JP2003178203A - 商品取引方法およびシステム - Google Patents

商品取引方法およびシステム

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JP2003178203A
JP2003178203A JP2001379390A JP2001379390A JP2003178203A JP 2003178203 A JP2003178203 A JP 2003178203A JP 2001379390 A JP2001379390 A JP 2001379390A JP 2001379390 A JP2001379390 A JP 2001379390A JP 2003178203 A JP2003178203 A JP 2003178203A
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Atsushi Tateishi
淳 立石
Masahiko Takano
正彦 高野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品供給者(メーカ)から商品を購入する商品
仲介者(販売会社)では、商品仲介者毎に割引率が異な
る場合があり、その事情を考慮した商品仲介者間の取引
方法が存在しなかった。 【解決手段】(1)商品仲介者(売手)から、商品仲介
者(売手)を特定する識別子、商品の品種、販売希望差
額等を有する販売希望情報を受信し、(2)当該販売希
望情報のうち商品の品種、販売希望差額、当該販売希望
情報を特定する識別子等の情報を他の商品仲介者に提示
し、(3)購入を希望する商品仲介者(買手)から、商
品仲介者(買手)を特定する識別子、販売希望情報を特
定する識別子を有する購入希望情報を受信し、(4)前
記販売希望情報の販売希望差額と、商品仲介者(買手)
の希望する購入希望差額とが一致する場合に、商品仲介
者(売手)の有する商品在庫又は商品の購入権を商品仲
介者(買手)に売り渡す取引処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の販売会社間
の電子商取引に関し、特に商品又は製品を複数の販売会
社間で転売する場合にメーカを介在させて取引を成立さ
せる電子商取引方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】商品又は製品(以下、一般に商品と記
す。)は一般に、 メーカに代表される商品供給者、販
売会社に代表される消費者への商品仲介者、消費者の順
に移動する。商品仲介者は利益をあげるため「できるだ
け商品を保持するリスクをおさえつつ、売り上げを向上
させたい」という希望を持っており、一方商品供給者は
利益をあげるため「市場に出回る商品の総量を減らした
い」という希望を持っている。
【0003】ここで、商品仲介者が商品を多く保持し在
庫過剰となっている場合、または将来的に商品を多く保
持し在庫過剰となることが予想される場合には、商品仲
介者間での商品取引の場を設けることで、商品仲介者間
の商品量のバランスをとり、商品仲介者の保持する商品
の量を減らすことができる。
【0004】また、商品の効率的な取引きを可能にする
ことを目的とし、販売を希望する情報と購入を希望する
情報を突き合わせ、双方の折り合いのつくものから順次
成約決定する装置、システム、媒体が、特開平11−2
32350号(公知例1)に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】公知例1は、販売希望
価格を含む販売希望条件と、購入希望価格を含む購入希
望条件を突き合わせ、双方の折り合いのつくものから順
次成約決定することで、商品仲介者間の商品の取引きを
可能とする。
【0006】しかし、商品供給者(メーカ等)と商品仲
介者(販売会社等)との商取引では、商品供給者が商品
仲介者へ販売する価格に、同じ商品でも商品仲介者毎に
その営業努力等により割引率が異なる場合がある。商品
仲介者間での直接的取引の場を提供した場合、商品供給
者に対し商品供給者からの割引率が異なる複数の商品仲
介者が存在するため、割引率の低い商品仲介者は、商品
供給者からよりも割引率の高い商品仲介者から商品を購
入したほうが安価なことがある。そのため、割引率が低
く利益の大きい商品仲介者への売り上げが、割引率が大
きく利益の小さい商品仲介者への売り上げに移動してし
まうこととなり、商品供給者の利益が損なわれてしま
い、商取引の実情にそぐわない形態となる可能性があ
る。従って、商品供給者に対し商品供給者からの割引率
が異なる複数の商品仲介者が存在する場合、商品仲介者
間での商品取引の場を設けることが困難であった。
【0007】本発明は、このような点を鑑みてなされた
ものであり、商品供給者に対し、商品供給者からの割引
率が異なる複数の商品仲介者が存在する場合にでも、商
品供給者の利益を確保し、かつ商品仲介者間における商
品の取引を可能とする商品取引方法およびシステムを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、売手の販売希望をトリガーとする商品の取引きに対
する商品取引方法およびシステムは、(1)商品毎の、
各商品仲介者が商品供給者から購入する価格を保持する
商品仲介者価格記憶部と、(2)販売を希望する売手か
らの、少なくとも、売手を特定する識別子、商品の品
種、日付、数量、販売希望価格からなる販売希望情報を
受け付け、前記商品仲介者価格記憶部で記憶されてい
る、商品毎の、各商品仲介者が商品供給者から購入する
価格を参照して販売希望差額(「販売希望差額」を、
「売手の販売希望価格」から「売手が商品供給者から購
入する価格」を差し引いた値とする)を算出し、販売希
望情報に販売希望差額を追加する販売希望情報受け付け
部と、(3)前記販売希望情報受け付け部で受け付けた
販売希望情報を保持する販売希望情報記憶部と、(4)
商品仲介者からの販売希望情報参照要求を受け付け、前
記販売希望情報記憶部で記憶されている販売希望情報の
うち少なくとも商品の品種、日付、数量、販売希望差
額、販売希望情報を特定する識別子を商品仲介者に提示
する販売希望情報参照部と、(5)購入を希望する販売
仲介者(買手)からの、少なくとも買手を特定する識別
子、販売希望情報を特定する識別子、数量からなる購入
希望情報を受け付ける購入希望情報受け付け部と、
(6)売手から商品供給者へは、当該販売希望情報の
「売手を特定する識別子」、当該販売希望情報の「商品
の品種」、当該販売希望情報の「日付」、当該購入希望
情報の「数量」、当該販売希望情報の「販売希望差額」
+前記商品仲介者価格記憶部で保持されている「売手が
商品供給者から購入する価格」からなる売買を、商品供
給者から買手へは、当該購入希望情報の「買手を特定す
る識別子」、当該販売希望情報の「商品の品種」、当該
販売希望情報の「日付」、当該購入希望情報の「数
量」、当該販売希望情報の「販売希望差額」+前記商品
仲介者価格記憶部で保持されている「買手が商品供給者
から購入する価格」からなる売買を同時に成約決定し、
前記販売希望情報記憶部から、当該販売希望情報を削除
する取引処理部とを備える。
【0009】また、買手の購入希望をトリガーとする商
品の取引きに対する商品取引方法およびシステムは、
(7)商品毎の、各商品仲介者が商品供給者から購入す
る価格を保持する商品仲介者価格記憶部と、(8)購入
を希望する買手から、少なくとも、買手を特定する識別
子、商品の品種、日付、数量、購入希望価格からなる購
入希望情報を受け付け、前記商品仲介者価格記憶部で記
憶されている、商品毎の、各商品仲介者が商品供給者か
ら購入する価格を参照して購入希望差額(「購入希望差
額」を、「買手の販売希望価格」から「買手が商品供給
者から購入する価格」を差し引いた値とする)を算出
し、購入希望情報に購入希望差額を追加する購入希望情
報受け付け部と、(9)前記購入希望情報受け付け部で
受け付けた購入希望情報を保持する購入希望情報記憶部
と、(10)商品仲介者からの購入希望情報参照要求を
受け付け、前記購入希望情報記憶部で記憶されている購
入希望情報のうち少なくとも商品の品種、日付、数量、
購入希望差額、購入希望情報を特定する識別子を商品仲
介者に提示する購入希望情報参照部と、(11)販売を
希望する販売仲介者(売手)からの、少なくとも売手を
特定する識別子、購入希望情報を特定する識別子、数量
からなる販売希望情報を受け付ける販売希望情報受け付
け部と、(12)売手から商品供給者へは、当該販売希
望情報の「売手を特定する識別子」、当該購入希望情報
の「商品の品種」、当該購入希望情報の「日付」、当該
販売希望情報の「数量」、当該購入希望情報の「販売希
望差額」+前記商品仲介者価格記憶部で保持されている
「売手が商品供給者から購入する価格」からなる売買
を、商品供給者から買手へは、当該購入希望情報の「買
手を特定する識別子」、当該購入希望情報の「商品の品
種」、当該購入希望情報の「日付」、当該販売希望情報
の「数量」、当該購入希望情報の「購入希望差額」+前
記商品仲介者価格記憶部で保持されている「買手が商品
供給者から購入する価格」からなる売買を同時に成約決
定し、前記販売希望情報記憶部から、当該販売希望情報
を削除する取引処理部とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態とし
ての商品取引方法およびシステムについて、図面を用い
て説明する。
【0011】この実施形態における商品取引システム0
は、図1に示すような構成とする。
【0012】商品取引システム0は、商品毎の各商品仲
介者が商品供給者から購入する価格を保持する商品仲介
者価格記憶部1を有する。また、販売を希望する商品仲
介者(売手)からの販売希望情報を受け付け、販売希望
差額を算出する販売希望情報受け付け部2と、販売希望
情報を保持する販売希望情報記憶部3と、商品仲介者
(買手)からの販売希望情報参照要求を受け付け、販売
希望情報記憶部3を検索することで抽出された販売希望
情報を商品仲介者(買手)に提示する販売希望情報参照
部4と、を有する。また、購入を希望する商品仲介者
(買手)からの購入希望情報を受け付け、購入希望差額
を算出する購入希望情報受け付け部5と、購入希望情報
を保持する購入希望情報記憶部7と、商品仲介者(売
手)からの購入希望情報参照要求を受け付け、購入希望
情報記憶部7を検索することで抽出された購入希望情報
を商品仲介者(売手)に提示する購入希望情報参照部8
とを有している。そして、商品仲介者(買手)が当該抽
出された「販売希望情報」の内容で商品仲介者(売手)
との取引を決定する場合には、“売手−商品供給者間”
と“買手−商品供給者間”の売買を同時に成約決定し、
かつ前記販売希望情報記憶部3から、当該販売希望情報
を削除し、また、商品仲介者(売手)が当該抽出された
「購入希望価格」の内容で商品仲介者(買手)との取引
を決定する場合には、“売手−商品供給者間”と“買手
−商品供給者間”の売買を同時に成約決定し、かつ前記
購入希望情報記憶部7から当該購入希望情報を削除取引
処理部6とを有する。尚、図1に示す商品取引システム
0で実行される演算処理は、演算処理装置(図示せず)
により実行される。
【0013】ここで、商品仲介者価格記憶部1に記憶さ
れている情報は、メーカ等の商品供給者が、商品供給者
の顧客である販売会社等の商品仲介者に商品を販売する
際の価格情報であり、それぞれの商品仲介者毎に異なる
価格が設定されている(同一価格の場合もある。)。
【0014】また、図6では、図1に示した商品取引シ
ステム0をインターネットなどのネットワークを通じて
利用する商品取引方法の実施の形態を示している。
【0015】図6においては、商品取引システム0はメ
ーカや卸に代表される商品供給者60が保有するか、ま
たは商品供給者60の業務の代行者によって保有され
る。また、商品仲介者61、62、63が有し操作する
情報端末は、インターネットなどのネットワークを通じ
て、相互に、また商品仲介者もしくは商品仲介者の代理
が管理する商品取引システムに接続している。商品仲介
者は販売会社に代表される。ここでは、商品仲介者6
1、62、63のうち、販売を希望する商品仲介者61
を売手とし、購入を希望する商品仲介者63を買手とし
て示している。
【0016】ここで、本実施の形態では、売手から買手
に商品供給者を介して売買される商品とは、売手が商品
供給者に発注している商品で、生産の仕掛り中であるも
の又は生産が完了しているが納品前であるもの、である
として説明する。すなわち、商品そのものの取引ではな
く、売手の有する「商品の購入権(ある商品供給者から
商品を買う権利)」の取引という形態で説明する。本実
施の形態では具体的に言及しないが、売手が当該商品を
納品(商品供給者から納品)した後であっても、当該商
品の取引は、本発明の商品取引方法により同様に実施す
ることができる。
【0017】次に、図2、図3、図4、図5に示すフロ
ーチャートに従って、この実施形態の商品取引方法およ
びシステム0の動作について説明する。
【0018】図2は、販売を希望する売手が販売希望情
報を入力する際の商品取引方法およびシステム0の動作
である。まず、販売希望情報受け付け部2は、販売を希
望する売手からの販売希望情報を受け付ける(S10
1)。次に、販売希望情報受け付け部2は、販売希望情
報が、購入希望情報を特定する識別子を含むかどうか判
定する(S102)。ここで、図2には示していない
が、売手である商品仲介者がS101の前に購入希望情
報記憶部7を検索し、希望に合う案件を抽出している場
合には、売手は当該案件(購入希望情報)を特定する識
別子を入手している(図5にて後述)。もし、販売希望
情報が、購入希望情報を特定する識別子を含まなければ
(S102の判定が「含まない」)、販売希望情報受け
付け部2は、販売希望情報が、販売希望差額の情報を含
むかどうか判定する(S103)。もし、販売希望情報
が、販売希望差額の情報を含まなければ(S103の判
定が「含まない」)、販売希望情報受け付け部2は、商
品仲介者価格記憶部1を参照して販売希望情報に販売希
望差額を追加する(S104)。販売希望情報受け付け
部2は、販売希望差額が登録された販売希望情報を販売
希望情報記憶部3に保存する(S105)。
【0019】ここで、もし、販売希望情報が、購入希望
情報を特定する識別子を含めば(S102の判定が「含
む」)、取引処理部6は、“売手−商品供給者間”と
“買手−商品供給者間”の売買を同時に成約決定し(S
106)、購入希望情報記憶部7から該当する購入希望
情報を削除する(S107)。
【0020】図3は、商品仲介者(買手)が販売希望情
報参照要求を入力する際の商品取引方法およびシステム
0の動作である。まず、販売希望情報参照部4は、商品
仲介者(買手)からの販売希望情報参照要求を受け付け
る(S201)。販売希望情報参照部4は、販売希望情
報記憶部3を参照し、販売希望情報の内容を商品仲介者
(買手)の端末装置にネットワークを介して提示する
(S202)。ここで、本実施の形態で販売希望情報と
は、商品の品種(又は名称)、日付(納期)、数量、販
売希望差額、販売希望情報を特定する識別子を有するも
のとするが、これ以外の情報を有していてもよく、また
これらの情報を全て有していなくても本発明の範囲内で
ある。また、販売希望情報参照要求としては、商品の品
種に限らず、日付、数量、販売希望差額の組合せによる
条件により検索して、希望案件又は希望案件リストを抽
出することができる。また、S202では、販売希望差
額の情報の代わりに、商品仲介者価格記憶部1を参照し
て、「販売希望差額」+「商品仲介者(買手)が商品供
給者から購入する価格」を提示してもよい。なお、図3
のフローを経た後は、商品仲介者(買手)は販売希望情
報を特定する識別子を得ることができる。よって、後述
する図4のフローに続く場合には、「当該販売希望情報
を特定する識別子を含む購入希望情報」を、ネットワー
クを介して送信することができる。
【0021】図4は、購入を希望する買手が購入希望情
報を入力する際の商品取引方法およびシステム0の動作
である。まず、購入希望情報受け付け部5は、購入を希
望する買手からの購入希望情報を受け付ける(S30
1)。次に、購入希望情報受け付け部5は、購入希望情
報が、販売希望情報を特定する識別子を含むかどうか判
定する(S302)。ここで、図4には示していない
が、買手である商品仲介者がS301の前に販売希望情
報記憶部3を検索し、希望に合う案件を抽出している場
合には、買手は当該案件(販売希望情報)を特定する識
別子を入手している(図3にて前述)。もし、購入希望
情報が、販売希望情報を特定する識別子を含まなければ
(S302の判定が「含まない」)、購入希望情報受け
付け部5は、購入希望情報が、購入希望差額の情報を含
むかどうか判定する(S303)。もし、購入希望情報
が、購入希望差額の情報を含まなければ(S303の判
定が「含まない」)、購入希望情報受け付け部5は、商
品仲介者価格記憶部1を参照して購入希望差額を算出
し、購入希望情報に購入希望差額を追加する(S30
4)。購入希望情報受け付け部5は、購入希望差額が登
録された購入希望情報を購入希望情報記憶部3に保存す
る(S305)。
【0022】ここで、もし、購入希望情報が、販売希望
情報を特定する識別子を含めば(S302の判定が「含
む」)、取引処理部6は、“売手−商品供給者間”と
“買手−商品供給者間”の売買を同時に成約決定し(S
306)、販売希望情報記憶部3から該当する販売希望
情報を削除する(S307)。
【0023】図5は、商品仲介者(売手)が購入希望情
報参照要求を入力する際の商品取引方法およびシステム
0の動作である。まず、購入希望情報参照部8は、商品
仲介者(売手)からの購入希望情報参照要求を受け付け
る(S401)。購入希望情報参照部8は、購入希望情
報記憶部7を参照し、購入希望情報の内容を商品仲介者
(売手)の端末装置にネットワークを介して提供する
(S402)。ここで、本実施の形態で購入希望情報と
は、商品の品種(又は名称)、日付(納期)、数量、購
入希望差額、購入希望情報を特定する識別子を有するも
のとするが、これ以外の情報を有していてもよく、また
これらの情報の全てを有していなくても本発明の範囲内
である。また、購入希望情報参照要求としては、商品の
品種に限らず、日付、数量、購入希望差額の組合せによ
る条件により検索して、希望案件は希望案件リストを抽
出することができる。また、S402では、購入希望差
額の代わりに、商品仲介者価格記憶部1を参照して、
「購入希望差額」+「商品仲介者(売手)が商品供給者
から購入する価格」を提示してもよい。なお、図5のフ
ローを経た後は、商品仲介者(売手)は購入希望情報を
特定する識別子を得ることができる。よって、前述した
図2のフローに続く場合には、「当該購入希望情報を特
定する識別子を含む販売希望情報」を、ネットワークを
介して送信することができる。
【0024】上述した図3、図5に示す実施の形態で
は、売手の提示した「販売希望差額」と買手の提示した
「購入希望差額」が一致した場合に、希望案件の抽出を
する形態で示したが、その場合に限らない。例えば、売
手は「販売希望差額範囲」を提示し、買手は「購入希望
差額範囲」を提示し、双方の範囲が重複する場合に、希
望案件の抽出処理を実行しても本発明の範囲内である。
また、いずれか一方が希望差額を提示し、他方が希望差
額範囲を提示し、希望差額の値が希望差額範囲内である
場合に、抽出処理を実行させる形態も本発明の範囲内で
ある。
【0025】また、商品の数量や納期日付についても、
完全一致の場合に限らず、上述の希望差額の場合と同様
にさまざまな条件で検索することができる。
【0026】次に、この実施形態の商品取引方法および
システム0の動作について具体的に説明する。この例で
は、あるメーカが、2つの販売会社(販売会社1、販売
会社2)に製品Aを供給している。販売会社1がメーカ
から製品Aを購入する際の価格は100円、販売会社2
がメーカから製品Aを購入する際の価格は80円であ
り、商品仲介者価格記憶部1に、「製品A、販売会社
1、100円」「製品A、販売会社2、80円」の情報
が登録されている。商品仲介者記憶部1に記憶されてい
る情報は、図10のようなテーブルで登録されている。
【0027】現在は、7月1日とする。販売会社2は、
「8月1日に製品Aを10台(注文1)」「9月1日に
製品Aを10台(注文2)」の注文を出しており、販売
会社1は、「8月1日に製品Aを5台(注文3)」の注文
を出している。メーカでは、これらの3注文以外に製品
Aを生産する予定はない。現在、販売会社1に消費者から
の引き合いが来ており、10円値引きすればさらに多く
の注文を取れる。販売会社2には消費者からの引き合い
があまりない。販売会社2は、在庫をたくさん抱えたく
ないため、10円のペナルティーを支払っても、製品A
の注文を取り消したい。販売希望情報記憶部3、購入希
望情報記憶部7には、今現在は情報が登録されていない
ものとする。
【0028】まず、売手からの販売希望情報をトリガー
とした情報の流れについて、図7も参照して具体的に説
明する。
【0029】販売会社2は、在庫を多く持たないように
するために、商品取引システム0に登録を行う。
【0030】売手となる商品仲介者である販売会社2
は、「8月1日に製品Aを10台(注文1)」に係る販
売希望情報を商品取引システム0に登録する(S50
1)。売手側である販売会社2の行う登録手続きは図9
で示されるような画面を通じて、売手を特定する識別
子、商品の品種、日付、数量、販売希望差額を記入す
る。図9では、販売希望差額を「−10」(10円のペ
ナルティー料金に相当)として記入しているが、販売希
望価格を記入する場合は、販売希望差額を記入する必要
はない。そして、登録ボタンが押されることにより、図
9に示す販売希望情報が販売希望情報記憶部3に登録さ
れる。
【0031】まず、販売希望情報受け付け部2は、販売
を希望する売手である販売会社2からの販売希望情報を
受け付ける(S101)。販売希望情報は、売手を特定
する識別子「販売会社2」、商品の品種「製品A」、日
付「8月1日」、数量「10台」、販売希望差額「−1
0円」(又は販売希望価格「70円」)である。販売希
望情報受け付け部2は、販売希望情報が、購入希望情報
を特定する識別子を含むかどうか判定する(S10
2)。この例では、購入希望情報を特定する識別子を含
まないので、販売希望情報受け付け部2は、販売希望情
報が、販売希望差額の情報を含むかどうか判定する(S
103)。この例では、販売希望差額の情報を含んでい
るが、もし販売希望差額の情報を含んでいない場合に
は、販売希望情報受け付け部2は、商品仲介者価格記憶
部1の「製品A、販売会社2、80円」を参照し「70
円−80円=−10円」のように販売希望差額「−10
円」を算出し、販売希望情報に販売希望差額を追加する
(S104)。このような処理により、販売希望情報
は、売手を特定する識別子「販売会社2」、商品の品種
「製品A」、日付「8月1日」、数量「10台」、販売
希望価格「70円」、販売希望差額「−10円」とな
る。販売希望価格「70円」でなく、販売希望差額「−
10円」で最初から販売希望情報が登録される場合もあ
るが、この場合には、販売希望差額算出の必要はない。
そして、販売希望情報受け付け部2は、販売希望差額が
登録された販売希望情報を販売希望情報記憶部3に保存
する(S105)。
【0032】以上の処理により、販売希望情報記憶部3
には、1つの販売希望情報(売手を特定する識別子「販
売会社2」、商品の品種「製品A」、日付「8月1
日」、数量「10台」、販売希望価格「70円」、販売
希望差額「−10円」)が登録される。販売希望情報
は、図11のようなテーブルに登録されている。
【0033】一方、販売会社1は、消費者からの引き合
いが多いので、商品取引システム0で販売希望情報のチ
ェックを下記の手順(図7に図示)で行う。
【0034】買手となる商品仲介者である販売会社1
は、商品取引システム0に販売希望情報の参照を要求し
(S502)、商品取引システム0は、販売希望情報を
図12で示すような画面に表示する(S503)。販売
会社1は、購入希望情報を、図12で示すような画面を
通じて入力する(S504)。
【0035】具体的には、まず、販売希望情報参照部4
は、買手である販売会社1からの販売希望情報参照要求
を受け付ける(S201)。販売希望情報参照部4は、
販売希望情報記憶部3を参照し、登録されている販売希
望情報から、少なくとも商品の品種「製品A」、日付
「8月1日」、数量「10台」、販売希望差額「−10
円」、販売希望情報を特定する識別子「0001番目の販
売希望情報」を買手である販売会社1に提示する(S2
02)。この際、販売希望差額「−10円」の代わり
に、商品仲介者価格記憶部1の「製品A、販売会社1、
100円」を参照して、購入可能価格「90円」を提示
してもよい。
【0036】販売会社1は、当該販売希望情報の内容に
対して取り引きの成立を希望する場合には、商品取引シ
ステム0に取り引きの登録を行う。まず、購入希望情報
受け付け部5は、購入を希望する買手「販売会社1」か
らの購入希望情報を受け付ける(S301)。購入希望
情報は、買手を特定する識別子「販売会社1」、販売希
望情報を特定する識別子「0001番目の販売希望情
報」、数量「10台」である。次に、購入希望情報受け
付け部5は、購入希望情報が、販売希望情報を特定する
識別子を含むかどうか判定する(S302)。ここで
は、購入希望情報が、販売希望情報を特定する識別子を
含んでいるので、取引処理部6は、“売手−商品供給者
間”と“買手−商品供給者間”の売買を同時に成約決定
し(S306)、販売希望情報記憶部3から該当する販
売希望情報を削除する(S307)。売手−商品供給者
間では、商品の品種「製品A」、日付「8月1日」、数
量「10台」、ペナルティー「10円」(−1×―10
円)の注文取り消しが、買手−商品供給者間では、商品
の品種「製品A」、日付「8月1日」、数量「10
台」、価格「90円」の新規注文の売買が成約決定し、
販売会社1及び販売会社2の端末に取引成立の通知がネ
ットワークを介してされる。そして、販売希望情報記憶
部3から、商品の品種「製品A」、日付「8月1日」、
数量「10台」、販売希望差額「−10円」、販売希望
情報を特定する識別子「1番目の販売希望情報」からな
る販売希望情報が削除される。
【0037】上述の本実施の形態では、“注文1”の商
品購入権を販売会社2から販売会社1へ売り渡す取引を
実現しているが、当該商品の購入権の取引を仲介するメ
ーカ(商品供給者)は、当該取引により発生する直接的
な利益は±0である。これは、元々販売会社2によって
発注された“注文1”(単価80円)は、あたかも販売
会社1によって発注された“注文1”(単価100円)
として扱われており、仲介によるマージン等は発生しな
い仕組みとしているからである。但し、当該ケースで
は、販売単価の高い販売会社へ商品購入権が売り渡され
るため、メーカの総売上は増すこととなる。また、商品
取引システム0を用いた取引では、メーカが販売会社毎
に設定している販売単価を公表することなく取引を成立
させるため、メーカは、販売会社の営業競争力を相互に
維持しながら、市場に適量数の商品を投入することがで
きる。
【0038】また、商品を購入する販売会社1は、当該
取引により希望する納期にあわせて、必要な在庫を増や
すことができる。更に、販売会社1は、メーカから通常
購入している価格(この場合100円)よりも安い価格
(この場合90円)で、メーカから商品を購入すること
ができる。これにより、商品取引システム0への購入希
望情報の登録の促進を図ることができ、また商品取引シ
ステム0を介した商品購入権の取引の促進を図ることが
できる。
【0039】また、商品の購入権を売り渡す販売会社2
は、商品の納入前に当該取引により買手(販売会社1)
がつくため、在庫増大のリスクを押さえることができ
る。そして、販売会社2は、メーカへの発注のキャンセ
ルに係るペナルティー料金を支払うこととなるが、仮に
メーカが設定している通常のペナルティー料金が20円
だとした場合、当該ケースでは、メーカが10円と設定
していれば通常の半額のペナルティーで済む。このよう
なメーカの設定する商品取引システム0の仕組みによ
り、商品取引システム0への販売希望情報の登録の促進
を図ることができ、また当該システム0を介した取引の
促進を図ることができる。なお、ペナルティー料金は、
メーカが設定している料金の範囲内で、売手である販売
会社が販売希望情報として個別に設定することもでき
る。
【0040】次に、販売会社1がさらに「製品A」を必
要とする場合、販売会社1は商品取引システムに登録を
行う。
【0041】これは、買手からの購入希望情報をトリガ
ーとした情報の流れであり、図8も参照して具体的に説
明する。
【0042】買手となる商品仲介者である販売会社1
は、商品取引システムに購入希望情報を登録する(S6
01)。登録は、図13で示されるような画面を通じて
行う。図13では、購入希望差額ではなく、購入希望価
格を入力する例を示している。
【0043】具体的には、まず、購入希望情報受け付け
部5は、購入を希望する買手である販売会社1からの購
入希望情報を受け付ける(S301)。購入希望情報
は、買手を特定する識別子「販売会社1」、商品の品種
「製品A」、日付「9月1日」、数量「10台」、購入
希望価格「85円」である(図13に図示)。購入希望
情報受け付け部5は、購入希望情報が、販売希望情報を
特定する識別子を含むかどうか判定する(S302)。
この例では、販売希望情報を特定する識別子を含まない
ので、購入希望情報受け付け部5は、購入希望情報が、
購入希望差額の情報を含むかどうか判定する(S30
3)。この例では、購入希望差額の情報を含んでいない
ので、購入希望情報受け付け部5は、商品仲介者価格記
憶部1の「製品A、販売会社1、100円」を参照し
「85円−100円=−15円」のように販売希望差額
「−15円」を算出し、購入希望情報に購入希望差額を
追加する(S304)。このような処理により、購入希
望情報は、買手を特定する識別子「販売会社1」、商品
の品種「製品A」、日付「9月1日」、数量「10
台」、販売希望価格「85円」、販売希望差額「−15
円」となる。購入希望価格「85円」でなく、最初から
購入希望差額「−15円」で購入希望情報が登録される
場合もあるが、この場合には、購入希望差額算出の必要
はない。次に、購入希望情報受け付け部2は、購入希望
差額が登録された購入希望情報を購入希望情報記憶部7
に保存する(S305)。購入希望情報記憶部7には、
1つの購入希望情報(買手を特定する識別子「販売会社
1」、商品の品種「製品A」、日付「9月1日」、数量
「10台」、販売希望価格「85円」、販売希望差額
「−15円」)が登録されている。購入希望情報は、図
14のようなテーブルに登録されている。
【0044】販売会社2は、さらに在庫を少なくするた
めに、商品取引システムで購入希望情報のチェックを行
う。
【0045】売手となる商品仲介者である販売会社2
は、商品取引システム0に購入希望情報の参照を要求し
(S602)、商品取引システム0は、販売希望情報を
図15で示すような画面に表示する(S603)。販売
会社2は、販売希望情報を、図15で示すような画面を
通じて入力する(S604)。
【0046】具体的には、まず、購入希望情報参照部8
は、売手である販売会社2からの購入希望情報参照要求
を受け付ける(S401)。購入希望情報参照部8は、
購入希望情報記憶部7を参照し、登録されている購入希
望情報から、少なくとも商品の品種「製品A」、日付
「9月1日」、数量「10台」、購入希望差額「−15
円」、購入希望情報を特定する識別子「0001番目の購
入希望情報」を売手である販売会社2に提示する(S4
02)。この際、別の購入希望情報が登録されていれ
ば、購入希望情報を特定する識別子は「0002番目の購
入希望情報」などとなる。この際、購入希望差額「−1
5円」の代わりに、商品仲介者価格記憶部1の「製品
A、販売会社2、80円」を参照して、販売可能価格
「65円」(80円−15円)を提示してもよい。
【0047】販売会社2は、当該購入希望情報の内容に
対して取り引きを希望する場合には、商品取引システム
0に取り引きの登録を行う。まず、販売希望情報受け付
け部2は、販売を希望する売手「販売会社2」からの販
売希望情報を受け付ける(S101)。販売希望情報
は、売手を特定する識別子「販売会社2」、購入希望情
報を特定する識別子「0001番目の購入希望情報」、数
量「10台」である。次に、販売希望情報受け付け部2
は、販売希望情報が、購入希望情報を特定する識別子を
含むかどうか判定する(S102)。ここでは、販売希
望情報が、購入希望情報を特定する識別子を含んでいる
ので、取引処理部6は、“売手−商品供給者間”と“買
手−商品供給者間”の売買を同時に成約決定し(S10
6)、購入希望情報記憶部7から該当する購入希望情報
を削除する(S107)。“売手−商品供給者間”で
は、商品の品種「製品A」、日付「9月1日」、数量
「10台」、ペナルティーとして「15円」の注文取り
消しが、“買手−商品供給者間”では、商品の品種「製
品A」、日付「9月1日」、数量「10台」、価格「8
5円」の新規注文の売買が成約決定し、販売会社1及び
販売会社2の端末に取引成立の通知がネットワークを介
してされる。そして、購入希望情報記憶部7から、商品
の品種「製品A」、日付「9月1日」、数量「10
台」、購入希望差額「−15円」、購入希望情報を特定
する識別子「1番目の購入希望情報」からなる購入希望
情報が削除される。尚、上述の実施の形態(図15)で
は、購入希望情報の数量10個に対して、販売希望情報
の数量も10個とした例を示したが、販売会社2側で入
力する販売希望情報の数量は10未満でもよい。この場
合は、登録されている購入希望情報の一部で取引が成立
することとなり、登録されている購入希望情報は残りの
数量にデータ変更されて書き換えられる。また、図12
の場合でも同様である。
【0048】上述した実施の形態では、販売会社1が9
0円で商品を購入希望する例で説明したが、それ以外の
場合でも同様に実現できる。例えば、メーカから通常は
単価100円で購入している商品について、販売会社1
が、110円を出してでも商品を購入したいと希望した
場合を例に以下に説明する。
【0049】まず、売手である販売会社2の販売希望を
トリガーとする場合(図7参照)を説明する。この場
合、販売会社2が10円のペナルティーを支払ってでも
注文1の解約を希望していれば、販売希望情報の販売希
望差額は「−10円」(販売希望価格「70円」)の情
報が、販売希望情報記憶部3に登録される。そして、買
手である販売会社1が、商品取引システム0にアクセス
して販売希望情報を検索すると、希望の商品が単価90
円で売りに出されていることが分かる(この価格は購入
可能価格である。図12参照)。よって、販売会社1
は、当該商品を90円(販売会社1の購入希望差額は
「−10円」となる。)で購入することができ、両者の
メーカを介した取引処理が取引処理部6の演算処理によ
り実行される。
【0050】次に、買手である販売会社1の購入希望を
トリガーとする場合(図8参照)を説明する。この場
合、販売会社1は、購入希望差額「+10円」(購入希
望価格「110円」)の情報を含む購入希望情報を、購
入希望情報記憶部7に登録する。そして、売手である販
売会社2が、商品取引システム0にアクセスして購入希
望情報を検索すると、販売会社2が発注をキャンセルし
ようとしている商品の購入権(注文1)を単価90円で
購入希望との情報を抽出することができる。この単価9
0円の情報は、販売可能価格(図15参照)として、売
手である販売会社2の端末装置に表示出力される。販売
会社2は、通常であればメーカにペナルティー料金を支
払う必要があるが、逆に本ケースではメーカへの発注時
よりも高い価格(単価90円)で商品の購入権を売るこ
とができる。この取引処理は、取引処理部6で実行され
て取引が成立した旨の通知が販売会社1及び販売会社2
の端末装置に送信される。尚、この場合の販売希望差額
「+10円」については、販売会社2の利益(利ざや)
としても、メーカの利益(手数料)としても、また売手
とメーカの利益(利ざやと手数料)となるよう商品取引
システム0を設定しても本発明の範囲内である。
【0051】以上のように、この実施形態では、商品供
給者からの割引率の違う複数の商品仲介者間で、販売希
望情報や購入希望情報の情報共有を実現する。
【0052】
【発明の効果】本発明では、メーカに代表される商品供
給者からの割引率が異なる、複数の、販売会社に代表さ
れる商品仲介者間で取り引きをする際に、購入希望価格
や販売希望価格の情報でなく、希望価格と商品仲介者が
商品供給者から購入する価格との差額の情報を売手と買
手で共有し取り引きを行うことで、商品仲介者が取引相
手の割引率を意識しない取り引きを実現できる。そのた
め、割引率の高い商品仲介者から割引率の低い商品仲介
者へ一方的に商品が転売・移動することはなく、商品供
給者の利益も確保される。従って、メーカなど商品供給
者に対し、商品供給者からの割引率が異なる複数の商品
仲介者が存在する場合にでも、商品供給者の利益確保と
商品仲介者間における商品の取引を同時に可能とする。
【0053】これによって、商品仲介者は、商品を保持
するリスクを抑え、かつ売り上げを増やすことができ
る。商品供給者は、利益を確保し、かつ総売り上げを増
やし総在庫量を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての商品取引方法および
システムの構成図である。
【図2】本発明の実施形態としての商品取引方法および
システムの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態としての商品取引方法および
システムの動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態としての商品取引方法および
システムの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態としての商品取引方法および
システムの動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の全体像を示す図である。
【図7】本発明の実施形態としての商品取引方法および
システムにおける情報の流れを示す図である。
【図8】本発明の実施形態としての商品取引方法および
システムにおける情報の流れを示す図である。
【図9】本発明の実施形態としての商品取引方法および
システムにおける販売希望情報入力画面を表す図であ
る。
【図10】本発明の実施形態としての商品取引方法およ
びシステムにおける商品仲介者価格記憶部に記憶されて
いる情報のデータテーブルを示す図である。
【図11】本発明の実施形態としての商品取引方法およ
びシステムにおける販売希望情報記憶部に記憶されてい
る情報のデータテーブルを示す図である。
【図12】本発明の実施形態としての商品取引方法およ
びシステムにおける販売希望情報参照および購入希望情
報入力画面を表す図である。
【図13】本発明の実施形態としての商品取引方法およ
びシステムにおける購入希望情報入力画面を表す図であ
る。
【図14】本発明の実施形態としての商品取引方法およ
びシステムにおける購入希望情報記憶部に記憶されてい
る情報のデータテーブルを示す図である。
【図15】本発明の実施形態としての商品取引方法およ
びシステムにおける購入希望情報参照および販売希望情
報入力画面を表す図である。
【符号の説明】
0:商品取引システム 1:商品仲介者価格記憶部 2:販売希望情報受け付け部 3:販売希望情報記憶部 4:販売希望情報参照部 5:購入希望情報受け付け部 6:取引処理部 7:購入希望情報記憶部 8:購入希望情報参照部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品供給者からの割引率が異なる複数の商
    品仲介者が存在する場合に、商品仲介者間で商品在庫又
    は商品の購入権の取引を行う方法であって、(1)販売
    を希望する商品仲介者(売手)の端末装置から、少なく
    とも、商品仲介者(売手)を特定する識別子、商品の品
    種、日付、数量、販売希望差額を有する販売希望情報を
    受信し、(2)当該販売希望情報のうち少なくとも商品
    の品種、日付、数量、販売希望差額、当該販売希望情報
    を特定する識別子の情報を他の商品仲介者の端末装置に
    出力し、(3)購入を希望する商品仲介者(買手)の端
    末装置から、少なくとも商品仲介者(買手)を特定する
    識別子、販売希望情報を特定する識別子、数量を有する
    購入希望情報を受信し、(4)前記販売希望情報の販売
    希望差額と、商品仲介者(買手)の希望する購入希望差
    額とが一致する場合に、商品仲介者(売手)の有する商
    品在庫又は商品の購入権を商品仲介者(買手)に売り渡
    す取引処理を実行する、ことを特徴とする商品取引方
    法。
  2. 【請求項2】商品供給者からの割引率が異なる複数の商
    品仲介者が存在する場合に、商品仲介者間で商品在庫又
    は商品の購入権の取引を行う方法であって、(1)購入
    を希望する商品仲介者(買手)の端末装置から、少なく
    とも、商品仲介者(買手)を特定する識別子、商品の品
    種、日付、数量、購入希望差額を有する購入希望情報を
    受信し、(2)当該購入希望情報のうち少なくとも商品
    の品種、日付、数量、購入希望差額、当該購入希望情報
    を特定する識別子の情報を他の商品仲介者の端末装置に
    出力し、(3)販売を希望する商品仲介者(売手)の端
    末装置から、少なくとも商品仲介者(売手)を特定する
    識別子、購入希望情報を特定する識別子、数量を有する
    販売希望情報を受信し、(4)前記購入希望情報の購入
    希望差額と、商品仲介者(売手)の希望する販売希望差
    額とが一致する場合に、商品仲介者(売手)の有する商
    品在庫又は商品の購入権を商品仲介者(買手)に売り渡
    す取引処理を実行する、ことを特徴とする商品取引方
    法。
  3. 【請求項3】商品供給者からの割引率が異なる複数の商
    品仲介者が存在する場合に、商品仲介者間で商品在庫又
    は商品の購入権の取引を行う方法であって、(1)販売
    を希望する商品仲介者(売手)の端末装置から、少なく
    とも、商品仲介者(売手)を特定する識別子、商品の品
    種、日付、数量、販売希望価格を有する販売希望情報を
    受信し、(2)「商品仲介者(売手)の販売希望価格」
    と、商品仲介者価格記憶部に記憶される「商品仲介者
    (売手)が商品供給者から購入する価格」に基づいて演
    算処理手段により販売希望差額を算出し、前記販売希望
    情報に販売希望差額の情報を追加し、(3)当該販売希
    望情報のうち少なくとも商品の品種、日付、数量、販売
    希望差額、当該販売希望情報を特定する識別子の情報を
    他の商品仲介者の端末装置に出力し、(4)購入を希望
    する商品仲介者(買手)の端末装置から、少なくとも商
    品仲介者(買手)を特定する識別子、販売希望情報を特
    定する識別子、数量を有する購入希望情報を受信し、
    (5)前記販売希望情報の販売希望差額と、商品仲介者
    (買手)の希望する購入希望差額とが一致する場合に、
    商品仲介者(売手)の有する商品在庫又は商品の購入権
    を商品仲介者(買手)に売り渡す取引処理を実行する、
    ことを特徴とする商品取引方法。
  4. 【請求項4】商品供給者からの割引率が異なる複数の商
    品仲介者が存在する場合に、商品仲介者間で商品在庫又
    は商品の購入権の取引を行う方法であって、(1)購入
    を希望する商品仲介者(買手)の端末装置から、少なく
    とも、商品仲介者(買手)を特定する識別子、商品の品
    種、日付、数量、買手の購入希望価格を有する購入希望
    情報を受信し、(2)「商品仲介者(買手)の購入希望
    価格」と、商品仲介者価格記憶部に記憶される「商品仲
    介者(買手)が商品供給者から購入する価格」に基づい
    て演算処理手段により購入希望差額を算出し、前記購入
    希望情報に購入希望差額の情報を追加し、(3)当該購
    入希望情報のうち少なくとも商品の品種、日付、数量、
    購入希望差額、当該購入希望情報を特定する識別子の情
    報を他の商品仲介者の端末装置に出力し、(4)販売を
    希望する商品仲介者(売手)の端末装置から、少なくと
    も商品仲介者(売手)を特定する識別子、購入希望情報
    を特定する識別子、数量を有する販売希望情報を受信
    し、(5)前記購入希望情報の購入希望差額と、商品仲
    介者(売手)の希望する販売希望差額とが一致する場合
    に、商品仲介者(売手)の有する商品在庫又は商品の購
    入権を商品仲介者(買手)に売り渡す取引処理を実行す
    る、ことを特徴とする商品取引方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の商品取
    引方法であって、 前記販売希望差額、前記購入希望差額のいずれか1つが
    差額範囲の情報であり、前記差額範囲に他の1つの差額
    が含まれる場合には、商品仲介者(売手)の有する商品
    在庫又は商品の購入権を商品仲介者(買手)に売り渡す
    取引処理を実行することを特徴とする商品取引方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4のいずれかに記載の商品取
    引方法であって、 前記販売希望差額、前記購入希望差額のいずれもが差額
    範囲の情報であり、双方の差額範囲に重複する範囲が存
    在する場合には、商品仲介者(売手)の有する商品在庫
    又は商品の購入権を商品仲介者(買手)に売り渡す取引
    処理を実行することを特徴とする商品取引方法。
  7. 【請求項7】請求項1又は3に記載の商品取引方法であ
    って、 商品仲介者(買手)の端末装置から、購入希望差額の値
    又は範囲の条件を受信し、 少なくとも当該条件に基づく検索により、当該条件の値
    と一致、又は当該条件の範囲に含まれる販売希望差額を
    有する販売希望情報を抽出し、 当該抽出された販売希望情報を商品仲介者(買手)の端
    末装置に出力する、ことを特徴とする商品取引方法。
  8. 【請求項8】請求項2又は4に記載の商品取引方法であ
    って、 商品仲介者(売手)の端末装置から、販売希望差額の値
    又は範囲の条件を受信し、 少なくとも当該条件に基づく検索により、当該条件の値
    と一致、又は当該条件の範囲に含まれる購入希望差額を
    有する購入希望情報を抽出し、 当該抽出された購入希望情報を商品仲介者(売手)の端
    末装置に出力する、ことを特徴とする商品取引方法。
  9. 【請求項9】商品供給者からの割引率が異なる複数の商
    品仲介者が存在する場合に、商品仲介者間で商品在庫又
    は商品の購入権の取引を行うシステムであって、(1)
    商品毎の、各商品仲介者が商品供給者から購入する価格
    を保持する商品仲介者価格記憶部と、(2)販売を希望
    する売手からの、少なくとも、売手を特定する識別子、
    商品の品種、日付、数量、販売希望差額(「販売希望差
    額」は、「売手の販売希望価格」から「売手が商品供給
    者から購入する価格」を差し引いた値とする)からなる
    販売希望情報を受け付ける販売希望情報受け付け部と、
    (3)前記販売希望情報受け付け部で受け付けた販売希
    望情報を保持する販売希望情報記憶部と、(4)商品仲
    介者からの販売希望情報参照要求を受け付け、前記販売
    希望情報記憶部で記憶されている販売希望情報のうち少
    なくとも商品の品種、日付、数量、販売希望差額、販売
    希望情報を特定する識別子を商品仲介者に提示する販売
    希望情報参照部と、(5)購入を希望する販売仲介者
    (買手)からの、少なくとも買手を特定する識別子、販
    売希望情報を特定する識別子、数量からなる購入希望情
    報を受け付ける購入希望情報受け付け部と、(6)売手
    から商品供給者へは、当該販売希望情報の「売手を特定
    する識別子」、当該販売希望情報の「商品の品種」、当
    該販売希望情報の「日付」、当該購入希望情報の「数
    量」、当該販売希望情報の「販売希望差額」+前記商品
    仲介者価格記憶部で保持されている「売手が商品供給者
    から購入する価格」からなる売買、もしくはマイナス
    「販売希望差額」分のペナルティーによる注文取り消し
    を、商品供給者から買手へは、当該購入希望情報の「買
    手を特定する識別子」、当該販売希望情報の「商品の品
    種」、当該販売希望情報の「日付」、当該購入希望情報
    の「数量」、当該販売希望情報の「販売希望差額」+前
    記商品仲介者価格記憶部で保持されている「買手が商品
    供給者から購入する価格」からなる売買を同時に成約決
    定し、前記販売希望情報記憶部から、当該販売希望情報
    を削除する取引処理部とを有することを特徴とする商品
    取引システム
  10. 【請求項10】商品供給者からの割引率が異なる複数の
    商品仲介者が存在する場合に、商品仲介者間で商品在庫
    又は商品の購入権の取引を行うシステムであって、
    (1)商品毎の、各商品仲介者が商品供給者から購入す
    る価格を保持する商品仲介者価格記憶部と、(2)購入
    を希望する買手から、少なくとも、買手を特定する識別
    子、商品の品種、日付、数量、購入希望差額(「購入希
    望差額」は、「買手の購入希望価格」から「買手が商品
    供給者から購入する価格」を差し引いた値とする)から
    なる購入希望情報を受け付ける購入希望情報受け付け部
    と、(3)前記購入希望情報受け付け部で受け付けた購
    入希望情報を保持する購入希望情報記憶部と、(4)商
    品仲介者からの購入希望情報参照要求を受け付け、前記
    購入希望情報記憶部で記憶されている購入希望情報のう
    ち少なくとも商品の品種、日付、数量、購入希望差額、
    購入希望情報を特定する識別子を商品仲介者に提示する
    購入希望情報参照部と、(5)販売を希望する販売仲介
    者(売手)からの、少なくとも売手を特定する識別子、
    購入希望情報を特定する識別子、数量からなる販売希望
    情報を受け付ける販売希望情報受け付け部と、(6)売
    手から商品供給者へは、当該販売希望情報の「売手を特
    定する識別子」、当該購入希望情報の「商品の品種」、
    当該購入希望情報の「日付」、当該販売希望情報の「数
    量」、当該購入希望情報の「購入希望差額」+前記商品
    仲介者価格記憶部で保持されている「売手が商品供給者
    から購入する価格」からなる売買、もしくはマイナス
    「購入希望差額」分のペナルティーによる注文取り消し
    を、商品供給者から買手へは、当該購入希望情報の「買
    手を特定する識別子」、当該購入希望情報の「商品の品
    種」、当該購入希望情報の「日付」、当該販売希望情報
    の「数量」、当該購入希望情報の「購入希望差額」+前
    記商品仲介者価格記憶部で保持されている「買手が商品
    供給者から購入する価格」からなる売買を同時に成約決
    定し、前記購入希望情報記憶部から、当該購入希望情報
    を削除する取引処理部とを有することを特徴とする商品
    取引システム
  11. 【請求項11】商品供給者からの割引率が異なる複数の
    商品仲介者が存在する場合に、商品仲介者間で商品在庫
    又は商品の購入権の取引を行うシステムであって、
    (1)商品毎の、各商品仲介者が商品供給者から購入す
    る価格を保持する商品仲介者価格記憶部と、(2)販売
    を希望する売手からの、少なくとも、売手を特定する識
    別子、商品の品種、日付、数量、販売希望価格からなる
    販売希望情報を受け付け、前記商品仲介者価格記憶部で
    記憶されている、商品毎の、各商品仲介者が商品供給者
    から購入する価格を参照して販売希望差額(「販売希望
    差額」は、「売手の販売希望価格」から「売手が商品供
    給者から購入する価格」を差し引いた値とする)を算出
    し、販売希望情報に販売希望差額を追加する販売希望情
    報受け付け部と、(3)前記販売希望情報受け付け部で
    受け付けた販売希望情報を保持する販売希望情報記憶部
    と、(4)商品仲介者からの販売希望情報参照要求を受
    け付け、前記販売希望情報記憶部で記憶されている販売
    希望情報のうち少なくとも商品の品種、日付、数量、販
    売希望差額、販売希望情報を特定する識別子を商品仲介
    者に提示する販売希望情報参照部と、(5)購入を希望
    する販売仲介者(買手)からの、少なくとも買手を特定
    する識別子、販売希望情報を特定する識別子、数量から
    なる購入希望情報を受け付ける購入希望情報受け付け部
    と、(6)売手から商品供給者へは、当該販売希望情報
    の「売手を特定する識別子」、当該販売希望情報の「商
    品の品種」、当該販売希望情報の「日付」、当該購入希
    望情報の「数量」、当該販売希望情報の「販売希望差
    額」+前記商品仲介者価格記憶部で保持されている「売
    手が商品供給者から購入する価格」からなる売買、もし
    くはマイナス「販売希望差額」分のペナルティーによる
    注文取り消しを、商品供給者から買手へは、当該購入希
    望情報の「買手を特定する識別子」、当該販売希望情報
    の「商品の品種」、当該販売希望情報の「日付」、当該
    購入希望情報の「数量」、当該販売希望情報の「販売希
    望差額」+前記商品仲介者価格記憶部で保持されている
    「買手が商品供給者から購入する価格」からなる売買を
    同時に成約決定し、前記販売希望情報記憶部から、当該
    販売希望情報を削除する取引処理部とを有することを特
    徴とする商品取引システム
  12. 【請求項12】商品供給者からの割引率が異なる複数の
    商品仲介者が存在する場合に、商品仲介者間で商品在庫
    又は商品の購入権の取引を行うシステムであって、
    (1)商品毎の、各商品仲介者が商品供給者から購入す
    る価格を保持する商品仲介者価格記憶部と、(2)購入
    を希望する買手から、少なくとも、買手を特定する識別
    子、商品の品種、日付、数量、購入希望価格からなる購
    入希望情報を受け付け、前記商品仲介者価格記憶部で記
    憶されている、商品毎の、各商品仲介者が商品供給者か
    ら購入する価格を参照して購入希望差額(「購入希望差
    額」は、「買手の販売希望価格」から「買手が商品供給
    者から購入する価格」を差し引いた値とする)を算出
    し、購入希望情報に購入希望差額を追加する購入希望情
    報受け付け部と、(3)前記購入希望情報受け付け部で
    受け付けた購入希望情報を保持する購入希望情報記憶部
    と、(4)商品仲介者からの購入希望情報参照要求を受
    け付け、前記購入希望情報記憶部で記憶されている購入
    希望情報のうち少なくとも商品の品種、日付、数量、購
    入希望差額、購入希望情報を特定する識別子を商品仲介
    者に提示する購入希望情報参照部と、(5)販売を希望
    する販売仲介者(売手)からの、少なくとも売手を特定
    する識別子、購入希望情報を特定する識別子、数量から
    なる販売希望情報を受け付ける販売希望情報受け付け部
    と、(6)売手から商品供給者へは、当該販売希望情報
    の「売手を特定する識別子」、当該購入希望情報の「商
    品の品種」、当該購入希望情報の「日付」、当該販売希
    望情報の「数量」、当該購入希望情報の「購入希望差
    額」+前記商品仲介者価格記憶部で保持されている「売
    手が商品供給者から購入する価格」からなる売買、もし
    くはマイナス「購入希望差額」分のペナルティーによる
    注文取り消しを、商品供給者から買手へは、当該購入希
    望情報の「買手を特定する識別子」、当該購入希望情報
    の「商品の品種」、当該購入希望情報の「日付」、当該
    販売希望情報の「数量」、当該購入希望情報の「購入希
    望差額」+前記商品仲介者価格記憶部で保持されている
    「買手が商品供給者から購入する価格」からなる売買を
    同時に成約決定し、前記購入希望情報記憶部から、当該
    購入希望情報を削除する取引処理部とを有することを特
    徴とする商品取引システム
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