JP2009097447A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安定した燃焼を実現できる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】本実施例に係るエンジンシステムは、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速の差を検出する流速センサ30a、30bと、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速を変更可能な弁体40a、40bと、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速の差が小さくなるように弁体40a、40bの開度を制御するECU90を備えている。この構成により、気流のサイクル変動を抑制でき、安定した燃焼を実現できる。
【選択図】図2
【解決手段】本実施例に係るエンジンシステムは、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速の差を検出する流速センサ30a、30bと、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速を変更可能な弁体40a、40bと、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速の差が小さくなるように弁体40a、40bの開度を制御するECU90を備えている。この構成により、気流のサイクル変動を抑制でき、安定した燃焼を実現できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関の燃焼変動の要因として、気筒内での気流のサイクル変動や、燃料噴霧のバラつき、残留ガスの割合のサイクル変動、点火プラグによる放電のバラつき、吸気管脈動などの様々な理由がある。特に、気筒内での気流のサイクル変動は、燃焼速度に大きな影響を与える。特許文献1乃至4には、内燃機関の燃焼性に関する技術が開示されている。
ところで一般的な内燃機関においては、一の気筒には、通常2つの吸気ポートが連結されており、この2つの吸気ポートから一の気筒内に流入したそれぞれの吸気が気筒内で合流する。この気筒内での吸気の合流位置の変動が、気流のサイクル変動が発生する要因のひとつである。しかしながら、上記特許文献にはこのような点に着目した技術は開示されていない。
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、安定した燃焼を実現できる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的は、一の気筒と連通した第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過する吸気の流速の差を検出する検出手段と、前記第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過する吸気の流速を変更可能な流速変更手段と、前記第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過する吸気の流速の差が小さくなるように前記流速変更手段を制御する流速変更制御手段とを備えた、ことを特徴とする内燃機関の制御装置によって達成できる。
この構成により、第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過する吸気の流速の差を小さくすることができるので、第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過した吸気の、気筒内での流速の差も小さくでき、これにより、気筒内での吸気の双方が合流する位置の変動を抑制できる。これにより、気流のサイクル変動を抑制でき、安定した燃焼を実現できる。
上記構成において、前記検出手段の検出結果に応じて、点火時期を制御する点火時期制御手段を備えた、構成を採用できる。
吸気の流速を検出することにより、気筒内での流速を推定することができ、この気筒内の流速から、着火遅れ期間を推定できる。この着火遅れ期間を考慮して点火時期を制御することにより、主燃焼時期の変動を抑制することができる。これにより、安定した燃焼を実現できる。
上記構成において、前記第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過して前記気筒内に流入した吸気が合流する位置に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁を備えた、構成を採用できる。
気筒内に流入した吸気が合流する位置に向けて燃料を噴射することにより、燃料の噴射によって生じる気筒内の気流の乱れを、気筒内に流入した吸気が合流する位置に合わせることができる。これにより、燃料の噴射によって、気筒内での吸気の双方が合流する位置が変動するのを抑制できる。
上記構成において、前記検出手段の検出結果に応じて、前記燃料噴射弁から噴射される燃料の噴射速度を制御する燃料噴射速度制御手段を備えた、構成を採用できる。
第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過する吸気の流速を検出することにより、気筒内での気流の流速を推定でき、例えば、気筒内での気流の流速が大きいほど、燃料噴射速度を大きくすることにより、気筒内での吸気の合流する位置周辺での気流の流れを整流することができる。
上記構成において、前記検出手段の検出結果に応じて、前記燃料噴射弁から噴射される1サイクルあたりの燃料噴射回数を制御する燃料噴射回数制御手段を備えた、構成を採用できる。
第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過する吸気の流速を検出することにより、気筒内での気流の流速を推定でき、例えば、気筒内での気流の流速が大きいほど、燃料噴射回数を増やすことにより、気筒内での吸気の合流する位置周辺での気流の流れを整流することができる。
本発明によれば、安定した燃焼を実現できる内燃機関の制御装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は本実施例に係るエンジンシステムの要部を模式的に示す図である。エンジン50は筒内燃料直接噴射式のガソリンエンジンである。但しこれに限られず、エンジン50は例えば所謂リーンバーンエンジンなどであってもよい。
エンジン50はシリンダブロック51、シリンダヘッド52A及びピストン53などを有して構成されている。シリンダブロック51には略円筒状のシリンダ51aが形成されており、シリンダ51a内にはピストン53が収容されている。ピストン53は図示しないコネクティングロッドと連結されており、さらにコネクティングロッドは図示しないクランクシャフトと連結されている。ピストン53がシリンダ51a内で往復運動すると、コネクティングロッドを介してクランクシャフトに動力が伝達され、さらにクランクシャフトによって往復運動が回転運動に変換される。例えばエンジン50を備えた車両では、この回転運動に変換された動力を利用して車両を駆動する。
シリンダブロック51にはシリンダヘッド52Aが固定されている。燃焼室54はシリンダブロック51、シリンダヘッド52A及びピストン53によって囲われた空間として形成されている。シリンダヘッド52Aには吸気を燃焼室54内(以下、気筒内とも称す)に導入するための吸気ポート10aと、燃焼したガスを燃焼室54から排気するための排気ポート20aとが夫々形成されており、さらに吸気ポート10aを開閉するための吸気弁55と、排気ポート20aを開閉するための排気弁56とが夫々配設されている。吸気弁55が開弁すると気筒内に吸気が流入する。点火プラグ57は上方から燃焼室54に電極を突出させた状態でシリンダヘッド52Aに配設されている。尚、点火プラグ57による点火時期は、ECU90によって制御される。
燃料噴射弁59は気筒内に噴射孔を突出させた状態でシリンダヘッド52Aに配設されている。詳細には、燃料噴射弁59は、吸気ポート10aよりも排気ポート20aに近い位置に配置されている。燃料噴射弁59は、ECU90によってその燃料噴射タイミングが制御されている。
また、燃料噴射弁59は、燃料が高圧の状態で貯留されているコモンレール(不図示)から燃料が供給される。また、燃料噴射弁59は、アクチュエータ(不図示)の変位に応じてニードル(不図示)のリフト量を連続的に調整可能に形成されている。アクチュエータは、ECU90からの指令に基づいて制御される。ニードルのリフト量が小さい場合には、単位時間当たりの燃料噴射量は小さくなるが燃料の噴射速度が大きくなり、リフト量が大きい場合には、単位時間当たりの燃料噴射量は大きくなるが燃料の噴射速度は小さくなる。従って、ECU90は、アクチュエータへの指令により、燃料噴射量、燃料噴射速度を調整することができる。また、ECU90は、1サイクル中において、ニードルの昇降を複数回繰り返すことにより、1サイクルにおける噴射回数を制御することができる。
ECU90は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成され、不図示の各センサからの出力に基づいて、エンジン50全体の作動を制御する。また、ECU90は、詳しくは後述するが、気筒内の吸気の流速を制御するための流速制御処理、着火遅れ期間を考慮して点火時期を制御する点火時期制御処理、気筒内の流速を考慮して燃料噴射速度を制御する燃料噴射速度制御処理を実行可能に形成されている。ECU90は、流速変更制御手段、点火時期制御手段、燃料噴射速度制御手段に相当する。尚、ROMには、これらの処理を実行するプログラムが格納されている。
図2は、エンジン50の要部を一気筒につき水平投影視で模式的に示している。図2においては、一の気筒に連結されている吸気ポート10a、10bの双方を模式的に示している。吸気ポート10a、10b内には、それぞれ、流速センサ30a、30bが設けられている。流速センサ30a、30bは、それぞれ、吸気ポート10a、10b内を通過する吸気の流速に関する値を、ECU90へと出力する。流速センサ30a、30bは、熱線流速計であるが、吸気ポート10a、10bを通過する吸気の流速を検出可能なセンサであれば、これに限定されない。ECU90は、流速センサ30a、30bからの出力に基づいて、吸気ポート10a、10bのそれぞれを通過する吸気の流速の差を算出する。従って、ECU90、流速センサ30a、30bが、検出手段に相当する。
また、流速センサ30a、30bの上流側には、それぞれ、弁体40a、40bが設けられている。弁体40a、40bは、それぞれ、吸気ポート10a、10bの内壁に回動自在に指示された軸部と、この軸部に固定された板部とから構成される。弁体40a、40bは、それぞれの軸部を支点として回動することにより、吸気ポート10a、10bの通路面積が変更される。
また、弁体40a、40bには、それぞれ回動するためのアクチュエータ(不図示)が設けられており、ECU90は、このアクチュエータに指令を出すことにより、弁体40a、40bの開度をそれぞれ制御することができる。弁体40a、40bの開度を調整することにより、それぞれ吸気ポート10a、10bを通過する吸気の流速を変更することができる。従って、弁体40a、40bは、流速変更手段として機能する。また、吸気ポート10aが第1吸気ポートに相当し、吸気ポート10bが第2吸気ポートに相当する。
尚、図2には、燃料噴射弁59の配置位置についても示している。
次に、ECU90が実行する流速制御処理について説明する。図3は、ECU90が実行する流速制御処理の一例を示したフローチャートである。尚、この処理は、所定期間毎に繰り返し実行される。
ECU90は、流速センサ30a、30bからの出力に基づいて、吸気ポート10a、10b内をそれぞれ通過する吸気の流速に関する情報を取得する(ステップS11)。次に、その情報から、吸気ポート10a、10b内をそれぞれ通過する吸気の流速の差を算出し、この流速の差が、基準値を超えているか否かを判定する(ステップS12)。超えていない場合には、この処理を終了する。尚、ここで基準値とは、気筒内において気流のサイクル変動が発生するか否かの基準となる値である。
流速の差が、基準値を超えている場合には、ECU90は、流速の差が基準値以下となるように、弁体40a、40bの少なくとも何れか一方の開度を制御する(ステップS13)。次に、ECU90は、再度流速センサ30a、30bからの出力に基づいて、吸気ポート10a、10b内をそれぞれ通過する吸気の流速に関する情報を取得し(ステップS14)、流速の差が、基準値以下となったか否かを判定する(ステップS15)。基準値よりも大きい場合には、ECU90は、再度ステップS13の処理を実行する。基準値以下の場合には、ECU90は、この処理を終了する。
次に、上記処理について具体例を示しながら説明する。図4は、流速制御処理の説明図である。図4(A)に示すように、例えば、吸気ポート10aを通過する吸気の流速が、吸気ポート10bを通過する吸気の流速よりも大きい場合には、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速が等しい場合と比較し、気筒内で、双方の吸気が合流する位置が変動することになる。このような、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速の差によって、気筒内での、双方の吸気が合流する位置が変動することになる。この変動によって、気筒内の気流のサイクル変動が発生し、これに伴って、燃焼の安定性が阻害されることになる。
しかしながら、図4(B)に示すように、ECU90は、弁体40bの開度を絞ることにより、吸気ポート10bを通過する吸気の流速を、吸気ポート10aを通過する吸気の流速と略等しくなるように制御する。これにより、気筒内での、双方の吸気が合流する位置の変動を抑制することができる。ECU90が、このように制御することにより、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速が変動した場合であっても、それに応じて、弁体40a、40bの開度を制御することにより、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速の差を小さくすることができるので、気筒内での流速の差も小さくすることができる。これにより、気筒内での吸気の双方が合流する位置の変動を抑制でき、気流のサイクル変動を抑制できる。これにより、安定した燃焼を実現できる。
次に、ECU90が実行する点火時期制御処理について説明する。図5は、ECU90が実行する点火時期制御処理の一例を示したフローチャートである。尚、この処理は、所定期間毎に繰り返し実行される。
ECU90は、流速センサ30a、30bからの出力に基づいて、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速に関する情報を取得する(ステップS21)。次に、ECU90は、この情報に基づいて、気筒内での気流の流速を推定する(ステップS22)。図6は、気筒内での気流の流速を推定するためのマップである。このマップは、予め実験などにより計測されたものであり、ECU90のROMに記憶されている。ECU90は、流速センサ30a、30bのそれぞれからの出力に基づいて、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速の平均値を算出する。図6に示すように、吸気ポート10a、10bのそれぞれを通過する吸気の流速の平均値が大きいほど、気筒内での気流の流速も大きくなる。従って、図6に示したマップに基づいて、ECU90は、気筒内での気流の流速を推定することができる。
次に、ECU90は、気筒内の気流の流速の推定結果に基づいて、着火遅れ期間を推定する(ステップS23)。着火遅れ期間とは、主燃料が噴射されて、この主燃料に着火するまでの期間をいう。図7は、着火遅れ期間を推定するためのマップである。気筒内での吸気の流速が大きいほど、燃料と酸素が十分に混ざり合い、燃料の微粒化が促進されて、着火遅れ期間は短くなる。気筒内での吸気の流速が小さい場合には、燃料と酸素との混ざり合いが不十分になるため、着火遅れ期間が長期化する。ECU90は、このマップを用いることにより、着火遅れ期間を推定することができる。なお、このマップは、予め実験などにより計測されたものであり、ECU90のROMに格納されている。
次に、ECU90は、着火遅れ期間を考慮して、点火プラグ57による点火時期を制御する(ステップS24)。具体的には、着火遅れ期間が長いほど、点火時期を進角側に制御する。このように、ECU90は、流速センサ30a、30bからの出力に応じて、点火時期を制御する。これにより、点火時期を進角側に制御することにより、各サイクルにおける主燃焼時期の変動を抑制でき、これにより安定した燃焼を実現できる。
次に、点火時期制御処理について具体的に説明する。図8は、点火時期制御処理の説明図である。図8(A)に示すように、吸気と燃料との混合気に対して点火プラグ57によって点火した場合、所定の着火遅れ期間を経過した後に、この混合気が燃焼を開始する。しかしながら、気筒内での気流の流速が比較的低速の場合、図8(B)に示すように、着火遅れ期間が長期化し、燃料が燃焼を開始する時期が遅れる。このように、サイクル毎にこのような変動が起こると、燃焼が不安定となる。従って、ECU90は、図8(C)に示すように、着火遅れ期間が長いほど、点火時期を進角側に制御する。これにより、吸気の流速が変動する場合であっても、主燃焼の開始時期を、各サイクル毎で略同一時期となるように制御することができる。これにより、安定した燃焼を実現できる。
次に、ECU90が実行する燃料噴射速度制御処理について説明する。図9は、ECU90が実行する燃料噴射速度制御処理の一例を示すフローチャートである。尚、この処理は、所定期間毎に繰り返し実行される。
ECU90は、まず、流速センサ30a、30bからの出力に基づいて、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過する吸気の流速に関する情報を取得する(ステップS31)。次に、ECU90は、この情報に基づいて、図6に示したマップに基づいて、気筒内での気流の流速を推定する(ステップS32)。次に、ECU90は、気筒内での流速の推定結果に基づいて、燃料の噴射速度を制御する(ステップS33)。図10は、気筒内での吸気の流速に応じて、燃料の噴射速度を制御するためのマップである。尚、このマップは、ECU90のROMに記憶されている。図10に示すように、ECU90は、気筒内での気流の流速が大きいほど、燃料の噴射速度が大きくなるように制御する。このように制御する理由を説明する前に、図1に示したように、燃料噴射弁59が設けられた位置について説明する。
前述したように、燃料噴射弁59は、排気ポート20a側に設けられている。詳細には、排気ポート20aと、図1において示されていない、もう一方の排気ポートとの間に設けられている。燃料噴射弁59が設けられた位置は、吸気ポート10a、10bのそれぞれを通過する吸気の流速が等しい場合には、この吸気の双方が気筒内で合流する位置である。従って、燃料噴射弁59は、吸気ポート10a、10bをそれぞれ通過して気筒内に流入した吸気が合流する位置に向けて燃料を噴射するように配置されている。これにより、燃料の噴射によって生じる気筒内の気流の乱れを、気筒内に流入した吸気が合流する位置に合わせることができる。これにより、燃料Fの噴射によって、気筒内での吸気の双方が合流する位置が変動するのを抑制できる。
また、気筒内での気流の流速が大きいほど、燃料の噴射速度が大きくなるように制御する理由は、前述したように、燃料噴射弁59は、上記の合流する位置に燃料を噴射するように設けられている。このため、気筒内での気流の流速が大きいほど燃料の噴射速度を大きくすることにより、気筒内での吸気の合流する位置周辺での気流の乱れを整流することができる。これにより、燃料と吸気との攪拌を十分に行うことができる。
尚、気筒内での流速の推定結果に基づいて、1サイクルあたりの燃料噴射回数を制御するようにしてもよい。例えば、気筒内での気流の流速が大きいほど、燃料噴射回数を増やすことにより、気筒内で燃料が断続的に噴射されるため、実質的な燃料噴射時間を長期間とすることができ、気筒内での吸気の合流する位置周辺での気流の流れを整流することができる。尚、この場合、ECU90が、燃料噴射回数制御手段に相当する。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
流速変更手段として、気筒内に旋回流を生じさせるための弁体を採用してもよい。
10a、10b 吸気ポート
30a、30b 流速センサ(検出手段)
40a、40b 弁体(流速変更手段)
50 エンジン(内燃機関)
59 燃料噴射弁
90 ECU(流速変更制御手段、検出手段、点火時期制御手段、燃料噴射速度制御手段、燃料噴射回数制御手段)
30a、30b 流速センサ(検出手段)
40a、40b 弁体(流速変更手段)
50 エンジン(内燃機関)
59 燃料噴射弁
90 ECU(流速変更制御手段、検出手段、点火時期制御手段、燃料噴射速度制御手段、燃料噴射回数制御手段)
Claims (5)
- 一の気筒と連通した第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過する吸気の流速の差を検出する検出手段と、
前記第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過する吸気の流速を変更可能な流速変更手段と、
前記第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過する吸気の流速の差が小さくなるように前記流速変更手段を制御する流速変更制御手段とを備えた、ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記検出手段の検出結果に応じて、点火時期を制御する点火時期制御手段を備えた、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記第1及び第2吸気ポートをそれぞれ通過して前記気筒内に流入した吸気が合流する位置に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁を備えた、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記検出手段の検出結果に応じて、前記燃料噴射弁から噴射される燃料の噴射速度を制御する燃料噴射速度制御手段を備えた、ことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記検出手段の検出結果に応じて、前記燃料噴射弁から噴射される1サイクルあたりの燃料噴射回数を制御する燃料噴射回数制御手段を備えた、ことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007270462A JP2009097447A (ja) | 2007-10-17 | 2007-10-17 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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ID=40700683
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Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016133029A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | 株式会社デンソー | 気筒内の気流速度算出装置 |
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2007
- 2007-10-17 JP JP2007270462A patent/JP2009097447A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016133029A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | 株式会社デンソー | 気筒内の気流速度算出装置 |
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