JP2009103897A - 撮像レンズ - Google Patents

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Hiroyuki Teraoka
弘之 寺岡
Junji Kitamura
淳二 北村
Masao Nishiyama
昌男 西山
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Abstract

【課題】撮像レンズ全体の焦点距離が短く、小型で、光学特性の良好な2枚レンズ構成の撮像レンズの提供。
【解決手段】物体側から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズL1と像面側に凸面を向けた負のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズL2を配置し、第1レンズL1の焦点距離をf1、第2レンズL2の焦点距離をf2、第1レンズの物体側の面の曲率半径をR1、第1レンズの像面側の面の曲率半径をR2、第2レンズの物体側の面の曲率半径をR3、第2レンズの像面側の面の曲率半径をR4とするとき、下記の条件式(1)〜(3)を満足する撮像レンズ。
−20.00<f2/f1<−1.00 (1)
0.10<R1/R2<0.60 (2)
0.03<R3/R4<0.75 (3)
【選択図】 図1

Description

本発明は撮像レンズに関する。特に、高画素用CCD、COMS等の固体撮像素子を使用した小型撮像装置、光センサー、携帯用モジュールカメラ、WEBカメラなどに好適な、小型で良好な光学特性を有する2枚のレンズで構成される撮像レンズに関する。
近年、CCDやCMOSなどの固体撮像素子を使用した各種撮像装置が広く普及している。これら撮像素子の高性能化、小型化にともない、従来以上に、小型、軽量で、良好な光学特性を有する撮像レンズが求められている。
従来、小型化と良好な光学特性とを共に満足させる撮像レンズに関し、多くの研究開発が行われている。CCDなどの固体撮像素子の高性能化により、求められる小型化や光学特性のレベルは高くなっている。撮像レンズを小型化するには、構成するレンズ枚数は少ないほど有利となる。一方、光学特性はレンズの枚数が多くなるほど、諸収差の補正が容易となり、良好な光学特性を有する撮像レンズを得ることができる。これらを考慮して、小型化と良好な光学特性とをバランスさせた2枚のレンズで構成される撮像レンズが提案されている。
特許文献1の実施例5には、物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状の第1レンズと、像面側に凸面を向けた負のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズとで構成される撮像レンズであって、撮像レンズ全体の焦点距離、第1レンズの焦点距離及び第2レンズの焦点距離などが特定の関係を満足する撮像レンズが提案されている。この提案の撮像レンズは、撮像レンズ全体の焦点距離が長く、要求される小型化は、未だ不十分であった。又、第1レンズの屈折率が第2レンズの屈折率より大きいため、第2レンズの設計範囲に制約が生じることがあり、収差の補正、特に、色収差の補正が不十分となることがある。なお、本発明でのパワーは、焦点距離の逆数で表される量のことをいう。
特開2004−170460号公報
本発明は、上記従来例の問題点を解決するためになされたものであり、撮像レンズ全体の焦点距離や光学長が短く、小型で、光学特性、特に、色収差が良好に補正された2枚のレンズで構成される撮像レンズの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、鋭意検討した結果、第1レンズと第2レンズのパワー配分及び両レンズのメニスカス形状を特定化することにより、目的の撮像レンズが得られることを見出し、本発明に到達した。
請求項1の発明の撮像レンズは、物体から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと像面側に凸面を向けた負のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズを配置し、第1レンズの焦点距離をf1、第2レンズの焦点距離をf2、第1レンズの物体側の面の曲率半径をR1、第1レンズの像面側の面の曲率半径をR2、第2レンズの物体側の面の曲率半径をR3、第2レンズの像面側の面の曲率半径をR4とするとき、下記の条件式(1)〜(3)を満足する。
−20.00<f2/f1<−1.00 (1)
0.10<R1/R2<0.60 (2)
0.03<R3/R4<0.75 (3)
請求項2の発明の撮像レンズは、請求項1記載の撮像レンズにおいて、撮像レンズ全体の焦点距離をf、第2レンズの焦点距離をf2とするとき、下記の条件式(4)を満足する。
−25.00<f2/f<−1.00 (4)
請求項3の発明の撮像レンズは、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の撮像レンズにおいて、第1レンズの焦点距離をf1、第1レンズの中心厚をd1とするとき、下記の条件式(5)を満足する。
2.00<f1/d1<5.00 (5)
請求項1の発明によれば、物体から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと像面側に凸面を向けた負のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズを配置し、上記条件式(1)〜(3)を満足することにより、撮像レンズ全体の焦点距離や光学長の短い、小型で、収差、特に、色収差が好適に補正された撮像レンズを得ることができる。得られる撮像レンズは、携帯用モジュールカメラ、WEBカメラ、パソコン、デジタルカメラ、自動車や各種産業機器の光センサー、モニターなどに使用され、これらの機器の小型、軽量化や高性能化に寄与する。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の撮像レンズにおいて、撮像レンズ全体の焦点距離と第2レンズの焦点距離との比が上記条件式(4)を満足することにより、小型で、諸収差、特に、色収差が補正された撮像レンズをより容易に得ることができる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の発明の撮像レンズにおいて、第1レンズの焦点距離と第1レンズの中心厚との比が上記条件式(5)を満足することにより、小型で、諸収差、特に、色収差が補正された撮像レンズをより容易に得ることができる。
本発明に係る撮像レンズLAの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本発明の一実施形態にかかる撮像レンズの構成図を図1に示す。この撮像レンズLAは、物体側(図示せず)から像面に向かって順に、絞りS1、第1レンズL1、第2レンズL2が配列された2枚構成のレンズ系である。第2レンズL2と像面との間に、ガラス平板GFが置かれる。このガラス平板GFは、カバーガラス、IRカットフィルタ、又は、ローパスフィルタ等の機能を有するものを使用することができる。
絞りS1を第1レンズL1より物体側(図示せず)へ配置することにより、入射瞳位置を像面から遠い位置にとることができる。これにより、高いテレセントリック性を確保することが可能となり、像面に対する入射角を好適にすることが容易となる。
第1レンズL1は1面以上が非球面、好ましくは両面が非球面の物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状のレンズであり、第2レンズ゛L2は1面以上が非球面、好ましくは両面が非球面の像面側に凸面を向けた負のパワーを有するメニスカス形状のレンズである。
本発明の撮像レンズLAは、物体側から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズL1と像面側に凸面を向けた負のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズL2を配置し、第1レンズL1の焦点距離をf1、第2レンズL2の焦点距離をf2、第1レンズL1の物体側の面の曲率半径をR1、第1レンズL1の像面側の面の曲率半径をR2、第2レンズL2の物体側の面の曲率半径をR3、第2レンズL2の像面側の面の曲率半径をR4とするとき、下記の条件式(1)〜(3)を満足する。これにより、撮像レンズ全体の焦点距離や光学長が短く、小型で、色収差などの収差が良好に補正された2枚レンズ構成の撮像レンズを得ることが出来る。
−20.00<f2/f1<−1.00 (1)
0.10<R1/R2<0.60 (2)
0.03<R3/R4<0.75 (3)
条件式(1)は、第1レンズL1と第2レンズL2のパワーバランスを規定する条件式である。第1レンズL1の焦点距離f1と第2レンズL2の焦点距離f2との比、f2/f1のより好ましい条件式は、−18.00<f2/f1<−2.00である。f2/f1が条件式(1)の下限を下回ると、諸収差の補正は比較的容易となるが、第1レンズの前方主点位置が像面に近づき、撮像レンズLAの光学長が長くなることがあり、小型化が困難となる。一方、f2/f1の値が、条件式(1)の上限を上回ると、第1レンズL1のパワーが強くなり過ぎ、小型化は容易となるが、球面収差および倍率色収差などの色収差の補正が困難となることがある。
第1レンズL1、第2レンズL2のそれぞれのメニスカス形状を特定化し、レンズの両面を非球面形状とすることにより、第1レンズL1で発生した収差の補正を容易におこなうことができる。条件式(2)は、第1レンズL1のメニスカス度合を規定する式である。より好ましい条件式は、0.20<R1/R2<0.55である。第1レンズL1の物体側の面の曲率半径R1と第1レンズL1の像面側の面の曲率半径R2の比、R1/R2が条件式(2)の上限を上回ると像面側の面の曲率半径R2がきつくなり、歪曲収差などの補正が困難になる。一方、下限を下回ると第1レンズL1の前方主点位置が像側へ近づき撮像レンズLAの小型化が困難になることがあるのに加えて、Fnoの明るいレンズでは、第1レンズL1のエッジ厚を確保することが困難になることがある。
条件式(3)は、第2レンズL2のメニスカス度合を規定する式である。第2レンズL2の物体側の面の曲率半径R3と第2レンズL2の像面側の面の曲率半径R4の比、R3/R4が条件式(3)の上限を上回ると、第2レンズL2の正のパワーが強くなるために、撮像レンズLAの光学長が長くなることがある。一方、下限を下回ると、諸収差、特に、非点収差、歪曲収差の補正が困難となる。
第1レンズL1のパワーを大きくすることにより、撮像レンズLAの小型化は図れるが、パワーが過度に大きくなると収差の発生も大きくなる。撮像レンズLAが大型化及び過度の収差発生を防ぐため、第1レンズL1の焦点距離f1と第1レンズL1の中心厚d1との関係が条件式(5)を満足させることが好ましい。
2.00<f1/d1<5.00 (5)
条件式(5)は第1レンズL1のパワーと中心厚とを規定する式である。より好ましい条件式は、2.50<f1/d1<4.00である。第1レンズL1の焦点距離f1と第1レンズL1の中心厚d1との比、f1/d1が条件式(5)の上限を上回ると、収差の発生が大きくなり易く、下限を下回ると撮像レンズLAの小型化が難しくなることがある。
第2レンズL2は第1レンズL1で発生する収差を補正するため、撮像レンズLA中での第2レンズL2のパワー配分は重要である。条件式(1)により、第1レンズL1との関係で、第2レンズL2のパワー配分は規定されるが、本発明では、さらに、第2レンズL2のパワーが、撮像レンズLAの焦点距離をf、第2レンズL2の焦点距離をf2として、条件式(4)を満足することが好ましい。
−25.00<f2/f<−1.00 (4)
撮像レンズLAの焦点距離fと第2レンズL2の焦点距離f2との関係のより好ましい条件式は、−17.00<f2/f<−1.50である。f2/fの値が、条件式(4)の下限を下回ると、第2レンズL2のパワーが強くなり、第1レンズL1とのパワーバランスをとることが難しくなり、小型化が困難となることがある。一方、上限を上回ると、歪曲収差や色収差の補正が不十分となることがある。
第1レンズL1及び第2レンズL2は、ガラスあるいは樹脂材料で形成可能である。レンズ材料としてガラスを使用する場合、ガラス転移温度が、400℃以下のガラス材料を使用することが好ましい。これにより、金型の耐久性を向上させることが可能となる。
レンズ材料には、ASTM D542法に準じて測定されたd線の屈折率が1.450〜1.650の範囲、より好ましくは、1.500〜1.600の範囲にあり、かつ、波長450〜600nmの範囲での光線透過率が80%以上、より好ましくは85%以上の材料が使用される。
樹脂材料は複雑な面形状のレンズを効率よく製造することが可能であり、生産性の面から、ガラス材料より好ましいレンズ材料である。樹脂材料としては、熱可塑性樹脂であっても、熱硬化性樹脂であってもよく、同一であっても良く、異なる材料であっても良い。
樹脂材料の具体例としては、シクロ環や、その他の環状構造を有する非結晶性のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、透明性のポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂などが挙げられる。これらの中ではシクロオレフィン系を含有するポリオレフィンや環状オレフィンを含有するポリオレフィンなどが好ましく使用される。樹脂材料でのレンズ製造は、射出成形法、圧縮成形法、注型成形法、トランスファー成形法などの公知の成形加工法を利用して製造される。
なお、樹脂材料は温度変化により屈折率が変動することは良く知られている。この変動を抑えるため、平均粒子径100nm以下、より好ましくは50nm以下のシリカ、酸化ニオブ、酸化チタン、酸化アルミなどの微粒子が分散混合された前記の透明性を有する樹脂材料をレンズ材料として使用することができる。
レンズが樹脂材料で製造される場合、第1レンズL1及び第2レンズL2はレンズ外周部にコバを設けることができる。コバ形状は、レンズの性能を損なわなければ、特に制約は無い。レンズの成形加工性の面から、コバの厚さはレンズ外周部の厚さの70〜130%の範囲にあることが好ましい。レンズ外周部にコバを設けた場合、コバ部に光が入射すると、ゴーストやフレアの原因となることがある。その場合は、必要に応じて、レンズ間に入射光を制限する遮光マスクを設ければよい。
本発明の撮像レンズLAは、撮像モジュールなどに利用される前に、第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側、像面側のレンズ表面に反射防止膜、IRカット膜、表面硬化など公知の表面処理を施しても良い。撮像レンズLAを使用した撮像モジュールは、携帯用モジュールカメラ、WEBカメラ、パソコン、デジタルカメラ、自動車や各種産業機器の光センサー、モニターなどに使用される。
以下、本発明の撮像レンズLAの具体的実施例について説明する。各実施例に記載されている記号は以下のことを示す。なお、距離の単位はmmである。
f :撮像レンズLA全体の焦点距離
f1 :第1レンズL1の焦点距離
f2 :第2レンズL2の焦点距離
Fno :Fナンバー
S1 :絞り
R :光学面の曲率半径、レンズの場合は中心曲率半径
R1 :第1レンズL1の物体側の面の曲率半径
R2 :第1レンズL1の像面側の面の曲率半径
R3 :第2レンズL2の物体側の面の曲率半径
R4 :第2レンズL2の像面側の面の曲率半径
R5 :ガラス平面GLの物体側の面
R6 :ガラス平面GLの像面側の面
d :レンズ又はレンズ間距離
d1 :第1レンズL1の中心厚
d2 :第1レンズL1の像面側面と第2レンズL2の物体側面との間の距離
d3 :第2レンズL2の中心厚
d4 :第2レンズL2の像面側面とガラス平面GLの物体側面との間の距離
d5 :ガラス平面GLの中心厚
nd :d線での屈折率
n1 :第1レンズL1の屈折率
n2 :第2レンズL2の屈折率
n3 :ガラス平面GLの屈折率
νd :d線でのアッベ数
ν1 :第1レンズL1のアッベ数
ν2 :第2レンズL2のアッベ数
ν3 :ガラス平面GLのアッベ数
TTL :光学長
撮像レンズLAの第1レンズL1、第2レンズL2のそれぞれのレンズ面の非球面形状は、yを光の進行方向を正とした光軸に、xを光軸と直交する方向とした軸として、下記の非球面多項式で表される。
y=(x/R)/[1+{1−(k+1)(x/R)}1/2]+A4x4+A6x6
+A8x8+A10x10+A12x12+A14x14+A16x16 (6)
ただし、Rは光軸上の曲率半径、kは円錐係数、A4、A6、A8、A10、A12、A14、A16は非球面係数である。
各レンズ面の非球面は、便宜上、式(6)で表される非球面を使用している。しかしながら、特にこの式(6)の非球面多項式に限定するものではない。
(実施例1)
図2は、実施例1の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例1の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側の面及び像面側の面の曲率半径R、レンズ厚あるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表1に、円錐係数k、非球面係数の値を表2に示す。
Figure 2009103897

Figure 2009103897
実施例1の撮像レンズLAは、表9に示すように条件式(1)〜(5)を満足し、撮像レンズ全体の焦点距離f、光学長TTLは短い。
実施例1の撮像レンズLAの球面収差(軸上色収差)を図3に、非点収差及び歪曲収差を図4に、倍率色収差を図5に示す。なお、各図の収差は、波長486nm、波長588nm、波長656nmの3波長におけるそれぞれの収差の結果である。又、非点収差のSはサジタル像面に対する収差、Tはタンジェンシャル像面に対する収差である。以上の結果より、実施例1の撮像レンズLAは、小型で、良好な光学特性を有している。
(実施例2)
図6は、実施例2の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例2の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像面側の面の曲率半径R、レンズ厚あるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表3に、円錐係数k、非球面係数の値を表4に示す。
Figure 2009103897
Figure 2009103897
実施例2の撮像レンズLAは、表9に示すように条件式(1)〜(5)を満足し、撮像レンズ全体の焦点距離f、光学長TTLは短い。
実施例2の撮像レンズLAの球面収差(軸上色収差)を図7に、非点収差及び歪曲収差を図8に、倍率色収差を図9に示す。なお、各図の収差は、波長486nm、波長588nm、波長656nmの3波長におけるそれぞれの収差の結果である。又、非点収差のSはサジタル像面に対する収差、Tはタンジェンシャル像面に対する収差である。以上の結果より、実施例2の撮像レンズLAは、小型で、良好な光学特性を有している。
(実施例3)
図10は、実施例3の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例3の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像面側の面の曲率半径R、レンズ厚あるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表5に、円錐係数k、非球面係数の値を表6に示す。
Figure 2009103897
Figure 2009103897
実施例3の撮像レンズLAは、表9に示すように条件式(1)〜(5)を満足し、撮像レンズ全体の焦点距離f、光学長TTLは短い。
実施例3の撮像レンズLAの球面収差(軸上色収差)を図11に、非点収差及び歪曲収差を図12に、倍率色収差を図13に示す。なお、各図の収差は、波長486nm、波長588nm、波長656nmの3波長におけるそれぞれの収差の結果である。又、非点収差のSはサジタル像面に対する収差、Tはタンジェンシャル像面に対する収差である。以上の結果より、実施例3の撮像レンズLAは、小型で、良好な光学特性を有している。
(実施例4)
図14は、実施例4の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例4の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像面側の面の曲率半径R、レンズ厚あるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表7に、円錐係数k、非球面係数の値を表8に示す。
Figure 2009103897
Figure 2009103897
実施例4の撮像レンズLAは、表9に示すように条件式(1)〜(5)を満足し、撮像レンズ全体の焦点距離f、光学長TTLは短い。
実施例4の撮像レンズLAの球面収差(軸上色収差)を図15に、非点収差及び歪曲収差を図16に、倍率色収差を図17に示す。なお、各図の収差は、波長486nm、波長588nm、波長656nmの3波長におけるそれぞれの収差の結果である。又、非点収差のSはサジタル像面に対する収差、Tはタンジェンシャル像面に対する収差である。以上の結果より、実施例4の撮像レンズLAは、小型で、良好な光学特性を有している。
Figure 2009103897

本発明の撮像レンズの実施の一形態を示す概略構成図 本発明の撮像レンズの実施例1を示す概略構成図 実施例1の撮像レンズの球面収差(軸上色収差)図 実施例1の撮像レンズの非点収差図及び歪曲収差図 実施例1の撮像レンズの倍率色収差図 本発明の撮像レンズの実施例2を示す概略構成図 実施例2の撮像レンズの球面収差(軸上色収差)図 実施例2の撮像レンズの非点収差図及び歪曲収差図 実施例2の撮像レンズの倍率色収差図 本発明の撮像レンズの実施例3を示す概略構成図 実施例3の撮像レンズの球面収差(軸上色収差)図 実施例3の撮像レンズの非点収差図及び歪曲収差図 実施例3の撮像レンズの倍率色収差図 本発明の撮像レンズの実施例4を示す概略構成図 実施例4の撮像レンズの球面収差(軸上色収差)図 実施例4の撮像レンズの非点収差図及び歪曲収差図 実施例4の撮像レンズの倍率色収差図
符号の説明
LA :撮像レンズ
S1 :絞り
L1 :第1レンズ
L2 :第2レンズ
GF :ガラス平板
R1 :第1レンズL1の物体側の面の曲率半径
R2 :第1レンズL1の像面側の面の曲率半径
R3 :第2レンズL2の物体側の面の曲率半径
R4 :第2レンズL2の像面側の面の曲率半径
R5 :ガラス平面GLの物体側の面
R6 :ガラス平面GLの像面側の面
d1 :第1レンズL1の中心厚
d2 :第1レンズL1の像面側と第2レンズL2の物体側との間の距離
d3 :第2レンズL2の中心厚
d4 :第2レンズL2の像面側とガラス平面GLの物体側面との間の距離
d5 :ガラス平面GLの中心厚

Claims (3)

  1. 物体から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと像面側に凸面を向けた負のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズを配置し、下記の条件式(1)〜(3)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    −20.00<f2/f1<−1.00 (1)
    0.10<R1/R2<0.60 (2)
    0.03<R3/R4<0.75 (3)
    但し、
    f1:第1レンズの焦点距離
    f2:第2レンズの焦点距離
    R1:第1レンズ物体側の面の曲率半径
    R2:第1レンズ像面側の面の曲率半径
    R3:第2レンズ物体側の面の曲率半径
    R4:第2レンズ像面側の面の曲率半径
  2. 下記の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    −25.00<f2/f<−1.00 (4)
    但し、
    f :撮像レンズ全体の焦点距離
    f2:第2レンズの焦点距離
  3. 下記の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の撮像レンズ。
    2.00<f1/d1<5.00 (5)
    但し、
    f1:第1レンズの焦点距離
    d1:第1レンズの中芯厚
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