JP2009098561A - センサ検知器および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のセンサのうちの任意のセンサのON/OFFを少ない束数の通信線によって検知することを可能にする。
【解決手段】検知電圧が印加されてON/OFFのデジタル出力がなされるセンサのデジタル出力部と、前記センサへの検知電圧印加部とを、前記センサ内部にて、所定の抵抗を介して接続することで、センサ外部への出力信号線と電源線を共有して外部への電線数を前記電源線と接地線の2本とし、前記センサのON/OFF情報が前記電線における電流値の変化によって通信するものとし、前記電源線と接地線との間には、2以上の前記センサと、該センサに応じてそれぞれ所定値を定めた前記各抵抗とを一グループとして並列して接続し、前記抵抗の所定値は、前記グループ内に存在する任意の数のセンサの前記抵抗を並列接続した場合のいずれの合成抵抗とも一致しないようそれぞれ設定する。
【選択図】図1
【解決手段】検知電圧が印加されてON/OFFのデジタル出力がなされるセンサのデジタル出力部と、前記センサへの検知電圧印加部とを、前記センサ内部にて、所定の抵抗を介して接続することで、センサ外部への出力信号線と電源線を共有して外部への電線数を前記電源線と接地線の2本とし、前記センサのON/OFF情報が前記電線における電流値の変化によって通信するものとし、前記電源線と接地線との間には、2以上の前記センサと、該センサに応じてそれぞれ所定値を定めた前記各抵抗とを一グループとして並列して接続し、前記抵抗の所定値は、前記グループ内に存在する任意の数のセンサの前記抵抗を並列接続した場合のいずれの合成抵抗とも一致しないようそれぞれ設定する。
【選択図】図1
Description
この発明は、センサのON/OFFのデジタル信号を、センサに接続した通信線の電流値の変化として捉えるセンサ検知器および該センサ検知器を備える画像形成装置に関するものである。
原稿などの読み取りによって画像データを取得し、この画像データに基づいて画像形成を行い、これを転写紙に転写して印刷を行う画像形成装置では、原稿や転写紙のサイズ、位置、搬送状態など、種々の情報を得るためにフォトセンサなどの多数のセンサを例えば50〜100個という数で内蔵している。これらのセンサでは、通常は、各センサ毎に、電源線と接地線と出力信号線の3本をセンサと制御板との間で接続し、画像形成装置内を這い回している。また、制御板と電源線、接地線、出力信号線との接続は、センサ毎にコネクタなどを用いて接続している。
このため、画像形成装置内では、多数のセンサのために多数本の配線を張り巡らせる必要があり、また、制御板には多数のコネクタ受けを設ける必要があり、コストが嵩むだけでなく、他のデバイスの設定の制約になるなどスペース上の困難性も増大している。
このため、画像形成装置内では、多数のセンサのために多数本の配線を張り巡らせる必要があり、また、制御板には多数のコネクタ受けを設ける必要があり、コストが嵩むだけでなく、他のデバイスの設定の制約になるなどスペース上の困難性も増大している。
このような配線の取り回しを改善するものとして、スイッチに関しては伝送路のループに、それぞれ遅延手段や電圧検出手段とともに複数のスイッチがカスケード接続された装置が提案されており(特許文献1参照)、同じくスイッチに関しては、2本の信号線に抵抗とスイッチとを並列に接続し、いずれかのスイッチの開閉操作に応じた電圧や電流の変化を検出して操作されたスイッチを特定する歯科用チェアユニットが提案されている(特許文献2参照)。
特開平9−319985号公報
特開平10−155846号公報
しかしながら、特許文献1に示される装置は、遅延手段と電圧検出手段の動作によって検出対象接点が接続されることにより接続対象接点の状態に応じた多重信号が伝送されることを利用しており、複雑な制御が必要になる。また、複数のスイッチが同時に操作されることを想定しておらず、複数のフォトセンサが適宜時機にON/OFFして同時にも複数のセンサが動作する画像形成装置などのセンサ検知への適用は困難である。
また、特許文献2に示されるユニットにおいても同時期にスイッチが動作することは想定しておらず、画像形成装置のフォトセンサの検知に応用することは困難である。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、配線の簡素化によって配線の這い回しを容易にし、また制御板などとの接続も簡易にすることができるとともに、同時期に複数のセンサが動作する場合にも、動作したセンサを特定して検知することが可能なセンサ検知器および画像形成装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明のセンサ検知器のうち、第1の本発明は、検知電圧が印加されてON/OFFのデジタル出力がなされるセンサのデジタル出力部と、前記センサへの検知電圧印加部とを、前記センサ内部にて、所定の抵抗を介して接続することで、センサ外部への出力信号線と電源線を共有して外部への電線数を前記電源線と接地線の2本とし、前記センサのON/OFF情報が前記電線における電流値の変化によって通信されることを特徴とする。
本発明によれば、二本の電線をインターフェースとして各センサと接続することができ、配線の這い回しが簡素化される。また、センサの動作は、電線の電流値変化として通信されるので、複雑な制御などを必要とすることなくセンサのON/OFF動作が確実かつ容易に検知される。
なお、上記センサは、代表的にはフォトセンサが挙げられ、画像形成装置のフォトセンサ検知に好適に適用されるが、本発明としてはセンサについて、ON/OFFのデジタル出力がなされるものであれば特に種別が限定されるものではなく、複数のセンサを備える場合には、それぞれの種別が異なるものであってもよい。
なお、上記センサは、代表的にはフォトセンサが挙げられ、画像形成装置のフォトセンサ検知に好適に適用されるが、本発明としてはセンサについて、ON/OFFのデジタル出力がなされるものであれば特に種別が限定されるものではなく、複数のセンサを備える場合には、それぞれの種別が異なるものであってもよい。
第2の本発明のセンサ検知器は、前記第1の本発明において、前記センサがフォトセンサであることを特徴とする。
第3の本発明のセンサ検知器は、前記第1または第2の本発明において、前記電源線と接地線との間に、2以上の前記センサと、該センサに応じてそれぞれ所定値を定めた前記各抵抗とが一グループとして並列して接続されていることを特徴とする。
第3の本発明では、各センサに対応する抵抗の抵抗値を設定することで、複数のセンサが動作する場合にも、いずれのセンサが動作したかを容易に検知することができる。
第4の本発明のセンサ検知器は、前記第3の本発明において、前記抵抗の所定値は、前記グループ内に存在する任意の数のセンサの組み合わせによって前記抵抗を並列接続した場合、いずれの合成抵抗とも一致しないようそれぞれ設定されていることを特徴とする。
第4の本発明によれば、動作をしているセンサの組み合わせにおいて、異なる組み合わせでは必ず合成抵抗が異なり、したがって異なる電流値が通信線によって通信されることになり、予め任意の組み合わせによる合成抵抗または電流値を把握しておくことで、動作しているセンサの組み合わせを容易かつ正確に知ることができる。
第5の本発明のセンサ検知器は、前記第1〜第4の本発明において、前記電源線における電流値の変化を検出する検出手段を備えることを特徴とする。
第6の本発明のセンサ検知器は、前記第1〜第5の本発明において、前記電源線における電流値の変化によって前記センサのON/OFFを判断する判断手段を備えることを特徴とする。
第6の本発明によれば、判断手段の動作によって、直ちに各センサのON/OFFが認識される。判別手段は、例えば、CPUとこれを動作させるプログラムとによって構成することができ、センサ検知器が組み込まれた装置、例えば画像形成装置全体を制御する制御部を利用するものであってもよい。
第7の本発明のセンサ検知器は、前記第1〜第6の本発明において、前記判断手段は、前記センサのON/OFFの組み合わせに応じた電流値をテーブルにして記憶した記憶手段を備えることを特徴とする。
第7の発明によれば、予めセンサの組み合わせに応じた電流値のデータを記憶しておくことで、検出されて電流値との比較によりセンサの組み合わせが容易に判断される。
第8の本発明の画像形成装置は、前記第1〜7の本発明のいずれかに記載されたセンサ検知器を備えることを特徴とする。
第8の本発明によれば、配線が簡略化されたセンサ検知器を内蔵することにより、配線の這い回しが容易になり、他のデバイスの配置等の制約が小さくなる。また、配線を接続する制御板などの接続が簡素化される。
以上説明したように、本発明のセンサ検知器によれば、検知電圧が印加されてON/OFFのデジタル出力がなされるセンサのデジタル出力部と、前記センサへの検知電圧印加部とを、前記センサ内部にて、所定の抵抗を介して接続することで、センサ外部への出力信号線と電源線を共有して外部への電線数を前記電源線と接地線の2本とし、前記センサのON/OFF情報が前記電線における電流値の変化によって通信されるので、配線を簡素化して這い回しを容易にし、さらにスペース効率を向上させる効果がある。
特に多数のセンサの検知を行う場合には、配線の束線を大幅に減らすことができ、抵抗の設定方法によりセンサが同時にON/OFFしても識別可能となる。
特に多数のセンサの検知を行う場合には、配線の束線を大幅に減らすことができ、抵抗の設定方法によりセンサが同時にON/OFFしても識別可能となる。
具体的には、
1)センサ自体の束線を3本⇒2本に低減できる。
2)グループ内の複数のセンサに対して必要束線を2本に低減できるため、ユニット単位で大幅に束線数を低減することができる。
3)2)の結果として、束線の這い回しおよびデバイス配置の自由度があがるとともに機械の組立て性が向上する。
1)センサ自体の束線を3本⇒2本に低減できる。
2)グループ内の複数のセンサに対して必要束線を2本に低減できるため、ユニット単位で大幅に束線数を低減することができる。
3)2)の結果として、束線の這い回しおよびデバイス配置の自由度があがるとともに機械の組立て性が向上する。
以下に、本発明の一実施形態を説明する。
この例は、センサとしてフォトセンサ(フォトダイオード)を用い、画像形成装置に組み込まれたものを示している。
画像形成装置の制御部に相当する制御基板1では、電源線2と接地線3が外部に伸張するように接続されており、制御基板1内では、電源線2に電流検出手段20を介して検知電圧印加部に相当する電源から電圧が印加されるように接続され、接地線3は接地されている。
この例は、センサとしてフォトセンサ(フォトダイオード)を用い、画像形成装置に組み込まれたものを示している。
画像形成装置の制御部に相当する制御基板1では、電源線2と接地線3が外部に伸張するように接続されており、制御基板1内では、電源線2に電流検出手段20を介して検知電圧印加部に相当する電源から電圧が印加されるように接続され、接地線3は接地されている。
電源線2と接地線3とは、通信線として制御基板1外に伸張し、適宜箇所でフォトセンサが並列に接続されている。この形態では、フォトセンサ10…13が接続されている。各フォトセンサ10…13では、発光ダイオード101…131とフォトトランジスタ102…132とが組になっており、発光ダイオード101…131は、上記の電源線2と接地線3間に接続されている。フォトトランジスタ102…132は、デジタル出力部に相当するコレクタ側がそれぞれの各フォトセンサに対応した抵抗値を有する抵抗103…133を介して電源線2に接続され、エミッタ側が接地線3に接続されており、ベースに前記発光ダイオード101…131の光を受けて受光電流が流れるように構成されている。
上記フォトトランジスタ102…103では、発光ダイオード101…131の光をフォトトランジスタ102…132で受光すると、ベース電流が流れることで抵抗103…133を通してコレクタ電流が流れ、フォトセンサがONとなる。上記コレクタ電流は、検知電圧が定まっているので、抵抗103…133とフォトトランジスタ102…132の内部抵抗によって定まった値となる。これに加えて発光ダイオード101…131では、フォトセンサのON/OFFに拘わらず、通電によって定電流が流れることになる。したがって、フォトセンサに接続された電源線2と接地線3では、発光ダイオードに流れる電流と、コレクタ電流とを合わせた電流が流れる。また、フォトトランジスタ102…132で発光ダイオード101…131の光を受光しないと、ベース電流が流れず、コレクタ電流も流れないため、該フォトセンサはOFFとなる。このとき、該フォトセンサでは、電源線2と接地線3との間に、発光ダイオードの流れる電流のみが流れることになる。
電流検出手段20では、電源線2に介設した電圧検出抵抗21を有しており、該電圧検出抵抗21のフォトセンサ側がオペアンプ22の反転入力端子側に接続され、電圧検出抵抗21の電源側がオペアンプ22の非反転入力端子側に接続されている。なお、非反転入力端子側には基準電位用抵抗23が接続されて、該抵抗23の他端側が接地されており、オペアンプ22の反転入力端子側と出力側との間には増幅率精度を高める負帰還抵抗25が接続されている。上記オペアンプ22と基準電位用抵抗23、負帰還抵抗25などによって増幅回路が構成されている。
また、オペアンプ22の出力側には、増幅された電圧をA/D変換するA/D変換器26が接続されており、該A/D変換器26の出力はセンサのON/OFFを判断する判断手段30に接続されている。該判断手段30は、図示しないCPUや該CPUを動作させるプログラム、プログラムを格納してあるROM、データの一時格納などを行うRAM、データの読み書きが可能な記憶部31などにより構成することができ、画像形成装置全体を制御する制御部の一部で構成することができる。上記記憶部31としては、不揮発のフラッシュメモリ、HDDなどを用いることができる。
なお、記憶部31には、予めフォトセンサのON/OFFの組み合わせによって得られる上記増幅およびA/D変換後の出力値と動作センサの組み合わせパターンをテーブルとして記憶しておく。
下記の表は、上記組み合わせの例を示すものである。ONとなったフォトセンサの組み合わせパターンに対する合成抵抗値が示されており、該合成抵抗に対する抵抗電流が示される。また、各フォトセンサでは発光ダイオード101…131のLED電流が流れており、抵抗電流とLED電流の合計電流が通信線を流れる。この合計電流は、電圧検出抵抗21によって検出電圧として検出され、オペアンプ22で所定の増幅率で増幅され、A/D変換器26でA/D変換されてデジタル出力値が得られる。記憶部31では、ONとなったフォトセンサの組み合わせと、それに伴う上記デジタル出力値との関係をパターンとしてテーブルに定めておけばよい。
具体例を以下の表1、2に示す。
下記の表は、上記組み合わせの例を示すものである。ONとなったフォトセンサの組み合わせパターンに対する合成抵抗値が示されており、該合成抵抗に対する抵抗電流が示される。また、各フォトセンサでは発光ダイオード101…131のLED電流が流れており、抵抗電流とLED電流の合計電流が通信線を流れる。この合計電流は、電圧検出抵抗21によって検出電圧として検出され、オペアンプ22で所定の増幅率で増幅され、A/D変換器26でA/D変換されてデジタル出力値が得られる。記憶部31では、ONとなったフォトセンサの組み合わせと、それに伴う上記デジタル出力値との関係をパターンとしてテーブルに定めておけばよい。
具体例を以下の表1、2に示す。
表1では、以下の条件が設定されている。
フォトセンサ10の抵抗103 抵抗値 7KΩ
フォトセンサ11の抵抗113 抵抗値 17KΩ
フォトセンサ12の抵抗123 抵抗値 33KΩ
フォトセンサ13の抵抗133 抵抗値100KΩ
電源電圧:5V 発光ダイオードLED電流:2mA
電圧検出抵抗抵抗値:1Ω 増幅回路増幅率:100倍
A/D変換器
検知電圧幅:5V 分解能:10bit(0.00488V/Step)
フォトセンサ10の抵抗103 抵抗値 7KΩ
フォトセンサ11の抵抗113 抵抗値 17KΩ
フォトセンサ12の抵抗123 抵抗値 33KΩ
フォトセンサ13の抵抗133 抵抗値100KΩ
電源電圧:5V 発光ダイオードLED電流:2mA
電圧検出抵抗抵抗値:1Ω 増幅回路増幅率:100倍
A/D変換器
検知電圧幅:5V 分解能:10bit(0.00488V/Step)
上記条件における抵抗電流、LED電流、合計電流、検出電圧、100倍増幅時電圧、100倍増幅時まるめ電圧を表1に示す。
この例では、検出電流の電圧換算値は、最も精度の必要な部分で0.01Vである。精度の良い抵抗およいA/D交換手段、オペアンプを利用することにより10bitの分解能のA/D交換手段でも判断が可能である。
この例では、検出電流の電圧換算値は、最も精度の必要な部分で0.01Vである。精度の良い抵抗およいA/D交換手段、オペアンプを利用することにより10bitの分解能のA/D交換手段でも判断が可能である。
表2では、以下の条件が設定されている。
フォトセンサ10の抵抗103 抵抗値 100Ω
フォトセンサ11の抵抗113 抵抗値 500Ω
フォトセンサ12の抵抗123 抵抗値 2.2KΩ
フォトセンサ13の抵抗133 抵抗値 3.3KΩ
電源電圧:5V 発光ダイオードLED電流:2mA
電圧検出抵抗抵抗値:1Ω 増幅回路増幅率:100倍
A/D変換器
検知電圧幅:12V 分解能:10bit(0.0117V/Step)
上記条件における抵抗電流、LED電流、合計電流、検出電圧、100倍増幅時電圧、100倍増幅時まるめ電圧を表2に示す。
この例では、検出電流の電圧換算値は、最も精度の必要な部分で0.08Vである。精度の良い抵抗およいA/D交換手段、オペアンプを利用することにより10bitの分解能のA/D交換手段でも判断が可能である。
フォトセンサ10の抵抗103 抵抗値 100Ω
フォトセンサ11の抵抗113 抵抗値 500Ω
フォトセンサ12の抵抗123 抵抗値 2.2KΩ
フォトセンサ13の抵抗133 抵抗値 3.3KΩ
電源電圧:5V 発光ダイオードLED電流:2mA
電圧検出抵抗抵抗値:1Ω 増幅回路増幅率:100倍
A/D変換器
検知電圧幅:12V 分解能:10bit(0.0117V/Step)
上記条件における抵抗電流、LED電流、合計電流、検出電圧、100倍増幅時電圧、100倍増幅時まるめ電圧を表2に示す。
この例では、検出電流の電圧換算値は、最も精度の必要な部分で0.08Vである。精度の良い抵抗およいA/D交換手段、オペアンプを利用することにより10bitの分解能のA/D交換手段でも判断が可能である。
判断手段30では、任意の数のセンサの動作にA/D変換器26で得られるデジタル値に基づいて、記憶部31におけるテーブルを参照し、当該デジタル値に対応するセンサの組み合わせを検索する。これにより、どのセンサがONしているかが、センサの数や、ONしているセンサの位置に拘わらず正確に判定することが可能になる。
以下に、上記判断を行う手順について図3のフローチャートを参照しつつ説明する。
画像形成装置の動作に基づいて、センサの状況を確認する必要が生じると、制御基板1に備える内部タイマTをスタートさせ(ステップs1)、判断手段30においてA/D変換器26の数値を確認する(ステップs2)。検出された数値から記憶部31のテーブルを読み出して、対応するセンサのONパターンを認識する(ステップs3)。該パターンの認識に基づいて、ON、OFFとなっているセンサの状況を確定する。判断手段30では、各センサのステータスを表すレジスタをRAMなどに設定しており、該レジスタに各センサのステータス情報を設定する(ステップs4)。
画像形成装置の動作に基づいて、センサの状況を確認する必要が生じると、制御基板1に備える内部タイマTをスタートさせ(ステップs1)、判断手段30においてA/D変換器26の数値を確認する(ステップs2)。検出された数値から記憶部31のテーブルを読み出して、対応するセンサのONパターンを認識する(ステップs3)。該パターンの認識に基づいて、ON、OFFとなっているセンサの状況を確定する。判断手段30では、各センサのステータスを表すレジスタをRAMなどに設定しており、該レジスタに各センサのステータス情報を設定する(ステップs4)。
図4は、該レジスタの例を示す図であり、8個のセンサのステータスを管理している。例えば、A/D変換値をもとに前記センサ組み合わせパターンを参照した結果、センサ0とセンサ2のみがONしていると判断された場合、レジスタを図4(b)のように設定する(フラグ1がON、フラグ0がOFFを示している)。このレジスタを参照することで、制御基板1では、いつでもどのセンサがどんな状況にあるかを直ちに確認することができる。
センサ状況の読み込みでは、タイマで設定した所定時間まで待機し(ステップs5)、所定時間が経過すると、タイマをリセットして、上記手順を繰り返す(ステップs1へ)。
センサ状況の読み込みでは、タイマで設定した所定時間まで待機し(ステップs5)、所定時間が経過すると、タイマをリセットして、上記手順を繰り返す(ステップs1へ)。
上記実施形態では、画像形成装置に備えるフォトセンサの検知を行うものとして説明したが、本発明としては、画像形成装置以外の装置における装置において複数のセンサのON/OFFの検知を行っても良く、センサの種別もフォトセンサに限定されるものではない。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は、上記実施形態の内容に限定をされるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は、上記実施形態の内容に限定をされるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 制御基板
2 電源線
3 接地線
10、11、12、13、14 フォトセンサ
103、113、123、133 抵抗
20 電圧検出手段
30 判断手段
31 記憶部
2 電源線
3 接地線
10、11、12、13、14 フォトセンサ
103、113、123、133 抵抗
20 電圧検出手段
30 判断手段
31 記憶部
Claims (8)
- 検知電圧が印加されてON/OFFのデジタル出力がなされるセンサのデジタル出力部と、前記センサへの検知電圧印加部とを、前記センサ内部にて、所定の抵抗を介して接続することで、センサ外部への出力信号線と電源線を共有して外部への電線数を前記電源線と接地線の2本とし、前記センサのON/OFF情報が前記電線における電流値の変化によって通信されることを特徴とするセンサ検知器。
- 前記センサがフォトセンサであることを特徴とする請求項1記載のセンサ検知器。
- 前記電源線と接地線との間に、2以上の前記センサと、該センサに応じてそれぞれ所定値を定めた前記各抵抗とが一グループとして並列して接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ検知器。
- 前記抵抗の所定値は、前記グループ内に存在する任意の数のセンサの前記抵抗を並列接続した場合のいずれの合成抵抗とも一致しないようそれぞれ設定されていることを特徴とする請求項3記載のセンサ検知器。
- 前記電源線における電流値の変化を検出する検出手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のセンサ検知器。
- 前記電源線における電流値の変化によって前記センサのON/OFFを判断する判断手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のセンサ検知器。
- 前記判断手段は、前記センサのON/OFFの組み合わせに応じた電流値をテーブルにして記憶した記憶手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のセンサ検知器。
- 請求項1〜7のいずれかに記載されたセンサ検知器を備えることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116750564A (zh) * | 2023-08-22 | 2023-09-15 | 常州登鑫高分子材料科技有限公司 | 一种卷材输送机构以及复合粘接设备 |
-
2007
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116750564A (zh) * | 2023-08-22 | 2023-09-15 | 常州登鑫高分子材料科技有限公司 | 一种卷材输送机构以及复合粘接设备 |
CN116750564B (zh) * | 2023-08-22 | 2023-10-27 | 常州登鑫高分子材料科技有限公司 | 一种卷材输送机构以及复合粘接设备 |
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