JP2009100358A - 擬似エコーキャンセル処理装置、擬似エコーキャンセル方法及びデジタル放送受信装置 - Google Patents

擬似エコーキャンセル処理装置、擬似エコーキャンセル方法及びデジタル放送受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 擬似エコーの影響を受けない精度の良いチャネル推定を可能にする。
【解決手段】 予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを複素ベクトルバンク26に記憶しておき、入力信号系列の複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと上記入力信号系列に含まれる参照信号系列の相互相関をPN511相関器21I,21Qで計算した複素相関値から、パワー計算部22で求められるパワーがピークの複素相関値をピーク検出部23で検出し、検出した複素相関値を遅延部25で所定のシンボル遅延させ、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延させた複素相関値に乗算部26dで乗算した複素相関値を上記PN511相関器21I,21Qで算出された元の複素相関値と加算器28I,28Qで加算する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、擬似エコーキャンセル処理装置、擬似エコーキャンセル方法及びデジタル放送受信装置に関する。
最近、デジタルTV(DTV:Digital Television)分野では強靭なDTV受信機やデジタルセットトップボックスに関する研究が多く行われている。米国デジタル放送ATSC(Advanced Television Sub Committee)規格では、DTV信号送信のための残留側波帯(VSB:Vestigial Side Band)信号を規定している。
DTVに伝送されるVSBデータフレームは、図1に示すように、二つのフィールドを備える。一つのフィールドは、313個のセグメントよりなり、各フィールドの最初のセグメントがフィールド同期信号である。フィールド同期信号は、832シンボルを備え、最初4シンボルは図2に示されるように+5、−5、−5、+5レベルを有するセグメント同期信号である。
セグメント同期信号は、各セグメントの初めを知らす信号である。フィールド同期信号は、832シンボルのうち最初4シンボルであるセグメント同期信号を除外した残りの828シンボルを意味する。
フィールド同期信号は、データフィールド(data+FEC(Forward Error Correction))の開始点を表し、チャンネル等化器の基準信号として使われ、NTSC除去フィルタ(NFR:NTSC Rejection Filter)を使用するか否かを決定する基準信号として使われる。
またチャンネル特性を確認するのに使われ、位相追跡器のループパラメータを決定するのに使われることもある。
フィールド同期信号は、その具体的な構造を図2に示すように、PN(Pseudo−random Number)511シーケンス、PN63シーケンス、VSBmode、RESERVEDのようなシーケンスを有している。PN511シーケンスは、チャンネル等化器のためのトレーニングシーケンスとして使われる511シンボルレングスのシーケンスである。
PN63シーケンスも、PN511シーケンスと同様にチャンネル等化器のためのトレーニングシーケンスである。PN63シーケンスは、一つのフレーム内で最初のフィールドであるか二番目のフィールドであるかを区別するために、3つのPN63シーケンスのうちのPN63シーケンスの符号極性が毎フィールドごとに反対に変わる。
VSBmodeは、24シンボルレングスのシーケンスであり、現在伝送されているデータの伝送モードを表す。すなわち、データ伝送方式が15VSB方式であるか、8VSB方式であるかを表す。RESERVEDは、予備空間として残した104シンボルレングスの空間である。
一つのキャリアを有するVSB信号形式の地上波放送信号は、多重経路下でDTV受信機によって受信され難いので、多重経路下でVSB信号を受信できる堅固な受信システムは必須的である。VSB信号を受信するためにはフィールド同期信号またはセグメント同期信号の正確な受信が必要であり、同期信号を正確に受信するための各種提案がなされている。
特開04−242325号公報 特開2005−333300号公報 特開2006−203485号公報
上述の如く、米国デジタル放送ATSC規格においては、同期信号としてフィールド同期信号が送信されており、フィールド同期信号内の擬似乱数信号系列PN511と受信信号系列の相互相関を計算することで、伝送チャネルの推定を行うことが一般的に行われている。また、位相回転したマルチパスの推定のためには,この相互相関の計算をIQ両方に対して行うことが必要である。
しかし、図3に示すような原理モデルで、フィールド同期信号以外の部分を0にしたベースバンドVSB信号とPN511の相互相関を計算すると、図4に示すように、主波から150シンボル以上離れると、−30dB〜−20dB程度の擬似エコーが発生する。特に、主波から366,367,368シンボル離れたそれぞれの位置には−20dB〜−15dB程度の比較的大きな擬似エコーが発生する。ここで、図3のVSBフィルタ201はシンボル周波数の1/4を中心とするレイズドコサインフィルタであり、PN511相関器202、203はPN511の時間反転を±1の係数で持つFIRフィルタである。また、図4のfield1は第二のPN63を反転していないフィールド同期信号、field2は、第二のPN63を反転したフィールド同期信号に対するPN511の相関値である。
この擬似エコーは、フィールド同期信号内のPN511以外の規定のシンボルとPN511が相関を持つために発生するものである上、図5に示すように、第二のPN63を反転したfield1とfield2を加算しても残るものであり,複数フィールドを加算してもキャンセルすることはできない。
このため、ATSC規格のPN511を用いたチャネル推定では、原理的に300シンボル程度以上離れた−15dB前後のマルチパスを発見することが困難である。
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に鑑み、擬似エコーの影響を受けない精度の良いチャネル推定を可能にした擬似エコーキャンセル処理装置、擬似エコーキャンセル方法及びデジタル放送受信装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明では、発見されたパワーの大きい相関値のIQ信号に対して、原理モデルから計算される複素ベクトルを複素乗算し、所定のシンボル後の相関値に加算することにより、擬似エコーの影響をキャンセルする。
すなわち、本発明に係る擬似エコーキャンセル処理装置は、受信した入力信号系列の複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと上記入力信号系列に含まれる参照信号系列の相互相関を計算する相関器と、予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておき、上記相関器により算出された複素相関値からパワーがピークの複素相関値を検出し、検出した複素相関値を所定のシンボル遅延させ、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延させた複素相関値に乗算し、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算する処理を行う演算処理部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る擬似エコーキャンセル処理装置において、上記演算処理部は、例えば、上記相関器により算出された複素相関値のパワーを計算するパワー計算部と、上記パワー計算部により算出された上記複素相関値のパワーの検出するピーク検出部と、上記ピーク検出部により検出されたピークにおける上記複素相関値を記憶する記憶部と、上記記憶部に記憶した複素相関値を所定のシンボル遅延させる遅延部と、予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶した複素ベクトル記憶部と、上記複素ベクトル記憶部により与えられる上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延部により遅延された複素相関値に乗算する乗算部と、上記乗算部により上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算する加算部とからなる。
また、本発明に係る擬似エコーキャンセル処理装置において、上記演算処理部は、例えば、上記相関器により算出された複素相関値を記憶する記憶手段と、予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておき、上記記憶手段に記憶された複素相関値からパワーがピークの複素相関値を検出し、検出した複素相関値を所定のシンボル遅延させ、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延させた複素相関値に乗算し、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算する処理を行う演算処理手段とからなることを特徴とする。
本発明に係る擬似エコーキャンセル処理装置において、上記相関器は、例えば、米国デジタル放送ATSC(Advanced Television Sub Committee)規格で規定された残留側波帯(VSB:Vestigial Side Band)信号を受信した入力信号系列の複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと上記入力信号系列に参照信号系列として含まれるPN(Pseudo−random Number)511シーケンスの相互相関を計算する PN511相関器である。
本発明に係る擬似エコーキャンセル方法は、予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておき、受信した入力信号系列の複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと上記入力信号系列に含まれる参照信号系列の相互相関を計算し、算出した複素相関値からパワーがピークの複素相関値を検出し、検出した複素相関値を所定のシンボル遅延させ、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延させた複素相関値に乗算し、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算することを特徴とする。
本発明は、目的のデジタル放送信号を受信してベースバンドVSB信号を得る処理を行う受信処理部と、上記受信処理部により得られるベースバンドVSB信号に対して擬似エコーをキャンセルする処理を施す擬似エコーキャンセル処理部を備えるデジタル放送受信装置であって、上記擬似エコーキャンセル処理部は、上記受信処理部により得られるベースバンドVSB信号について、入力信号系列の複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと上記入力信号系列に含まれる参照信号系列の相互相関を計算する相関器と、予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておき、上記相関器により算出された複素相関値からパワーがピークの複素相関値を検出し、検出した複素相関値を所定のシンボル遅延させ、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延させた複素相関値に乗算し、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算する処理を行う演算処理部とからなることを特徴とする。
本発明では、予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておくことにより、擬似エコーを確実にキャンセルして、擬似エコーの影響を受けない精度の良いチャネル推定が可能になる。
また、本発明では、パワーの大きな相関値から擬似エコーを求めてキャンセルするため、仮に擬似エコーの位置に本当のマルチパスが存在した場合でも、正しく検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば図6に示すような構成のデジタル放送受信装置100に適用される。
このデジタル放送受信装置100は、米国デジタル放送ATSC(Advanced Television Sub Committee)規格で規定された残留側波帯(VSB:Vestigial Side Band)信号を受信するものであって、アンテナ1を介して目的のデジタル放送信号を受信してベースバンドVSB信号を得る処理を行う受信処理部10と、上記受信処理部10により得られるベースバンドVSB信号に対して擬似エコーをキャンセルする処理を施す擬似エコーキャンセル処理部20を備える。
上記受信処理部10は、チューナ部11、A/D変換器12、IQ変換部13、タイミング再生部14、搬送波再生部15、整合フィルタ部16などからなる。
この受信処理部10において、チューナ部11は、アンテナ1を介して目的のデジタル放送信号を受信して中間周波数(IF)信号に変換し、IF信号をA/D変換器12に供給する。
上記チューナ部11により得られた目的のデジタル放送信号のIF信号は、A/D変換器12によりデジタル化され、デジタルIF信号としてIQ変換部13に供給される。
IQ変換部13は、A/D変換器12から供給されるデジタルIF信号を複素信号に変換することにより得られるベースバンド信号のIQ信号をタイミング再生部14、搬送波再生部156を介して整合フィルタ部16に供給する。
上記IQ変換部13より得られるベースバンド信号のIQ信号は、タイミング再生部14、搬送波再生部15により送信側のシンボルタイミング及び搬送波とそれぞれ同期した後、整合フィルタ部105を通ってベースバンドVSB信号のIQ信号となる。
また、上記擬似エコーキャンセル処理部20は、2つのPN511相関器21I,21Q、パワー計算部22、ピーク検出部23、記憶部24、遅延部25、乗算部26、複素ベクトルバンク27及び2つの加算器28I,28Qなどからなる。
2つのPN511相関器21I,21Qは、上記受信処理部10により得られるベースバンドVSB信号のIQ信号とPN511との相互相関を計算し、その計算結果して得られる複素相関値IQをパワー計算部22、記憶部24及び2つの加算器28I,28Qに供給する。
パワー計算部22は、上記2つのPN511相関器21I,21Qにより得られる複素相関値IQについて、その実部Iの二乗と虚部Qの二乗を加算するパワー計算を行う。
ピーク検出部23は、上記パワー計算部21により算出される複素相関値IQのパワーのピークを検出する。
そして、上記ピーク検出部23でピークが検出された時点で、そのシンボルの複素相関値IQを記憶部24に記憶する。この記憶部24から読み出される複素相関値IQは、遅延部25で所定のシンボル遅延されて乗算部26に供給され、この乗算部26において、複素ベクトルバンク27から読み出される遅延量と対応する複素ベクトルを複素乗算される。
ここで、複素ベクトルバンク27には、フィールド同期信号以外の部分を0にしたベースバンドVSB信号とPN511の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルが記憶されている。
上記乗算部26における複素乗算結果として得られる複素相関値は、上記受信処理部10により得られるベースバンドVSB信号に対する擬似エコーのキャンセル信号として、2つの加算器28I,28Qに供給され、上記2つの加算器28I,28Qにおいて、上記2つのPN511相関器21I,21Qにより得られる複素相関値IQにそれぞれ加算することで、上記受信処理部10により得られるベースバンドVSB信号から擬似エコーをキャンセルすることができる。
ここで、このデジタル放送受信装置100における擬似エコーキャンセル処理部20の動作例を図7に示す。
この図7に動作例では、上記ピーク検出部23により2シンボル目と22シンボル目にパワーの大きい相関値が発見され、この相関値それぞれに対して、乗算部26において、ベクトル366,ベクトル367,ベクトル368の複素ベクトルを乗算し、対応するシンボル数分遅延して、複素相関値と加算している。
なお、図7の動作例では、複素ベクトルを乗算する相関値の数は2であるが、要求される精度に応じてこの数は増やしても良い。また、最も大きい擬似エコーの例として主波から366,367,368シンボル離れた擬似エコーのキャンセルをあげたが,要求される精度によって,これら以外の擬似エコーに関しても上記乗算と加算を行っても良い。
また、原理モデルから計算した366,367,368シンボル遅れの擬似エコーに対する複素ベクトルを図8に示すように、擬似エコーキャンセル処理部20が、第二のPN63の非反転・反転を検出している場合,図8の第二のPN63の非反転、第二のPN63の反転、それぞれの複素ベクトルの内、該当するものを使用することで、原理的に発生する擬似エコーを完全にキャンセルすることが可能である。
また、擬似エコーキャンセル処理部20が、第二のPN63の非反転・反転を検出していない場合においても、図8に示す第二のPN63の非反転・反転平均の複素ベクトルを用いることで、実用上十分な程度擬似エコーを抑制することが可能である。
本発明に係る擬似エコーキャンセル処理装置は、このデジタル放送受信装置100における擬似エコーキャンセル処理部20である。
ここで、上記デジタル放送受信装置100における擬似エコーキャンセル処理部20に代えて、例えば図9に示すような構成の擬似エコーキャンセル処理部30を用いることもきる。
この擬似エコーキャンセル処理部30では、上記受信処理部10により得られるベースバンドVSB信号のIQ信号とPN511との相互相関をPN511相関器31I,31Qにより計算し、その計算結果して得られる複素相関値IQを一旦メモリ32に格納して、上述のピーク検出、ピーク相関値への複素ベクトル乗算、乗算結果と所定シンボル後の相関値の加算を行う処理は、コンピュータCPU33によるソフトウェア処理で行う。
なお、以上説明した本発明の実施の形態では、米国デジタル放送ATSC(Advanced Television Sub Committee)規格で規定された残留側波帯(VSB:Vestigial Side Band)信号を受信するデジタル放送受信装置10に本発明を適用して、擬似エコーキャンセル処理部20,30において、フィールド同期信号以外の部分を0にしたベースバンドVSB信号とPN511の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておき、上記受信処理部10により得られるベースバンドVSB信号のIQ信号とPN511との相互相関をPN511相関器31I,31Qにより計算し、その計算結果として得られる複素相関値IQについて、ピーク検出、ピーク相関値への複素ベクトル乗算、乗算結果と所定シンボル後の相関値の加算を行うことにより、擬似エコーをキャンセルしたが、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものでなく、他の規格のデジタル放送信号であっても、予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておき、受信した入力信号系列の複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと上記入力信号系列に含まれる参照信号系列の相互相関を計算し、算出した複素相関値からパワーがピークの複素相関値を検出し、検出した複素相関値を所定のシンボル遅延させ、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延させた複素相関値に乗算し、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算することで、擬似エコーを確実にキャンセルして、擬似エコーの影響を受けない精度の良いチャネル推定が可能になる。また、パワーの大きな相関値から擬似エコーを求めてキャンセルするため、仮に擬似エコーの位置に本当のマルチパスが存在した場合でも、正しく検出することができる。
DTVに伝送されるVSBデータフレームの構成を模式的に示す図である。 フィールド同期信号の構成を模式的に示す図である。 フィールド同期信号以外の部分を0にしたベースバンドVSB信号とPN511の相互相関を求めるための原理モデルを示す図である。 擬似エコーの発生状況をPN63の非反転・反転それぞれについて示す図である。 擬似エコーの発生状況をPN63の非反転・反転2フィールド加算して示す図である。 本発明を適用したデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。 上記デジタル放送受信装置における擬似エコーキャンセル処理部の動作例を模式的に示す図である。 原理モデルから計算した366,367,368シンボル遅れの擬似エコーに対する複素ベクトルを示す図である。 上記デジタル放送受信装置における擬似エコーキャンセル処理部の他の構成例を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ、10 受信処理部、11 チューナ部、12 A/D変換器、13 IQ変換部、14 タイミング再生部、15 搬送波再生部、16 整合フィルタ部、20,30 擬似エコーキャンセル処理部、21I,21Q PN511相関器、22 パワー計算部、23 ピーク検出部、24 記憶部、25 遅延部、26 乗算部、27 複素ベクトルバンク、28I,28Q 加算器、31I,31Q PN511相関器、32 メモリ、33 コンピュータ、100 デジタル放送受信装置

Claims (6)

  1. 受信した入力信号系列の複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと上記入力信号系列に含まれる参照信号系列の相互相関を計算する相関器と、
    予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておき、上記相関器により算出された複素相関値からパワーがピークの複素相関値を検出し、検出した複素相関値を所定のシンボル遅延させ、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延させた複素相関値に乗算し、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算する処理を行う演算処理部と
    を備える擬似エコーキャンセル処理装置。
  2. 上記演算処理部は、上記相関器により算出された複素相関値のパワーを計算するパワー計算部と、上記パワー計算部により算出された上記複素相関値のパワーの検出するピーク検出部と、上記ピーク検出部により検出されたピークにおける上記複素相関値を記憶する記憶部と、上記記憶部に記憶した複素相関値を所定のシンボル遅延させる遅延部と、予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶した複素ベクトル記憶部と、上記複素ベクトル記憶部により与えられる上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延部により遅延された複素相関値に乗算する乗算部と、上記乗算部により上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算する加算部とからなることを特徴とする請求項1記載の擬似エコーキャンセル処理装置。
  3. 上記演算処理部は、上記相関器により算出された複素相関値を記憶する記憶手段と、予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておき、上記記憶手段に記憶された複素相関値からパワーがピークの複素相関値を検出し、検出した複素相関値を所定のシンボル遅延させ、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延させた複素相関値に乗算し、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算する処理を行う演算処理手段とからなることを特徴とする請求項1記載の擬似エコーキャンセル処理装置。
  4. 上記相関器は、米国デジタル放送ATSC(Advanced Television Sub Committee)規格で規定された残留側波帯(VSB:Vestigial Side Band)信号を受信した入力信号系列の複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと上記入力信号系列に参照信号系列として含まれるPN(Pseudo−random Number)511シーケンスの相互相関を計算するPN511相関器であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の擬似エコーキャンセル処理装置。
  5. 予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておき、
    受信した入力信号系列の複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと上記入力信号系列に含まれる参照信号系列の相互相関を計算し、
    算出した複素相関値からパワーがピークの複素相関値を検出し、
    検出した複素相関値を所定のシンボル遅延させ、
    上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延させた複素相関値に乗算し、
    上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算する
    ことを特徴とする擬似エコーキャンセル処理方法。
  6. 目的のデジタル放送信号を受信してベースバンドVSB信号を得る処理を行う受信処理部と、上記受信処理部により得られるベースバンドVSB信号に対して擬似エコーをキャンセルする処理を施す擬似エコーキャンセル処理部を備えるデジタル放送受信装置であって、
    上記擬似エコーキャンセル処理部は、上記受信処理部により得られるベースバンドVSB信号について、入力信号系列の複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと上記入力信号系列に含まれる参照信号系列の相互相関を計算する相関器と、予め参照信号系列を含む入力信号系列について参照信号系列以外の部分を0とした複素ベースバンド信号の実部虚部それぞれと参照信号系列の相互相関を計算して得られた擬似エコー成分を示す複素ベクトルを記憶しておき、上記相関器により算出された複素相関値からパワーがピークの複素相関値を検出し、検出した複素相関値を所定のシンボル遅延させ、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルを上記遅延させた複素相関値に乗算し、上記擬似エコー成分を示す複素ベクトルが乗算された複素相関値を上記相関器により算出された元の複素相関値と加算する処理を行う演算処理部とからなることを特徴とするデジタル放送受信装置。
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