JP2009092748A - 光伝送モジュールおよび光伝送モジュール組立体 - Google Patents

光伝送モジュールおよび光伝送モジュール組立体 Download PDF

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Abstract

【課題】装着および引き抜きが容易かつ確実に実施できるプラガブルモジュール組立体を提供する。
【解決手段】プラガブルモジュールと、このプラガブルモジュールをガイドするレールと、プラガブルモジュールに熱接続される放熱フィンとからなり、レールを摺動しながらプラガブルモジュールを装着するとき、放熱フィンとプラガブルモジュールとの摺動を減少するように、放熱フィンを移動させる移動部を備えるプラガブルモジュール組立体により、解決できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、光伝送モジュールおよび光伝送モジュール組立体に係り、特に多ピン光伝送モジュールおよび光伝送モジュール組立体に関する。
光伝送モジュールの標準化が進んでいる。ここでの標準化は、デジュールスタンダードではなく、光伝送モジュールの複数のメーカとユーザとが集まって、開発課題を議論し、次に開発する光伝送モジュールの電気的、機械的仕様を統一するマルチソースアグリーメント(Multi-Source Agreement:MSA)に基づく。伝送レート10Gbit/sのMSAとして、非特許文献1に記載されたXFP、非特許文献2に記載されたXENPAK、非特許文献3に記載されたX2がある。
光伝送モジュールは、LD(Laser Diode)および主要ICからの発熱を放熱するためのヒートシンクの接続が必須である。上述したMSAにおいて、XENPAKおよびX2は、光伝送モジュールにヒートシンクを形成している。一方、XFPは、光伝送モジュールのユーザがヒートシンクを用意して、光伝送モジュールに熱接続する仕様となっている。
ここで、XFPは、光伝送モジュール(活線挿抜可能なことから、プラガブルモジュールと呼ぶ)について、ヒートシンクをばねで固定したケージと呼ばれるケースに挿入することによって、接続する。ここで、挿入の過程でヒートシンクは、プラガブルモジュールと熱接続を取るために、ばねによってプラガブルモジュールと摺動する。このため、XFP方式(ばねによる熱接続)では、挿抜荷重が重い。しかも、摺動による金属くずの発生の虞があり、金属くずによる配線ショートの原因となり得る。
近年、さらなる伝送容量の増加を目指して、IEEEで100GbEの策定準備が進んでいる。100GbE モジュールのヒートシンクは、XFPと同様、光伝送モジュールのユーザがヒートシンクを用意して、光伝送モジュールに熱接続する仕様となる見込みである。この仕様では上述したXFPの問題がある。これにもかかわらず、光伝送モジュールのユーザがヒートシンクを用意して、光伝送モジュールに熱接続する仕様となるのは、放熱用の風の流量、方向等の放熱設計を、ユーザ側で決定したいとの要求があるからである。
光伝送モジュールのカードエッジ(電気的接点)のピン数は、XFPで30ピン、XENPAKおよびX2で70ピン、100GbEモジュールで140ピン以上と増加し、ピン数増加による挿抜荷重の増加も推定される。
また、ピン数が増加することは、筐体が大型化することと、等価である。この場合、挿抜荷重は、更に重くなる。
さらに、カードエッジのピン数が増加することは、光伝送モジュールの端子基板およびホストのコネクタの幅が増加することを意味する。端子基板の端子ピッチは0.6mm、端子間隔は0.2mmしかなく、端子基板およびコネクタの大型化では、コネクタに端子基板を挿入する際に、公差による誤接続の虞を生じる。
"10 Gigabit Small Form Factor Pluggable Module Revision 4.5"、[2005年8月31日]、SFF Committee、[平成19年9月21日検索]、インターネット<URL:http://www.xfpmsa.org/XFP_Rev4_5_SFF_INF_8077i.pdf> "A Cooperation Agreement for 10 Gigabit Ethernet (登録商標) Transceiver Package Issue 3.0"、[2002年9月18日]、XENPAK MSA、[平成19年9月21日検索]、インターネット<URL:http://www.xenpak.org/MSA/XENPAK_MSA_R3.0.pdf> "A Cooperation Agreement for Small Versatile 10 Gigabit Transceiver Package Issue 2.0b"、[2005年4月7日]、X2 MSA、[平成19年9月21日検索]、インターネット<URL:http://www.x2msa.org/X2_MSA_Rev2.0b.pdf>
本発明の目的は、装着および引き抜きが容易かつ確実に実施できる光伝送モジュールおよび光伝送モジュール組立体を提供することにある。
上述した課題は、第1の電気信号を第1の光信号に変換する発光素子と第2の光信号を第2の電気信号に変換する受光素子とを筐体内に配置し、放熱フィンを取り付け、第1の電気信号と第2の電気信号とを送受するためにホストに設けられたコネクタに接続するとき、放熱フィンと摺動する樹脂突起部を設けた光伝送モジュールにより、解決できる。
また、第1の電気信号を第1の光信号に変換する発光素子と第2の光信号を第2の電気信号に変換する受光素子とを筐体内に配置し、放熱フィンを取り付け、放熱フィンの加圧固定部を有する光伝送モジュールにより、解決できる。
さらに、光伝送モジュールと、この光伝送モジュールをガイドするレールと、光伝送モジュールに熱接続される放熱フィンとからなり、レールを摺動しながら光伝送モジュールを装着するとき、放熱フィンと光伝送モジュールとの摺動を減少するように、放熱フィンを移動させる移動部を備える光伝送モジュール組立体により、解決できる。
本発明によれば、装着および引き抜きが容易かつ確実に実施できる光伝送モジュールおよび光伝送モジュール組立体を提供することができる。
以下本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら説明する。なお、実質同一部位には同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
図1を参照して、光伝送モジュールの構成を説明する。ここで、図1は光伝送モジュールのハードウェアブロック図である。図1において、100GbE光伝送モジュール300は、光送信モジュール100と、光受信モジュール200とから構成される。
また、光送信モジュール100は、伝送レート10Gbit/sの電気信号10チャネルを入力とし、伝送レート25Gbit/sの電気信号4チャネルを出力するシリアライザ110と、伝送レート25Gbit/sの電気信号を光信号に変換する4台の電界吸収型変調器集積レーザダイオード(EA−LD)120と、伝送レート25Gbit/sの光信号4チャネルを波長多重して、光ファイバ10−1から出力する光合波器130と、EA変調器を駆動する4台のドライバ140と、ドライバ140の駆動を制御するバイアス制御部150とから構成される。
光送信モジュール100は、伝送レート10Gbit/sの電気信号10チャネルを入力とし、低密度波長多重(CWDM:Coarse Wavelength Division Multiplexing)多重された25Gbit/s×4波長、すなわち100Gbit/sの光信号を送信する。
光受信モジュール200は、光ファイバ10−2から入力される、伝送レート25Gbit/sの光信号4チャネルが波長多重された光信号を、4波長に波長分離する光分波器230と、伝送レート25Gbit/sの光信号を電気信号に変換する4台のフォトダイオード(PD)220と、PD220の出力電流を差動電圧出力に変換する4台のトランスインピーダンスアンプ(TIA)240と、伝送レート25Gbit/sの電気信号4チャネルを入力とし、伝送レート10Gbit/sの電気信号10チャネルを出力するデシリアライザ210とから構成される。
光受信モジュール200は、伝送レート25Gbit/sの光信号4波長を波長多重された100Gbit/sの光信号を入力とし、伝送レート10Gbit/sの電気信号10チャネルを出力する。
図1を用いて説明した光伝送モジュールは、筐体内に配置され、電気信号のインターフェースと活線挿抜可能である。活線挿抜ができる光伝送モジュールをプラガブルモジュールと呼ぶことがある。このプラガブルモジュールには、電気信号の処理のみを行うモジュールを含む。
図2ないし図4を参照して、光伝送モジュールのプリント基板への取り付けと、光伝送モジュールへの放熱フィンの取り付けを説明する。ここで、図2は放熱フィンを接続した光伝送モジュールのプリント基板への取り付けを説明する斜視図である。図3および図4は光伝送モジュールのプリント基板への取り付けを説明する正面図である。なお、図示の簡便のため、図3以降、説明と関係ない部分の図示は省略する。
図2において、図2(a)はプリント基板400に接続されたレール420に、光伝送モジュール300と放熱フィン310を取り付けた状態である。光伝送モジュール300の作業面(ベゼル)には、光コネクタのレセプタクル302と、一対の固定ねじ301とを有する。固定ねじ301は、プリント基板400に接続される図示しない正面板に、光伝送モジュール300を固定する。なお、後述する図15に示すように正面板を挟んで、レール420に光伝送モジュール300を固定しても良い。
図2(b)は、図2(a)の分解斜視図である。図2(b)から明らかなように、一対のレール420は、光伝送モジュール300の両側を位置決めし、光伝送モジュール300の挿入先頭の図示しない電気接続部(端子基板)をコネクタ420に導いている。なお、プリント基板400、レール420、コネクタ410、放熱フィン310等をホストと呼ぶ。
図3において、レール420はプリント基板400に取り付けられ、x軸方向に伸びた後、先端をy方向または−y方向に曲げられている。これらの曲げ部を、光伝送モジュール300の両側の凹部に対応させることによって、光伝送モジュール300と一対のレール420との間で、xy面内の位置決めがなされている。
図4において、プリント基板400Aには、yz面内にほぼ光伝送モジュール300の外形寸法と同じ大きさの切欠きを形成されている。この切欠き部に光伝送モジュール300の両側の凹部に対応させることによって、光伝送モジュール300とプリント基板400Aとの間で、xy面内の位置決めがなされている。なお、光伝送モジュール300をガイドすることから、切欠き部のプリント基板をレールと呼ぶことができる。
図5ないし図11を参照して、光伝送モジュールの筐体と放熱フィンとの熱接続構造を説明する。なお、放熱フィンを取り付けられた光伝送モジュールを、光伝送モジュール組立体と呼ぶことにする。ここで、図5は光伝送モジュール組立体の正面図および組み立て工程を説明する側面図である。図6ないし図11は光伝送モジュール組立体の組み立て工程を説明する側面図である。
図5において、図5(a)は光伝送モジュール300Eをレール420に従って、コネクタ410に挿入し、放熱フィンとの組み立てが完了した状態の正面図である。図5(a)において、放熱フィン310Aは、板ばね320によって光伝送モジュール300Eの筐体に圧接され、熱接続されている。
図5(b)を参照して、光伝送モジュール組立体の組み立て工程を説明する。図5(b1)において、放熱フィン310Aは、板ばね320によって係止され、矢印方向に移動可能に保持されている。放熱フィン310Aと、基板400との間に光伝送モジュール300Eを挿入する。ここで、光伝送モジュール300Eの挿入先頭(図5(b1)の右端)上部には、y方向に延在する樹脂製の突起部303が形成されている。また、放熱フィン310Aの入口(図5(b1)の左端)下部には、テーパー部311、挿入完了位置(図5(b1)の右端)下部には、突起部303に対応するy方向に延在する凹部312を形成されている。
図5(b2)において、放熱フィン310Aと、基板400との間に光伝送モジュール300Eを挿入すると、放熱フィン310Aのテーパー部311は、光伝送モジュール300Eの突起部303によって、押し上げられる。
また、図5(b3)において、光伝送モジュール300Eの挿入が完了すると、放熱フィン310Aの凹部312に、光伝送モジュール300Eの突起部303が到る。この結果、押し上げられていた放熱フィン310Aが板ばね320によって押し下げられ、光伝送モジュールとの熱接続が完了する。
本実施例の突起部303の樹脂は、4フッ化エチレン、ABS、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、POM(ポリアセタール)等から選択すればよい。これらの樹脂は、耐磨耗に優れている。また、金属と摺動しても金属くずを発生させない。さらに、両面接着テープを用いて、光伝送モジュール300に接着しても良い。この場合、樹脂が磨耗したとき交換が容易である。
図6において、基板400には、後端(図6の右端)両側上部に孔421を有するレール420Aが接続されている。また、孔421は、放熱フィン310Bの後端のピン313と勘合する。この結果、レール420Aは放熱フィン310Bをzx面内で回転自在に取り付けられている。レール420Aと放熱フィン310Bの間に、光伝送モジュール300を挿入すれば、放熱フィン310Bの自重で光伝送モジュール300の筐体との熱接続がなされる。なお、このとき熱接続は放熱フィン310Bの自重なので、放熱フィン310Bの下面に放熱シートを貼り付けておくと、より好ましい。なお、自重だけでなく、放熱フィン310Bを光伝送モジュール300側へ押し付ける図示しないバネを有しても良い。これは、以下の他の実施例でも同様である。
図7において、基板400には、前後端両側上部に斜めの長孔422を有するレール420Bが接続されている。長孔422は、放熱フィン310Cの両側前後に計4ヶ設けたピン313と勘合する。この結果、レール420Bは放熱フィン310Cをx方向に移動させることが可能である。レール420Bと放熱フィン310Cの間に、光伝送モジュール300を挿入すれば、放熱フィン310Cの自重で光伝送モジュール300との熱接続がなされる。なお、このとき熱接続は放熱フィン310Cの自重なので、放熱フィン310Cの下面に放熱シートを貼り付けておくと、より好ましい。なお、斜めの長孔の方向は、光伝送モジュールの挿入方向と合わせて、入口側を高くしているが、逆方向の斜めでも、x方向に垂直であっても良い。長孔端部のx軸の座標差d0が、放熱フィンの移動可能量である。
図8において、基板400には、前後端両側上部に回動可能な4つのリンク423を有するレール420Cが接続されている。リンク423は、放熱フィン310Dとも回動可能に接続され、光伝送モジュール300を挿入する際には、x方向に立って、レール420Cと放熱フィン310Dとの間をd1寸法とする。また、リンク423は、光伝送モジュール300を挿入完了後、斜めに寝て、レール420Cと放熱フィン310Dとの間をd2寸法とする。この結果、放熱フィン310Dの自重で光伝送モジュール300との熱接続がなされる。なお、このとき熱接続は放熱フィン310Dの自重なので、放熱フィン310Dの下面に放熱シートを貼り付けておくと、より好ましい。
図9において、基板400には、前端両側上部に回動可能な2つのリンク423と、後端上部に両側と回動可能な2つのリンクとこれらのリンクとzx面内で90度の角度を有するカム424を有するレール420Dが接続されている。リンク423およびカム424は、放熱フィン310Eとも回動可能に接続され、光伝送モジュール300が挿入される際、光伝送モジュール300の先端がカム424を押すことによって、リンク423およびカム424が反時計回りに回動し、放熱フィン310Eを光伝送モジュール300に圧接させる。
図10において、基板400には、後端(図10の右端)両側上部にx方向の長孔422を有するレール420Eが接続されている。また、長孔422は、放熱フィン310Fの後端のピン313と勘合する。この結果、レール420Eは放熱フィン310Fをzx面内で回転自在かつx方向に長孔分(d3)移動自在に取り付けられている。レール420Eと放熱フィン310Fの間に、光伝送モジュール300を挿入すれば、放熱フィン310Fの自重で光伝送モジュール300との熱接続がなされる。なお、このとき熱接続は放熱フィン310Fの自重によるものなので、放熱フィン310Fの下面に放熱シートを貼り付けておくと、より好ましい。
図11において、基板400には、後端(図11の右端)両側上部に孔421を有するレール420Aが接続されている。また、孔421は、放熱フィン310Gの後端のピン313と勘合する。さらに、放熱フィン310Gの後端には、カム部316が形成されている。この結果、レール420Aは放熱フィン310Gをzx面内で回転自在に取り付けられている。レール420Aと放熱フィン310Gの間に、光伝送モジュール300を挿入すれば、光伝送モジュール300の先端がカム部316を押し、放熱フィン310Gを反時計回りに押し下げて、光伝送モジュール300との熱接続がなされる。
図12ないし図14を参照して、放熱フィンの固定構造を説明する。ここで、図12ないし図14は放熱フィンの固定を説明する側面図である。なお、図12ないし図14において、図6を参照して説明した放熱フィン回転タイプで、放熱フィンの固定を説明するが、これに限らない。
図12において、放熱フィン310Hのモジュール入口側先端にはテーパー314部を形成している。また、光伝送モジュール300Aのベゼル部にはテーパー部314と勘合する逆テーパー部303を形成している。テーパー部314と逆テーパー部303とは、光伝送モジュール300Aを押し込むにつれて、放熱フィン310Hを光伝送モジュール300Aの筐体に押し付け、強い熱接続がなされる。
図13において、放熱フィン310Jのモジュール入口側先端には、ロックピン315を形成している。また、レール420Fのモジュール入口側先端両側には、zx面内に回転可能なレバー425を取り付けている。光伝送モジュール300の挿入後、レバー425を上げ、レバー425に設けた結合孔にロックピン315を挿入することにより、放熱フィン310Jと光伝送モジュール300との熱結合を確実に行うことができる。
図14において、放熱フィン310Kのモジュール入口側先端には、係止部317を形成している。また、光伝送モジュール300Bのベゼル部両側には、zx面内で回転可能なレバー304が取り付けられている。光伝送モジュール300Bの挿入後、レバー304を上げ、係止部317を押し下げ、放熱フィン310Kと光伝送モジュール300Bとの熱結合を確実に行うことができる。
図15ないし図18を参照して、光伝送モジュールの固定構造を説明する。ここで、図15および図16は光伝送モジュールの固定構造を説明する平面図である。図17および図18は光伝送モジュールの固定構造を説明する側面図である。
図15において、z方向に延在するレール420は、光伝送モジュールの固定位置で+yまたは−y方向に曲げられ、曲げた部分にねじ422を加工している。ねじ422に光伝送モジュール300の固定ねじ301をねじ込み、光伝送モジュール300とレール420を固定する。なお、図2で説明したように、光伝送モジュール300とレール420との間に正面板を挟んでも良い。
図16において、光伝送モジュール300Cの両側には、図示しない解除機構で光伝送モジュール内部に引き戻し可能なラッチ305を形成する。一方、レール420Gには光伝送モジュール300Cの固定位置におけるラッチ305の位置に孔426を加工している。光伝送モジュール300Cを挿入するとレール420Gによって、ラッチ305が一旦引き戻された後、孔426の位置でラッチ305がでて、光伝送モジュール300Cを固定する。なお、光伝送モジュール300Cを取り外す際には、解除機構でラッチを光伝送モジュール内部に引き戻してから、引き出す。
図17において、光伝送モジュール300Dの両側には、zx面内で回転可能なレバー309が取り付けられている。また、レール420Hには、光伝送モジュール300Dの固定位置でレバー309の先端を収容するy方向に伸びた溝を有する。光伝送モジュール300Dの挿入時には、レバー309の取っ手部を下げ、先端部を上げて挿入する。
図18を参照して、装着と引き抜きの詳細を説明する。図18(a)において、装着時には、レバー309を引き上げ、ガイド溝427の入口側(図18の左側)内側をレバー309の先端で押す。また、図18(b)において、引き抜き時には、レバー309を押し下げ、ガイド溝427の出口側(図18の右側)内側をレバー309の先端で押す。
図17および図18で説明したレバーとガイド溝により、光伝送モジュールの確実な装着と、容易な引き抜きが実現できる。なお、2つの機能を同じ機構で実現する必然性はなく。別々に設けても良い。また、一般に、装着は押し込みなので比較的容易である。このため、レバーおよび溝を引き抜き用に特化してもよい。この場合、レバーはイジェクタレバーと呼ばれる。
図19および図20を参照して、コネクタへの端子基板挿入を説明する。ここで、図19はコネクタへの端子基板挿入を説明する側面図である。図20はコネクタへの端子基板挿入を説明する透視裏面図である。
図19において、プリント基板400のコネクタ410背後(図19では右)に、ガイド孔431を有するガイド板430を設ける。また、光伝送モジュール300Fのカードエッジ側に先端にテーパーを加工したガイドピン307を設ける。ガイドピン307のテーパー部を除く有効径部の長さは、コネクタ410への端子基板308への挿入代よりも、ガイドピン307のガイド板430の挿入代が大きくなるよう設定する。これによって、光伝送モジュール300Fの装着時、まずガイドピン307がガイド孔431に挿入され、xy面内で正確に位置決めされてから、コネクタ410へ端子基板308を挿入することができる。
図20において、光伝送モジュール300の端子基板308の角にテーパー部3081を設ける。このテーパー部3081によって、コネクタ410のy方向が位置決めされ、端子基板308が正確な位置でコネクタ410の挿入できる。
上述した実施例に拠れば、装着および引き抜きが容易かつ確実に実施できる光伝送モジュールおよび光伝送モジュール組立体を提供できた。また、装着および引き抜きで金属くずを発生しない光伝送モジュールおよび光伝送モジュール組立体を提供できた。
光伝送モジュールのハードウェアブロック図である。 放熱フィンを接続した光伝送モジュールのプリント基板への取り付けを説明する斜視図である。 光伝送モジュールのプリント基板への取り付けを説明する正面図である。 光伝送モジュールのプリント基板への取り付けを説明する正面図である。 光伝送モジュール組立体の正面図および組み立て工程を説明する側面図(その1)である。 光伝送モジュール組立体の組み立て工程を説明する側面図(その2)である。 光伝送モジュール組立体の組み立て工程を説明する側面図(その3)である。 光伝送モジュール組立体の組み立て工程を説明する側面図(その4)である。 光伝送モジュール組立体の組み立て工程を説明する側面図(その5)である。 光伝送モジュール組立体の組み立て工程を説明する側面図(その6)である。 光伝送モジュール組立体の組み立て工程を説明する側面図(その7)である。 放熱フィンの固定を説明する側面図(その1)である。 放熱フィンの固定を説明する側面図(その2)である。 放熱フィンの固定を説明する側面図(その3)である。 光伝送モジュールの固定構造を説明する平面図(その1)である。 光伝送モジュールの固定構造を説明する平面図(その2)である。 光伝送モジュールの固定構造を説明する側面図(その1)である。 光伝送モジュールの固定構造を説明する側面図(その2)である。 コネクタへの端子基板挿入を説明する側面図である。 コネクタへの端子基板挿入を説明する透視裏面図である。
符号の説明
10…光ファイバ、100…光送信モジュール、110…シリアライザ、120…EA−LD、130…光合波器、140…ドライバ、150…バイアス制御部、200…光受信モジュール、210…デシリアライザ、220…PD、230…光分波器、240…TIA、300…光伝送モジュール、301…固定ねじ、302…レセプタクル、303…逆テーパー部、304…レバー、305…ラッチ部、306…レバー、307…ガイドピン、308…端子基板、310…放熱フィン、311…テーパー部、312…凹部、313…ピン、314…テーパー部、315…ロックピン、316…カム部、317…係止部、400…プリント基板、410…コネクタ、420…レール、421…孔、422…長孔、423…リンク、424…カム、425…レバー、426…孔、427…ガイド溝、430…ガイド板、431…ガイド孔。

Claims (9)

  1. 第1の電気信号を第1の光信号に変換する発光素子と第2の光信号を第2の電気信号に変換する受光素子とを筐体内に配置し、放熱フィンを取り付ける光伝送モジュールにおいて、
    前記第1の電気信号と前記第2の電気信号とを送受するためにホストに設けられたコネクタに接続するとき、前記放熱フィンと摺動する樹脂突起部を設けたことを特徴とする光伝送モジュール。
  2. 請求項1に記載の光伝送モジュールであって、
    前記樹脂は、4フッ化エチレン、ABS、PBT、PC、PPS、POMのいずれかであることを特徴とする光伝送モジュール。
  3. 第1の電気信号を第1の光信号に変換する発光素子と第2の光信号を第2の電気信号に変換する受光素子とを筐体内に配置し、放熱フィンを取り付ける光伝送モジュールにおいて、
    前記放熱フィンの加圧固定部を有することを特徴とする光伝送モジュール。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の光伝送モジュールであって、
    さらにイジェクタレバーを備えたことを特徴とする光伝送モジュール。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載の光伝送モジュールであって、
    さらに放熱フィン加圧レバーを備えたことを特徴とする光伝送モジュール。
  6. 第1の電気信号を第1の光信号に変換する発光素子と第2の光信号を第2の電気信号に変換する受光素子とを筐体内に配置し、放熱フィンを取り付ける光伝送モジュールにおいて、
    前記第1の電気信号と前記第2の電気信号とを送受するためにホストに設けられたコネクタに接続する端子基板と、前記ホストに設けられたガイド孔に挿入されて前記端子基板を前記コネクタにガイドするガイドピンとを有し、
    ガイドピンの有効径部の長さは、前記コネクタへの前記端子基板の挿入代よりも、前記ガイド孔への前記ガイドピンの挿入代が大きく設定されていることを特徴とする光伝送モジュール。
  7. 光伝送モジュールと、この光伝送モジュールをガイドするレールと、前記光伝送モジュールに熱接続される放熱フィンとからなる光伝送モジュール組立体であって、
    前記レールを摺動しながら前記光伝送モジュールを装着するとき、前記放熱フィンと前記光伝送モジュールとの摺動を減少するように、前記放熱フィンを移動させる移動部を備えることを特徴とする光伝送モジュール組立体。
  8. 請求項7に記載の光伝送モジュール組立体であって、
    前記移動部は、前記放熱フィンの回転機構であることを特徴とする光伝送モジュール組立体。
  9. 請求項7に記載の光伝送モジュール組立体であって、
    前記移動部は、前記放熱フィンの平行移動機構であることを特徴とする光伝送モジュール組立体。
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