JP2009093932A - フレキシブルフラットケーブル接続装置 - Google Patents

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JP2009093932A
JP2009093932A JP2007264019A JP2007264019A JP2009093932A JP 2009093932 A JP2009093932 A JP 2009093932A JP 2007264019 A JP2007264019 A JP 2007264019A JP 2007264019 A JP2007264019 A JP 2007264019A JP 2009093932 A JP2009093932 A JP 2009093932A
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Teruyuki Takahara
照幸 高原
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 接続作業を確実簡単に行なうこと。
【解決手段】 プリント配線基板2に所定間隔をおいて並設した複数の回路パターン13
にフレキシブルフラットケーブル5Aの複数の端子5aを半田付け16するようにしたフ
レキシブルフラットケーブル接続装置であって、前記各回路パターン13に接近してプリ
ント配線基板2に位置決め孔17が貫設され、該位置決め孔17に係脱可能な係合片18
がフレキシブルフラットケーブル5Aの端部近傍に固着されており、該係合片18を位置
決め孔17に係合させることよりフレキシブルフラットケーブル5Aの各端子5aをプリ
ント配線基板2の各回路パターン13に接近状態で対向させ、該各端子5aを各回路パタ
ーン13に半田付け16する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えばディスク装置(DVDレコーダ、DVDプレーヤ)などのフレキシブ
ルフラットケーブル接続装置に関し、特に、接続作業を確実簡単に行なうことができるよ
うにしたものである。
従来、ディスク装置の一例として図9及び図10に示すものがあり、これはフレキシブ
ルフラットケーブル接続装置を用いたDVDレコーダ(またはDVDプレーヤ)であって
、図9は同縦断面図、図10は同斜視図である。
図9及び図10に示すように、筐体1内にメイン基板2a及びAV基板2bと称される
プリント配線基板2が配置され、該筐体1内の両基板2a,2bの側方にディスク装置本
体3が配置され、そのメイン基板2aとAV基板2b及びディスク装置本体3とがフレキ
シブルフラットケーブル5によりコネクタ6を介して接続されている。
前記ディスク装置本体3は、ディスクD載置用トレイ7を前後進可能に支持するローダ
ーシャーシ8を有し、該ローダーシャーシ8内の上下動可能なトラバースシャーシ(図示
せず)にターンテーブル9と光ピックアップ(図示せず)とが搭載され、ターンテーブル
9に対向してローダーシャーシ8に架設した横桁10の中央収納部内にクランパ11が一
定範囲内昇降可能に配置されており、トレイ7上のディスクDをターンテーブル9で持ち
上げて、該ターンテーブル9とクランパ11とでディスクDをクランプし、そのターンテ
ーブル9によりディスクDを高速回転させ、該ディスクDに記録されている情報を光ピッ
クアップにより読み取る。
上記構成によれば、フレキシブルフラットケーブル5の接続にコネクタ6が使用されて
おり、そのコネクタ6が比較的高くて製作費が高くつく。
コネクタ6を使用しない技術として特許文献1に記載したものがある。これは、図11
(a)の分解斜視図及び図11(b)の縦断面図に示すように、プリント配線基板2の表
面に所定間隔をおいて複数の回路パターン13が並設され、該各回路パターン13に接近
してプリント配線基板2に横長矩形状の位置決め孔14がフレキシブルフラットケーブル
5の配線方向a,bとは直交する横断方向c,dに沿って貫設され、フレキシブルフラッ
トケーブル5の端部近傍に補強板15が固着されている。
接続手順を説明すると、図11(b)に仮想線で示すように、フレキシブルフラットケ
ーブル5の端部を位置決め孔14に差し込み、補強板15をプリント配線基板2の裏面に
当接させ、フレキシブルフラットケーブル5の各端子5aを各回路パターン13に対して
配線方向a,b及び横断方向c,dに沿って位置決めする。次に、フレキシブルフラット
ケーブル5の起立状態の端部を矢印e方向に折り曲げて、図11(b)に実線で示すよう
に、フレキシブルフラットケーブル5の各端子5aを各回路パターン13に当接させ、該
各端子5aを各回路パターン13に半田付け16する。
実開昭63−172171号公報
特許文献1に記載の構成では、コネクタ6を用いていない分だけコストダウンを図るこ
とができるが、フレキシブルフラットケーブル5の端部を位置決め孔14内に差し込むの
に手間がかかって面倒であると共に、その差し込んだフレキシブルフラットケーブル5の
起立状態の端部〔図11(b)仮想線参照〕を折り曲げて各端子5aを各回路パターン1
3に当接させ〔図11(b)実線参照〕、その当接状態を両面接着テープや押さえ治具で
押さえ付けて半田付け16する必要があり、その押さえ付けに両面接着テープや押さえ治
具を用いることから、作業工程数が増えて手間と時間とがかかり、作業能率が低いという
欠点がある。
本発明は、上記従来の欠点に鑑み、接続作業を確実簡単に行なうことができるようにし
たフレキシブルフラットケーブル接続装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、プリント配線基板に所定間隔をお
いて並設した複数の回路パターンにフレキシブルフラットケーブルの複数の端子を半田付
けするようにしたフレキシブルフラットケーブル接続装置であって、前記各回路パターン
に接近してプリント基板に位置決め孔が貫設され、該位置決め孔に係脱可能な係合片がフ
レキシブルフラットケーブルの端部近傍に固着されており、該係合片を位置決め孔に係合
させることよりフレキシブルフラットケーブルの各端子をプリント配線基板の各回路パタ
ーンに接近状態で対向させ、該各端子を各回路パターンに半田付けすることを特徴として
いる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記位置決め孔がフレキシ
ブルフラットケーブルの配線方向とは直交する横断方向に沿って横長矩形状に形成され、
前記係合片が、係合片本体と、該係合片本体からフレキシブルフラットケーブルの配線方
向に沿って突出する爪部とにより側面視略L字状に形成され、該係合片の横幅が位置決め
孔の横幅と同一またはわずかに小さく設定されており、その係合片を位置決め孔に嵌入さ
せて爪部を該位置決め孔の爪部対向エッジ部に係合させることにより、フレキシブルフラ
ットケーブルの各端子をプリント配線基板の各回路パターンに接近状態で対向させ、該各
端子を各回路パターンに半田付けすることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記係合片の横幅をフレキシ
ブルフラットケーブルの横幅よりも大きく設定することにより、該係合片の両端部がフレ
キシブルフラットケーブルの両側縁よりも外方に突出されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記位置決め孔の爪部対向
エッジ部の中央に凹部が形成されると共に、該凹部の奥端縁が爪部対向エッジ部と平行に
形成され、係合片の横幅が凹部の横幅と同一またはわずかに小さく設定された小幅状フレ
キシブルフラットケーブルを有しており、係合片を位置決め孔から凹部内に嵌入させて爪
部を該凹部の奥端縁に係合させることにより、小幅状フレキシブルフラットケーブルの各
端子をプリント配線基板の各回路パターンに接近状態で対向させ、該各端子を各回路パタ
ーンに半田付けすることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、プリント配線基板に所定間隔をおいて並設した複数の回路パ
ターンにフレキシブルフラットケーブルの複数の端子を半田付けするようにしたフレキシ
ブルフラットケーブル接続装置であって、前記各回路パターンに接近してプリント基板に
フレキシブルフラットケーブルの配線方向とは直交する横断方向に沿って横長矩形状の位
置決め孔が貫設され、該位置決め孔の爪部対向エッジ部の中央に凹部が形成されると共に
、該凹部の奥端縁が爪部対向エッジ部と平行に形成され、前記位置決め孔の横幅と同一ま
たたわずかに小さい横幅の係合片を端部近傍に固着した大幅状フレキシブルフラットケー
ブルを有すると共に、前記凹部の横幅と同一またはわずかに小さい横幅の係合片を端部近
傍に固着した小幅状フレキシブルフラットケーブルを有し、前記各係合片が係合片本体と
該係合片本体からフレキシブルフラットケーブルの配線方向に沿って突出する爪部とによ
り側面視略L字状に形成され、前記各係合片の横幅を各フレキシブルフラットケーブルの
横幅よりも大きく設定することにより、該各係合片の両端部が各フレキシブルフラットケ
ーブルの両側縁よりも外方に突出されており、大幅状フレキシブルフラットケーブルの係
合片を位置決め孔に嵌入させて爪部を該位置決め孔の爪部対向エッジ部に係合させ、また
、小幅状フレキシブルフラットケーブルの係合片を位置決め孔から凹部に嵌入させて爪部
を凹部の奥端縁に係合させ、これにより、各フレキシブルフラットケーブルの各端子をプ
リント配線基板の各回路パターンに接近状態で対向させ、該各端子を各回路パターンに半
田付けすることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、フレキシブルフラットケーブルの接続にコネクタを使
用していないから、製作費が安くつく。また、フレキシブルフラットケーブルをプリント
配線基板に接続する際に、そのフレキシブルフラットケーブルの端部近傍に固着した係合
片をプリント配線基板の位置決め孔に係合させるだけでよく、従来のようにフレキシブル
フラットケーブルの端部を位置決め孔に差し込む必要がないから、その係合に手間がかか
らない。更に、係合片を位置決め孔に係合させるだけで、フレキシブルフラットケーブル
の端部がプリント配線基板の表面に沿わされ、そのフレキシブルフラットケーブルの各端
子がプリント配線基板の各回路パターンに接近状態で対向されるから、従来のようにフレ
キシブルフラットケーブルの端部を折り曲げて両面接着テープや押さえ治具で押さえ付け
る必要がなく、フレキシブルフラットケーブルの各端子を各回路パターンに迅速容易に半
田付けすることができ、その作業工程数が従来よりも少なくて手間と時間とがかからず、
作業能率を高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、係合片の横幅が位置決め孔の横幅と同一またはわずか
に小さく設定されているから、その係合片を位置決め孔に嵌入させるだけで、フレキシブ
ルフラットケーブルの配線方向とは直交する横断方向に沿ってそのフレキシブルフラット
ケーブルの各端子を各回路パターンに対して正確に位置決めすることができ、続いて、フ
レキシブルフラットケーブルを配線方向にスライドさせて係合片の爪部を位置決め孔の爪
部対向エッジ部に係合させるだけで、フレキシブルフラットケーブルの配線方向に対して
も各端子を各回路パターンに正確に位置決めすることができ、その各端子と各回路パター
ンとの半田付け作業を精密且つ迅速に行なうことができる。
請求項3に記載の発明によれば、係合片の両端部がフレキシブルフラットケーブルの両
側縁よりも外方に突出されて露出しているので、その係合片の位置決め孔に対する嵌入作
業を目視により容易に行なうことができる。
請求項4に記載の発明によれば、係合片を位置決め孔から凹部内に嵌入させて爪部を該
凹部の奥端縁に係合させるだけで、小幅状フレキシブルフラットケーブルを位置決め孔の
中央に位置決めすることができ、これによって、各回路パターンの数に比べて各端子の数
が少ない所謂ピン違いの場合でも、中央の各回路パターンに各端子を精密に位置決めして
半田付けすることができる。
請求項5に記載の発明は実施の他の形態(図6〜図8参照)に対応するものであって、
請求項1〜4に記載の発明と同等の効果を得ることができると共に、特に、大幅状フレキ
シブルフラットケーブルと小幅状フレキシブルフラットケーブルとを兼用で接続すること
ができ、使い勝手がよい。
図1〜図5は本発明の実施の一形態であるフレキシブルフラットケーブル接続装置を設
けたDVDレコーダ(またはDVDプレーヤ)を示すものであって、図1は同縦断面図、
図2は同斜視図、図3(a)は同要部の拡大縦断面図、図3(b)は同要部の拡大平面図
、図4は同要部の斜視図、図5は同要部の分解斜視図である。
図1〜図5に示すように、筐体1内のメイン基板2a及びAV基板2bからなるプリン
ト配線基板2の適所に所定間隔をおいて複数の回路パターン13が並設され、該各回路パ
ターン13に接近してプリント配線基板2に位置決め孔17が貫設され、該位置決め孔1
7に係脱可能な合成樹脂製係合片18がフレキシブルフラットケーブル5Aの端部近傍に
固着されている。上記以外の構成は図9〜図11に示す構成とほぼ同じであるから、同一
部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図3〜図5に示すように、位置決め孔17が、フレキシブルフラットケーブル5Aの配
線方向a,bとは直交する横断方向c,dに沿って横長矩形状に形成され、係合片18が
、係合片本体18Aと、該係合片本体18Aからフレキシブルフラットケーブル5Aの配
線方向a,bに沿って突出する爪部18Bとにより側面視略L字状に形成されている。な
お、図3(a)中、19はレジスト膜であって、部分的に剥離することにより、回路パタ
ーン13が形成される。
図3〜図5に示すように、係合片18の横断方向c,dに沿う横幅m1が位置決め孔1
7の横幅m2と同一またはわずかに小さく設定されると共に、係合片18の縦幅k1が位
置決め孔17の縦幅k2と同一またはわずかに小さく設定され、爪部18Bとフレキシブ
ルフラットケーブル5Aとの間の凹溝21の幅t1がプリント配線基板2の厚さt2と同
一またはわずかに大きく設定されている。
図3(b)に示すように、係合片18の横幅m1をフレキシブルフラットケーブル5A
の横幅m3よりも大きく設定することにより、該係合片18の両端部18aがフレキシブ
ルフラットケーブルの両側縁よりも所定の突出幅gだけ外方に突出されている。
接続手順を説明すると、図3(a)の二点鎖線及び図5に示すように、フレキシブルフ
ラットケーブル5Aをプリント配線基板2の上方から下げることにより、図3(a)の一
点鎖線で示すように、係合片18を位置決め孔17に嵌入させて矢印b方向にスライドさ
せることにより、爪部18Bをその位置決め孔17の爪部対向エッジ部17aに係合させ
、フレキシブルフラットケーブル5Aの各端子5aをプリント配線基板2の各回路パター
ン13に接近状態で対向させ、続いて、該各端子5aを各回路パターン13に半田付け1
6する〔図3(a)実線参照〕。
上記構成によれば、フレキシブルフラットケーブル5Aの接続にコネクタ6(図10参
照)を使用していないから、製作費が安くつく。
また、フレキシブルフラットケーブル5Aをプリント配線基板2に接続する際に、その
フレキシブルフラットケーブル5Aの端部近傍に固着した係合片18をプリント配線基板
2の位置決め孔17に係合させるだけでよく、従来のようにフレキシブルフラットケーブ
ル5Aの端部を位置決め孔17に差し込む必要がないから〔図11(b)仮想線参照〕、
その係合に手間がかからない。
更に、係合片18を位置決め孔17に係合させるだけで、フレキシブルフラットケーブ
ル5Aの端部がプリント配線基板2の表面に沿わされ、そのフレキシブルフラットケーブ
ル5Aの各端子5aがプリント配線基板2の各回路パターン13に接近状態で対向される
から、従来のようにフレキシブルフラットケーブル5Aの端部を折り曲げて両面接着テー
プや押さえ治具で押さえ付ける必要がなく〔図11(b)実線参照〕、フレキシブルフラ
ットケーブル5Aの各端子5aを各回路パターン13に迅速容易に半田付け16すること
ができ、その作業工程数が従来よりも少なくて手間と時間とがかからず、作業能率を高め
ることができる。
また更に、図3(a)(b)に示すように、係合片18の横幅m1が位置決め孔17の
横幅m2と同一またはわずかに小さく設定されているから、その係合片18を位置決め孔
17に嵌入させるだけで、横断方向c,dに沿ってフレキシブルフラットケーブル5Aの
各端子5aを各回路パターン13に対して正確に位置決めすることができ、続いて、フレ
キシブルフラットケーブル5Aを矢印b方向にスライドさせて係合片18の爪部18Bを
位置決め孔17の爪部対向エッジ部17aに係合させるだけで、配線方向a,bに沿って
フレキシブルフラットケーブル5Aの各端子5aを各回路パターン13に正確に位置決め
することができ、その各端子5aと各回路パターン13との半田付け16作業を精密且つ
迅速に行うことができる。
しかも、図3(b)に示すように、係合片18の両端部18aがフレキシブルフラット
ケーブル5Aの両側縁よりも外方に所定の突出幅gだけ突出されて露出しているので、係
合片18の位置決め孔17に対する嵌入作業を目視により容易に行なうことができる。
図6〜図8は本発明の実施の他の形態であるフレキシブルフラットケーブル接続装置を
設けたDVDレコーダ(またはDVDプレーヤ)を示すものであって、図6(a)は同大
幅状フレキシブルフラットケーブルの接続状態を示す要部の拡大縦断面図、図6(b)は
同要部の拡大平面図、図7(a)は同小幅状フレキシブルフラットケーブルの接続状態を
示す要部の拡大縦断面図、図7(b)は同要部の拡大平面図、図8は同要部の分解斜視図
である。
図6〜図8に示すように、位置決め孔17の爪部対向エッジ部17aの中央に凹部20
が形成されると共に、該凹部20の奥端縁20aが爪部対向エッジ部17aと平行に形成
されている。
図6に示す大幅状フレキシブルフラットケーブル5Aは、図1〜図5に示すフレキシブ
ルフラットケーブル5Aと同一形状であって、多数(この例では6本)の端子5aを備え
ている。
図7に示す小幅状フレキシブルフラットケーブル5Bは、その横幅m6を大幅状フレキ
シブルフラットケーブル5Aの横幅m3よりも小さく設定し、小型の係合片18を固着し
ている点を除いて、その大幅状フレキシブルフラットケーブル5Aと同一構造であって、
少数(この例では4本)の端子5aを備えている。上記以外の構成は図1〜図5に示す本
発明の実施の一形態とほぼ同一であるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略
する。
接続手順を説明すると、大幅状フレキシブルフラットケーブル5Aの場合は、図6に示
すように、係合片18を位置決め孔17に嵌入させて爪部18Bを爪部対向エッジ部17
aに係合させることにより、各端子5aをプリント配線基板2の各回路パターン13に対
向させ、該各端子5aを各回路パターン13に半田付け16する。
小幅状フレキシブルフラットケーブル5Bの場合は、図7に示すように、係合片18を
位置決め孔17から凹部20内に嵌入させて爪部18Bを該凹部20の奥端縁20aに係
合させることにより、各端子5aをプリント配線基板2の中央の各回路パターン13に対
向させ、該各端子5aを各回路パターン13に半田付け16する。
この場合、小幅状フレキシブルフラットケーブル5Bを位置決め孔17の中央に位置決
めすることができ、これによって、各回路パターン13の数(この例では6本)に比べて
各端子5aの数(この例では4本)が少ない所謂ピン違いの場合でも、中央の4本の各回
路パターン13に4本の各端子5aを精密に位置決めして半田付けすることができる。
上記構成にれば、図1〜図5に示す本発明の実施の一形態と同等の効果を得ることがで
きると共に、特に、大幅状フレキシブルフラットケーブル5Aと小幅状フレキシブルフラ
ットケーブル5Bとを兼用で接続することができ、使い勝手がよい。
上記実施の形態では、DVDレコーダ(またはDVDプレーヤ)に設けたフレキシブル
フラットケーブル接続装置を示したが、これに限定されるわけではなく、これ以外の各種
電子機器のフレキシブルフラットケーブル接続装置にも適用される。
本発明の実施の一形態であるフレキシブルフラットケーブル接続装置を設けたDVDレコーダ(またはDVDプレーヤ)を示す縦断面図である。 同斜視図である。 (a)は同要部の拡大縦断面図、(b)は同要部の拡大平面図である。 同要部の斜視図である。 同要部の分解斜視図である。 (a)は本発明の実施の他の形態であるフレキシブルフラットケーブル接続装置における大幅状フレキシブルフラットケーブルの接続状態を示す要部の拡大縦断面図、(b)は同要部の拡大平面図である。 (a)は同小幅状フレキシブルフラットケーブルの接続状態を示す要部の拡大縦断面図、(b)は同要部の拡大平面図である。 同要部の分解斜視図である。 従来の一例であるフレキシブルフラットケーブル接続装置を用いたDVDレコーダ(またはDVDプレーヤ)を示す縦断面図である。 同斜視図である。 (a)は従来の他の例であるフレキシブルフラットケーブル接続装置を示す分解斜視図、(b)の同縦断面図である。
符号の説明
2 プリント配線基板
5A 大幅状フレキシブルフラットケーブル
5B 小幅状フレキシブルフラットケーブル
13 回路パターン
17 位置決め孔
17a 位置決め孔の爪部対向エッジ部
18 係合片
18A 係合片本体
18B 爪部
20 凹部
20a 凹部の奥端縁
m1,m4 係合片の横幅
m2 位置決め孔の横幅
m3,m6 フレキシブルフラットケーブルの横幅
m5 凹部の横幅
a,b 配線方向
c,d 横断方向

Claims (5)

  1. プリント配線基板に所定間隔をおいて並設した複数の回路パターンにフレキシブルフラ
    ットケーブルの複数の端子を半田付けするようにしたフレキシブルフラットケーブル接続
    装置であって、前記各回路パターンに接近してプリント基板に位置決め孔が貫設され、該
    位置決め孔に係脱可能な係合片がフレキシブルフラットケーブルの端部近傍に固着されて
    おり、該係合片を位置決め孔に係合させることよりフレキシブルフラットケーブルの各端
    子をプリント配線基板の各回路パターンに接近状態で対向させ、該各端子を各回路パター
    ンに半田付けすることを特徴とするフレキシブルフラットケーブル接続装置。
  2. 前記位置決め孔がフレキシブルフラットケーブルの配線方向とは直交する横断方向に沿
    って横長矩形状に形成され、前記係合片が、係合片本体と、該係合片本体からフレキシブ
    ルフラットケーブルの配線方向に沿って突出する爪部とにより側面視略L字状に形成され
    、該係合片の横幅が位置決め孔の横幅と同一またはわずかに小さく設定されており、その
    係合片を位置決め孔に嵌入させて爪部を該位置決め孔の爪部対向エッジ部に係合させるこ
    とにより、フレキシブルフラットケーブルの各端子をプリント配線基板の各回路パターン
    に接近状態で対向させ、該各端子を各回路パターンに半田付けすることを特徴とする請求
    項1に記載のフレキシブルフラットケーブル接続装置。
  3. 前記係合片の横幅をフレキシブルフラットケーブルの横幅よりも大きく設定することに
    より、該係合片の両端部がフレキシブルフラットケーブルの両側縁よりも外方に突出され
    ていることを特徴とする請求項2に記載のフレキシブルフラットケーブル接続装置。
  4. 前記位置決め孔の爪部対向エッジ部の中央に凹部が形成されると共に、該凹部の奥端縁
    が爪部対向エッジ部と平行に形成され、係合片の横幅が凹部の横幅と同一またはわずかに
    小さく設定された小幅状フレキシブルフラットケーブルを有しており、係合片を位置決め
    孔から凹部内に嵌入させて爪部を該凹部の奥端縁に係合させることにより、小幅状フレキ
    シブルフラットケーブルの各端子をプリント配線基板の各回路パターンに接近状態で対向
    させ、該各端子を各回路パターンに半田付けすることを特徴とする請求項3に記載のフレ
    キシブルフラットケーブル接続装置。
  5. プリント配線基板に所定間隔をおいて並設した複数の回路パターンにフレキシブルフラ
    ットケーブルの複数の端子を半田付けするようにしたフレキシブルフラットケーブル接続
    装置であって、前記各回路パターンに接近してプリント基板にフレキシブルフラットケー
    ブルの配線方向とは直交する横断方向に沿って横長矩形状の位置決め孔が貫設され、該位
    置決め孔の爪部対向エッジ部の中央に凹部が形成されると共に、該凹部の奥端縁が爪部対
    向エッジ部と平行に形成され、前記位置決め孔の横幅と同一またたわずかに小さい横幅の
    係合片を端部近傍に固着した大幅状フレキシブルフラットケーブルを有すると共に、前記
    凹部の横幅と同一またはわずかに小さい横幅の係合片を端部近傍に固着した小幅状フレキ
    シブルフラットケーブルを有し、前記各係合片が係合片本体と該係合片本体からフレキシ
    ブルフラットケーブルの配線方向に沿って突出する爪部とにより側面視略L字状に形成さ
    れ、前記各係合片の横幅を各フレキシブルフラットケーブルの横幅よりも大きく設定する
    ことにより、該各係合片の両端部が各フレキシブルフラットケーブルの両側縁よりも外方
    に突出されており、大幅状フレキシブルフラットケーブルの係合片を位置決め孔に嵌入さ
    せて爪部を該位置決め孔の爪部対向エッジ部に係合させ、また、小幅状フレキシブルフラ
    ットケーブルの係合片を位置決め孔から凹部に嵌入させて爪部を凹部の奥端縁に係合させ
    、これにより、各フレキシブルフラットケーブルの各端子をプリント配線基板の各回路パ
    ターンに接近状態で対向させ、該各端子を各回路パターンに半田付けすることを特徴とす
    るフレキシブルフラットケーブル接続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10903704B2 (en) 2016-04-29 2021-01-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Fan motor for air conditioner

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