JP2009098281A - 投写型映像表示システム及びそれに用いられる投写型映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不具合なくネットワークの負荷を軽減することができる投写型映像表示システム及びそれに用いられる投写型映像表示装置を提供する。
【解決手段】 情報処理装置は、その表示画像を定期的にキャプチャして前回のキャプチャ画像と今回のキャプチャ画像の差分領域を検出し、検出された差分領域の座標データと画像データをネットワークを介して投写型映像表示装置に送信すると共に、所定回数連続して差分領域が検出されない場合はキャプチャ画像の全領域の画像データをネットワークを介して投写型映像表示装置に送信し、投写型映像表示装置は、情報処理装置から受信するキャプチャ画像データが描画エリアの全エリアデータのときは描画エリアへ受信画像データを書き込み、描画エリアの全エリアデータでないときは描画エリアの受信座標データ位置に受信画像データを書き込む。
【選択図】 図6

Description

本願発明は、PC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置から画像データをネットワークを介して液晶プロジェクタ等の投写型映像表示装置に送信して拡大投写する投写型映像表示システム及びそれに用いられる投写型映像表示装置に関するものである。
この種の従来技術として、例えば特許文献1には、プレゼンテーションを支援するシステムとして、ネットワークを介して任意の画像信号源から画像表示装置(プロジェクタ)に映像を送信する技術が開示されている。しかし、常に映像の全画像データを送信すると、高速に画像が切り替わるような場合には、ネットワークの負荷が増大する問題がある。これに対して、上記特許文献1には、画像間の差分領域を検出して、差分領域のデータのみを送信する技術が開示されている。
特開2001−343959号公報
ところで、PCの表示画像を定期的にキャプチャして無線LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワークを介してプロジェクタに送信する場合に、ネットワークの負荷増大を防ぐため、前記特許文献1に記載されたような差分領域のデータのみを送信する技術を単純に適用すると、PCの一時的な負荷増大等により一度でも差分検出をし損ない、差分画像が送信できないと、その差分領域が二度と更新されなくなる不具合が発生する。
また、ネットワークを介して一定周期で送信されてくるキャプチャ画像の描画エリアへの書き込みと、表示のための読み出しが非同期に行われるシステムでは、通常、ネットワークを介した描画エリアへの書込み速度が読み出し速度より遅くなるので、画像の追越し走査が発生して表示上不具合が生じる。
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、不具合なくネットワークの負荷を軽減することができる投写型映像表示システム及びそれに用いられる投写型映像表示装置を提供することを目的とするものである。
上記のような目的を達成するために、本願の請求項1に係る発明は、情報処理装置から画像データをネットワークを介して投写型映像表示装置に送信して拡大投写する投写型映像表示システムにおいて、前記情報処理装置は、その表示画像を定期的にキャプチャして前回のキャプチャ画像と今回のキャプチャ画像の差分領域を検出し、検出された差分領域の座標データと画像データをネットワークを介して前記投写型映像表示装置に送信すると共に、所定回数連続して差分領域が検出されない場合はキャプチャ画像の全領域の画像データをネットワークを介して前記投写型映像表示装置に送信し、前記投写型映像表示装置は、前記情報処理装置から受信するキャプチャ画像データが描画エリアの全エリアデータのときは描画エリアへ受信画像データを書き込み、描画エリアの全エリアデータでないときは描画エリアの受信座標データ位置に受信画像データを書き込むことを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の投写型映像表示システムに用いられる投写型映像表示装置であって、前記情報処理装置から受信するキャプチャ画像データが描画エリアの全エリアデータのときは描画エリアへ受信画像データを書き込み、描画エリアの全エリアデータでないときは描画エリアの受信座標データ位置に受信画像データを書き込む制御手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、情報処理装置から画像データをネットワークを介して投写型映像表示装置に送信して拡大投写する投写型映像表示システムにおいて、前記情報処理装置は、その表示画像を定期的にキャプチャして前回のキャプチャ画像と今回のキャプチャ画像の差分領域を検出し、検出された差分領域の座標データと画像データをネットワークを介して前記投写型映像表示装置に送信すると共に、前記差分領域が所定の面積より大きい場合はキャプチャ画像の全領域の画像データをネットワークを介して前記投写型映像表示装置に送信し、前記投写型映像表示装置は、前記情報処理装置から受信するキャプチャ画像データを書き込む描画エリアを複数有して、描画エリアの全エリアデータを受信する度に描画エリアを切り替えて書き込むと共に、前回書き込まれた描画エリアから読み出して画像出力することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項3記載の投写型映像表示システムに用いられる投写型映像表示装置であって、前記情報処理装置から受信するキャプチャ画像データを書き込む描画エリアを複数有して、描画エリアの全エリアデータを受信する度に描画エリアを切り替えて書き込むと共に、前回書き込まれた描画エリアから読み出して画像出力する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
本願発明の請求項1記載の発明によれば、所定回数連続して差分領域が検出されない場合はキャプチャ画像の全領域の画像データをネットワークを介して投写型映像表示装置に送信するようにしたことにより、所定回数連続して画像に変化がなかった場合には画像が再更新されるため、一度でも差分検出をし損ない差分画像が送信できないと差分領域が二度と更新されなくなるような不具合を生じることなく、ネットワークの負荷を軽減することができる。
請求項2記載の発明によれば、投写型映像表示装置に、情報処理装置から受信するキャプチャ画像データが描画エリアの全エリアデータのときは描画エリアへ受信画像データを書き込み、描画エリアの全エリアデータでないときは描画エリアの受信座標データ位置に受信画像データを書き込む制御手段を備えたことにより、上述したような効果が得られる投写型映像表示装置が実現できる。
請求項3記載の発明によれば、差分領域が所定の面積より大きい場合はキャプチャ画像の全領域の画像データをネットワークを介して投写型映像表示装置に送信し、投写型映像表示装置では、情報処理装置から受信するキャプチャ画像データを書き込む描画エリアを複数有して、描画エリアの全エリアデータを受信する度に描画エリアを切り替えて書き込むと共に、前回書き込まれた描画エリアから読み出して画像出力するようにしたことにより、所定の面積より大きい差分領域はキャプチャ画像の全領域の画像データが送信されて、書き込まれる描画エリアと読み出される描画エリアが異なるようになるため、画面の追越し走査を防ぐことが可能となり、表示上の不具合を生じることなくネットワークの負荷を軽減することができる。
請求項4記載の発明によれば、投写型映像表示装置に、情報処理装置から受信するキャプチャ画像データを書き込む描画エリアを複数有して、描画エリアの全エリアデータを受信する度に描画エリアを切り替えて書き込むと共に、前回書き込まれた描画エリアから読み出して画像出力する制御手段を備えたことにより、上述したような効果が得られる投写型映像表示装置が実現できる。
以下、本願発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本願発明に係る投写型映像表示システムの一実施形態の概略構成を示すシステム構成図である。
本実施形態の投写型映像表示システムは、小型で汎用の情報処理装置として広く普及しているPC(Personal Computer)1と、無線LAN(Local Area Network)等のネットワーク2を介して上記PC1に接続可能な投写型映像表示装置としての液晶プロジェクタ3とから構成されている。
図2は、上記PC1の主に投写型映像表示システムに係る構成を示すブロック図である。PC1は、当該PC1全体を制御すると共に本願発明に係る機能を後述するフローチャートで示す処理を実行することにより実現するCPU(Central Processing Unit)11と、このCPU11とバス12を介して接続されたHDD(Hard Disk Drive)13、RAM(Random-Access Memory)14、液晶ディスプレイ15、ネットワーク通信部16等から構成されている。
上記HDD13には、OS(Operating System)や各種アプリケーションソフト等のCPU11が実行するプログラムなどが格納されている。また、上記RAM14は、CPU11のプログラム実行時の作業RAMとして用いられると共に、上記液晶ディスプレイ15上の表示画像をキャプチャしたキャプチャデータの格納エリアとしても用いられる。また、ネットワーク通信部16は、このPC1を無線LAN等のネットワーク2に接続してネットワーク通信を可能とするものである。
図3は、前記液晶プロジェクタ3の主に投写型映像表示システムに係る構成を示すブロック図である。液晶プロジェクタ3は、当該液晶プロジェクタ3全体を制御すると共に本願発明に係る機能を後述するフローチャートで示す処理を実行することにより実現するCPU31と、このCPU31とバス32を介して接続されたROM(Read-Only Memory)33、RAM34、USB(Universal Serial Bus)コネクタ35、電源制御回路36、ネットワーク通信部37、液晶パネル38等から構成されている。
上記ROM33には、CPU31が実行するプログラムやネットワーク接続に必要なIP(Internet Protocol)アドレス情報などのネットワーク設定データ等が格納される。また、上記RAM34は、CPU31のプログラム実行時の作業RAMとして用いられると共に、前記PC1等からの画像データを描画用に格納する描画用RAMとしても用いられる。USBコネクタ35は、USBメモリ等の各種周辺機器を接続可能な汎用の接続手段である。電源制御回路36は、電源の投入/停止や装置各部への電力供給を制御するものである。ネットワーク通信部37は、この液晶プロジェクタ3を無線LAN等のネットワーク2に接続してネットワーク通信を可能とするものである。液晶パネル38は、図示しない光学系に光変調素子として配置されて、前記RAM34の描画用RAMから読み出された画像データに基づき投写用画像が表示されるものである。
図4は、本願発明の機能の一部を模式的に示すシステム構成図であり、まず、PC1はディスプレイ15に表示された画像のキャプチャ(ここでは図2のRAM14におけるキャプチャデータ格納エリアの所定のエリアへの取り込み)を行う(キャプチャ1)。次に、別のエリアに同様にPCディスプレイ15の表示画像のキャプチャを行い(キャプチャ2)、前回取得したキャプチャ画像との比較を行う。比較を行った結果の差分領域の矩形画像データとその左上の座標位置データをネットワーク2を介してプロジェクタ3に送信する。
この差分領域の検出方法は、図5(a),(b)に示すように、(a)の前回キャプチャした画像と(b)の今回キャプチャした画像とを左上画素から右方向(A方向)に順次比較を行う。ライン内に差分が検出されない場合は次のラインも同様にして画素単位での比較を行い、変化が検出された時点でのラインをメモリ(Yライン)する。同様の操作を下、右、左でも行うことで差分領域の上下ライン(Y/Zライン)と左右ドット(A/Bドット)を求め、その矩形範囲を検出する。あわせて、前述の座標位置は(A,Y)として、プロジェクタ3にそれらのデータを送信する。
プロジェクタ3側では、受信した差分画像データを図3に示したRAM34の所定の描画エリアにおける受信座標データ位置に描画し、その後も随時受信される差分画像データを描画エリアの受信座標データ位置に上書き描画を行う。以上のような動作を繰り返すことで、PC1から変化のある映像を送信する場合にも、常に全ての画面を更新することなく再生することが可能となる。
また、前回キャプチャした画像と今回キャプチャした画像で差分が検出されない場合は、その画像の送信を行わないことで、必要以上に画像データを送出することがなくなり、ネットワークへの負荷を軽減することも可能となる。
上述のような構成で画像を送信する場合、図5に示した差分領域検出方法でPC1の一時的な負荷増大等により一度でも差分検出をし損ない、差分画像が送信できないと、比較するキャプチャ画像が入り変わってしまうため、その差分領域が二度と更新されなくなる畏れがある。
図6は、このような不具合を解消した実施形態を示すフローチャートであり、図2に示したPC1のCPU11により実行される。また、図7はプロジェクタ3側のフローチャートであり、図3に示したプロジェクタ3のCPU31により実行される。
図6のフローチャートで示す処理が開始されると、まず、初期化処理としてPC1のキャプチャ1,2領域と、使用キャプチャ領域を示すCAPフラグ及び差分領域が検出されない回数を示すNフラグのクリアを行う(ステップS101)。そして、PC1に表示された画像をキャプチャ領域1に取り込み、CAPフラグを1とする(ステップS102)。
次に、キャプチャ領域1とキャプチャ領域2との図4に示した検出方法に基づく差分検出を行い(ステップS103)、キャプチャ領域1とキャプチャ領域2の内容が同じでない場合は、その差分領域の座標データと画像データをプロジェクタ3へ送信し、N=0とする(ステップS103のN→ステップS104)。なお、初回はキャプチャ領域2がクリアされたままであるので、差分領域がキャプチャ領域1の全領域となってキャプチャ領域1の全画像データがプロジェクタ3へ送信される。
プロジェクタ3側では、図7のフローチャートに示すように、データ受信待ち状態(ステップS201のNループ)で、データ受信が有るとRAM34における所定の描画エリアの全エリアデータ受信か否かを確認する(ステップS201のY→ステップS202)。全エリアデータ受信であれば、上記描画エリアへ受信画像データを書き込んで、データ受信待ちとなる(ステップS202のY→ステップS203→ステップS201)。一方、全エリアデータ受信でなければ、差分領域の画像データと座標データの受信であるので、上記描画エリアの受信座標データ位置へ受信画像データを上書き描画して、データ受信待ちとなる(ステップS202のN→ステップS204→ステップS201)。
図6のフローチャートに戻って、前述したステップS104の次のステップS105では、CAPフラグの確認を行い、CAPフラグが1の場合は、PC画面がキャプチャ領域1にキャプチャされたことになるので、今度はキャプチャ領域2へPC画面をキャプチャし、CAPフラグに2をセットする(ステップS105のY→ステップS106)。
キャプチャ領域2へPC画面キャプチャ後は、前記と同様に差分検出を行う(ステップS106→ステップS103)。差分領域が検出された時は同様に差分領域の座標データと画像データをプロジェクタ3へ送信し、再びN=0とした後、CAPフラグの確認を行う(ステップS103のN→ステップS104→ステップS105)。今度はCAPフラグが2であるので、ステップS105から前述したステップS102に戻って同様な処理を行う。以上のような処理を繰り返すことでPC画面のキャプチャ画像をプロジェクタ3に送信する。
ここで、CAPフラグが1又は2いずれの時も差分領域が検出されない場合は、Nフラグに1を加算し(ステップS103のY→ステップS107)、Nが所定回数(ここではN=100)になるまでは再びキャプチャ領域の差分検出を行う(ステップS108のN→S105)。
このような構成でN=100となった場合、連続して100回映像に変化がなかった異常なことになるため、N=100となった段階で今回キャプチャしたキャプチャ領域の全画像データをプロジェクタ3に送信する。
これにより、PC1の一時的な負荷増大等によって差分検出をし損なっても、所定回数画像に変化がなかった場合には画像が再更新されるため、一度でも差分検出をし損ない差分画像が送信できないと差分領域が二度と更新されなくなるような不具合を防止することができる。
また、所定回数キャプチャ画像に変化が検出されなかったときに上述の全画像データ送信処理が行われるため、ネットワークに負荷がかかっていない(画像更新がない)ときのみの処理となってネットワーク負荷を増大することはない。また、差分領域が検出される場合には、上述の処理は行われないため、本来の画像更新のスピードが損なわれることもない。なお、Nを100以外の値に設定して動作させることが可能であることは言うまでもない。
以上のように、本実施形態によれば、PC1の表示画像をプロジェクタ3に送信するシステムにおいて、ネットワーク2の負荷を大幅に軽減することが可能なシステムを構築できる。また、PC1の一時的な負荷増大等によって差分領域が検出できなかった場合においても、所定回数画像の更新がなくなると最新のキャプチャ全画像に更新するため、差分領域が二度と更新されなくなるような不具合を防ぐことが可能となる。
前述したように、プロジェクタ3側では受信した差分画像データを描画エリアの受信座標データ位置に描画し、その後も随時受信される差分画像データを描画エリアの受信座標データ位置に上書き描画する。また、描画エリアからの読み出しは、描画エリアの全画像データを液晶パネル38に出力するため、予め定められたパネル周波数に合わせて順次読み出しを行い、画像データを出力する。これらの動作説明図を図8に示して以下に詳述する。
まず、描画エリアへの書き込み処理としては、図8(a)に示すように、PCアプリケーションにより前々回のキャプチャ画像と前回のキャプチャ画像との差分画像SAとその座標位置(A,B)をプロジェクタ3に送信し、プロジェクタ3側では描画エリアの座標位置(A,B)に差分画像SAの描画を行う。次に、図8(b)に示すように、PCアプリケーションにより前回のキャプチャ画像と今回のキャプチャ画像との差分画像SBとその座標位置(C、D)をプロジェクタ3に送信し、プロジェクタ3側では描画エリアの座標位置(C,D)に差分画像SBの描画を行う。以上のように、描画エリアへの書き込みは、ネットワーク2を介して差分画像と座標位置が送信されてくる度に繰り返し行われる。
次に、描画エリアからの読み出しは、液晶パネル38のパネル周波数に合わせて描画エリアに書かれている画像データを順次読み出し、液晶パネル38へ出力される。ここで、描画エリアへの書き込みはネットワーク2よりデータが送信されてくる毎に行われ、読み出しはパネル周波数に基づき読み出されるため非同期に行われていることがわかる。
描画エリアへの書き込みと読み出しが非同期に行われるシステムにおいて、描画エリアへの書き込み速度と描画エリアからの読み出し速度が異なると、画像の追越し走査が発生する。本システムでは、PC1により差分領域のチェックを行い、その差分データがネットワーク2を介して送信されるため、通常、描画エリアへの書込み速度が読み出し速度より遅くなる。書き込み速度が遅くなると、書込みが行われている同一エリアに対して読み出しが行われる可能性があるため、結果として、図9に示すように、描画エリアに差分画像SAを書き込み中に読み出しが行われると、描画途中の画像(実線部分が更新済み画像、破線部分が更新前画像)が液晶パネル38に出力されて拡大投写され、目障りとなる不具合が発生する。なお、差分画像が小さいときは書き込みに要する時間が短いので上記のような不具合が発生する可能性は少なく、発生したとしても目障りとならないが、差分画像が大きいと発生する可能性が高くなると共に目障りになる。
図10は、このような不具合を解消した実施形態の動作説明図であり、以下に説明する。
はじめに、PCアプリケーションでは、PC画像(キャプチャ画像)の差分領域を検出し、その差分領域が所定の面積より大きい時はキャプチャ画像の全エリアデータをプロジェクタ3に送信する。同様に、次のPC画像の差分領域が所定の面積より大きい時はキャプチャ画像の全エリアデータ(キャプチャ画像の全領域の画像データ)をプロジェクタに送信する。以上のような動作を繰り返す。
一方、プロジェクタ3の描画エリアへの書き込み処理は、描画エリアを複数用意しておき(本実施形態の場合は描画エリアA,Bによる2枚構成)、全エリアデータを受信すると、前回の画像データが描画エリアAに書き込まれた場合は画像エリアBに書き込み、前回の画像データが画像エリアBに書き込まれた場合は画像エリアAに書き込む。すなわち、描画エリアの全エリアデータを受信する度に描画エリアを切り替えて書き込む。
また、複数の描画エリアからの読み出しは、パネル周波数に合わせて、いずれかの描画エリアの読み出し走査を行う。この描画エリアの読み出し走査は、全エリアデータの描画エリアAへの書き込み中(描画エリアAに書き込み完了後で次のデータ受信待ち状態の時を含む)は、描画エリアBより読み出し、その逆の場合は描画エリアAより読み出すようにする。すなわち、前回書き込まれた描画エリアから読み出して画像出力する。
以上のようにすることで、全エリアデータを描画エリアに書き込み中にその描画エリアから読み出すことがなくなるため、その際の画面の追越し走査の発生を防ぐことができる。ここで、差分領域が所定の面積より大きい時、全エリアデータを送信するようにしたのは、全画面更新時のみ複数エリアに画像を書き込み、順次切り替えて画像を読み出す手法が採用できるため、閾値を設けてその値より大きい面積の差分領域が検出された場合は、全エリアデータを送信するようにして描画エリア切替を可能としたものである。
図11〜図13は上記の手法を具体化したフローチャートであり、図11は図2に示したPC1のCPU11により実行され、図12は図3に示したプロジェクタ3のCPU31により実行されるメモリ描画処理、図13は同じくメモリ読み出し処理を示している。なお、図11は上記手法を前記図6に示したフローチャートに適用したものであるが、単独でも実施可能である。
図11のフローチャートで示す処理が開始されると、まず、初期化処理としてPC1のキャプチャ1,2領域と、使用キャプチャ領域を示すCAPフラグ及び差分領域が検出されない回数を示すNフラグのクリアを行う(ステップS301)。そして、PC1に表示された画像をキャプチャ領域1に取り込み、CAPフラグを1とする(ステップS302)。
次に、キャプチャ領域1とキャプチャ領域2との図4に示した検出方法に基づく差分検出を行い(ステップS303)、キャプチャ領域1とキャプチャ領域2の内容が同じでない場合は、その差分領域が前述した所定の面積より大きいか否かをチェックする(ステップS303のN→ステップS304)。なお、初回はキャプチャ領域2がクリアされたままであるので、差分領域がキャプチャ領域1の全領域となって所定の面積より大きくなるので、ステップS310に移行し、CAP=1であるので、キャプチャ領域1の全画像データ(全エリアデータ)をプロジェクタ3へ送信し、N=0とし、ステップS306に移行する。
ステップS306では、CAPフラグの確認を行い、CAPフラグが1の場合は、PC画面がキャプチャ領域1にキャプチャされたことになるので、今度はキャプチャ領域2へPC画面をキャプチャし、CAPフラグに2をセットする(ステップS306のY→ステップS307)。
キャプチャ領域2へPC画面キャプチャ後は、前記と同様に差分検出を行う(ステップS307→ステップS303)。差分領域が検出された時は同様にその差分領域が前述した所定の面積より大きいか否かをチェックする(ステップS303のN→ステップS304)。
差分領域が所定の面積より大きくなければ、差分領域の座標データと画像データをプロジェクタ3へ送信し、再びN=0とした後、CAPフラグの確認を行う(ステップS304のN→ステップS305→ステップS306)。今度はCAPフラグが2であるので、ステップS306から前述したステップS302に戻って同様な処理を行う。
一方、差分領域が所定の面積より大きければ、ステップS310に移行し、CAP=2であるので、キャプチャ領域2の全画像データ(全エリアデータ)をプロジェクタ3へ送信し、N=0とし、ステップS306に移行する。以上のような処理を繰り返すことでPC画面のキャプチャ画像をプロジェクタ3に送信する。
前記図6のフローチャートで説明したのと同様、CAPフラグが1又は2いずれの時も差分領域が検出されない場合は、Nフラグに1を加算し(ステップS303のY→ステップS308)、Nが所定回数(ここではN=100)になるまでは再びキャプチャ領域の差分検出を行う(ステップS309のN→S306)。N=100となった場合、連続して100回映像に変化がなかった異常なことになるため、N=100となった段階で今回キャプチャしたキャプチャ領域の全画像データをプロジェクタ3に送信する。
プロジェクタ3側のメモリ描画処理では、図12のフローチャートに示すように、ステップS401の初期化処理で描画エリアをAとしてから、データ受信待ち状態(ステップS402のNループ)で、データ受信が有るとRAM34における所定の描画エリアの全エリアデータ受信か否かを確認する(ステップS402のY→ステップS403)。全エリアデータ受信であれば、現在の描画エリアがAか否かをチェックし、Aであれば描画エリアをBに(ステップS404のY→ステップS405)、Bであれば描画エリアをAにして(ステップS404のN→ステップS406)、現在の描画エリアへ受信画像データを書き込んで、データ受信待ちとなる(ステップS407→ステップS402)。一方、全エリアデータ受信でなければ、差分領域の画像データと座標データの受信であるので、現在の描画エリアの受信座標データ位置へ受信画像データを上書き描画して、データ受信待ちとなる(ステップS403のN→ステップS408→ステップS402)。
一方、プロジェクタ3側のメモリ読み出し処理では、図13のフローチャートに示すように、垂直期間期間挿入(ステップS501)の後で、読み出すエリアを前回書き込まれた描画エリアに設定して(ステップS502)、当該エリアを読み出し(ステップS503)、読み出した画像データを出力して(ステップS504)、ステップS501に戻り上記を繰り返す。
このようにすることで、前記図6のフローチャートで示した実施形態と同様な作用効果が得られると共に、ほぼ全画面が更新されるような動画コンテンツにおいては、画像の追越し走査が目障りとなるが、所定の面積より大きい差分領域は全エリアデータが送信されて、書き込まれる描画エリアと読み出される描画エリアが異なるようになるため、画面の追越し走査を防ぐことが可能となる。また、小さいエリアしか更新されないような映像においては全エリアデータを送信しないので、データ転送量が増えることがなく画像更新周期のスピード低下などのパフォーマンス劣化も防ぐことが可能となる。
なお、上記実施形態では、投写型映像表示装置として光変調素子に液晶パネルを用いた液晶プロジェクタを示したが、他の映像光生成系を備える投写型映像表示装置においても本願発明を適用することができる。すなわち、DLP(Digital Light Processing;テキサス・インスツルメンツ(TI)社の登録商標)方式等のプロジェクタにおいても本願発明を適用することができる。また、前面投写型の他、背面投写型映像表示装置においても本願発明を適用することができる。
本願発明に係る投写型映像表示システムの一実施形態の概略構成を示すシステム構成図。 PCの主に投写型映像表示システムに係る構成を示すブロック図。 液晶プロジェクタの主に投写型映像表示システムに係る構成を示すブロック図。 本願発明の機能の一部を模式的に示すシステム構成図。 差分領域の検出方法を示す図。 本願発明の一実施形態を示すPC側のフローチャート。 同じくプロジェクタ側のフローチャート。 プロジェクタ側の描画エリアの書き込みと読み出しの動作説明図。 画像の追越し走査の説明図。 本願発明の他の実施形態の動作説明図。 同じくPC側のフローチャート。 同じくプロジェクタ側のメモリ描画処理を示すフローチャート。 同じくプロジェクタ側のメモリ読み出し処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 PC
11 CPU
12 バス
13 HDD
14 RAM
15 液晶ディスプレイ
16 ネットワーク通信部
2 ネットワーク
3 液晶プロジェクタ
31 CPU
32 バス
33 ROM
34 RAM
35 USBコネクタ
36 電源制御回路
37 ネットワーク通信部
38 液晶パネル

Claims (4)

  1. 情報処理装置から画像データをネットワークを介して投写型映像表示装置に送信して拡大投写する投写型映像表示システムにおいて、
    前記情報処理装置は、その表示画像を定期的にキャプチャして前回のキャプチャ画像と今回のキャプチャ画像の差分領域を検出し、検出された差分領域の座標データと画像データをネットワークを介して前記投写型映像表示装置に送信すると共に、所定回数連続して差分領域が検出されない場合はキャプチャ画像の全領域の画像データをネットワークを介して前記投写型映像表示装置に送信し、
    前記投写型映像表示装置は、前記情報処理装置から受信するキャプチャ画像データが描画エリアの全エリアデータのときは描画エリアへ受信画像データを書き込み、描画エリアの全エリアデータでないときは描画エリアの受信座標データ位置に受信画像データを書き込むことを特徴とする投写型映像表示システム。
  2. 請求項1記載の投写型映像表示システムに用いられる投写型映像表示装置であって、
    前記情報処理装置から受信するキャプチャ画像データが描画エリアの全エリアデータのときは描画エリアへ受信画像データを書き込み、描画エリアの全エリアデータでないときは描画エリアの受信座標データ位置に受信画像データを書き込む制御手段を備えたことを特徴とする投写型映像表示システム。
  3. 情報処理装置から画像データをネットワークを介して投写型映像表示装置に送信して拡大投写する投写型映像表示システムにおいて、
    前記情報処理装置は、その表示画像を定期的にキャプチャして前回のキャプチャ画像と今回のキャプチャ画像の差分領域を検出し、検出された差分領域の座標データと画像データをネットワークを介して前記投写型映像表示装置に送信すると共に、前記差分領域が所定の面積より大きい場合はキャプチャ画像の全領域の画像データをネットワークを介して前記投写型映像表示装置に送信し、
    前記投写型映像表示装置は、前記情報処理装置から受信するキャプチャ画像データを書き込む描画エリアを複数有して、描画エリアの全エリアデータを受信する度に描画エリアを切り替えて書き込むと共に、前回書き込まれた描画エリアから読み出して画像出力することを特徴とする投写型映像表示システム。
  4. 請求項3記載の投写型映像表示システムに用いられる投写型映像表示装置であって、
    前記情報処理装置から受信するキャプチャ画像データを書き込む描画エリアを複数有して、描画エリアの全エリアデータを受信する度に描画エリアを切り替えて書き込むと共に、前回書き込まれた描画エリアから読み出して画像出力する制御手段を備えたことを特徴とする投写型映像表示装置。
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