JP2009092348A - 蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダンパ本体を上昇させて処理済みの可燃性有害ガスを排出孔から排出する際、可燃性有害ガスが排出孔から排出する際の圧力損失を可及的に小さくすることが可能な蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置を提供することにある。
【解決手段】悪臭成分あるいは揮発性有機化合物などを含有する可燃性有害ガスを直接燃焼あるいは触媒燃焼により無害化し、前記可燃性有害ガスの処理によって発生した熱を回収して蓄積し、かつこの蓄熱を未処理の前記可燃性有害ガスの予備加熱に再利用するようした蓄熱燃焼式酸化装置1に形成された、処理済みの前記可燃性有害ガスを排出する排出孔4を、下面が円形状を成しかつ昇降するダンパ本体6によって開閉する蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置3において、前記ダンパ本体6の上面を円錐形状または半球形状に構成したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置に係り、より詳しくは、悪臭成分あるいは揮発性有機化合物などを含有する可燃性有害ガスを直接燃焼あるいは触媒燃焼により無害化し、前記可燃性有害ガスの処理によって発生した熱を回収して蓄積し、かつこの蓄熱を未処理の前記可燃性有害ガスの予備加熱に再利用するようした蓄熱燃焼式酸化装置に形成された、処理済みの前記可燃性有害ガスを排出する排出孔を、下面が円形状を成しかつ昇降するダンパ本体によって開閉するようにした蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置に関する。
従来、この種の装置の一つとして、悪臭成分あるいは揮発性有機化合物などを含有する可燃性有害ガスを直接燃焼あるいは触媒燃焼により無害化し、前記可燃性有害ガスの処理によって発生した熱を回収して蓄積し、かつこの蓄熱を未処理の前記可燃性有害ガスの予備加熱に再利用するようした蓄熱燃焼式酸化装置におけるガスの供給・排出装置であって、前記蓄熱燃焼式酸化装置に対して、未処理の前記可燃性有害ガスを供給する供給孔または処理済みの前記可燃性有害ガスを排出する排出孔に、小型のポペットダンパ装置と大型のポペットダンパ装置とを組にしてそれぞれ設けた蓄熱燃焼式酸化装置のガスの供給・排出装置がある。
特開2003−185120号公報
しかし、このように構成された従来のポペットダンパ装置のダンパ本体は、その上面がほぼ平坦状を成しているため、ダンパ本体を上昇させて処理済みの可燃性有害ガスを排出孔から排出する際、ダンパ本体は可燃性有害ガスの流れに逆らって上昇するため、可燃性有害ガスが排出孔から排出する際の圧力損失が大きくなり、その結果、蓄熱燃焼式酸化装置に可燃性有害ガスを供給する送風機は能力の大きい大型のものにしなければならないなどの問題があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ダンパ本体を上昇させて処理済みの可燃性有害ガスを排出孔から排出する際、可燃性有害ガスが排出孔から排出する際の圧力損失を可及的に小さくすることが可能な蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置を提供することにある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ダンパ本体を上昇させて処理済みの可燃性有害ガスを排出孔から排出する際、可燃性有害ガスが排出孔から排出する際の圧力損失を可及的に小さくすることが可能な蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため本発明における蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置は、悪臭成分あるいは揮発性有機化合物などを含有する可燃性有害ガスを直接燃焼あるいは触媒燃焼により無害化し、前記可燃性有害ガスの処理によって発生した熱を回収して蓄積し、かつこの蓄熱を未処理の前記可燃性有害ガスの予備加熱に再利用するようした蓄熱燃焼式酸化装置に形成された、処理済みの前記可燃性有害ガスを排出する排出孔を、下面が円形状を成しかつ昇降するダンパ本体によって開閉する蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置において、前記ダンパ本体の上面を円錐形状または半球形状に構成したことを特徴とする。
このように構成されたものは、ダンパ本体の上面を円錐形状または半球形状にしたことにより、ダンパ本体を上昇させる際にダンパ本体の上面に作用する可燃性有害ガスがその上面に沿って流れたのちダンパ本体の下面側に流れ込み易くなるため、可燃性有害ガスが排出孔に流れ易くなって可燃性有害ガスが排出孔から排出する際の圧力損失が可及的に小さくなり、しかも、ダンパ本体を上昇させて処理済みの可燃性有害ガスを排出孔から排出する際にダンパ本体に作用する下向きの力は、主として、ダンパ本体の上面に作用する可燃性有害ガスの下向きの風圧におけるダンパ本体の上面に対して垂直方向の分力であって、この垂直方向の分力の更なる上下方向の分力となるため、ダンパ本体を上昇させるための力を非常に小さくすることができる。
上記の説明から明らかなように本発明は、悪臭成分あるいは揮発性有機化合物などを含有する可燃性有害ガスを直接燃焼あるいは触媒燃焼により無害化し、前記可燃性有害ガスの処理によって発生した熱を回収して蓄積し、かつこの蓄熱を未処理の前記可燃性有害ガスの予備加熱に再利用するようした蓄熱燃焼式酸化装置に形成された、処理済みの前記可燃性有害ガスを排出する排出孔を、下面が円形状を成しかつ昇降するダンパ本体によって開閉する蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置において、前記ダンパ本体の上面を円錐形状または半球形状に構成したから、ダンパ本体を上昇させる際にダンパ本体の上面に作用する可燃性有害ガスがその上面に沿って流れたのちダンパ本体の下面側に流れ込み易くなるため、可燃性有害ガスが排出孔から排出する際の圧力損失が可及的に小さくなり、しかも、ダンパ本体を上昇させて処理済みの可燃性有害ガスを排出孔から排出する際にダンパ本体に作用する下向きの力は、主として、ダンパ本体の上面に作用する可燃性有害ガスの下向きの風圧におけるダンパ本体の上面に対して垂直方向の分力であって、この垂直方向の分力の更なる上下方向の分力となるため、ダンパ本体を上昇させるための力を非常に小さくすることが可能になるなどの優れた実用的効果を奏する。
以下、本発明の蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置を適用した排ガス浄化設備について図1〜図4に基づき詳細に説明する。本排ガス浄化設備においては、図2および図3に示すように、上部に燃焼室を下部に2個の蓄熱室を備えて悪臭成分あるいは揮発性有機化合物などを含有する可燃性有害ガスを直接燃焼あるいは触媒燃焼により無害化し、前記可燃性有害ガスの処理によって発生した熱を回収して蓄積し、かつこの蓄熱を未処理の前記可燃性有害ガスの予備加熱に再利用するようした蓄熱燃焼式酸化装置1と、この蓄熱燃焼式酸化装置1に未処理の前記可燃性有害ガスを供給する供給孔(図示せず)を開閉する2個のダンパ装置2、2と、蓄熱燃焼式酸化装置1から処理済みの前記可燃性有害ガスを排出する2個の排出孔を開閉する2個のダンパ装置3、3とが設けてある(図3参照)。
そして、図1に示すように、2個の前記排出孔4、4を有する壁部の下面には、排出孔4、4からの処理済の排ガスを大気中に誘導する2個の誘導部材5,5が装着してあり、2個の誘導部材5,5の下面には2個の前記ダンパ装置3、3が装着してある。また、これら2個のダンパ装置3、3のそれぞれは、前記排出孔4の真上に昇降可能に配置されて排出孔4を開閉するダンパ本体6と,このダンパ本体6が連結杆7を介してそのピストンロッドの先端に固着されかつ筒部材8を介して誘導部材5の下面に装着された上向きのシリンダ9とで構成してあって、ダンパ本体6は、シリンダ9の伸縮作動により連結杆7を介して昇降して排出孔4を開閉するようになっている。また、前記ダンパ本体6は、下面が円形状を成し、かつ上面が半球形状を成している。
このように構成されたものは、ダンパ装置3のダンパ本体6の上面を半球形状にしたことにより、ダンパ本体6を上昇させる際にダンパ本体6の上面に作用する可燃性有害ガスがその上面に沿って流れたのちダンパ本体6の下面側に流れ込み易くなるため、可燃性有害ガスが排出孔に流れ易くなって可燃性有害ガスが排出孔4から排出する際の圧力損失が可及的に小さくなり、しかも、ダンパ本体6を上昇させて処理済みの可燃性有害ガスを排出孔4から排出する際にダンパ本体6に作用する下向きの力は、主として、ダンパ本体6の上面に作用する可燃性有害ガスの下向きの風圧におけるダンパ本体6の上面に対して垂直方向の分力であって、この垂直方向の分力の更なる上下方向の分力となるため、ダンパ本体6を上昇させるための力を非常に小さくすることができる。
なお、上記の実施例では、ダンパ本体6の上面は半球形状を成しているが、図4に示すダンパ本体26の上面のように、円錐形状にしてもよい。
またなお、前記ダンパ本体6,26は、高さHと下端部の直径Dとの比(H/D)を0.1以上で2.0以下にするのが望ましい。比(H/D)が0.1以下の場合には可燃性有害ガスをダンパ本体6、26の下面側に十分に流れ込ませることができず、また、2.0を超える場合にはダンパ本体6、26の高さが非常に高くなって排出孔4を開く際にダンパ本体6、26が前記蓄熱燃焼式酸化装置1の蓄熱層に当たるようになる。
またなお、前記ダンパ本体6,26は、高さHと下端部の直径Dとの比(H/D)を0.1以上で2.0以下にするのが望ましい。比(H/D)が0.1以下の場合には可燃性有害ガスをダンパ本体6、26の下面側に十分に流れ込ませることができず、また、2.0を超える場合にはダンパ本体6、26の高さが非常に高くなって排出孔4を開く際にダンパ本体6、26が前記蓄熱燃焼式酸化装置1の蓄熱層に当たるようになる。
1 蓄熱燃焼式酸化装置
3 ダンパ装置
4 排出孔
6 ダンパ本体
3 ダンパ装置
4 排出孔
6 ダンパ本体
Claims (2)
- 悪臭成分あるいは揮発性有機化合物などを含有する可燃性有害ガスを直接燃焼あるいは触媒燃焼により無害化し、前記可燃性有害ガスの処理によって発生した熱を回収して蓄積し、かつこの蓄熱を未処理の前記可燃性有害ガスの予備加熱に再利用するようした蓄熱燃焼式酸化装置に形成された、処理済みの前記可燃性有害ガスを排出する排出孔を、下面が円形状を成しかつ昇降するダンパ本体によって開閉する蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置において、
前記ダンパ本体の上面を円錐形状または半球形状に構成したことを特徴とする蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置。 - 前記ダンパ本体の高さHと下面の直径Dとの比(H/D)を0.1以上で2.0以下にしたことを特徴とする請求項1に記載の蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置。
Priority Applications (1)
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JP2007265729A JP2009092348A (ja) | 2007-10-11 | 2007-10-11 | 蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置 |
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Publications (1)
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JP2007265729A Pending JP2009092348A (ja) | 2007-10-11 | 2007-10-11 | 蓄熱燃焼式酸化装置のダンパ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101772566B1 (ko) * | 2017-02-10 | 2017-09-04 | (주)케이에스지기술환경 | 축열연소 산화처리장치용 급배기 밸브유닛 |
KR101785486B1 (ko) | 2017-08-10 | 2017-10-17 | (주)케이에스지기술환경 | 실린더 구동식 축열연소 산화처리장치 |
CN111396898A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-07-10 | 镇江新宇固体废物处置有限公司 | 危险废物进料改造系统 |
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