JP2009095902A - 打撃工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】打撃工具において、工具ビットの先端周辺領域を確実に照射する上で有効な技術を提供する。
【解決手段】モータ111の回転軸線方向と交差する方向に直線状に動作することで工具ビット119を駆動する駆動機構113とを有する。モータ111を収容するとともに当該モータの回転軸線方向に延在する第1のハウジング105と、駆動機構113を収容するとともに工具ビット119の長軸方向に延在され、かつ先端領域には工具ビット119が装着可能とされた第2のハウジング107は、互いに交差状に連接されている。照明装置151を更に有する。照明装置151は、工具ビット119の先端を含む当該工具ビット119の先端周辺領域を照らす発光部と、発光部に電流を供給する電線を有し、発光部は、第1のハウジング105の連接領域と対向する端部領域に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被加工材に直線状のハンマ作業を行う打撃工具において、夜間あるいは暗所等の作業場所でのハンマ作業に好適に用いられる照明技術に関する。
打撃工具において、暗所等でのハンマ作業を支障なく行えるようにするために照明具を備える技術は、例えば特開2003−117854号公報(特許文献1)に開示されている。公報に記載の打撃工具は、先端(前端)領域にハンマビットが装着された工具本体の後端部、すなわちハンマビットの反対側に、工具本体の長軸方向と交差する方向へと延在するハンドグリップが備えられる構成のハンマにおいて、ハンドグリップの端部にハンマビットの先端領域(加工作業部位)を照射する照明具を備える構成である。
ところが、ハンドグリップに照明具を配置する構成の場合、作業者によるハンドグリップの握り方によっては、手指で光が遮られる可能性があり、この点でなお改良の余地がある。
特開2003−117854号公報
本発明は、打撃工具において、工具ビットの先端周辺領域を確実に照射する上で有効な技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る打撃工具の好ましい形態は、工具ビットの長軸方向の打撃動作により被加工材に所定の加工作業を行う打撃工具において、工具本体と、グリップ部と、モータと、駆動機構と、を有する。工具本体は、第1のハウジングと第2のハウジングを有する。グリップ部は、工具本体に連接される。駆動機構は、モータの回転出力を直線運動に変換してモータの回転軸線方向と交差する方向に直線状に動作することで工具ビットを直線状に駆動する。第1のハウジングは、モータを収容するとともに当該モータの回転軸線方向に延在される。第2のハウジングは、駆動機構を収容するとともに、工具ビットの長軸方向に延在され、先端領域には工具ビットが装着可能とされる。そして第1のハウジングと第2のハウジングは、互いに交差状に連接され、これによって工具本体が構成される。なお、本発明における「所定のハンマ作業」とは、工具ビットが直線状の打撃動作のみを行うハンマ作業のみならず、直線状の打撃動作と周方向の回転動作とを行うハンマドリル作業を包含する。
本発明に係る打撃工具の好ましい形態によれば、照明装置を更に有する。照明装置は、工具ビットの先端を含む当該工具ビットの先端周辺領域を照らす発光部と、発光部に電流を供給する電線を有する。そして発光部は、第1のハウジングの連接領域と対向する端部領域に配置された構成とされる。このように、照明装置の発光部を第1のハウジングの端部領域に配置することによって、発光部は当該発光部から照射される光によって工具ビットの先端周辺領域、すなわち工具ビットによる被加工材の加工作業部位を照らすことが可能な照射可能領域に配置される。なお、本発明における「発光部」とは、典型的には光源と当該光源が装着収容されるケースによって構成される。そして、「光源」としては、LEDライト、白熱電球、蛍光灯等を好適に適用することができる。
本発明によれば、照明装置の発光部を第1のハウジングの端部領域に設置したことにより、夜間あるいは暗所等でのハンマ作業あるいはハンマドリル作業時において、作業者の手指で発光部の光が遮られることもなく、工具ビットの先端周辺領域を発光部により確実に照らすことが可能となり、当該作業を明るい状態で行うことができる。これにより、暗所等での加工作業の作業性を向上する上で有効な打撃工具が提供される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、工具ビットの長軸方向と交差する方向から第1のハウジングに組み付けられるブラシホルダユニットを更に有し、ブラシホルダユニットは、少なくとも弾性変形可能なベース部を有する構成とされる。そしてブラシホルダユニットは、第1のハウジングに組み付けられた状態では、発光部をベース部によって組み付け方向から弾発状に押さえ込み、これにより発光部の動きを規制する構成とした。なお、本発明における「弾性変形可能なベース部」とは、ベース部を構成する材料自体が弾性を有する態様や形状的にあるいは構造的に弾性を発揮するように構成される態様を好適に包含する。
本発明によれば、ブラシホルダユニットにおけるベース部の弾性を利用して発光部を押さえ付けることで、当該発光部の動きを規制する構成としている。これにより、加工作業時に生じ易い発光部のガタツキによる光の振れを防止し、工具ビットの先端周辺領域を安定的に照射することができる。また、ブラシホルダユニットという機能部品を、照明具の押え具として活用するため、専用の押え具を別途に設定する構成に比べて、部品点数を削減し、構造の簡素化あるいはコストの低減化に有効となる。
また、本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、第1のハウジングと当該第1のハウジングに組み付けられたブラシホルダユニットによって電線を収容する収容経路を構成した。
工具本体を構成する第1のハウジングと第2のハウジングが、工具ビットが装着される先端領域の反対側において互いに交差状に連接された構成の打撃工具では、モータを収容する第1のハウジングの端部領域(ブラシホルダユニット配置側)に冷却用の外気を吸入する吸気窓を設定することがある。このため、コンクリート製の壁や床等に対する打撃工具による加工作業時において、当該加工作業に伴い発生する粉塵が外気と共に吸気窓からハウジング内に吸入され、当該粉塵によって照明装置の電線が傷付く可能性がある。しかるに、本発明によれば、第1のハウジングとブラシホルダユニットによって構成される収容経路に照明装置の電線を収容できるため、ブラシホルダユニットによって電線に対する粉塵の直接的な干渉を防止し、電線の耐久性を向上することができる。
本発明によれば、打撃工具において、工具ビットの先端周辺領域を確実に照射する上で有効な技術が提供されることとなった。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照しつつ、詳細に説明する。本実施の形態は、打撃工具の一例として電動式ハンマドリルを用いて説明する。図1には本実施の形態に係る電動式ハンマドリルの全体構成が一部に断面を含む側面図として示される。図2は図1におけるA部の拡大図である。また、図3及び図4はハウジングカバーが取り外された状態のモータハウジングを下方(図1の下側)から見た図であり、図3はブラシホルダユニット取付前を示し、図4はブラシホルダユニット取付後を示している。
図1に示すように、本実施の形態に係るハンマドリル101は、概括的に見て、ハンマドリル101の外郭を形成する本体部103と、当該本体部103の先端領域(図示左側)にツールホルダ(便宜上図示を省略する)を介して着脱自在に取付けられたハンマビット119と、本体部103のハンマビット119の反対側に連接された使用者が握るハンドグリップ109とを主体として構成されている。本体部103は、本発明における「工具本体」に対応し、ハンマビット119は、本発明における「工具ビット」に対応し、ハンドグリップ109は、本発明における「グリップ部」に対応する。ハンマビット119は、ツールホルダによってその長軸方向への相対的な往復動が可能に、かつその周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される。なお説明の便宜上、ハンマビット119側を前、ハンドグリップ109側を後といい、ハンマビット119の長軸方向と交差する縦方向を上下方向という。
本体部103は、駆動モータ111を収容したモータハウジング105と、運動変換機構113、打撃要素115及び動力伝達機構117を収容したギアハウジング107とによって構成されている。駆動モータ111は、本発明における「モータ」に対応する。また、モータハウジング105は、本発明における「第1のハウジング」に対応し、ギアハウジング107は、本発明における「第2のハウジング」に対応する。駆動モータ111は、回転軸線が本体部103の長軸方向(すなわち、ハンマビット119の長軸方向)と概ね直交する縦方向(図1において上下方向)となるように配置される。
このように、駆動モータ111の回転軸線がハンマビット119の長軸方向と直交するする構成の、所謂L型ハンマドリル101では、駆動モータ111を収容するモータハウジング105は、当該モータ111の回転軸線方向、すなわちハンマビット119の長軸方向に延在するギアハウジング107の延在方向と交差する方向に延在されている。そしてモータハウジング105とギアハウジング107は、ハンマビット119の反対側において概ねL型をなすように連接されている。このL型連接が、本発明における「互いに交差状に連接」に対応する。
駆動モータ111は、回転軸131、回転軸131と一体に回転する電機子133、モータハウジング105に固定される固定子135、回転軸131の一端側(下端側)に設けられた整流子137、及び当該整流子137の外側に配置されるブラシホルダユニット161を主体として構成される。回転軸131は一端側(下端側)がモータハウジング105に軸受121を介して回転自在に支持され、他端側(動力伝達機構117側)が軸受123を介して回転自在に支持されている。回転軸131、電機子133、整流子137によって回転子が構成される。なお、駆動モータ111は、ハンドグリップ109に配置されたトリガ109aの引き操作によってコントローラ171を介して通電駆動される。
モータハウジング105の下端部、すなわちギアハウジング107との連接部位から延在する端部には、ハウジングカバー147が着脱自在に装着されている。当該ハウジングカバー147には、冷却用の通風窓(便宜上図示を省略する)が形成されている。回転軸131の他端側には、便宜上図示を省略するが、当該回転軸131と一体に回転する冷却ファンが設けられており、駆動モータ111の通電駆動時において、回転する冷却ファンによってハウジングカバー147の通風窓からモータハウジング105内に外気を導入し、これを放射状に流出させることによって、整流子137、ブラシホルダユニット161、電機子133及びそれらの周辺部を冷却するように構成されている。
駆動モータ111の回転出力は、運動変換機構113によって直線運動に適宜変換された上で打撃要素115に伝達され、当該打撃要素115を介してハンマビット119の長軸方向(図1における左右方向)への衝撃力を発生する。また、駆動モータ111の回転出力は、動力伝達機構117によって適宜減速された上でハンマビット119に伝達され、当該ハンマビット119が周方向に回転動作される。運動変換機構113及び打撃要素115は、本発明における「駆動機構」に対応する。
運動変換機構113は、クランク機構を主体として構成される。クランク機構は、駆動モータ111によって回転駆動されることによって当該クランク機構の最終可動部材を構成する駆動子としてのピストン129がハンマビット長軸方向に直線動作するように構成される。一方、動力伝達機構117は、複数のギアからなるギア減速機構を主体として構成され、駆動モータ111の回転力をツールホルダに伝達する。これによりツールホルダが鉛直面内にて回転され、それに伴い当該ツールホルダにより保持されたハンマビット119が回転する。
打撃要素115は、ピストン129とともにシリンダ(便宜上図示を省略する)のボア内壁に摺動自在に配置された打撃子としてのストライカ143と、ツールホルダ内に摺動自在に配置された中間子としてのインパクトボルト145とを主体として構成される。ストライカ143は、ピストン129の摺動動作に伴うシリンダの空気室の空気バネを介して駆動され、インパクトボルト145に衝突(打撃)し、当該インパクトボルト145を介してハンマビット119に打撃力を伝達する。
上記のように構成されたハンマドリル101においては、駆動モータ111が通電駆動されると、ハンマビット119には、クランク機構によって構成される運動変換機構113から打撃要素115を介して長軸方向への打撃力が加えられるとともに、ギア減速機構によって構成される動力伝達機構117を介して周方向への回転力が加えられる。これにより、ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作と周方向のドリル動作を行い、被加工材(コンクリート)にハツリ作業や穴開け作業を遂行する。
なお、ハンマドリル101は、ハンマビット119に長軸方向への打撃力のみを加えて被加工材の加工作業を行う、いわゆるハンマ加工作業と、長軸方向への打撃力と周方向への回転力とを加えて被加工材の加工作業を行う、いわゆるハンマドリル作業とを適宜切り替えて遂行できるように構成されるが、このことについては、本発明には直接的には関係しないため、その説明を省略する。
本実施の形態に係るハンマドリル101は、夜間あるいは暗所等の作業場所での加工作業を明るい環境で行い得るようにするべく、ハンマビット119によって加工される被加工材の加工作業部位を照らすための照明具151を備えている。照明具151は、本発明における「照明装置」に対応する。図2〜図4に示すように、照明具151は、ライトケース153と、当該ライトケース153内に収容された光源としての単一あるいは複数のLED(発光ダイオード)ライト(便宜上図示を省略する)、LEDライトに電流を供給するLEDリード線155を主体に構成されている。ライトケース153及びLEDライトが、本発明における「発光部」に対応し、LEDリード線155が、本発明における「電線」に対応する。なお、ライトケース153は、少なくともLEDライトの光が照射される前方領域には、透光性材料製のレンズ部材を有しており、当該レンズ部材を通してLEDライトの光が照射される構成とされる。
照明具151は、モータハウジング105に装着され、LEDライトによってハンマビット119の先端(前端)を含む当該ハンマビット119の先端周辺領域、すなわち被加工材の切断作業部位を重点的に照射するよう設定される。本実施の形態においては、照明具151は、モータハウジング105の延在方向端部である下端側の前方領域に配置されるとともに、ブラシホルダユニット161によって固定される構成とされる。下端側の前方領域が、本発明における「連接領域と対向する下端領域」に対応する。
以下、ブラシホルダユニット161による照明具151の固定構造につき説明する。モータハウジング105の下端部側には、ブラシホルダユニット161を配置するためのユニット収容部127、及び照明具151を配置するためのライト収容部125が形成されている。モータハウジング105の延在側端部である下端部の概ね中央部には、軸受121を収容する軸受収容部105aが下方に向って突出状に設けられるとともに、この軸受収容部105aを所定の間隔を置いて取り囲むように略円筒状の立壁105bが所定高さで形成されており、軸受収容部105aと立壁105bは、径方向の壁によって一体に連接されている。これら軸受収容部105a、立壁105b及び径方向の壁によって囲まれる略リング状の空間領域がユニット収容部127とされる。
一方、ライト収容部125は、立壁105bの周方向における前側部分に、ライトケース153の外郭形状に対応して斜め上方に向う所定深さの凹みを設けることによって形成される。なお、ライト収容部125は、前方外側に向けて開口する照射孔125aを有する。そして照明具151は、モータハウジング105の下方からライト収容部125に嵌め込むように配置される。このとき、照明具151のLEDリード線155は、図3に示すように、モータハウジング105の立壁105bの内壁面に沿って概ね半周の領域にわたって配線されるとともに、立壁105bに形成された切欠105cを通してモータハウジング105の外部へと引き出される。なお、LEDリード線155の引き出し端部、すなわち端子155aは、コントローラ171に接続される。
ブラシホルダユニット161は、中央部に整流子137及び軸受収容部105aが貫通可能な略矩形の貫通孔を有するベース部163、カーボンブラシ(便宜上図示を省略する)を収納保持するブラシ収納部165、固定子135に対する接続端子167、及びコントローラ171に対する接続部169を主体として構成されている。ベース部163は、貫通孔を有する筒状部163a及び当該筒状部163aの軸方向一端側に形成された概ね円形の円板部163bを有する構成とされ、弾性を有する樹脂成形品によって形成されている。なお、ブラシ収納部165に収納されるカーボンブラシは、筒状部163aに形成される開口部を通して駆動モータ111の整流子137に接触され、電流を供給する。また、コントローラ171は、駆動モータ111の駆動・停止を制御するとともに、照明具151のオン・オフを制御する。
上記のように形成されるブラシホルダユニット161は、モータハウジング105のユニット収容部127に、当該モータハウジング105の下方(延在方向の反対側)から組み付けられる。この状態が図4に示される。ブラシホルダユニット161は、整流子137及び軸受収容部105aに貫通孔が遊嵌状に嵌合するとともに、円板部163bによってモータハウジング105の立壁105bの内周領域を覆うように配置される。このように配置することで、ベース部163の円板部163bが、立壁105bの内面に沿って配置されたLEDリード線155を下方から覆う(被さる)とともに、円板部163bにおける前側部分が、照明具151のライトケース155に対し下方から重なるように当接される。これにより、LEDリード線155をモータハウジング105とブラシホルダユニット161の円板部163b間に挟み込む構成となり、この挟み込む構成が、本発明における「電線の収容経路の構成」に対応する。
上記のように配置されたブラシホルダユニット161は、複数箇所において止ネジ162によってモータハウジング105に止着される。この止ネジ162の締め付けによって、円板部163bのライトケース153との当接箇所が弾性変形し、当該ライトケース153をライト収容部125の壁面に対し弾発状に押さえ付ける。かくして、ライトケース153に対する円板部163bの当接箇所は、照明具151を弾発状に押え込む押さえ部として機能する。なお、モータハウジング105の下端部に組み付けられるブラシホルダユニット161及び照明具151は、モータハウジング105の下端に装着されるハウジングカバー147によって覆われる。この状態が図1及び図2に示される。
本実施の形態に係るハンマドリル101は、上記のように構成したものである。すなわち、駆動モータ111をその回転軸線がハンマビット119の長軸方向と交差するように配置した構成のハンマドリル101において、モータハウジング105の下端部前方領域に照明具151を設け、当該照明具151によりハンマビット119の先端を含む加工作業部位を照射する構成としている。これにより作業者は、夜間や暗所等でのハンマビット119による加工作業を容易に行うことが可能となる。この場合、照明具151は、作業者が握るハンドグリップ109から離れた前方位置のモータハウジング105に配置してあるため、作業者の手指によりLEDライトの光が遮られるようなことがなく、加工作業部位を確実に照らすことが可能となる。
特に本実施の形態によれば、モータハウジング105の下端側にブラシホルダユニット161を配置し、当該ブラシホルダユニット161におけるベース部163の円板部163bの弾性撓みを利用して照明具151をライト収容部125の壁面に弾発状に押し付けて固定し、これにより照明具151の動き規制する構成としている。このため、加工作業時の振動による照明具151のガタつきが抑えられ、光の振れが防止されるとともに、ガタつきに伴う擦れによる摩耗を低減することができる。また、ブラシホルダユニット161を、照明具151の押え具として利用するため、専用の押え具を別途に設定する必要がない。このため、部品点数が減少し、構造の簡素化あるいはコストの低減化を図る上で有効となる。
また、本実施の形態では、照明具151のLEDリード線155を、モータハウジング105とブラシホルダユニット161との間に挟み込む構成、すなわち、モータハウジング105とブラシホルダユニット161によってLEDリード線155を収容する収容経路を構成している。このため、駆動モータ111の通電駆動時において、モータハウジング105のハウジングカバー147の通風窓を通して外気とともにハウジング内へと吸引される粉塵がLEDリード線155に直接に干渉することが防止される。これによりLEDリード線155の損傷を防止し、耐久性を向上できる。また、カーボンブラシの交換時において、LEDリード線155が剥き出しにならない。このため、ブラシ交換作業の邪魔にならず、作業性を向上できる。
なお、本実施の形態では、打撃工具の一例として、電動ハンマドリルの場合で説明したが、電動ハンマドリルに限らず、駆動モータ111がハンマビット119の長軸方向と交差するように配置される構成であれば、ハンマビットに長軸方向の打撃動作のみを行わせて被加工材にハツリ作業等を遂行するハンマに適用してもよい。
本発明の実施形態に係る電動ハンマドリルの全体構成を示す一部に断面を含む側面図である。 図1のA部拡大図である。 モータハウジングを下方から見た図であり、ブラシホルダユニット取付前を示す。 モータハウジングを下方から見た図であり、ブラシホルダユニット取付後を示す。
符号の説明
101 ハンマドリル(打撃工具)
103 本体部(工具本体)
105 モータハウジング(第1のハウジング)
105a 軸受収容部
105b 立壁
105c 切欠き
107 ギアハウジング(第2のハウジング)
109 ハンドグリップ(グリップ部)
109a トリガ
111 駆動モータ(モータ)
113 運動変換機構
115 打撃要素
117 動力伝達機構
119 ハンマビット(工具ビット)
121 軸受
123 軸受
125 ライト収容部
125a 照射孔
127 ユニット収容部
129 ピストン
131 回転軸
133 電機子
135 固定子
137 整流子
143 ストライカ
145 インパクトボルト
147 ハウジングカバー
151 照明具(照明装置)
153 ライトケース(発光部)
155 LEDリード線(電線)
155a 端子
161 ブラシホルダユニット
162 止ネジ
163 ベース部
163a 筒状部
163b 円板部
165 ブラシ収納部
167 接続端子
169 接続部
171 コントローラ

Claims (3)

  1. 工具ビットの長軸方向の打撃動作により被加工材に所定の加工作業を行う打撃工具であって、
    第1のハウジングと第2のハウジングを有する工具本体と、
    前記工具本体に連接される作業者が握るグリップ部と、
    モータと、
    前記モータの回転出力を直線運動に変換して前記モータの回転軸線と交差する方向に直線状に動作することで前記工具ビットを直線状に駆動する駆動機構と、
    前記第1のハウジングは、モータを収容するとともに、当該モータの回転軸線方向に延在され、
    前記第2のハウジングは、前記駆動機構を収容するとともに、前記工具ビットの長軸方向に延在され、かつ先端領域には前記工具ビットが装着可能とされ、
    前記第1のハウジングと第2のハウジングは、互いに交差状に連接され、これにより前記工具本体が構成されており、
    照明装置を更に有し、
    前記照明装置は、前記工具ビットの先端を含む当該工具ビットの先端周辺領域を照らす発光部と、前記発光部に電流を供給する電線を有し、
    前記発光部は、前記第1のハウジングの連接領域と対向する端部領域に配置されていることを特徴とする打撃工具。
  2. 請求項1に記載の打撃工具であって、
    前記工具ビットの長軸方向と交差する方向から前記第1のハウジングに組み付けられるブラシホルダユニットを更に有し、
    前記ブラシホルダユニットは、少なくとも弾性変形可能なベース部を有し、前記第1のハウジングに組み付けられた状態では、前記発光部を前記ベース部によって前記組み付け方向から弾発状に押さえ込み、これにより前記発光部の動きを規制する構成としたことを特徴とする打撃工具。
  3. 請求項2に記載の打撃工具であって、
    前記第1のハウジングと当該第1のハウジングに組み付けられた前記ブラシホルダユニットによって前記電線を収容する収容経路が構成されていることを特徴とする打撃工具。
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