JP2009091858A - 杭打用アタッチメントのトルク計測器用校正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現場において反力受けを構築する必要なく、また、トルク計測装置を分離して工場等に搬入する必要がなく、現場において簡単に校正作業が行なえる杭打用アタッチメント用のトルク計測装置を提供する。
【解決手段】計測器バー36を杭打用アタッチメント19の駆動軸41にチャック装置22により着脱可能に結合する。反力ブラケット37を地面に載置し、反力受け荷重としてウエイト48および/または杭打用アタッチメントを装着する掘削機以外の作業機を載せる。計測器バー36と反力ブラケット37との間に校正用ロードセル38を設ける。計測器バー36を杭打用アタッチメント19の駆動モータ20により回動させ、校正用ロードセル38により計測される出力信号からトルクを表示装置39により演算し出力する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、地中掘削具あるいは掘削機能を有する杭を回転させて埋設する杭打用アタッチメントにおいて、掘削トルクを計測するトルク計測器の校正のために用いられるトルク計測器用校正装置に関する。
建築物の基礎杭を施工するため、掘削機の杭打用アタッチメントにスクリューオーガを装着して縦孔を掘削し、その縦孔に場所打ち杭や既設杭を埋設することが行なわれる。また、鋼管状の杭に掘削機能を持たせて杭を回転させることにより杭を埋設し、中掘りを行なった後、コンクリートを杭の内部に充填する方法も採用される。また、掘削と同時にコンクリートミルクを掘削具により注入し、場所打ち杭を施工する場合もある。また、リバース工法においては、縦孔の内壁の崩壊を防ぐ安定液を循環させながら安定液と共に排土し、掘削を行ない、縦孔の掘削を行なう。
このような杭施工の際に、スクリューオーガ等掘削具あるいは掘削機能を有する杭の下端が所望の支持力が得られる程度の強度の層に達したか否かを確認するため、掘削トルクを計測することが行なわれる。油圧モータにより掘削具を回転させる掘削用アタッチメントの場合、掘削時に油圧モータに供給される油圧の変化を読みとる圧力計の検出値から演算により掘削トルクを算出し、チャートにより出力する(特許文献1、段落0004参照)。
また、特許文献1等には、駆動モータの回転反力を計測するロードセルを設けたものが記載されている。しかしながら、いずれの場合も、掘削作業機自体が過酷な場所で使用されるため、使用期間の経過に伴い、トルクを発生させる駆動モータや減速機の効率が低下あるいはトルク検出装置の精度低下は避けられず、正確な掘削トルクが得られなくなることがある。
このように、これらのトルク計測装置においては、いずれも使用期間の経過により、計測値が正常値からずれてしまい、過剰掘削あるいは掘削不足を起こしてしまうおそれがある。このような理由から、駆動モータとして油圧モータを用い、掘削トルクの検出に圧力計を用いる場合は、現場にコンクリート基盤等を反力受けとして構築して校正用トルク計測装置の検出値と比較を行ない、校正を行なっていた。また、杭打用アタッチメントにロードセルからなるトルク検出装置を組み込んでいる場合は、トルク検出装置を杭打用アタッチメントから取り外し、トルク計測設備のある工場に単品でトルク検出装置を持ち込み、校正を実施している。
また、基礎機械において、掘削用アタッチメントの出力トルクを直接確認する方法として、鋼管でなる杭の頭部の側面に歪ゲージを貼り付けて杭外周の作用力を測定し、トルク換算することが行なわれている。
特開2004-143898号公報
従来のトルク計測装置において、現場において反力受けを構築する場合には、構築とその撤去に時間、手間を要するという問題点がある。また、トルク計測装置を単品として工場等に持ち込んで校正作業を行なう場合は、杭打用の掘削作業機の作業停止が必要となり、掘削作業機の稼働率が低下する上、トルク計測装置の分解、組立に時間、工数を要するという問題点がある。
一方、鋼管でなる杭頭部に歪ゲージを貼り付けてトルクを直接検出する方法では、測定の都度歪ゲージを貼る煩雑さがある上、歪ゲージの経年変化も問題となる。
本発明は、歪ゲージを貼り付ける必要の無いトルク計測装置の校正を行なう装置として、現場において反力受けを構築する必要なく、また、トルク計測装置を分離して工場等に搬入する必要がなく、現場において簡単に校正作業が行なえる杭打用アタッチメントのトルク計測器用校正装置を提供することを目的とする。
請求項1の杭打用アタッチメントの校正用トルク計測装置は、杭打用アタッチメントの掘削トルクをするトルク計測器を校正するトルク計測器用校正装置において、
前記杭打用アタッチメントの駆動軸に着脱可能に結合される結合部およびこの結合部から前記駆動軸の半径方向に延出させたアーム部を有する計測器バーと、
地面に載置され、反力受け荷重としてウエイトを用いる反力ブラケットと、
前記計測器バーと前記反力ブラケットとの間に設けられる校正用ロードセルと、
この校正用ロードセルにより計測される出力信号からトルクを演算し出力する表示装置とを備えたことを特徴とする。
請求項2の杭打用アタッチメントのトルク計測器用校正装置は、請求項1において、
前記反力ブラケットは横板部と縦板部とを有し、前記横板部を前記杭打用アタッチメントを装着する掘削作業機以外の作業機の走行体に敷き、かつ前記走行体の外面に前記縦板部を当接させ、この縦板部と前記計測器バーとの間で前記校正用ロードセルを挟持してトルクを計測する構造を有することを特徴とする。
請求項3の杭打用アタッチメントのトルク計測器用校正装置は、請求項1または2において、
前記結合部は、杭打用アタッチメントの前記駆動軸に設けるチャッキング装置に掘削具または杭の代わりに取付けられる構造を有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、杭打用アタッチメントの駆動軸に計測器バーの結合部を結合し、地面に反力ブラケットを載置し、反力受け荷重としてウエイトを用い、計測器バーと反力ブラケットとの間に校正用ロードセルを設け、杭打用アタッチメントを駆動して、ロードセルにより計測される検出信号から演算により求められるトルクを表示装置によって出力し、掘削作業機に備えた表示装置による出力値と比較することにより、現場において反力受け地盤を構築することなく、容易にトルク計測器の校正を行なうことができる。また、トルク計測器の分解、組立およびトルク計測器の工場への搬入が不要となり、掘削作業機の作業停止時間が短縮され、掘削作業機の稼働率が向上すると共に、輸送に要する費用や時間の節約も可能となる。
請求項2の発明によれば、反力ブラケットは、前記ウエイト用作業機の走行体に当接させて配置される縦板部を有し、この縦板部と前記計測器バーとの間で前記校正用ロードセルを挟持してトルクを計測する構造としたので、現場に通常並存する作業機を利用して、校正用ロードセルによるトルク計測のための装置をより簡単に組み立てることができる。
請求項3の発明によれば、前記結合部は、杭打用アタッチメントのチャッキング装置に掘削具や杭の代わりに計測器バーが取付けられる構造を有するため、杭打用アタッチメントに対する計測器バーの着脱が容易となる。
図1は本発明のトルク計測器用校正装置を適用する杭打用掘削作業機の一例を示す側面図、図2はその平面図である。この掘削作業機70は、走行体1上に旋回装置2を介して旋回体3を設置し、旋回体3上に油圧パワーユニット4や運転室5等を搭載する。また、旋回体4の前部に下記の構成のリーダ取付け装置を介してリーダ6が左右位置、左右傾斜角、前後傾斜角調整可能に取付けられる。
すなわち、左右位置調整用の油圧シリンダ7により平行リンク機構8を介して第1のフレーム9を水平揺動可能に取付け、この第1のフレーム9に、左右の傾斜角調整用の油圧シリンダ10により左右揺動可能に第2のフレーム11を取付け、この第2のフレーム11にリーダ6をピン13を中心に油圧シリンダ14により前後傾斜角調整可能に取付ける。旋回体3の後端部の左右と、第1のフレーム9の左右に、アウトリガー15を取付ける。これらのアウトリガー15は、油圧シリンダの伸長により着地板を地面に圧接させて掘削反力や機械の荷重の一部を受けて機械の安定化を図るものである。
リーダ6には、一対のガイド部材16をリーダ6の全長にわたって設け、杭打用アタッチメント19のガイドギブ17をこのガイド部材16に沿って摺動可能に係合させて杭打用アタッチメント19をリーダ6に装着する。この杭打用アタッチメント19は、油圧モータでなる駆動モータ20を有し、下部にスクリュウオーガ等の掘削具21や鋼管杭を装着するチャッキング装置22を設ける。
この杭打用アタッチメント19の昇降装置としては、例えばリーダ6の下部に設けた駆動スプロケット23と上部に設けた従動スプロケット24にスプロケットチェーン(図示せず)を掛け回し、このスプロケットチェーンに杭打用アタッチメント19を連結し、駆動スプロケットを駆動モータにより回転させてスプロケットチェーンを回すことによって杭打用アタッチメント19を昇降させるものがある。
杭施工用アタッチメント19を昇降させる他の例としては、杭打用アタッチメント19に昇降用の駆動モータとこの昇降用駆動モータにより回転されるスプロケットを取付け、このスプロケットを、リーダ6の全長にわたり固定したスプロケットチェーンに噛合させ、昇降用駆動モータを駆動してスプロケットを回転させることにより、杭打用アタッチメント19を昇降させるもの等もあり、さらにその他の構成も採用できる。
25は旋回体3に搭載した補助作業用のウインチであり、このウインチ25により巻取り繰出しされるワイヤロープ26は、リーダ6の背面や頂部のシーブ27a〜27cに掛け回されてリーダ6の頂部から垂下され、先端には吊荷用のフック28を取付けてなり、杭の吊り込みや各種資材等の荷役を行なう。リーダ6は伸縮式に構成することもあり、低空頭用として短尺に構成されるものもある。
図3はこの掘削作業機70のトルク計測装置の構成例を示す図である。20は前記杭打用アタッチメント19の掘削具や鋼管杭を回転駆動する駆動モータである。30は前記油圧パワーユニット4に備える油圧ポンプ、31はコントロール弁、32は掘削時に駆動モータ20に作動油が供給される側の回路33の油圧を検出する圧力計、34は圧力計32の出力をトルクとして算出する演算機能を有し、トルクの演算結果を表示、出力する表示装置であり、トルクデータを書き込んだチャートを出力するものである。
次に本発明によるトルク計測器用校正装置を説明する。図4はトルク計測器用校正装置の一実施の形態を計測状態で示す側面図、図5はその平面図である。また、図6はこの実施の形態のトルク計測器用校正装置の平面図、図7はその側面図である。このトルク計測器用校正装置は、計測器バー36と、反力ブラケット37と、反力ブラケット37と計測器バー36との間に設ける校正用ロードセル38と、表示装置39とを備える。
計測器バー36は、杭打用アタッチメント19の駆動軸41にチャッキング装置22を介して着脱可能に取付ける断面円形の結合部42と、この結合部42から半径方向に延出させて設けられたアーム部43とを有する。結合部42はアーム部43を固着した円筒部42aの下面中央に軸42bを有し、この軸42bを、反力ブラケット37の上にボルト44aにより固定した軸受44に回動可能に嵌合する。
アーム部43は、地面(工事用敷板を含む。)に載置する横板部43aと、その両側面部および上下面中央に溶接したリブ43bとを有する。また、アーム部43の先端部の両側には、結合部42の中心から半径方向に同距離となる位置にロードセル38を押圧する押圧部45a,45bを有する。また、アーム部43の下面には、アーム部43の回動に要するトルクを杭施工用アタッチメント19の掘削トルクとして検出されないようにするため、反力ブラケット37の横板部37a上を転動させるローラ46を設ける。
反力ブラケット37は、横板部37a上に溶接して立設された縦板部37bを有し、この縦板部37bにロードセル38をボルト47により着脱可能に取付ける。この反力ブラケット37には、ウエイト48を載置するためのプレート49を溶接により一体に、または図示のようにボルト50により着脱可能に取付ける。この例においては、工事現場の立地条件に見合うプレート49やロードセル3の配置が可能となるように、プレート49は図6の実線で示す側と、二点鎖線で示す位置に付け替え可能とし、ロードセル38も縦板部37bの両面に取付け可能に構成している。
表示装置39は、ロードセル38の検出信号を受け、演算によりトルクを算出し、表示すると共に、演算により求められたトルクをチャートにより出力するものである。
図8〜図10は本実施の形態において結合部42を駆動モータ20に着脱可能に取付ける構造を示す図である。結合部42には複数(図示例は2つ)の突条42cを外周に設ける。この結合部42に、チャッキング装置22に適合するためのキャップ52を着脱可能に、かつ相対回転不能に装着する。すなわちキャップ52に結合部42を嵌合するために嵌合穴を有し、その嵌合穴の内周に設けた溝(図示せず)を結合部42の外周の突条42cに嵌合して結合する。このキャップ52の上部中央に円筒状の結合部52aを設け、この結合部52aの複数箇所(図示例は2箇所)に突条52bを設ける。
チャッキング装置22は、図10に示すようにキャップ52の上部の結合部52aを内嵌する円筒部22aを有し、この円筒部22aに、キャップ52の突条52bを挿入し吊り上げ可能に係止可能な切欠部でなる突条係止部22bを、前記キャップ52の突条52bに対応して2ヶ所に設ける。また、このチャッキング装置22の上部に駆動軸41との結合軸22cを設ける。この結合軸22cに互いに反対側となる側面にそれぞれ平面部22dを設け、この平面部22dに抜け止めピン55嵌合用の断面半円状の溝22eを設ける。
一方、駆動軸41には前記結合軸22cと同じ断面形状の嵌合穴41aを有する。すなわち、嵌合穴41aの内面には対応する2ヶ所に平面部を有する。また、この駆動軸41には、外部から接線方向に2本の抜け止めピン55を挿着するピン孔41bを有し、このピン孔41bは前記嵌合穴41aの平面部に設けた溝(図示せず)と連通する。
このトルク計測器用校正装置を用いて杭施工用アタッチメント19のトルク校正を行なう場合は、作業現場等において、杭打用アタッチメント19を有する掘削作業機70の前部の地面に反力ブラケット37およびこの反力ブラケット37に結合したプレート49を置き、このプレート49上にウエイト48を載置して反力受けとする。
一方、杭打用アタッチメント19の駆動軸41の嵌合穴41aにチャッキング装置22の結合軸22cを嵌合し、結合軸22cの溝22eとこの溝22eに対面するように設けられた駆動軸41の内面の溝にピン孔41bより抜け止めピン55を挿着して抜け止めする。このように駆動軸41にチャッキング装置22を取付けておき、掘削作業機の走行、旋回、リーダ6の左右位置、傾斜姿勢の調整により杭打用アタッチメント19のチャッキング装置22を結合部42の真上に位置させる。そして杭打用アタッチメント19と共にチャッキング装置22を降下させ、その円筒部22aを、予め計測器バー36の結合部42に嵌合したキャップ52の結合部52aに嵌合し、この結合部52aに設けた突条52bを円筒部22aに設けた突条係止部22b内に収容する。これによりチャッキング装置22と結合部42とが相対回転不能(ただし突条52bと突条係止部22bとの間では若干の相対回転が可能である。)に嵌合される。
この状態で杭打用アタッチメント19の駆動モータ20を駆動して計測器バー36を回動させ、反力ブラケット37の縦板部37bに取付けたロードセル38に、アーム部43の先端の押圧部45aを押圧させ、その検出出力が表示装置39においてトルクとして演算により求められ、表示されると共に、チャートに出力される。この表示装置39により出力されたトルクを、図3に示した実機の表示装置34の出力値と突き合せ、校正用の表示装置39の値に実機の表示装置34が一致するように校正する。この校正の方法としては、表示装置39に備える演算部における圧力値に対するトルクの換算における係数を例えばダイヤル操作やキー入力によって変更等の方法がある。
このように、杭打用アタッチメント19の駆動軸41に計測器バー36の結合部42を結合し、地面に反力ブラケット37を載置し、反力受け荷重としてウエイト48を用い、計測器バー36と反力ブラケット37との間に校正用ロードセル38を設け、杭打用アタッチメント19を駆動して、ロードセル38により計測されるトルクを表示装置39によって表示し、掘削作業機に備えた表示装置34による表示値と比較することにより、現場においてトルク計測器の校正を行なうことができる。このため、現場での反力受け用の装置を構築することなく、また、トルク計測装置を分解して工場への搬入し計測、校正する必要がなくなり、掘削作業機の稼働率が上がる上、輸送に要する費用や時間の節約が可能となる。
また、前記結合部42は、杭打用アタッチメント19のチャッキング装置22にスクリューオーガ等の掘削具や鋼管杭の代わりに取付けられる構造を有するため、杭打用アタッチメント19に対する計測器バー36の着脱が容易となる。
また、本実施の形態においては、ロードセル38を表示装置39と分離可能に構成しているので、このこれらのロードセル38の校正や不具合時の修理が容易にできる。
図11は本発明の他の実施の形態を示す側面図、図12はその平面図、図13は図11の要部拡大図である。この実施の形態の反力ブラケット60以外の計測器バー36、ロードセル38及び表示装置39の構成は前記実施の形態と同様である。この実施の形態の反力ブラケット60は横板部60aと縦板部60bとを有し、縦板部60bに校正用ロードセル38を前記実施の形態と同様にボルトにより取付ける。また、この実施の形態においては、軸受44を地面上あるいは敷板(図示せず)上に置いて計測を実施する。
トルク校正の際には、横板部60aを掘削作業機70以外のウエイト用作業機71の走行体71aに敷き、かつ走行体71aの外面に前記縦板部60bを当接させ、この縦板部60bと前記計測器バー36との間で前記ロードセル38を挟持してトルクを計測する。すなわちこの実施の形態は、反力ブラケット60を計測器バー36から分離し、反力ブラケット60は、杭打用アタッチメント19を装着する掘削作業機70以外の別の作業機71を反力受け荷重として利用可能としたものである。ただし、反力ブラケット60を前記反力ブラケット37と同様に構成し、ウエイト48の代わりに作業機71を用いてもよい。
この実施の形態においては、現場に通常並存する別の作業機71を反力受けに利用するので、ウエイト48を運搬、セットすることなく、校正用ロードセル38によるトルク計測のための装置を簡単に組み立てることができる。なお、本発明において、ウエイト48と作業機71とを併用して反力受けとして利用することもできる。
本発明の適用対象となる掘削作業機の一例を示す側面図である。 図1の平面図である。 掘削作業機に備えるトルク計測装置の構成の一例図である。 本発明の一実施の形態のトルク計測装置を、トルク計測、校正作業を行なっている状態で示す側面図である。 図4の平面図である。 本発明のトルク計測装置の一実施の形態を示す平面図である。 図6の側面図である。 この実施の形態のトルク計測装置の杭施工用アタッチメントとの結合構造を示す分解側面図である。 この実施の形態のトルク計測装置の杭施工用アタッチメントとの結合構造を示す側面図である。 (A)はこの実施の形態のチャッキング装置の側面図、(B)はその正面図、(C)は(A)のE−E断面図である。 本発明の他の実施の形態のトルク計測装置を、トルク計測、校正作業を行なっている状態で示す側面図である。 図11の平面図である。 図11の要部拡大図である。
符号の説明
1:走行体、2:旋回装置、3:旋回体、4:油圧パワーユニット、5:運転室、6:リーダ、7:油圧シリンダ、8:平行リンク、9:第1のフレーム、10:油圧シリンダ、11:第2のフレーム、13:ピン、14:油圧シリンダ、15:アウトリガー、16:ガイド部材、17:ガイドギブ、19:杭打用アタッチメント、20:駆動モータ、21:掘削具、22:チャッキング装置、22a:円筒部、22b:突条係止部、22c:結合軸、22d:平面部、22e:溝、23:駆動スプロケット、24:従動スプロケット、25:ウインチ、26:ワイヤロープ、27a〜27c:シーブ、28:フック、30:油圧ポンプ、31:コントロール弁、32:圧力計、34:表示装置、36:計測器バー、37:反力ブラケット、37a:横板部、37b:縦板部、38:ロードセル、39:表示装置、41:駆動軸、41a:嵌合穴、41b:ピン孔、42:結合部、42a:円筒部、42b:軸、42c:突条、43:アーム部、43a:横板部、43b:リブ、44:軸受、44a:ボルト、45a,45b:押圧部、46:ローラ、47:ボルト、48:ウエイト、49:プレート、50:ボルト、52:キャップ、52a:結合部、52b:突条、55:抜け止めピン、60:反力ブラケット、60a:横板部、60b:縦板部、70:掘削作業機、71:作業機、71a:走行体

Claims (3)

  1. 杭打用アタッチメントの掘削トルクをするトルク計測器を校正するトルク計測器用校正装置において、
    前記杭打用アタッチメントの駆動軸に着脱可能に結合される結合部およびこの結合部から前記駆動軸の半径方向に延出させたアーム部を有する計測器バーと、
    地面に載置され、反力受け荷重としてウエイトを用いる反力ブラケットと、
    前記計測器バーと前記反力ブラケットとの間に設けられる校正用ロードセルと、
    この校正用ロードセルにより計測される出力信号からトルクを演算し出力する表示装置とを備えたことを特徴とする杭打用アタッチメントのトルク計測器用校正装置。
  2. 請求項1に記載の杭打用アタッチメントのトルク計測器用校正装置において、
    前記反力ブラケットは横板部と縦板部とを有し、前記横板部を前記杭打用アタッチメントを装着する掘削作業機以外の作業機の走行体に敷き、かつ前記走行体の外面に前記縦板部を当接させ、この縦板部と前記計測器バーとの間で前記校正用ロードセルを挟持してトルクを計測する構造を有することを特徴とする杭打用アタッチメントのトルク計測器用校正装置。
  3. 請求項1または2に記載の杭打用アタッチメントのトルク計測器用校正装置において、
    前記結合部は、杭打用アタッチメントの前記駆動軸に設けるチャッキング装置に掘削具または杭の代わりに取付けられる構造を有することを特徴とする杭打用アタッチメントのトルク計測器用校正装置。
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