が買いを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以下である」の条件を満たすか否か判定する仮成立判定手段と、仮成立判定手段において注文情報が条件を満たさないと判定された場合に、注文情報格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定手段に指令する順次判定指令手段と、仮成立判定手段において注文情報が条件を満たすと判定された場合に、その注文情報及び相手注文情報につき仮成立を設定する仮成立設定手段と、仮成立設定手段において注文情報及び相手注文情報につき仮成立が設定された場合に、関連情報格納手段においてその注文情報及び/又は相手注文情報に係る注文識別情報を含む関連情報が存在するか否かを判定する関連情報存否判定手段と、関連情報存否判定手段において注文情報及び/又は相手注文情報に係る関連情報が存在すると判定された場合に、この関連情報に属する次の注文情報である次関連注文情報が存在するか否かを判定する次関連注文情報存否判定手段と、次関連注文情報存否判定手段において次関連注文情報が存在すると判定された場合に、その次関連注文情報について判定するよう仮成立判定手段に指令する次関連注文情報判定指令手段と、次関連注文情報存否判定手段において次関連注文情報が存在しないと判定された場合に、関連情報中の全ての注文識別情報に係る注文情報群及び対応する相手注文情報群について本成立を設定する関連注文情報群本成立設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、上記目的に加えて、更に注文者のニーズに応え得る注文処理システムを提供する目的を達成するため、上記発明にあって、任意の端末から通信ネットワークを介して受信した、関連付けの設定されない範囲内あるいは同一の関連付けの設定範囲内における同一の主体識別情報に属する任意の複数の注文情報に対するグループ化の設定に基づいて、対応する各注文識別情報をまとめてグループ情報として格納するグループ情報格納手段を備えると共に、順次判定指令手段に代えて、仮成立判定手段において注文情報が条件を満たさないと判定された場合に、グループ情報格納手段においてその注文情報に係る注文識別情報を含むグループ情報が存在するか否かを判定するグループ情報存否判定手段と、グループ情報存否判定手段において注文情報に係るグループ情報が存在しないと判定された場合に、注文情報格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定手段に指令するグループ不存在時順次判定指令手段と、グループ情報存否判定手段において注文情報に係るグループ情報が存在すると判定された場合に、このグループ情報に属する他の注文識別情報に係る注文情報について、「この注文情報に対し、商品識別情報が一致し売買種別情報及び主体識別情報が相違する他の注文情報である相手注文情報が存在し、かつ、この注文情報の売買種別情報が売りを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以上であるか若しくはこの注文情報の売買種別情報が買いを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以下である」の条件を満たすか否か順次判定するグループ仮成立判定手段と、グループ仮成立判定手段においてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報のいずれも条件を満たさないと判定された場合に、注文情報格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定手段に指令するグループ不成立時順次判定指令手段とを備えており、仮成立設定手段は、グループ仮成立判定手段においてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報が条件を満たすと判定された場合にも、その注文情報及び相手注文情報につき仮成立を設定し、関連情報存否判定手段は、仮成立設定手段においてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報及び相手注文情報につき仮成立が設定された場合に、関連情報格納手段においてその注文情報及び/又は相手注文情報に係る注文識別情報であってこのグループ情報に属さないものを含む関連情報が存在するか否かを判定することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、上記目的に加えて、単独注文を併せて処理できるより便利な注文処理システムを提供する目的を達成するため、上記発明にあって、関連情報存否判定手段において注文情報に係る関連情報が存在しないと判定された場合に、その注文情報及び相手注文情報について本成立を設定する単独注文本成立設定手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、上記目的に加えて、注文情報に係る注文の正式な成立を速やかに自動的に注文者に報知して注文者の便益に資することのできる注文処理システムを提供する目的を達成するため、上記発明にあって、本成立が設定された注文情報及び相手注文情報の主体識別情報に対応する端末に対し、本成立が設定された旨の通知を発信する本成立通知手段を備えた
ことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、各種の情報を格納する格納手段を備えたコンピュータにより実行される注文処理方法であって、売買の対象となる商品に関する商品識別情報、その商品の指値に関する指値情報、売りか買いかの種別に関する売買種別情報、及び売買の主体を識別する主体識別情報を含む注文情報を、任意の端末から通信ネットワークを介して受信し、他の注文情報と識別するための注文識別情報と共にそれぞれ順次格納手段に格納する注文情報格納ステップと、同一の主体識別情報に属する任意の複数の注文情報に関する関連付けの設定を、任意の端末から通信ネットワークを介して受信し、この関連付けの設定に基づいて、対応する各注文識別情報を順にまとめて関連情報として格納手段に格納する関連情報格納ステップと、注文情報格納手段における注文情報について、「この注文情報に対し、商品識別情報が一致し売買種別情報及び主体識別情報が相違する他の注文情報である相手注文情報が格納手段に存在し、かつ、この注文情報の売買種別情報が売りを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以上であるか若しくはこの注文情報の売買種別情報が買いを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以下である」の条件を満たすか否か判定する仮成立判定ステップと、仮成立判定ステップにおいて注文情報が条件を満たさないと判定された場合に、格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定ステップに指令する順次判定指令ステップと、仮成立判定ステップにおいて注文情報が条件を満たすと判定された場合に、その注文情報及び相手注文情報につき仮成立を設定する仮成立設定ステップと、仮成立設定ステップにおいて注文情報及び相手注文情報につき仮成立が設定された場合に、その注文情報及び/又は相手注文情報に係る注文識別情報を含む関連情報が格納手段に存在するか否かを判定する関連情報存否判定ステップと、関連情報存否判定ステップにおいて注文情報及び/又は相手注文情報に係る関連情報が存在すると判定された場合に、この関連情報に属する次の注文情報である次関連注文情報が格納手段に存在するか否かを判定する次関連注文情報存否判定ステップと、次関連注文情報存否判定ステップにおいて次関連注文情報が格納手段に存在すると判定された場合に、その次関連注文情報について判定するよう仮成立判定ステップに指令する次関連注文情報判定指令ステップと、次関連注文情報存否判定ステップにおいて次関連注文情報が格納手段に存在しないと判定された場合に、関連情報中の全ての注文識別情報に係る注文情報群及び対応する相手注文情報群について本成立を設定する関連注文情報群本成立設定ステップとを備えたことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、上記目的に加えて、更に注文者のニーズに応え得る注文処理方法を提供する目的を達成するため、上記発明にあって、関連付けの設定されない範囲内あるいは同一の関連付けの設定範囲内における同一の主体識別情報に属する任意の複数の注文情報に対するグループ化の設定を任意の端末から通信ネットワークを介して受信し、このグループ化の設定に基づいて、対応する各注文識別情報をまとめてグループ情報として格納手段に格納するグループ情報格納ステップを備えると共に、順次判定指令ステップに代えて、仮成立判定ステップにおいて注文情報が条件を満たさないと判定された場合に、その注文情報に係る注文識別情報を含むグループ情報が格納手段に存在するか否かを判定するグループ情報存否判定ステップと、グループ情報存否判定ステップにおいて注文情報に係るグループ情報が格納手段に存在しないと判定された場合に、格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定ステップに指令するグループ不存在時順次判定指令ステップと、グループ情報存否判定ステップにおいて注文情報に係るグループ情報が格納手段に存在すると判定された場合に、このグループ情報に属する他の注文識別情報に係る注文情報について、「この注文情報に対し、商品識別情報が一致し売買種別情報及び主体識別情報が相違する他の注文情報である相手注文情報が格納手段に存在し、かつ、この注文情報の売買種別情報が売りを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以上であるか若しくはこの注文情報の売買種別情報が買いを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以下である」の条件を満たすか否か順次判定するグループ仮成立判定ステップと、グループ仮成立判定ステップにおいてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報のいずれも条件を満たさないと判定された場合に、格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定ステップに指令するグループ不成立時順次判定指令ステップとを備えており、仮成立設定ステップは、グループ仮成立判定ステップにおいてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報が条件を満たすと判定された場合にも、その注文情報及び相手注文情報につき仮成立を設定し、関連情報存否判定ステップは、仮成立設定ステップにおいてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報及び相手注文情報につき仮成立が設定された場合に、その注文情報及び/又は相手注文情報に係る注文識別情報であってこのグループ情報に属さないものを含む関連情報が格納手段に存在するか否かを判定することを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、上記目的に加えて、単独注文を併せて処理できるより便利な注文処理方法を提供する目的を達成するため、上記発明にあって、関連情報存否判定ステップにおいて注文情報に係る関連情報が格納手段に存在しないと判定された場合に、その注文情報及び相手注文情報について本成立を設定する単独注文本成立設定ステップを備えたことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、上記目的に加えて、注文情報に係る注文の正式な成立を速やかに自動的に注文者に報知して注文者の便益に資することのできる注文処理方法を提供する目的を達成するため、上記発明にあって、本成立が設定された注文情報及び相手注文情報の主体識別情報に対応する端末に対し、本成立が設定された旨の通知を発信する本成立通知ステップを備えたことを特徴とするものである。
ここで、本発明にあって、相手注文情報は、商品識別情報が一致し売買種別情報が相違することにつき、対する注文情報の注文識別情報を保有することをもって表現する場合をも含む。即ち、相手注文情報として、自身の注文識別情報の他、対する注文情報の注文識別情報及び主体識別情報が格納される場合を含む。この場合、仮成立判定手段に係る条件の前半は、「この注文情報に対し、この注文情報に係る注文識別情報を保有し主体識別情報が相違する他の注文情報である相手注文情報が存在し・・」と言い換えることができる。
本発明によれば、互いに関連付けの設定された関連注文情報について順に仮成立の判定ないし設定を行い、全ての関連注文情報について仮成立が設定されると、これらについて一挙に本成立を設定する。よって、複数の市場間における注文を関連付けて処理することができ、注文者の意図に的確に沿うように互いに関連する、従来ない形態の注文を処理することが可能となる、という効果を奏する。
以下、本発明に係る実施の形態の例につき、適宜図面に基づいて説明する。なお、本発明の形態は、これらの例に限定されない。
[1.第1形態]
[1−1.外的構成]
図1は、第1形態に係る注文処理システム1ないしその周辺のブロック図である。注文処理システム1は、インターネット等の通信ネットワークNを介して、複数の端末T1,T2・・と通信可能に接続されている。各端末T1,T2・・は、注文者が操作可能である。
注文処理システム1は、コンピュータにより構成されており、通信ネットワークNに対するインターフェイス2と、各種の情報を格納するハードディスク等の格納手段4と、格納手段4における注文処理プログラム6を読み出して実行し、インターフェイス2や格納手段4を制御するCPUやメモリ等の制御部8を備えている。
格納手段4には、注文情報格納手段としての注文情報格納部10と、関連情報格納手段としての関連情報格納部12とが設けられている。注文情報格納部10には、売買の対象となる商品に関する商品識別情報としての商品ID20、その商品の指値に関する指値情報としての指値21、売りか買いかの種別に関する売買種別情報としての売買種別22、及び売買の主体を識別する主体識別情報としての注文者ID23から成る注文情報24が、他の注文情報と識別するための注文識別情報としての注文ID25と共に、順次格納される。又、関連情報格納部12には、同一の注文者ID23に属する、互いに関連付けの設定された注文情報24に係る注文ID25の組合せである関連情報26が、順次格納される。
[1−2.注文処理ないし内的構成]
[1−2−1.注文処理の概要]
図2は、注文処理システム1による注文処理のフローチャートである。注文処理システム1は、注文処理において、受付処理28と注文情報処理29とを併行処理する。
[1−2−2.注文情報の格納等]
注文処理システム1は、図3に示す受付処理28において、任意の端末T1等から、注文者ID23あるいはこれに対応する情報及びパスワード等の認証情報並びに市場指定情報をインターフェイス2において受信すると、認証情報ないし市場指定情報が正しいか否かを制御部8において認証判断し、正しければその市場に係るアクセスを許容してメニューの表示に関する情報をその端末に送信する(ステップ30)。メニューは、注文受付、関連付け設定受付、注文・関連付け設定の取消受付等の項目があり、端末においていずれかの項目が選択されるとその旨通信され、注文処理システム1は選択された項目に関する情報を端末に送信する。なお、市場とは、注文情報24を送信することのできる、予め許可された注文者ID23(に対応する情報)を有するもの同士の範囲のことである。
このうち注文受付(ステップ32)では、商品ID20、指値21、売買種別22に対応する情報を端末に入力するように促すような情報がその端末T1等に与えられる。なお、この他に、売買個数の情報や、有効期限の情報の入力を促すようにすることもできる。
例えば、パーソナルコンピュータ(パソコン)のメーカーとショップのみが注文情報25を送信することのできるA市場と、ショップ及び消費者のみが注文情報24を送信することのできるB市場とが設定されている場合に、端末T1等においてCショップの注文者ID23、認証情報、A市場の指定情報を送信すると、Dパソコンの型番(商品ID20に対応する情報)、17万円なら買い(指値21、売買種別22に対応する情報)といった情報が入力可能となり、端末T1等においてCショップの注文者ID23、認証情報、B市場の指定情報を送信すると、Dパソコンの型番(商品ID20に対応する情報)、20万円なら売り(指値21、売買種別22に対応する情報)といった情報を入力可能となる。なお、以下この例を〔例1〕という。又、市場は、商品種別ごとに区切らなくても良い。
又、別の例として、米国株式の取引者のみが注文情報24を送信することのできるK市場と、米国と日本国の為替相場に係るL市場と、日本株式の取引者のみが注文情報24を送信することのできるM市場とが設定されている場合に、これら全ての市場に係る許可のある注文者ID23を有するPトレーダーは、注文受付において、K市場でQ銘柄の株式千株(商品ID20の対応情報)が1万ドル(指値21の対応情報)なら売り(売買種別22の対応情報)、L市場で1ドル120円以上なら1万ドルを売り、M市場でR銘柄の株式千株が120万円なら買う、といった情報を入力することができる。なお、以下この例を〔例2〕という。又、市場は、国ごとに区切らなくても良い。
更に別の例として、米国のα消費者は、注文受付において、米国の市場でβバッグ(商品ID20の対応情報)が100ドル(指値21の対応情報)の値が付けば売り(売買種別22の対応情報)、日本の市場においてγカメラが100ドルで手に入るなら買いといった情報を入力することができる。なお、以下この例を〔例3〕という。
そして、端末T1等の注文受付における入力、ないし注文情報24を送信して良い旨の入力(例えば送信ボタンの押下)がなされると、端末T1等は、商品ID20、指値21、売買種別22を注文処理システム1へ送信し、これらを受信した注文処理システム1は、これらと先に受信していた注文者ID23とを併せて1つの注文情報24として注文情報格納部10に順次格納する(ステップ34、注文情報格納ステップ)。注文処理システム1は、注文情報24の受信あるいは格納の際、注文ID25を付与し、併せて格納する。なお、売買個数情報や有効期限情報を格納することもできる。
なお、〔例1〕では、A市場で1つの注文情報24が格納され、B市場で1つの注文情報25が格納される。又、〔例2〕では、市場ごとに1つの注文情報24が格納され、合計3つの注文情報24が格納される。更に、〔例3〕でも、市場ごとに1つの注文情報24が格納される。
又、注文受付(ステップ32)では、既に存在する他の注文者ID23に係る(他人の)注文情報24に対して、別の注文情報24を端末T1等から送信することもできる。即ち、任意の端末T1等において、上記と同様に認証を経た後、その市場における他人の注文情報24の内容表示を参照して、他人の注文情報24に係る商品ID20の商品に対し、他人の注文情報24に係る売買種別22と逆の取引における指値21を入力し、これら商品ID20、売買種別22、指値21を送信する。これらを受信した注文処理システム1は、新たな注文情報24として、注文ID25を付しつつ注文情報格納部10に格納する。なお、商品ID20及び売買種別22の代わりに、他人の注文情報24に係る注文ID25を送信しないし格納することもできる。又、売買個数や有効期限情報を格納することもできる。
ここで、〔例1〕では、CショップによるA市場での注文情報24に対し、Eメーカー(注文者ID23の対応情報)がDパソコン(商品ID23の対応情報)につき18万円(指値21の対応情報)なら売り(売買種別22の対応情報)という注文情報24を送信することができ、CショップによるB市場での注文情報24に対し、F消費者がDパソコンにつき19万円なら買いという注文情報24を送信することができる。
又、〔例2〕では、K市場の注文情報24に対してUトレーダーがQ銘柄千株9千9百ドルなら買いとの注文情報24を送信することができ、L市場の注文情報24に対してV為替業者が1ドル118円なら1万ドル分の円を売れる旨の注文情報24を送信することができ、M市場の注文情報24に対してWトレーダーがR銘柄株式千株が121万円なら売るという注文情報24を送信することができる。
更に、〔例3〕では、米国においてδ消費者がβバッグにつき99ドルなら買いとの注文情報24を送信することができ、日本においてεショップがγカメラにつき1万3千円なら売りとの注文情報24を送信することができる。
一方、関連付け設定受付(ステップ36)では、既に受け付けられている複数の注文情報25であって、自身の注文者ID23に属するもの同士の選択を促すような情報が端末T1等に与えられる。そして、端末T1等において、かような注文情報24同士の選択がなされ、これらについて関連付けの設定をして良い旨の入力(例えば関連付け設定ボタンの押下)があると、これらの注文情報24に係る注文ID25の群が送信され、これを受信した注文処理システム1は、この注文ID25の群を関連情報として関連情報格納部12に格納する(ステップ38、関連情報格納ステップ)。これにより、任意の複数の注文情報25に係る関連付けの設定がなされる。
ここで、〔例1〕では、Cショップに係るA市場での注文情報24とB市場でのそれとの関連付けを設定することができ、以下ではその設定をしたものとする。又、〔例2〕でも、Pトレーダーに係る3つの注文情報24について互いに関連付けを設定することができ、以下その設定をしたものとする。更に、〔例3〕でも、α消費者に係る2つの注文情報24について互いに関連付けを設定することができ、以下その設定をしたものとする。
他方、注文・関連付け設定の取消受付(ステップ40)では、注文処理システム1は、認証された注文者ID23に属する、任意の注文情報24の変更又は取消を指令する情報や、任意の関連付けの設定の変更又は取消を指令する情報を、注文受付の場合と同様に端末から受け付け、これらの指令情報を正規に受信すると、その指令通りの処理(注文情報25の変更・消去や関連情報26中の注文ID25の追加・消去等)を行い、その処理が完了した旨を端末に通信して表示させる(ステップ42)。なお、指値21あるいは売買個数の変更が頻繁になされ得ることに鑑み、これらの変更を容易にするため、その専用入力画面を設けたり、変更に係る注文情報24を選択させる選択画面を表示させたりすることができる。
[1−2−3.仮成立]
注文処理システム1は、受付処理28を随時行いながら、注文情報処理29をも行う。図4に示す注文情報処理29において、注文処理システム1は、注文情報格納部10における各注文情報24について、原則として格納された時刻順に、仮成立しているか否かを判定していく(ステップ50、仮成立判定ステップ)。ここで、仮成立の判定とは、注文情報24及び/又はその群の本成立(完全な成立)の判定に供するため、予め個々の注文情報24について一応の成立があるかどうかの判定をいい、仮成立とは、個々の注文情報24について一応の成立があったことをいう。なお、ステップ50を実行する制御部8が、仮成立判定手段を構成する。又、仮成立の原則的な判定順は、市場順、商品ID20の種別順、売買種別22順、注文者ID23順、又はこれらの任意の組合せ順等の所定の条件順とすることもできる。
仮成立の判定において、注文処理システム1は、順番が到来して現在処理対象となっている注文情報24(注目注文情報)の商品ID20、売買種別22及び注文者ID23を注文情報格納部10から読み出すと共に、この商品ID20と同一の商品ID20を有し、かつこの売買種別22と異なる売買種別22(売りに対して買い、買いに対して売り)を有し、かつこの注文者ID23と異なる注文者ID23を有する他の注文情報24(相手注文情報)が注文情報格納部10に存在するかどうか検索する。なお、この点は、この注文情報24に対し、商品ID20が一致し売買種別22及び注文者ID23が相違する他の注文情報である相手注文情報が存在するか否か判定する、と言い換えることができる。又、相手注文情報に関し、商品ID20及び売買種別22の代わりに注目注文情報の注文ID25を保有することとした場合は、このような注文ID25を保有する注文情報24が存在するかどうか検索することになる。
そして、注文処理システム1は、相手注文情報が検索されなければ(ステップ50のN)、ステップ52(順次判定指令ステップ)に進む。ステップ52において、注文処理システム1は、原則的な順序における次の注文情報24について仮成立の判定をするように指示する指令を発しつつ、ステップ50の仮成立判定に戻るように処理する。なお、次の注文情報24が既に本成立している場合、その次の注文情報24について仮成立の判定をする指令を発することができる。又、ステップ52を実行する制御部8が、順次判定指令手段を構成する。
例えば、〔例1〕において、A市場でのCショップの注文情報24が注目注文情報となると、同じ商品ID20を有しかつ違う売買種別22及び注文者ID23を有するEメーカーの注文情報24が相手注文情報として検索され、これらの指値21の比較で(Cショップの買いの)17万円<(Eメーカーの)18万円となるため、次の注文情報24の処理に移ることとなる。同様に、B市場でのCショップの注文情報24が注目注文情報となると、F消費者の注文情報24が相手注文情報として検索され、これらの指値21の比較で(Cショップの売りの)20万円>(F消費者の)19万円となるため、次の注文情報24の処理に移ることとなる。
又、〔例2〕において、K市場でのPトレーダーの売りの注文情報24に対してUトレーダーに係る相手注文情報が検索され、1万ドル>9千9百ドルなので次の注文情報24の処理に移り、L市場でのPトレーダーのドル売りの注文情報24に対してV為替業者の相手注文情報が検索され、1ドル120円>118円なので次の注文情報24の処理に移り、M市場でのPトレーダーの買いの注文情報24に対してWトレーダーに係る相手注文情報が検索され、120万円<121万円なので次の注文情報24の処理に移る。
更に、〔例3〕において、米国でのα消費者の売りの注文情報24に対してδ消費者に係る相手注文情報が検索され、100ドル>99ドルなので次の注文情報24の処理に移り、α消費者の日本市場での買いの注文情報24に対してεショップに係る相手注文情報が検索され、買値の100ドルと売値の1万3千円の比較となる。ここで、注文処理システム1の制御部8は、ドルと円に関する為替レートを、外部コンピュータ(図示せず)から通信ネットワークNないしインターフェイス2を介して自動取得して格納手段4に逐次保存しており、この買値と売値の比較の時点において、保存されている為替レート(1ドル120円とする)を参照する。そして、注文処理システム1は、買値100ドルにつき為替レートを適用して1万2千円と換算し、1万2千円(100ドル)<1万3千円なので次の注文情報24の処理に移る。なお、売値に対して為替レートを適用しても良い。
一方、注文処理システム1は、相手注文情報が検索されれば、更に、注目注文情報の指値21と相手注文情報の指値21とを参照し、次の関係を有するかどうか判断する。なお、この点は、この注文情報24の売買種別22が売りを示していて、相手注文情報の指値21がこの注文情報24の指値21以上であるか、若しくはこの注文情報24の売買種別22が買いを示していて、相手注文情報の指値21がこの注文情報24の指値21以下である、と言い換えることができる。
注目注文情報の売買種別22が売り(あるいは相手注文情報の売買種別22が買い)の場合:注目注文情報の指値21≦相手注文情報の指値21
注目注文情報の売買種別22が買い(あるいは相手注文情報の売買種別22が売り)の場合:注目注文情報の指値21≧相手注文情報の指値21
注文処理システム1は、この関係が満たされないと判断した場合には(ステップ50のN)、前記ステップ52に進む。一方、この関係が満たされると判断した場合には(ステップ50のY)、注目注文情報及び相手注文情報について仮成立を設定する(ステップ54)。なお、ステップ52を実行する制御部8が、仮成立設定手段を構成する。又、仮成立設定手段の判定ごとに、その判定を他の判定と識別するための判定ID(判定識別情報)を付与することができる。
例えば、〔例1〕で、A市場でCショップが買いの指値21を18万円に変更した場合において、このCショップの注文情報25が注目注文情報となると、相手注文情報であるEメーカーの指値21と一致し、Dパソコンに関するCショップとEメーカーの注文情報24につき仮成立が設定される。
又、〔例2〕において、K市場でUトレーダーが指値21を1万ドルに変更し、これに対応するPトレーダーの注文情報25が注目注文情報となると、PトレーダーとUトレーダーの注文情報24につき仮成立が設定される。なお、更にL市場でV為替業者が1ドル120円で良いと変更すると、PトレーダーとV為替業者の注文情報24につき仮成立が設定可能となる。又、指値21について、上記と逆の注文者が変更により歩み寄ることができるし、双方の注文者から歩み寄ることもできる。更に、注文情報24の初回送信時に、他の注文情報24の指値21以上の指値21を有するものであって、相手注文情報となり得るものを、いきなり送信することもできる。
更に、〔例3〕において、δ消費者が指値21を100ドルに変更し、これに対応するα消費者の注文情報25が注目注文情報となると、α消費者とδ消費者の注文情報24につき仮成立が設定される。
[1−2−4.関連注文]
続いて、注文処理システム1は、ステップ54で仮成立の設定された注目注文情報ないし相手注文情報(仮成立注文情報)に関し、関連注文が存在するか否かを判定する(ステップ56、次関連注文情報判定指令ステップ)。ここで、関連注文とは、関連付けの設定された他の注文情報24に係る注文の全体又はそのうちの1つをいい、関連情報格納部12における関連情報26に仮成立注文情報の注文ID25が属する場合の、その関連情報26内の他の注文ID25に係る注文に対応する。
即ち、注文処理システム1は、仮成立注文情報の注文ID25が関連情報格納部12に存在するか否かを判断し、注目注文情報及び相手注文情報の双方において存在しなければ(ステップ56でN)、その注文ID25に係る仮成立注文情報は関連注文の存在しない単独の注文であるので、すぐに注目注文情報及び相手注文情報について本成立を設定する(ステップ58、単独注文本成立設定ステップ)。なお、ステップ56を実行する制御部8が、次関連注文情報判定指令手段を構成し、ステップ58を実行する制御部8が、単独注文本成立設定手段を構成する。又、単独注文については、受付をせず、あるいは処理しないようにすることもできる。
一方、注文処理システム1は、仮成立注文情報の注文ID25が関連情報格納部12に存在すると、ステップ60(次関連注文情報判定指令ステップ)を実行し、その注文ID25の属する関連情報26(注目関連情報)における格納時刻順での次の注文ID25が存在するかどうかを判定する。なお、ここでの次の注文ID25に対応する注文情報24を次関連注文情報と呼ぶこととし、注目関連情報に次の注文ID25が存在するのであれば、次関連注文情報も当然存在する。又、注目関連情報における次の注文ID25を決める順序として、注目注文情報に係る関連注文を先にしたり、あるいは相手注文情報に係る関連注文を先にしたり、又は市場順、商品ID20の種別順、売買種別22順、注文者ID23順、若しくはこれらの任意の組合せ順とすることができる。更に、ステップ60を実行する制御部8が、次関連注文情報判定指令手段を構成する。
そして、注文処理システム1は、注目関連情報において次の注文ID25が存在すると判定すると(ステップ60でY)、この注文ID25に係る注文情報24(次関連注文情報)について仮成立の判定の対象とするよう指示する指令を発しつつ、ステップ50の仮成立判定に戻るように処理する(ステップ62、次関連注文情報判定指令ステップ)。なお、このようにステップ50の仮成立判定を重ねて利用することについては、ステップ50(仮成立判定)につき、仮成立注文情報と関連注文情報とについて入れ子で処理しているとみることもできる。又、ステップ62を実行する制御部8が、次関連注文情報判定指令手段を構成する。
例えば、〔例1〕において、A市場での仮成立注文情報であるCショップの注目注文情報とEメーカーの相手注文情報に関し、注目注文情報にあってはその注文ID25を有する関連情報26が存在し、次関連注文情報としてB市場でのCショップの注文情報24の存在が確認され、この次関連注文情報を対象とする仮成立判定が指示される。なお、この次関連注文情報に係る仮成立判定では、仮成立しないと判定され(ステップ50でN)、結局本成立することなく、原則的な順序における次の注文情報24に係る仮成立判定に移る(ステップ52)。
又、〔例2〕において、K市場での仮成立注文情報であるUトレーダーの注文情報24には次関連注文情報であるL市場での注文情報24が存在し(ステップ56でY、ステップ60でY)、これについて仮成立判定(ステップ62,50)をするとL市場におけるUトレーダーの注文情報24も仮成立しており(ステップ50でY、ステップ54)、この仮成立注文情報には更なる次関連注文情報であるM市場での注文情報24が存在するが(ステップ56でY、ステップ60でY)、この注文情報については仮成立しないので(ステップ62、ステップ50でN)、結局全て本成立することなく、原則的な順序における次の注文情報24に係る仮成立判定に移る(ステップ52)。
更に、〔例3〕において、α消費者の注目注文情報とδ消費者の相手注文情報に関し、注目注文情報にあってはその注文ID25を有する関連情報26が存在し、次関連注文情報として日本市場でのγカメラの注文情報24の存在が確認され、この次関連注文情報を対象とする仮成立判定が指示される。なお、この次関連注文情報に係る仮成立判定では、仮成立しないと判定され(ステップ50でN)、結局本成立することなく、原則的な順序における次の注文情報24に係る仮成立判定に移る(ステップ52)。
[1−2−5.関連注文情報群の本成立]
一方、注文処理システム1は、注目関連情報において次の注文ID25が存在しないと判定すると(ステップ60でN)、注目関連情報に属する全ての注文情報(注目注文情報群及び相手注文情報群、関連注文情報群)について本成立の設定をする(ステップ64、関連注文情報群本成立設定ステップ)。注目関連情報において次の注文ID25が不存在であれば、関連付けの設定された注文情報24の全てが仮成立したことになるので、このように関連注文が全て仮成立した場合に初めて全てが一挙に本成立することになる。なお、ステップ64を実行する制御部8が、関連注文情報群本成立設定手段を構成する。
例えば、〔例1〕において、更にB市場でF消費者がDパソコンの買いの指値21をCショップの売りの指値21と同じ20万円に変更すると、A市場での仮成立注文情報に係る次関連注文情報としてのB市場でのCショップの注文情報24がF消費者の注文情報24を相手注文情報として仮成立することになり(ステップ50,54)、この仮成立注文情報については次関連注文情報が存在しないので(ステップ56でY、ステップ60でN)、A市場でのCショップとEメーカーの注目注文情報と、B市場でのCショップとF消費者の関連注文情報とを、一度に本成立設定する(ステップ64)。
又、〔例2〕において、更にM市場でWトレーダーが120万円で良いと変更すると、次関連注文情報の次関連注文情報であるPトレーダーとWトレーダーの注文情報24についても仮成立していると判定され(ステップ50,52)、そしてこの仮成立注文情報については次関連注文情報がもはや存在しないので(ステップ56でY、ステップ60でN)、注目関連情報中に仮成立判定されていないものはなく、かつ注目関連情報中の注文ID25に係る注文情報24は全て仮成立していることになり、これら全ての注文情報24について本成立の設定が行われる(ステップ64)。
加えて、〔例3〕において、更に日本市場でεショップがγカメラにつき1万2千円で売りと変更すると、次関連注文情報であるα消費者とεショップの注文情報24につき仮成立が設定され、その判定がなされる(ステップ50,52)。この仮成立注文情報については次関連注文情報がもはや存在しないので(ステップ56でY、ステップ60でN)、α消費者及びδ消費者のβバッグに関する注文情報24と、日本市場でのεショップとα消費者の関連注文情報とを、一度に本成立設定する(ステップ64)。なお、γカメラにつき1万3千円の売値が変更されなくとも、格納手段4において為替レートが1ドル130円に更新されていた場合には、100ドルが1万3千円と換算されるから、この場合にもα消費者とεショップの注文情報24につき仮成立が設定されることになる。又、為替レートが1ドル125円となると共に、γカメラの売値が1万2千5百円と変更されるといったように、為替レートと売値の双方がα消費者にとって有利となる場合にも仮成立が設定されるし、更にα消費者が歩み寄ることもできる。加えて、為替レートを買値ではなく売値の方に適用し、円をドルに換算して比較することもできる。
[1−2−6.本成立時の処理]
そして、注文処理システム1は、単独注文情報にせよ注文情報群にせよ本成立が設定された場合には(ステップ58,64)、その注文情報24について全て格納手段4における別の部分へ移動し(ステップ66)、本成立した注文情報24に係る通知や決済等の処理に供すると共に、本成立した注文情報24を注文処理の対象から外す。又、原則的順序における次の注文情報24の仮成立判定の指令をする(ステップ66,50)。なお、原則的順序において、全ての注文情報24につき仮成立判定が終了した場合には、最初の注文情報24から再度処理を行うことができる。
又、注文処理システム1は、注文情報24に本成立が設定された場合には、その注文者ID23に対応する端末T1等に対し、その注文ID25、商品ID20、指値21、売買種別22の内の少なくとも1つを送信し、端末T1等において送信した情報ないし対応する情報を表示させるようにする(本成立通知ステップ)。端末T1等においてこのような情報を見た注文者は、注文情報に対して本成立が設定されたことを認識することができるので、注文処理システム1が送信した情報は、本成立が設定された旨の通知に相当し、従ってこのような情報の送信を指令する制御部8が、本成立通知手段を構成する。
[1−3.効果]
第1形態に係る注文処理システム1は、コンピュータにより構成されており、任意の端末T1等から通信ネットワークNを介して受信した、売買の対象となる商品に関する商品ID20、その商品の指値に関する指値21、売りか買いかの種別に関する売買種別22、及び売買の主体を識別する注文者ID23を含む注文情報24を、他の注文情報24と識別するための注文ID25と共にそれぞれ順次格納する注文情報格納部10と、任意の端末T1等から通信ネットワークNを介して受信した、同一の注文者ID23に属する任意の複数の注文情報24に関する関連付けの設定に基づいて、対応する各注文ID25を順にまとめて関連情報26として格納する関連情報格納部12と、注文情報格納部10における注文情報24について、「この注文情報24に対し、商品ID20が一致し売買種別22及び注文者ID23が相違する他の注文情報24である相手注文情報が存在し、かつ、この注文情報24の売買種別22が売りを示していて相手注文情報の指値21がこの注文情報24の指値21以上であるか若しくはこの注文情報24の売買種別22が買いを示していて相手注文情報の指値21がこの注文情報24の指値21以下である」という条件を満たすか否か判定する仮成立判定手段と、仮成立判定手段において注文情報24が条件を満たさないと判定された場合に、注文情報格納部10における次の注文情報24について判定するよう仮成立判定手段に指令する順次判定指令手段と、仮成立判定手段において注文情報24が条件を満たすと判定された場合に、その注文情報24及び相手注文情報につき仮成立を設定する仮成立設定手段と、仮成立設定手段において注文情報24及び相手注文情報につき仮成立が設定された場合に、関連情報格納部12においてその注文情報24及び/又は相手注文情報に係る注文ID25を含む関連情報26が存在するか否かを判定する関連情報存否判定手段と、関連情報存否判定手段において注文情報24及び/又は相手注文情報に係る関連情報26が存在すると判定された場合に、この関連情報26に属する次の注文情報24である次関連注文情報が存在するか否かを判定する次関連注文情報存否判定手段と、次関連注文情報存否判定手段において次関連注文情報が存在すると判定された場合に、その次関連注文情報について判定するよう仮成立判定手段に指令する次関連注文情報判定指令手段と、次関連注文情報存否判定手段において次関連注文情報が存在しないと判定された場合に、関連情報26中の全ての注文ID25に係る注文情報群及び対応する相手注文情報群について本成立を設定する関連注文情報群本成立設定手段とを備えたので、関連付けの設定された注文情報24の全てについて仮成立が設定された場合に、初めてこれら注文情報24の全てについて一挙に本成立を設定する処理を実現することができ、しかも、関連情報26を参照した仮成立の判定処理の繰り返しという合理的な処理によって、当該処理を実現することができる。
例えば、〔例1〕で、Cショップは、A市場において、Eメーカーから所望の18万円でDパソコンを買うことができ、かつ、B市場において、F消費者に対し所望の20万円でDパソコンを売ることができる場合に、初めてA市場及びB市場における注文について本成立の設定を受けることができ、いずれか一方の市場での注文に仮成立が設定されても本成立の設定がされることがない。よって、中間業者(Cショップ)は、買い手(F消費者)が現れなければ商品(Dパソコン)を仕入れ先(Eメーカー)から買う必要がなく、無駄な在庫を抱える必要がなくなるし、買い手が現れた途端、その買い手との注文はもちろん、仕入れ先との注文についても自動的に本成立の設定を受けることができ、中間業者にとってリスクが少なく利益等の調整も柔軟に行えるというメリットがあり、又仕入れ先や買い手にとってもできるだけ自らの利益が得られるような注文(なるべく高く売りあるいは安く買う等)が実現され易いというメリットのある画期的な注文処理を提供することができる。更に、仕入れ先や買い手も関連付けの設定された他の注文情報を発することができ、例えばF消費者が手持ちの別の商品が高く売れたときにDパソコンを買う旨の注文情報を発することができ、F消費者等の注文者のニーズに的確に合致する注文の処理を提供することができる。
又、〔例2〕でも、〔例1〕と同様、Pトレーダーは、K市場におけるQ銘柄株式千株の1万ドルでの売りと、L市場における1ドル120円での注文と、M市場におけるR銘柄株式千株の120万円での買いとが全て仮成立して初めて、これら全てに本成立が設定されるので、Pトレーダーは、Q銘柄株式が所望の指値で売れないリスクや為替リスクを抱えることなく、Q銘柄株式千株を手放してR銘柄株式千株を自動的に手に入れることが可能であるという、画期的な注文処理の提供を受けることができる。
更に、〔例3〕でも、〔例1〕や〔例2〕と同様、α消費者は、米国におけるβバッグの100ドルでの売りと、日本市場におけるγカメラの100ドル相当での買いとが全て仮成立した場合に本成立が設定されるので、α消費者は、βバッグを手放しつつγカメラを手に入れることが自動的にできることとなる。又、〔例3〕では、為替レートが自動的に適用されるので、自ら指定した通貨における仮成立あるいは本成立を確認しさえすれば良く、為替レートを常に気に留める必要がなく、多国間(通貨の異なる市場間)での取引に煩わしさがなく、取引が極めて円滑に進む。
又更に、注文処理システム1は、関連情報存否判定手段において注文情報24に係る関連情報26が存在しないと判定された場合に、その注文情報24及び相手注文情報について本成立を設定する単独注文本成立設定手段を備えているので、関連注文を処理しながら単独注文の処理をも行うことができる。
加えて、注文処理システム1は、本成立が設定された注文情報24及び相手注文情報の注文者ID23に対応する端末T1等に対し、本成立が設定された旨の通知を発信する本成立通知手段を備えたので、本成立の設定された注文情報24を送信した注文者に対し、自動で迅速に本成立の設定された旨を知らせることができる。
そして、注文処理システム1により実行される注文処理方法においても、上記注文処理システム1の奏する効果と同様の効果を奏するものである。
[2.第2形態]
[2−1.外的構成]
第2形態に係る注文処理システム101の外的構成は、図5に示すように、格納手段の内部を除き、第1形態のものと同様である。なお、以下、第1形態と同様の部分には、第1形態と同じ符号を用いる。
注文処理システム101の格納手段104には、注文情報格納部10及び関連情報格納部12の他、グループ情報格納手段としてのグループ情報格納部114が設けられる。グループ情報格納部114には、関連付けの設定されない範囲内あるいは同一の関連情報26の範囲内における同一の注文者ID23に属する、互いにグループ化の設定がなされた注文情報24に対応する注文ID25の組合せであるグループ情報116が、順次格納される。なお、格納手段104には、後述のグループ情報116に係る処理等が付加される以外は第1形態の注文処理プログラム6と同様に成る注文処理プログラム106が格納されている。
[2−2.注文処理ないし内的構成]
[2−2−1.注文処理の概要]
注文処理システム101の注文処理ないし内的構成は、次に示すもの以外、第1形態と同様である。即ち、図6に示す第2形態の受付処理128にあっては、新たにグループ化設定受付(ステップ137)に係るメニューやグループ化設定処理(ステップ139)が付加され、注文・関連付けの変更・取消が注文・関連付け・グループの変更・取消となる(ステップ140,142)他は、第1形態のものと同様である。又、図7に示す第2形態の注文情報処理129にあっては、ステップ50,52間に数ステップの追加がある他は、第1形態のものと同様である。なお、注文処理システム101は、注文処理において、受付処理128と注文情報処理129とを併行処理する。
[2−2−2.グループ情報の格納等]
注文処理システム101は、受付処理128(図6)において、認証された端末T1等に対し、グループ化の設定の受付に係るメニューの表示に関する情報を送信すると共に、このメニューが選択された場合には、端末T1等に対応する注文者ID23に属する注文情報24(商品ID20に対応する商品情報、指値21、若しくは売買種別22、又はこれらの組合せ等)を表示し、関連付けの設定されない範囲内あるいは同一の関連付けの設定範囲内(同一の関連情報26の範囲内)における任意の複数の注文情報24の選択を促す(ステップ137)。
端末T1等は、このような複数の注文情報24の選択がなされ、更にこれらにつきグループ化の設定をする旨の入力がなされると、それら注文情報24若しくはその対応情報を注文処理システム101に対して発信し、これを受信した注文処理システム101は、これに対応する注文ID25の群をまとめてグループ情報116としてグループ情報格納部114に格納する(ステップ139、グループ情報格納ステップ)。これにより、任意の複数の注文情報25に係るグループ化の設定がなされる。
例えば、G個人は、Hバイクの10万円での売りという注文情報24と、Iギターの8万円での売りという注文情報24を送信し、更にこれらについてグループ化の設定をする旨を送信することができ、注文処理システム101は、この旨受信すると、これら注文情報24に係る注文ID25を、グループ情報116としてグループ情報格納部114に格納する。なお、以下この例を〔例4〕という。
又、端末T1等は、グループ化の変更や取消に係る入力ないしこれを送信して良い旨の入力があった場合、グループ化の変更あるいは取消に係る情報を送信し(ステップ140)、これを受信した注文処理システム101は、その情報の通りにグループ情報116を変更しあるいは削除する(ステップ142)。
[2−2−3.グループ注文処理]
一方、注文処理システム101は、注文情報処理129(図7)において、仮成立の判定で成立しないとした後(ステップ50でN)、直ちに原則的順序での判定指令(ステップ52)をするのではなく、グループ化された注文情報24(グループ注文)に関する処理(グループ注文処理)を行い、その結果に応じてステップ52又はステップ54(仮成立設定)に移行するようにする。
即ち、注文処理システム101は、注目注文情報において仮成立が成立しないとしても(ステップ50でN)、更に、注目注文情報の注文ID25がグループ情報格納部114に存在するか否か(注目注文情報がグループ注文か否か)を判定する(ステップ150、グループ情報存否判定ステップ)。なお、ステップ150を実行する制御部8が、グループ情報存否判定手段を構成する。
注文処理システム101は、注目注文情報の注文ID25がグループ情報格納部114に存在せず、注目注文情報がグループ化されていない場合には(ステップ150でN)、仮成立判定手段に対し、原則的順序での次の判定を指令する(ステップ52、グループ不存在時順次判定指令ステップ)。なお、ステップ150でNとなった後でステップ52を実行する制御部8が、グループ不存在時順次判定指令手段を構成する。
一方、注文処理システム101は、注目注文情報の注文ID25がグループ情報格納部114に存在し、注目注文情報がグループ注文である場合には(ステップ150でY)、その注文ID25の存在するグループ情報116に属する他の注文ID25に係る注文情報24について、仮成立するか否か順次判定する(ステップ151、グループ仮成立判定ステップ)。なお、ステップ151を実行する制御部8が、グループ仮成立判定手段を構成する。
即ち、注文処理システム101は、ステップ151において、グループ情報116における次の注文ID25に係る注文情報24につき、ステップ50と同様の仮成立判定をする。注文処理システム101は、仮成立しないと判定すると、グループ情報116における次の注文ID25が存在するか否かをチェックし、存在しなければ(ステップ151でN)、グループ情報116に係る注文情報24のいずれもが仮成立しないこととなり、ステップ52に移行し、原則的順序での次の判定を指令する(ステップ52、グループ不成立時順次判定指令ステップ)。なお、ステップ151でNとなった後でステップ52を実行する制御部8が、グループ不成立時順次判定指令手段を構成する。
一方、注文処理システム101は、グループ化された他の注文情報24につき仮成立しないとしても、更にその次の注文ID25が存在すれば、これに対応する注文情報24について、同様に仮成立の判定をしていく。なお、グループ化された注文情報24の判定順につき、市場順、商品ID20の種別順、売買種別22順、注文者ID23順、あるいは端末T1等から受信した注文者の設定に係る優先順位順、又はこれらの任意の組合せ順等の所定の条件順とすることもできる。又、ステップ150及び/又はステップ151の判定においても、それぞれ判定IDを付することができる。
他方、注文処理システム101は、グループ情報116に属する他の注文情報24につき仮成立すると判定すると(ステップ151でY)、この注文情報24について仮成立の設定をし、更に関連注文に関する処理をなすべく、ステップ54に移行する。これにより、互いにグループ化された注文情報24の群のうちいずれかが仮成立する場合には、たとえ他が仮成立しなくとも、関連注文処理を続行することとなる。
即ち、注文処理システム101は、ステップ54(仮成立設定ステップ)あるいは仮成立設定手段において、グループに係る注文情報24が条件を満たす場合にも、その注文情報24及び相手注文情報につき仮成立を設定する。又、注文処理システム101は、この仮成立の設定をした際には、ステップ56(関連情報存否判定ステップ)あるいは関連情報存否判定手段において、このグループに係る注文情報24を除いて次の関連注文情報が存在するか否かを判断する。
そして、注文処理システム101は、1つのグループに係る注文情報24の群しかなく他に関連注文情報がない場合には、仮成立した注文情報24につき本成立の設定をする一方(ステップ56,58)、更に関連注文が存在し、かつ全て成立する場合には、グループ化された注文情報24中の仮成立したものと関連注文とにつき、同時に本成立の設定をすることとなる(ステップ56,60,64)。
例えば、〔例4〕で、Hバイク及びIギターの双方の注文情報24に対して仮成立していない場合、注文処理システム101は、Hバイクの注文情報24で仮成立しないと判定しても、この注文情報24がグループ化されていることを確認し(ステップ150)、グループ化の相手であるIギターの注文情報24についての仮成立判定を行う(ステップ151)。しかし、Iギターの注文情報24も仮成立しないので、注文処理システム101は、原則的順序における判定を行う(ステップ52)。
又、〔例4〕で、Hバイクの注文情報24に対し条件を満たす相手注文情報が登場して仮成立する場合、注文処理システム101は、ステップ50,54,56と実行し、この注文情報24について仮成立を設定すると共に、関連注文の処理を行う。関連注文の処理において、注文処理システム101は、この注文情報24と同じグループ情報116に係るIギターの注文情報24を次関連注文情報とせず、関連注文の存在判定(ステップ56)においてIギターの注文情報24をスキップする。
一方、〔例4〕で、Hバイクの注文情報24は仮成立しないがIギターの注文情報24が仮成立する場合、注文処理システム101は、Hバイクの注文情報24で仮成立しないと判断するものの(ステップ50でN)、グループ注文であることを判断し(ステップ150でY)、グループ内における次の注文であるIギターの注文情報24について仮成立判定をする。そして、注文処理システム101は、仮成立していると判定するので(ステップ151でY)、Hバイクの注文情報24で仮成立しないにもかかわらず、同一グループのIギターの注文情報24で仮成立を設定し(ステップ54)、しかも関連注文の処理(ステップ56以下)をも実行することとなる。
なお、グループ化は、関連付けの設定されない範囲内あるいは同一の関連付けの設定範囲内において設定されるので、同じグループに属する、ある注文情報の関連付けと、別の注文の関連付けとが相違する事態は生じず、関連注文の処理が枝分かれし、どちらの処理を進めるべきか不明となる事態が生じることが防止される。又、グループ化された注文情報24を含めて本成立が設定された場合(ステップ66)、注文処理システム101は、グループ情報116に係る注文情報24を全て移動し、あるいはグループ情報116に係る仮成立しなかった注文情報24を消去して、グループ中の仮成立しなかった注文情報24が仮成立の処理対象として残存しないようにすることができる。
更に、関連注文中に複数のグループ化された注文が存在しても、注文処理システム101は各グループの処理を同様に行うので、あるグループ中の全ての注文で仮成立しない場合に関連注文は本成立しないし、各グループにおいていずれかの注文が順次仮成立(すると共に関連注文も順次に仮成立)すれば、仮成立した注文について本成立の設定がなされることとなる。
[2−3.効果]
第2形態に係る注文処理システム101は、第1形態に係る注文処理システム1に対し、更に、任意の端末T1等から通信ネットワークNを介して受信した、関連付けの設定されない範囲内あるいは同一の関連付けの設定範囲内における同一の注文者ID23に属する任意の複数の注文情報24に対するグループ化の設定に基づいて、対応する各注文ID25をまとめてグループ情報116として格納するグループ情報格納部114を備えると共に、順次判定指令手段に代えて、仮成立判定手段において注文情報24が条件を満たさないと判定された場合に、グループ情報格納部114においてその注文情報24に係る注文ID25を含むグループ情報116が存在するか否かを判定するグループ情報存否判定手段と、グループ情報存否判定手段において注文情報24に係るグループ情報116が存在しないと判定された場合に、注文情報格納部10における次の注文情報24について判定するよう仮成立判定手段に指令するグループ不存在時順次判定指令手段と、グループ情報存否判定手段において注文情報24に係るグループ情報116が存在すると判定された場合に、このグループ情報116に属する他の注文ID25に係る注文情報24について、「この注文情報24に対し、商品ID20が一致し売買種別22及び注文者ID23が相違する他の注文情報24である相手注文情報が存在し、かつ、この注文情報24の売買種別22が売りを示していて相手注文情報の指値21がこの注文情報24の指値21以上であるか若しくはこの注文情報24の売買種別22が買いを示していて相手注文情報の指値21がこの注文情報24の指値21以下である」という条件を満たすか否か順次判定するグループ仮成立判定手段と、グループ仮成立判定手段においてグループ情報116に属する注文ID25に係る注文情報24のいずれも条件を満たさないと判定された場合に、注文情報格納部10における次の注文情報24について判定するよう仮成立判定手段に指令するグループ不成立時順次判定指令手段とを備えており、仮成立設定手段は、グループ仮成立判定手段においてグループ情報116に属する注文ID25に係る注文情報24が条件を満たすと判定された場合にも、その注文情報24及び相手注文情報につき仮成立を設定し、関連情報存否判定手段は、仮成立設定手段においてグループ情報116に属する注文ID25に係る注文情報24及び相手注文情報につき仮成立が設定された場合に、関連情報格納部12においてその注文情報24及び/又は相手注文情報に係る注文ID25であってこのグループ情報116に属さないものを含む関連情報26が存在するか否かを判定するので、関連付けの設定された注文情報24の全てについて仮成立が設定された場合にこれら注文情報24の全てについて一挙に本成立を設定するという画期的な処理を実現しながら、更に、グループ化の設定された注文情報24のいずれかについて仮成立が設定されれば、グループ化の設定されていない注文情報24との関係では仮成立とみなす処理を組み合わせることができ、より一層的確に注文者のニーズに沿った注文情報24の自動処理を提供することができる。
例えば、〔例4〕で、G個人が更にJカメラの8万円での買いに係る注文情報24を送信しており、この注文情報24と、HバイクないしIギターの注文情報24とにつき関連付けの設定を送信していた場合、G個人は、HバイクかIギターのいずれかが売却でき、かつJカメラが8万円で買える状況が整い次第、直ちにこれらの注文情報24につき本成立の設定を受けることができ、G個人の高度な要望に応じることができるし、G個人は指値21等の修正のない限り端末T1等を操作する必要がなく、このように高度な要望が満たされる処理を手間なく簡単に受けることができる。
そして、注文処理システム101により実行される注文処理方法においても、上記注文処理システム101の奏する効果と同様の効果を奏するものである。
本発明は、単独の市場、そして複数の市場間における、指値を有するあらゆる商品(役務の提供を含む)に関する注文を自動的に処理するサービスの提供の用に供したり、ないしはこのサービスの提供者に対する製造販売ないし使用の用に供したりする等、産業上広く利用することができる。
本発明の第1形態に係る注文処理システムないしその周辺のブロック図である。 図1の注文処理システムにより実行される注文処理のフローチャートである。 図2の受付処理のフローチャートである。 図2の注文情報処理のフローチャートである。 本発明の第2形態に係る注文処理システムないしその周辺のブロック図である。 図5の注文処理システムにより実行される受付処理のフローチャートである。 図5の注文処理システムにより実行される注文情報処理のフローチャートである。
符号の説明
1,101 注文処理システム
10 注文情報格納部(注文情報格納手段)
12 関連情報格納部(関連情報格納手段)
20 商品ID(商品識別情報)
21 指値(指値情報)
22 売買種別(売買種別情報)
23 注文者ID(主体識別情報)
24 注文情報
25 注文ID(注文識別情報)
26 関連情報
114 グループ情報格納部(グループ情報格納手段)
116 グループ情報
N 通信ネットワーク
T1,T2 端末

Claims (8)

  1. コンピュータにより構成される注文処理システムであって、
    任意の端末から通信ネットワークを介して受信した、売買の対象となる商品に関する商品識別情報、その商品の指値に関する指値情報、売りか買いかの種別に関する売買種別情報、及び売買の主体を識別する主体識別情報を含む注文情報を、他の注文情報と識別するための注文識別情報と共にそれぞれ順次格納する注文情報格納手段と、
    任意の端末から通信ネットワークを介して受信した、同一の主体識別情報に属する任意の複数の注文情報に関する関連付けの設定に基づいて、対応する各注文識別情報を順にまとめて関連情報として格納する関連情報格納手段と、
    注文情報格納手段における注文情報について、次の括弧内の条件を満たすか否か判定する仮成立判定手段と、
    「この注文情報に対し、商品識別情報が一致し売買種別情報及び主体識別情報が相違する他の注文情報である相手注文情報が存在し、かつ、この注文情報の売買種別情報が売りを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以上であるか若しくはこの注文情報の売買種別情報が買いを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以下である」
    仮成立判定手段において注文情報が条件を満たさないと判定された場合に、注文情報格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定手段に指令する順次判定指令手段と、
    仮成立判定手段において注文情報が条件を満たすと判定された場合に、その注文情報及び相手注文情報につき仮成立を設定する仮成立設定手段と、
    仮成立設定手段において注文情報及び相手注文情報につき仮成立が設定された場合に、関連情報格納手段においてその注文情報及び/又は相手注文情報に係る注文識別情報を含む関連情報が存在するか否かを判定する関連情報存否判定手段と、
    関連情報存否判定手段において注文情報及び/又は相手注文情報に係る関連情報が存在すると判定された場合に、この関連情報に属する次の注文情報である次関連注文情報が存在するか否かを判定する次関連注文情報存否判定手段と、
    次関連注文情報存否判定手段において次関連注文情報が存在すると判定された場合に、その次関連注文情報について判定するよう仮成立判定手段に指令する次関連注文情報判定指令手段と、
    次関連注文情報存否判定手段において次関連注文情報が存在しないと判定された場合に、関連情報中の全ての注文識別情報に係る注文情報群及び対応する相手注文情報群について本成立を設定する関連注文情報群本成立設定手段と
    を備えたことを特徴とする注文処理システム。
  2. 請求項1に記載の注文処理システムにあって、
    更に、任意の端末から通信ネットワークを介して受信した、関連付けの設定されない範囲内あるいは同一の関連付けの設定範囲内における同一の主体識別情報に属する任意の複数の注文情報に対するグループ化の設定に基づいて、対応する各注文識別情報をまとめてグループ情報として格納するグループ情報格納手段を備えると共に、
    順次判定指令手段に代えて、
    仮成立判定手段において注文情報が条件を満たさないと判定された場合に、グループ情報格納手段においてその注文情報に係る注文識別情報を含むグループ情報が存在するか否かを判定するグループ情報存否判定手段と、
    グループ情報存否判定手段において注文情報に係るグループ情報が存在しないと判定された場合に、注文情報格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定手段に指令するグループ不存在時順次判定指令手段と、
    グループ情報存否判定手段において注文情報に係るグループ情報が存在すると判定された場合に、このグループ情報に属する他の注文識別情報に係る注文情報について、次の括弧内の条件を満たすか否か順次判定するグループ仮成立判定手段と、
    「この注文情報に対し、商品識別情報が一致し売買種別情報及び主体識別情報が相違する他の注文情報である相手注文情報が存在し、かつ、この注文情報の売買種別情報が売りを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以上であるか若しくはこの注文情報の売買種別情報が買いを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以下である」
    グループ仮成立判定手段においてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報のいずれも条件を満たさないと判定された場合に、注文情報格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定手段に指令するグループ不成立時順次判定指令手段と
    を備えており、
    仮成立設定手段は、グループ仮成立判定手段においてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報が条件を満たすと判定された場合にも、その注文情報及び相手注文情報につき仮成立を設定し、
    関連情報存否判定手段は、仮成立設定手段においてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報及び相手注文情報につき仮成立が設定された場合に、関連情報格納手段においてその注文情報及び/又は相手注文情報に係る注文識別情報であってこのグループ情報に属さないものを含む関連情報が存在するか否かを判定する
    ことを特徴とする注文処理システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の注文処理システムにあって、
    更に、関連情報存否判定手段において注文情報に係る関連情報が存在しないと判定された場合に、その注文情報及び相手注文情報について本成立を設定する単独注文本成立設定手段を備えた
    ことを特徴とする注文処理システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の注文処理システムにあって、
    更に、本成立が設定された注文情報及び相手注文情報の主体識別情報に対応する端末に対し、本成立が設定された旨の通知を発信する本成立通知手段を備えた
    ことを特徴とする注文処理システム。
  5. 各種の情報を格納する格納手段を備えたコンピュータにより実行される注文処理方法であって、
    売買の対象となる商品に関する商品識別情報、その商品の指値に関する指値情報、売りか買いかの種別に関する売買種別情報、及び売買の主体を識別する主体識別情報を含む注文情報を、任意の端末から通信ネットワークを介して受信し、他の注文情報と識別するための注文識別情報と共にそれぞれ順次格納手段に格納する注文情報格納ステップと、
    同一の主体識別情報に属する任意の複数の注文情報に関する関連付けの設定を、任意の端末から通信ネットワークを介して受信し、この関連付けの設定に基づいて、対応する各注文識別情報を順にまとめて関連情報として格納手段に格納する関連情報格納ステップと、
    注文情報格納手段における注文情報について、次の括弧内の条件を満たすか否か判定する仮成立判定ステップと、
    「この注文情報に対し、商品識別情報が一致し売買種別情報及び主体識別情報が相違する他の注文情報である相手注文情報が格納手段に存在し、かつ、この注文情報の売買種別情報が売りを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以上であるか若しくはこの注文情報の売買種別情報が買いを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以下である」
    仮成立判定ステップにおいて注文情報が条件を満たさないと判定された場合に、格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定ステップに指令する順次判定指令ステップと、
    仮成立判定ステップにおいて注文情報が条件を満たすと判定された場合に、その注文情報及び相手注文情報につき仮成立を設定する仮成立設定ステップと、
    仮成立設定ステップにおいて注文情報及び相手注文情報につき仮成立が設定された場合に、その注文情報及び/又は相手注文情報に係る注文識別情報を含む関連情報が格納手段に存在するか否かを判定する関連情報存否判定ステップと、
    関連情報存否判定ステップにおいて注文情報及び/又は相手注文情報に係る関連情報が存在すると判定された場合に、この関連情報に属する次の注文情報である次関連注文情報が格納手段に存在するか否かを判定する次関連注文情報存否判定ステップと、
    次関連注文情報存否判定ステップにおいて次関連注文情報が格納手段に存在すると判定された場合に、その次関連注文情報について判定するよう仮成立判定ステップに指令する次関連注文情報判定指令ステップと、
    次関連注文情報存否判定ステップにおいて次関連注文情報が格納手段に存在しないと判定された場合に、関連情報中の全ての注文識別情報に係る注文情報群及び対応する相手注文情報群について本成立を設定する関連注文情報群本成立設定ステップと
    を備えたことを特徴とする注文処理方法。
  6. 請求項5に記載の注文処理方法にあって、
    更に、関連付けの設定されない範囲内あるいは同一の関連付けの設定範囲内における同一の主体識別情報に属する任意の複数の注文情報に対するグループ化の設定を任意の端末から通信ネットワークを介して受信し、このグループ化の設定に基づいて、対応する各注文識別情報をまとめてグループ情報として格納手段に格納するグループ情報格納ステップを備えると共に、
    順次判定指令ステップに代えて、
    仮成立判定ステップにおいて注文情報が条件を満たさないと判定された場合に、その注文情報に係る注文識別情報を含むグループ情報が格納手段に存在するか否かを判定するグループ情報存否判定ステップと、
    グループ情報存否判定ステップにおいて注文情報に係るグループ情報が格納手段に存在しないと判定された場合に、格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定ステップに指令するグループ不存在時順次判定指令ステップと、
    グループ情報存否判定ステップにおいて注文情報に係るグループ情報が格納手段に存在すると判定された場合に、このグループ情報に属する他の注文識別情報に係る注文情報について、次の括弧内の条件を満たすか否か順次判定するグループ仮成立判定ステップと、
    「この注文情報に対し、商品識別情報が一致し売買種別情報及び主体識別情報が相違する他の注文情報である相手注文情報が格納手段に存在し、かつ、この注文情報の売買種別情報が売りを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以上であるか若しくはこの注文情報の売買種別情報が買いを示していて相手注文情報の指値情報に係る指値がこの注文情報の指値情報に係る指値以下である」
    グループ仮成立判定ステップにおいてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報のいずれも条件を満たさないと判定された場合に、格納手段における次の注文情報について判定するよう仮成立判定ステップに指令するグループ不成立時順次判定指令ステップと
    を備えており、
    仮成立設定ステップは、グループ仮成立判定ステップにおいてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報が条件を満たすと判定された場合にも、その注文情報及び相手注文情報につき仮成立を設定し、
    関連情報存否判定ステップは、仮成立設定ステップにおいてグループ情報に属する注文識別情報に係る注文情報及び相手注文情報につき仮成立が設定された場合に、その注文情報及び/又は相手注文情報に係る注文識別情報であってこのグループ情報に属さないものを含む関連情報が格納手段に存在するか否かを判定する
    ことを特徴とする注文処理方法。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の注文処理方法にあって、
    更に、関連情報存否判定ステップにおいて注文情報に係る関連情報が格納手段に存在しないと判定された場合に、その注文情報及び相手注文情報について本成立を設定する単独注文本成立設定ステップを備えた
    ことを特徴とする注文処理方法。
  8. 請求項5ないし請求項7のいずれかに記載の注文処理方法にあって、
    更に、本成立が設定された注文情報及び相手注文情報の主体識別情報に対応する端末に対し、本成立が設定された旨の通知を発信する本成立通知ステップを備えた
    ことを特徴とする注文処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103218718A (zh) * 2011-11-18 2013-07-24 苏州中茵泰格科技有限公司 基于多平台的订单编号生成方法及系统
CN104850619A (zh) * 2015-05-15 2015-08-19 深圳市金蝶友商电子商务服务有限公司 单据编码生成的方法和装置
CN107945064A (zh) * 2017-10-27 2018-04-20 链家网(北京)科技有限公司 一种业务订单编号生成方法及装置

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