JP2009095381A - 遊技機、プログラムおよび情報記憶媒体 - Google Patents

遊技機、プログラムおよび情報記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】遊技者に有利な遊技状態が不意に終了してしまうことに起因して遊技者の遊技意欲が減退することを防止する遊技機、プログラムおよび情報記憶媒体を提供する。
【解決手段】CBB状態でSBに当選すると、SBの抽選フラグが当選状態に設定されたことに基づいて、CBB状態を示す状態フラグが作動状態から非作動状態へ変更され、通常状態を示す状態フラグが非作動状態から作動状態へ変更される。またCBB状態でSBに当選すると、SBの抽選フラグが当選状態に設定されたことに基づいて、RTフラグは、リプレイ無抽選状態(RT0)からリプレイ低確率状態(RT1)に変更される。しかしながら、CBB終了遊技でSBを入賞させることによって入賞判定ライン上に特定の図柄組合せが表示されると、SB状態を示す状態フラグが非作動状態から作動状態へ変更されるとともに、RTフラグがリプレイ低確率状態(RT1)からリプレイ高確率状態(RT2)へ変更される。
【選択図】図9

Description

本発明は、遊技機、プログラムおよび情報記憶媒体に関する。
従来から外周面に図柄が配列された複数のリールを備えた遊技機(回胴式遊技機、スロットマシン)が知られている。この種の遊技機は、メダルやパチンコ玉などの遊技媒体に対して一定の遊技価値を付与し、このような遊技媒体を獲得するための遊技を行うものである。また、この種の遊技機は、遊技者の操作に基づいて役の当否を決定する内部抽選を行って、内部抽選の結果に基づいて遊技結果をリールに配列された図柄の組合せを用いて表示するとともに、役が入賞した場合にはメダル等の払い出しなどを行う機能を備えている。
そして、上述した遊技機では、遊技者に不利な遊技状態と遊技者に有利な遊技状態との間で遊技状態を移行させる制御を行っており、遊技者に有利な遊技状態では、メダル等の大量獲得が期待できる。特に近年では、遊技者に有利な遊技状態をメダル等の払出数の合計により終了させる制御手法が主流となっているが、このような手法では、メダル等の獲得状況に起伏が生じにくいとの懸念から、特定の役が当選したことを契機に、遊技者に有利な遊技状態を強制終了する制御手法も提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−190423号公報
しかしながら、特定の役が当選したことを契機に、遊技者に有利な遊技状態を強制終了する制御手法では、遊技者のメダル等の獲得状況に起伏を与えることができるが、メダル等の払出数の合計に基づく本来の終了条件を満たさずに、遊技者に有利な遊技状態が強制終了した場合、遊技者に損をしたという印象を与えてしまい、遊技を続行する意欲を減退させるおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者に有利な遊技状態が不意に終了してしまうことに起因して遊技者の遊技意欲が減退することを防止する遊技機、プログラムおよび情報記憶媒体を提供することにある。
(1)本発明は、外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールの停止状態において役毎に定められた図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、役が入賞するように設けられた遊技機であって、第1の役、第2の役、および第3の役の当否を決定する内部抽選を行う抽選手段と、内部抽選で当選した役に対応づけられた抽選フラグの設定状態を非当選状態から当選状態に変更する抽選フラグ設定手段と、遊技毎に前記複数のリールを回転させ、停止操作に対応する回転中のリールを抽選フラグの設定状態に応じて停止させる制御を行うリール制御手段と、第1遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第2の役の入賞を契機として移行する第2遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第3の役の入賞を契機として移行する第3遊技状態とを含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる制御を行う遊技状態移行制御手段と、前記内部抽選での前記第1の役の当選確率を調整する当選確率調整手段とを備え、前記抽選手段が、前記第1遊技状態では前記第2の役が常に前記第1の役と重複して当選するように内部抽選を行っており、前記第3遊技状態では前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選する場合があるように内部抽選を行っており、前記抽選フラグ設定手段が、前記第1の役および前記第2の役に対応づけられた抽選フラグについては、前記内部抽選の結果に基づいて当選状態に設定されても入賞の有無に関わらず遊技が終了する毎に非当選状態にリセットし、前記第3の役に対応づけられた抽選フラグについては、当該第3の役が入賞するまで当選状態を維持する制御を行い、前記リール制御手段が、前記第2の役が前記第1の役と重複して当選した遊技では、前記停止操作の態様に関わらず常に前記第1の役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されるように前記複数のリールを停止させ、前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選した遊技、あるいは前記第2遊技状態での遊技に限って、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示され得るように前記複数のリールを停止させる制御を行っており、前記遊技状態移行制御手段が、前記第2遊技状態での遊技が1回行われたことに基づいて前記第2遊技状態を終了させる制御と、前記第3遊技状態での遊技における遊技媒体の払出数の合計が所定数を超えたことを第1の終了条件とし、前記第3遊技状態での遊技における内部抽選で前記第2の役が当選したことを第2の終了条件として、第1の終了条件あるいは第2の終了条件のいずれかが成立したことに基づいて前記第3遊技状態を終了させる制御とを行い、前記当選確率調整手段が、前記第3遊技状態が前記第1の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第1の役の当選確率を第1の確率に調整し、前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第1の確率より高い第2の確率に調整する遊技機に関するものである。
本発明では、第1遊技状態において第2の役が常に第1の役と重複して当選し、第1の役と第2の役とが重複して当選した遊技では、常に第1の役の入賞が優先されるため、第1遊技状態では第2の役が入賞することがない。そして本発明では、第1遊技状態より遊技者に有利な第3遊技状態では第2の役が当選すると第3遊技状態が終了する。しかしながら本発明では、第3遊技状態において、第2の役が第1の役と重複しないで当選する場合があり、第2の役が第1の役と重複しないで当選した遊技、あるいは第2の役の入賞に伴って移行する第2遊技状態での遊技に限って、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されるようにリールを停止させる制御が行われる。そして本発明では、第3遊技状態が遊技媒体の払出数に応じて終了した場合には第1の役の当選確率が第1の確率に調整され、第3遊技状態が第2の役の当選に伴って終了した場合には、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、第1の役の当選確率が第1の確率より高い第2の確率に調整される。すなわち本発明によれば、第1遊技状態より遊技者に有利な第3遊技状態が、第2の役の当選に伴って不意に終了した場合でも、第1の役の当選確率が高くなるという遊技上の特典を得る機会を付与することによって、遊技者の遊技意欲が減退することを防止することができる。
(2)本発明の遊技機では、前記特定の図柄組合せが、前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選した遊技に限って入賞判定ライン上に表示され得る前記第2の役の入賞形態を示す図柄組合せであって、前記当選確率調整手段が、前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第2の役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第2の確率に調整するようにしてもよい。
このようにすれば、第3遊技状態が第2の役の当選に伴って終了する遊技において、第1遊技状態では入賞させることができない第2の役を入賞させて第1の役の当選確率を高めることができるという新たな遊技性を提供して遊技者の関心を惹きつけることができる。
(3)本発明の遊技機では、前記リール制御手段が、前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選した遊技における前記停止操作の態様が特定の態様である場合には、前記第2の役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されるように前記複数のリールを停止させ、前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選した遊技における前記停止操作の態様が特定の態様と異なる場合には、前記特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されるように前記複数のリールを停止させる制御を行うようにしてもよい。
このようにすれば、第3遊技状態が第2の役の当選に伴って終了する遊技において、第2の役の入賞を回避して第1の役の当選確率を高めるという新たな遊技性を提供して遊技者の関心を惹きつけることができる。
(4)本発明の遊技機では、前記抽選手段が、前記第2遊技状態での遊技に限って、前記第1の役、前記第2の役、および前記第3の役のいずれとも役の入賞形態を示す図柄組合せが異なる第4の役の当否を決定する内部抽選を行っており、前記特定の図柄組合せが、前記第2遊技状態で前記第4の役が当選した遊技に限って入賞判定ライン上に表示され得る前記第4の役の入賞形態を示す図柄組合せであって、前記当選確率調整手段が、前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第2の役の入賞に伴って移行した前記第2遊技状態で前記第4の役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第2の確率に調整するようにしてもよい。
このようにすれば、第3遊技状態が第2の役の当選に伴って終了する遊技において、第2の役を入賞させて第2遊技状態に遊技状態を移行させてから、第2遊技状態において第4の役を入賞させることにより第1の役の当選確率を高めるという新たな遊技性を提供して遊技者の関心を惹きつけることができる。
(5)本発明の遊技機では、前記当選確率調整手段が、前記第3遊技状態において特定条件が成立したか否かに応じて、前記第1の役の当選確率を前記第2の確率から前記第1の確率へ変更する時期を制御するようにしてもよい。
このようにすれば、第3遊技状態において特定条件を成立させるという新規な遊技の目的を遊技者に与えることができ、遊技者の関心をより一層強く惹きつけることができる。
(6)本発明は、外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールの停止状態において役毎に定められた図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、役が入賞するように設けられた遊技機であって、第1の役、第2の役、および第3の役の当否を決定する内部抽選を行う抽選手段と、内部抽選で当選した役に対応づけられた抽選フラグの設定状態を非当選状態から当選状態に変更する抽選フラグ設定手段と、遊技毎に前記複数のリールを回転させ、停止操作に対応する回転中のリールを抽選フラグの設定状態に応じて停止させる制御を行うリール制御手段と、第1遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第2の役の入賞を契機として移行する第2遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第3の役の入賞を契機として移行する第3遊技状態とを含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる制御を行う遊技状態移行制御手段と、前記内部抽選での前記第1の役の当選確率を調整する当選確率調整手段とを備え、前記抽選フラグ設定手段が、前記第1の役および前記第2の役に対応づけられた抽選フラグについては、前記内部抽選の結果に基づいて当選状態に設定されても入賞の有無に関わらず遊技が終了する毎に非当選状態にリセットし、前記第3の役に対応づけられた抽選フラグについては、当該第3の役が入賞するまで当選状態を維持する制御を行い、前記リール制御手段が、前記第3遊技状態で前記第2の役が当選した遊技では、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示され得るように前記複数のリールを停止させ、前記第3遊技状態以外の遊技状態で前記第2の役が当選した遊技では、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されることがないように前記複数のリールを停止させる制御を行っており、前記遊技状態移行制御手段が、前記第2遊技状態での遊技が1回行われたことに基づいて前記第2遊技状態を終了させる制御と、前記第3遊技状態での遊技における遊技媒体の払出数の合計が所定数を超えたことを第1の終了条件とし、前記第3遊技状態での遊技における内部抽選で前記第2の役が当選したことを第2の終了条件として、第1の終了条件あるいは第2の終了条件のいずれかが成立したことに基づいて前記第3遊技状態を終了させる制御とを行い、前記当選確率調整手段が、前記第3遊技状態が前記第1の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第1の役の当選確率を第1の確率に調整し、前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第1の確率より高い第2の確率に調整する遊技機に関するものである。
本発明では、第3遊技状態に限って特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示され得るようになっている。そして本発明では、第3遊技状態が遊技媒体の払出数に応じて終了した場合には第1の役の当選確率が第1の確率に調整され、第3遊技状態が第2の役の当選に伴って終了した場合には、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、第1の役の当選確率が第1の確率より高い第2の確率に調整される。すなわち本発明によれば、第1遊技状態より遊技者に有利な第3遊技状態が、第2の役の当選に伴って不意に終了した場合でも、第1の役の当選確率が高くなるという遊技上の特典を得る機会を付与することによって、遊技者の遊技意欲が減退することを防止することができる。
(7)本発明は、外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールの停止状態において役毎に定められた図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、役が入賞するように設けられた遊技機のためのプログラムであって、第1の役、第2の役、および第3の役の当否を決定する内部抽選を行う抽選手段と、内部抽選で当選した役に対応づけられた抽選フラグの設定状態を非当選状態から当選状態に変更する抽選フラグ設定手段と、遊技毎に前記複数のリールを回転させ、停止操作に対応する回転中のリールを抽選フラグの設定状態に応じて停止させる制御を行うリール制御手段と、第1遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第2の役の入賞を契機として移行する第2遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第3の役の入賞を契機として移行する第3遊技状態とを含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる制御を行う遊技状態移行制御手段と、前記内部抽選での前記第1の役の当選確率を調整する当選確率調整手段として遊技機のコンピュータを機能させ、前記抽選手段が、前記第1遊技状態では前記第2の役が常に前記第1の役と重複して当選するように内部抽選を行っており、前記第3遊技状態では前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選する場合があるように内部抽選を行っており、前記抽選フラグ設定手段が、前記第1の役および前記第2の役に対応づけられた抽選フラグについては、前記内部抽選の結果に基づいて当選状態に設定されても入賞の有無に関わらず遊技が終了する毎に非当選状態にリセットし、前記第3の役に対応づけられた抽選フラグについては、当該第3の役が入賞するまで当選状態を維持する制御を行い、前記リール制御手段が、前記第2の役が前記第1の役と重複して当選した遊技では、前記停止操作の態様に関わらず常に前記第1の役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されるように前記複数のリールを停止させ、前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選した遊技、あるいは前記第2遊技状態での遊技に限って、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示され得るように前記複数のリールを停止させる制御を行っており、前記遊技状態移行制御手段が、前記第2遊技状態での遊技が1回行われたことに基づいて前記第2遊技状態を終了させる制御と、前記第3遊技状態での遊技における遊技媒体の払出数の合計が所定数を超えたことを第1の終了条件とし、前記第3遊技状態での遊技における内部抽選で前記第2の役が当選したことを第2の終了条件として、第1の終了条件あるいは第2の終了条件のいずれかが成立したことに基づいて前記第3遊技状態を終了させる制御とを行い、前記当選確率調整手段が、前記第3遊技状態が前記第1の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第1の役の当選確率を第1の確率に調整し、前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第1の確率より高い第2の確率に調整するプログラムに関するものである。
また本発明は、コンピュータにより読取可能な情報記憶媒体であって、上記各手段としてコンピュータを機能させるプログラムを記憶する情報記憶媒体に関するものである。
なお本発明に係るプログラムおよび情報記憶媒体では、上記(2)〜(5)に示す各態様を適宜採用することができ、(2)〜(5)に示した手段としてコンピュータを機能させるようにしてもよい。
(8)本発明は、外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールの停止状態において役毎に定められた図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、役が入賞するように設けられた遊技機のためのプログラムであって、第1の役、第2の役、および第3の役の当否を決定する内部抽選を行う抽選手段と、内部抽選で当選した役に対応づけられた抽選フラグの設定状態を非当選状態から当選状態に変更する抽選フラグ設定手段と、遊技毎に前記複数のリールを回転させ、停止操作に対応する回転中のリールを抽選フラグの設定状態に応じて停止させる制御を行うリール制御手段と、第1遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第2の役の入賞を契機として移行する第2遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第3の役の入賞を契機として移行する第3遊技状態とを含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる制御を行う遊技状態移行制御手段と、前記内部抽選での前記第1の役の当選確率を調整する当選確率調整手段として遊技機のコンピュータを機能させ、前記抽選フラグ設定手段が、前記第1の役および前記第2の役に対応づけられた抽選フラグについては、前記内部抽選の結果に基づいて当選状態に設定されても入賞の有無に関わらず遊技が終了する毎に非当選状態にリセットし、前記第3の役に対応づけられた抽選フラグについては、当該第3の役が入賞するまで当選状態を維持する制御を行い、前記リール制御手段が、前記第3遊技状態で前記第2の役が当選した遊技では、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示され得るように前記複数のリールを停止させ、前記第3遊技状態以外の遊技状態で前記第2の役が当選した遊技では、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されることがないように前記複数のリールを停止させる制御を行っており、前記遊技状態移行制御手段が、前記第2遊技状態での遊技が1回行われたことに基づいて前記第2遊技状態を終了させる制御と、前記第3遊技状態での遊技における遊技媒体の払出数の合計が所定数を超えたことを第1の終了条件とし、前記第3遊技状態での遊技における内部抽選で前記第2の役が当選したことを第2の終了条件として、第1の終了条件あるいは第2の終了条件のいずれかが成立したことに基づいて前記第3遊技状態を終了させる制御とを行い、前記当選確率調整手段が、前記第3遊技状態が前記第1の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第1の役の当選確率を第1の確率に調整し、前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第1の確率より高い第2の確率に調整するプログラムに関するものである。
また本発明は、コンピュータにより読取可能な情報記憶媒体であって、上記各手段としてコンピュータを機能させるプログラムを記憶する情報記憶媒体に関するものである。
なお本発明に係るプログラムおよび情報記憶媒体では、上記(2)〜(5)に示す各態様を適宜採用することができ、(2)〜(5)に示した手段としてコンピュータを機能させるようにしてもよい。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.構成
図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機の外観構成を示す斜視図である。
本実施形態の遊技機は、いわゆるスロットマシンあるいは回胴式遊技機と呼ばれるもので、メダルを遊技媒体として用いた遊技を行う種類の遊技機である。
本実施形態の遊技機は、収納箱BX、前面上扉UD、および前面下扉DDからなる箱形の筐体内に第1リールR1〜第3リールR3(複数のリール)からなるリールユニットが収められている。また筐体内のリールユニットの下部には、メダルの払出装置としてのホッパーユニット(図示省略)が収められている。また本実施形態の遊技機の筐体内には、CPU、ROM(情報記憶媒体の一例)、RAM等を搭載し、遊技機の動作を制御する制御基板も収められている。
図1に示す第1リールR1〜第3リールR3は、それぞれ外周面が一定の間隔で21の領域(各領域を「コマ」と称する)に区画されており、各コマに複数種類の図柄のいずれかが配列されている。また第1リールR1〜第3リールR3は、ステップモータ(リール駆動手段:図示省略)に軸支されており、それぞれステップモータの軸周りに回転駆動され、ステップモータの駆動パルスのパルス数やパルス幅などを制御することによって、コマ単位(所定の回転角度単位、所定の回転量単位)で停止可能に設けられている。すなわち本実施形態の遊技機では、ステップモータが制御基板から供給された駆動パルスに応じて第1リールR1〜第3リールR3を回転駆動し、制御基板から駆動パルスの供給が断たれると、ステップモータの回転が停止することに伴って第1リールR1〜第3リールR3が停止する。
前面上扉UDと前面下扉DDとは個別に開閉可能に設けられており、前面上扉UDには第1リールR1〜第3リールR3の回転状態及び停止状態を観察可能にする表示窓DWが設けられている。第1リールR1〜第3リールR3の停止状態では、第1リールR1〜第3リールR3それぞれの外周面に一定間隔で配列された複数種類の図柄のうち、外周面上に連続して配列されている3つの図柄(上段図柄、中段図柄、下段図柄)を遊技機の正面から表示窓DWを通じて観察できるようになっている。
そして遊技結果は表示窓DW内の5本の入賞判定ラインL1〜L5のうち有効な入賞判定ライン上に停止表示された図柄組合せによって判断され、入賞判定ライン上の図柄組合せが予め定められた役に対応した図柄組合せである場合には、その役が入賞したものとしてホッパーユニットからメダルの払い出し等が行われる。なお、本実施形態の遊技機では、1回の遊技に関して必要となるメダルの数、いわゆる規定投入数が3枚に設定され、規定投入数のメダルが投入されたことに基づいて5本の入賞判定ラインL1〜L5の全てが有効化される。なお、規定投入数が複数種類設定されている場合には、規定投入数に応じて有効化される入賞判定ラインの数が異なっていてもよい。また遊技状態に応じて有効化される入賞判定ラインの数が異なっていてもよい。
また前面上扉UDには、遊技情報表示部DSが設けられている。遊技情報表示部DSは、LED、ランプ、7セグメント表示器等からなり、メダルのクレジット数、1回の遊技におけるメダルの払出数あるいは獲得数、ボーナス遊技の残り回数等の各種遊技情報が表示される。
また前面上扉UDには、遊技演出を行うための液晶ディスプレイLCDが設けられている。この液晶ディスプレイLCDには、遊技を補助したり、遊技を盛り上げたりするための各種の映像(または画像)が表示される。また本実施形態の遊技機では、前面上扉UDや前面下扉DDに対して、遊技演出を行うためのスピーカ(図示省略)が複数設けられている。このスピーカからは、遊技を補助したり、遊技を盛り上げたりするための各種の音声が出力される。
また前面下扉DDには、各種の操作手段が設けられている。操作手段としては、クレジット(貯留)されたメダルを投入する操作を行うためのベットボタンB0(投入操作手段)、第1リールR1〜第3リールR3を回転させて遊技を開始する契機となる操作を行うためのスタートレバーSL(回転開始操作手段)、ステップモータにより回転駆動されている第1リールR1〜第3リールR3のそれぞれを停止させる契機となる操作を行うためのストップボタンB1〜B3(停止操作手段)などが設けられている。
本実施形態の遊技機では、遊技者がメダルをメダル投入口MIに投入するか、ベットボタンB0を押下する操作を行うことで、第1リールR1〜第3リールR3の回転制御を開始することが可能な準備状態にセットされる。そして、遊技者がスタートレバーSLを押下すると、制御基板において第1リールR1〜第3リールR3をステップモータの駆動により回転開始させるとともに、乱数値を用いた内部抽選が行われ、第1リールR1〜第3リールR3の回転速度が所定の速度まで上昇したことを条件に、ストップボタンB1〜B3の押下操作が許可(有効化)される。
その後、遊技者が任意のタイミングでストップボタンB1〜B3を押下していくと、ストップボタンB1〜B3のそれぞれに内蔵されているストップスイッチ(停止信号出力手段:例えば、フォトセンサ、導通センサ、圧力センサなど)がオン動作を行い、制御基板に入力されるリール停止信号をオフ状態からオン状態へ変化させる。
また遊技者が任意のタイミングで押下状態にあるストップボタンB1〜B3を解放すると、各ボタンのストップスイッチがオフ動作を行い、制御基板に入力されるリール停止信号をオン状態からオフ状態に変化させる。
そして制御基板は、ストップボタンB1〜B3の押下タイミング及び解放タイミングに応じて信号状態が変化するリール停止信号のオフ状態からオン状態への変化に基づいて、内部抽選の結果に応じた停止位置で第1リールR1〜第3リールR3を停止させる。
また前面下扉DDの下部には、メダル払い出し口MOとメダル受け皿MPとが設けられており、遊技の結果に応じた枚数のメダルがメダル払い出し口MOからメダル受け皿MPへ払い出されるようになっている。
図2は、本実施形態の遊技機の機能ブロック図である。
本実施形態の遊技機は、遊技制御手段100(制御基板)によって制御される。遊技制御手段100は、メダル投入スイッチ210、ベットスイッチ220、スタートスイッチ230、ストップスイッチ240等の入力手段からの入力信号を受けて、遊技を実行するための各種の演算を行い、演算結果に基づいてリールユニット310、ホッパーユニット320、表示装置330、音響装置340等の出力手段の動作制御を行う。遊技制御手段100の機能は各種のプロセッサ(CPU、DSPなど)、ASIC(ゲートアレイなど)、ROM(情報記憶媒体の一例)、あるいはRAMなどのハードウェアや、ROMなどに予め記憶されている所与のプログラムからなるソフトウェアにより実現される。
そして遊技制御手段100は、投入受付手段105、乱数発生手段110、抽選手段120、抽選フラグ設定手段125、リール制御手段130、入賞判定手段140、払出制御手段150、リプレイ処理手段160、遊技状態移行制御手段170、当選確率調整手段175、演出制御手段180、記憶手段190を含む。
投入受付手段105は、遊技毎にメダルの投入を受け付けて、規定投入数に相当する3枚のメダルが投入されたことに基づいて、スタートレバーSL(回転開始操作手段)に対する第1リールR1〜第3リールR3の回転開始操作を許可する処理を行う。
本実施形態の遊技機では、メダル投入口MIにメダルが投入されると、メダル投入スイッチ210が作動することに伴って、投入受付手段105が、規定投入数を限度として、投入されたメダルを投入状態に設定する。また本実施形態の遊技機では、遊技機にメダルがクレジットされた状態で、ベットボタンB0が押下されると、ベットスイッチ220が作動することに伴って、投入受付手段105が、規定投入数を限度して、クレジットされたメダルを投入状態に設定する。
乱数発生手段110は、抽選用の乱数値を発生させる手段である。乱数値は、例えば、インクリメントカウンタ(所定のカウント範囲を循環するように数値をカウントするカウンタ)のカウント値に基づいて発生させることができる。なお本実施形態において「乱数値」には、数学的な意味でランダムに発生する値のみならず、その発生自体は規則的であっても、その取得タイミング等が不規則であるために実質的に乱数として機能しうる値も含まれる。
抽選手段120は、遊技者がスタートレバーSL(回転開始操作手段)の押下操作により作動するスタートスイッチ230からのスタート信号に基づいて、役の当否を決定する内部抽選を行う手段であって、抽選テーブル選択処理、乱数判定処理などを行う。
抽選テーブル選択処理では、記憶手段190の抽選テーブル記憶手段191に格納されている複数の抽選テーブルのうち、いずれの抽選テーブルを用いて内部抽選を行うかを決定する。本実施形態の遊技機では、抽選テーブル記憶手段191に、図3に示す5種類の抽選テーブルA〜抽選テーブルEが記憶されている。そして各抽選テーブルでは、複数の乱数値(例えば、0〜65535の65536個の乱数値)のそれぞれに対してリプレイ(入賞に伴い次回の遊技に際してメダルが自動投入される役:第1の役)、小役(入賞に伴い予め定められた数のメダルが払い出される役:ベル、スイカ、チェリー、特殊小役)、シングルボーナス(シングルボーナス状態への移行契機となる役:SB、第2の役)、及ビッグボーナス(ビッグボーナス状態への移行契機となる役:CBB、第3の役)などの各種の役もしくはハズレのいずれかが対応づけられている。なお図3に示す抽選テーブルA〜抽選テーブルEのうち、抽選テーブルA〜抽選テーブルDでは、1回の遊技における内部抽選でSBが常にリプレイと重複して当選し、抽選テーブルEでは、1回の遊技における内部抽選でSBがリプレイと重複せずに当選するように、役と乱数値との対応関係が設定されている。
また本実施形態の遊技機では、遊技状態として、通常状態(第1遊技状態)、シングルボーナス状態(SB状態:第2遊技状態)、ビッグボーナス成立状態(CBB成立状態)、ビッグボーナス状態(CBB状態:第3遊技状態)が設定可能とされており、フラグ記憶手段192に格納される状態フラグの設定状態によって現在の遊技状態が識別される。また本実施形態の遊技機では、リプレイの抽選状態として、リプレイ無抽選状態(RT0)、リプレイ低確率状態(RT1)、およびリプレイ高確率状態(RT2)が設定可能とされており、フラグ記憶手段192に格納されるRTフラグ(リプレイ確率フラグ)の設定状態によって現在のリプレイの抽選状態が識別される。そして抽選テーブル選択処理では、状態フラグの設定状態およびRTフラグの設定状態に応じて抽選テーブルA〜抽選テーブルEのいずれか1つを内部抽選で使用する抽選テーブルとして選択する。
乱数判定処理では、スタートスイッチ230からのスタート信号に基づいて、遊技毎に乱数発生手段110から乱数値(抽選用乱数)を取得し、取得した乱数値について記憶手段190の抽選テーブル記憶手段191に記憶されている抽選テーブルを参照して役に当選したか否かを判定する。
抽選フラグ設定手段125は、抽選手段120による内部抽選の結果に基づいて、当選したと判定された役の抽選フラグの設定状態を非当選状態(第1のフラグ状態、オフ状態)から当選状態(第2のフラグ状態、オン状態)に変更する。本実施形態の遊技機では、抽選フラグの設定情報は、記憶手段190のフラグ記憶手段192に格納される。また本実施形態の遊技機では、入賞するまで次回以降の遊技に当選状態を持ち越し可能な抽選フラグ(持越可能フラグ)と、入賞の如何に関わらず次回以降の遊技に当選状態を持ち越さずに遊技が終了する毎にクリア(非当選状態にリセット)される抽選フラグ(持越不可フラグ)とが用意されている。前者の持越可能フラグが対応づけられる役としては、ビッグボーナス(CBB)があり、それ以外の役(SB、小役、リプレイ)は後者の持越不可フラグに対応づけられている。すなわち、抽選フラグ設定手段125は、CBBに対応する抽選フラグが当選状態に設定されている遊技でCBBが入賞しなかった場合には、CBBに対応する抽選フラグの当選状態を次回の遊技に持ち越す処理を行い、CBB以外の役(SB、小役、リプレイ)に対応する抽選フラグについては、内部抽選の結果に基づいて当選状態に設定されても入賞の有無に関わらず1回の遊技が終了する毎にクリア(非当選状態にリセット)する処理を行う。
なお本実施形態の遊技機における抽選フラグ設定手段125は、通常状態、SB状態、およびCBB成立状態での遊技では、内部抽選の結果に基づいて、当選した役の抽選フラグを当選状態に設定する処理を行うが、CBB状態での遊技では、SBに限って内部抽選の結果に基づいて抽選フラグを当選状態に設定し、小役の抽選フラグについては内部抽選の結果に関わらず当選状態に設定する処理を行う。
リール制御手段130は、遊技者がスタートレバーSL(回転開始操作手段)の押下操作(回転開始操作)により作動するスタートスイッチ230からのスタート信号に基づいて、第1リールR1〜第3リールR3をステップモータにより回転駆動して、第1リールR1〜第3リールR3の回転速度が所定速度に達した状態において回転中のリールに対応するストップボタンB1〜B3の押下操作(停止操作)を許可する制御を行うとともに、ステップモータにより回転駆動されている第1リールR1〜第3リールR3をフラグの設定状態(内部抽選の結果)に応じて停止させる制御を行う。
そしてリール制御手段130は、ストップボタンB1〜B3(停止操作手段)に対する押下操作(停止操作)が許可(有効化)された状態において、遊技者がストップボタンB1〜B3を押下することによりストップスイッチ240が作動すると、ストップスイッチ240からのリール停止信号に基づいて、リールユニット310のステップモータへの駆動パルス(モータ駆動信号)の供給を停止することにより、第1リールR1〜第3リールR3の各リールを停止させる制御を行う。
すなわちリール制御手段130は、ストップボタンB1〜B3の各ボタンが押下される毎に、第1リールR1〜第3リールR3のうち押下されたボタンに対応するリールの停止位置を決定して、決定された停止位置でリールを停止させる制御を行っている。具体的には、記憶手段190の停止制御テーブル記憶手段193に記憶されている停止制御テーブルを参照してストップボタンB1〜B3の押下タイミング等(停止操作の態様)に応じた第1リールR1〜第3リールR3の停止位置を決定し、決定された停止位置で第1リールR1〜第3リールR3を停止させる制御を行う。
ここで停止制御テーブルでは、ストップスイッチ240の作動時点(ストップボタンB1〜B3の各ボタンの押下操作が検出された時点)における第1リールR1〜第3リールR3の位置(押下検出位置)と、第1リールR1〜第3リールR3の実際の停止位置(または押下検出位置からの滑りコマ数)との対応関係が設定されている。また本実施の形態では、抽選フラグの設定状態に応じて、第1リールR1〜第3リールR3の停止位置を定めるための停止制御テーブルが用意されている。
なお本実施形態の遊技機では、リールユニット310がフォトセンサからなるリールインデックス315を備えており、リール制御手段130は、リールが1回転する毎にリールインデックス315で検出される基準位置信号に基づいて、リールの基準位置(リールインデックスによって検出されるコマ)からの回転角度(ステップモータの回転軸の回転ステップ数)を求めることによって、現在のリールの回転状態を監視することができるようになっている。すなわちリール制御手段130は、ストップスイッチ240の作動時におけるリールの位置を、リールの基準位置からの回転角度を求めることにより得ることができる。
また停止制御テーブルでは、2種類以上の異なる役に対応づけられている抽選フラグが当選状態に設定されている場合に、役毎に定められた優先順位に従って、ストップスイッチ240の作動時点における各リールの位置と、実際の各リールの停止位置との対応関係が設定されている。特に本実施形態では、「リプレイ>ボーナス(CBB、SB)>小役(ベル、スイカ、チェリー、特殊小役)」の順序で優先順位が定められており、リール制御手段130は、2種類以上の役に関する抽選フラグが内部当選状態に設定されている場合には、各役に対して設定された優先順位に従って、優先順位が低い役を構成する図柄に優先して優先順位の高い役を構成する図柄を有効な入賞判定ライン上に表示させるようにリールを停止させる制御を行う。なお、2種類以上の小役に対応づけられている抽選フラグが当選状態に設定されている場合には、各小役について予め定められている配当に応じて優先順位が設定され、配当が多いほど優先順位が高くなるように設定されている。
ここで本実施形態の遊技機では、図3の抽選テーブルA〜抽選テーブルEに示したように、SBがリプレイと重複して当選する場合と、SBがリプレイと重複せずに当選する場合とが存在する。このためリール制御手段130は、SBがリプレイと重複して当選した遊技では、ストップボタンB1〜B3の押下操作の態様に関わらず常にSBに優先してリプレイが入賞するように第1リールR1〜第3リールR3を停止させる制御を行い、SBがリプレイと重複せずに当選した遊技に限って、ストップボタンB1〜B3の押下操作に応じてSBを入賞させることができるように第1リールR1〜第3リールR3を停止させる制御を行っている。なお本実施形態の遊技機では、CBB状態において抽選テーブルEを参照して内部抽選を行うようにしているため、リール制御手段130は、CBB状態でSBが当選した遊技において、SBの入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示され得るように第1リールR1〜第3リールR3を停止させ、CBB状態以外の遊技状態でSBが当選した遊技において、SBの入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されることがないように第1リールR1〜第3リールR3を停止させる制御を行っている。
またリール制御手段130は、いわゆる引き込み処理と蹴飛ばし処理とをリールを停止させる制御として行っている。引き込み処理とは、抽選フラグが当選状態に設定された役に対応する図柄が有効な入賞判定ライン上に停止するように(当選した役を入賞させることができるように)リールを停止させる制御処理である。一方蹴飛ばし処理とは、抽選フラグが非当選状態に設定された役に対応する図柄が有効な入賞判定ライン上に停止しないように(当選していない役を入賞させることができないように)リールを停止させる制御処理である。すなわち本実施形態の遊技機では、上記引き込み処理及び蹴飛ばし処理を実現させるべく、抽選フラグの設定状態、ストップボタンB1〜B3の押下タイミング、押下順序、既に停止しているリールの停止位置(表示図柄の種類)などに応じて各リールの停止位置が変化するように停止制御テーブルが設定されている。このようにリール制御手段130は、抽選フラグが当選状態に設定された役の図柄を入賞の形態で停止可能にし、一方で抽選フラグが非当選状態に設定された役の図柄が入賞の形態で停止しないように第1リールR1〜第3リールR3を停止させる制御を行っている。
そして本実施形態の遊技機では、回転している各リールの停止位置を決めるための停止制御テーブルにおいて、ストップボタンB1〜B3の押下時点から各リールR1〜R3が停止するまでに要するコマ数が0コマ〜4コマの範囲(所定の引き込み範囲)で設定されている。そして、リール制御手段130は、ストップボタンB1〜B3のうち押下操作が行われたストップボタンに対応する回転中のリールの外周面上において、内部抽選で当選した役に対応する図柄が、ストップボタンに対する押下操作が行われた時点で有効な入賞判定ライン上の表示位置(上段、中段、下段)に対して0コマ〜4コマの範囲内に位置する場合に、当選した役に対応する図柄が有効な入賞判定ライン上の表示位置に表示されるように、押下操作が行われたストップボタンに対応する回転中のリールを停止させる制御を行っている。
また本実施形態の遊技機では、第1リールR1〜第3リールR3については、図4に示すように、各リールの外周面に複数配列されているリプレイ図柄「RP」や、ベル図柄「BL」に関して、その間隔が6コマ以内となるように配列しており、ストップボタンB1〜B3の押下タイミング等に関係なくリプレイ図柄「RP」や、ベル図柄「BL」を入賞判定ライン上に引き込むことができる図柄配列を有している。
また本実施形態の遊技機では、遊技状態が、ビックボーナス(CBB)の入賞に伴って移行するビッグボーナス状態(CBB状態)である場合に、リール制御手段130が、第1リールR1を特殊制御状態に設定し、第1リールR1をストップボタンの押下タイミングから一律に75msec以内(おおよそ1コマ分の回転移動に要する時間に相当)で停止させる制御を行っている。すなわちCBB状態において特殊制御状態に設定される第1リールR1については、第1リールR1に対応するストップボタンB1の押下タイミングに相当するリールの位置から1コマ以内の位置が停止位置として決定されるようにBB状態用の停止制御テーブルが設定されている。
なおリール制御手段130は、CBB状態において、第2リールR2および第3リールR3については、ストップボタンB2およびストップボタンB3の押下タイミングから190ms以内(おおよそ4コマ分の回転移動に要する時間に相当)に各リールを停止させる制御を行う通常制御状態に設定され、BB状態用の停止制御テーブルでは、上述したような4コマを上限として図柄の引き込み処理や蹴飛ばし処理を実行することができるように第2リールR2および第3リールR3の停止位置が設定されている。
入賞判定手段140は、第1リールR1〜第3リールR3の停止状態に基づいて、役が入賞したか否かを判定する処理を行う。具体的には、記憶手段190の入賞判定テーブル記憶手段194に記憶されている入賞判定テーブルを参照しながら、第1リールR1〜第3リールR3の全てが停止した時点で有効な入賞判定ライン上に停止している図柄の組合せが、予め定められた役の入賞の形態であるか否かを判定する。
本実施形態では、図4に示すように、リールユニット310を構成する第1リールR1〜第3リールR3の外周面に対して、CBB図柄「赤7」、SB図柄「白7」、リプレイ図柄「RP」、スイカ図柄「WM」、ベル図柄「BL」、チェリー図柄「CH」、特殊図柄「BAR」が配列されている。そして、各リールが停止した状態における入賞判定ライン上に表示された各図柄の組合せによって、図5に示すように、ビッグボーナス(CBB)、シングルボーナス(SB)、リプレイ、ベル、スイカ、チェリー、特殊小役の入賞の有無が判定できるように入賞判定テーブルが用意されている。
そして本実施形態の遊技機では、入賞判定手段140の判定結果に基づいて、役が入賞した場合には、入賞時処理が実行される。入賞時処理としては、メダルの払い出しをするための処理、リプレイ処理、遊技状態を移行させる処理などが実行される。例えば、小役が入賞した場合には払出制御手段150によってメダルの払出制御処理が行われ、リプレイが入賞した場合にはリプレイ処理手段160によってリプレイ処理が行われ、ビッグボーナス(CBB)やシングルボーナス(SB)が入賞した場合には遊技状態移行制御手段170によって遊技状態を移行させる処理が行われる。
払出制御手段150は、遊技結果に応じたメダルの払い出しに関する払出制御処理を行う。具体的には、小役が入賞した場合に、役毎に予め設定されている配当(図5参照)に基づいて、遊技におけるメダルの払出数を決定し、決定されたメダルの払出数をホッパーユニット320(払出装置)に対して指示する制御を行う。複数の小役が1回の遊技で入賞した場合には、入賞した各小役の配当の合計が、遊技におけるメダルの払出数として設定される。
ホッパーユニット320は、払出制御手段150によって指示された払出数のメダルを払い出す動作を行う。ホッパーユニット320には、メダルを1枚払い出す毎に作動する払出メダル検出スイッチ325が備えられており、払出制御手段150は、払出メダル検出スイッチ325からの入力信号に基づいてホッパーユニット320から実際に払い出されたメダルの数を管理することができるように構成されている。
なおメダルのクレジット(内部貯留)が許可されている場合には、ホッパーユニット320によって実際にメダルの払い出しを行う代わりに、記憶手段190のクレジット記憶領域(図示省略)に記憶されているクレジット数(クレジットされたメダルの数)に対して払出数を加算するクレジット加算処理を行って仮想的にメダルを払い出す処理を行う。また図5に示すように、リプレイ、ビッグボーナス(CBB)、およびシングルボーナス(SB)については配当が設定されていないため、遊技の結果、リプレイ、CBB、あるいはSBが入賞した場合には、ホッパーユニット320からのメダルの払い出しは行われないが、形式的に0枚のメダルを払い出したとする処理(0枚処理)が行われる。
リプレイ処理手段160は、リプレイが入賞した場合に、次回の遊技に関して遊技者の所有するメダルの投入を要さずに前回の遊技と同じ準備状態に設定するリプレイ処理(再遊技処理)を行う。すなわち本実施形態の遊技機では、リプレイが入賞した場合には、遊技者の手持ちのメダル(クレジットメダルを含む)を使わずに前回の遊技と同じ規定投入数のメダルが自動的に投入状態に設定される自動投入処理が行われ、遊技機が前回の遊技と同じ入賞判定ラインを有効化した状態で次回の遊技における回転開始操作(遊技者によるスタートレバーSLの押下操作)を待機する状態に設定される。
遊技状態移行制御手段170は、通常状態(第1遊技状態)、SB状態(第2遊技状態)、CBB成立状態(第4遊技状態)、およびCBB状態(第3遊技状態)の間で遊技状態を移行させる制御を行う。本実施形態の遊技機では、現在の遊技状態を示す状態フラグを変更することによって、遊技状態を移行させる制御を実現しており、状態フラグの設定情報は、フラグ記憶手段192に格納される。状態フラグの設定状態を変更する条件は、1の条件が定められていてもよいし、複数の条件が定められていてもよい。複数の条件が定められている場合には、複数の条件のうち1の条件が成立したこと、あるいは複数の条件の全てが成立したことに基づいて、状態フラグの設定状態を変更することができる。
通常状態(第1遊技状態)は、複数種類の遊技状態の中で初期状態に相当する遊技状態で、通常状態からはSB状態あるいはCBB成立状態への移行が可能となっている。また通常状態は、後述するRTフラグの設定状態に応じて、リプレイの当選確率が低い状態と、リプレイの当選確率が高い状態とが存在し、リプレイの当選確率が低い状態では、抽選テーブルAを参照した内部抽選が行われ、リプレイの当選確率が高い状態では、抽選テーブルBを参照した内部抽選が行われる。
SB状態(第2遊技状態)は、内部抽選でSB(第2の役)に当選した遊技においてSBの入賞形態を示す図柄組合せ「白7・白7・白7」(特定の図柄組合せの一例)が入賞判定ライン上に表示されたことを契機として移行する遊技状態である。SB状態では、通常状態よりも小役の入賞率を上昇させたボーナス遊技を実行させる制御が行われ、本実施形態では、通常状態での内部抽選で参照される抽選テーブルA,Bよりも小役の種類を増加させた抽選テーブルCを参照した内部抽選が行われる。すなわちSB状態では、内部抽選の対象となる小役の種類が増加することによって通常状態よりも小役が当選しやすくなるために、小役の入賞率が上昇する。またSB状態では、1回のボーナス遊技が行われたことを終了条件として状態フラグを変更することによって、SB状態を終了させる制御が行われる。なお本実施形態では、SB状態用の抽選テーブルにおいて通常状態用の抽選テーブルよりも小役の種類を増加させているが、SB状態用の抽選テーブルにおいて通常状態用の抽選テーブルで内部抽選の対象となっている小役の当選確率を上昇させるようにしてもよい。
CBB状態(第3遊技状態)は、内部抽選でCBB(第3の役)に当選することによって移行するCBB成立状態においてCBBの入賞形態を示す図柄組合せ「赤7・赤7・赤7」が入賞判定ライン上に表示されたことを契機として移行する遊技状態である。CBB成立状態では、抽選テーブルDを参照した内部抽選が行われ、CBBとSBが内部抽選の対象から除外される。CBB状態では、抽選テーブルEを参照した内部抽選が行われるが、小役については当否に関わらず抽選フラグが当選状態に設定されるとともに、第1リールR1が特殊制御状態に設定されてストップボタンB1の押下時点から75msec以内に停止することによりボーナス遊技での小役の入賞率が通常状態よりも高められている。またCBB状態では、ボーナス遊技におけるメダルの払出数の合計が所定数(例えば、253枚以下の予め定められた枚数)を超えたことを第1の終了条件とし、ボーナス遊技における内部抽選でSBが当選したことを第2の終了条件として、第1の終了条件あるいは第2の終了条件のいずれかが成立したことに基づいて状態フラグを変更することによって、CBB状態を終了させる制御が行われる。
当選確率調整手段175は、内部抽選でのリプレイ(第1の役)の当選確率を調整する。本実施形態において当選確率調整手段175は、フラグ記憶手段192に格納されるRTフラグ(リプレイ確率フラグ)を、リプレイ無抽選状態(RT0)、リプレイ低確率状態(RT1)、およびリプレイ高確率状態(RT2)の複数種類の設定状態の間で変化させることによってリプレイの当選確率を調整する。
特に本実施形態では、当選確率調整手段175が、第1の終了条件の成立によってCBB状態が終了した場合には、RTフラグをリプレイ低確率状態(RT1)に設定することによって、リプレイの当選確率を約1/7.3(第1の確率の一例)に調整し、第2の終了条件の成立によってCBB状態が終了した場合には、入賞判定ライン上にSBの入賞形態を示す図柄組合せ「白7・白7・白7」(特定の図柄組合せの一例)が表示されたことを条件に、RTフラグをリプレイ高確率状態(RT2)に設定することによって、リプレイの当選確率を約1/1.5(第2の確率の一例)に調整する。なお当選確率調整手段175は、第2の終了条件の成立によってCBB状態が終了した場合であっても、入賞判定ライン上にSBの入賞形態を示す図柄組合せ「白7・白7・白7」が表示されなかった場合には、RTフラグをリプレイ低確率状態(RT1)に設定する。
また本実施形態の遊技機では、当選確率調整手段175が、CBBの入賞を契機としてRTフラグをリプレイ無抽選状態(RT0)に変更することによって、CBB状態では、リプレイが内部抽選の対象から除外される。すなわちCBB状態でのリプレイの当選確率は0ということになる。
また本実施形態の遊技機では、当選確率調整手段175が、RTフラグをリプレイ高確率状態(RT2)に設定した遊技が所定回数(例えば、100回)行われたことを契機として、RTフラグをリプレイ低確率状態(RT1)に変更する。
演出制御手段180は、演出テーブル記憶手段195に記憶されている演出テーブルを参照して選択される演出データに基づいてランプ、LED、液晶ディスプレイ等の表示装置330(演出装置の一例)を用いて行う表示演出や音響装置340(演出装置の一例)を用いて行う音響演出に関する制御を行う。具体的には、メダルの投入やベットボタンB0、スタートレバーSL、ストップボタンB1〜B3に対する操作、遊技状態の変動などの遊技イベントの発生に応じてランプやLEDを点灯あるいは点滅させたり、液晶ディスプレイLCDの表示内容を変化させたり、スピーカから音を出力させたりすることにより、遊技を盛り上げたり、遊技を補助するための演出制御を行う。
なお本実施形態の機能ブロック構成は、コンピュータシステム(ゲームシステムを含む)に関しても適用することができる。これらのシステムでは、本実施形態の遊技制御手段100としてコンピュータを機能させるプログラムを、CD、DVD等の情報記憶媒体あるいはインターネット上のWebサーバからネットワークを介してダウンロードすることによって、その機能を実現することができる。また上記コンピュータシステムでは、メダル投入スイッチ210、ベットスイッチ220、スタートスイッチ230、ストップスイッチ240等は、キーボードやポインティングデバイス(マウス等)、あるいはコントローラなどの操作手段に対してそれらの機能を仮想的に割り当てることにより実現することができる。また上記コンピュータシステムでは、リールユニット310やホッパーユニット320などは必須の構成要件ではなく、これらの装置ユニットは、ディスプレイ(表示装置330)に表示出力される画像の制御によってそれらの機能を仮想的に実現することができる。
2.本実施形態の制御手法
続いて、本実施形態の遊技機で採用されている制御手法を具体的に説明する。
まず本実施の形態では、図6(A)に示すように、8ビット構成のフラグの一部ずつを状態フラグとRTフラグとに割り当てて、各ビットの状態によって、遊技状態およびリプレイの当選確率を判断することができるようになっている。具体的には、図6(A)に示すように、下位の4ビット(ビット0〜ビット3)を状態フラグに割り当てているとともに、上位の4ビット(ビット4〜ビット7)をRTフラグに割り当てている。
状態フラグについて説明すると、遊技状態が通常状態である場合には、ビット0が「1」に設定され、遊技状態がSB状態である場合には、ビット1が「1」に設定され、遊技状態がCBB成立状態である場合には、ビット2が「1」に設定され、遊技状態がCBB状態である場合には、ビット3が「1」に設定される。なお状態フラグに割り当てられている各ビットは、重複して「1」に設定されることはないように制御されている。
またRTフラグについて説明すると、リプレイが内部抽選の対象から除外されるリプレイ無抽選状態(RT0)である場合には、ビット4が「1」に設定され、リプレイの当選確率が約1/7.3(第1の確率)に設定されるリプレイ低確率状態である場合には、ビット5が「1」に設定され、リプレイの当選確率が約1/1.5(第2の確率)に設定されるリプレイ高確率状態である場合には、ビット6が「1」に設定される。なおRTフラグに割り当てられている各ビットは、重複して「1」に設定されることはないように制御されている。
そして本実施の形態では、図6(B)に示すように、抽選テーブルA〜抽選テーブルE(図3参照)と、状態フラグおよびRTフラグの各ビットの設定状態との対応関係を設定したテーブルを予め用意しておき、状態フラグおよびRTフラグの各ビットの設定状態に基づいて、抽選テーブルA〜抽選テーブルEのいずれかを、内部抽選で参照する抽選テーブルとして選択する。
続いて、図7に示すフローチャートに沿って説明を進める。
まず本実施形態の遊技機では、初期設定において遊技状態が通常状態に設定され、かつリプレイの抽選状態がリプレイ低確率状態(RT1)に設定される(ステップS100)。このとき図6(A)に示すビット0とビット5とが「1」に設定されることにより、リプレイの当選確率が約1/7.3に設定された抽選テーブルAを参照して内部抽選が行われる。通常状態では、SBが常にリプレイと重複して当選し、SBとリプレイとが重複して当選した遊技では、常にリプレイの入賞が優先されるため、通常状態ではSBが入賞することがないように第1リールR1〜第3リールR3を停止させている。
そして通常状態においてCBBに当選した場合(ステップS102でY)、図6(A)に示すビット0が「0」にクリアされるとともに、ビット2が「1」に設定されて遊技状態がCBB成立状態に移行する(ステップS104)。このときビット2が「1」に設定されていることに基づいて、CBBが内部抽選の対象から除外された抽選テーブルDを参照して内部抽選が行われるとともに、CBBが入賞するまでCBBの抽選フラグが当選状態に維持される。
次にCBBを入賞させると(ステップS106でY)、図6(A)に示すビット2が「0」にクリアされるとともに、ビット3が「1」に設定されて遊技状態がCBB状態に移行する(ステップS108)。このときRTフラグに割り当てられているビット5が「0」にクリアされるとともに、ビット4が「1」に設定されることによりリプレイの抽選状態がリプレイ無抽選状態(RT0)に設定される。そしてCBB状態では、リプレイが内部抽選の対象から除外されることによってSBがリプレイと重複せずに当選可能となる抽選テーブルEを参照して内部抽選が行われる。なおCBB状態では、小役であるベル、スイカ、チェリーの当否は形式的に決定されるが、各小役の抽選フラグはその当否に関わらず毎遊技において当選状態に設定される。
ここでCBB状態においてSBに当選することなく(ステップS110でN)、所定数(例えば、253枚)を超えるメダルが払い出されてCBB状態の第1の終了条件が成立した場合(ステップS112でY)、CBB状態を終了させてリプレイの当選確率が低い通常状態へ遊技状態を移行させる(ステップS100へ)。
本実施形態では、第1の終了条件が成立した場合に、CBB状態が終了する遊技(CBB終了遊技)において、図8に示す制御を行う。具体的に説明すると、CBB終了遊技において第1リールR1〜第3リールR3の全てが停止した時点で小役が入賞したことに伴って入賞した小役の配当に基づく数のメダルが払い出されるとともに、CBB状態を示す状態フラグ(図6(A)に示すビット3)が作動状態(「1」)から非作動状態(「0」)へ変更され、通常状態を示す状態フラグ(図6(A)に示すビット0)が非作動状態(「0」)から作動状態(「1」)に変更される。また本実施形態では、所定数を超えるメダルが払い出されてCBB状態が終了する場合には、RTフラグがリプレイ無抽選状態(RT0)からリプレイ低確率状態(RT1)に変更される。
一方、CBB状態においてSBに当選した場合には(ステップS110でY)、CBB状態の第2の終了条件が成立し、メダルの払出数の合計が所定数を超えていなくてもCBB状態を終了させる。そしてCBB状態では、SBがリプレイと重複しないで当選するように内部抽選を行っているため、SBが当選したCBB終了遊技では、ストップボタンB1〜B3の停止操作に応じてSBの入賞が可能となる。そしてCBB終了遊技でSBが入賞すると(ステップS114でY)、SBの入賞形態を示す図柄組合せ「白7・白7・白7」が入賞判定ライン上に表示されたことに基づいてリプレイの当選確率を上昇させるとともに、遊技状態をSB状態へ移行させる(ステップS116、ステップS118)。またSBが当選したCBB終了遊技においてSBが入賞しなかった場合には(ステップS114でN)、リプレイの当選確率が低い通常状態へ遊技状態を移行させる(ステップS100へ)。
本実施形態では、第2の終了条件が成立した場合に、CBB終了遊技において図9(A)あるいは図9(B)に示す制御を行う。具体的に説明すると、CBB状態でSBに当選すると、SBの抽選フラグが当選状態に設定されたことに基づいて、CBB状態を示す状態フラグが作動状態から非作動状態へ変更され、通常状態を示す状態フラグが非作動状態から作動状態へ変更される。このとき、ストップボタンB1〜B3の押下操作が許可される前に、状態フラグが通常状態を示す設定状態に変更されることが好ましい。このようにすれば、SBが当選したCBB終了遊技では、ストップボタンB1の押下検出位置から0コマ〜4コマの範囲内で第1リールR1を停止させる制御を行うことができるため、SBを入賞させやすくすることができる。またCBB状態でSBに当選すると、SBの抽選フラグが当選状態に設定されたことに基づいて、RTフラグは、図9(A)に示すように、リプレイ無抽選状態(RT0)からリプレイ低確率状態(RT1)に変更される。しかしながら、CBB終了遊技でSBを入賞させることによって入賞判定ライン上に「白7・白7・白7」の図柄組合せが表示されると、SB状態を示す状態フラグ(図6(A)に示すビット1)が非作動状態から作動状態へ変更されるとともに、RTフラグがリプレイ低確率状態(RT1)からリプレイ高確率状態(RT2)へ変更される。またCBB終了遊技でSBを入賞させることができなかった場合には、通常状態を示す状態フラグが作動状態に維持されるとともに、RTフラグもリプレイ低確率状態(RT1)に維持される。
ここで再び図7に示すフローチャートに戻って説明を進める。
SB状態では、抽選テーブルCを参照した内部抽選を行うことによって、リプレイおよび小役のみならずCBBの当否も決定しており、SB状態でのボーナス遊技においてCBBが当選した場合には(ステップS120でY)、遊技状態をCBB成立状態へ移行させる(ステップS104へ)。またSB状態でのボーナス遊技においてCBBが当選しなかった場合には(ステップS120でN)、遊技状態が通常状態に復帰させる(ステップS122)。このときRTフラグの設定状態は、SB状態の終了後も引き継がれるようにしているため、SB状態終了後に移行する通常状態では、リプレイの当選確率が高い抽選テーブルBを参照して内部抽選を行う。このリプレイの当選確率が高い通常状態でもCBBが当選した場合には(ステップS124でY)、遊技状態をCBB成立状態に移行させる(ステップS104へ)。またリプレイの当選確率が高い通常状態では、遊技が行われる毎に遊技回数に相当するカウント値が更新されており、カウント値がしきい値に達して、所定回数の遊技が行われたと判断されると(ステップS126でY)、RTフラグをリプレイ高確率状態(RT2)からリプレイ低確率状態(RT1)に変更することにより、遊技状態をリプレイの当選確率が低い通常状態へ移行させる(ステップS100へ)。
以上に述べた本実施形態の制御手法によれば、CBB状態が、SBの当選に伴って不意に終了する場合でも、リプレイの当選確率が高くなるという遊技上の特典を得る機会を付与することによって、遊技者の遊技意欲が減退することを防止することができる。特に本実施形態では、SBの入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことによってリプレイの当選確率を上昇させるようにしているので、CBB終了遊技に限って通常状態では入賞させることができないSBを入賞させてリプレイの当選確率を高めることができるという新たな遊技性を提供して遊技者の関心を惹きつけることができる。
3.変形例
本発明は、上記の実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能であり、以下に変形例を紹介する。なお、上記実施形態や、以下において変形例として説明する各種の手法は、本発明を実現する制御手法として適宜組み合わせて採用することができる。
3−1.変形例1
上記実施形態では、CBB状態においてSBに当選した時点で、状態フラグおよびRTフラグが変更される場合を例に取り説明をしたが、CBB状態においてSBに当選しても即座に状態フラグおよびRTフラグを変更せずに、第1リールR1〜第3リールR3の全てが停止した時点で状態フラグを変更するようにしてもよい。
図10(A)および図10(B)を用いて具体的に説明する。まずCBB状態でSBに当選し、第1リールR1〜第3リールR3の全てが停止した時点で入賞判定ライン上に「白7・白7・白7」の図柄組合せが表示されると、図10(A)に示すように、SBの入賞に伴いCBB状態を示す状態フラグが作動状態から非作動状態へ変更され、通常状態を示す状態フラグが非作動状態から作動状態へ変更されるとともに、RTフラグが、リプレイ無抽選状態(RT0)からリプレイ高確率状態(RT2)に変更される。一方、CBB状態でSBに当選したが、第1リールR1〜第3リールR3の全てが停止した時点で入賞判定ライン上に「白7・白7・白7」の図柄組合せが表示されず、SBを入賞させることができなかった場合には、CBB状態を示す状態フラグが作動状態から非作動状態へ変更され、通常状態を示す状態フラグが非作動状態から作動状態へ変更されるとともに、RTフラグが、リプレイ無抽選状態(RT0)からリプレイ低確率状態(RT1)に変更される。
本変形例のようにすれば、状態フラグおよびRTフラグの設定上を頻繁に変更せずに済むため、CBB終了遊技における処理負荷を軽減することができる。さらに本変形例では、SBが当選したCBB終了遊技では、第1リールR1〜第3リールR3の全てが停止するまで遊技状態がCBB状態に維持されているので、ストップボタンB1の押下検出位置から0コマ〜1コマの範囲内で第1リールR1を停止させる制御を行うことになり、SBの入賞難易度を高めることができるようになる。
3−2.変形例2
上記実施形態では、CBB状態における内部抽選で参照される抽選テーブルEにおいて、SBが常にリプレイと重複しないで当選するように役と乱数値との対応関係が設定されている場合を例に取り説明をしたが、図11に示す抽選テーブルEのように、CBB状態では、SBがリプレイと重複しないで単独で当選する場合と、SBがリプレイと重複して当選する場合とが存在するように、役と乱数値との対応関係が設定されていてもよい。
このときSBがリプレイと重複せずに単独で当選した場合に限って、SBを入賞させることができるように第1リールR1〜第3リールR3を停止させる制御を行うことができる。このようにすれば、CBB状態がSBの当選によって終了する場合において、リプレイの当選確率を高めることができる機会を限定的に付与することができ、遊技者のメダルの獲得状況を好適に調整することができるようになる。
またCBB状態においてSBが単独で当選した場合に限らず、CBB状態においてSBがリプレイと重複して当選した場合においても、SBを入賞させることができるようにしてもよい。この場合、SBがリプレイと重複して当選した遊技においてリプレイの入賞を回避しつつSBを入賞させることができるようにする必要がある。例えば、変形例1に示すようにCBB状態でSBが当選しても第1リールR1〜第3リールR3が停止するまでは、状態フラグが変更されないようにしておき、CBB状態では入賞判定ラインL1のみが有効化されるようにすることでリプレイの入賞を回避しつつ、SBを入賞させることができる。具体的に説明すると、CBB状態では、第1リールR1がストップボタンB1の押下検出位置から0コマ〜1コマの範囲で停止させる制御が行われているため、図4に示す第1リールR1の14番のSB図柄「白7」が入賞判定ラインL1上の表示位置(中段)を通過するタイミングでストップボタンB1が押下されると、0コマ〜1コマの範囲内にリプレイ図柄「RP」が存在しないことにより、入賞判定ラインL1上の表示位置に14番のSB図柄「白7」を停止させることができる。そして、第2リールR2および第3リールR3については、有効化されている入賞判定ラインL1上にSB図柄「白7」が停止していることにより、0コマ〜4コマの範囲でSB図柄「白7」を狙ってストップボタンB2,B3を押下することによって、リプレイの入賞を回避しつつSBを入賞させることができるようになる。このように本変形例によれば、SBが単独当選してCBB状態が終了した遊技ではSBの入賞難易度を低くして、SBがリプレイと重複当選してCBB状態が終了した遊技ではSBの入賞難易度を高くするというSBの入賞難易度を段階的に設定することもできるようになる。
3−3.変形例3
上記実施形態では、SBの入賞形態を示す図柄組合せ「白7・白7・白7」が入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、RTフラグをリプレイ高確率状態(RT2)に設定する場合を例に取り説明をしたが、SBが当選したCBB終了遊技において、SBの入賞を逃した場合に入賞判定ライン上に表示される図柄組合せに基づいて、RTフラグをリプレイ高確率状態(RT2)に設定するようにしてもよい。
本変形例では、リール制御手段130が、SBがリプレイと重複しないで当選した遊技において、入賞判定ライン上の表示位置にSB図柄「白7」が引き込むことが可能なタイミングでストップボタンB1〜B3が押下操作された場合には、ストップボタンB1〜B3の押下操作の態様が特定の態様であることに基づいて、SBの入賞形態を示す図柄組合せ「白7・白7・白7」が入賞判定ライン上に表示されるように第1リールR1〜第3リールR3を停止させ、SBがリプレイと重複しないで当選した遊技において、入賞判定ライン上の表示位置にSB図柄「白7」が引き込むことができないタイミングでストップボタンB1〜B3が押下操作される態様である場合には、ストップボタンB1〜B3の押下操作の態様が特定の態様でないことに基づいて、特定の図柄組合せ(例えば、「RP・RP・BL」)が入賞判定ライン上に表示されるように第1リールR1〜第3リールR3を停止させる制御を行う。
このとき上記実施形態のように、CBB状態においてSBに当選した時点で、状態フラグおよびRTフラグが変更される実施態様では、第1リールR1〜第3リールR3のそれぞれが、ストップボタンB1〜B3の押下検出位置から0コマ〜4コマの範囲内で停止する制御を行うため、SBの入賞を逃し場合に入賞判定ライン上に表示される図柄組合せを多種多様に設定することができる。
また変形例1のように、CBB状態においてSBに当選しても即座に状態フラグおよびRTフラグを変更せずに、第1リールR1〜第3リールR3の全てが停止した時点で状態フラグを変更する実施態様では、ストップボタンB1〜B3の押下操作が行われる時点では、第1リールR1が0コマ〜1コマの範囲内で停止する特殊制御状態に設定されたままであるため、CBB状態がSBの当選によって終了する場合に限って入賞判定ライン上に表示される特有の図柄組合せを設定することができるようになる。
なお本変形例では、CBB終了遊技においてSBを入賞を逃すことによりRTフラグをリプレイ高確率状態(RT2)に設定するため、状態フラグがSB状態を示す設定状態である場合には、RTフラグがリプレイ低確率状態(RT1)に設定される。このためSB状態での内部抽選で参照される抽選テーブルCは、図12に示すように、RTフラグがリプレイ低確率状態(RT1)に設定された通常状態における内部抽選で参照される抽選テーブルAとリプレイの当選確率が同一になるように役と乱数値との対応関係が設定される。
続いて図13に示すフローチャートを参照しながら本変形例における処理の例について説明する。なお図13に示すフローチャートについては、図7に示すフローチャートと同様の処理については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本変形例では、CBB状態においてSBが当選すると(ステップS110でY)、CBB状態が終了するが、SBが当選したCBB終了遊技においてSBが入賞しなかったことに基づいて(ステップS114でN)、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されてRTフラグをリプレイ高確率状態(RT2)に変更してリプレイの当選確率を上昇させる制御を行う(ステップS115)。このように本変形例によれば、CBB状態がSBの当選に伴って終了するCBB終了遊技において、SBの入賞を回避してリプレイの当選確率を高めるという新たな遊技性を提供して遊技者の関心を惹きつけることができる。
3−4.変形例4
上記実施形態では、SBの入賞形態を示す図柄組合せ「白7・白7・白7」が入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、RTフラグをリプレイ高確率状態(RT2)に設定する場合を例に取り説明をしたが、SBが当選したCBB終了遊技においてSBを入賞させたことによって移行するSB状態に限って内部抽選の対象となっている特殊小役(第4の役)の入賞形態を示す図柄組合せ「赤7・赤7・BAR」(特定の図柄組合せの一例)が入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、RTフラグをリプレイ高確率状態(RT2)に設定するようにしてもよい。このときSB状態では、図12に示した抽選テーブルCを参照した内部抽選を行うことにより、特殊小役が他の小役に比べて高い確率で当選するようにすることが好ましい。
続いて図14に示すフローチャートを参照しながら本変形例における処理の例について説明する。なお図14に示すフローチャートについては、図7に示すフローチャートと同様の処理については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本変形例では、SB状態において(ステップS118)、CBBに当選せずに(ステップS120でN)、特殊小役に当選して、当選した特殊小役が入賞すると(ステップS121aでY)、特殊小役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいてRTフラグをリプレイ高確率状態(RT2)に変更してリプレイの当選確率を上昇させる制御を行う(ステップS121b)。このように本変形例によれば、CBB状態がSBの当選に伴って終了するCBB終了遊技において、SBを入賞させて遊技状態をSB状態に移行させてから、SB状態において特殊小役を入賞させることによりリプレイの当選確率を高めるという新たな遊技性を提供して遊技者の関心を惹きつけることができる。
3−5.変形例5
上記実施形態では、CBB状態での遊技の状況に関わらず、一定回数の遊技を消化した場合にRTフラグがリプレイ高確率状態(RT2)からリプレイ低確率状態(RT1)に変更される場合を例に取り説明をしたが、CBB状態での遊技の状況に応じて、RTフラグがリプレイ高確率状態(RT2)からリプレイ低確率状態(RT1)に変更される時期を決定するようにしてもよい。このとき図2に示す当選確率調整手段175が、CBB状態において特定条件が成立したか否かを判定し、特定条件の成立の有無に応じて、RTフラグがリプレイ高確率状態(RT2)からリプレイ低確率状態(RT1)に変更される時期を決定する。このようにすれば、SBの当選に伴うCBB状態の強制終了に備えて、CBB状態において特定条件を成立させるという新規な遊技の目的を遊技者に与えることができ、遊技者の関心をより一層強く惹きつけることができる。
本変形例では、例えば、CBB状態でSBが当選するまでに行われたボーナス遊技の回数が少ないほど、RTフラグがリプレイ高確率状態(RT2)に維持される遊技回数が多くなるようにすることができる。また本変形例では、例えば、CBB状態でSBが当選するまでに払い出されたメダルの数、あるいはCBB状態でSBが当選するまでに遊技者が獲得したメダルの数が少ないほど、RTフラグがリプレイ高確率状態(RT2)に維持される遊技回数が多くなるようにすることができる。このようにすれば、CBB状態において早期にSBが当選して十分にメダルを獲得できなかった遊技者に対して、より有利な遊技上の特典を付与して遊技意欲の減退を防ぐことができる。
本実施形態の遊技機の外観構成を示す斜視図である。 本実施形態の遊技機の機能ブロックを説明する図である。 本実施形態の遊技機における抽選テーブルの構成を説明する図である。 本実施形態の遊技機におけるリールの図柄配列を説明する図である。 本実施形態の遊技機における入賞役と図柄組合せとの関係を説明する図である。 本実施形態の遊技機の制御手法を説明するための図である。 本実施形態の遊技機における処理を示すフローチャートである。 本実施形態の遊技機の制御手法を説明するための図である。 本実施形態の遊技機制御手法を説明するための図である。 本実施形態の遊技機の変形例における制御手法を説明するための図である。 本実施形態の遊技機の変形例における抽選テーブルの構成を説明する図である。 本実施形態の遊技機の変形例における抽選テーブルの構成を説明する図である。 本実施形態の遊技機の変形例における処理を示すフローチャートである。 本実施形態の遊技機の変形例における処理を示すフローチャートである。
符号の説明
BX 収納箱、UD 前面上扉、DD 前面下扉、DW 表示窓、
L1〜L5 有効ライン、DS 遊技情報表示部、LCD 液晶ディスプレイ、
R1 第1リール、R2 第2リール、R3 第3リール、
B0 ベットボタン、SL スタートレバー、B1〜B3 ストップボタン、
MI メダル投入口、MO メダル払い出し口、MP メダル受け皿、
100 遊技制御手段、105 投入受付手段、110 乱数発生手段、
120 抽選手段、125 抽選フラグ設定手段、130 リール制御手段、
140 入賞判定手段、150 払出制御手段、160 リプレイ処理手段、
170 遊技状態移行制御手段、175 当選確率調整手段、180 演出制御手段、
190 記憶手段、191 抽選テーブル記憶手段、192 フラグ記憶手段、
193 停止制御テーブル記憶手段、194 入賞判定テーブル記憶手段、
195 演出テーブル記憶手段、
210 メダル投入スイッチ、220 ベットスイッチ、230 スタートスイッチ、
240 ストップスイッチ、310 リールユニット、315 リールインデックス、
320 ホッパーユニット、325 払出メダル検出スイッチ、
330 表示装置、340 音響装置

Claims (9)

  1. 外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールの停止状態において役毎に定められた図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、役が入賞するように設けられた遊技機であって、
    第1の役、第2の役、および第3の役の当否を決定する内部抽選を行う抽選手段と、
    内部抽選で当選した役に対応づけられた抽選フラグの設定状態を非当選状態から当選状態に変更する抽選フラグ設定手段と、
    遊技毎に前記複数のリールを回転させ、停止操作に対応する回転中のリールを抽選フラグの設定状態に応じて停止させる制御を行うリール制御手段と、
    第1遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第2の役の入賞を契機として移行する第2遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第3の役の入賞を契機として移行する第3遊技状態とを含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる制御を行う遊技状態移行制御手段と、
    前記内部抽選での前記第1の役の当選確率を調整する当選確率調整手段とを備え、
    前記抽選手段が、
    前記第1遊技状態では前記第2の役が常に前記第1の役と重複して当選するように内部抽選を行っており、
    前記第3遊技状態では前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選する場合があるように内部抽選を行っており、
    前記抽選フラグ設定手段が、
    前記第1の役および前記第2の役に対応づけられた抽選フラグについては、前記内部抽選の結果に基づいて当選状態に設定されても入賞の有無に関わらず遊技が終了する毎に非当選状態にリセットし、前記第3の役に対応づけられた抽選フラグについては、当該第3の役が入賞するまで当選状態を維持する制御を行い、
    前記リール制御手段が、
    前記第2の役が前記第1の役と重複して当選した遊技では、前記停止操作の態様に関わらず常に前記第1の役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されるように前記複数のリールを停止させ、前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選した遊技、あるいは前記第2遊技状態での遊技に限って、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示され得るように前記複数のリールを停止させる制御を行っており、
    前記遊技状態移行制御手段が、
    前記第2遊技状態での遊技が1回行われたことに基づいて前記第2遊技状態を終了させる制御と、
    前記第3遊技状態での遊技における遊技媒体の払出数の合計が所定数を超えたことを第1の終了条件とし、前記第3遊技状態での遊技における内部抽選で前記第2の役が当選したことを第2の終了条件として、第1の終了条件あるいは第2の終了条件のいずれかが成立したことに基づいて前記第3遊技状態を終了させる制御とを行い、
    前記当選確率調整手段が、
    前記第3遊技状態が前記第1の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第1の役の当選確率を第1の確率に調整し、
    前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第1の確率より高い第2の確率に調整することを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1において、
    前記特定の図柄組合せが、前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選した遊技に限って入賞判定ライン上に表示され得る前記第2の役の入賞形態を示す図柄組合せであって、
    前記当選確率調整手段が、
    前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第2の役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第2の確率に調整することを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1において、
    前記リール制御手段が、
    前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選した遊技における前記停止操作の態様が特定の態様である場合には、前記第2の役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されるように前記複数のリールを停止させ、前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選した遊技における前記停止操作の態様が特定の態様と異なる場合には、前記特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されるように前記複数のリールを停止させる制御を行うことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1において、
    前記抽選手段が、
    前記第2遊技状態での遊技に限って、前記第1の役、前記第2の役、および前記第3の役のいずれとも役の入賞形態を示す図柄組合せが異なる第4の役の当否を決定する内部抽選を行っており、
    前記特定の図柄組合せが、前記第2遊技状態で前記第4の役が当選した遊技に限って入賞判定ライン上に表示され得る前記第4の役の入賞形態を示す図柄組合せであって、
    前記当選確率調整手段が、
    前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第2の役の入賞に伴って移行した前記第2遊技状態で前記第4の役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第2の確率に調整することを特徴とする遊技機。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記当選確率調整手段が、
    前記第3遊技状態において特定条件が成立したか否かに応じて、前記第1の役の当選確率を前記第2の確率から前記第1の確率へ変更する時期を制御することを特徴とする遊技機。
  6. 外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールの停止状態において役毎に定められた図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、役が入賞するように設けられた遊技機であって、
    第1の役、第2の役、および第3の役の当否を決定する内部抽選を行う抽選手段と、
    内部抽選で当選した役に対応づけられた抽選フラグの設定状態を非当選状態から当選状態に変更する抽選フラグ設定手段と、
    遊技毎に前記複数のリールを回転させ、停止操作に対応する回転中のリールを抽選フラグの設定状態に応じて停止させる制御を行うリール制御手段と、
    第1遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第2の役の入賞を契機として移行する第2遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第3の役の入賞を契機として移行する第3遊技状態とを含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる制御を行う遊技状態移行制御手段と、
    前記内部抽選での前記第1の役の当選確率を調整する当選確率調整手段とを備え、
    前記抽選フラグ設定手段が、
    前記第1の役および前記第2の役に対応づけられた抽選フラグについては、前記内部抽選の結果に基づいて当選状態に設定されても入賞の有無に関わらず遊技が終了する毎に非当選状態にリセットし、前記第3の役に対応づけられた抽選フラグについては、当該第3の役が入賞するまで当選状態を維持する制御を行い、
    前記リール制御手段が、
    前記第3遊技状態で前記第2の役が当選した遊技では、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示され得るように前記複数のリールを停止させ、前記第3遊技状態以外の遊技状態で前記第2の役が当選した遊技では、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されることがないように前記複数のリールを停止させる制御を行っており、
    前記遊技状態移行制御手段が、
    前記第2遊技状態での遊技が1回行われたことに基づいて前記第2遊技状態を終了させる制御と、
    前記第3遊技状態での遊技における遊技媒体の払出数の合計が所定数を超えたことを第1の終了条件とし、前記第3遊技状態での遊技における内部抽選で前記第2の役が当選したことを第2の終了条件として、第1の終了条件あるいは第2の終了条件のいずれかが成立したことに基づいて前記第3遊技状態を終了させる制御とを行い、
    前記当選確率調整手段が、
    前記第3遊技状態が前記第1の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第1の役の当選確率を第1の確率に調整し、
    前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第1の確率より高い第2の確率に調整することを特徴とする遊技機。
  7. 外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールの停止状態において役毎に定められた図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、役が入賞するように設けられた遊技機のためのプログラムであって、
    第1の役、第2の役、および第3の役の当否を決定する内部抽選を行う抽選手段と、
    内部抽選で当選した役に対応づけられた抽選フラグの設定状態を非当選状態から当選状態に変更する抽選フラグ設定手段と、
    遊技毎に前記複数のリールを回転させ、停止操作に対応する回転中のリールを抽選フラグの設定状態に応じて停止させる制御を行うリール制御手段と、
    第1遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第2の役の入賞を契機として移行する第2遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第3の役の入賞を契機として移行する第3遊技状態とを含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる制御を行う遊技状態移行制御手段と、
    前記内部抽選での前記第1の役の当選確率を調整する当選確率調整手段として遊技機のコンピュータを機能させ、
    前記抽選手段が、
    前記第1遊技状態では前記第2の役が常に前記第1の役と重複して当選するように内部抽選を行っており、
    前記第3遊技状態では前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選する場合があるように内部抽選を行っており、
    前記抽選フラグ設定手段が、
    前記第1の役および前記第2の役に対応づけられた抽選フラグについては、前記内部抽選の結果に基づいて当選状態に設定されても入賞の有無に関わらず遊技が終了する毎に非当選状態にリセットし、前記第3の役に対応づけられた抽選フラグについては、当該第3の役が入賞するまで当選状態を維持する制御を行い、
    前記リール制御手段が、
    前記第2の役が前記第1の役と重複して当選した遊技では、前記停止操作の態様に関わらず常に前記第1の役の入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されるように前記複数のリールを停止させ、前記第2の役が前記第1の役と重複しないで当選した遊技、あるいは前記第2遊技状態での遊技に限って、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示され得るように前記複数のリールを停止させる制御を行っており、
    前記遊技状態移行制御手段が、
    前記第2遊技状態での遊技が1回行われたことに基づいて前記第2遊技状態を終了させる制御と、
    前記第3遊技状態での遊技における遊技媒体の払出数の合計が所定数を超えたことを第1の終了条件とし、前記第3遊技状態での遊技における内部抽選で前記第2の役が当選したことを第2の終了条件として、第1の終了条件あるいは第2の終了条件のいずれかが成立したことに基づいて前記第3遊技状態を終了させる制御とを行い、
    前記当選確率調整手段が、
    前記第3遊技状態が前記第1の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第1の役の当選確率を第1の確率に調整し、
    前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第1の確率より高い第2の確率に調整することを特徴とするプログラム。
  8. 外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールの停止状態において役毎に定められた図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、役が入賞するように設けられた遊技機のためのプログラムであって、
    第1の役、第2の役、および第3の役の当否を決定する内部抽選を行う抽選手段と、
    内部抽選で当選した役に対応づけられた抽選フラグの設定状態を非当選状態から当選状態に変更する抽選フラグ設定手段と、
    遊技毎に前記複数のリールを回転させ、停止操作に対応する回転中のリールを抽選フラグの設定状態に応じて停止させる制御を行うリール制御手段と、
    第1遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第2の役の入賞を契機として移行する第2遊技状態と、第1遊技状態より有利な遊技状態であって前記第3の役の入賞を契機として移行する第3遊技状態とを含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる制御を行う遊技状態移行制御手段と、
    前記内部抽選での前記第1の役の当選確率を調整する当選確率調整手段として遊技機のコンピュータを機能させ、
    前記抽選フラグ設定手段が、
    前記第1の役および前記第2の役に対応づけられた抽選フラグについては、前記内部抽選の結果に基づいて当選状態に設定されても入賞の有無に関わらず遊技が終了する毎に非当選状態にリセットし、前記第3の役に対応づけられた抽選フラグについては、当該第3の役が入賞するまで当選状態を維持する制御を行い、
    前記リール制御手段が、
    前記第3遊技状態で前記第2の役が当選した遊技では、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示され得るように前記複数のリールを停止させ、前記第3遊技状態以外の遊技状態で前記第2の役が当選した遊技では、特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されることがないように前記複数のリールを停止させる制御を行っており、
    前記遊技状態移行制御手段が、
    前記第2遊技状態での遊技が1回行われたことに基づいて前記第2遊技状態を終了させる制御と、
    前記第3遊技状態での遊技における遊技媒体の払出数の合計が所定数を超えたことを第1の終了条件とし、前記第3遊技状態での遊技における内部抽選で前記第2の役が当選したことを第2の終了条件として、第1の終了条件あるいは第2の終了条件のいずれかが成立したことに基づいて前記第3遊技状態を終了させる制御とを行い、
    前記当選確率調整手段が、
    前記第3遊技状態が前記第1の終了条件の成立によって終了した場合には、前記第1の役の当選確率を第1の確率に調整し、
    前記第3遊技状態が前記第2の終了条件の成立によって終了した場合には、前記特定の図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことを条件に、前記第1の役の当選確率を前記第1の確率より高い第2の確率に調整することを特徴とするプログラム。
  9. コンピュータにより読取可能な情報記憶媒体であって、請求項7又は8に記載のプログラムを記憶することを特徴とする情報記憶媒体。
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