JP2009093048A - 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 - Google Patents

表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】キャンセル容量を搭載した従来回路よりもアナログスイッチ部分の回路サイズを小さくする。
【解決手段】アナログスイッチHSW(HSW1〜HSWm)を、入力端が映像信号線53に接続された第1スイッチ(アナログスイッチ)HSWcと、当該第1スイッチHSWcの出力端と信号線32(32−1〜32−m)との間に接続されたキャンセル容量CSWcと、映像信号線53と信号線32との間に接続された第2スイッチ(アナログスイッチ)HSWdとによって構成し、第2スイッチHSWdによって第1スイッチHSWcの充放電能力(駆動能力)を補うようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器に関する。
図11に、表示装置の一構成例を示す。ここでは、表示装置として液晶表示装置を例に挙げている。
図11に示すように、本構成例に係る液晶表示装置200は、画素トランジスタ211と液晶容量212を含む画素210が行列状に配置された画素アレイ部220、垂直駆動回路230、水平駆動回路240およびプリチャージ制御回路250を有する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
この液晶表示装置200において、画素アレイ部220にはk行m列の画素配置に対して行ごとに走査線221−1〜221−kが配線され、列ごとに信号線222−1〜222−mが配線されている。垂直駆動回路230は、走査線221−1〜221−kを通して順次走査パルスφ1〜φkを与えることによって画素アレイ部220の各画素210を行単位で走査しつつ選択する。
水平駆動回路240は、例えば、シフトレジスタ241とアナログスイッチHSW1〜HSWmを有し、垂直駆動回路230によって選択された行の各画素210に対して、一水平期間中に映像信号VSIGを信号線222−1〜222−mを通して例えば点順次にて出力する。この動作が一垂直周期の期間に亘って繰り返され、各行の画素210が順次点灯することで、一フレーム(一画面)の画像が表示される。
プリチャージ制御回路250は、例えば、信号線222−1〜222−mごとに設けられたアナログスイッチ群によって構成され、水平駆動回路240による信号線222−1〜222−mへの映像信号VSIGへの書き込み(出力)に先立って、水平ブランキング期間においてプリチャージ制御信号PCGによる制御によって所定レベルのプリチャージ信号PSIGを信号線222−1〜222−mに書き込む。
特開2006−259224号公報
ところで、液晶表示装置200に代表されるフラットパネル型(平面型)表示装置においては、高精細化の要求に伴って画素数が増加する傾向にある。そして、画素数の増加に伴って一水平期間に割り当てられる時間が短くなってきている。限られた時間内に信号線222−1〜222−mに映像信号VSIGを書き込むためには、即ち信号線222−1〜222−mの充放電を完了させるためには、アナログスイッチHSW1〜HSWmとして高い充放電能力(駆動能力)を持つアナログスイッチが必要になる。
アナログスイッチHSW1〜HSWmとしては、一般的に、図12に示すように、NチャネルMOSトランジスタN101とPチャネルMOSトランジスタP101が並列に接続されたCMOSトランスミッションゲートからなるアナログスイッチHSWaが知られている。
この従来回路1に係るアナログスイッチHSWaは、互いに逆相のドライブパルスDNa,DPaにより制御されることによってオン状態となり、映像信号VSIGを信号線222(222−1〜222−m)に伝える。そのときの信号線222の電位波形を図13に示す。なお、信号線222は信号線抵抗Rslと信号線容量Cslを持っている。
従来回路1に係るアナログスイッチHSWaは、非常にシンプルな回路構成である。しかしながら、図13の波形図から明らかなように、アナログスイッチHSWaがオフするのと同時にノイズ(以下、「HSWノイズ」と記述する)が発生する。
<HSWノイズの発生原理>
ここで、HSWノイズの発生原理について説明する。ここでは、理解を容易にするために、図14に示すように、アナログスイッチHSWaがPチャネルMOSトランジスタからなる場合を例に挙げて説明するものとする。
先ず、充電モード(スイッチON)では、アナログスイッチHSWaがオンすると、当該アナログスイッチHSWaを通して一定電圧、例えば12.5Vの信号源によって負荷容量が12.5Vまで充電される。
一方、電圧確定モード(スイッチOFF)では、アナログスイッチHSWaがオフすると同時に、PチャネルMOSトランジスタP101のチャネル電荷がソース・ドレインに半分ずつ飛び出す。このとき、スイッチサイズが大きくなる程、飛び出す電荷も増える。そして、飛び出し電荷の分だけ負荷容量の保持電圧が変動する。この変動分ΔVがHSWノイズとなる。
このHSWノイズは、アナログスイッチHSWaを構成するトランジスタの特性ばらつきに応じてばらつく。そして、液晶表示装置100において、隣接する列に属するアナログスイッチHSWa間でHSWノイズのばらつきが大きいと、当該HSWノイズのばらつきが単色ラスター画面では縦スジとして視認される。
表示パネルの多画素化に伴って一水平期間に割り当てられる時間が短くなることへの対策として、先述したように、アナログスイッチHSWaの充放電能力を高めれば良い訳であるが、アナログスイッチHSWaの充放電能力を高めようとすると、アナログスイッチHSWaのサイズを大きくする必要がある。
ところが、上述したことから明らかなように、アナログスイッチHSWaのサイズを大きくすると、アナログスイッチHSWaのサイズに比例してHSWノイズのノイズ電圧も大きくなる。その結果、HSWノイズのばらつきが見えやすくなるために、従来回路1の回路形式では縦スジが発生しやすくなるという問題がある。
これに対して、HSWノイズを軽減することができる回路が提案されている。この従来回路2に係るアナログスイッチHSWbは、図15に示すように、HSWノイズをキャンセルするキャンセル容量CSWbを有する回路構成となっている。
キャンセル容量CSWbは、互いに並列に接続されたPチャネルMOSトランジスタP103とNチャネルMOSトランジスタN103からなり、かつ入出力端間が短絡され、アナログスイッチHSWaの出力端と信号線222の間に接続されている。PチャネルMOSトランジスタP103はNチャネルMOSトランジスタN102と同じドライブパルスDNbによって駆動され、NチャネルMOSトランジスタN103はPチャネルMOSトランジスタP102と同じドライブパルスDPbによって駆動される。
この従来回路2に係るアナログスイッチHSWbを動作させた場合の信号線電位の波形を図13に示す。図13の波形図から明らかなように、従来回路1に比べて従来回路2においては、アナログスイッチHSWbをオフしたときのHSWノイズを軽減できることがわかる。
<HSWノイズ軽減の原理>
ここで、HSWノイズの軽減の原理について説明する。ここでは、理解を容易にするために、図16に示すように、アナログスイッチHSWbがPチャネルMOSトランジスタP102からなり、かつキャンセル容量CSWbもPチャネルMOSトランジスタP103からなる場合を例に挙げて説明するものとする。
ここで、アナログスイッチHSWbを構成するPチャネルMOSトランジスタP102とキャンセル容量CSWbを構成するPチャネルMOSトランジスタ103は相補的な動作を行う。すなわち、PチャネルMOSトランジスタP102がオンするときにPチャネルMOSトランジスタP103がオフし、PチャネルMOSトランジスタP102がオフするときにPチャネルMOSトランジスタP103がオンする。
先ず、充電モード(スイッチON)では、アナログスイッチHSWbを構成するPチャネルMOSトランジスタP102がオンし、キャンセル容量CSWbを構成するPチャネルMOSトランジスタP103がオフすると、アナログスイッチHSWbを通して一定電圧、例えば12.5Vの信号源によって負荷容量が12.5Vまで充電される。
一方、電圧確定モード(スイッチOFF)では、アナログスイッチHSWbを構成するPチャネルMOSトランジスタP102がオフすると同時に、キャンセル容量CSWbを構成するPチャネルMOSトランジスタP103がオンすることで、当該キャンセル容量CSWbはPチャネルMOSトランジスタP102から飛び出すチャネル電荷を吸収する。
先述したように、PチャネルMOSトランジスタP102からの飛び出し電荷は、PチャネルMOSトランジスタP102のソース・ドレインに半分ずつ放出される。したがって、キャンセル容量CSWbを構成するのに必要なMOSトランジスタP103のサイズとしては、アナログスイッチHSWbを構成するPチャネルMOSトランジスタP102のサイズの1/2で良いことになる。
アナログスイッチHSWbとキャンセル容量CSWbがトランスミッションゲートで構成されている場合は、キャンセル容量CSWbを構成するのに必要なMOSトランジスタP103,N103のサイズとしては、アナログスイッチHSWbを構成するPチャネルMOSトランジスタP102,N102のサイズの1/2で良いことになる。
以上説明したHSWノイズの軽減の原理から明らかなように、従来回路2によれば、アナログスイッチHSWbをオフしたときのHSWノイズを軽減できる。したがって、多画素化の対策として、アナログスイッチHSWbのサイズを大きくしても、縦スジが発生しにくいという利点がある。
しかしながら、付加するキャンセル容量CSWbとしては、アナログスイッチHSWbのサイズの半分程度のものが必要である。したがって、従来回路2の回路形式では、アナログスイッチ部分の回路サイズが、従来回路1の回路形式に比べて約1.5倍程度大きくなるという問題がある。
そこで、本発明は、キャンセル容量を搭載した従来回路よりもアナログスイッチ部分の回路サイズを小さくできる表示装置、当該表示装置の駆動方法および当該表示装置を有する電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、画素が行列状に配置された画素アレイ部と、前記画素の行列状配置に対して列ごとに配線された信号線群と、前記信号線群の各信号線に対して映像信号を書き込むアナログスイッチ群とを備えた表示装置において、前記アナログスイッチ群の各アナログスイッチが、前記映像信号の書き込み期間に亘ってオン状態となって前記映像信号を前記信号線に書き込む第1スイッチと、前記第1スイッチの出力端と前記信号線との間に接続され、前記第1スイッチがオフするときのノイズをキャンセルするキャンセル容量と、前記書き込み期間の一部の期間にオン状態となって前記映像信号を前記信号線に書き込む第2スイッチとを有する構成となっている。
上記構成の表示装置および当該表示装置を有する電子機器において、映像信号の書き込み期間に亘って第1スイッチをオン状態にして当該第1スイッチによって映像信号を書き込むとともに、書き込み期間の一部の期間に第2スイッチをオン状態にして当該第2スイッチによって映像信号を書き込むようにする。このとき、第2スイッチは、第1スイッチと協働して映像信号を書き込むことによって当該第1スイッチの充放電能力(駆動能力)を補う作用をする。そして、書き込み期間の途中で第2スイッチがオフし、しかる後、第1スイッチがオフするときに、キャンセル容量が動作して第1スイッチがオフするときのノイズをキャンセルする作用をする。
本発明によれば、第1スイッチの充放電能力を補う作用をする第2スイッチを設けたことにより、第2スイッチの充放電能力の分だけ第1スイッチのサイズを小さくでき、それに伴ってキャンセル容量のサイズも小さくできるために、アナログスイッチの回路サイズを小さくできる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[システム構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置の構成例を示すシステム構成図である。ここでは、液晶表示装置に適用した場合を例に挙げて説明するものとする。
ここで、液晶表示装置は、少なくとも一方が透明な2枚の基板(図示せず)が対向して配置され、これら2枚の基板間に液晶材料が封入されて液晶層を形成したパネル構造となっている。ただし、本発明は液晶表示装置への適用に限られものではなく、有機EL表示装置など、画素列ごとに配線された信号線に対してアナログスイッチを通して映像信号を書き込む構成の表示装置全般に対して適用可能である。
図1に示すように、本実施形態に係る液晶表示装置10は、画素20が行列状に配置された画素アレイ部30、垂直駆動回路40、水平駆動回路50およびプリチャージ制御回路60を有する構成となっている。
この液晶表示装置10において、画素アレイ部30にはk行m列の画素配置に対して行ごとに走査線31−1〜31−kが配線され、列ごとに信号線32−1〜32−mが配線されている。
(画素構成)
画素20は、例えば薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;TFT)からなる画素トランジスタ21と液晶容量22を少なくとも有している。画素トランジスタ21は、ゲート電極が走査線31(31−1〜31−k)に接続され、ソース電極が信号線32(32−1〜32−m)に接続されている。
液晶容量22は、画素電極とこれに対向して形成される対向電極との間で発生する液晶材料の容量成分を意味し、画素電極が画素トランジスタ21のドレイン電極に接続されている。液晶容量22の対向電極には、例えば直流電圧のコモン電圧VCOMが全画素共通に印加される。なお、コモン電圧VCOMとしては、直流電圧に限られるものではなく、所定周期、例えばフィールド周期で極性が反転する交流電圧を用いる場合もある。
ここでは、図示を省略しているが、画素20は、一般的には、画素20に書き込まれた映像信号VSIGを1フィールド期間に亘って保持する保持容量を有している。この保持容量は、液晶容量22に対して例えば並列に接続される。
(垂直駆動回路)
垂直駆動回路40は、例えば、行数kに対応した段数のシフトレジスタや出力回路などによって構成され、垂直スタートパルスVSTが与えられると、当該垂直スタートパルスVSTを垂直クロックVCKに同期してシフトすることにより、各出力端から走査パルスφ1〜φkを順次出力する。
垂直駆動回路40の各出力端には、走査線31−1〜31−kの各一端がそれぞれ接続されている。垂直駆動回路40の各出力端から順次出力される走査パルスφ1〜φkは、走査線31−1〜31−kを通して画素アレイ部30の各画素20を行単位で走査しつつ選択する。そして、垂直駆動回路40は、選択行の各画素20に対して、水平駆動回路50から信号線32−1〜32−mを通して供給される映像信号VSIGを書き込む。
(水平駆動回路)
水平駆動回路50は、例えば、列数mに対応した段数のシフトレジスタ51、論理回路52およびアナログスイッチHSW1〜HSWmを有する構成となっている。
シフトレジスタ51は、水平スタートパルスHSTが与えられると、当該水平スタートパルスHSTを水平クロックHCKに同期してシフトすることにより、各シフト段(単位回路)から互いに逆相のシフトパルスsp1,xsp1〜spm,xspmを順次出力する。
論理回路52は、互いに逆相のシフトパルスsp1,xsp1〜spm,xspmを基に、制御パルスDCKのパルス幅の互いに逆相のドライブパルスDNc1,DPc1〜DNcm,DPcmを生成するとともに、これらドライブパルスDNc1,DPc1〜DNcm,DPcmよりも狭いパルス幅の互いに逆相のドライブパルスDNd1,DPd1〜DNdm,DPdmを生成する。
アナログスイッチHSW1〜HSWmは、論理回路52から順次出力されるドライブパルスDNc1,DPc1〜DNcm,DPcmやドライブパルスDNd1,DPd1〜DNdm,DPdmによって駆動されることにより、垂直駆動回路40によって選択された行の各画素20に対して、一水平期間中に映像信号VSIGを信号線122−1〜122−mを通して例えば点順次にて出力する。
これらアナログスイッチHSW1〜HSWmの具体的な構成および動作が本実施形態の特徴とする部分であり、その詳細については後述する。図2に、水平駆動回路50における各信号のタイミング関係を示す。
(プリチャージ制御回路)
プリチャージ制御回路60は、例えば、信号線32−1〜32−mごとに設けられたアナログスイッチ群によって構成され、水平駆動回路50による信号線32−1〜32−mへの映像信号VSIGへの書き込み(出力)に先立って、水平ブランキング期間においてプリチャージ制御信号PCGによる制御によって所定レベルのプリチャージ信号PSIGを信号線32−1〜32−mに書き込む。
プリチャージ回路60は次の目的で設けられている。例えば、画素20内の映像信号VSIGを書き換える際に、信号線32−1〜32−mの電位の変化量が大きいと1ラインの選択期間中に画素電圧が所望の電圧に到達できず、画素20の書き込み不足が発生する場合がある。この現象を防止すべく、映像信号VSIGの信号線32−1〜32−mへの書き込みに先立ってあらかじめ、所定レベルのプリチャージ信号PSIGを信号線32−1〜32−mに書き込むためにプリチャージ回路60が設けられている。
[アナログスイッチの構成]
図3は、本実施形態に係る液晶表示装置における新規回路のアナログスイッチHSW1〜HSWmの回路構成を示す回路図である。
図3に示すように、新規回路のアナログスイッチHSW(HSW1〜HSWm)は、入力端が映像信号線53に接続された第1スイッチ(アナログスイッチ)HSWcと、当該第1スイッチHSWcの出力端と信号線32(32−1〜32−m)との間に接続されたキャンセル容量CSWcと、映像信号線53と信号線32との間に接続された第2スイッチ(アナログスイッチ)HSWdとから構成されている。
第1スイッチHSWcは、NチャネルMOSトランジスタN11とPチャネルMOSトランジスタP11が並列に接続されたCMOSトランスミッションゲートからなる構成となっている。ここでは、第1スイッチHSWcのスイッチ素子としてCMOSトランスミッションゲートを用いているが、単体のトランジスタを用いて構成する場合もある。
NチャネルMOSトランジスタN11は、論理回路52から出力されるドライブパルスDNc(DNc1〜DNcm)によってオン/オフ駆動される。PチャネルMOSトランジスタP11は、論理回路52から出力されるドライブパルスDPc(DPc1〜DPcm)によってオン/オフ駆動される。
キャンセル容量CSWcは、PチャネルMOSトランジスタP12とNチャネルMOSトランジスタN12が並列に接続され、かつ入出力端間が短絡されたMOS容量の構成となっている。
PチャネルMOSトランジスタP12は、論理回路52から出力されるドライブパルスDPc(DPc1〜DPcm)によってオン/オフ駆動される。NチャネルMOSトランジスタN12は、論理回路52から出力されるドライブパルスDNc(DNc1〜DNcm)によってオン/オフ駆動される。
第2スイッチHSWdは、NチャネルMOSトランジスタN13とPチャネルMOSトランジスタP13が並列に接続されたCMOSトランスミッションゲートからなる構成となっている。ここでは、第2スイッチHSWdのスイッチ素子としてCMOSトランスミッションゲートを用いているが、単体のトランジスタを用いて構成する場合もある。
NチャネルMOSトランジスタN13は、論理回路52から出力されるドライブパルスDNd(DNd1〜DNdm)によってオン/オフ駆動される。PチャネルMOSトランジスタP13は、論理回路52から出力されるドライブパルスDPd(DPd1〜DPdm)によってオン/オフ駆動される。
[アナログスイッチの動作]
図4に、ドライブパルスDNcおよびドライブパルスDNdの各波形と信号線32(32−1〜32−m)の電位(以下、単に「信号線電位」と記述する場合もある)SL(SL1〜SLm)の波形を示す。
図4には、新規回路をある条件で動作させた場合の信号線電位SLの波形を、従来回路2での信号線電位SLの波形と比較する形で示している。ここでは、一例として、映像信号VSIGの目標電圧が12.5V、信号線32の初期電圧が9.5Vを共通条件としている。
図4の波形図から明らかなように、新規回路のアナログスイッチHSWでは、映像信号VSIGの書き込み期間である充放電期間を期間t1と期間t2の2つに分けている。期間t1では、第1,第2スイッチHSWc,HSWdの両方がオンする。期間t2では、第1スイッチHSWcがオンし、第2スイッチHSWdがオフする。
先述したように、第1,第2スイッチHSWc,HSWdのオン/オフ駆動は、ドライブパルスDNc(DPc)、ドライブパルスDNd(DPd)によって行われる。図3の波形図から明らかなように、ドライブパルスDNcは、期間t1と期間t2の両期間に亘ってアクティブ(高レベル)になる。一方、ドライブパルスDNdは期間t1でアクティブになる。
今、図4の条件、即ち従来回路2についてはアナログスイッチHSWb構成するMOSトランジスタのW(チャネル幅)長=100μm、キャンセル容量CSWcを構成するMOSトランジスタのW長=50μmの条件で、新規回路については第1,第2スイッチHSWc,HSWdを構成するMOSトランジスタのW長=50μm、キャンセル容量CSWcを構成するMOSトランジスタのW長=25μmの条件でそれぞれ動作させた場合について考える。
期間t1にオンするアナログスイッチHSWのサイズは、新規回路では第1スイッチHSWcと第2スイッチHSWdの合計で100μm(=50μm+50μm)となり、従来回路2のアナログスイッチHSWbのサイズ100μmと同じになる。よって、この期間t1のアナログスイッチHSWの充放電能力は新規回路と従来回路2で同等となる。また、図4の波形図から明らかなように信号線電位SLの波形も同等となる。
期間t1の終了時に、新規回路では第2スイッチHSWdがオフする。その際に、第2スイッチHSWdに起因するノイズ(HSWdノイズ)が発生する。このとき、HSWdノイズにより、信号線電位SLが映像信号VSIGの目標電圧方向に押し上げられるために、目標電圧までの残りの電圧分が圧縮される。
続いて、期間t2に入ると、新規回路では第1スイッチHSWcのみがオンしている状態であり、従来回路2ではスイッチHSWbがオンしている。このときのアナログスイッチHSWのサイズは、新規回路の第1スイッチHSWcが50μm、従来回路2のスイッチHSWbが100μmであり、新規回路の方が小さい。
よって、充放電能力については従来回路2よりも新規回路の方が劣るのであるが、新規回路では期間t1の終了時に残りの目標電圧分が圧縮されているために、小さいサイズの第1スイッチHSWcでも、目標期間内に充放電が完了する。
期間t2の終了時は、新規回路の第1スイッチHSWc、従来回路2のスイッチHSWbがオフすると同時に、それぞれのキャンセル容量CSWc,CSWbの作用によってHSWノイズが軽減された後、信号線32の電位SLが確定する。
このとき、最終的にオフするアナログスイッチHSWのサイズは、従来回路2よりも新規回路の方が小さいために、HSWノイズも新規回路の方が小さくなる。このことは、表示パネル内におけるHSWノイズの相対ばらつき量の削減に効果があり、縦スジ不良に対しても有利であることを意味する。
また、アナログスイッチHSWの回路サイズは、図4の条件の場合、新規回路の方が従来回路2よりも20%小さい。従来回路1、従来回路2および新規回路のレイアウトイメージを図5に示す。図5に示す通り、新規回路は、従来回路2に対してそれほど大きな変更を必要とせずに、レイアウトを実現することができる。
なお、本例では、理解を容易にするために、アナログスイッチHSWb構成するMOSトランジスタのW長を100μmとした場合において、第1,第2スイッチHSWc,HSWdを構成するMOSトランジスタの各W長を同サイズ(50μm)にしたが、必ずしも同サイズである必要はなく、両サイズの合計が所定の駆動能力に対応したサイズ(本例では、100μm)になるように設定すればよい。
また、本例では、第1,第2スイッチHSWc,HSWdを構成するMOSトランジスタのチャネル幅Wを変えることによってトランジスタサイズを決定するとしたが、MOSトランジスタのチャネル長Lを変えることによってトランジスタサイズを決定するようにしてもよいことは勿論である。
[本実施形態の作用効果]
以上説明したアナログスイッチHSW(HSW1〜HSWm)についての一連の動作説明から明らかなように、第1スイッチHSWcは、映像信号VSIGを信号線32に出力する(書き込む)本来のアナログスイッチHSWの作用を担っている。そして、この第1スイッチHSWcを構成するMOSトランジスタN11,P11のサイズを小さくすることにより、当該第1スイッチHSWcがオフするときに発生するHSWノイズのノイズ電圧を小さくできる。
また、HSWノイズを軽減するために設けられたキャンセル容量CSWcについては、当該キャンセル容量CSWcを構成するMOSトランジスタP12,N12のサイズが、第1スイッチHSWcを構成するMOSトランジスタN11,P11のサイズの1/2でよいことから、第1スイッチHSWcのトランジスタサイズを小さくできることにより、キャンセル容量CSWcを構成するトランジスタサイズについても小さくできる。その結果、アナログスイッチHSW(HSW1〜HSWm)個々の回路サイズを小さくできる。
一方で、第1スイッチHSWcのトランジスタサイズが小さくなることで、当該第1スイッチHSWcの充放電能力(駆動能力)が低下するために、多画素化に伴って一水平期間に割り当てられる時間が短くなった場合に、限られた時間内に信号線32(32−1〜32−m)に映像信号VSIGを書き込めなくなってしまうことが懸念される。このような不具合を無くすために設けられたのが第2スイッチHSWdである。
すなわち、第2スイッチHSWdは、第1スイッチHSWcの充放電能力の低下分を補う作用をなす、より具体的には、第2スイッチHSWdは、アナログスイッチHSWのオン期間内の一部の期間、例えば前半の期間(図3の期間t1に相当)において、第1スイッチHSWcと一緒にオン状態となり、当該第1スイッチHSWcと協働して信号線32に対して映像信号VSIGを書き込むブースターとして作用することで、第1スイッチHSWcの充放電能力の低下分を補う。
しかも、図4の波形図から明らかなように、第2スイッチHSWdがオフするときに発生するHSWdノイズが、信号線32の電位を映像信号VSIGの目標電圧の方向に押し上げる作用を為すことから、目標電圧までの残りの電圧分が圧縮されるために、第1スイッチHSWcの充放電能力が低くても、一定期間(図3の期間t2に相当)内に当該第1スイッチHSWcのみによって信号線32の電位SLを目標電圧に収束させるべく微調整しつつ当該信号線32の充放電を完了することができる。
また、第1,第2スイッチHSWc,HSWdの充放電期間t1,t2(図3参照)の割合と、第1,第2スイッチHSWc,HSWdのサイズ、即ち第1,第2スイッチHSWc,HSWdを構成するトランジスタサイズを最適化することにより、図4の条件での回路例の場合よりもさらに、アナログスイッチHSW(HSW1〜HSWm)個々の回路サイズを小さくすることができる。
ここで、「最適化する」とは、映像信号VSIGの信号電圧や、信号線32(32−1〜32−m)の配線抵抗や寄生容量等を考慮して、HSWノイズのノイズ電圧をより小さく抑えつつ、より短い充放電期間で信号線32の充放電を完了することができるように、充放電期間t1,t2の割合と第1,第2スイッチHSWc,HSWdのサイズを決定することを言う。
より具体的には、限られた充放電期間(映像信号VSIGの書き込み期間)に対してある充放電能力(駆動能力)がアナログスイッチHSWに要求される場合を考えると、一般的には、第2スイッチHSWdのサイズを第1スイッチHSWcのサイズよりも大きくすれば、第2スイッチHSWdのサイズを大きくした分だけ第1スイッチHSWcのサイズを小さくできるために、HSWノイズを低減できるとともに、第2スイッチHSWdのオフ時のHSWdノイズが大きくなるために、信号線電位SLの映像信号VSIGの目標電圧までの残りの電圧分をより圧縮できる、ということが言える。
この場合、図4の期間t1、即ち第2スイッチHSWdのオン期間を長く設定し過ぎると、第2スイッチHSWdのオフ時のHSWdノイズによって信号線電位SLが映像信号VSIGの目標電圧を大きく超えて、期間t2内に第1スイッチHSWcで目標電圧に収束できない場合が生ずることになる。したがって、期間t1については、HSWdノイズによって信号線電位SLが映像信号VSIGの目標電圧を超えないか、もしくは目標電圧を超えたとしても期間t2内に第1スイッチHSWcで目標電圧に収束できる範囲内で設定する必要がある。
上述したように、アナログスイッチHSW(HSW1〜HSWm)に第1スイッチHSWcに加えて、当該第1スイッチHSWcの充放電能力を補う作用をする第2スイッチHSWdを設けたことにより、第2スイッチHSWdの充放電能力の分だけ第1スイッチHSWcのサイズを小さくでき、それに伴ってキャンセル容量CSWcのサイズも小さくできるために、アナログスイッチHSW(HSW1〜HSWm)個々の回路サイズを小さくできる。
そして、アナログスイッチHSW(HSW1〜HSWm)個々の回路サイズを小さくできることにより、当該アナログスイッチHSWは水平方向の画素数分だけ配置されるものであることから、水平駆動回路50全体の回路サイズを小さくできるために、液晶パネルの小型化を図ることができ、しかも、HSWノイズを低減できることによって縦スジを抑えた高品質の画像表示を実現できる。
[変形例]
上記実施形態では、水平駆動回路50が、垂直駆動回路40による選択行の各画素20に対して1列目から順番に映像信号VSIGを書き込む点順次駆動方式の場合を例に挙げて説明したが、本発明は点順次駆動方式の水平駆動回路50への適用に限られるものではなく、選択行の各画素20に対して一斉に映像信号VSIGを書き込む線順次駆動方式の水平駆動回路や、セレクタ駆動方式(時分割駆動方式)の水平駆動回路など、信号線32(32−1〜32−m)に対して映像信号VSIGを書き込む(出力する)アナログスイッチを有する水平駆動回路全般に対して適用可能である。
ここで、セレクタ駆動方式とは、例えば液晶パネルの外部から映像信号VSIGを供給するドライバIC(図示せず)の1つの出力に対して、液晶パネル上の信号線32−1〜32−mを、複数本を単位(組)として割り当て、この複数本の信号線をアナログスイッチによって時分割にて順次選択する一方、その選択した信号線に対してドライバICの各出力毎に時系列で出力される映像信号を時分割で振り分けて供給することによって各信号線を駆動する方式である。
[適用例]
以上説明した本発明による表示装置は、一例として、図6〜図10に示す様々な電子機器、例えば、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置、ビデオカメラなど、電子機器に入力された映像信号、若しくは、電子機器内で生成した映像信号を、画像若しくは映像として表示するあらゆる分野の電子機器の表示装置に適用することが可能である。
このように、あらゆる分野の電子機器の表示装置として本発明による表示装置を用いることにより、先述した実施形態の説明から明らかなように、本発明による表示装置は、アナログスイッチの回路サイズを小さく抑えつつHSWノイズを低減できるために、各種の電子機器において、表示パネルの小型化によって機器本体の小型化を図ることができるとともに、縦スジを抑えた高品質の画像表示を実現できる。
なお、本発明による表示装置は、封止された構成のモジュール形状のものをも含む。例えば、画素アレイ部30を囲むようにシーリング部(図示せず)が設けられ、このシーリング部を接着剤として透明なガラス等の対向部に貼り付けられて形成された表示モジュールが該当する。この透明な対向部には、カラーフィルタ、保護膜等、更には、上記した遮光膜が設けられてもよい。尚、表示モジュールには、外部から画素アレイ部への信号等を入出力するための回路部やFPC(フレキシブルプリントサーキット)等が設けられていてもよい。
以下に、本発明が適用される電子機器の具体例について説明する。
図6は、本発明が適用されるテレビジョンセットの外観を示す斜視図である。本適用例に係るテレビテレビジョンセットは、フロントパネル102やフィルターガラス103等から構成される映像表示画面部101を含み、その映像表示画面部101として本発明による表示装置を用いることにより作成される。
図7は、本発明が適用されるデジタルカメラの外観を示す斜視図であり、(A)は表側から見た斜視図、(B)は裏側から見た斜視図である。本適用例に係るデジタルカメラは、フラッシュ用の発光部111、表示部112、メニュースイッチ113、シャッターボタン114等を含み、その表示部112として本発明による表示装置を用いることにより作製される。
図8は、本発明が適用されるノート型パーソナルコンピュータの外観を示す斜視図である。本適用例に係るノート型パーソナルコンピュータは、本体121に、文字等を入力するとき操作されるキーボード122、画像を表示する表示部123等を含み、その表示部123として本発明による表示装置を用いることにより作製される。
図9は、本発明が適用されるビデオカメラの外観を示す斜視図である。本適用例に係るビデオカメラは、本体部131、前方を向いた側面に被写体撮影用のレンズ132、撮影時のスタート/ストップスイッチ133、表示部134等を含み、その表示部134として本発明による表示装置を用いることにより作製される。
図10は、本発明が適用される携帯端末装置、例えば携帯電話機を示す外観図であり、(A)は開いた状態での正面図、(B)はその側面図、(C)は閉じた状態での正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は上面図、(G)は下面図である。本適用例に係る携帯電話機は、上側筐体141、下側筐体142、連結部(ここではヒンジ部)143、ディスプレイ144、サブディスプレイ145、ピクチャーライト146、カメラ147等を含み、そのディスプレイ144やサブディスプレイ145として本発明による表示装置を用いることにより作製される。
本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の構成例を示すシステム構成図である。 水平駆動回路における各信号のタイミング関係を示すタイミングチャートである。 本実施形態に係る液晶表示装置における新規回路のアナログスイッチの回路構成を示す回路図である。 ドライブパルスDNb,DNc、ドライブパルスDNdの各波形と新規回路および従来回路2での信号線電位の波形を示す波形図である。 従来回路1、従来回路2および新規回路のレイアウトイメージを示す平面パターン図である。 本発明が適用されるテレビジョンセットの外観を示す斜視図である。 本発明が適用されるデジタルカメラの外観を示す斜視図であり、(A)は表側から見た斜視図、(B)は裏側から見た斜視図である。 本発明が適用されるノート型パーソナルコンピュータの外観を示す斜視図である。 本発明が適用されるビデオカメラの外観を示す斜視図である。 本発明が適用される携帯電話機を示す外観図であり、(A)は開いた状態での正面図、(B)はその側面図、(C)は閉じた状態での正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は上面図、(G)は下面図である。 従来例に係る液晶表示装置の一構成例を示すシステム構成図である。 従来回路1に係るアナログスイッチの回路構成を示す回路図である。 従来回路1,2での信号線電位の波形を示す波形図である。 HSWノイズの発生原理の説明図である。 従来回路2に係るアナログスイッチの回路構成を示す回路図である。 HSWノイズの軽減原理の説明図である。
符号の説明
10…液晶表示装置、20…画素、21…画素トランジスタ、22…液晶容量、30…画素アレイ部、31(31−1〜31−k)…走査線、32(32−1〜32−m)…信号線、40…垂直駆動回路、50…水平駆動回路、51…シフトレジスタ、52…論理回路、60…プリチャージ制御回路、HSW(HSW1〜HSWm)…アナログスイッチ、HSWc…第1スイッチ、HSWd…第2スイッチ、HSWc…キャンセル容量

Claims (9)

  1. 画素が行列状に配置された画素アレイ部と、
    前記画素の行列状配置に対して列ごとに配線された信号線群と、
    前記信号線群の各信号線に対して映像信号を書き込むアナログスイッチ群とを備え、
    前記アナログスイッチ群の各アナログスイッチは、
    前記映像信号の書き込み期間に亘ってオン状態となって前記映像信号を前記信号線に書き込む第1スイッチと、
    前記第1スイッチの出力端と前記信号線との間に接続され、前記第1スイッチがオフするときのノイズをキャンセルするキャンセル容量と、
    前記書き込み期間の一部の期間にオン状態となって前記映像信号を前記信号線に書き込む第2スイッチとを有する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記キャンセル容量は、ソース−ドレイン間が短絡され、前記第1スイッチがオン状態のときにオフ状態となるMOSトランジスタによって構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記キャンセル容量は、前記第1スイッチを構成するMOSトランジスタのサイズの1/2のサイズのMOSトランジスタによって構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記第2スイッチは、前記書き込み期間の前半においてオン状態となる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 前記第2スイッチは、オン状態からオフ状態に移行するときに発生するノイズによって前記信号線の電位を前記映像信号の目標電圧の方向に押し上げる
    ことを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  6. 前記第2スイッチを構成するMOSトランジスタのサイズは、前記第1スイッチを構成するMOSトランジスタのサイズよりも大きい
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  7. 前記第2スイッチのオン期間は、前記書き込み期間の半分の期間よりも短く設定されている
    ことを特徴とする請求項6記載の表示装置。
  8. 画素が行列状に配置された画素アレイ部と、
    前記画素の行列状配置に対して列ごとに配線された信号線群と、
    前記信号線群の各信号線に対して映像信号を書き込むアナログスイッチ群とを備えた表示装置の駆動方法であって、
    前記アナログスイッチ群の各アナログスイッチにおいて、
    前記映像信号の書き込み期間に亘って第1スイッチをオン状態にして当該第1スイッチによって前記映像信号を前記信号線に書き込むとともに、前記書き込み期間の一部の期間に第2スイッチをオン状態にして当該第2スイッチによって前記映像信号を前記信号線に書き込み、
    前記書き込み期間の途中で前記第2スイッチをオフ状態し、
    しかる後、前記第1スイッチをオフ状態にするときに、当該第1スイッチの出力端と前記信号線との間に接続されたキャンセル容量を動作させて前記第1スイッチがオフするときのノイズをキャンセルする
    ことを特徴とする表示装置の駆動方法。
  9. 画素が行列状に配置された画素アレイ部と、
    前記画素の行列状配置に対して列ごとに配線された信号線群と、
    前記信号線群の各信号線に対して映像信号を書き込むアナログスイッチ群とを備えた表示装置を有し、
    前記アナログスイッチ群の各アナログスイッチは、
    前記映像信号の書き込み期間に亘ってオン状態となって前記映像信号を前記信号線に書き込む第1スイッチと、
    前記第1スイッチの出力端と前記信号線との間に接続され、前記第1スイッチがオフするときのノイズをキャンセルするキャンセル容量と、
    前記書き込み期間の一部の期間にオン状態となって前記映像信号を前記信号線に書き込む第2スイッチとを有する
    ことを特徴とする電子機器。
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