JP2009099090A - 帳票キーワード登録装置、帳票キーワード登録方法、および、プログラム - Google Patents

帳票キーワード登録装置、帳票キーワード登録方法、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】帳票を格納する際に、簡単、高速、正確にキーワードを登録し、業務アプリケーションから帳票管理アプリケーションへのキーワードの登録を効率化することができる、帳票キーワード登録装置および登録方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙した出力対象データと、属性項目と属性値とを対応付けた属性情報と、データ項目の並び情報と出力様式情報とを少なくとも有する帳票定義体と、を記憶し、帳票定義体の並び情報に基づいて出力対象データをデータ項目単位に文字列を抽出し項目名と対応付けて格納した項目情報を生成し、属性値が項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する項目情報の文字列で置換した後キーワード情報として格納し、出力様式に基づいて項目情報から電子文書を作成することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、帳票キーワード登録装置、および、帳票キーワード登録方法に関し、特に、帳票を管理する(格納、検索、閲覧等を含む。)ための帳票管理アプリケーション(文書管理ソフトウェア、帳票管理ソフトウェア等)に用いられる帳票管理データベースに帳票を格納する際に、簡単、高速、正確にキーワードを登録する、帳票キーワード登録装置、および、帳票キーワード登録方法に関する。
従来、基幹業務において、帳票の格納、管理、検索、閲覧等を目的とする帳票管理ソフトウェアが多数開発されている。また、最近では、会社の部門レベルで発生する帳票を、文書管理ソフトウェアに格納、管理、検索、閲覧したいというニーズが増えてきている。
文書管理ソフトウェアの特徴としては、帳票を汎用的な電子フォーマット(イメージデータ、Word、Excel,PDFなど)で管理する点や、版数管理や紐付けなどの機能を持つ点、また、文書プロパティや検索インデックスなどのキーワードを付加して保存するのが一般的であるという点が挙げられる。ここで、従来、帳票管理アプリケーションに保存する帳票にキーワードを登録する技術としては、以下の方式が存在する。
(1)帳票管理アプリケーションに帳票を格納した後で、手動でキーワードを登録する方式。(2)帳票管理アプリケーションに帳票を格納する時点で、または格納した後で、OCR技術を利用して、帳票のイメージデータからキーワードを抽出・登録する方式。(3)帳票管理アプリケーションに帳票を格納する時点で、業務アプリケーションからキーワードを登録する方式。
例えば、帳票管理アプリケーションに帳票を格納するタイミングでキーワードを登録することができず、格納した後で二次的にキーワードを登録する必要がある場合、(1)または(2)の方式が利用される。例えば、帳票管理アプリケーションが提供する仮想プリンタドライバを利用して帳票を格納するような場合である。
一方、(3)の方式を利用する場合、帳票管理アプリケーションが提供するAPIを利用してキーワードを登録したり、帳票管理アプリケーションに登録する帳票の電子フォーマットを独自形式とし、電子フォーマットの中にキーワードを埋め込んだりする方法が利用される。
ここで、キーワードの登録に関する先行技術文献として、特許文献1と特許文献2がある。特許文献1に記載の方法では、まず「電子帳票ファイル」という独自形式の電子フォーマットを生成し、電子帳票システムに格納し、その後、格納された電子帳票ファイルからキーワード(検索用データ)を二次的に抽出し、検索用データベースに登録する。また、特許文献2の方法では、印刷データを解析し、データ(作成者名、帳票名)を抽出する。
特開2003−346073号公報 特開2003−157404号公報
しかしながら、従来の(1)〜(3)の方式においては、以下の問題点を有していた。
すなわち、(1)の手動でキーワードを登録する方式では、人手を介するため時間とコストがかかり、また、キーワードの入力ミスが発生する可能性があるという問題がある。
また、(2)のOCR技術を利用してキーワードを登録する方式では、イメージデータからキーワードを抽出するため、キーワードの登録処理に時間がかかるという問題がある。また、全文検索には対応できるが、会社名などの特定のキーワードに絞って検索実行するような、キーワード検索には対応できず、さらに、OCR技術の認識精度は完全に100%にはできないため、正確なキーワードを設定することができないという問題がある。
特に、特許文献1の方法では、帳票管理アプリケーションに帳票を格納する段階でキーワードを抽出し登録することができず、格納された電子帳票ファイルからキーワードを抽出し、検索用データベースに登録する処理が別途必要であり、処理時間や処理負担がかかるという問題がある。
また、特許文献2の方法では、帳票フォーマット作成プログラムに入力する前段で、帳票のフォームデータの項目と、項目への入力データをチェックして、キーワードを抽出することができないため、柔軟なキーワード登録ができないという問題がある。
(1)または(2)のように帳票の登録後にキーワードを設定する方式と比較して、(3)の方式では、帳票の登録時に業務アプリケーション側が意図するキーワードを自動的で設定するため、高速かつ正確にキーワードを登録することができるというメリットがあるものの、未だ以下の問題点を有していた。すなわち、(3)の業務アプリケーションからキーワードを登録する方式では、業務アプリケーション側でキーワードを設定する処理の作り込みに時間とコストがかかるという問題がある。例えば、既存の帳票システムにおいてプリンタから紙に印刷している帳票を、紙の保管スペース削減や検索時間の短縮などを目的として、帳票管理アプリケーションにも保存するようにシステムを拡張するような場合に、帳票の印刷対象データを帳票管理アプリケーションのキーワードとして設定したい場合がある。このような場合、印刷対象データからキーワードを抽出し、帳票管理アプリケーションのAPIに設定するロジックの作り込みには、出力する帳票を意識した業務アプリケーションの作成が必要となるため、かなりの時間とコストがかかるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、帳票を格納する際に、簡単、高速、正確にキーワードを登録し、業務アプリケーションから帳票管理アプリケーションへのキーワードの登録を効率化することができる、帳票キーワード登録装置、帳票キーワード登録方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、請求項1に記載の帳票キーワード登録装置は、記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置であって、上記記憶部は、業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙した出力対象データと、上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、上記出力対象データの上記データ項目の順番を定義する並び情報と、上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報と、を少なくとも有する帳票定義体と、を記憶し、上記制御部は、上記帳票定義体の上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成手段と、上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納手段と、上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成手段と、を備え、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする。
また、請求項2に記載の帳票キーワード登録装置は、記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置であって、上記記憶部は、業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙し、上記データ項目の順番を定義する並び情報を含む出力対象データと、上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報を有する帳票定義体と、を記憶し、上記制御部は、上記出力対象データの上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成手段と、上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納手段と、上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成手段と、を備え、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする。
また、請求項3に記載の帳票キーワード登録装置は、請求項1または2に記載の帳票キーワード登録装置において、更に入力装置と出力装置を備え、上記制御部は、利用者に上記入力装置を介して上記属性値を設定させるよう上記出力装置を制御し、上記属性情報に格納する属性情報設定手段、を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の帳票キーワード登録装置は、請求項3に記載の帳票キーワード登録装置において、上記属性情報設定手段は、上記利用者に上記入力装置を介して、上記データ項目の上記項目名を選択させるよう上記出力装置を制御し、選択された上記項目名を含む上記置換対象文字列を上記属性値として格納すること、を特徴とする。
また、請求項5に記載の帳票キーワード登録方法は、記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置において実行される帳票キーワード登録方法であって、上記記憶部は、業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙した出力対象データと、上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、上記出力対象データの上記データ項目の順番を定義する並び情報と、上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報と、を少なくとも有する帳票定義体と、を記憶しており、上記制御部において実行される、上記帳票定義体の上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成ステップと、上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納ステップと、上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成ステップと、を含み、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする。
また、請求項6に記載の帳票キーワード登録方法は、記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置において実行される帳票キーワード登録方法であって、上記記憶部は、業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙し、上記データ項目の順番を定義する並び情報を含む出力対象データと、上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報を有する帳票定義体と、を記憶しており、上記制御部において実行される、上記出力対象データの上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成ステップと、上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納ステップと、上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成ステップと、を含み、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする。
また、請求項7に記載のプログラムは、記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置に帳票キーワード登録方法を実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙した出力対象データと、上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、上記出力対象データの上記データ項目の順番を定義する並び情報と、上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報と、を少なくとも有する帳票定義体と、を記憶しており、上記制御部において実行される、上記帳票定義体の上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成ステップと、上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納ステップと、上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成ステップと、を含み、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする。
また、請求項8に記載のプログラムは、記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置に帳票キーワード登録方法を実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙し、上記データ項目の順番を定義する並び情報を含む出力対象データと、上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報を有する帳票定義体と、を記憶しており、上記制御部において実行される、上記出力対象データの上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成ステップと、上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納ステップと、上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成ステップと、を含み、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする。
本発明によれば、帳票を格納する際に、簡単、高速、正確にキーワードを登録し、業務アプリケーションから帳票管理アプリケーションへのキーワードの登録を効率化することができる。
また、本発明によれば、新規に業務アプリケーションを構成する場合は、必要最小限のコストで構築でき、既存の業務アプリケーションを改修する場合は、GUIを利用して、帳票定義体の帳票業務情報のプロパティに文書管理属性を設定することにより既存の業務ロジックに全く手を加えることなく、帳票管理アプリケーションに帳票とキーワードを簡単に登録できる。
以下に、本発明にかかる、帳票キーワード登録装置、帳票キーワード登録方法、および、プログラム、並びに、記録媒体の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
[本発明の概要]
以下、本発明の概要について説明し、その後、本発明の構成および処理等について詳細に説明する。図1は、本発明の基本原理を示す原理構成図である。また、図2は、本発明の基本原理を示すフローチャートである。
図1に示すように、本発明は、帳票を生成するための業務アプリケーションから、電子文書を管理するための帳票管理アプリケーション(文書管理ソフトウェアや帳票管理ソフトウェア等)へ、帳票を電子文書として出力・登録する際に、同時に、キーワードを抽出して登録する、帳票キーワード登録装置、帳票キーワード登録方法、および、プログラムに関するものである。また、図1に示すように、本発明は、業務アプリケーションから帳票管理アプリケーションへの帳票出力インターフェースや、API、ミドルウェア、コマンド等として好適に実現される。
ここで、「キーワード」とは、帳票の電子文書とは別に登録される情報であり、格納、管理、検索、閲覧等のために利用される情報のことである。例えば、帳票の格納先や、文書プロパティ、検索インデックス等の管理情報を指す。
本発明は、概略的に、以下の基本的特徴を有する。すなわち、本発明の本帳票キーワード登録装置は、記憶部と制御部を少なくとも備え、業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙した出力対象データと、出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、出力対象データのデータ項目の順番を定義する並び情報と帳票の電子文書に表示されるデータ項目のレイアウトを定義する出力様式情報とを少なくとも有する帳票定義体と、を記憶する。ここで、出力対象データは、データ項目の順番を定義する並び情報を含み、帳票定義体は、並び情報を含まない構成としてもよい。
ここで、本帳票キーワード登録装置は、利用者に入力装置を介して属性値を設定させるよう出力装置を制御し属性情報に格納してもよく、また、データ項目の項目名を選択させるよう出力装置を制御し、選択された項目名を含む置換対象文字列を属性値として格納してもよい(図1の「キーワード指定」参照)。
そして、図2に示すように、本帳票キーワード登録装置は、業務アプリケーションの実行により生成された帳票の出力対象データが格納されると(ステップSA−1)、帳票定義体または出力対象データの並び情報に基づいて、出力対象データを各データ項目単位に文字列を抽出し、データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する(ステップSA−2)。
そして、本帳票キーワード登録装置は、属性情報の属性値が項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する項目情報の文字列で当該属性値を置換した後、属性情報をキーワード情報として格納する(ステップSA−3)。
そして、本帳票キーワード登録装置は、帳票定義体の出力様式情報に基づいて、項目情報から電子文書を作成し登録する(ステップSA−4)。
これにより、帳票管理アプリケーションが実行されると、帳票の電子文書の格納、管理、検索、閲覧等のためにキーワード情報が利用されることとなる(ステップSA−5)。
以上により、本発明によれば、帳票を格納する際に、簡単、高速、正確にキーワードを登録し、業務アプリケーションから帳票管理アプリケーションへのキーワードの登録を効率化することができる。また、新規に業務アプリケーションを構成する場合は、必要最小限のコストで構築でき、既存の業務アプリケーションを改修する場合は、GUIを利用して、帳票定義体の帳票業務情報のプロパティに文書管理属性を設定することにより既存の業務ロジックに全く手を加えることなく、帳票管理アプリケーションに帳票とキーワードを簡単に登録できる。また、帳票定義体について、GUI(Graphical User Interface)を利用して、帳票管理アプリケーションへ登録される属性情報を設定するので、業務アプリケーションの開発と、帳票管理アプリケーションに登録するキーワードの設定を完全に分離することができる。また、帳票定義体、および、属性情報ファイルに、帳票定義体の項目名を記述するので、出力対象データからキーワードに設定する値を抽出、設定するロジックを業務アプリケーション側で作り込む必要性がなくなり低コスト短時間でプログラムを構築することができる。また、この機能を利用すれば、出力対象データを元に、帳票管理アプリケーションの格納先を指定することもできる。以上で、本発明の概要の説明を終える。
[帳票キーワード登録装置の構成]
まず、本帳票キーワード登録装置の構成について説明する。図3は、本発明が適用される帳票キーワード登録装置の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
図3において、帳票キーワード登録装置100は、概略的に、帳票キーワード登録装置100の全体を統括的に制御するCPU等の制御部102、入力装置112や出力装置114に接続される入出力制御インターフェース部108、および、各種のデータベースやテーブルなどを格納する記憶部106を備えて構成されており、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
記憶部106に格納される各種のデータベースやテーブル(帳票定義体ファイル106a〜文書管理DB106h)は、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、各種処理に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデータベースやウェブページ等を格納する。
これら記憶部106の各構成要素のうち、帳票定義体ファイル106aは、帳票定義体を記憶する帳票定義体記憶手段である。ここで、帳票定義体は、出力対象データのデータ項目の順番を定義する並び情報と、帳票の電子文書に表示されるデータ項目のレイアウトを定義する出力様式情報と、を少なくとも有する。ここで、並び情報(レコード定義情報)は、出力様式の各項目と出力対象データのデータ項目とを対応付ける(マッピングする)ための情報であり、出力対象データのデータ項目の順番を定義する。また、帳票定義体は、帳票の出力方法(印刷、FAX配信、文書登録等)や、帳票管理アプリケーション(文書管理ソフトウェアや帳票管理アプリケーション等)に登録するキーワードなど、帳票業務に関する情報を保持してもよい。また、帳票定義体は、帳票の出力様式として、項目名や、データ形式(日本語、数字などの種別)、データ長、項目位置などの属性情報を有してもよい。また、帳票定義体は並び情報を含まず、出力対象データに並び情報を含む構成としてもよい。
また、出力対象データファイル106bは、業務アプリケーションの実行により生成され出力された出力対象データを記憶する出力対象データ記憶手段である。ここで、図4は、出力対象データの一例を示す図である。この出力対象データファイル106bに格納される出力対象データは、図4に示すように、帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙したデータである。なお、出力対象データは、この形態に限られず、任意の形態で構成されてもよい。また、出力対象データは並び情報を含み、帳票定義体は並び情報を含まない構成としてもよい。ここで、図5は、並び情報を含む出力対象データの一例を示す図である。図5に示すように、出力対象データは、帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙したデータ(図の「データ行」)に対応付けて、データ項目の順番を定義する並び情報(図の「項目名ラベル行」)を含んでいてもよい。
また、属性情報ファイル106cは、出力対象データの属性情報を記憶する属性情報記憶手段である。ここで、属性情報は、出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した情報である。また、属性値としては、直値(置換対象ではない値)であっても、項目名を含む置換対象文字列であってもよい。また、属性情報は、帳票を帳票管理アプリケーションに登録する際の登録先情報でもよく、また、業務アプリケーション実行時に作成されたプロパティ情報等でもよい。また、属性情報は、帳票定義体に直接定義されてもよい。ここで、一例として、属性情報の属性項目としては、以下のものが挙げられる。
登録先の文書管理製品の種類
帳票管理アプリケーションのログオンユーザ名
帳票管理アプリケーションのログオンユーザのパスワード
登録先の文書管理製品を特定する情報(URL、IPアドレス等)
文書ID(登録する文書を特定するための一意のID)
登録時に同一の文書IDが存在した場合の動作(エラー、改版、差し替え、紐付け等)
登録先の書庫名、キャビネット名、バインダ名
登録する文書の文書名
登録する文書の生成日
登録する文書の所有者ID
登録する文書の修正情報
ここで、図6は、属性情報の一例を示す図である。図において、右辺は属性項目を表し、左辺は属性値を表している。図6に示すように、この属性情報ファイル106cに格納される情報は、登録先の文書管理製品を特定する情報(TYPE=raku2dm)や、文書ID(DOCUMENTID=DOCUMENT00001)や、登録先のキャビネット名(CABINETNAME=文書管理連携)や、登録する文書の文書名(DOCUMENTNAME=機能設計書1.0)や、登録する文書の所有者ID(OWNERID=User0001)や、キーワードとして登録すべき出力対象データのデータ項目の項目名(COMMENT4=%ITEM002%)を定義する。なお、「%」で囲む文字列”%ITEM002%”は、項目名を含む置換対象文字列であり、キーワード情報作成時に出力対象データの該当する文字列に置換される。
また、項目情報ファイル106dは、データ項目の項目名と文字列とを対応付けて格納した項目情報を記憶する項目情報記憶手段である。項目情報記憶手段は、帳票定義体が定義する出力様式の各項目の属性情報(データ長、フォント情報など)に基づいて、各項目の入力データを保持するためのメモリ上のデータ領域であり、出力対象データから対応するデータ項目の文字列データが抽出され生成された項目情報を保持する。
また、キーワード情報ファイル106eは、作成されたキーワード情報を一時的に記憶するキーワード情報記憶手段である。キーワード情報は、属性情報の属性値に項目名を含む置換対象文字列である場合に当該項目名に対応する項目情報の文字列で当該属性値を置換した後の属性情報である。
また、電子文書ファイル106fは、作成された電子文書を一時的に記憶する電子文書記憶手段である。電子文書のデータ形式は、一例としてPDF形式やExcel形式やWord形式等である。
また、キーワード初期値ファイル106gは、キーワード情報の初期値を記憶するキーワード初期値記憶手段である。
また、文書管理DB106hは、帳票管理アプリケーションの実行により管理される文書管理データベースである。
また、図3において、入出力制御インターフェース部108は、入力装置112や出力装置114の制御を行う。ここで、出力装置114としては、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカ等を用いることができる(なお、以下においては出力装置114をモニタとして記載する場合がある)。また、入力装置112としては、キーボード、マウス、およびマイク等を用いることができる。
また、図3において、制御部102は、OS(Operating System)等の制御プログラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、および所要データを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部102は、機能概念的に、業務アプリケーション部102a、項目情報生成部102b、キーワード情報作成登録部102c、電子文書作成登録部102d、帳票管理アプリケーション部102e、帳票定義体作成部102f、属性情報設定部102gを備えて構成されている。
このうち、業務アプリケーション部102aは、業務アプリケーションが実行されることにより機能し、帳票の出力対象データを生成し出力対象データファイル106bに出力する業務アプリケーション手段である。ここで、業務アプリケーション部102aは、帳票の出力対象データと共に、出力対象データの属性情報を生成し属性情報ファイル106cに格納してもよい。
また、項目情報生成部102bは、帳票定義体ファイル106aに記憶された帳票定義体または出力対象データの並び情報(レコード定義情報等)に基づいて、出力対象データファイル106bに記憶された出力対象データから、各データ項目単位に文字列を抽出し、データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成して、項目情報を項目情報ファイル106dに格納する項目情報生成手段である。ここで、項目情報生成部102bは、文字列の値に対して演算(例えば、合計演算)や他の文字列を結合する(例えば、空白パディング)等の加工を施して文字列を作成し、データ項目の項目名と対応付けて項目情報を生成してもよい。
また、キーワード情報作成登録部102cは、属性情報ファイル106cに記憶された属性情報の属性値が項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する項目情報の文字列で当該属性値を置換した後、属性情報をキーワード情報としてキーワード情報ファイル106eに格納し、帳票管理アプリケーションに登録するキーワード情報作成登録手段である。ここで、図7は、図6の属性情報に基づいて、キーワード情報作成登録部102cにより作成されたキーワード情報の一例を示す図である。一例として図7に示すように、キーワード情報作成登録部102cは、図6の属性情報のうち、「%」で囲まれた項目名(%ITEM002%)を、対応する項目情報(△△△電気)で置換してキーワード情報を作成する。
また、電子文書作成登録部102dは、帳票定義体の出力様式情報に基づいて、項目情報生成部102bにより生成された項目情報から電子文書を作成し、電子文書ファイル106fに格納し、帳票管理アプリケーションに登録する電子文書作成登録手段である。
また、帳票管理アプリケーション部102eは、帳票管理アプリケーションが実行されることにより機能し、電子文書の格納、検索、閲覧等の管理を行う帳票管理アプリケーション手段である。
また、帳票定義体作成部102fは、利用者に入力装置112を介して、出力対象データの並び情報を入力させるよう出力装置114を制御し、入力された並び情報を帳票定義体ファイル106aの帳票定義体に格納する帳票定義体作成手段である。
また、属性情報設定部102gは、利用者に入力装置112を介して属性値を設定させるよう出力装置114を制御し、属性情報ファイル106cに格納する属性情報設定手段である。ここで、属性情報設定部102gは、キーワードとして登録すべきデータ項目の項目名を選択させるよう制御し、選択された項目名を含む置換対象文字列を作成し、属性情報ファイル106cに格納してもよい。
以上が、本帳票キーワード登録装置の構成の概要である。ここで、本帳票キーワード登録装置100は、帳票に関する外部データベースや帳票管理アプリケーション等の外部プログラム等を提供する外部システム200と、ネットワーク300を介して通信可能に接続されて構成してもよい。
この場合、帳票キーワード登録装置100は、通信回線等に接続されるルータ等の通信装置(図示せず)に接続される通信制御インターフェース部104を更に備えて構成され、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、ネットワーク300に通信可能に接続される。すなわち、図3において、通信制御インターフェース部104は、帳票キーワード登録装置100とネットワーク300(またはルータ等の通信装置)との間における通信制御を行い、他の端末と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、帳票キーワード登録装置100と外部システム200とを相互に接続する機能を有し、例えば、インターネット等である。
また、図3において、外部システム200は、ネットワーク300を介して、帳票キーワード登録装置100と相互に接続され、利用者に対して帳票に関する外部データベースや帳票管理アプリケーション等の外部プログラム等を提供する機能を有する。
ここで、外部システム200は、WEBサーバやASPサーバ等として構成していてもよく、そのハードウェア構成は、一般に市販されるワークステーション、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置およびその付属装置により構成していてもよい。また、外部システム200の各機能は、外部システム200のハードウェア構成中のCPU、ディスク装置、メモリ装置、入力装置、出力装置、通信制御装置等およびそれらを制御するプログラム等により実現される。
[帳票キーワード登録装置の処理]
次に、このように構成された本実施の形態における本帳票キーワード登録装置100の処理の一例について、以下に図8〜図18を参照して詳細に説明する。
[帳票キーワード登録処理]
まず、帳票キーワード登録処理の詳細について図8を参照して説明する。図8は、本実施の形態における本帳票キーワード登録装置100の帳票キーワード登録処理によるデータフローの一例を示すデータフロー図である。図8に示すように、本実施の形態においては、項目情報生成手段、キーワード情報作成手段、および、電子文書作成手段は、帳票出力インターフェースとして実現される。
図8に示すように、まず、帳票定義体作成部102fは、利用者に入力装置112を介して出力対象データのデータ項目の並び情報を入力させるよう出力装置114を制御し、入力された並び情報を帳票定義体に格納する(ステップSB−1)。
そして、業務アプリケーション部102aは、帳票の出力対象データを生成し出力対象データファイル106bに出力する(ステップSB−2)。ここで、業務アプリケーション部102aは、帳票の出力対象データと共に、出力対象データの属性情報を生成し属性情報ファイル106cに出力してもよい。
そして、出力インターフェースの機能として、帳票定義体ファイル106aに記憶された帳票定義体の並び情報(レコード定義情報)に基づいて、出力対象データファイル106bに記憶された出力対象データから、各データ項目単位に文字列を抽出し、データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する(ステップSB−3)。
また、出力インターフェースの機能として、キーワード情報作成登録部102cは、属性情報ファイル106cに記憶された属性情報の属性値が項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する項目情報の文字列で当該属性値を置換した後、属性情報をキーワード情報としてキーワード情報ファイル106eに格納する(ステップSB−4)。
また、出力インターフェースの機能として、電子文書作成登録部102dは、帳票定義体の出力様式情報に基づいて、項目情報生成部102bにより生成された項目情報から電子文書を作成し、電子文書ファイル106fに格納する(ステップSB−5)。
出力インターフェースによる以上の処理が終わると(ステップSB−6)、キーワード情報作成登録部102cおよび電子文書作成登録部102dは、キーワード情報ファイル106eに記憶されたキーワード情報、および、電子文書ファイル106fに記憶された電子文書を文書管理DB106hに登録する(ステップSB−7)。ここで、キーワード情報作成登録部102cは、キーワード初期値ファイル106gに記憶されたキーワード初期値をキーワード情報ファイル106eに記憶されたキーワード情報に設定してもよい。
そして、文書管理DB106hに登録された電子文書およびキーワード情報に基づいて、帳票管理アプリケーション部102eは、当該帳票を管理する(ステップSB−8)。具体的には、帳票管理アプリケーション部102eは、キーワード情報を電子文書の格納、管理、検索、閲覧等のために利用する。これにて、帳票キーワード登録処理が終了する。
[属性情報設定処理]
次に、属性情報設定処理の詳細について図9を参照して説明する。図9は、本実施の形態における本帳票キーワード登録装置100の属性情報設定処理による表示画面の一例を示す図である。ここで、属性情報設定処理は、帳票定義体作成部102fと属性情報設定部102gとして機能する帳票定義体作成ツールにより実行されてもよい。ここで、図10は、帳票定義体作成ツールの処理により出力装置114を制御して表示された設定画面の一例を示すイメージ図である。
属性情報設定部102gは、利用者に入力装置112を介して、利用者に入力装置112を介して、キーワードとして登録される属性値を入力させるよう出力装置114を制御する。
例えば、属性情報設定部102gは、図9のMA−1に示すように、帳票定義体作成部102fの処理により、出力装置114に表示された帳票定義体のレイアウト表示画面を介して、利用者に入力装置112を介して、データ項目の項目名を選択させるよう制御する。図9のMA−1の例では、ITEM001〜003の項目が選択されている。属性情報設定部102gは、選択された項目名を含む置換対象文字列を作成し、属性情報ファイル106cに格納する。
ここで、利用者が文書管理のプロパティを開くよう入力すると、帳票キーワード登録装置100は、図9のMA−2の画面を表示する。ここでは、利用者により「文書管理に登録する」チェックボックスがクリック等されることにより、帳票キーワード登録装置100は、帳票を電子文書として登録するよう制御する。また、文書管理ソフトタブで帳票管理アプリケーションの種類が選択されることにより、帳票キーワード登録装置100は、電子文書の登録先を制御する。すなわち、属性情報設定部102gは、登録先の属性項目に対応する属性値に入力された値を設定する。ここで、利用者により属性情報ボタンがクリック等されると、帳票定義体作成部102fは、図9のMA−3に示す画面を表示するよう制御する。
図9のMA−3は、属性情報の設定画面であり、属性情報設定部102gは、利用者に入力装置112を介して属性情報の属性値を設定させるよう制御する。
そして、属性情報設定部102gは、これら利用者により入力された属性値を属性情報ファイル106cに格納する。以上が、属性情報設定処理の一例である。
[帳票出力インターフェースによる処理]
次に、図8を用いて説明した帳票キーワード登録処理のうち、帳票出力インターフェースによる処理の詳細な一例について図11〜図17を用いて説明する。ここで、図11は、帳票出力インターフェースの一例を示す機能ブロックと、帳票出力インターフェースの処理によるデータフローの一例を示すデータフロー図である。
図11に示すように、一例として、帳票出力インターフェースの機能ブロックは、項目情報生成部102bの処理によるメイン処理ブロックと、キーワード情報作成登録部102cの処理による帳票フォーマット前処理ブロックと、電子文書作成登録部102dの処理による帳票フォーマット生成処理ブロックと、により構成される。
[メイン処理:SC−1]
項目情報生成部102bは、帳票定義体ファイル106aから帳票定義体と、出力対象データファイル106bから出力対象データと、属性情報ファイル106cから属性情報と、を読み出し、帳票定義体と出力対象データとを項目情報生成処理ブロックに渡し、属性情報を帳票フォーマット前処理ブロックに渡し、電子文書とキーワード情報が出力されるよう制御する。そして、電子文書とキーワード情報の出力処理が終わると、文書登録処理に処理を移す。
[項目情報生成処理:SC−2]
項目情報生成部102bは、受取った帳票定義体を読み込み、帳票定義体の各項目から項目情報(文字列データ未入力)を生成し、項目情報ファイル106d(メモリ上のデータ領域)を作成する。そして、項目情報生成部102bは、出力対象データの各行(各データ項目)を各要素に分解し、帳票定義体が保持しているレコード定義情報を元に、分解したテキストデータ(文字列データ)を、項目情報ファイル106dの項目情報に設定する。ここで、「レコード定義情報」とは、出力対象データの各行(各項目データ)の構造を定義した情報(例えば、並び情報)であり、出力対象データの各行の内容と項目情報とを対応付けるために利用される。ここで、図12は、項目情報のデータ構造の一例を示す図である。図12に示すように、項目情報のデータ構造は、以下のデータ領域を有する。ここで、(10)の出力データ格納領域には、印刷対象データから抽出した文字列データに対し、帳票定義体に指定された演算を行った結果、すなわち、帳票への出力データを格納する。また、(10)または(11)の領域は、属性情報ファイル106cの置換対象文字列「%(項目名)%」と置換する情報を格納する領域である。
(1):項目を識別するための帳票定義体で一意の名前(項目名)
(2):項目の位置を示す座標位置
(3):項目の範囲を示す値
(4):データの長さを示す値
(5):データの種類を示す値(テキストデータ、数値データ等)
(6):フォント名やフォントサイズを示す情報
(7):中央揃えなど文字の配置に関する情報
(8):データを編集して出力する場合の編集形式を示す情報
(9):レコードデータを格納する領域
(10):帳票への出力データ(演算済みデータ)を格納する領域
(11):空白パディングありの入力データを格納する領域
図12に示すように、項目情報生成部102bは、出力対象データの対応するデータ項目の文字列データを、項目情報の入力データの保持領域(図12の(9)、(10)、(11)の領域)に保持する。ここで、項目情報生成部102bは、(11)の入力データ格納領域には、出力対象データから抽出した文字列データそのものを格納する。ここで、後の処理で、キーワード情報作成登録部102cは、属性情報の置換対象文字列「%(項目名)%」には、(11)の領域に格納された文字列を代入する。ここで、図13は、項目情報生成部102bが、出力対象データ、レコード定義情報、項目情報を対応付けする処理の一例を示すイメージ図である。
図13に示すように、項目情報は、帳票の出力様式の各項目の項目名や、位置、データ長を定義しており、レコード情報は、出力対象データのデータ項目の並び順(例えば、項目名の並び順)を定義しているので、項目情報生成部102bは、出力対象データの各データ項目の文字列データを項目情報に対応付けることができる。ここで、図14は、出力対象データが並び情報を含む場合に、出力対象データと項目情報を対応付けする処理の一例を示すイメージ図である。
図14に示すように、出力対象データに項目名の並び順を定義する並び情報が含まれる構成の場合には、項目情報生成部102bは、出力対象データの各データ項目の文字列データを、直接、項目情報に対応付けることができる。本構成の場合、帳票定義体は、並び情報を含む必要がない。
[帳票フォーマット前処理:SC−3]
キーワード情報作成登録部102cは、メイン処理ブロックから帳票定義体と項目情報を受取り、両データをキーワード情報作成処理と帳票フォーマット生成処理ブロックに渡す。
[キーワード情報作成処理:SC−4]
キーワード情報作成登録部102cは、帳票定義体および属性情報をメモリ上で管理し、電子文書が作成されるよう制御した後、メモリ上のキーワード情報をキーワード情報ファイル106eに出力する。以降、処理の流れに沿って説明する。
(1)キーワード情報作成登録部102cは、メイン処理ブロックから属性情報を受け取る。このとき、属性情報から、帳票管理アプリケーションに登録する情報そのもの(直値)と、置換対象文字列に含まれる項目名(「%」で囲まれた項目名の文字列)を抽出し、メモリ上に記憶する。
(2)キーワード情報作成登録部102cは、帳票フォーマット前処理ブロックから帳票定義体を受け取る。このとき、帳票定義体から、帳票管理アプリケーションに登録する情報そのもの(直値)と、置換対象文字列に含まれる項目名(「%」で囲まれた項目名の文字列)を抽出し、メモリ上に記憶する。
(3)キーワード情報作成登録部102cは、メイン処理ブロックから、項目情報生成処理によって生成された項目情報を受け取る。そして、置換対象文字列に含まれる項目名と項目情報に対応付けられた項目名が一致する場合、キーワード情報作成登録部102cは、置換対象文字列を出力対象データから抽出した項目情報の文字列に置換する。ここで、図15は、項目名が一致する場合の置換処理の一例を示す図である。
図15上図に示すように、項目情報生成部102bの処理により項目情報には、項目名”ITEM001”と、(11)入力データ格納領域に出力対象データの文字列データ「○○○会社」とが対応付けられている。キーワード情報作成登録部102cは、属性情報の置換対象文字列に含まれる項目名と、項目情報の項目名が一致するか否か判断し、一致すると判断した場合には、当該置換対象文字列「%(項目名)%」を対応する文字列データに置換する。図15右図の置換対象の項目名のリストのうち、「ITEM001」が図15上図の項目情報の項目名と一致するので、置換対象文字列”%ITEM001%”が文字列データ”○○○会社”に置換されている。ここで、図16は、演算済みデータを置換する構成とした場合に、項目名が一致する場合の置換処理の例を示す図である。
図16に示すように、項目情報生成部102bの処理により項目情報には、項目名”ITEM003”と、(10)出力データ格納領域に演算済みデータ”250,000”とが対応付けられている。すなわち、項目情報生成部102bは、項目情報生成処理(ステップSC−2)において、指定された演算式に基づいて、出力対象データから演算を行い、演算結果を(10)出力データ格納領域に格納している。例えば、項目情報生成部102bは、指定された演算式“SUM(単価)”に基づいて、項目名が「単価」の項目情報の(11)入力データ格納領域に格納された入力データの合計値を演算し、項目名”ITEM003”の項目情報の(10)出力データ領域に合計値”250,000”を設定する。そして、図16に示すように、キーワード情報作成登録部102cは、属性情報の置換対象文字列”%ITEM003%”に含まれる項目名「ITEM003」と、項目情報の項目名が一致するか否か判断し、一致すると判断した場合には、当該置換対象文字列”%ITEM003%”を、対応する(10)出力データ格納領域の文字列データ”250,000”に置換する。これにより、「単価」という項目名の項目への入力値の合計を、合計金額としてキーワード情報に設定することができる。
(4)キーワード情報作成登録部102cは、帳票フォーマット生成処理により電子文書(PDF、Excelなど)が生成された後、メモリ上のキーワード情報(置換後の属性情報)を、キーワード情報ファイル106eに格納する。
[帳票フォーマット生成処理(電子文書作成処理):SC−5]
電子文書作成登録部102dは、帳票フォーマット処理ブロックから、帳票定義体と項目情報を受取り、帳票定義体の出力様式情報に基づいて、項目情報から電子文書を作成し、電子文書ファイル106fに格納する。ここで、図17は、以上の帳票出力インターフェースの各機能ブロックの処理によるフローの一例を示すフローチャートである。ここで、図17の右側の両矢印は、上述した各機能ブロックによる処理範囲を示す。
図17に示すように、まず、項目情報生成部102bは、属性情報ファイル106cから属性情報を読み込み、メモリ上に記憶する(ステップSD−1)。
そして、項目情報生成部102bは、帳票定義体ファイル106aから帳票定義体を読み込み、文書登録に関連する情報をメモリ上に記憶する(ステップSD−2)。
そして、項目情報生成部102bは、出力対象データから1レコード(1行:1データ項目単位の文字列)を読み込む(ステップSD−3)。
そして、項目情報生成部102bは、出力対象データのレコード(文字列)が存在するか否かを判断する(ステップSD−4)。
そして、項目情報生成部102bは、レコードが存在すると判断した場合に(ステップSD−4、Yes)、並び情報に基づいて、項目名と当該レコードを対応付けた項目情報を生成する(ステップSD−5)。
そして、キーワード情報作成登録部102cは、項目名を含む置換対象文字列(”%(項目名)%”)に基づいて、生成した項目情報の項目名が置換対象の項目名か否か判断する(ステップSD−6)。
そして、当該項目名が置換対象の項目名であった場合(ステップSD−6、Yes)、キーワード情報作成登録部102cは、置換対象文字列を当該項目情報のレコード(文字列)で置換する(ステップSD−7)。ここで、当該項目名が置換対象の項目名でなかった場合(ステップSD−6、No)、置換処理を行わず次のステップに処理を移す。
そして、キーワード情報作成登録部102cは、帳票フォーマット生成処理に当該項目情報を渡す(ステップSD−8)。
そして、再び、項目情報生成部102bは、新たに次のレコードを読み込む(ステップSD−3)。
このステップSD−3からステップSD−8の処理を、出力対象データのレコードがなくなるまで繰り返し(ステップSD−4、Yes)、レコードがなくなると(ステップSD−4、No)帳票フォーマット生成処理を終了する。すなわち、電子文書作成登録部102dは、出力対象文字列の全ての項目情報を得て生成された電子文書を電子文書ファイル106fに格納する(ステップSD−9)。
そして、キーワード情報作成登録部102cは、置換処理後の属性情報をキーワード情報として生成し格納する(ステップSD−10)。
そして、項目情報生成部102bは、文書登録処理を呼び出す(ステップSD−11)。以上で、帳票出力インターフェースによる処理を終える。
[文書登録処理]
次に、文書登録処理の一例について図18を参照して説明する。図18は、文書登録処理の一例を示すフローチャートである。
項目情報生成部102bにより文書登録処理が呼び出されると、キーワード情報作成登録部102cは、キーワード初期値ファイル106gからキーワード初期値をメモリ上に読み込む(ステップSE−1)。
そして、キーワード情報作成登録部102cは、キーワード情報ファイル106eからキーワード情報を読み込み、キーワード初期値をマージする(ステップSE−2)。
そして、電子文書作成登録部102dは、マージしたキーワード情報に基づいて、登録先の文書管理製品の種別に応じた登録情報(キーワード情報)を呼び出し、電子文書(PDF、Excelなど)を帳票管理アプリケーションに登録する(ステップSE−3)。以上で文書登録処理の説明を終える。
[属性情報設定]
属性情報設定部102gの処理による属性情報の設定制御について図19〜図23を用いて説明する。図19〜図23は、属性情報設定部102gの制御により表示された属性情報の設定画面の表示例を示す図である。
すなわち、属性情報設定部102gは、属性情報を設定するためのGUI機能を実現する。以下、属性情報設定部102gの制御であることを前提として、利用者による属性情報の設定操作例について説明する。
図19に示すように、業務アプリケーションが提供する画面において、[プロパティ]を選択し、更に[文書管理]タブをクリック等すると、図21に示す文書管理タブが表示される。文書管理タブは、図20に示すように、業務アプリケーションが提供する画面において、[帳票業務情報の設定]を選択し、更に[文書管理]タブをクリック等することによっても表示される。
図21に示す文書管理タブにおいては、以下の設定を行うことができる。すなわち、[文書管理に登録する]チェックボックスをチェックすると、出力実行時に帳票を電子化し、文書管理製品に登録することが選択される。[登録ファイル名]入力項目では、文書管理に登録するファイル名を指定することができる。[文書管理製品]選択タブにおいては、文書管理に使用する製品名を選択することができる。図21の例では、「楽ライブラリDocument Manager」という製品が選択されている。[登録方法]選択タブにおいては、文書管理にすでに登録済みの同一文書がある場合の登録方法を選択することができる。例えば、「改版登録」を選択すると、同名の文書名の文書が改版される。また、「差し替え登録」を選択すると、登録済みの文書が差し替えられる。また、「紐付け登録」を選択すると、登録済みの文書に紐付けて、添付ファイルとして登録される。
次に、図21において[属性情報]ボタンをクリック等すると、図22に示す画面が表示される。図22に示すように、属性情報の設定画面では、登録先やバインダの階層名や文書名、所有者ユーザID等を入力することができる。また、文書コメント情報等として、帳票の出力対象データ項目を登録させたい場合は、[項目名の参照]ボタンをクリック等して、図23の項目名一覧を開いた後、一覧から登録させたい項目名を選択する。これにより、属性情報の属性値に項目名を含む置換対象文字列が設定される。以上が、属性情報の設定例である。
[他の実施の形態]
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
例えば、帳票キーワード登録装置100がスタンドアローンの形態で処理を行う場合を一例に説明したが、帳票キーワード登録装置100とは別筐体で構成されるクライアント端末からの要求に応じて処理を行い、その処理結果を当該クライアント端末に返却するように構成してもよい。ここで、図24は、業務アプリケーションを実行するクライアント端末装置100−1と、帳票管理アプリケーションを実行するサーバ装置100−2と、を別筐体で構成した例を示す図である。
すなわち、図24に示すように、クライアント端末装置100−1は、業務アプリケーションを実行して出力対象データや帳票定義体や属性情報をサーバ装置100−2に送信し、サーバ装置100−2は、受信データからキーワード情報と電子文書を作成して帳票管理アプリケーションに登録する。
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、帳票キーワード登録装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、帳票キーワード登録装置100の各装置が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現することができ、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現することも可能である。尚、プログラムは、後述する記録媒体に記録されており、必要に応じて帳票キーワード登録装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDなどの記憶部106などは、OS(Operating System)として協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、帳票キーワード登録装置100に対して任意のネットワーク300を介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等(帳票定義体ファイル106a〜文書管理DB106h)は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラムやテーブルやデータベースやウェブページ用ファイル等を格納する。
また、帳票キーワード登録装置100は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置を接続し、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷等に応じた任意の単位で、機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上詳述に説明したように、本発明によれば、帳票を格納する際に、簡単、高速、正確にキーワードを登録し、業務アプリケーションから帳票管理アプリケーションへのキーワードの登録を効率化することができる、帳票キーワード登録装置、帳票キーワード登録方法、および、プログラムを提供することができる。
本発明の基本原理を示す原理構成図である。 本発明の基本原理を示すフローチャートである。 本発明が適用される帳票キーワード登録装置の構成の一例を示すブロック図である。 出力対象データの一例を示す図である。 並び情報を含む出力対象データの一例を示す図である。 属性情報の一例を示す図である。 図6の属性情報に基づいて、キーワード情報作成登録部102cにより作成されたキーワード情報の一例を示す図である。 本実施の形態における本帳票キーワード登録装置100の帳票キーワード登録処理によるデータフローの一例を示すデータフロー図である。 本実施の形態における本帳票キーワード登録装置100の属性情報設定処理による表示画面の一例を示す図である。 帳票定義体作成ツールの処理により出力装置114を制御して表示された設定画面の一例を示すイメージ図である。 帳票出力インターフェースの一例を示す機能ブロックと、帳票出力インターフェースの処理によるデータフローの一例を示すデータフロー図である。 項目情報のデータ構造の一例を示す図である。 項目情報生成部102bが、出力対象データ、レコード定義情報、項目情報を対応付けする処理の一例を示すイメージ図である。 出力対象データが並び情報を含む場合に、出力対象データと項目情報を対応付けする処理の一例を示すイメージ図である。 項目名が一致する場合の置換処理の一例を示す図である。 演算済みデータを置換する構成とした場合に、項目名が一致する場合の置換処理の例を示す図である。 帳票出力インターフェースの各機能ブロックの処理によるフローの一例を示すフローチャートである。 文書登録処理の一例を示すフローチャートである。 属性情報の設定画面の表示例を示す図である。 属性情報の設定画面の表示例を示す図である。 属性情報の設定画面の表示例を示す図である。 属性情報の設定画面の表示例を示す図である。 属性情報の設定画面の表示例を示す図である。 業務アプリケーションを実行するクライアント端末装置100−1と、帳票管理アプリケーションを実行するサーバ装置100−2と、の別筐体で構成した例を示す図である。
符号の説明
100 帳票キーワード登録装置
102 制御部
102a 業務アプリケーション部
102b 項目情報生成部
102c キーワード情報作成登録部
102d 電子文書作成登録部
102e 帳票管理アプリケーション部
102f 帳票定義体作成部
102g 属性情報設定部
104 通信制御インターフェース部
106 記憶部
106a 帳票定義体ファイル
106b 出力対象データファイル
106c 属性情報ファイル
106d 項目情報ファイル
106e キーワード情報ファイル
106f 電子文書ファイル
106g キーワード初期値ファイル
106h 文書管理DB
108 入出力制御インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 外部システム
300 ネットワーク

Claims (8)

  1. 記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置であって、
    上記記憶部は、
    業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙した出力対象データと、
    上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、
    上記出力対象データの上記データ項目の順番を定義する並び情報と、上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報と、を少なくとも有する帳票定義体と、
    を記憶し、
    上記制御部は、
    上記帳票定義体の上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成手段と、
    上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納手段と、
    上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成手段と、
    を備え、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする帳票キーワード登録装置。
  2. 記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置であって、
    上記記憶部は、
    業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙し、上記データ項目の順番を定義する並び情報を含む出力対象データと、
    上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、
    上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報を有する帳票定義体と、
    を記憶し、
    上記制御部は、
    上記出力対象データの上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成手段と、
    上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納手段と、
    上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成手段と、
    を備え、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする帳票キーワード登録装置。
  3. 請求項1または2に記載の帳票キーワード登録装置において、
    更に入力装置と出力装置を備え、
    上記制御部は、
    利用者に上記入力装置を介して上記属性値を設定させるよう上記出力装置を制御し、上記属性情報に格納する属性情報設定手段、
    を更に備えたことを特徴とする帳票キーワード登録装置。
  4. 請求項3に記載の帳票キーワード登録装置において、
    上記属性情報設定手段は、
    上記利用者に上記入力装置を介して、上記データ項目の上記項目名を選択させるよう上記出力装置を制御し、選択された上記項目名を含む上記置換対象文字列を上記属性値として格納すること、
    を特徴とする帳票キーワード登録装置。
  5. 記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置において実行される帳票キーワード登録方法であって、
    上記記憶部は、
    業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙した出力対象データと、
    上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、
    上記出力対象データの上記データ項目の順番を定義する並び情報と、上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報と、を少なくとも有する帳票定義体と、
    を記憶しており、
    上記制御部において実行される、
    上記帳票定義体の上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成ステップと、
    上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納ステップと、
    上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成ステップと、
    を含み、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする帳票キーワード登録方法。
  6. 記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置において実行される帳票キーワード登録方法であって、
    上記記憶部は、
    業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙し、上記データ項目の順番を定義する並び情報を含む出力対象データと、
    上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、
    上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報を有する帳票定義体と、
    を記憶しており、
    上記制御部において実行される、
    上記出力対象データの上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成ステップと、
    上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納ステップと、
    上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成ステップと、
    を含み、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする帳票キーワード登録方法。
  7. 記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置に帳票キーワード登録方法を実行させるためのプログラムであって、
    上記記憶部は、
    業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙した出力対象データと、
    上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、
    上記出力対象データの上記データ項目の順番を定義する並び情報と、上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報と、を少なくとも有する帳票定義体と、
    を記憶しており、
    上記制御部において実行される、
    上記帳票定義体の上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成ステップと、
    上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納ステップと、
    上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成ステップと、
    を含み、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする帳票キーワード登録方法を実行させるためのプログラム。
  8. 記憶部と制御部とを備えた帳票キーワード登録装置に帳票キーワード登録方法を実行させるためのプログラムであって、
    上記記憶部は、
    業務アプリケーションの実行により生成された帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙し、上記データ項目の順番を定義する並び情報を含む出力対象データと、
    上記出力対象データの属性項目と属性値とを対応付けて格納した属性情報と、
    上記帳票の電子文書に表示される上記データ項目のレイアウトを定義する出力様式情報を有する帳票定義体と、
    を記憶しており、
    上記制御部において実行される、
    上記出力対象データの上記並び情報に基づいて、上記出力対象データを上記各データ項目単位に上記文字列を抽出し、上記データ項目の項目名と、当該文字列そのもの、または、当該文字列の値に対して演算もしくは他の文字列を結合して加工した文字列と、を対応付けて格納した項目情報を生成する項目情報生成ステップと、
    上記属性情報の上記属性値が上記項目名を含む置換対象文字列である場合に、当該項目名に対応する上記項目情報の上記文字列で当該属性値を置換した後、上記属性情報をキーワード情報として格納するキーワード情報格納ステップと、
    上記帳票定義体の上記出力様式情報に基づいて、上記項目情報から上記電子文書を作成する電子文書作成ステップと、
    を含み、上記電子文書を管理するための帳票管理アプリケーションに上記電子文書と上記キーワード情報を登録することを特徴とする帳票キーワード登録方法を実行させるためのプログラム。
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