JP2009099003A - 情報管理プログラム及び情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】削除後の電子情報についてのアクセス権を管理することができる情報管理プログラム及び情報管理装置を提供する。
【解決手段】復元処理要求部32が、利用者からの復元指示に基づき、削除情報登録部30に登録された電子情報を、削除前の登録場所に復元する処理を要求すると、判定部36がアクセス権情報登録部28を参照し、復元の対象である電子情報及び削除前の登録場所について、復元指示を行った利用者にアクセス権が有るか否かを判定する。これらのアクセス権が無い場合には、復元処理の失敗を通知する。また、上記アクセス権が有る場合には、復元処理部42が復元処理を実行して当該電子情報を削除前の登録場所へ再登録する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報管理プログラム及び情報管理装置に関する。
従来より、文書等の電子情報を管理する情報管理装置では、削除した電子情報をいわゆるごみ箱の領域に一時的に保管しておき、その電子情報を後に復元する構成が提案されている(例えば、下記特許文献1)。
一方、共同編集作業場等においては、特定の利用者のみに電子情報を公開するように電子情報のアクセス権を管理する必要がある。この場合には、編集中の電子情報のみのアクセス権の管理では足りず、削除してごみ箱領域に保管されている電子情報についても適正なアクセス管理を行う必要がある。例えば電子情報を削除した利用者が、その後に部署の異動等に伴ってアクセス権を失った場合に、当該利用者のごみ箱領域に保管されている電子情報へ当該利用者のアクセスを許すと、セキュリティ上問題となる場合があるからである。
特開2006−92021号公報
本発明の目的は、削除後の電子情報についてのアクセス権を管理することができる情報管理プログラム及び情報管理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の情報管理プログラムの発明は、コンピュータを、登録場所から削除された電子情報を管理する削除情報管理手段、前記削除情報管理手段が管理する電子情報を削除前の登録場所に復元することを要求する復元処理要求手段、前記復元処理要求手段からの復元要求があった場合に、当該復元要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報の前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて、当該復元要求の実行の可否を判定する判定手段、前記判定手段が前記復元要求の実行の可否を判定した後に、当該復元要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて補正するアクセス権補正手段、として機能させることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明が、前記コンピュータを、さらに前記削除情報管理手段が管理する電子情報の消去を要求する消去要求手段として機能させ、前記判定手段は、前記消去要求手段からの消去要求があった場合に、当該消去要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報の前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて、当該消去要求の実行の可否を判定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明が、前記コンピュータを、前記判定手段が前記復元要求の実行を不可と判定した場合に、当該復元要求の対象である電子情報を所定の登録場所に移動する電子情報移動手段としてさらに機能させることを特徴とする。
請求項4記載の情報管理プログラムの発明は、コンピュータを、登録場所から削除された電子情報を管理する削除情報管理手段、前記削除情報管理手段が管理する電子情報の消去を要求する消去要求手段、前記消去要求手段からの消去要求があった場合に、当該消去要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報の前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて、当該消去要求の実行の可否を判定する判定手段、前記判定手段が前記消去要求の実行を不可と判定した場合に、当該消去要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて補正するアクセス権補正手段、として機能させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明が、前記コンピュータを、前記判定手段が前記消去要求の実行を不可と判定した場合に、当該消去要求の対象である電子情報を所定の登録場所に移動する電子情報移動手段としてさらに機能させることを特徴とする。
請求項6記載の情報管理装置の発明は、登録場所から削除された電子情報を管理する削除情報管理手段と、前記削除情報管理手段が管理する電子情報を削除前の登録場所に復元することを要求する復元処理要求手段と、前記復元処理要求手段からの復元要求があった場合に、当該復元要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報の前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて、当該復元要求の実行の可否を判定する判定手段と、前記判定手段が前記復元要求の実行の可否を判定した後に、当該復元要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて補正するアクセス権補正手段と、を備えることを特徴とする。
請求項7記載の情報管理装置の発明は、登録場所から削除された電子情報を管理する削除情報管理手段と、前記削除情報管理手段が管理する電子情報の消去を要求する消去要求手段と、前記消去要求手段からの消去要求があった場合に、当該消去要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報の前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて、当該消去要求の実行の可否を判定する判定手段と、前記判定手段が前記消去要求の実行を不可と判定した場合に、当該消去要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて補正するアクセス権補正手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、削除後の電子情報についてのアクセス権を管理する場合に、復元要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を最新の内容に補正することができる。
請求項2の発明によれば、削除情報管理手段が管理する電子情報及び当該電子情報の削除前の登録場所へのアクセス権を考慮して消去処理の可否を判定できる。
請求項3及び請求項5の発明によれば、アクセス権の無い利用者が削除後の電子情報にアクセスすることを制限することができる。
請求項4の発明によれば、削除後の電子情報についてのアクセス権を管理する場合に、消去要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を最新の内容に補正することができる。
請求項6の発明によれば、削除後の電子情報についてのアクセス権を管理する場合に、復元要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を最新の内容に補正することができる情報管理装置を提供できる。
請求項7の発明によれば、削除後の電子情報についてのアクセス権を管理する場合に、消去要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を最新の内容に補正することができる情報管理装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1には、本発明の一実施形態にかかる情報管理装置のハードウェア構成の例が示される。図1において、情報管理装置は、中央処理装置(例えばCPUを用いることができる)10、ランダムアクセスメモリ(RAM)12、読み出し専用メモリ(ROM)14、通信インターフェース16、入力装置18、表示装置20及びハードディスク装置(HDD)22を含んで構成されている。また、これらの構成要素は、バス24により互いに接続されている。
CPU10は、RAM12またはROM14に格納されている制御プログラムに基づいて、後述する各部の動作を制御する。RAM12は主としてCPU10の作業領域として機能する。
また、通信インターフェース16は、USB(ユニバーサルシリアルバス)ポート、ネットワークポート等の適宜なインターフェースにより構成され、CPU10がネットワーク等の通信手段を介して外部の装置とデータをやり取りするために使用する。
また、入力装置18は、キーボード、ポインティングデバイス等により構成され、使用者が動作指示等を入力するために使用する。
また、表示装置20は、液晶ディスプレイ等により構成され、後述する電子情報等を表示する。
また、ハードディスク装置22は、大容量の記憶装置であり、後述する処理に必要となる種々のデータを記憶することができる。
図2には、本発明の一実施形態にかかる情報管理装置の機能ブロック図が例示される。図2において、情報管理装置は、電子情報登録部26、アクセス権情報登録部28、削除情報登録部30、復元処理要求部32、消去処理要求部34、判定部36、アクセス権補正部38、電子情報移動部40、復元処理部42、消去処理部44を含んで構成されている。
電子情報登録部26は、例えば、RAM12及びハードディスク装置22並びにこれらをCPU10により制御するためのプログラムにより構成され、電子文書(文書データ)、画像データ、音声データ、プログラムのソースコード、プログラムの実行形式、フォルダ等を含む電子情報を登録する。ここで、登録とは、少なくとも電子情報を受け取って保持する処理が含まれる。なお、登録する際に各電子情報を識別情報と対応付けてもよい。
アクセス権情報登録部28は、例えば、RAM12及びハードディスク装置22並びにこれらをCPU10により制御するためのプログラムにより構成され、上記電子情報へのアクセス権及び上記電子情報登録部26における各電子情報の登録場所へのアクセス権を登録する。ここで、アクセスとは、電子情報登録部26に登録された電子情報に対して、参照(閲覧)、書き込み、印刷出力等の処理を行うために当該電子情報を電子情報登録部26から取得することをいう。また、アクセス権とは、上記アクセスが許可される権限をいい、利用者、利用者が所属するグループ、利用者の役職等に応じて設定される。
削除情報登録部30は、例えば、RAM12及びハードディスク装置22並びにこれらをCPU10により制御するためのプログラムにより構成され、電子情報登録部26から削除された電子情報を一時的に登録する。ここで、削除とは、利用者が入力装置18から入力した削除指示に基づいて、電子情報登録部26に登録された電子情報に対して、電子情報登録部26への登録を解除する処理をいう。また、削除情報登録部30の数は限定されず、利用者毎に設けてもよいし、情報管理装置全体に対して一つ設けてもよい。
復元処理要求部32は、例えばCPU10とCPU10の処理動作を制御するプログラムとを含んで構成され、利用者が入力装置18から入力した復元指示に基づいて、削除情報登録部30に登録された電子情報を、電子情報登録部26における削除前の登録場所に復元する処理を要求する。なお、上記復元指示は、文書作成等の適宜なアプリケーションプログラムを介して入力される構成とすることができる。
消去処理要求部34は、例えばCPU10とCPU10の処理動作を制御するプログラムとを含んで構成され、利用者が入力装置18から入力した消去指示に基づいて、削除情報登録部30に登録された電子情報を消去する処理を要求する。ここで、消去処理とは、削除情報登録部30に登録された電子情報の管理情報と電子情報そのものをアクセスできない状態にする処理をいう。なお、上記消去指示は、文書作成等の適宜なアプリケーションプログラムを介して入力される構成とすることができる。
判定部36は、例えばCPU10とCPU10の処理動作を制御するプログラムとを含んで構成され、復元処理要求部32からの復元要求があった場合に、アクセス権情報登録部28に登録された、復元要求の対象である電子情報へのアクセス権及び電子情報登録部26における当該電子情報が削除される前の登録場所へのアクセス権に基づいて、復元要求の実行の可否を判定する。また、消去処理要求部34からの消去要求があった場合に、消去要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報が削除される前の登録場所へのアクセス権に基づいて、消去要求の実行の可否を判定する。
すなわち、判定部36は、復元要求または消去要求を行った利用者について、対象となる電子情報に対するアクセス権の有無を、アクセス権情報登録部28を参照して判定し、アクセス権が無い場合には、復元要求または消去要求の実行を拒否する。ここで、アクセス権が無い場合とは、例えば復元要求または消去要求を行った利用者が、当該電子情報を扱えるグループから異動となり、アクセス権の内容が変更された結果アクセス権を失っている場合等がある。一方、対象となる電子情報に対するアクセス権の内容が変更されておらず、アクセス権を有している場合には、上記利用者について、電子情報登録部26における当該電子情報が削除される前の登録場所へのアクセス権の有無を、アクセス権情報登録部28を参照して判定し、アクセス権がない場合には、復元要求または消去要求の実行を拒否する。また、削除される前の登録場所へのアクセス権がある場合には、上記復元要求または消去要求の実行を許可する。
アクセス権補正部38は、例えばCPU10とCPU10の処理動作を制御するプログラムとを含んで構成され、判定部36が復元要求の実行の可否を判定した後に、復元要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を補正する。また、判定部36が消去要求の実行を不可と判定した場合に、消去要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を補正する。これらの処理により、削除情報登録部30に登録された電子情報の内、復元要求または消去要求を行った利用者がアクセス可能な電子情報について、最新のアクセス権を反映する。
電子情報移動部40は、例えばCPU10とCPU10の処理動作を制御するプログラムとを含んで構成され、判定部36が復元要求の実行を不可と判定した場合に、復元要求の対象である電子情報を所定の登録場所に移動する。また、判定部36が消去要求の実行を不可と判定した場合に、消去要求の対象である電子情報を所定の登録場所に移動する。ここで、所定の登録場所は、例えば情報管理装置の管理者が管理する削除情報登録部30等である。
復元処理部42は、例えばCPU10とCPU10の処理動作を制御するプログラムとを含んで構成され、判定部36が復元要求の実行を許可した場合に、当該電子情報を、削除前の登録場所へ再登録する。
消去処理部44は、例えばCPU10とCPU10の処理動作を制御するプログラムとを含んで構成され、判定部36が消去要求の実行を許可した場合に、当該電子情報を、現在登録されている削除情報登録部30から消去処理する。
なお、上記情報管理装置の一部の構成を専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよい。また、各構成は複数の装置に分散配置され、互いに通信手段で接続されている形態でもよい。
図3には、電子情報登録部26の登録内容の例が示される。図3において、登録された電子情報にはそれぞれ識別情報(データID)、名前、管理番号が付され、登録した日時(登録日)及び登録者が記録されている。
図4には、削除情報登録部30の登録内容の例が示される。図4において、電子情報には、識別情報(データID)、名前、管理番号に加え、削除日時、削除者、保持期限が記録されている。ここで、保持期限は、削除情報登録部30が電子情報を保持している期限であり、この期限が過ぎると削除情報登録部30から当該電子情報が消去される。なお、保持期限の設定は必須ではなく、設定しなくてもよい。また、削除元IDは、当該電子情報が削除される前の電子情報登録部26における登録場所の識別情報である。これは、例えば電子情報登録部26に登録されたフォルダの識別情報等である。
図5には、アクセス権情報登録部28の登録内容の例が示される。図5において、識別情報(データID)で示される電子情報毎に、アクセス権を有する利用者の名(ユーザ名)と、当該利用者が行える操作の種類(許可操作)が記録されている。操作の種類としては、例えばRead(情報の読み出し)、Write(情報の書き込み)、Print(印刷)、Delete(削除及び消去)、Reuse(復元)等がある。
図6には、本発明の一実施形態にかかる情報管理装置の動作例のフローが示される。図6は、削除処理により削除情報登録部30に登録されている電子情報の復元処理のフローとなっている。図6において、復元処理要求部32が、利用者が入力装置18から入力した復元指示に基づいて、削除情報登録部30に登録された電子情報を、電子情報登録部26における削除前の登録場所に復元する処理を要求すると(S101)、判定部36がアクセス権情報登録部28を参照し、復元の対象である電子情報について、復元指示を行った利用者にアクセス権が有るか否かを判定する(S102)。
例えば、図4の削除情報登録部30において、削除者userCの電子情報として「文書2」が登録されており、userCが「文書2」の復元指示を行った場合に、判定部36が図5のアクセス権情報登録部28を参照し、userCのアクセス権を確認する。図5において、userCは、削除情報登録部30に登録された文書2(データID=0003)についてアクセス権を有し、許可操作にReuseが設定されているので、復元処理を指示できる。
次に、判定部36は、削除情報登録部30に登録された当該電子情報の削除元IDに対応する電子情報が電子情報登録部26に存在するか否かを確認する(S103)。
例えば、図4において、「文書2」の削除元IDは「0001」であるので、図3の電子情報登録部26を参照し、データIDとして「0001」が存在するか否かを確認する。図4の例では、データIDとして「0001」が存在している。
以上に述べたS102において、復元の対象である電子情報について利用者にアクセス権が無く、またはS103において、削除元IDに対応する電子情報が電子情報登録部26に存在していない場合には、復元処理を指示した利用者に対して復元処理の失敗を通知する(S104)。この通知は、例えば表示装置20にその旨の表示を行うこと等により行うことができる。なお、このときに、復元の対象である電子情報を管理者が管理する削除情報登録部30等に移動する構成としてもよい。
また、S102において、利用者にアクセス権が有り、S103において、削除元IDに対応する電子情報が存在している場合には、判定部36が、当該電子情報の削除前の登録場所、すなわち上記削除元IDに対応する電子情報へのアクセス権が有るか否かを判定する(S105)。
S105において、アクセス権が有る場合には、アクセス権補正部38が、対象となる電子情報について、削除元IDに対応する電子情報のアクセス権と同様にアクセス権の内容を補正し(S106)、復元処理部42が復元処理を実行して当該電子情報を削除前の登録場所へ再登録する(S107)。これにより、当該電子情報の削除後に新たにアクセス権を取得した利用者等のアクセスを受け付けることができる。
一方、S105において、アクセス権が無い場合には、アクセス権補正部38が、対象となる電子情報について削除元IDに対応する電子情報のアクセス権と同様にアクセス権の内容を補正する(S108)。これにより、復元指示した利用者が既にアクセス権を失っている場合等に、以後その利用者の操作を排除することができる。
次に、電子情報移動部40が、当該電子情報を管理者が管理する削除情報登録部30等の所定の登録場所に移動する(S109)。また、復元指示した利用者に対して復元処理の失敗を通知する(S110)。
図5のアクセス権情報登録部28の例では、「文書2」の削除元IDに対応する電子情報である「フォルダ01」に対して、ユーザーuserCがアクセス権を有していない。そこで、アクセス権補正部38が削除元IDに対応する電子情報である「フォルダ01」と同様に補正し、管理者の削除情報登録部30(例えば、userBの削除情報登録部30)に移動した上で、復元処理が失敗したことを通知する。これにより、userCの削除情報登録部30内を一覧表示しても、「文書2」が移動されているため、「文書2」は表示されなくなる。
また、userBが、図4の削除情報登録部30に登録されている「フォルダ02」の復元処理を指示した場合には、「フォルダ02」及びその削除元IDに対応する電子情報である「フォルダ01」についてアクセス権が有り、「フォルダ01」が図3の電子情報登録部26に存在している。従って、上記S102,S103,S105の条件を満たすので、アクセス権補正部38が「フォルダ02」のアクセス権を「フォルダ01」と同様に補正し、復元処理部42が復元処理を実行する。なお、「フォルダ02」を復元するには、保持期限「2007/2/24」より前でなければならない。
図7には、本発明の一実施形態にかかる情報管理装置の他の動作例のフローが示される。図7は、削除処理により削除情報登録部30に登録されている電子情報の消去処理のフローとなっている。図7において、消去処理要求部34が、利用者が入力装置18から入力した消去指示に基づいて、削除情報登録部30に登録された電子情報を消去する処理を要求すると(S201)、判定部36がアクセス権情報登録部28を参照し、消去の対象である電子情報について、消去指示を行った利用者にアクセス権があるか否かを判定する(S202)。この判定は、図6の場合と同様に、図3,図4,図5を参照して行う。
S202において、消去の対象である電子情報について利用者にアクセス権が無い場合には、消去処理を指示した利用者に対して消去処理の失敗を通知する(S203)。この通知は、例えば表示装置20にその旨の表示を行うこと等により行うことができる。なお、このときに、消去の対象である電子情報を管理者が管理する削除情報登録部30等に移動する構成としてもよい。
また、S202において、利用者にアクセス権が有る場合には、判定部36が、当該電子情報の削除前の登録場所、すなわち上記削除元IDに対応する電子情報へのアクセス権が有るか否かを判定する(S204)。
S204において、アクセス権が有る場合には、消去処理部44が、当該電子情報を現在登録されている削除情報登録部30から消去処理する(S205)。
一方、S204において、アクセス権が無い場合には、アクセス権補正部38が、対象となる電子情報について削除元IDに対応する電子情報のアクセス権と同様にアクセス権の内容を補正する(S206)。これにより、消去指示した利用者が既にアクセス権を失っている場合等に、以後その利用者の操作を排除することができる。
次に、電子情報移動部40が、当該電子情報を管理者が管理する削除情報登録部30等の所定の登録場所に移動する(S207)。また、消去指示した利用者に対して消去処理の失敗を通知する(S208)。
本発明の一実施形態にかかる情報管理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる情報管理装置の機能ブロック図の例である。 電子情報登録部の登録内容の例を示す図である。 削除情報登録部の登録内容の例を示す図である。 アクセス権情報登録部の登録内容の例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる情報管理装置の動作例のフロー図である。 本発明の一実施形態にかかる情報管理装置の他の動作例のフロー図である。
符号の説明
10 CPU、12 RAM、14 ROM、16 通信インターフェース、18 入力装置、20 表示装置、22 ハードディスク装置、24 バス、26 電子情報登録部、28 アクセス権情報登録部、30 削除情報登録部、32 復元処理要求部、34 消去処理要求部、36 判定部、38 アクセス権補正部、40 電子情報移動部、42 復元処理部、44 消去処理部。

Claims (7)

  1. コンピュータを、
    登録場所から削除された電子情報を管理する削除情報管理手段、
    前記削除情報管理手段が管理する電子情報を削除前の登録場所に復元することを要求する復元処理要求手段、
    前記復元処理要求手段からの復元要求があった場合に、当該復元要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報の前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて、当該復元要求の実行の可否を判定する判定手段、
    前記判定手段が前記復元要求の実行の可否を判定した後に、当該復元要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて補正するアクセス権補正手段、
    として機能させることを特徴とする情報管理プログラム。
  2. 請求項1記載の情報管理プログラムが、前記コンピュータを、さらに前記削除情報管理手段が管理する電子情報の消去を要求する消去要求手段として機能させ、
    前記判定手段は、前記消去要求手段からの消去要求があった場合に、当該消去要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報の前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて、当該消去要求の実行の可否を判定することを特徴とする情報管理プログラム。
  3. 請求項1または請求項2記載の情報管理プログラムが、前記コンピュータを、前記判定手段が前記復元要求の実行を不可と判定した場合に、当該復元要求の対象である電子情報を所定の登録場所に移動する電子情報移動手段としてさらに機能させることを特徴とする情報管理プログラム。
  4. コンピュータを、
    登録場所から削除された電子情報を管理する削除情報管理手段、
    前記削除情報管理手段が管理する電子情報の消去を要求する消去要求手段、
    前記消去要求手段からの消去要求があった場合に、当該消去要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報の前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて、当該消去要求の実行の可否を判定する判定手段、
    前記判定手段が前記消去要求の実行を不可と判定した場合に、当該消去要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて補正するアクセス権補正手段、
    として機能させることを特徴とする情報管理プログラム。
  5. 請求項4記載の情報管理プログラムが、前記コンピュータを、前記判定手段が前記消去要求の実行を不可と判定した場合に、当該消去要求の対象である電子情報を所定の登録場所に移動する電子情報移動手段としてさらに機能させることを特徴とする情報管理プログラム。
  6. 登録場所から削除された電子情報を管理する削除情報管理手段と、
    前記削除情報管理手段が管理する電子情報を削除前の登録場所に復元することを要求する復元処理要求手段と、
    前記復元処理要求手段からの復元要求があった場合に、当該復元要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報の前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて、当該復元要求の実行の可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記復元要求の実行の可否を判定した後に、当該復元要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて補正するアクセス権補正手段と、
    を備えることを特徴とする情報管理装置。
  7. 登録場所から削除された電子情報を管理する削除情報管理手段と、
    前記削除情報管理手段が管理する電子情報の消去を要求する消去要求手段と、
    前記消去要求手段からの消去要求があった場合に、当該消去要求の対象である電子情報へのアクセス権及び当該電子情報の前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて、当該消去要求の実行の可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記消去要求の実行を不可と判定した場合に、当該消去要求の対象である電子情報へのアクセス権の内容を前記削除前の登録場所へのアクセス権に基づいて補正するアクセス権補正手段と、
    を備えることを特徴とする情報管理装置。
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