JP2009098960A - 電子ファイル管理装置、電子ファイル管理方法及び電子ファイル管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】不要な電子ファイルを削除しつつ、重要な電子ファイルがユーザの知らない間に削除されるのを防止する電子ファイル管理装置、その管理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】クライアント装置(6)にネットワーク(2)を介して接続された電子ファイル管理装置(4)であって、所定の電子ファイルを保存する記憶装置(32)と、記憶装置の空き容量が少ない場合に、記憶装置を利用したクライアント装置に向けて空き容量の少ない旨を通知する注意喚起手段(14)と、通知されたクライアント装置によって削除対象の電子ファイルが選択され、選択された電子ファイルを削除する容量調整手段(12)とを具備する。
【選択図】図2
【解決手段】クライアント装置(6)にネットワーク(2)を介して接続された電子ファイル管理装置(4)であって、所定の電子ファイルを保存する記憶装置(32)と、記憶装置の空き容量が少ない場合に、記憶装置を利用したクライアント装置に向けて空き容量の少ない旨を通知する注意喚起手段(14)と、通知されたクライアント装置によって削除対象の電子ファイルが選択され、選択された電子ファイルを削除する容量調整手段(12)とを具備する。
【選択図】図2
Description
本発明は、記憶装置に保存された電子ファイルを管理する電子ファイル管理装置、その管理方法及びプログラムに関するものである。
この種の管理装置、例えば画像形成装置(MFP)には複数の機能が備えられている。具体的には、このMFPは、印刷機能、送信機能及び保存機能を備え、この保存機能はスキャナ等で読み込まれた画像を記憶装置(例えばHDD)に保存している。なお、送信機能は保存された画像を送信し、印刷機能は保存された画像を印刷する。
ここで、ユーザは、このHDDに各種の電子ファイルを自由に保存できるが、当該ファイルをHDDから削除しない場合には、HDDの空き容量が次第に少なくなり、新たなファイルを保存できなくなる。
そこで、このファイルの削除日をユーザに指定させ、削除日にファイルを削除する装置や、ファイルのアクセス日時とアクセス得点とを記憶しておき、アクセス頻度の低いファイルを自動的に整理する装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
そこで、このファイルの削除日をユーザに指定させ、削除日にファイルを削除する装置や、ファイルのアクセス日時とアクセス得点とを記憶しておき、アクセス頻度の低いファイルを自動的に整理する装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
しかしながら、上述した従来の技術では、重要なファイルがユーザの知らない間にHDDから削除されるとの問題がある。
すなわち、特許文献1の装置では、指定した削除日をユーザが忘れると、重要なファイルであってもHDDから削除されるからである。なお、当該装置では、このファイルの削除を恐れる、或いはHDDの容量に関心がない場合には、ファイルの削除日を指定しないので、HDDの空き容量を増やせないとの問題もある。
すなわち、特許文献1の装置では、指定した削除日をユーザが忘れると、重要なファイルであってもHDDから削除されるからである。なお、当該装置では、このファイルの削除を恐れる、或いはHDDの容量に関心がない場合には、ファイルの削除日を指定しないので、HDDの空き容量を増やせないとの問題もある。
また、特許文献2の装置ではアクセス頻度でファイルを管理しており、これでは、アクセス数が少なければ、重要なファイルがHDDからやはり削除されるからである。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、不要なファイルを削除しつつ、重要なファイルがユーザの知らない間に削除されるのを防止する電子ファイル管理装置、その管理方法及びプログラムを提供することである。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、不要なファイルを削除しつつ、重要なファイルがユーザの知らない間に削除されるのを防止する電子ファイル管理装置、その管理方法及びプログラムを提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、クライアント装置にネットワークを介して接続された電子ファイル管理装置であって、所定の電子ファイルを保存する記憶装置と、記憶装置の空き容量が少ない場合に、記憶装置を利用したクライアント装置に向けて空き容量の少ない旨を通知する注意喚起手段と、通知されたクライアント装置に削除対象の電子ファイルが選択されることにより、選択された電子ファイルを削除する容量調整手段とを具備する。
第1の発明によれば、電子ファイル管理装置はネットワークを介してクライアント装置に接続されており、この管理装置の記憶装置には、所定の電子ファイルが保存されている。
ここで、この管理装置は注意喚起手段や容量調整手段を備え、注意喚起手段は、記憶装置の空き容量が少ない場合には、その旨を利用したクライアント装置に向けて通知する。これにより、記憶装置を利用する一方、この容量に無頓着なユーザに対して注意喚起が可能になる。
ここで、この管理装置は注意喚起手段や容量調整手段を備え、注意喚起手段は、記憶装置の空き容量が少ない場合には、その旨を利用したクライアント装置に向けて通知する。これにより、記憶装置を利用する一方、この容量に無頓着なユーザに対して注意喚起が可能になる。
そして、削除対象の電子ファイルは、通知されたクライアント装置によって初めて選択され、容量調整手段は、この選択された電子ファイルを記憶装置から削除するので、不要な電子ファイルが記憶装置に保存し続けないし、重要な電子ファイルがユーザの知らない間に記憶装置から削除されない。
第2の発明は、第1の発明の構成において、通知には、管理装置のURLの情報が記載されており、通知されたクライアント装置にこの管理装置のURLがアクセスされることにより、クライアント装置に所有される電子ファイルの一覧を作成し、当該一覧をクライアント装置に送信する一覧表示手段をさらに具備することを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、この管理装置は一覧表示手段を備えており、この一覧表示手段は、通知されたクライアント装置が通知に記載された管理装置のURLにアクセスすると、クライアント装置に所有される電子ファイルの一覧を作成し、この一覧をクライアント装置に送信している。よって、不要な電子ファイルは記憶装置から容易に削除可能になる。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、この管理装置は一覧表示手段を備えており、この一覧表示手段は、通知されたクライアント装置が通知に記載された管理装置のURLにアクセスすると、クライアント装置に所有される電子ファイルの一覧を作成し、この一覧をクライアント装置に送信している。よって、不要な電子ファイルは記憶装置から容易に削除可能になる。
第3の発明は、第1や第2の発明の構成において、管理装置は、複数のクライアント装置に接続されており、注意喚起手段は、記憶装置を利用した複数のクライアント装置に向けて空き容量の少ない旨を一括して通知することを特徴とする。
第3の発明によれば、第1や第2の発明の作用に加えてさらに、記憶装置を利用する一方、この容量に無頓着なユーザに対する注意喚起が一括で可能になる。
第3の発明によれば、第1や第2の発明の作用に加えてさらに、記憶装置を利用する一方、この容量に無頓着なユーザに対する注意喚起が一括で可能になる。
第4の発明は、第1から第3の発明の構成において、注意喚起手段は、空き容量の少ない旨を既に通知したクライアント装置には、所定期間が経過するまで、クライアント装置に空き容量の少ない旨を改めて通知しないことを特徴とする。
第4の発明によれば、第1から第3の発明の作用に加えてさらに、注意喚起手段は、記憶装置の空き容量が少ない場合には、その旨を利用したクライアント装置に向けて通知するが、次回の通知は所定期間が経過するまで行われない。つまり、連続送信が防止されており、ユーザに対して注意喚起が可能になる一方、頻繁に注意喚起されることによるユーザの不快感は軽減される。
第4の発明によれば、第1から第3の発明の作用に加えてさらに、注意喚起手段は、記憶装置の空き容量が少ない場合には、その旨を利用したクライアント装置に向けて通知するが、次回の通知は所定期間が経過するまで行われない。つまり、連続送信が防止されており、ユーザに対して注意喚起が可能になる一方、頻繁に注意喚起されることによるユーザの不快感は軽減される。
第5の発明は、クライアント装置と電子ファイル管理装置とがネットワークに接続されており、管理装置の電子ファイルを管理する方法であって、所定の電子ファイルを記憶装置に保存するステップと、記憶装置の空き容量が少ない場合に、記憶装置を利用したクライアント装置に向けて空き容量の少ない旨を通知するステップと、通知されたクライアント装置に削除対象の電子ファイルが選択されるステップと、選択された電子ファイルを削除するステップとから構成される。
第6の発明は、クライアント装置にネットワークを介して接続された電子ファイル管理装置のプログラムであって、この管理装置のコンピュータに、所定の電子ファイルを記憶装置に保存する手順と、記憶装置の空き容量が少ない場合に、記憶装置を利用したクライアント装置に向けて空き容量の少ない旨を通知する手順と、通知されたクライアント装置に削除対象の電子ファイルが選択される手順と、選択された電子ファイルを削除する手順とを実行させる。
第5,6の発明によれば、記憶装置には、所定の電子ファイルが保存されているが、この記憶装置の空き容量が少ない場合には、その旨を利用したクライアント装置に向けて通知するので、記憶装置の容量に無頓着なユーザに対して注意喚起が可能になる。
そして、削除対象の電子ファイルは、通知されたクライアント装置によって初めて選択され、記憶装置から削除されることから、不要な電子ファイルが記憶装置に保存され続けないし、重要な電子ファイルがユーザの知らない間に記憶装置から削除されない。
そして、削除対象の電子ファイルは、通知されたクライアント装置によって初めて選択され、記憶装置から削除されることから、不要な電子ファイルが記憶装置に保存され続けないし、重要な電子ファイルがユーザの知らない間に記憶装置から削除されない。
本発明によれば、不要な電子ファイルが記憶装置に蓄積しない電子ファイル管理装置、その管理方法及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施例に係る電子ファイル管理システムの構成図であり、当該システム1は、例えばLAN等のネットワーク2を用いて構成され、このネットワーク2には、画像形成装置(電子ファイル管理装置)4及び複数のクライアントPC(クライアント装置)6がそれぞれ接続されている。
図1は、本実施例に係る電子ファイル管理システムの構成図であり、当該システム1は、例えばLAN等のネットワーク2を用いて構成され、このネットワーク2には、画像形成装置(電子ファイル管理装置)4及び複数のクライアントPC(クライアント装置)6がそれぞれ接続されている。
図2は画像形成装置の概略構成図である。当該装置4は、ネットワークインターフェース26を介してネットワーク2に接続され、さらに、公衆回線にも接続されている。また、この装置4はデジタル複合機であり、いわゆる多機能周辺機器(Multiple Function Peripheral、以下、MFPと称する)である。そして、MFP4はプログラムの命令にしたがって各種動作を実行する。
このMFP4には、例えば、印刷機能(Copy機能)、送信機能(Send機能)及び保存機能(Box機能)が備えられている。
より具体的には、HDD(記憶装置)32は、スキャナ部22で読み込まれた文書データ、クライアントPC6から送信された文書データや、FAX通信部24にて受信した文書データ等の種々の電子ファイルを逐次保存しており、Box機能を有している。
より具体的には、HDD(記憶装置)32は、スキャナ部22で読み込まれた文書データ、クライアントPC6から送信された文書データや、FAX通信部24にて受信した文書データ等の種々の電子ファイルを逐次保存しており、Box機能を有している。
一方、このFAX通信部24はSend機能も有し、HDD32に保存された文書を相手先に向けて送信している。また、プリントエンジン20は、HDD32に保存された文書を印刷しており、Copy機能を有している。
なお、このプリントエンジン20は、原稿をスキャナ部22の画像読取位置に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)、用紙を供給する用紙供給部、画像を用紙に転写する画像形成部、転写済みの用紙にソート、穴開けやステープル処理等を行う後処理装置等に接続されている。
なお、このプリントエンジン20は、原稿をスキャナ部22の画像読取位置に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)、用紙を供給する用紙供給部、画像を用紙に転写する画像形成部、転写済みの用紙にソート、穴開けやステープル処理等を行う後処理装置等に接続されている。
また、MFP4は操作パネル28を備えており、このパネル28には、タッチ操作用のボタンの他、文字情報や案内画像等が表示され、ユーザの操作が受け付け可能に構成されている。そして、操作パネル28が受け付けたユーザの操作内容をコントローラ10に通知する。さらに、MFP4はメモリ30を備え、このメモリ30はROMやRAM等を有しており、印刷に伴う設定データや、各種のプログラムが格納されている。
MFP4の各種動作はコントローラ10で制御される。このコントローラ10はコンピュータとして機能する要素であり、CPU等のハードウエア資源を有している。そして、コントローラ10は、このハードウエア資源を用いて所定のプログラムを実行しており、上述のプリントエンジン20、スキャナ部22やFAX通信部24を操作する。
ここで、図2に示されるように、本実施例のHDD32は、文書ボックス領域34及びユーザ管理領域36を有している。この文書ボックス領域34は、クライアントPC6を操作する各ユーザが自由に利用することができ、この領域34には、上述した種々の電子ファイルが文書や文書ボックスの形式で保存されている。また、ユーザ管理領域36には、当該クライアントPC6を操作する各ユーザの電子メールアドレス等が保存されている。
ところで、本実施例のコントローラ10は、文書ボックス制御部(容量調整手段)12、電子メール作成部(注意喚起手段)14、及びWebサーバ部(一覧表示手段)16を備えている。
電子メール作成部14は、文書ボックス領域34の空き容量が少ない場合に、このボックス領域34を利用したクライアントPC6のユーザに向けて空き容量の少ない旨を通知する。
電子メール作成部14は、文書ボックス領域34の空き容量が少ない場合に、このボックス領域34を利用したクライアントPC6のユーザに向けて空き容量の少ない旨を通知する。
より詳しくは、コントローラ10は、文書ボックス領域34の空き容量を例えばMBや%で監視しており、その空き容量が少ない場合には、その結果を電子メール作成部14に出力する。
これにより、電子メール作成部14は、文書ボックス領域34の空き容量の少ない旨の文章をメールに記載し、さらに、このMFP4のWebページを示すURL(Uniform Resource Locator)の情報も併せて記載する。また、このURLには各ユーザを識別するユーザID等の識別子(パスワードを除く)が含まれている。
これにより、電子メール作成部14は、文書ボックス領域34の空き容量の少ない旨の文章をメールに記載し、さらに、このMFP4のWebページを示すURL(Uniform Resource Locator)の情報も併せて記載する。また、このURLには各ユーザを識別するユーザID等の識別子(パスワードを除く)が含まれている。
そして、電子メール作成部14は、ユーザ管理領域36に保存された電子メールアドレスを呼び出し、当該ボックス領域34を利用したクライアントPC6のユーザに向けてネットワーク2を介してメールを送信している。
Webサーバ部16は、クライアントPC6の各ユーザに所有される文書や文書ボックスの一覧を作成する。
Webサーバ部16は、クライアントPC6の各ユーザに所有される文書や文書ボックスの一覧を作成する。
具体的には、この一覧には、文書や文書ボックスの他、これら文書や文書ボックスをそれぞれ選択可能なチェック欄が設けられ、さらに、文書や文書ボックスの作成日時、最終アクセス日時、サイズやサムネール画像も示されている。なお、これら作成日時等の各項目でソートも可能に構成されている。
そして、上述のメールを受け取ったクライアントPC6がWebブラウザでMFP4のWebページを示すURLにアクセスすることにより、Webサーバ部16は、この文書や文書ボックスの一覧をそのユーザの各クライアントPC6に送り返している。
そして、上述のメールを受け取ったクライアントPC6がWebブラウザでMFP4のWebページを示すURLにアクセスすることにより、Webサーバ部16は、この文書や文書ボックスの一覧をそのユーザの各クライアントPC6に送り返している。
文書ボックス制御部12は、上述のメールを受け取ったクライアントPC6が上記一覧にて削除対象の文書や文書ボックスを選択することにより、この選択された文書や文書ボックスを削除する。
より詳しくは、図3及び図4は、プログラムがコントローラ10に実行させる処理を示しており、以下、上記の如く構成されたMFP4の本発明に係る作用について説明する。
より詳しくは、図3及び図4は、プログラムがコントローラ10に実行させる処理を示しており、以下、上記の如く構成されたMFP4の本発明に係る作用について説明する。
図3のステップS301では、電子メール作成部14がクライアントPC6のユーザに向けて電子メールを送信する。具体的には、図4に示されるように、ステップS401では、このメール作成部14が連続送信禁止期間であるか否かを判別し、前回の電子メールの送信時点から現時点までが例えば数週間程度の所定期間を経過した場合、すなわち、NOと判定したときのみ、ステップS402に進む。
このステップS402では、コントローラ10が文書ボックス領域34の空き容量を監視する。そして、ステップS403では、その空き容量が少ないか否かを判別し、文書ボックス領域34の空き容量が少ない場合、すなわち、YESと判定されるまで当該空き容量の監視及び判別を継続する。
次いで、文書ボックス領域34の空き容量が少ないときにはステップS404に進み、電子メール作成部14は、文書ボックス領域34を利用したクライアントPC6のユーザの電子メールアドレスをユーザ管理領域36から取得する。
次いで、文書ボックス領域34の空き容量が少ないときにはステップS404に進み、電子メール作成部14は、文書ボックス領域34を利用したクライアントPC6のユーザの電子メールアドレスをユーザ管理領域36から取得する。
より具体的には、本実施例の電子メール作成部14は、文書ボックス領域34を利用した総てのユーザのアドレスを取得している。なお、このボックス領域34に保存された文書のうち、合計サイズの大きな文書を所有するユーザのアドレスだけを取得しても良く、或いは、以前に電子メールを送信したものの、上記MFP4のWebページを示すURLに所定期間アクセスしていないユーザのアドレスのみを取得しても良い。
続いて、ステップS405では、電子メール作成部14は、この文書ボックス領域34を利用したユーザの電子メールアドレスの一覧を作成して電子メールを送信する。
詳しくは、電子メール作成部14は、メールアドレスの一覧から1件のあて先を取得し(ステップS406)、文書ボックス領域34の空き容量の少ない旨の文章、及びMFP4のWebページを示すURLを本文中に含むメールを作成する(ステップS407)。そして、電子メール作成部14は、まず、1件目の電子メールを送信する(ステップS408)。
詳しくは、電子メール作成部14は、メールアドレスの一覧から1件のあて先を取得し(ステップS406)、文書ボックス領域34の空き容量の少ない旨の文章、及びMFP4のWebページを示すURLを本文中に含むメールを作成する(ステップS407)。そして、電子メール作成部14は、まず、1件目の電子メールを送信する(ステップS408)。
次いで、2件目以降のあて先を取得、メールの作成、及び送信を順次実施し、電子メールアドレスの一覧に記載された総てのユーザへの一括送信が完了するまで当該作業を繰り返す(ステップS409)。その後、総てのユーザに電子メールの自動送信が完了した場合には、ステップS410に進み、電子メール作成部14は、連続送信禁止期間を更新して図3のステップS302に進む。
このステップS302では、このメールを受け取ったユーザがクライアントPC6を介してMFP4のWebページを示すURLにアクセスすると、Webサーバ部16が当該ユーザ所有の文書や文書ボックスの一覧を各クライアントPC6に送信する。
次いで、ステップS303では、当該ユーザがクライアントPC6の画面にてユーザIDやパスワードを入力すると、Webサーバ部16は、当該入力が正しいか否かを判別し、この入力が正しいことを条件としてステップS304に進み、当該ユーザ所有の文書や文書ボックスの一覧をクライアントPC6の画面に表示する。
次いで、ステップS303では、当該ユーザがクライアントPC6の画面にてユーザIDやパスワードを入力すると、Webサーバ部16は、当該入力が正しいか否かを判別し、この入力が正しいことを条件としてステップS304に進み、当該ユーザ所有の文書や文書ボックスの一覧をクライアントPC6の画面に表示する。
これにより、当該ユーザは、この一覧にて削除対象の文書や文書ボックスを選択することができ、上述したチェック欄にマークを入れて図示しない実行ボタンをクリックすると、ステップS305では、文書ボックス制御部12が選択された文書や文書ボックスを文書ボックス領域34から削除し、一連のルーチンを抜ける。
以上のように、本実施例によれば、MFP4はネットワーク2を介して複数のクライアントPC6に接続されており、このMFP4のHDD32には、スキャナ部22で読み取った文書データ、クライアントPC6から送信された文書データや、FAX通信部24で受信した文書データ等が文書や文書ボックスの形式で保存されている。
ここで、MFP4は、文書ボックス制御部12、電子メール作成部14やWebサーバ部16を備えている。そして、コントローラ10は、文書や文書ボックス等の電子ファイルの管理ではなく、HDD32の文書ボックス領域34を管理している。
そして、電子メール作成部14は、文書ボックス領域34の空き容量が少ない場合には、その旨を利用したクライアントPC6に向けて電子メールを送信する。これにより、文書ボックス領域34を利用する一方、このボックス領域34の容量に無頓着なユーザに対して注意喚起が可能になる。
そして、電子メール作成部14は、文書ボックス領域34の空き容量が少ない場合には、その旨を利用したクライアントPC6に向けて電子メールを送信する。これにより、文書ボックス領域34を利用する一方、このボックス領域34の容量に無頓着なユーザに対して注意喚起が可能になる。
削除対象の文書や文書ボックスは、クライアントPC6によって電子メールの送信後に初めて選択され、文書ボックス制御部12は、この選択された文書や文書ボックスを文書ボックス領域34から削除する。換言すれば、メールを受信したユーザが自身の意思で削除する文書や文書ボックスを特定している。よって、不要な文書や文書ボックスが文書ボックス領域34に保存し続けないし、重要な文書や文書ボックスがユーザの知らない間に文書ボックス領域34から削除されない。
また、Webサーバ部16は、メールを受信したクライアントPC6が当該メールに記載されたMFP4のWebページを示すURLにアクセスすると、クライアントPC6のユーザに所有される文書や文書ボックスの一覧を作成し、この一覧をクライアントPC6に送り返している。よって、ユーザは、不要な文書や文書ボックスは文書ボックス領域34から簡単に削除することができる。
さらに、上記ステップS409の如く、電子メール作成部14が電子メールアドレスの一覧に記載された総てのユーザに一括送信を実施しているので、文書ボックス領域34を利用する一方、このボックス領域34の容量に無頓着なユーザに対する注意喚起が一括で可能になる。
さらにまた、電子メール作成部14は、文書ボックス領域34の空き容量が少ない場合には、その旨を利用したクライアントPC6に向けて自動的にメールを送信するが、連続送信禁止期間に該当する場合には、次回の送信が行われない。これにより、ユーザに対して注意喚起が可能になる一方、頻繁に注意喚起されることによるユーザの不快感は軽減される。この結果、文書ボックス領域34の空き容量を増やしたいMFP4に対し、ユーザが速やかに行動する環境を構築できる。
また、これらはコントローラ10内のソフトの変更で済むことから、MFP4の製造コストも低く抑えられる。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施例では、電子ファイルの一例として文書が示されているが、必ずしもこの形態に限定されるものではなく、画像や動画についても同様に、扱うことができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施例では、電子ファイルの一例として文書が示されているが、必ずしもこの形態に限定されるものではなく、画像や動画についても同様に、扱うことができる。
また、上記実施例では、電子メール作成部14はコントローラ10による文書ボックス領域34の空き容量の監視に応じて自動的にメールを送信しているが、このメールの送信は、MFP4の管理者が操作パネル28、MFP4のWebページ、或いは、専用アプリケーション等を操作することによっても可能である。さらに、クライアントPC6への通知は、上述した電子メールの他、ポップアップ等の他の手段であっても良い。
最後に、上述したMFP4は電子ファイル管理装置の一例であり、本発明は、電子ファイルを管理可能な各種の装置に採用することができる。
そして、これらいずれの場合にも上述と同様に、不要な電子ファイルを削除しつつ、重要な電子ファイルがユーザの知らない間に削除されるのを防止するとの効果を奏する。
そして、これらいずれの場合にも上述と同様に、不要な電子ファイルを削除しつつ、重要な電子ファイルがユーザの知らない間に削除されるのを防止するとの効果を奏する。
1 電子ファイル管理システム
2 ネットワーク
4 MFP(電子ファイル管理装置)
6 クライアントPC(クライアント装置)
10 コントローラ
12 文書ボックス制御部(容量調整手段)
14 電子メール作成部(注意喚起手段)
16 Webサーバ部(一覧表示手段)
32 HDD(記憶装置)
2 ネットワーク
4 MFP(電子ファイル管理装置)
6 クライアントPC(クライアント装置)
10 コントローラ
12 文書ボックス制御部(容量調整手段)
14 電子メール作成部(注意喚起手段)
16 Webサーバ部(一覧表示手段)
32 HDD(記憶装置)
Claims (6)
- クライアント装置にネットワークを介して接続された電子ファイル管理装置であって、
所定の電子ファイルを保存する記憶装置と、
該記憶装置の空き容量が少ない場合に、該記憶装置を利用した前記クライアント装置に向けて空き容量の少ない旨を通知する注意喚起手段と、
該通知されたクライアント装置に削除対象の電子ファイルが選択されることにより、該選択された電子ファイルを削除する容量調整手段と
を具備することを特徴とする電子ファイル管理装置。 - 請求項1に記載の電子ファイル管理装置であって、
前記通知には、該管理装置のURL(Uniform Resource Locator)の情報が記載されており、
前記通知されたクライアント装置に該管理装置のURLがアクセスされることにより、該クライアント装置に所有される電子ファイルの一覧を作成し、該一覧を該クライアント装置に送信する一覧表示手段をさらに具備することを特徴とする電子ファイル管理装置。 - 請求項1又は2に記載の電子ファイル管理装置であって、
該管理装置は、複数のクライアント装置に接続されており、
前記注意喚起手段は、前記記憶装置を利用した前記複数のクライアント装置に向けて前記空き容量の少ない旨を一括して通知することを特徴とする電子ファイル管理装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の電子ファイル管理装置であって、
前記注意喚起手段は、前記空き容量の少ない旨を既に通知したクライアント装置には、所定期間が経過するまで、該クライアント装置に前記空き容量の少ない旨を改めて通知しないことを特徴とする電子ファイル管理装置。 - クライアント装置と電子ファイル管理装置とがネットワークに接続されており、該管理装置の電子ファイルを管理する方法であって、
所定の電子ファイルを記憶装置に保存するステップと、
該記憶装置の空き容量が少ない場合に、該記憶装置を利用した前記クライアント装置に向けて空き容量の少ない旨を通知するステップと、
該通知されたクライアント装置に削除対象の電子ファイルが選択されるステップと、
該選択された電子ファイルを削除するステップと
から構成される電子ファイル管理方法。 - クライアント装置にネットワークを介して接続された電子ファイル管理装置のプログラムであって、
前記管理装置のコンピュータに、
所定の電子ファイルを記憶装置に保存する手順と、
該記憶装置の空き容量が少ない場合に、該記憶装置を利用した前記クライアント装置に向けて空き容量の少ない旨を通知する手順と、
該通知されたクライアント装置に削除対象の電子ファイルが選択される手順と、
該選択された電子ファイルを削除する手順と
を実行させるための電子ファイル管理プログラム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011029804A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Sharp Corp | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及びこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに画像処理サーバ |
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- 2007-10-17 JP JP2007270388A patent/JP2009098960A/ja active Pending
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JP2011029804A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Sharp Corp | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及びこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに画像処理サーバ |
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