JP2009100346A - 受信装置及び無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信装置は、両アンテナがそれぞれ受信する第1及び第2の送信信号を含む信号を周波数変換し、第1及び第2の中間信号を出力する手段と、第1の中間信号の周波数補償を行い第1の信号を出力する手段と、第2の中間信号の周波数補償を行い第2の信号を出力する手段と、第1及び第2の中間信号の周波数補償を行って伝搬路行列を算出する手段と、伝搬路行列に基づき第1及び第2の信号から第1及び第2の送信信号を復元する手段とを備えている。
【選択図】図1
Description
空間多重された第1の送信信号及び第2の送信信号を受信する受信装置であって、第1の受信アンテナと、第2の受信アンテナと、第1の受信アンテナが受信する信号を周波数変換し、第1の中間信号を出力する第1の受信周波数変換手段と、第2の受信アンテナが受信する信号を、第1の受信周波数変換手段とは異なる発振手段を用いて周波数変換し、第2の中間信号を出力する第2の受信周波数変換手段と、第1の中間信号の周波数補償を行う第1の周波数誤差補償手段と、第2の中間信号の周波数補償を行う第2の周波数誤差補償手段と、第1の中間信号及び第2の中間信号の周波数補償を行って伝搬路行列を算出する手段と、伝搬路行列に基づき第1の周波数誤差補償手段の出力信号と、第2の周波数誤差補償手段の出力信号から第1の送信信号に対応する第1の受信信号と、第2の送信信号に対応する第2の受信信号を生成する干渉補償手段とを備えている。
第1の中間信号に含まれる第1の送信信号成分が受けた第1の周波数誤差、第1の中間信号に含まれる第2の送信信号成分が受けた第2の周波数誤差、第2の中間信号に含まれる第1の送信信号成分が受けた第3の周波数誤差、及び、第2の中間信号に含まれる第2の送信信号成分が受けた第4の周波数誤差を検出する周波数誤差検出手段を、更に、備えており、第1の周波数誤差補償手段は、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差の和に基づき第1の中間信号の周波数補償を行い、第2の周波数誤差補償手段は、第3の周波数誤差と第4の周波数誤差の和に基づき第2の中間信号の周波数補償を行うことも好ましい。
伝搬路行列を算出する手段は、第1の周波数誤差に基づき第1の中間信号の周波数補償を行う第3の周波数誤差補償手段と、第2の周波数誤差に基づき第1の中間信号の周波数補償を行う第4の周波数誤差補償手段と、第3の周波数誤差に基づき第2の中間信号の周波数補償を行う第5の周波数誤差補償手段と、第4の周波数誤差に基づき第2の中間信号の周波数補償を行う第6の周波数誤差補償手段と、第3、第4、第5及び第6の周波数誤差補償手段の出力信号から伝搬路行列成分を出力する手段とを備えていることも好ましい。
伝搬路行列を算出する手段は、第5の周波数誤差に基づき、第1の中間信号の周波数補償を行う第3の周波数誤差補償手段と、第5の周波数誤差とは絶対値が同一で、その符号が反転する第6の周波数誤差に基づき、第1の中間信号の周波数補償を行う第4の周波数誤差補償手段と、第5の周波数誤差に基づき、第2の中間信号の周波数補償を行う第5の周波数誤差補償手段と、第6の周波数誤差に基づき、第2の中間信号の周波数補償を行う第6の周波数誤差補償手段と、第3、第4、第5及び第6の周波数誤差補償手段の出力信号から伝搬路行列成分を出力する手段とを備えており、第5の周波数誤差は、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差の差、又は、第3の周波数誤差と第4の周波数誤差の差に基づき算出されることも好ましい。
第1の送信信号は、第1の特定パターンを含み、第2の送信信号は、第2の特定パターンを含み、伝搬路行例は、第3の周波数誤差補償手段の出力信号と第1の特定パターンとの相関と、第4の周波数誤差補償手段の出力信号と第2の特定パターンとの相関と、第5の周波数誤差補償手段の出力信号と第1の特定パターンとの相関と、第6の周波数誤差補償手段の出力信号と第2の特定パターンとの相関とにより算出することも好ましい。
第5の周波数誤差に基づき、第1の受信信号の周波数補償を行う第7の周波数誤差補償手段と、第5の周波数誤差とは絶対値が同一で、その符号が反転する第6の周波数誤差に基づき、第2の受信信号の周波数補償を行う第8の周波数誤差補償手段とを備えており、第5の周波数誤差は、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差の差、又は、第3の周波数誤差と第4の周波数誤差の差に基づき算出されることも好ましい。
第1の送信信号及び第2の送信信号は、それぞれ、無信号である区間を含み、第1の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号ではなく、かつ、第2の送信信号が無信号である区間における第1の中間信号から検出し、第2の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号であり、かつ、第2の送信信号が無信号でない区間における第1の中間信号から検出し、第3の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号ではなく、かつ、第2の送信信号が無信号である区間における第2の中間信号から検出し、第4の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号であり、かつ、第2の送信信号が無信号でない区間における第2の中間信号から検出することも好ましい。
前記受信装置と、送信装置とを有する無線通信システムであって、送信装置は、第1の送信信号を周波数変換する第1の送信周波数変換手段と、第2の送信信号を、第1の送信周波数変換手段とは異なる発振手段を用いて周波数変換する第2の送信周波数変換手段とを備えている。
Δfh1=(Δf11+Δf12)/2=(ft1+ft2)/2−fr1
Δfh2=(Δf21+Δf22)/2=(ft1+ft2)/2−fr2
Δfa=(Δf11−Δf12)/2=(Δf21−Δf22)/2=(ft1−ft2)/2
Δfb=(Δf12−Δf11)/2=(Δf22−Δf12)/2=(ft2−ft1)/2
Δfe1=Δf11−Δfh1=ft1−fr1−{(ft1+ft2)/2−fr1}
=(ft1−ft2)/2=Δfa=−Δfb
Δfe2=Δf12−Δfh1=ft2−fr1−{(ft1+ft2)/2−fr1}
=(ft2−ft1)/2=Δfb=−Δfa
である。
Δfe3=Δf21−Δfh2=ft1−fr2−{(ft1+ft2)/2−fr2}
=(ft1−ft2)/2=Δfa
Δfe4=Δf22−Δfh2=ft2−fr2−{(ft1+ft2)/2−fr2}
=(ft2−ft1)/2=Δfb
である。
Δfe5=Δf12−Δf11=ft2−fr1−(ft1−fr1)=ft2−ft1
である。なお、周波数誤差検出回路25が、周波数誤差補償回路30にΔf11を通知する構成であっても良い。
Δfe6=Δf11−Δf12=ft1−fr1−(ft2−fr1)=ft1−ft2
である。なお、周波数誤差検出回路26が、周波数誤差補償回路31にΔf12を通知する構成であっても良い。
Δfe7=Δf22−Δf21=ft2−fr2−(ft1−fr2)=ft2−ft1
である。なお、周波数誤差検出回路27が、周波数誤差補償回路32にΔf21を通知する構成であっても良い。
Δfe8=Δf21−Δf22=ft1−fr2−(ft2−fr2)=ft1−ft2
である。なお、周波数誤差検出回路28が、周波数誤差補償回路33にΔf22を通知する構成であっても良い。
13、14、21、22、73、74、81、82 周波数変換回路
15、16、23、24、75、76、83、84 発振回路
17、18、77、78 送信アンテナ
19、20、79、80 受信アンテナ
25、26、27、28、85、86 周波数誤差検出回路
29、45 周波数誤差補償値制御回路
30、31、32、33、38、39、41、42、46 周波数誤差補償回路
47、48、49、50、51、87、88、89、90 周波数誤差補償回路
34、35、36、37、91、92、93、94 ユニークワードマッチトフィルタ
40、95 干渉補償回路
43、44、96、97 復調回路
Claims (8)
- 空間多重された第1の送信信号及び第2の送信信号を受信する受信装置であって、
第1の受信アンテナと、
第2の受信アンテナと、
第1の受信アンテナが受信する信号を周波数変換し、第1の中間信号を出力する第1の受信周波数変換手段と、
第2の受信アンテナが受信する信号を、第1の受信周波数変換手段とは異なる発振手段を用いて周波数変換し、第2の中間信号を出力する第2の受信周波数変換手段と、
第1の中間信号の周波数補償を行う第1の周波数誤差補償手段と、
第2の中間信号の周波数補償を行う第2の周波数誤差補償手段と、
第1の中間信号及び第2の中間信号の周波数補償を行って伝搬路行列を算出する手段と、
伝搬路行列に基づき第1の周波数誤差補償手段の出力信号と、第2の周波数誤差補償手段の出力信号から第1の送信信号に対応する第1の受信信号と、第2の送信信号に対応する第2の受信信号を生成する干渉補償手段と、
を備えている受信装置。 - 第1の中間信号に含まれる第1の送信信号成分が受けた第1の周波数誤差、第1の中間信号に含まれる第2の送信信号成分が受けた第2の周波数誤差、第2の中間信号に含まれる第1の送信信号成分が受けた第3の周波数誤差、及び、第2の中間信号に含まれる第2の送信信号成分が受けた第4の周波数誤差を検出する周波数誤差検出手段を、更に、備えており、
第1の周波数誤差補償手段は、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差の和に基づき第1の中間信号の周波数補償を行い、
第2の周波数誤差補償手段は、第3の周波数誤差と第4の周波数誤差の和に基づき第2の中間信号の周波数補償を行う、
請求項1に記載の受信装置。 - 伝搬路行列を算出する手段は、
第1の周波数誤差に基づき第1の中間信号の周波数補償を行う第3の周波数誤差補償手段と、
第2の周波数誤差に基づき第1の中間信号の周波数補償を行う第4の周波数誤差補償手段と、
第3の周波数誤差に基づき第2の中間信号の周波数補償を行う第5の周波数誤差補償手段と、
第4の周波数誤差に基づき第2の中間信号の周波数補償を行う第6の周波数誤差補償手段と、
第3、第4、第5及び第6の周波数誤差補償手段の出力信号から伝搬路行列成分を出力する手段と、
を備えている請求項2に記載の受信装置。 - 伝搬路行列を算出する手段は、
第5の周波数誤差に基づき、第1の中間信号の周波数補償を行う第3の周波数誤差補償手段と、
第5の周波数誤差とは絶対値が同一で、その符号が反転する第6の周波数誤差に基づき、第1の中間信号の周波数補償を行う第4の周波数誤差補償手段と、
第5の周波数誤差に基づき、第2の中間信号の周波数補償を行う第5の周波数誤差補償手段と、
第6の周波数誤差に基づき、第2の中間信号の周波数補償を行う第6の周波数誤差補償手段と、
第3、第4、第5及び第6の周波数誤差補償手段の出力信号から伝搬路行列成分を出力する手段と、
を備えており、
第5の周波数誤差は、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差の差、又は、第3の周波数誤差と第4の周波数誤差の差に基づき算出される、
請求項2に記載の受信装置。 - 第1の送信信号は、第1の特定パターンを含み、
第2の送信信号は、第2の特定パターンを含み、
伝搬路行例は、
第3の周波数誤差補償手段の出力信号と第1の特定パターンとの相関と、
第4の周波数誤差補償手段の出力信号と第2の特定パターンとの相関と、
第5の周波数誤差補償手段の出力信号と第1の特定パターンとの相関と、
第6の周波数誤差補償手段の出力信号と第2の特定パターンとの相関と、
により算出する、
請求項3又は4に記載の受信装置。 - 第5の周波数誤差に基づき、第1の受信信号の周波数補償を行う第7の周波数誤差補償手段と、
第5の周波数誤差とは絶対値が同一で、その符号が反転する第6の周波数誤差に基づき、第2の受信信号の周波数補償を行う第8の周波数誤差補償手段と、
を備えており、
第5の周波数誤差は、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差の差、又は、第3の周波数誤差と第4の周波数誤差の差に基づき算出される、
請求項2から5のいずれか1項に記載の受信装置。 - 第1の送信信号及び第2の送信信号は、それぞれ、無信号である区間を含み、
第1の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号ではなく、かつ、第2の送信信号が無信号である区間における第1の中間信号から検出し、
第2の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号であり、かつ、第2の送信信号が無信号でない区間における第1の中間信号から検出し、
第3の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号ではなく、かつ、第2の送信信号が無信号である区間における第2の中間信号から検出し、
第4の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号であり、かつ、第2の送信信号が無信号でない区間における第2の中間信号から検出する、
請求項2から6のいずれか1項に記載の受信装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の受信装置と、送信装置とを有する無線通信システムであって、
送信装置は、
第1の送信信号を周波数変換する第1の送信周波数変換手段と、
第2の送信信号を、第1の送信周波数変換手段とは異なる発振手段を用いて周波数変換する第2の送信周波数変換手段と、
を備えている無線通信システム。
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