JP2009101626A - 隠蔽ハガキ付き情報媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報媒体と隠蔽ハガキとが別体であるために生じる問題点を解消することができる隠蔽ハガキ付き情報媒体を提供する。
【解決手段】情報媒体10は、ハガキ台紙部21と、ハガキ台紙部21に連接する隠蔽基材部22と、ハガキ台紙部21及び隠蔽基材部22と連接した情報基材部23とを有する第1のシート状基材20と、ハガキ台紙部21の表面に形成される強接着層40と、隠蔽基材部22の表面に形成され、再剥離再貼付可能な特性を有する接着層50と、強接着層40によってハガキ台紙部21に接着され、強接着層40で接着される面とは反対側の面に記入欄31aを有するハガキ表紙部31と、ハガキ表紙部31に連接し、接着層50によって隠蔽基材部22に接着される保護基材部32とを有する第2のシート状基材30とを備え、隠蔽基材部22は、ハガキ表紙部31に折り重ねられることによって記入欄31aを隠蔽する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記載した事項を隠蔽することができる隠蔽ハガキを有した隠蔽ハガキ付き情報媒体に関するものである。
従来、広告やパンフレットなどの情報媒体は、その媒体基材の端部に、広告内容などに基づいた申し込みハガキが切り取り自在に設けられていた。しかし、このような情報媒体は、申し込みハガキに記載された個人情報などが表出した状態で郵送されてしまうため、第三者にその個人情報が見られてしまうという問題があった。そこで、昨今では、記入した情報などを隠蔽することができる隠蔽ハガキ(例えば、特許文献1参照)が情報媒体とともに封筒に同封され、申し込みを行う顧客の個人情報の保護に活用されている。
このように隠蔽ハガキを用いた場合、隠蔽ハガキと情報媒体とが別体となるので、顧客に対して情報媒体を送付する企業にとっては、隠蔽ハガキと情報媒体との両方を封筒に挿入する作業が必要となり作業効率がよくなかった。また、店舗の店先などに情報媒体を持ち去り自由に配置するときは、別体となる隠蔽ハガキも情報媒体とともに配置しなくてはならず、顧客によっては情報媒体だけを持ち帰り、隠蔽ハガキを取り忘れるなどの問題もあった。
特開2006−212892号公報
本発明の課題は、情報媒体と隠蔽ハガキとが別体であるために生じる問題点を解消することができる隠蔽ハガキ付き情報媒体を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を括弧内に付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、第1のハガキ基材部(21)と、前記第1のハガキ基材部(21)に連接する隠蔽基材部(22)と、前記第1のハガキ基材部(21)及び/又は前記隠蔽基材部(22)と連接し、情報を記載する情報欄(23a)を有した情報基材部(23)と、前記情報基材部(23)から前記第1のハガキ基材部(21)及び/又は前記隠蔽基材部(22)を切り離し自在にする第1の切り離し予定線(m2)とを有する第1のシート状基材(20)と、前記第1のハガキ基材部(21)の表面に形成される第1の接着層(40)と、前記隠蔽基材部(22)の表面に形成され、再剥離再貼付可能な特性を有する第2の接着層(50)と、前記第1の接着層(40)によって前記第1のハガキ基材部(21)に接着され、前記第1の接着層(40)で接着される面とは反対側の面に秘匿情報を記載する秘匿情報欄(31a)を有する第2のハガキ基材部(31)と、前記第2のハガキ基材部(31)に連接し、前記第2の接着層(50)によって前記隠蔽基材部(22)に接着される保護基材部(32)と、前記第2のハガキ基材部(31)から前記保護基材部(32)を切り離し自在にする第2の切り離し予定線(m1)とを有する第2のシート状基材(30)とを備え、前記隠蔽基材部(22)は、前記第2のハガキ基材部(31)に折り重ねられることによって前記秘匿情報欄(31a)を隠蔽すること、を特徴とする隠蔽ハガキ付き情報媒体(10)である。
請求項2の発明は、情報を記載する情報欄(23a−2)を有した情報基材部(23−2)と、表面に秘匿情報を記載する秘匿情報欄(21a−2)を有するハガキ基材部(21−2)と、前記秘匿情報欄(21a−2)を隠蔽する隠蔽基材部(22−2)とを有するシート状基材(20−2)と、前記隠蔽基材部(22−2)の片面に形成され、再剥離再貼付可能な特性を有する接着層(50)と、前記接着層(50)によって前記隠蔽基材部(22−2)に接着される保護基材(31−2)とを備え、前記隠蔽基材部(22−2)は、前記ハガキ基材部(21−2)に折り重ねられることによって前記秘匿情報欄(21a−2)を隠蔽すること、を特徴とする隠蔽ハガキ付き情報媒体(10−2)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の隠蔽ハガキ付き情報媒体(10−2)において、情報を記載する第2の情報欄(60b)を有する第2の情報基材(60)と、前記第2の情報基材(60)を前記情報基材部(23−2)に剥離可能に接着する擬似接着層(70)とを備えること、を特徴とする隠蔽ハガキ付き情報媒体(10−2)である。
請求項4の発明は、請求項3に記載の隠蔽ハガキ付き情報媒体(10−2)において、前記第2の情報基材(60)の一辺に設けられ、前記第2の情報基材(60)を前記情報基材部(23−2)に剥離不可能に接着する強接着層(80)を備えること、を特徴とする隠蔽ハガキ付き情報媒体(10−2)である。
本発明によれば、以下のような効果がある。
(1)隠蔽ハガキ付き情報媒体は、第1のハガキ基材部、第2のハガキ基材部及び隠蔽基材部によって形成される隠蔽ハガキと、情報基材部とを一体にすることができ、情報基材部と隠蔽ハガキとが別体であることによって、それらを封筒に封入する作業の効率が低下してしまうような問題や、店舗の店先にそれらが個別に配置されたときに、いずれか一方を取り忘れてしまうような問題の発生を防止することができる。
(2)隠蔽ハガキ付き情報媒体は、ハガキ基材部及び隠蔽基材部によって形成される隠蔽ハガキと、情報基材部とを一体にすることができ、情報基材部と隠蔽ハガキとが別体であることによって、それらを封筒に封入する作業の効率が低下してしまうような問題や、店舗の店先にそれらが個別に配置されたときに、いずれか一方を取り忘れてしまうような問題の発生を防止することができる。
(3)隠蔽ハガキ付き情報媒体は、擬似接着層を介して第2の情報基材を情報基材部に設けているので、隠蔽ハガキ付き情報媒体に記載する情報量を増やすことができる。
(4)第2の情報基材は、強接着層によって情報基材部と剥離不可能に接着されているので、第2の情報基材が情報基材部から分離してしまうのを防止することができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態をあげてさらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による隠蔽ハガキ付き情報媒体の第1実施形態である情報媒体の模式図であり、図1(a)に情報媒体の平面図を示し、図1(b)に情報媒体の側面図を示し、図1(c)に図1(a)のA−A断面図を示す。ここで、説明を明確にするために、図1(a)中の+X方向を右側、−X方向を左側、+Y方向を上側、−Y方向を下側、+Z方向(紙面より手前側)を表面側、−Z方向を裏面側とする。
隠蔽ハガキ付き情報媒体(以下、情報媒体という)10は、図1に示すように、隠蔽ハガキ11とパンフレット12とを有しており、第1のシート状基材20、第2のシート状基材30、強接着層(第1の接着層)40、接着層(第2の接着層)50を備えている。
ここで、情報媒体10の隠蔽ハガキ11は、後述の第1のシート状基材20に設けられたハガキ台紙部(第1のハガキ基材部)21及び隠蔽基材部22と、第2のシート状基材30と、強接着層40と、接着層50とで構成される。また、情報媒体10のパンフレット12は、後述の第1のシート状基材20に設けられた情報基材部23で構成される。
本実施形態では、情報媒体10は、パンフレット12が、通信販売の宣伝や申し込み方法の表示に使用され、隠蔽ハガキ11が、顧客が会員登録を申し込むときに使用される。
第1のシート状基材20は、ハガキ台紙部21、隠蔽基材部22及び情報基材部23を備えた紙片であり、ハガキ台紙部21と隠蔽基材部22との間に折り込み線f1が設けられ、また、ハガキ台紙部21及び隠蔽基材部22と、情報基材部23との間にミシン目m2が設けられている。
ハガキ台紙部21は、隠蔽ハガキ11の本体部分を形成する部分であり、表面に剥離不可能な強接着剤で形成された強接着層40が設けられ、後述の第2のシート状基材30のハガキ表紙部(第2のハガキ基材部)31が剥離不可能に接着される。なお、ハガキ台紙部21は、その裏面に広告などの情報を記載してもよい。
隠蔽基材部22は、隠蔽ハガキ11の隠蔽片を形成する部分であり、表面に再剥離再貼付可能な接着剤で形成された接着層50が設けられ、後述の第2のシート状基材30の保護基材部32が剥離可能に接着される。隠蔽基材部22は、後述の保護基材部32を接着層50から剥離して後述のハガキ表紙部31に折り重ねられることによって、後述のハガキ表紙部31に設けられた記入欄31aを隠蔽することができる。
情報基材部23は、表裏面に、通信販売の会員申し込みの詳細の情報や、広告の情報などを表示する情報欄23aが設けられている。本実施形態では、情報基材部23は、上下にわたって2本の折り込み線f2が等間隔に設けられており、隠蔽ハガキ11との間に設けられたミシン目m2とともに情報媒体10を四つ折に折り畳み可能にしている。
第2のシート状基材30は、ハガキ表紙部31及び保護基材部32を有した紙片であり、ハガキ表紙部31と保護基材部32との間に両者を切り離し自在にするミシン目m1を備えている。
ハガキ表紙部31は、上述のハガキ台紙部21と略同形状に形成され、隠蔽ハガキ11の本体部分を形成する部分であり、ハガキ台紙部21と剥離不可能に接着される。ハガキ表紙部31は、表面の下半分の領域に通信販売の会員登録者の氏名や住所などの個人情報を記入する記入欄(秘匿情報欄)31aが設けられ、上半分の領域に宛名を記載する宛名欄31bが設けられている。ここで、上述の隠蔽基材部22は、このハガキ表紙部31に設けられた記入欄31aを隠蔽するために設けられているので、上下方向の寸法が、ハガキ表紙部31の縦寸法の略二分の一に形成されている。
保護基材部32は、隠蔽基材部22と略同形状に形成された部分であり、隠蔽基材部22に設けられた接着層50の接着面を保護するために、接着層50の接着面に剥離可能に接着されている。
強接着層40は、上述したように、ハガキ台紙部21の表面に形成され、ハガキ台紙部21とハガキ表紙部31とを剥離不可能に接着する接着剤である。
接着層50は、隠蔽基材部22の表面に形成され、隠蔽基材部22と保護基材部32とを剥離可能に接着し、また、隠蔽基材部22をハガキ表紙部31の記入欄31a上に再剥離可能に貼付することができる再剥離再貼付可能な接着剤である。
なお、第1のシート状基材20及び第2のシート状基材30は、情報媒体10を製造するときにおいて、上下方向に複数枚連接しており、その連接した各シート状基材が製造装置に対して連続して搬送されるように、各シート状基材に製造装置の基材搬送用の送りピンに対応したパンチ孔が形成されたマージナルパンチ部20a,30aが設けられている。具体的には、第1のシート状基材20には、その両端部にミシン目m3を介してマージナルパンチ部20aが設けられ、第2のシート状基材30には、その右端部にミシン目m4を介してマージナルパンチ部30aが設けられている。このマージナルパンチ部20a,30aは、情報媒体10の製造過程で必要とされるものであり、製造後(商品として使用される前まで)にミシン目m3,m4で情報媒体10から切り離される。
次に、情報媒体10の使用方法について説明する。図2は、情報媒体10の使用方法について説明する図である。
顧客は、コンビニエンスストアなどの店先に持ち去り自由に配置された情報媒体10を持ち帰り、第1のシート状基材20の情報基材部23の表裏面に記載された情報欄23aを見て通信販売の会員申し込みの詳細の情報を確認する。このとき、情報媒体10は、隠蔽ハガキ11とパンフレット12とが一体になっているので、顧客が情報媒体10を持ち帰るときに、隠蔽ハガキ11のみ取り忘れてしまうようなことを防止することができる。
次に会員登録の申し込みをするときに、顧客は、図2(a)に示すように、隠蔽ハガキ11のハガキ表紙部31の記入欄31aに必要事項を記入し、隠蔽ハガキ11を情報基材部23からミシン目m2で切り離す(矢印B)。
そして、隠蔽ハガキ11の保護基材部32を隠蔽基材部22から剥離して(矢印C)、ミシン目m1で切り離す。保護基材部32が切り離された隠蔽ハガキ11は、図2(b)に示すように、隠蔽基材部22の表面に設けられた接着層50が表出する。顧客は、折り込み線f1を介して隠蔽基材部22をハガキ表紙部31に折り重ね(矢印D)、接着層50で剥離可能に接着し、記入欄31aを隠蔽する。隠蔽ハガキ11は、隠蔽基材部22をハガキ表紙部31に接着することにより、図2(c)に示すように、ハガキの形態となり、顧客は、この隠蔽ハガキをポストに投函して通信販売業者に送付する。
通信販売業者は、隠蔽ハガキ11を受け取ったら、隠蔽ハガキ11の隠蔽基材部22を剥離して、隠蔽された記入欄31aを見開き、顧客の会員登録を行う。
以上より、本実施形態の情報媒体10は、ハガキ台紙部21、ハガキ表紙部31及び隠蔽基材部22によって形成される隠蔽機能を有した隠蔽ハガキ11を、パンフレット12(情報基材部23)に設けることができ、パンフレット12と隠蔽ハガキ11とが別体であるために生じる問題点、例えば、顧客の隠蔽ハガキの取り忘れなどを解消することができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明による隠蔽ハガキ付き情報媒体の第2実施形態である情報媒体の模式図であり、図3(a)に情報媒体の平面図を示し、図3(b)に情報媒体の側面図を示す。なお、以下の実施形態の説明では、前述した第1実施形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
情報媒体10−2は、図3(a)に示すように、隠蔽ハガキ11−2とパンフレット12−2とを有しており、第1のシート状基材20−2、第2のシート状基材30−2、接着層50、情報基材60、擬似接着層70、ライン糊80を備えている。
ここで、情報媒体10−2の隠蔽ハガキ11−2は、後述の第1のシート状基材20−2に設けられたハガキ基材部21−2及び隠蔽基材部22−2と、後述の第2のシート状基材30の保護基材部31−2とで構成される。また、情報媒体10−2のパンフレット12−2は、後述の第1のシート状基材20−2に設けられた情報基材部23−2、第2の情報基材部24及び情報台紙部25と、後述の第2のシート状基材30−2の第3の情報基材部32−2と、情報基材60とで構成される。
第1のシート状基材20−2は、ハガキ基材部21−2と、隠蔽基材部22−2と、情報基材部23−2と、第2の情報基材部24と、情報台紙部25とを備えた紙片である。また、第1のシート状基材20−2は、隠蔽ハガキ11−2を形成するハガキ基材部21−2及び隠蔽基材部22−2を、第1のシート状基材20−2のパンフレット12−2を形成する部分から切り離し自在にするミシン目m1、m2が形成されている。
さらに、第1のシート状基材20−2は、ハガキ基材部21−2と隠蔽基材部22−2との間と、第2の情報基材部24と情報台紙部25との間に折り込み線f1を有している。また、上述のミシン目m1は、隠蔽ハガキ11−2だけでなく、第2の情報基材部24を情報基材部23−2から切り離せるように、第2の情報基材部24と情報基材部23−2との間にも設けられている。
ハガキ基材部21−2は、表面に通信販売の会員登録者の氏名や、住所、アンケートなどを記入する記入欄21a−2が設けられている。なお、ハガキ基材部21−2は、その裏面に広告などの情報を記載してもよい。
隠蔽基材部22−2は、表面に再剥離再貼付可能な接着剤で形成された接着層50が設けられ、後述の第2のシート状基材30−2の保護基材部31−2が剥離可能に接着される。隠蔽基材部22−2は、後述の保護基材部31−2を接着層50から剥離してハガキ基材部21−2に折り重ねられることによって、ハガキ基材部21−2の記入欄21a−2を隠蔽することができる。また、隠蔽基材部22−2は、その裏面に宛名を記載する宛名欄22a−2が設けられている(図4(b)参照)。
情報基材部23−2は、表裏面に、通信販売の会員申し込みの詳細の情報や、広告の情報などを表示する情報欄23a−2が設けられている。本実施形態では、情報基材部23−2は、上下にわたって1本の折り込み線f2が設けられており、ミシン目m1及び折り込み線f1とともに情報媒体10を四つ折に折り畳み可能にしている。
第2の情報基材部24は、情報基材部23−2と同様に、表裏面に、通信販売の会員申し込みの詳細の情報や、広告の情報などを表示する情報欄24aが設けられている部分である。
情報台紙部25は、表面に再剥離再貼付可能な接着剤で形成された接着層50が設けられた部分であり、後述の第2のシート状基材30−2の第3の情報基材部32−2が剥離可能に接着される。なお、本実施形態では、情報台紙部25は、後述の第3の情報基材部32−2と剥離可能に接着されているが、例えば、第1実施形態の強接着層40によって、両者が剥離不可能に接着されてもよい。
第2のシート状基材30−2は、ミシン目m2を挟んで保護基材部31−2及び第3の情報基材部32−2が設けられた紙片である。
保護基材部31−2は、隠蔽基材部22−2と略同形状に形成され、隠蔽基材部22−2に設けられた接着層50の接着面を保護するために、接着層50の接着面に剥離可能に接着されている。また、保護基材部31−2は、表面に、広告などの情報を通信販売の会員申し込みの詳細の情報や、広告の情報などを表示する情報欄31a−2が設けられている。
第3の情報基材部32−2は、表面に、通信販売の会員申し込みの詳細の情報や、広告の情報などを表示する情報欄32a−2が設けられている。
情報基材60は、情報基材部23−2と略同形状に形成された紙片であり、擬似接着層70及びライン糊80を介して情報基材部23−2の表面に剥離可能に接着されている。また、情報基材60は、左側端部にマージナルパンチ部60aが設けられ、また、情報基材部23−2と同様に、表裏面に、通信販売の会員申し込みの詳細の情報や、広告の情報などを表示する情報欄60bが設けられている。本実施形態では、情報基材60は、情報基材部23−2と同様に、上下にわたって1本の折り込み線f2が設けられており、情報媒体10を折り畳むときに、情報基材部23−2と重なった状態で情報基材部23−2とともに折り畳むことができる。
擬似接着層70は、図3(b)に示すように、酢酸ビニル樹脂又はエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とするエマルション型接着剤とから構成される擬似接着剤70aと、剥離層70bとを順に、情報基材部23上に形成し、擬似的な接着特性を持たせた略透明な接着層であり、情報基材部23−2と情報基材60とを剥離可能に接着している。
ライン糊80は、情報基材60の左側端部に沿って設けられた強接着剤であり、情報基材部23−2と情報基材60とを剥離不可能に接着している。
次に、情報媒体10−2の使用方法について説明する。図4は、情報媒体10−2の使用方法について説明する図である。
まず、顧客は、情報基材60を第1のシート状基材20−2の情報基材部23−2から剥離して、情報基材部23−2、第2及び第3の情報基材部24、32−2、情報基材60に記載された各情報欄を見て通信販売の会員申し込みの詳細の情報や広告を確認する。
会員登録の申し込みをするときに、顧客は、図4(a)に示すように、隠蔽ハガキ11−2のハガキ基材部21−2の記入欄21a−2に必要事項を記入し、隠蔽ハガキ11−2と情報台紙部25、第2及び第3の情報基材部24、32−2とを情報基材部23−2からミシン目m1で切り離す(矢印E)。
続いて、顧客は、図4(b)に示すように、情報台紙部25、第2及び第3の情報基材部24、32−2を隠蔽ハガキ11−2からミシン目m2で切り離し(矢印F)、保護基材部31−2を隠蔽基材部22−2から剥離する(矢印G)。保護基材部31−2を剥離することによって隠蔽ハガキ11−2には、図4(c)に示すように、隠蔽基材部22−2の表面に設けられた接着層50が表出する。顧客は、折り込み線f1を介して隠蔽基材部22−2をハガキ基材部21−2に折り重ね(矢印H)、接着層50で剥離可能に接着し、記入欄21a−2を隠蔽する。隠蔽ハガキ11−2は、隠蔽基材部22−2をハガキ基材部21−2に接着することにより、図4(d)に示すように、ハガキの形態となり、顧客は、この隠蔽ハガキ11−2をポストに投函して通信販売業者に送付する。
以上より、本実施形態の情報媒体には以下のような効果がある。
(1)情報媒体10−2は、ハガキ基材部21−2及び隠蔽基材部22−2によって形成される隠蔽ハガキ11−2と、情報基材部23−2、情報基材60、第2及び第3の情報基材部24、32−2によって形成されるパンフレット12とを一体にすることができ、パンフレット12と隠蔽ハガキ11−2とが別体であるために生じる問題点、例えば、顧客の隠蔽ハガキの取り忘れなどを解消することができる。
(2)情報媒体10−2は、擬似接着層70を介して情報基材60を情報基材部23−2に設けているので、パンフレット12に記載する情報量を増やすことができる。
(3)情報基材60は、ライン糊80によって情報基材部23−2の左側端部と剥離不可能に接着されているので、情報基材60が情報基材部23−2から分離してしまうのを防止することができ、パンフレット12の各基材を一体にすることができる。
(4)隠蔽ハガキ11−2は、ハガキ基材部21−2と隠蔽基材部22−2とが略同寸法に形成されているので、隠蔽対象である記入欄21a−2をハガキ基材部21−2の表面全面に設けることができ、第1実施形態の隠蔽ハガキ11よりも多くの情報を隠蔽することができる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。図5及び図6は、各実施形態の変形形態の模式図である。
(1)第2実施形態では、情報媒体10−2は、情報基材部23−2の上下方向と隠蔽ハガキ11−2の長辺とが略平行になるように形成する例で説明したが、図5に示すように、情報基材部23−3の上下方向と、隠蔽ハガキ11−3の短辺とが略平行になるように形成してもよい。
(2)第1実施形態では、情報媒体10の上下方向の寸法と、隠蔽ハガキ11の上下方向の寸法とが一致するようにした例で説明したが、図6に示すように、情報媒体10−4の上下方向の寸法を、隠蔽ハガキ11−4の上下方向の寸法よりも大きくし、より多くの情報をパンフレット12に記載できるようにしてもよい。
(3)各実施形態では、情報媒体10(10−2)は、店舗の店先に持ち去り自由に配置されている例で説明したが、例えば、封筒に封入された状態で顧客に郵送されてもよい。その場合、情報媒体10(10−2)は、隠蔽ハガキ11(11−2)とパンフレット12(12−2)とが一体になっているので、通信販売業者における情報媒体10の封筒への封入作業を効率よくすることができる。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は、以上説明した実施形態によって限定されることはない。
本発明による隠蔽ハガキ付き情報媒体の第1実施形態である情報媒体の模式図である。 第1実施形態の情報媒体の使用方法について説明する図である。 本発明による隠蔽ハガキ付き情報媒体の第2実施形態である情報媒体の模式図である。 第2実施形態の情報媒体の使用方法について説明する図である。 各実施形態の変形形態の模式図である。 各実施形態の変形形態の模式図である。
符号の説明
10、10−2 情報媒体
11、11−2 隠蔽ハガキ
12、12−2 パンフレット
20 第1のシート状基材
21 ハガキ台紙部
21−2 ハガキ基材部
22、22−2 隠蔽基材部
23、23−2 情報基材部
30 第2のシート状基材
31 ハガキ表紙部
32、31−2 保護基材部
40 強接着層
50 接着層
60 情報基材
70 擬似接着層
80 ライン糊

Claims (4)

  1. 第1のハガキ基材部と、前記第1のハガキ基材部に連接する隠蔽基材部と、前記第1のハガキ基材部及び/又は前記隠蔽基材部と連接し、情報を記載する情報欄を有した情報基材部と、前記情報基材部から前記第1のハガキ基材部及び/又は前記隠蔽基材部を切り離し自在にする第1の切り離し予定線とを有する第1のシート状基材と、
    前記第1のハガキ基材部の表面に形成される第1の接着層と、
    前記隠蔽基材部の表面に形成され、再剥離再貼付可能な特性を有する第2の接着層と、
    前記第1の接着層によって前記第1のハガキ基材部に接着され、前記第1の接着層で接着される面とは反対側の面に秘匿情報を記載する秘匿情報欄を有する第2のハガキ基材部と、前記第2のハガキ基材部に連接し、前記第2の接着層によって前記隠蔽基材部に接着される保護基材部と、前記第2のハガキ基材部から前記保護基材部を切り離し自在にする第2の切り離し予定線とを有する第2のシート状基材とを備え、
    前記隠蔽基材部は、前記第2のハガキ基材部に折り重ねられることによって前記秘匿情報欄を隠蔽すること、
    を特徴とする隠蔽ハガキ付き情報媒体。
  2. 情報を記載する情報欄を有した情報基材部と、表面に秘匿情報を記載する秘匿情報欄を有するハガキ基材部と、前記秘匿情報欄を隠蔽する隠蔽基材部とを有するシート状基材と、
    前記隠蔽基材部の片面に形成され、再剥離再貼付可能な特性を有する接着層と、
    前記接着層によって前記隠蔽基材部に接着される保護基材とを備え、
    前記隠蔽基材部は、前記ハガキ基材部に折り重ねられることによって前記秘匿情報欄を隠蔽すること、
    を特徴とする隠蔽ハガキ付き情報媒体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の隠蔽ハガキ付き情報媒体において、
    情報を記載する第2の情報欄を有する第2の情報基材と、
    前記第2の情報基材を前記情報基材部に剥離可能に接着する擬似接着層とを備えること、
    を特徴とする隠蔽ハガキ付き情報媒体。
  4. 請求項3に記載の隠蔽ハガキ付き情報媒体において、
    前記第2の情報基材の一辺に設けられ、前記第2の情報基材を前記情報基材部に剥離不可能に接着する強接着層を備えること、
    を特徴とする隠蔽ハガキ付き情報媒体。
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