JP2009096140A - サーマルプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 構成の簡素化を図り、製造コストを削減した上で、記録紙の有無及びプラテンローラのセット状態を確実に検出する。
【解決手段】 記録紙を収容するフレーム10と、多数の発熱素子を有し、記録紙の幅方向に沿って設けられたサーマルヘッドと、記録紙を間に挟んだ状態でサーマルヘッドに対して周面が接触可能とされ、回転することで記録紙を送り出し、フレーム10に着脱可能に支持されたプラテンローラ13と、サーマルヘッドとプラテンローラ13との間に記録紙が介在しているか否かを検出するセンサ30と、プラテンローラ13の取り付け時において、センサ30を記録紙の検出可能領域まで移動させてON状態とするとともに、プラテンローラ13の取り外し時において、センサ30を記録紙の検出可能領域外まで移動させてOFF状態とするセンサ移動機構22と、を備えているサーマルプリンタ3を提供する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、記録紙に発熱したサーマルヘッドを押し付けることで印刷を行うサーマルプリンタに関するものである。特に、携帯型の各種情報機器に内蔵されるサーマルプリンタとして用いられる。
携帯型の情報端末等に搭載され、熱を加えると変色する特殊な記録紙に、熱したサーマルヘッドを押し付けることで印刷を行うサーマルプリンタは、現在様々な種類のものが数多く提供されている。特に、トナーやインク等を使用せずに、滑らかな文字の印刷や多彩なグラフィック印字ができるため、各種ラベル、レシートやチケットの印刷等に好適に使用されている。
このサーマルプリンタは、一般的に多数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、該サーマルヘッドを支持するヘッド支持体と、サーマルヘッドとの間に記録紙を挟むプラテンローラと、歯車を介してプラテンローラを回転させて記録紙を送り出すモータと、サーマルヘッドを記録紙及びプラテンローラ側に押し付ける付勢体(コイルバネや板バネ等)とを備えている。
印刷を行う際には、モータによりプラテンローラを回転させて記録紙を送り出しながら、サーマルヘッドを記録紙に押し付ける。これにより、上述したような各種の印刷を行うことができる。近年では、感熱ラインドット方式と呼ばれるものも採用されており、静音で高速印字可能なものが提供されている。
ところで、従来のサーマルプリンタにあっては、基本的に2種類のセンサが設けられており、一方のセンサで記録紙の有無を検出し、他方のセンサでプラテンローラがセットされたか否かを検出するように構成されている。
このように2つのセンサを設けるのは、サーマルプリンタでは制御回路側から印字情報がサーマルヘッドに送信され該印字情報に対応して発熱素子が加熱されるからである。つまり、記録紙が無いまたはプラテンローラがサーマルヘッドに接触していない状態で印字した場合、記録紙に正確な印字をすることができないまま、印字処理が実行されてしまい、印字情報が消滅してしまうからである。
より詳述に説明すると、プラテンローラをサーマルヘッドから離した状態で発熱素子が駆動され加熱され続けると、発熱素子から記録紙に熱が伝達されずに逃げないため、サーマルヘッドをプラテンローラに押圧した状態と比べて発熱素子が高温に加熱される。したがって、発熱素子に大きなダメージを与えることになり耐久性が低下するという不具合もある。
また、記録紙が無い状態で発熱素子が駆動され加熱されると、プラテンローラがサーマルヘッドに押圧された際に、プラテンローラが直接加熱されてしまいプラテンローラに大きなダメージを与えることになる。
従来、2つのセンサを設けたサーマルプリンタに関する発明として、プリンタ本体へのカバーの開閉を検出する機械式スイッチ等のロック検出センサと、フォトインタラプタなどの反射光を利用した記録紙検出センサとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、プリンタに記録紙をセットした後、プリンタ本体のカバーを閉じた際に、記録紙の有無の状態と、ロックの有無の状態とそれぞれを確実に検出することができる。
特開2002−46322号公報
しかしながら、上述したサーマルプリンタにあっては、記録紙の有無の検出と、サーマルヘッドに対するプラテンローラの位置の検出とを2つのセンサで行っている。そのため、センサの配線設計との兼ね合いで制約を受けてしまい、設計の自由度が下がるという問題が生じていた。また、センサを複数使用するため、センサに関係するコストが上がってしまい、製品価格が高くなるという不都合もあった。しかも、2つのセンサの状態を監視する回路が必要となるので、回路構成が複雑になるうえ、さらなるコスト高を招いてしまうという課題があった。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、構成の簡素化を図り、製造コストを削減した上で、記録紙の有無及びプラテンローラのセット状態を確実に検出することができる高性能なサーマルプリンタを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明に係るサーマルプリンタは、記録紙を収容する筐体と、多数の発熱素子を有し、前記記録紙の幅方向に沿って設けられたサーマルヘッドと、前記記録紙を間に挟んだ状態で前記サーマルヘッドに対して周面が接触可能とされ、回転することで前記記録紙を送り出し、前記筐体に着脱可能に支持されたプラテンローラと、前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に前記記録紙が介在しているか否かを検出するセンサと、前記プラテンローラの取り付け時において、前記センサを前記記録紙の検出可能領域まで移動させてON状態とするとともに、前記プラテンローラの取り外し時において、前記センサを前記記録紙の検出可能領域外まで移動させてOFF状態とするセンサ移動機構と、を備えていることを特徴とするものである。
本発明に係るサーマルプリンタにおいては、センサ移動機構により、記録紙の有無及びプラテンローラのセット状態の検出を同時に行うことができる。つまり、プラテンローラの取り付けを行うと、センサ移動機構によって、センサが記録紙の検出可能領域まで移動してON状態(作動状態)となる。これにより、これ以降の記録紙の有無を検出することができる。特に、プラテンローラを取り付けた時に、センサによって記録紙が「有」と検出された場合には、プラテンローラのセットによってセンサが検出可能領域まで移動したということなので、プラテンローラが確実にセットされたと判断することができる。その反対に記録紙が残っているにもかかわらず、プラテンローラを取り付けた時に、センサが「無」と検出した場合には、プラテンローラが正しくセットされていないと判断できる。
このように、センサ移動機構を備えているので、センサが1つであっても、記録紙の有無及びプラテンローラのセット状態の検出を同時に行うことができる。したがって、従来のようにセンサを2つ以上設ける場合に比べて、構成の簡素化を図ることができるとともに、製造コストを削減した上で、高性能なサーマルプリンタを提供することができる。
また、従来に比べて、センサに関連する回路構成を簡略化できるので、設計の自由度を向上させてレイアウト性を向上させることができる。
また、プラテンローラの取り外しを行うと、センサ移動機構によってセンサが記録紙の検出可能領域外に移動する。そのため、センサを無駄に作動させることがない。つまり、センサのONとOFFとを明確に切り替えることができる。よって、省電力化を図ることができる。
本発明に係るサーマルプリンタは、上記サーマルプリンタにおいて、前記センサ移動機構が、前記プラテンローラの両端側に設けられ、該プラテンローラの着脱方向に移動可能な一対の昇降ピンと、前記プラテンローラを押し上げるように、前記一対の昇降ピンを付勢する付勢部材と、前記一対の昇降ピンの各々に機械的に連結され、前記昇降ピンの移動に同期して回動するレバーと、前記センサを保持した状態で、前記レバーの先端に両レバー同士を連結するように設けられ、両レバーの回動に同期して保持した前記センサを前記検出可能領域と前記検出可能領域外との間で移動させるベース部と、を備えていることを特徴とするものである。
本発明に係るサーマルプリンタにおいては、プラテンローラを取り付けると、このときの押圧力によって一対の昇降ピンが付勢力に抗する力で押されるので、移動する。これにより、レバーが回動するとともに、ベース部が保持したセンサを検出可能領域に移動させる。このように、プラテンローラの取り付け時に生じる押圧力に同期して、センサが保持されたベース部を記録紙の検出可能領域まで移動させることで、プラテンローラのセット状態と記録紙の有無の検出とを同時に行うことができる。特に、プラテンローラのセット状態を機械的な動作により検出できるので、従来のように電気的に検出する場合と比べて、検出の確実性をより向上することができる上、構成の簡素化を図ることができる。
また、昇降ピンがプラテンローラの両端側に設けられているため、プラテンローラの何れか一端側のみがセットされた場合、一端側のレバーが正常に回動しても、他端側のレバーは正常に回動することはない。つまり、プラテンローラが正しくセットされないと、センサが検出可能領域まで移動することがないため、サーマルプリンタが作動することがない。したがって、サーマルプリンタの誤作動を防いで、信頼性を向上させることができる。
本発明に係るサーマルプリンタは、上記サーマルプリンタにおいて、前記ベース部と、前記レバーとが、相対的にスライド可能に連結されていることを特徴とするものである。
本発明に係るサーマルプリンタにおいては、レバーと、ベース部とが相対的に対してスライド可能に構成されているため、レバーが回動することで、ベース部がレバー上をみかけ上スライドする。したがって、レバーの回動が許容され、スムーズに回動させることができる。よって、プラテンローラの着脱動作を円滑に行うことができる。
本発明に係るサーマルプリンタは、上記サーマルプリンタにおいて、前記センサが、フォトインタラプタセンサであることを特徴とするものである。
本発明に係るサーマルプリンタにおいては、記録紙の有無を検出するセンサがフォトインタラプタであるため、検出可能領域をセンサから発光される光の焦点距離により規定することができる。
本発明に係るサーマルプリンタによれば、センサ移動機構を備えているので、センサが1つであっても、記録紙の有無及びプラテンローラのセット状態の検出を同時に行うことができる。したがって、従来のようにセンサを2つ以上設ける場合に比べて、構成の簡素化を図ることができるとともに、製造コストを削減した上で、高性能なサーマルプリンタを提供することができる。
また、従来に比べて、センサに関連する回路構成を簡略化できるので、設計の自由度を向上させてレイアウト性を向上させることができる。
以下、本発明に係るサーマルプリンタの実施形態を、図1から図8を参照して説明する。図1は、本発明に係るサーマルプリンタを備えた情報端末の外観斜視図である。なお、本実施形態では、サーマルプリンタを、宅配業者が顧客先でカード決済することが可能な携帯型の情報端末に搭載した場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、本実施形態の情報端末1は、ケース本体2と、該ケース本体2の内部に収納されたサーマルプリンタ3と、ケース本体2の表面に設けられて、複数のキーボタンで構成される入力部4及び各種の情報を表示する液晶表示部5と、図示しない磁気カードを挿し込んだ際に該磁気カードの磁気記録部からデータを読み取る読取部6と、ロール状に巻回された記録紙Pを収納する記録紙収納部7と、サーマルプリンタ3のプラテンローラ13を軸支し、該プラテンローラ13と共に開閉可能なカバー部8とを備えている。
図2は、図1に示すサーマルプリンタを上方側から見ており、プラテンローラの取り外し時を示す外観斜視図であり、図3はプラテンローラの取り付け時を示す外観斜視図である。
図2,3に示すように、上記サーマルプリンタ3は、記録紙P(図3参照)の幅方向に対向配置された一対の側壁部10aを有するフレーム(筐体)10と、多数の発熱素子を有し、記録紙Pの幅方向に延びたサーマルヘッド11と、該サーマルヘッド11を支持する導電性のヘッド支持体12と、記録紙Pを間に挟んだ状態でヘッド支持体12に対して周面が接触可能とされ、一対の側壁部10aの間に回転自在に支持されたプラテンローラ13と、該プラテンローラ13を回転させて、記録紙Pを送り出す駆動手段14と、フレーム10とヘッド支持体12との間に設けられ、ヘッド支持体12をプラテンローラ13に向けて付勢した状態で支持する導電性のコイルバネ15と、表面に図示しない配線パターンが設けられ、サーマルヘッド11に電気的に接続されて信号を送るフレキシブル基板16とを備えている。
フレーム10は、ポリカーボネート等のプラスチックの射出成型品であり、略直方体状に形成されているとともに、その上面側にはプラテンローラ13を収納する収納部10bが形成されている。そして、この収納部10bを間にして上記一対の側壁部10aが対向した形で形成されている。
各側壁部10aには、その上部周縁から高さ方向に切り込まれた凹部10dが形成されており、ここにプラテンローラ13の後述する軸受部13aが収容される。側壁部10aの内面側には、収納部10b内に設けられた図示しない付勢部材を介してロックアーム17が設けられている。このロックアーム17は、付勢部材を介して凹部10d側へ常に付勢力が作用するようになっており、ロックアーム17の周縁と凹部10dの周縁との間にプラテンローラ13の軸受部13aを挟み込むようになっている。
また、フレーム10は、記録紙収納部7(図1参照)内であって、ロール状に巻回された記録紙Pの上方に位置するように取り付けられている。つまり記録紙Pは、フレーム10の下面側から上面側に送り出されるようになっている。
プラテンローラ13は、シャフトにゴム等からなるローラ本体13cが外装されたものである。シャフトの両端部には、軸受部13aが装着されており、この軸受部13aが、カバー部8を閉じたときに、一対の側壁部10aの凹部10d内に嵌って回転可能に支持されるようになっている。また、プラテンローラ13の一端側には従動ギア13dが固定されており、一対の側壁部10aに支持されたときに、フレーム10側に取り付けられた図示しない歯車伝達機構に噛合するようになっている。この歯車伝達機構は、モータ21に接続されており、該モータ21からの回転駆動力を従動ギア13dに伝達している。これによりプラテンローラ13は、一対の側壁部10aに支持された状態で回転し、記録紙Pをフレーム10の下面側から上面側に送り出すことができるようになっている。これら歯車伝達機構及びモータ21は、上記駆動手段14を構成している。
サーマルヘッド11は、プラテンローラ13に対向するように配置された状態でヘッド支持体12に支持されている。また、このヘッド支持体12とフレーム10との間には、2つのコイルバネ15が設けられており、ヘッド支持体12をプラテンローラ13側に向けて常に付勢している。よって上述したように、記録紙Pを間に挟んだ状態でプラテンローラ13の周面がサーマルヘッド11に対して接触するようになっている。
フレキシブル基板16は、その表面に配線パターンが形成されており、この配線パターンがサーマルヘッド11やモータ21等に適宜電気的に接続されている。また、フレキシブル基板16の基端側は、配線パターンの端子部16aとなっており、情報端末1の図示しない制御部に接続されている。これによりサーマルヘッド11やモータ21は、配線パターンを介して電力や制御信号等が入力されて作動するようになっている。
図4,5は、図3のA−A’線に相当する断面図であり、図6は、本発明の実施形態におけるセンサ移動機構の要部斜視図である。また、図7は図5のB部拡大図であり、図8は図6のC部拡大図である。なお、図6〜8においては、説明を分かりやすくするため、センサ30等の部材を省略する。
ここで、図4〜8に示すように、収納部10b内には、センサ移動機構22が設けられている。このセンサ移動機構22は、プラテンローラ13の両端側に設けられ、プラテンローラ13の着脱方向に移動可能な一対の昇降ピン32と、プラテンローラ13を押し上げるように、一対の昇降ピン32を付勢する付勢部材31と、一対の昇降ピン32の各々に機械的に連結され、昇降ピン32の移動に同期して回動するベースアップレバー(レバー)33と、センサ30を保持した状態で、ベースアップレバー33の先端に両ベースアップレバー33同士を連結するように設けられ、両ベースアップレバー33の回動に同期して保持したセンサ30を検出可能領域と検出可能領域外との間で移動させるベース部34と、を備えている。
昇降ピン32は断面視略矩形の平板であり、その内面の下部、つまり対向する昇降ピン32の対向面には、長手方向に沿ってギア43が形成されている。昇降ピン32の下端と収納部10b内の下面との間には、付勢部材31が設けられており、昇降ピン32は、この付勢部材31を介してプラテンローラ13の着脱方向、つまり上方に向けて付勢されている。一方、昇降ピン32の上端は、フレーム10の側壁部10aとロックアーム17との間に形成された貫通孔42から突出している。すなわち、プラテンローラ13を取り付けた際に、昇降ピン32の上端面と軸受部13aの周面とが当接して押圧されることにより、昇降ピン32は上下動可能に構成されている。
ベースアップレバー33は、収納部10b内に固定されたシャフト46に回動可能に支持された円筒部材47を備えている。円筒部材47の外周面には、その約3/4周に亘ってギア44が形成されている。ギア44は、上述した昇降ピン32のギア43に噛合しており、昇降ピン32とギア43とにより、昇降ピン32の上下方向の移動に同期して回動する、いわゆるラック・ピニオン機構を構成している。また、円筒部材47の外周面の約1/4周には、レバー本体45が形成されている。このレバー本体45は、円筒部材47の幅方向に亘って形成され、昇降ピン32と交差する方向に延出する略三角柱形状の板材であり、先端に向かうにつれ先細るテーパ形状に形成されている。レバー本体45の先端にはレバー本体45の両側からシャフト46と平行に延びる係止ピン48が形成されている。なお、ベースアップレバー33は、プラテンローラ13の取り付け前において、収納部10bの下面とレバー本体45の下面とが略平行で、かつ近接した状態に支持されている(図4参照)。
ベース部34は、一対のベースアップレバー33を連結するように設けられ、その上面にセンサ30が配置された配置台34aと、配置台34aの短手方向の両側から垂直に屈曲形成された一対の側面34bとで構成された側面視コ字状の部材である。
各側面34bの長手方向に沿う両側には、一対の係止孔34cが形成されている。この係止孔34cは平面視矩形状の長孔であり、ここに上述した係止ピン48が係止される(図6中鎖線参照)。つまり、図8に示すように、ベースアップレバー33が回動すると、一対のベースアップレバー33の先端が接近するが、この時、係止ピン48が係止孔34c内を相対的にスライドすることで、ベース部34が上下方向に移動可能に構成されている。
配置台34aは、平面視矩形状の部材であり、図4,5に示すように、その表面には上述したフレキシブル基板16が延出している。配置台34a上には、フレキシブル基板16を介してフォトインタラプタ等のセンサ30が配置されている。このセンサ30は、ベース部34が最上部まで移動した時に、収納部10bの中央部に形成された貫通孔10c内に侵入して、記録紙Pに接近するようになっている。つまり、センサ30は、記録紙Pを検出することができる検出可能領域に配置された状態となり、この位置で記録紙Pがサーマルヘッド11とプラテンローラ13との間に介在しているか否かを検出するようになっている。
なお、サーマルプリンタ3には、ロックアーム17の付勢部材の付勢力に抗する力を作用させ、プラテンローラ13を一対の側壁部10aから離脱させる図示しない解除レバーが取り付けられている。この解除レバーは、ケース本体2に表面に露出して宅配業者が手動で操作できるようになっている。さらに解除レバーを操作してプラテンローラ13を離脱させると、図1に示すようにプラテンローラ13と共にカバー部8が開くようになっている。これにより、例えば記録紙Pを交換したとき際にプラテンローラ13とサーマルヘッド11との間に簡単に記録紙Pを挟み込むことができるようになっている。
次に、作用を説明する。まず、情報端末1を利用して、宅配業者が顧客先でカード決済するとともに、サーマルプリンタ3を利用して決済情報を記録紙Pに印字する場合について説明する。
宅配先で顧客からカードを受け取った宅配業者は、磁気カードをカード読取部6に挿し込んで、磁気記録部内のデータを読み取る。また、液晶表示部5内に表示された各種の情報を確認しながら入力部4で適宜操作を行い、決済を完了させる。決済の完了後、その旨を記録紙Pに印字させる。
まず、フレキシブル基板16の配線パターンを介して制御部からモータ21に信号が出力されて、該モータ21及び歯車駆動機構からなる駆動手段14を作動させる。この駆動手段14の作動により、従動ギア13dを介してプラテンローラ13が回転し始める。これによって、プラテンローラ13の周面とサーマルヘッド11との間に挟まれた記録紙Pが、フレーム10の下面側から上面側、即ち、情報端末1の上面側に向けて送り出される。
また、これと同時にフレキシブル基板16の配線パターンを介して制御部からサーマルヘッド11に信号が出力されて、該サーマルヘッド11を作動させる。これにより、多数の発熱素子が適宜熱を発する。この際、サーマルヘッド11は、ヘッド支持体12を介してコイルバネ15によってプラテンローラ13に向けて付勢されているので、送り出された記録紙Pに対して各種の文字や図形等を明瞭に印刷することができる。その結果、決済情報を記録紙Pに印字することができる。
ここで、上述のサーマルプリンタ3における記録紙Pの検出方法並びに、プラテンローラ13のセット状態の検出方法について説明する。
まず、サーマルプリンタ3を使用するにあたって、プラテンローラ13をセットする。具体的には、図4に示す状態からプラテンローラ13を押し込んで、その両端の軸受部13aを側壁部10aの凹部10d内へ嵌め込む。すると、ロックアーム17の付勢部材に、その付勢力に抗する力が作用し、凹部10dとロックアーム17との間が離間する。そして、プラテンローラ13は、ロックアーム17の先端が軸受部13aに摺接しながら凹部10d内に嵌まり込むことで、再びロックアーム17が凹部10dに接近し、軸受部13aを挟み込むように保持するようになっている。これにより、図3,5に示すように、プラテンローラ13をセットすることができる。
ここで、上述したプラテンローラ13の取り付け時において、プラテンローラ13を下方(凹部10d内)に向けて押し込むと、軸受部13aの下面側が昇降ピン32の上端面に当接し、このときの押圧力によって一対の昇降ピン32が付勢力に抗する力で押される。これにより、昇降ピン32が下方に押し下げられる。昇降ピン32が下方に押し下げられると、昇降ピン32のギア43に噛合しているベースアップレバー33がシャフト46を中心として回動し、レバー本体45の先端が上方に移動する。
この時、図6〜8に示すように、ベースアップレバー33がシャフト46を中心として回動することで、レバー本体45の先端同士が接近するが、レバー本体45の係止ピン48がベース部34の係止孔34c内をみかけ上スライドすることで、レバー本体45の移動が許容される。これにより、レバー本体45がベース部34に対して相対的に内側に移動することとなり、これに伴いベース部34が収納部10bの下面と平行状態を維持したまま上方へ移動する。
そして、図5に示すように、ベース部34が上方へ移動すると、ベース部34の配置台34aに配置したセンサ30を収納部10bの貫通孔10c内に侵入させて、記録紙Pの検出可能領域まで移動させることができる。このように、プラテンローラ13の取り付け時に生じる押圧力に同期して、センサ30が保持されたベース部34を記録紙Pの検出可能領域まで移動させることができる。
ここで、上述した記録紙Pの検出可能領域とは、センサ30により記録紙Pの有無が検出できる領域を示している。本実施形態においては、センサ30にフォトインタラプタを用いているため、記録紙Pの検出可能領域をセンサ30から発光される光の焦点距離により規定することができる。
そして、センサ30が検出可能領域に移動したことで、サーマルプリンタ3がON状態(作動状態)となり、これ以降の記録紙Pの有無をセンサ30によって検出することができる。その結果、サーマルプリンタ3が作動して記録紙Pへの印字が可能になる。特に、プラテンローラ13を取り付けた時に、記録紙Pがセンサ30によって「有」と検出された場合には、プラテンローラ13のセットによってセンサ30が検出可能領域まで移動したということなので、プラテンローラ13が確実にセットされたと判断することができる。
一方、検出可能領域まで移動したセンサ30により記録紙Pが検出できなかった場合、プラテンローラ13とサーマルヘッド11との間に記録紙Pが介在していないと判断し、サーマルプリンタ3がOFF状態となり、サーマルプリンタ3は作動しないようになっている。また、記録紙Pが残っているにもかかわらず、センサ30によって記録紙Pが「無」と検出された場合には、プラテンローラ13が正しくセットされていないと判断することができる。このように、センサ30が1つであっても、プラテンローラ13のセット状態の検出と、プラテンローラ13とサーマルヘッド11との間の記録紙Pの有無の検出とを同時に行うことができる。
また、プラテンローラ13を取り外す場合には、解除レバーを操作して付勢部材の付勢力に抗する力を作用させ、ロックアーム17を移動させる。すると、一対の昇降ピン32が付勢部材31によって押し上げられるように移動するので、プラテンローラ13が凹部10dから離脱する。プラテンローラ13が離脱すると、上述とは逆の作用により、センサ30が記録紙Pの検出可能領域外へ移動する。具体的には、昇降ピン32が付勢部材31により付勢されることで上方へ移動すると、ベースアップレバー33が回動してベース本体45が下方へ移動する。これにより、レバー本体45の先端同士が離間するが、レバー本体45の係止ピン48がベース部34の係止孔34c内をスライドすることで、レバー本体45の移動が許容される。その結果、レバー本体45がベース部34に対して相対的に外側に移動することとなり、これに伴いベース部34が下方の記録紙Pの検出可能領域外へ移動する。これにより、記録紙Pの有無が確認できなくなるため、サーマルプリンタ3がOFF状態となり、サーマルプリンタ3は作動しないようになっている。
ところで、従来のサーマルプリンタにあっては、通常、記録紙の検出を行うセンサの他に、プラテンローラが確実にセットされたか否かを検出するセンサが設けられているものである。プラテンローラが確実にセットされず、プラテンローラが傾いた状態、例えば、プラテンローラの何れか一端側は凹部内に支持されて、他端側が凹部内に支持されていない状態になると、プラテンローラとサーマルヘッドとが離間した状態で発熱素子が駆動され加熱され続ける。その結果、発熱素子から記録紙に熱が伝達されずに逃げないため、サーマルヘッドをプラテンローラに押圧した状態と比べて発熱素子が高温に加熱される。したがって、発熱素子に大きなダメージを与えることになり耐久性が低下するという不具合もある。
これに対して、本実施形態のサーマルプリンタ3によれば、記録紙Pが残っているにもかかわらず、プラテンローラ13を取り付けた時に、センサ30が記録紙Pを「無」と検出した場合には、プラテンローラ13が正しくセットされていないと判断できる。
より詳述に説明すると、プラテンローラ13が正しくセットされていない場合、昇降ピン32を均等に押し下げることができなくなり、その結果、ベースアップレバー33の回動量に差が生じる。これにより、センサ30が傾いた状態、つまり、ベース部34と収納部10bの下面とが平行でない状態で上方へと移動するため、センサ30が記録紙Pの検出可能領域まで正常に移動できなくなる。よって、センサ30による記録紙Pの検出が行えなくなるため、プラテンローラ13が確実にセットされていないと判断し、サーマルプリンタ3がOFF状態になる。その結果、サーマルプリンタ3は作動しないようになっている。
したがって、本実施形態のサーマルプリンタ3によれば、センサ移動機構22を備えているので、センサが1つであっても、記録紙Pの有無及びプラテンローラ13のセット状態の検出を同時に行うことができる。したがって、従来のようにセンサを2つ以上設ける場合に比べて、構成の簡素化を図ることができるとともに、製造コストを削減した上で、高性能なサーマルプリンタを提供することができる。
また、従来に比べて、センサに関連する回路構成を簡略化できるので、設計の自由度を向上させてレイアウト性を向上させることができる。
また、プラテンローラ13の取り外しを行うと、センサ移動機構22によってセンサ30が記録紙Pの検出可能領域外に移動する。そのため、センサ30を無駄に作動させることがない。つまり、センサ30のONとOFFとを明確に切り替えることができる。よって、省電力化を図ることができる。
また、プラテンローラ13の取り付け時に生じる押圧力に同期して、センサ30が保持されたベース部34を記録紙Pの検出可能領域まで移動させることで、プラテンローラ13のセット状態と記録紙Pの有無の検出を同時に行うことができる。このように、センサ移動機構22が、プラテンローラ13のセット状態を機械的な動作により検出することで、従来のように電気的に検出する場合と比べて、検出の確実性を維持した上で、構成の簡素化を図ることができる。
また、昇降ピン32がプラテンローラ13の両端側に設けられているため、プラテンローラ13の何れか一端側のみがセットされた場合、一端側のベースアップレバー33が正常に回動しても、他端側のベースアップレバー33は正常に回動することはない。
また、昇降ピン32がプラテンローラ13の両端側に設けられているため、プラテンローラ13の何れか一端側のみがセットされた場合、一端側のベースアップレバー33が正常に回動しても、他端側のベースアップレバー33は正常に回動することはない。つまり、プラテンローラ13が正しくセットされないと、センサ30が検出可能領域まで移動することがないため、サーマルプリンタ3が作動することがない。したがって、サーマルプリンタ3の誤作動を防いで、信頼性を向上させることができる。
さらに、ベースアップレバー33と、ベース部34とが相対的にスライド可能に構成されているため、ベースアップレバー33が回動することで、ベース部34がベースアップレバー33上をみかけ上スライドする。したがって、ベースアップレバー33の回動が許容され、スムーズに回動させることができる。よって、プラテンローラ13の着脱動作を円滑に行うことができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、本実施形態では、センサを保持したベース部を、ベースアップレバーを用いて移動させる場合について説明したが、プラテンローラのセット状態に応じてセンサを記録紙の検出可能領域外から検出可能領域まで移動させるような構成であれば、適宜設計変更が可能である。例えば、センサを保持したベース部を、板バネを介して移動させるような構成としてもよい。
本発明に係るサーマルプリンタを備えた情報端末の外観斜視図である。 図1に示すサーマルプリンタを上方側から見ており、プラテンローラの取り外し時を示す外観斜視図である。 図1に示すサーマルプリンタを上方側から見ており、プラテンローラの取り付け時を示す外観斜視図である。 図3のA−A’線に相当する断面図である。 図3のA−A’線に相当する断面図である。 本発明の実施形態におけるセンサ移動機構の要部斜視図である。 図4のB部拡大図である。 図5のC部拡大図である。
符号の説明
3サーマルプリンタ 10フレーム(筐体) 11サーマルヘッド 13プラテンローラ30センサ 32昇降ピン 33ベースアップレバー(レバー) 34ベース部 31付勢部材 P記録紙

Claims (4)

  1. 記録紙を収容する筐体と、
    多数の発熱素子を有し、前記記録紙の幅方向に沿って設けられたサーマルヘッドと、
    前記記録紙を間に挟んだ状態で前記サーマルヘッドに対して周面が接触可能とされ、回転することで前記記録紙を送り出し、前記筐体に着脱可能に支持されたプラテンローラと、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に前記記録紙が介在しているか否かを検出するセンサと、
    前記プラテンローラの取り付け時において、前記センサを前記記録紙の検出可能領域まで移動させてON状態とするとともに、前記プラテンローラの取り外し時において、前記センサを前記記録紙の検出可能領域外まで移動させてOFF状態とするセンサ移動機構と、を備えていることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記センサ移動機構は、前記プラテンローラの両端側に設けられ、該プラテンローラの着脱方向に移動可能な一対の昇降ピンと、
    前記プラテンローラを押し上げるように、前記一対の昇降ピンを付勢する付勢部材と、
    前記一対の昇降ピンの各々に機械的に連結され、前記昇降ピンの移動に同期して回動するレバーと、
    前記センサを保持した状態で、前記レバーの先端に両レバー同士を連結するように設けられ、両レバーの回動に同期して保持した前記センサを前記検出可能領域と前記検出可能領域外との間で移動させるベース部と、を備えていることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記ベース部と、前記レバーとは、相対的にスライド可能に連結されていることを特徴とする請求項2記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記センサは、フォトインタラプタセンサであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
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