JP2009099807A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板であるウエハに対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】上部側が開口する気密な処理容器2の開口部20を塞ぐように、誘電体材料により構成された天板5を設け、この天板5を介して前記処理容器2内部にマイクロ波を供給する。前記天板5の下面に、対向する側周面同士の間隔が上に向かって狭くなるような環状の凹部7を周方向に沿って形成し、この凹部7の外縁は、前記天板5の中心よりも外縁に近くなるように位置させる。このような天板5では、前記凹部7内にプラズマが閉じ込められるので、天板5直下では、中央よりも外縁に寄った位置の電子密度が高いプラズマが形成されるが、プラズマは外縁側から外方に拡散しながら降下していくので、ウエハWに到達するときにはプラズマの電子密度が面内において揃えられた状態になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板が載置された処理容器の内部に天板を介してマイクロ波を供給することによりプラズマを生成し、前記基板に対してプラズマ処理を行う装置に関する。
半導体デバイスの製造工程においてエッチング処理や成膜処理等を行うプラズマ処理装置としては、プラズマ密度が高く、低電子温度のプラズマを作成することができることから、平面アンテナを用いてプラズマを発生させる方式の装置が開発されている。このプラズマ処理装置の一例として、例えば特許文献1に記載された装置を例にして図15を用いて説明すると、図中1はその内部に基板Sを載置する載置台11を備え、上部側が開口すると共に、真空ポンプ10に接続されたチャンバであり、前記上部側開口は誘電体により構成された天板12により塞がれている。この天板12の上には、アンテナ部13が設けられており、このアンテナ部13は、マイクロ波をチャンバ1内に向けて放射するための多数のスロット対が形成されたスロット板13aと、遅波板13bと、アンテナカバー13cとを備えている。図中14は高周波電源、15は導波管である。
このようなプラズマ処理装置では、高周波電源14から導波管15を介してアンテナ部13へと送られたマイクロ波は、アンテナ部13を介して天板12に輻射される。そして前記天板12はマイクロ波を透過する誘電体により構成されているので、マイクロ波は天板12内を、面方向に振動を生じさせながら中心部から外縁部へ向けて伝播し、チャンバ1内に電磁界を発生させ、プラズマを生成させる。一方チャンバ1内に図示しないガス導入路から処理ガスを導入すると、前記プラズマによって前記ガスが活性化され、これにより載置台11上のウエハWに対して所定の処理が行われるようになっている。
ところでこのプラズマ処理装置において、ウエハWに対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うためには、ウエハWに均一にプラズマを照射することが要求される。しかしながらプラズマの電子密度は、天板12直下においては、中心部の方が外縁部に比べて大きくなる傾向がある。また天板12直下にて生成されたプラズマは、そこから載置台11側に向けて降下していくが、この際プラズマは外方に拡散しながら降下していくので、仮にアンテナ部13直下において電子密度の面内均一性が良好なプラズマを形成したとしても、載置台11上のウエハWに到達するときには、前記電子密度は中心部よりも外縁部にて小さくなってしまう。
そのため本発明者らは、天板12の形状を工夫することにより、ウエハWに対して電子密度の均一性が高いプラズマを照射し、ウエハWに対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことを検討している。つまり天板12は誘電体により構成されており、既述のようにマイクロ波が供給されると、このマイクロ波により共振領域が形成されてその内部に強い電界が発生して定在波が形成される。この定在波は、チャンバ1内に電磁界を発生させ、チャンバ1内のプラズマの電子密度に影響を与えるので、天板12の形状を変化させることによって、チャンバ1内のプラズマの電子密度分布を調整することができる。
特許文献1の構成では、天板12の下面側にリング状の突条12aを設けることにより、天板12の径方向の厚さをテーパ状に連続的に変化させる構成が記載されている。しかしながらこの例は、チャンバ1内の圧力やマイクロ波の電力などのプラズマ条件が変化した場合であっても、天板12の厚さを変えずに、いずれかの場所で共振を発生させることを狙ったものであり、特許文献1の技術によっても本発明の課題を解決することはできない。
特開2005−100931号公報
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、基板に対して電子密度の面内均一性の高いプラズマを照射することのできる技術を提供することにある。
このため本発明のプラズマ処理装置は、基板が載置される載置部が内部に設けられ、上部側が開口する気密な処理容器と、
この処理容器内にガスを供給するためのガス供給部と、
この処理容器内の雰囲気を真空排気するための真空排気手段と、
前記処理容器の上部側開口を塞いで、前記載置台表面と対向して設けられ、マイクロ波を透過する材料により構成された天板と、
この天板の上部に設けられ、当該天板を介して前記処理容器内にマイクロ波を供給し、前記ガスをプラズマ化してプラズマを生成させるためのマイクロ波供給手段と、
前記天板の下面に、前記処理容器の周方向に沿って設けられ、その側周面が傾斜した凹部と、を備え、
この凹部の外縁の位置は、前記天板の中心よりも天板の外縁に近いことを特徴とする。
前記マイクロ波供給手段は、前記天板の上部に設けられ、周方向に沿って多数のスリットが形成された平面アンテナ部材と、この平面アンテナ部材に接続され マイクロ波を前記処理容器内に導くための導波管と、を備えるものとすることができる。
また前記凹部の内縁と外縁との間の中間位置は、前記天板の中心よりも外縁に近いことが好ましい。さらに前記凹部の側周面は上に向かうにつれて互いに対向する面同士の間隔が狭くなるように傾斜していることが好ましい。前記凹部は、天板の下面に環状に形成されるものとすることができる。
本発明によれば、天板の下面に処理容器の周方向に沿って、その側周面が傾斜した凹部を形成しているため、凹部内に電子密度の高いプラズマが閉じ込められる。その理由は、概略的な言い方をすれば、誘電体である天板内にてマイクロ波が反射を繰り返すことから種々の光路が形成されて、各光路に応じた定在波が立つが、凹部の側周面が傾斜していると、この傾斜面を含めた前記光路が多くなって、当該傾斜面における定在波全体のエネルギーが大きくなり、傾斜面における天板と真空雰囲気との界面におけるガスの電界吸収が大きくなることに基づく。このように電子密度の高いプラズマを天板の中心から離れたところに閉じ込めるという発想を取り入れることにより、天板の下面にて中央よりも周縁側の電子密度の高いプラズマを生成することができ、従って天板と基板との距離などに応じて適切な電子密度分布パターンを調整することにより、基板表面上に面内均一性の高いプラズマを生成することができるので、その結果基板に対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、基板例えば半導体ウエハW(以下「ウエハ」という)に対してエッチング処理を行うためのエッチング処理装置に本発明のプラズマ処理装置を適用した場合を例にして説明する。図1は前記エッチング処理装置の縦断断面図である。このエッチング処理装置は、平面アンテナを用いてプラズマを発生させる方式の装置である。図中2は例えば全体が筒体状に気密に構成されると共に接地された処理容器(真空チャンバ)であり、この処理容器2の側壁や底部は、導体例えばアルミニウム添加ステンレススチール等により構成され、内壁面には酸化アルミニウムよりなる保護膜が形成されている。
処理容器2の内部には、ウエハWを載置するための載置部である載置台31が支持部材32を介して設けられている。この載置台31は例えば窒化アルミニウム(AlN)もしくは酸化アルミニウム(Al)より構成され、支持部材32は窒化アルミニウム等のセラミックスにより構成されている。載置台31の内部には温調部(図示せず)が設けられていて、この温調部は、例えば冷却媒体を通流させる冷却ジャケットとヒータとの組み合わせにより構成されている。また載置台31には、ウエハWを支持して昇降させるための図示しない昇降ピンが載置台31の表面に対して突没自在に設けられている。
前記処理容器2の側壁にはガス導入管21が例えば環状に設けられており、このガス導入管21の他端側にはガス供給系22が接続されている。この例ではガス導入管21とガス供給系22とによりガス供給部が構成されている。また処理容器2の底部は排気室23として構成されており、この排気室23には排気路24を介して真空排気手段25が接続されている。また前記処理容器2の側壁には、ウエハWの搬入出を行うための搬入出口26が設けられており、この搬入出口26はゲートバルブ27により開閉自在に構成されている。
前記処理容器2の天井部は例えば円形状に開口しており、この開口部20には、当該開口部20の周縁に沿って設けられたリング状の支持部材41及びOリング等のシール部材42を介して、前記載置台31と対向するように、例えば平面形状が略円形状に構成された天板5が気密に設けられていて、こうして処理容器2は気密に保持されている。前記天板5は、マイクロ波を透過する誘電体材料、例えば石英等により構成されている。この天板5の形状については後述する。
またこの天板5の上部側には、当該天板5と密接するようにアンテナ部6が設けられている。このアンテナ部6は、平面形状が円形であって下面側が開口する扁平な蓋体61と、この蓋体61の前記下面側の開口部に設けられ、多数のスロットが形成された円板状の平面アンテナ部材(スロット板)62とを備えており、これら蓋体61と平面アンテナ部材62とは導体により構成されている。そして前記平面アンテナ部材62の下面が前記天板5に接続されている。
また前記平面アンテナ部材62と蓋体61との間には、例えば酸化アルミニウムや窒化ケイ素(Si)等の低損失誘電体材料により構成された遅波板63が設けられている。この遅波板63はマイクロ波の波長を短くするためのものである。この実施の形態では、これらアンテナ本体61、平面アンテナ部材62、遅波板63により平面アンテナが形成されている。なお前記蓋体61の内部には、図示しない冷却水流路が形成されており、ここに冷却水を通流させることにより、蓋体61、遅波板63、平面アンテナ部材62及び天板5が冷却されるようになっている。また前記蓋体61は接地されている。
このように構成されたアンテナ部6は、前記平面アンテナ部材62が天板5に密接するように図示しないシール部材を介して処理容器2に装着されている。そしてこのアンテナ部6は同軸導波管64により、マッチング回路65を介してマイクロ波発生装置66に接続され、例えば周波数が2.45GHzのマイクロ波が供給されるようになっている。この際、同軸導波管64の外側の導波管64Aは蓋体61に接続され、中心導体64Bは遅波板63に形成された開口部を介して平面アンテナ部材62に接続されている。
前記平面アンテナ部材62は、例えば厚さ1mm程度の銅板からなり、図2に示すように例えば円偏波を発生させるための多数のスロット67が形成されている。このスロット67は略T字状に僅かに離間させて配置した一対のスロット67a,67bを1組として、周方向に沿って例えば同心円状や渦巻き状に形成されている。このようにスロット67aとスロット67bとを相互に略直交するような関係で配列しているので、2つの直交する偏波成分を含む円偏波が放射されることになる。この際スロット対67a,67bを遅波板63により圧縮されたマイクロ波の波長に対応した間隔で配列することにより、マイクロ波が平面アンテナ部材62より略平面波として放射される。本発明では、マイクロ波発生装置66、同軸導波管64及びアンテナ部6によりマイクロ波供給手段が構成されている。
ここでこの装置にて実施される本発明のエッチング方法の一例について簡単に説明する。先ずゲートバルブ27を開き、搬入出口26を介して例えば表面に銅配線が形成された基板であるウエハWを処理容器2内に搬入して載置台31上に載置する。続いて処理容器2の内部を所定の圧力まで真空引きし、エッチングガスをガス供給路21を介して所定の流量で供給する。そして処理容器2内を所定のプロセス圧力に維持し、載置台31の表面温度を所定温度に設定する。
一方マイクロ波発生装置66から2.45GHzの高周波(マイクロ波)を供給すると、このマイクロ波は、TMモード或いはTEモード或いはTEMモードで同軸導波管64内を伝搬してアンテナ部6の平面アンテナ部材62に到達し、同軸導波管の内部導体64Bを介して、平面アンテナ部材62の中心部から周縁領域に向けて放射状に伝搬される間に、スロット対67a,67bからマイクロ波が天板5を介して下方側の処理空間に向けて放出される。
ここで天板5はマイクロ波が透過可能な材質により構成されているので、マイクロ波は天板5を効率よく透過していく。このとき既述のようにスリット対67a,67bを配列したので、円偏波が平面アンテナ部材62の平面に亘って放出される。そしてこのマイクロ波のエネルギーにより、広い処理空間の全域に亘って高密度なプラズマが励起される。そしてこのプラズマにより前記エッチングを活性化させて、つまりプラズマ化して活性種を形成し、この活性種によりウエハW表面に対するエッチング処理が行われる。こうしてエッチング処理が行われたウエハWは、搬入出口26を介して処理容器2から搬出される。
続いて前記天板5の形状について図3に基づいて説明する。この天板5は、既述のように平面形状が円形に構成され、その外縁側が処理容器2の天井部に形成された支持部材41にて支持されるように処理容器2に設けられている。例えば天板5の外縁部には、支持部材41の内側にて下方側に伸び出すように突部51が形成されており、この突部51と前記支持部材41とを接合するように前記処理容器2の開口部20に天板5が装着されるように構成されている。また天板5の中心部分の下面と載置台31上のウエハW表面との間の距離Hは、例えば100mm〜200mm程度に設定される。
ここで天板5の外縁とは、その下面が平らな状態の部位の外縁をいい、この例では図3中100で示す前記突部51の内縁が天板5の外縁に相当する。そして天板5の直径方向の大きさL1は、例えば12インチサイズのウエハWに対応する場合には、例えば400mm〜600mm程度に設定される。また天板5はその中央領域の厚さT1が、周縁領域の厚さT2よりも小さくなるように設定され、例えば前記厚さT1は40mm程度、前記厚さT2は50mm程度に夫々設定される。なおその中央領域の厚さT1を、周縁領域の厚さT2よりも小さく設定するのは強度的な問題をクリアするためであり、このように中央領域の厚さT1を周縁領域の厚さT2よりもわずかに小さく設定した場合であっても、これらの厚さT1,T2を揃えたとしても、後述のプラズマの電子密度分布には影響がない。
さらに天板5の下面には、処理容器2の周方向に沿って環状の凹部7が形成されている。この凹部7は、上に向かうにつれて、互いに対向する面同士の間隔が次第に狭くなるように傾斜する側周面を備えており、前記凹部7の外縁72は、天板5の中心Oよりも外縁100に近い位置に設けられている。また前記凹部7の内縁71は、天板5の中心Oと外縁100との間に位置すればよいが、前記凹部7の内縁71と外縁72との間の中間位置Aが、前記天板5の中心Oよりも外縁100に近いことが望ましい(図4(a)参照)。
このように天板5の下面に周方向に沿って、その外縁72が、天板5の中心よりも外縁100に近い位置になるように、その側周面が傾斜した凹部7を形成することにより、天板5直下において、中心よりも外縁側に寄ったところの電界密度が高いプラズマを生成することができる。つまり凹部7の傾斜面により囲まれた真空領域の電子密度が大きくなり、凹部内に電子密度の高いプラズマが閉じ込められ、天板5直下におけるプラズマは、図5に点線にて示すような電子密度分布を有するものとなる。
この理由について概略的に述べると、アンテナ部6のスロット67から放射されたマイクロ波は、誘電体である天板5内において反射を繰り返すことから種々の光路が形成されて、各光路に応じた定在波が立つ。この際凹部7の側周面が既述のように、上に向かうにつれて互いに対向する面同士の間隔が狭くなるように傾斜していると、この傾斜面を含めた前記光路が多くなって、当該傾斜面における定在波全体のエネルギーが大きくなり、傾斜面における天板5と、天板5直下の真空雰囲気との界面におけるプラズマの電界吸収が大きくなる。
つまり既述のような側周面(傾斜面)を備えた凹部7を形成すると、図6(a)に示すように、この側周面では前記面方向のみならず、面方向に垂直な方向においてもマイクロ波の光路が形成されるため、種々の方向からこの側周面に至る光路が多く、これら光路に基づく種々の定在波が形成される。一方、図6(b)に示すように、凹部7の側周面を傾斜面ではなく垂直面により構成すると、この側周面では、面方向に垂直な方向からはマイクロ波の光路を形成することができない。このため、側周面が傾斜している場合に比べて、当該側周面に至る光路が少なくなってしまう。
従って凹部7の側周面を傾斜面により形成した場合には、定在波全体のエネルギーが大きくなり、結果として凹部7内にプラズマを閉じ込めることができるが、凹部の側周面を垂直面により形成した場合には、定在波全体のエネルギーが小さいので、凹部を形成したとしても、当該凹部内にプラズマを閉じ込めることができない。
本発明では、天板5の下面に凹部7を形成して、ここに電子密度の高いプラズマを閉じ込めるという発想を取り入れているので、前記凹部7の外縁を天板5の中心Oよりも外縁100に近いところに位置させることにより、天板5の直下にて中央よりも周縁側の電子密度の高いプラズマを生成することができる。そしてプラズマは外縁から外方側に拡散しながら処理容器2内を降下していくので、予め天板5と載置台31上のウエハWとの距離や、天板5とウエハWの大きさとの関係等の、装置に見合った凹部7の形状や位置、寸法等を調整し、これにより適切な電子密度分布パターンを調整しておくことにより、載置台31上のウエハWに至るときのプラズマの電子密度をウエハWの面内において揃えられることができる。このようにウエハWに対して、電子密度の均一なプラズマを照射することができるので、ウエハWに対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができる。
このように凹部7の形状や位置により、天板5直下におけるプラズマの電界密度分布が異なり、天板5と載置台31との距離によっても凹部7の最適な形状や位置が異なるが、このような凹部71の大きさの好適な一例を挙げると、図4(b)に示すように、天板5の中心Oと外縁100との間の距離を距離Dとすると、例えば12インチサイズのウエハWに対しては、前記天板5の大きさは、その直径(2D)が500mm、前記天板5中心の下面と載置台表面との距離Hが150mm、前記天板5の中心Oと凹部7の外縁72との間の距離D1が220mm、前記天板5の中心Oと凹部7の内縁71との間の距離D2が160mm、凹部7の上端側の距離D3が50mm、凹部7の深さT3が20mmである。
またこのような凹部7は天板5の下面に周方向に沿って設けられていれば良く、図2に示すように、全周に亘って環状に繋がっている形状であっても、円弧状又は円形状に形成された凹部7を所定の間隔を空けて周方向に配列したものであってもよい。
また図7に示すように、凹部7の内縁71と外縁72との間の中間位置Aが、前記天板5の中心Cよりも中心に近い場合であって、凹部7の開口部73が大きい場合であっても、後述の実施例により明らかなように、凹部7内にプラズマを閉じ込めることができ、天板5直下では、天板5の中心Oから外縁側に寄った部分において電子密度の高いプラズマを生成することができる。このため既述のように、電子密度分布を調整することによってウエハWに対して電子密度の均一なプラズマを照射することができ、面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができる。
以上において凹部7としては、図8(a)に示すように、上に向かうにつれて凹部の幅が広くなる側周面(傾斜面)を備えた凹部81や、図8(b)に示すように、球面状の凹部82や、図8(c)に示すように縦断面形状が三角形状に形成された凹部83であってもよい。これらのような凹部81〜83であっても、側周面が傾斜しているので、図6(b)に示す側周面が傾斜していない場合に比べて側周面の表面積が大きいため、形成される光路が多く、これら光路に基づく定在波を形成することができ、凹部81〜83内にプラズマを閉じ込めることができるからである。
(実施例I)
図1のプラズマ処理装置を用い、図9(a)〜図9(e)に示すように、その下面に形状の異なる環状の凹部が形成された5種類の天板5を用意し、処理容器2内にアルゴン(Ar)ガスを供給した場合の、ウエハW上のAr+フラックス量のウエハWの面内分布についてシミュレーションを行った。
このときの解析条件は、処理圧力を1.33Pa(10mTorr)、処理温度を400K、天板5下面とウエハW表面との距離Hを150mm、Arガス流量を200sccmとした。
また図9(a)に示す天板5を実施例1とし、この天板5は、直径L1を500mm、天板5の厚さT1及びT2を夫々40mm、50mm、天板5の中心Oから凹部7の外縁72までの距離D1を220mm、天板5の中心Oから凹部7の内縁71までの距離D2を160mm、凹部7の上面の距離D3を40mm、凹部7の深さT3を20mmに夫々設定した。
さらに図9(b)に示す天板5を実施例2とし、この天板5は、前記直径L1を500mm、前記厚さT1及びT2を夫々40mm、50mm、前記距離D1を240mm、前記距離D2を50mm、前記距離D3を150mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
さらにまた図9(c)に示す天板5を比較例1とし、この天板5は、当該天板5の中心側に1つの凹部91を形成した例であり、天板5の形状は、前記直径L1を500mm、前記厚さT2を50mm、前記距離D1を125mm、前記距離D3を110mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
さらにまた図9(d)に示す天板5を比較例2とし、この天板5は、当該天板5の下面のほぼ全体に1つの凹部92を形成した例であり、天板5の形状は、前記直径L1を500mm、前記厚さT2を50mm、前記距離D1を240mm、前記距離D3を230mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
さらにまた図9(e)に示す天板5を比較例3とし、この天板5は、天板5の中心側に凹部93を設けると共に、外縁側に凹部7を形成した例であり、天板5の形状は、前記直径L1を500mm、前記厚さT1、T2を夫々40mm、50mm、前記外側の凹部7において距離D1を240mm、前記距離D3を40mm、前記深さT3を20mmに夫々設定し、前記内側の凹部93において距離D1を125mm、前記距離D3を110mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
この結果を図10に示す。図中縦軸は、ウエハ面内におけるAr+フラックス量を示し、横軸はウエハWの中心からの位置を示している。またこの結果に基づいて、Ar+フラックス量のウエハ面内における均一性を求めたところ、図11に示す結果が得られた。ここで前記均一性は、標準偏差/平均値×100の計算式により求め、値が小さい程面内均一性が良好であることを示している。
ここでウエハW上のAr+フラックス量の面内均一性は、ウエハWに照射されるプラズマの電子密度の面内均一性とほぼ等しいことから、この結果より、本発明の天板5を用いた実施例1及び実施例2は、Ar+フラックス量の面内均一性が夫々0.9%、3.1%と、比較例1〜比較例3の天板に比べて高く、このような天板5を用いることによりウエハWに到達したときのプラズマの電子密度の高い面内均一性を確保できることが認められる。
ここで実施例1,2に共通していることは、凹部7の外縁72を天板5の中心Oよりも外縁100に近い位置に形成することと、凹部7の内縁71を天板5の中心Oと外縁100との間に形成することであり、これらの条件がプラズマの電子密度の均一性を高めるために重要であることが理解される。また実施例1と実施例2とを比較すると、面内均一性は実施例1の方が良好であることから、凹部7の内縁71と外縁72との中心位置Aが天板5の中心Oよりも外縁100に近い位置に形成することがプラズマの電子密度の均一性をさらに高めるために重要であることが理解される。
つまり比較例2の天板では均一性が4.7%と悪いことから、凹部の外縁を天板5の外縁側に形成しても、凹部の内縁側を天板5の中心Oと外縁100との間に形成しない場合には、プラズマが天板5の中心側に引き寄せられてしまい、プラズマの電子密度の均一性が低下しまうことが理解される。また先行技術文献1に記載された天板においても、天板の外縁側にリング状の突条が形成されているので、比較例2のシミュレーション結果とほぼ同じになるものと推察される。
さらに比較例3のように、一つの凹部7を実施例1と同様の条件にて形成しても、その外縁が天板5の中心Oよりも外縁100に近い位置にあり、その内縁が天板5の中心Oと外縁100との間に形成するという条件を満たさない凹部94を形成することによって、面内均一性が6.6%と低下しまうことが認められた。
(実施例II)
図1のプラズマ処理装置を用い、図11(a)〜図11(c)に示すように、その下面に形状の異なる環状の凹部が形成された3種類の天板5を用意し、処理容器2内にアルゴン(Ar)ガスを供給した場合の、ウエハW上のAr+フラックス量のウエハWの面内分布についてシミュレーションを行った。
このときの解析条件は、処理圧力を1.33Pa(10mTorr)、処理温度を127℃、天板5下面とウエハW表面との距離Hを150mm、Arガス流量を200sccmとした。
また図11(a)に示す天板5を実施例11とし、この天板5は、直径L1を500mm、前記厚さT1及びT2を夫々40mm、50mm、前記距離D1を220mm、前記距離D2を160mm、前記距離D3を40mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
さらに図11(b)に示す天板5を実施例12とし、この天板5は、前記直径L1を500mm、前記厚さT1及びT2を夫々40mm、50mm、前記距離D1を200mm、前記距離D2を140mm、前記距離D3を40mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
さらにまた図11(c)に示す天板5を比較例11とし、この天板5は、天板5の中心側に凹部94を設けると共に、外縁側に凹部7を形成した例であり、天板5の形状は、前記直径L1を500mm、前記厚さT1、T2を夫々40mm、50mm、前記外側の凹部7において距離D1を240mm、前記距離D3を40mm、前記深さT3を20mmに夫々設定し、前記内側の凹部94において距離D1を125mm、前記距離D3を80mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
この結果を図13に示す。図中縦軸は、ウエハ面内におけるAr+フラックス量を示し、横軸はウエハWの中心からの位置を示している。またこの結果に基づいて、Ar+フラックス量のウエハ面内における均一性を求めたところ、図14に示す結果が得られた。ここで前記均一性は、実施例1と同様の手法にて求めた。
ここで実施例11及び実施例12の天板は、実施例1の天板に近い形状であり、比較例11の天板は比較例3の天板に近い形状であるが、実施例11、実施例12におけるAr+フラックス量の面内均一性が夫々4.3%、4.5%と、比較例11(面内均一性14%)に比べて高いことから、実施例Iの結果と同じ傾向が得られることが認められ、本発明の条件を満たす天板を用いることによりウエハWに到達したときのプラズマの電子密度の高い面内均一性を確保できることが理解される。
またここで実施例IIは実施例Iに比べて面内均一性の値が低いが、これは実施例IIでは、実施例Iよりも天板5と載置台31上のウエハWと距離Hが小さく設定されているからである。
以上の結果から、実施例1、実施例2、実施例11、実施例12の天板において良好な面内均一性を確保できたことから、本発明者らは、天板の下面に周方向に沿って形成される凹部は、その側周面が傾斜すると共に、その外縁が天板5の中心Oよりも外縁100に近い位置に位置するという条件を満たすものであればよく、個数や形状については限定されるものではないと捉えている。
本発明のプラズマ処理装置はエッチング処理のみならず、アッシングやCVD等、他の処理ガスを用いて基板に対して処理を行う処理に適用することができる。また本発明のマイクロ波供給手段は、必ずしも平面アンテナ部材を用いたものに限定されるものではなく、他の手段であってもよい。さらにまた基板としては半導体ウエハWには限られず、FPD基板等であってもよい。
本発明の実施の形態にかかるエッチング処理装置の一例を示す断面図である。 前記エッチング処理装置に用いられる平板アンテナ部を示す平面図である。 前記エッチング処理装置に用いられる天板を示す断面図と平面図である。 前記天板を示す断面図である。 本発明の天板の作用を説明するための側面図である。 前記天板の作用を説明するための断面図である。 前記天板の他の例を示す断面図である。 前記天板のさらに他の例を示す断面図である。 前記本発明の効果を確認するための実施例Iで用いた天板を示す断面図である。 前記実施例Iの結果を示す特性図である。 前記実施例Iの結果を示す特性図である。 前記本発明の効果を確認するための実施例IIで用いた天板を示す断面図である。 前記実施例IIの結果を示す特性図である。 前記実施例IIの結果を示す特性図である。 従来のプラズマ処理装置を示す断面図である。
符号の説明
2 処理容器
25 真空排気手段
5 天板
6 アンテナ部
61 蓋体
62 平面アンテナ部材
63 遅波板
64 同軸導波管
66 マイクロ波発生装置
67 スリット
7 凹部
W 半導体ウエハ

Claims (5)

  1. 基板が載置される載置部が内部に設けられ、上部側が開口する気密な処理容器と、
    この処理容器内にガスを供給するためのガス供給部と、
    この処理容器内の雰囲気を真空排気するための真空排気手段と、
    前記処理容器の上部側開口を塞いで、前記載置台表面と対向して設けられ、マイクロ波を透過する材料により構成された天板と、
    この天板の上部に設けられ、当該天板を介して前記処理容器内にマイクロ波を供給し、前記ガスをプラズマ化してプラズマを生成させるためのマイクロ波供給手段と、
    前記天板の下面に、前記処理容器の周方向に沿って設けられ、その側周面が傾斜した凹部と、を備え、
    この凹部の外縁の位置は、前記天板の中心よりも天板の外縁に近いことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記マイクロ波供給手段は、前記天板の上部に設けられ、周方向に沿って多数のスリットが形成された平面アンテナ部材と、
    この平面アンテナ部材に接続され マイクロ波を前記処理容器内に導くための導波管と、を備えることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記凹部の内縁と外縁との間の中間位置は、前記天板の中心よりも外縁に近いことを特徴とする請求項1又は2記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記凹部の側周面は上に向かうにつれて互いに対向する面同士の間隔が狭くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記凹部は、天板の下面に環状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載のプラズマ処理装置。
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