JP2009104067A - 画像形成装置 - Google Patents

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宏和 東内
Masao Kondo
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Abstract

【課題】ループの異常状態を検出してループの異常状態に基づいて用紙の搬送速度を制御することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着ループセンサがオン状態であるかどうかを判断する。定着ループセンサがオン状態である場合には、定着モータ速度VをVuに設定し、定着ループセンサがオフ状態である場合には、定着モータ速度VをVdに設定する。定着モータ速度VをVuに設定した場合には、連続ONカウンタについて、カウントアップを行なう。連続ONカウンタが異常検出時間カウンタよりも小さいかどうかを判断し、連続ONカウンタもしくは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きい場合にはループ異常フラグをセットする。そして、ループ異常フラグがセット状態である場合には、定着モータ速度Vを異常用の速度VerronあるいはVerroffに設定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、プリンタ、複写機等の画像形成装置に関し、特にその定着部の速度制御に関するものである。
従来の画像形成装置として、感光ドラム上のトナー像を記録媒体(用紙、記録媒体とも称する)に転写する転写部と、転写部から送られた記録媒体上のトナー像をたとえば熱ローラ方式により定着する定着部とを有する電子写真方式の画像形成装置が知られている。
このような電子写真方式の画像形成装置において、転写部と定着部とが用紙に与える搬送速度が熱ローラ(熱を受けるローラ)径の変化等によりそれぞれ異なったものとなると転写部と定着部との間で用紙の引っ張り合いや過剰ループ等が発生し、画像劣化の原因となるということが知られている。
たとえば特許文献1では、転写部と定着部との間で一定のループを形成するようにループ検知手段の検出結果から搬送手段の速度基準値を算出し、速度基準値に対し搬送速度を増減させることでループを制御する画像形成装置が開示されている。
特開2005−181507号公報
しかしながら、たとえば水分を含んだ薄紙の用紙を搬送した場合に、用紙が搬送ガイドに沿って搬送されるのではなく、搬送ガイドの内側に、想定している方向と逆側方向にループを作って搬送される場合がある。
このような場合、特許文献1の構成では、ループ検知手段において、ループの変化を検出することができないために正しく用紙の搬送速度を制御することができない。その結果、紙しわや画像面のこすれ等による画像不良を引き起す可能性がある。
また、特許文献1の構成では、ループの異常状態を検出し、その結果に基づいてループを制御することについては何ら開示されていない。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、ループの異常状態を検出してループの異常状態に基づいて用紙の搬送速度を制御することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る画像形成装置は、画像を形成する画像形成部と、画像形成部で形成した画像を、記録媒体上に転写する転写部と、記転写部で記録媒体上に転写した画像を定着させる定着部と、転写部を駆動する第1駆動部と、定着部を駆動する第2駆動部と、記録媒体が転写部と前定着部との双方に接しているときに、第1の駆動部と第2の駆動部の駆動速度の差により、転写部と定着部との間に生じる記録媒体のたわみ量であるループ量を検知するループ検知部と、ループ検知部におけるループ量の検知結果に基いて、ループ量が所定の範囲内の正常なループとなるように、第2の駆動部の速度基準値を基準として、第2の駆動部の駆動速度を増減させる速度制御部とを含む。速度制御部は、第2の駆動部の駆動速度の速度基準値を基準として、第2の駆動部の駆動速度を切り替えてから、ループ検知部において所定時間以内にループ量の変化を検知できなかった場合は、記録媒体が転写部と定着部との間で異常なループを形成している状態であると判断し、第2の駆動部の駆動速度を異常用の速度に切り替える。
好ましくは、記録媒体の指定された材質に基いて、所定時間の長さを調整する。
好ましくは、速度制御部は、第2の駆動速度を異常用の速度に切り替えてから、ループ検知部においてループ量の変化を検知した場合には、記録媒体が転写部と定着部との間で正常なループを形成している状態であると判断し、第2の駆動部の速度基準値を基準として、第2の駆動部の駆動速度を増減させる。
好ましくは、ループ量の検知結果に基いて第2の駆動部の速度基準値を調整する速度基準値調整部をさらに含む。速度基準値調整部は、第2の駆動部の駆動速度が切り替えられてから、ループ検知部において所定時間以内にループ量の変化を検知できなかった場合は、速度基準値を調整しない。
好ましくは、記録媒体の材質を検知する材質検知部と、ループ量の検知結果および記録媒体の材質の検知結果に基いて、第2の駆動部の速度基準値を調整する速度基準値調整部とをさらに含む。速度基準値調整部は、利用者により指定された記録媒体の材質と、材質検知部において検知した材質とが異なる場合には、速度基準値を調整しない。
上記画像形成装置は、ループ検知部において所定時間以内にループ量の変化を検知できなかった場合は、異常なループを形成している状態であると判断し、第2の駆動部の駆動速度を異常用の速度に切り替える。これにより、異常なループが形成されている場合には、異常用の速度に切り替えることができるため、ループの異常状態を解消するための速度制御を実行することが可能である。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明においては同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一であるものとする。
本発明の実施の形態においては、本発明に係る画像形成装置をタンデム方式のデジタルカラープリンタ(以下、プリンタとも称する)で適用する場合について説明するが、本発明に係る画像形成装置はプリンタに限定されず、タンデム方式のファクシミリ装置やMFP(Multi Function Peripherals)などであってもよい。またはプリンタ等の画像出力装置に接続されたパーソナルコンピュータ等のコンピュータに適用することも可能である。
図1は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置が適用されるプリンタ1の概略構成を説明する模式的断面図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従うプリンタ1は、作像部と搬送部と定着部とに大分される。
図1を参照して、プリンタ1の作像部は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックにそれぞれ対応する複数のカートリッジ(現像器)28a〜28d(総称してカートリッジ28とも称する)を含んで構成される。各色にそれぞれ対応して設けられたカートリッジ28a〜28dの構成部品については、同様であるので代表的にカートリッジ28aについて説明する。
カートリッジ28aは、感光体3aと感光体3aの表面を均一に帯電させる帯電部5aと、画像データを構成する各色データに基づいて感光体3aにレーザビームを出力して均一に帯電された感光体3aの表面に画像データに応じた露光を行なって静電潜像を形成する露光部6aと、感光体3aの表面に形成された静電潜像をトナーで現像し、トナー像を形成する現像部4a等が内蔵される。他のカートリッジ28についても同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
さらに、プリンタ1の作像部は、感光体3a〜3d上に形成されたトナー像を重ねて一次転写し、画像を形成する中間転写ベルト2と、中間転写ベルト2上に一次転写されたトナー像を記録媒体(印刷用紙あるいは単に用紙とも称する)上に二次転写する転写ローラ11と、二次転写後に中間転写ベルト2上に残留するトナーを中間転写ベルト2から分離する中間転写ベルトクリーナブレード7と、廃トナーボックス15とを含んで構成される。また、中間転写ベルト2上部において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックにそれぞれ対応してトナーボトル25a〜25dが設けられ、トナーボトル25a〜25d内に撹拌羽26a〜26dがそれぞれ設けられる。
中間転写ベルト2は、複数のローラ(図1においては2つのローラ)により緩まないように懸架される無端ベルトである。上記複数のローラが図1において反時計回りに回転することで中間転写ベルト2は所定速度で図1において反時計回りに回転する。図1において中間転写ベルト2の回転方向の下流から上流に向かって、カートリッジ28a〜28dがその順に所定間隔で配置される。
転写ローラ11は、上記複数のローラのうちの中間転写ベルト2の回転方向の上流側に位置するローラと中間転写ベルト2を介して対をなす。
プリンタ1の搬送部は、記録媒体である印刷用紙を収納する記録媒体収納部16と、記録媒体収納部16から搬送路に記録媒体を給紙する給紙ローラ8と、給紙された記録媒体を中間転写ベルト2上のトナー像との同期をとって転写ローラ11に給紙するためのタイミングローラ10と、トナー像定着後の記録媒体を両面印刷するために再度搬送路に戻す両面搬送路35と、トナー像定着後の記録媒体を排出または両面搬送路35へ搬送する排紙ローラ13と、両面搬送路35へ搬送された記録媒体をタイミングローラ10に給紙する両面経路搬送ローラ14a,14bとを含んで構成される。また、本例においては、手差しで給紙可能な手差し給紙ローラ9が設けられている。
プリンタ1の定着部は、図示しないハロゲンヒータを備え、二次転写後の記録媒体に加熱する加熱ローラ12b、および加熱ローラ12bと記録媒体を介して対をなし、記録媒体を加熱ローラ12bに対して加圧して記録媒体上に二次転写されたトナー像を定着させる加圧ローラ12aとを含んで構成される。なお、加圧ローラ12aおよび加熱ローラ12bを定着ローラとも称する。
図示しないがハロゲンヒータが点灯されることで、加熱ローラ12bの表面温度が上昇し、加熱ローラ12bとして対をなす加圧ローラ12aとの回転に伴って、その間を加圧されながら二次転写後の記録媒体が搬送されることで、記録媒体上のトナーが溶解し、記録媒体上に定着する。
なお、プリンタ1が、カラー画像を印刷するカラーモードで動作する場合には、加熱ローラ12bの表面温度はカラー画像定着温度になるように制御され、溶解温度がカラートナーよりも低いモノクロトナーだけで作像されるモノクロ画像を印刷するモノクロモードで動作する場合には、加熱ローラ12bの表面温度はカラー画像定着温度よりも低いモノクロ画像定着温度になるように制御されるものとする。
また、プリンタ1全体を制御するコントローラ60と、プリンタ1の動作に必要な情報等を記録するメモリ69とを含む。
また、プリンタ1は、転写部を構成する転写ローラ11と、定着部を構成する加熱ローラ12bおよび加圧ローラ12aとの間において、ローラの駆動速度の差により生じる記録媒体のたわみ量であるループ量を検知する定着ループセンサ27と、用紙の有無を検知する用紙検知センサ29〜31と、用紙の材質を検知する用紙材質検知センサ32とをさらに含む。
図2は、本発明の実施の形態に従うプリンタ1の機能ブロックを説明する図である。
図2を参照して、ここでは、プリンタ1全体を制御するコントローラ60と、センサ部67と、各種ローラを駆動するためのモータ部65と、メモリ69とが示されている。
モータ部65は、図1で説明した各種ローラを駆動するためのモータおよびモータを制御するモータドライバ等で構成される。
センサ部67は、図1で説明した各種センサで構成される。具体的には、ここでは、定着ループセンサ27および用紙材質検知センサ32等を含んで構成される。そして、センサ部67の検知結果がコントローラ60に入力される。
コントローラ60は、プリント制御部62、速度制御部61および速度基準値調整部63を含む。速度制御部61は、モータ部65の各種のモータドライバに対して対応するモータの速度が所望の速度となるように指示する。速度基準値調整部63は、後述するが、必要に応じてモータの基準値となる速度を調整するとともに、速度制御部61に対して、初期の速度の基準となる速度基準値を出力する。
また、速度制御部61は、後述する定着ループセンサがオン状態を継続する期間に従ってカウントアップする連続ONカウンタおよび定着ループセンサがオフ状態を継続する期間に従ってカウントアップする連続OFFカウンタを有しているものとする。
プリント制御部62は、利用者の図示しない操作パネルの操作指示(例えばプリント処理等)の指示入力を受け付けてプリンタ1の各部に対してプリント動作処理の実行を指示する。
メモリ69は、速度制御に関する各種必要な情報を格納しており、コントローラ60と必要な情報の授受を実行するものとする。
図3は、転写部と定着部との間で記録媒体に形成されるループ量を制御する構成を説明する図である。
図3を参照して、モータ76は、記録媒体を定着ローラ側へ搬送するための転写ローラ11を駆動する駆動モータである。モータ74は、定着部を構成する加熱ローラ12bおよび加圧ローラ12aを駆動する定着モータである。また、モータドライバ70,72は、モータ74,76にそれぞれ対応して設けられ、コントローラ60の速度制御部の指示に従ってモータ74,76の駆動速度を調整する。
定着ループセンサ27は、転写ローラ11と、加熱ローラ12bおよび加圧ローラ12aとの間で生じる記録媒体のたわみ量であるループ量を検知して、コントローラ60にその結果を出力する。
図4は、本発明の実施の形態に従う定着ループセンサ27を説明する図である。
図4を参照して、転写ローラ11は、固定部材50により取付けられ、図示しない定着ローラ側へと印刷用紙を搬送する。
また、定着ループセンサ27は、フォトインタラプタ52とメカフラグ51から構成され、メカフラグ51は用紙に接触することで支点53を基準として回転可動する部材である。
図5は、定着ループセンサ27の動きを説明する図である。
図5(a)を参照して、ここでは、定着ループセンサ27の一部の斜視図が示されている。
図5(a)に示されるように、フォトインタラプタ52は、一端側から投光された光が他端側で受光可能な状態(透光状態とも称する)に設定されており、支点53を支点としたメカフラグ51の回転角度に従って一端側から投光された光が遮光される状態(遮光状態とも称する)となることを示している。
図5(b)においては、用紙のループ量が小さい場合を説明する図である。
この場合には、メカフラグ51は、ループ量に従って支点53を基準に紙面に対して時計回りに回転することになるが、ループ量が小さい場合には、メカフラグ51は、垂直に起き上がる状態ではなく、フォトインタラプタ52は透光状態となる。
一方、図5(c)においては、用紙のループ量が大きい場合を説明する図である。
この場合には、メカフラグ51は、ループ量に従って支点53を基準に紙面に対して時計回りに回転することになり、ループ量が大きくなるとメカフラグ51は、垂直に起き上がる状態に近づき、フォトインタラプタ52は遮光状態となる。
すなわち、フォトインタラプタ52の透光および遮光状態に基いてループ量の大小を判断することが可能である。
以下においては、フォトインタラプタ52の透光状態を定着ループセンサのオフ状態、フォトインタラプタ52の遮光状態を定着ループセンサのオン状態とも称することとする。
図6は、本発明の実施の形態1に従うコントローラ60におけるループ量の制御処理を説明する全体フロー図である。
図6を参照して、プリント制御部62は、プリント要求を受信したかどうかを判断する(ステップS1)。具体的には、プリンタ1の図示しない操作パネルの操作指示に従って、プリント要求の指示の入力があったかどうかを判断する。
そして、プリント要求を受信した場合にはプリント動作の開始を指示する(ステップS2)。
次に、用紙先端位置がループ制御開始位置に到達したかどうかを判断する(ステップS3)。
ここで、用紙先端位置がループ制御開始位置に到達したかどうかについては用紙検知センサ29が用紙先端の有無を検知した時点であってもよいし、用紙検知センサ29が用紙先端の有無を検知してから所定期間経過後の状態に設定することも可能である。
ステップS3において、用紙先端位置がループ制御開始位置に到達した場合には、次にループ制御を実行する(ステップS4)。具体的には、コントローラ60は、用紙検知センサ29からの用紙の検知信号の入力を受けて、速度制御部61においてループ制御を実行する。ループ制御については後述する。
そして、用紙後端位置がループ制御終了位置に到達したかどうかを判断する(ステップS5)。そして、用紙後端位置がループ制御終了位置に到達するまで上述のループ制御を実行する。用紙後端位置がループ制御終了位置に到達した場合には、処理を終了する(エンド)。
ここで、用紙後端位置がループ制御終了位置に到達したかどうかについては用紙検知センサ29が用紙後端の有無を検知した時点であってもよいし、用紙検知センサ29が用紙後端の有無を検知してから所定期間経過後の状態に設定することも可能である。
図7は、本発明の実施の形態1に従うループ制御を説明するフロー図である。
当該ループ制御処理は、転写部と定着部との間で記録媒体に形成されるループ量が所定の範囲内の正常なループとなるように、速度基準値に対し定着モータの速度を増減させることでループを制御するとともに、ループの異常状態を検出して、異常状態の場合には、定着モータの速度を異常用の速度に設定する。主に、当該ループ制御は、定着ループセンサ27およびコントローラ60の速度制御部61を用いて実行される。
図7を参照して、速度制御部61は、まずループ異常フラグがセット状態であるかどうかを判断する(ステップS10)。当該ループ異常フラグがセット状態であるかリセット状態であるかは、図示しないが速度制御部61内に設けられたレジスタの値に基いて判断するものとする。
ステップS10において、ループ異常フラグがセット状態ではない場合には、次に定着ループセンサ27がオン状態(定着ループセンサ=ON)であるかどうかを判断する(ステップS11)。
ステップS11において、定着ループセンサ27がオン状態である場合には、次に定着モータ速度VをVu(=Gu×Vref:Gu>1)に設定する(ステップS12)。なお、Vrefは、定着モータ速度の速度基準値とする。
一方、定着ループセンサ27がオフ状態である場合には、次に定着モータ速度VをVd(=Gd×Vref:Gd<1)に設定する(ステップS15)。
一例として、Gu,Gdをそれぞれ1.03,0.97に設定し、Vrefを144mm/sに設定することが可能である。
ステップS12において、定着モータ速度VをVuに設定した場合には、次に連続ONカウンタについて、+1の加算処理すなわちカウントアップを行ない、連続OFFカウンタについてリセット状態に設定する(ステップS13)。
そして、ステップS14に進む。
一方、ステップS15において、定着モータ速度VをVdに設定した場合には、次に連続OFFカウンタについて、+1の加算処理すなわちカウントアップを行ない、連続ONカウンタをリセット状態に設定する(ステップS16)。
そして、ステップS14に進む。
ステップS14において、連続ONカウンタもしくは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも小さいかどうかを判断する。
ステップS14において、連続ONカウンタもしくは連続OFFカウンタが異常検出カウンタよりも小さい場合には、正常状態であるためこの処理を終了する。
一方、ステップS14において、連続ONカウンタもしくは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも小さくない場合にはループ異常フラグをセットする(ステップS17)。具体的には、図示しないが速度制御部61内に設けられたレジスタの値を変更して、セット状態に設定するものとする。そして終了する。
ステップS10において、ループ異常フラグがセット状態である場合には、それが連続ONカウンタに基くものか、連続OFFカウンタに基くものかを判別するため、次に、連続ONカウンタが異常検出時間カウンタ以上であるか否かを判断する(ステップS18)。
そして、連続ONカウンタが異常検出時間以上である場合には定着モータ速度VをVerron(=Gron×Vref:Gron>Gu>1)に設定する(ステップS19)。そしてループ制御を終了する。
一方、ステップS18において、連続ONカウンタが異常検出時間よりも小さい場合すなわち連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタ以上である場合には、定着モータ速度VをVerroff(Groff×Vref:Groff>1)に設定する(ステップS19#)。そしてループ制御を終了する。なお、定着モータ速度VはVerroff(>Vref)の適切な値に設定されればよい。
ここで、図6および7のフロー図を用いて用紙のループ量が所定の範囲内の正常なループとなるように、速度を制御する方式について説明する。
印刷用紙を用紙検知センサ29で検知して、用紙先端位置がループ制御開始位置に到達した場合(ステップS3でYES)には、次にループ制御を実行する(ステップS4)。
そして、まず、ループ異常フラグがリセット状態である場合(ステップS10でYES)について考えると、定着ループセンサがオン状態かどうかを判断する(ステップS11)。定着ループセンサがオン状態であるとは、フォトインタラプタ52の遮光状態を意味する。すなわち、定着ループセンサにおいて、用紙のループ量が大きい場合を検出した状態である。
定着ループセンサがオン状態である場合には、速度制御部61は定着モータ74の目標速度を速度基準値よりも速い値V=Vuとなるようにモータドライバ74に対して指示する(ステップS12)。なお、予め定着モータ74の速度は、速度基準値調整部63から速度制御部61に対して速度基準値Vrefが与えられて、当該速度基準値となるようにモータドライバ74に対して指示されているものとする。
当該処理により、定着モータ74の目標速度を速度基準値よりも速くなるように設定することにより、用紙のループ量が小さくなるように制御することが可能である。
そして、連続ONカウンタのカウントアップ処理および連続OFFカウンタのリセット処理を実行して(ステップS13)、次に、連続ONカウンタあるいは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタとを比較して、連続ONカウンタあるいは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも小さいかどうかを判断する(ステップS14)。
ステップS14において、連続ONカウンタあるいは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも小さい場合には、処理を終了する。そして、用紙後端位置がループ制御終了位置に到達するまで再び、ループ制御が実行される(ステップS4)。
再び、ステップS10に戻って、ループ異常フラグがセット状態であるかどうかを判断する。そして、例えば、ループ異常フラグがリセット状態である場合(ステップS10でYES)について考えると、定着ループセンサがオン状態かどうかを判断する(ステップS11)。
定着ループセンサが依然としてオン状態である場合には、前回設定したV=Vuの速度を維持して、次に、連続ONカウンタのカウントアップ処理および連続OFFカウンタのリセット処理を実行する(ステップS13)。
次に、連続ONカウンタあるいは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタとを比較して、連続ONカウンタあるいは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも小さいかどうかを判断する(ステップS14)。
ステップS14において、連続ONカウンタあるいは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも小さい場合には、処理を終了する。そして、用紙後端位置がループ制御終了位置に到達するまで再び、ループ制御が実行される(ステップS4)。
ここで、上述のループ制御を繰り返し実行して、ステップS14において、仮に連続ONカウンタがカウントアップされ続けて、異常検出時間カウンタよりも大きくなった場合について考える。この場合は、定着モータ74の目標速度を速度基準値よりも速くした場合であっても、用紙のループ量が依然として大きいことを意味し、用紙のループ量が小さくなるように制御することができていない、すなわち用紙のループ量は異常状態であることを意味する。
したがって、この場合には、ステップS14において、連続ONカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きくなったことにより、ループ異常フラグをセットする(ステップ17)。
そして、再び、ループ制御を実行した際、ステップS10において、ループ異常フラグがセット状態となるため(ステップ10においてYES)、次に、連続ONカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きいか否かを判断する(ステップS18)。そして、連続ONカウンタが異常検出時間よりも大きい場合であるため、定着モータ速度VをVerron(=Gron×Vref:Gron>Gu>1)に設定する(ステップS19)。連続ONカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きい場合には、定着モータ速度を異常用の速度V=Verronに設定する。
当該処理により、定着モータ74の目標速度を速度基準値よりも速くした場合であっても用紙のループ量が依然として大きく、異常なループ状態となっている場合には、定着モータ74の速度をさらに高速な異常用の速度に切り替えることにより、用紙のループ量が小さくなるように制御することが可能である。
一方、上述のループ制御を繰り返し実行して、ステップS11において、定着ループセンサがオン状態かどうかを判断して、オン状態からオフ状態に遷移していた場合(ステップS11においてNO)には、定着モータ速度Vを速度基準値よりも遅い値V=Vdとなるようにモータドライバ74に対して指示する(ステップS15)。
定着ループセンサがオフ状態であるとは、フォトインタラプタ52の透光状態を意味する。すなわち、定着ループセンサにおいて、用紙のループ量が小さい場合を検出した状態である。
当該処理により、定着モータ74の目標速度を速度基準値よりも遅くなるように設定することにより、今度は、用紙のループ量が大きくなるように制御することが可能である。
そして、連続OFFカウンタのカウントアップ処理および連続ONカウンタのリセット処理を実行して(ステップS16)、次に、連続ONカウンタあるいは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタとを比較して、連続ONカウンタあるいは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも小さいかどうかを判断する(ステップS14)。
ステップS14において、連続ONカウンタあるいは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも小さい場合には、処理を終了する。そして、用紙後端位置がループ制御終了位置に到達するまで再び、ループ制御が実行される(ステップS4)。
ここで、上述のループ制御を繰り返し実行して、ステップS14において、仮に連続OFFカウンタがカウントアップされ続けて、異常検出時間カウンタよりも大きくなった場合について考える。この場合は、定着モータ74の目標速度を速度基準値よりも遅くした場合であっても、用紙のループ量が依然として小さいと判定されていることを意味し、用紙のループ量が正常に大きくなるように制御することができていない、すなわち用紙のループ量は異常状態であることを意味する。たとえば、上述したように用紙が搬送ガイドに沿って搬送されるのではなく、搬送ガイドの内側に、想定している方向と逆側方向に(定着ループセンサ27の位置において、図5の左方向に向かって凸となるように)ループを作って搬送されるような状態を意味する。
したがって、この場合には、ステップS14において、連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きくなったことにより、ループ異常フラグをセットする(ステップ17)。
そして、再び、ループ制御を実行した際、ステップS10において、ループ異常フラグがセット状態となるため(ステップ10においてYES)、次に、連続ONカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きいか否かを判断する(ステップS19)。そして、連続ONカウンタが異常検出時間よりも小さい場合すなわち連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きい場合であるため、定着モータ速度VをVerroff(=Groff×Vref:Goff>1)に設定する(ステップS19#)。連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きい場合には、定着モータ速度を異常用の速度V=Verroffに設定する。
当該処理により、定着モータ74の目標速度を速度基準値よりも遅くした場合に、搬送ガイドの内側に、想定している方向と逆側方向に異常なループ状態となっているような場合には、定着モータ74の速度を異常用の速度に切り替えて、定着モータ74の目標速度を速度基準値よりも少し速くすることにより、想定している方向と逆側方向に生じた用紙のループ量が小さくなるように制御することが可能である。
当該制御処理により、例えば、転写部と定着部との間の印刷用紙は、ループを形成し、ループ量がある一定量以上になると定着ループセンサは、オフ状態からオン状態に切り替わる。
速度制御部61は、定着ループセンサ27がオフ状態からオン状態に切り替わったことを検知すると、定着モータの目標速度を速度基準値より速い値V=Vuに設定し、定着モータを駆動する。定着モータの速度は、速度基準値よりも速いため転写部と定着部との間で生じた印刷用紙のループは徐々に消滅していくことになる。
ループ量がある一定量未満になると定着ループセンサ27は、オン状態からオフ状態に切り替わる。
速度制御部61は、定着ループセンサ27がオフ状態からオン状態に切り替わったことを検知すると、定着モータの目標速度を基準値よりも遅い値V=Vdに設定し、定着モータを駆動する。
当該動作を繰返すことにより、すなわち速度制御部61において定着モータの速度を基準値よりも速い値あるいは遅い値に増減させることによってループ量が所定の範囲内の正常なループとなるように制御することが可能である。
一方で、当該動作を繰り返すことができない場合、すなわち速度制御部61において定着モータの速度を基準値よりも速い値あるいは遅い値に増減させることによってループ量が所定の範囲内の正常なループとならない場合には、上述したように異常のループが発生しているとして、定着モータの速度を異常用の速度に設定する。
本例においては、速度制御部61は、連続ONカウンタおよび連続OFFカウンタを用いて定着ループセンサにおいてオン状態が継続して続く期間あるいはオフ状態が継続して続く期間をカウントする。
当該連続ONカウンタおよび連続OFFカウンタにおいて、所定期間オン状態あるいはオフ状態が継続していることを検知すると、当該状態は印刷用紙のたわみ量(ループ量)が過大となり過ぎる、あるいはガイドの内側に想定している逆側方向にループを作って搬送されている場合と判断し、異常状態であると検出することが可能である。そして、ループ異常フラグをセットして、定着モータの速度を異常用の速度V=VerronあるいはVerroffに設定する。
ことにより、ループの異常状態を解消するための速度制御を実行することが可能である。なお、本例においては、速度制御部61内に連続ONカウンタおよび連続OFFカウンタおよびループ異常フラグを判断するレジスタを設ける構成について説明したが、特に速度制御部61内に限られず、コントローラ内の別の箇所に設けることも可能であるし、また、コントローラ外部に設けることも可能である。また、レジスタの代わりに、メモリ69にループ異常フラグの値を格納して判断することも可能である。
なお、ループ異常フラグの値は、ジョブの終了など、所定のタイミングでリセットしても良いし、あるいはメンテナンス処理等が実行されるまでそのままの状態で維持することも可能である。
また、本例においては、ステップS19において、連続ONカウンタが異常検出時間カウンタ以上であるか否かを判断した場合について説明したが、特にこれに限られず、例えば、連続ONカウンタが異常検出時間カウンタ以上である場合に、ループ異常フラグの値を格納するレジスタと、連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタ以上である場合に、ループ異常フラグの値を格納するレジスタをそれぞれ別に設けることにより、いずれのレジスタの値が変更されているかに応じて定着モータ速度VをVerronあるいはVerroffに設定するかを判断することも可能である。要するにループ異常フラグが連続ONカウンタによるものか連続OFFカウンタによるものかを判別できさえすればよい。
なお、本例においては、フォトインタラプタ52の透光状態を定着ループセンサのオフ状態、フォトインタラプタ52の遮光状態を定着ループセンサのオン状態として説明するが、透光状態を定着ループセンサのオン状態、遮光状態を定着ループセンサのオフ状態として、オン状態の場合に、定着モータ速度VをVdとし、オフ状態の場合に、定着モータ速度VをVuに設定することも可能である。
(実施の形態1の変形例)
上記の実施の形態1においては、連続ONカウンタあるいは連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きくなったか否かに基いて、ループが異常状態であるかを判断し、異常であると判断した場合には、定着モータの速度を異常用の速度に設定する方式について説明した。
一方、ループの形成にかかる時間は搬送する印刷用紙の種類、厚紙等の材質により異なる。
図8は、本発明の実施の形態1の変形例に従う異常検出時間カウンタのテーブルを説明する図である。なお、当該異常検出時間カウンタのテーブルは、予めメモリ69に格納されているものとする。
図8を参照して、本例において異常検出時間カウンタのテーブルは、普通紙、厚紙、OHPにそれぞれ応じて異常検出時間カウンタの値が異なる場合が示されている。なお、本例においては、カウント数1が10ms相当である場合が示されている。したがって、カウント数20で200ms相当となる。
すなわち、利用者が印刷用紙の材質を選択することにしたがって、速度制御部61は、メモリ69に格納された異常検出時間カウンタのテーブルを参照して、当該選択された材質に対応する異常検出時間カウンタを設定するものとする。
例えば、厚紙およびOHPに合わせて異常検出時間カウンタを設定した場合には、普通紙等の腰の弱い用紙を給紙した場合は、ループ異常の検出が遅れてしまい、画像劣化の原因となり得る。
一方で、厚紙等の腰の比較的強い用紙を給紙した場合に、薄紙に合わせて異常検出カウンタを設定した場合には、異常を誤検出する可能性があり画像劣化の原因となり得る。
当該方式により、印刷用紙の材質等に従って異常検出時間カウンタを適切な値に調整することにより、画像劣化の原因を抑制してループ異常に対して適切なモータ制御を実行することができる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2に従うループ制御を説明するフロー図である。
図9を参照して、図7で説明した本発明の実施の形態1に従うループ制御と比較して、ステップS20〜S29,S29#をさらに設けた点が異なる。その他の点については同様であるのでその詳細な説明は繰返さない。
ステップS13において連続ONカウンタについてカウントアップし、連続OFFカウンタをリセットした場合に、次に前回定着ループセンサ状態をオン状態にセットする(ステップS20)。当該前回定着ループセンサ状態がオン状態であるかオフ状態であるかは、図示しないが速度制御部61内に設けられたレジスタの値に基いて判断するものとする。そして、ステップS14に進む。
また、ステップS16において、連続OFFカウンタについてカウントアップし、連続OFFカウンタをリセットした場合に、次に前回定着ループセンサ状態をオフ状態に設定する(ステップS21)。そして、ステップS14に進む。
そして、ステップS10において、ループ異常フラグがセットされている場合に、次に、連続ONカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きいか否かを判断する(ステップS18)。
そして、連続ONカウンタが異常検出時間よりも大きい場合には定着モータ速度VをVerronに設定する(ステップS19)。
一方、ステップS19において、連続ONカウンタが異常検出時間よりも小さい場合すなわち連続OFFカウンタが異常検出時間カウンタよりも大きい場合には、定着モータ速度VをVerroffに設定する(ステップS19#)。
そして、定着モータ速度Vを異常用の速度に設定した場合、次に定着ループセンサがオン状態であるかどうかを判断する(ステップS22)。
ステップS22において、定着ループセンサがオン状態である場合には、前回定着ループセンサがオフ状態であるかどうかを判断する(ステップS23)。すなわち、ここでは、前回定着ループセンサ状態から状態が変化したかどうかを判断している。
ステップS23において、定着ループセンサがオン状態で前回定着ループセンサ状態がオフ状態である場合すなわち、状態が変化した場合には、定着モータの速度VをVuに設定する(ステップS24)。そして、ループ異常フラグをリセットする(ステップS25)。そして、さらに、連続OFFカウンタをリセットする(ステップS29)。一方、ステップS23において、前回定着ループセンサ状態がオン状態である場合すなわち前回定着ループセンサ状態から状態が変化していない場合には、ループ制御処理を終了する。
また、ステップS22において、定着ループセンサがオフ状態である場合には、前回定着ループセンサがオン状態であるかどうかを判断する(ステップS26)。すなわち、ここでは、前回定着ループセンサ状態から状態が変化した場合には、定着モータの速度VをVdに設定する(ステップS27)。そして、ループ異常フラグをリセットする(ステップS28)。そして、さらに、連続ONカウンタをリセットする(ステップS29#)。一方、ステップS26において、前回定着ループセンサ状態がオフ状態である場合すなわち前回定着ループセンサ状態から状態が変化していない場合には、ループ制御処理を終了する。
本実施の形態2に従う方式は、ループ異常が検知され、異常用の速度に設定した後、定着ループセンサの検知状態がオン状態からオフ状態あるいはオフ状態からオン状態になった場合には、既にループ異常が解消されたものと判断してループ異常フラグをリセットするものとする。当該フローにより実施の形態1においてはループ異常フラグがセットされた場合には、定着モータの速度を異常用の速度に設定する場合の処理のみが実行されるが、本発明の実施の形態2に従うフローにより、一度ループ異常フラグがセットされて、ループ異常状態であると判定された場合においても、ループ異常が解消された場合には正常ループであると判断して正常状態に復帰することが可能となる。
当該フローにより実施の形態1よりもさらに効率的なループ制御を実行することができる。
なお、本例においては、前回定着ループセンサ状態を格納するレジスタを設けて、当該レジスタの値に基いて、判断する方式について説明したが、メモリ69に前回定着ループセンサ状態の値を格納して判断することも可能である。
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3に従うコントローラ60におけるループ量の制御処理を説明する全体フロー図である。
図10を参照して本発明の実施の形態3に従う全体フロー図は、図6で説明した全体フロー図と比較して、速度基準値設定処理(ステップS6)および速度基準値変更処理(ステップS7)をさらに追加するとともに、ステップS4をステップS4#に置換した点が異なる。その他の点については同様であるのでその詳細な説明は繰返さない。
ステップS3において、用紙先端位置がループ制御開始位置に到達した後、速度基準値の設定処理を実行する(ステップS6)。
図11は、速度基準値の設定処理を説明する図である。
図11を参照して、速度基準値調整部63は、用紙材質テーブルを参照して、速度基準値Vrefを設定する(ステップS30)。具体的には普通紙、厚紙、OHPに従って予め設定されたテーブルから速度基準値を読出して設定する。当該用紙材質テーブルは、メモリ69に予め格納されているものとする。
また、用紙材質テーブルから設定された速度基準値Vrefに基づいて、定着モータの速度Vu,Vdとともに、異常用の速度Verron,Verroffを設定する。そして、処理を終了する。具体的には、速度基準値調整部63で設定された速度が速度制御部61に出力される。
再び図10を参照して、速度基準値を設定した後、ループ制御を実行する(ステップS4#)。そして用紙後退位置がループ制御終了位置に到達した場合は次に速度基準値変更処理を実行する(ステップS7)。
図12は、本発明の実施の形態3に従うループ制御を説明するフロー図である。
図12を参照して、図7で説明した本発明の実施の形態1に従うループ制御と比較して、ステップS40,S41をさらに設けた点が異なる。その他の点については同様であるのでその詳細な説明は繰返さない。
ステップS12において、定着モータの速度VをVuに設定し、次に、累積ONカウンタをカウントアップする(ステップS40)。定着ループセンサがオン状態であれば、その回数に応じて+1の加算処理を累積的に実行する。
そして、次に、連続ONカウンタをカウントアップするとともに、連続OFFカウンタをリセットする(ステップS13)。また、ステップS15において、定着モータの速度VをVdに設定し、次に、累積OFFカウンタをカウントアップする(ステップS41)。定着ループセンサがオフ状態であれば、その回数に応じて+1の加算処理を累積的に実行する。
そして、次に、連続OFFカウンタをカウントアップするとともに、連続ONカウンタをリセットする(ステップS13)。
その他の部分については、図7で説明したのと同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
ステップS40,S41の累積ONカウンタおよび累積カウンタOFFカウンタのカウントアップにより、後述するが定着ループセンサのON状態と、OFF状態の割合を相対的に判断することが可能である。なお、累積ONカウンタおよび累積OFFカウンタは、図示しないが連続ONカウンタおよび連続OFFカウンタと同様に、コントローラ60の速度制御部61内に設けられているものとする。
図13は、速度基準値変更処理を説明するフロー図である。
図13を参照して、ループ異常フラグがセット状態かどうかを判断する(ステップS50)。そして、ループ異常フラグがセット状態である場合には処理を終了する。一方、ループ異常フラグがセット状態ではない場合には、次に速度基準値Vrefを算出する(ステップS81)。そして、次に用紙材質テーブルの速度基準値Vrefを更新する(ステップS82)。そして処理を終了する。
ここで、速度基準値Vrefの算出方法について説明する。
上述した図12のフロー図において、累積ONカウンタおよび累積OFFカウンタの回数をそれぞれConおよびCoffとする。そして、定着ループセンサのオン時間およびオフ時間の割合をそれぞれRonおよびRoffとする。
オン時間の割合Ronは、Con/(Con+Coff)で示される。
またオフ時間の割合Roffは、1−Ronで示される。
そして、速度基準値をVref=Vu×Ron+Vd×Roffとして算出する。
したがって、累積ONカウンタの値Conが累積OFFカウンタの値Coffと比較して大きい場合には、定着ループセンサにおいて、用紙のループ量が大きい場合を長い期間検出したことを意味し、この場合には、算出された速度基準値Vrefの値は、予め設定されていた速度基準値の値よりも速くなる。
そして、当該算出された速度基準値が、普通紙、厚紙、OHP等の指定された用紙に対応する用紙材質テーブルの速度基準値Vrefの値として更新される。
なお、本例においては、累積ONカウンタおよび累積OFFカウンタは、図10における1回分の処理に従ってリセットされ、前回1回分の累積ONカウンタおよび累積OFFカウンタの結果に基いて速度基準値が算出される方式について説明しているが、これに限られず、複数回の累積結果の平均値に基いて速度基準値を算出することも可能である。
当該処理により、最初に設定される速度基準値が最適な速度に微調整されるため実施の形態1よりもさらに効率的なループ制御を実行することができる。
(実施の形態3の変形例)
図14は、本発明の実施の形態3の変形例に従うコントローラ60におけるループ量の制御処理を説明する全体フロー図である。
図14を参照して、図10の全体フロー図と比較して、ステップS2のプリント動作開始指示の後、用紙材質検出処理(ステップS8)をさらに実行し、ステップS7をステップS7#に置換した点が異なる。その他の点については、同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
ステップS2において、プリント動作開始指示がされた後、用紙材質検出処理を実行する(ステップS8)。具体的には、図1の用紙材質検知センサ32において、検知された用紙の材質が利用者が選択した印刷用紙の材質と同じであるかどうかを判断する。そして、後述するが、その判断結果を速度基準値変更処理(ステップS7#)で用いることとする。
その他の点については、図10で説明したのと同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
図15は、本発明の実施の形態3の変形例に従う速度基準値変更処理について説明するフロー図である。
図15を参照して、図13のフロー図と比較して、ステップS53をさらに設けた点が異なる。具体的には、ステップS50において、ループ異常フラグがセットされているかどうかが判断されて、ステップS50においてNOの場合に、指定された用紙材質と用紙材質検出で検出した結果が同じかどうかが判断される(ステップS53)。ステップS53において、指定された用紙材質と用紙材質検出で検出した結果が同じである場合には、上述したステップS51に進み、後の処理については、図13で説明したのと同様である。
一方、ステップS53において、指定された用紙材質と用紙材質検出で検出した結果が同じでない場合には、処理を終了する。
利用者により、用紙の収納位置を誤るあるいは用紙の収納位置の割当の誤操作により、実際に記録媒体収納部16から給紙された用紙と、指定された用紙材質とが異なる場合もあり、そのような場合には、用紙材質の相違により速度基準値が異なるため用紙材質テーブルの速度基準値Vrefの値を更新するのは適切ではない。
したがって、指定された用紙材質と、用紙材質検知センサにおける検出された用紙材質とが同じ場合に速度基準値を変更することにより、ループ制御を安定的かつ効率的に実行することが可能である。
また、本発明の実施の形態3においては、図7で説明したループ制御処理について、図12で説明したループ制御処理とすることも可能である。具体的には、図9で説明したステップS12とステップS13との間にステップS40の処理をさらに設け、ステップS15とステップS16との間にステップS41の処理をさらに設ければ実現することが可能である。
なお、本発明にかかる画像形成装置は、プリンタに限られず、MFPやファクシミリ装置等であってもよい。なお、コントローラ60として、上述のフローで説明したような制御を実行させるプログラムをコンピュータに実行させるようにして実現することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、プログラムは、コンピュータのオペレーションシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、プログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に従う画像形成装置が適用されるプリンタ1の概略構成を説明する模式的断面図である。 本発明の実施の形態に従うプリンタ1の機能ブロックを説明する図である。 転写部と定着部との間で記録媒体に形成されるループ量を制御する構成を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う定着ループセンサ27を説明する図である。 定着ループセンサ27の動きを説明する図である。 本発明の実施の形態1に従うコントローラ60におけるループ量の制御処理を説明する全体フロー図である。 本発明の実施の形態1に従うループ制御を説明するフロー図である。 本発明の実施の形態1の変形例に従う異常検出時間カウンタのテーブルを説明する図である。 本発明の実施の形態2に従うループ制御を説明するフロー図である。 本発明の実施の形態3に従うコントローラ60におけるループ量の制御処理を説明する全体フロー図である。 速度基準値の設定処理を説明する図である。 本発明の実施の形態3に従うループ制御を説明するフロー図である。 速度基準値変更処理を説明するフロー図である。 本発明の実施の形態3の変形例に従うコントローラ60におけるループ量の制御処理を説明する全体フロー図である。 本発明の実施の形態3の変形例に従う速度基準値変更処理について説明するフロー図である。
符号の説明
1 プリンタ、2 中間転写ベルト、3a〜3d 感光体、4a〜4d 現像部、5a〜5d 帯電部、6a〜6d 露光部、7 中間転写ベルトクリーナブレード、8,9 給紙ローラ、10 タイミングローラ、11 転写ローラ、12a 加熱ローラ、12b 加圧ローラ、13 排紙ローラ、14a,14b 両面経路搬送ローラ、15 廃トナーボックス、16 記録媒体収納部、25a〜25d トナーボトル、26a〜26d 撹拌羽、28a〜28d カートリッジ、29〜31 用紙検知センサ、32 用紙材質検知センサ、35 両面搬送路、60 コントローラ、61 速度制御部、62 プリント制御部、63 速度基準値調整部、69 メモリ、70,72 モータドライバ、74,76 モータ。

Claims (5)

  1. 画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で形成した画像を、記録媒体上に転写する転写部と、
    前記転写部で前記記録媒体上に転写した画像を定着させる定着部と、
    前記転写部を駆動する第1駆動部と、
    前記定着部を駆動する第2駆動部と、
    前記記録媒体が前記転写部と前定着部との双方に接しているときに、前記第1の駆動部と前記第2の駆動部の駆動速度の差により、前記転写部と前記定着部との間に生じる前記記録媒体のたわみ量であるループ量を検知するループ検知部と、
    前記ループ検知部における前記ループ量の検知結果に基いて、前記ループ量が所定の範囲内の正常なループとなるように、前記第2の駆動部の速度基準値を基準として、前記第2の駆動部の駆動速度を増減させる速度制御部とを備え、
    前記速度制御部は、前記第2の駆動部の駆動速度の速度基準値を基準として、前記第2の駆動部の駆動速度を切り替えてから、前記ループ検知部において所定時間以内にループ量の変化を検知できなかった場合は、前記記録媒体が前記転写部と前記定着部との間で異常なループを形成している状態であると判断し、前記第2の駆動部の駆動速度を異常用の速度に切り替える、画像形成装置。
  2. 前記速度制御部は、前記記録媒体の指定された材質に基いて、前記所定時間の長さを調整する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記速度制御部は、前記第2の駆動速度を異常用の速度に切り替えてから、前記ループ検知部において前記ループ量の変化を検知した場合には、前記記録媒体が前記転写部と前記定着部との間で正常なループを形成している状態であると判断し、前記第2の駆動部の速度基準値を基準として、前記第2の駆動部の駆動速度を増減させる、請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記ループ量の検知結果に基いて前記第2の駆動部の速度基準値を調整する速度基準値調整部をさらに備え、
    前記速度基準値調整部は、前記第2の駆動部の駆動速度が切り替えられてから、前記ループ検知部において前記所定時間以内にループ量の変化を検知できなかった場合は、前記速度基準値を調整しない、請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記記録媒体の材質を検知する材質検知部と、
    前記ループ量の検知結果および前記記録媒体の材質の検知結果に基いて、前記第2の駆動部の速度基準値を調整する速度基準値調整部とをさらに備え、
    前記速度基準値調整部は、利用者により指定された前記記録媒体の材質と、前記材質検知部において検知した材質とが異なる場合には、前記速度基準値を調整しない、請求項1記載の画像形成装置。
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