JP2009089560A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. ステッピングモータに電力を供給するための可変電源回路と、前記ステッピングモータに流れる電流が定電流となるよう制御する定電流制御回路とを有するモータ駆動装置において、
   前記定電流制御回路は、
   前記ステッピングモータの各相の巻線へ供給された電流を検出する電流検出手段と、
   前記電流検出手段が検出した巻線電流の値と、相励磁パターン生成回路が指令する電流値との差を検出して、前記ステッピングモータの駆動回路の第１の半導体スイッチをオン／オフ制御するためのパルス幅変調信号を生成するＰＷＭ制御手段を備えており、
   前記可変電源回路は、コイル、第２の半導体スイッチ素子及び前記ステッピングモータに電力を供給するコンデンサを有し、前記第２の半導体スイッチがオンの間、前記可変電源回路への入力により前記コイルにエネルギーを蓄積し、前記第２の半導体スイッチがオフの間、前記可変電源回路への入力に前記コイルに蓄積したエネルギーを加算したエネルギーを前記コンデンサに出力し、
   前記第２の半導体スイッチのオン／オフは、前記パルス幅変調信号により切り替えられることを特徴とするモータ駆動装置。
2. 前記第１の半導体スイッチ素子に供給するパルス幅変調信号の立下りをなまらせるマスク回路を更に有することを特徴とする請求項１に記載のモータ駆動装置。
3. 前記相励磁パターン生成回路は、前記ステッピングモータの回転方向と回転速度を制御する信号を発生することを特徴とする請求項１又は２に記載のモータ駆動装置。
4. 前記可変電源回路を、前記ステッピングモータの各励磁相ごとに設け、前記パルス幅変調信号を前記ステッピングモータの各励磁相ごとに生成し、それぞれを、対応する励磁相の可変電源回路の第２の半導体スイッチの制御に使用することを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載のモータ駆動装置。
5. 前記コイル及び前記コンデンサにより決定される回路時定数を、前記ステッピングモータの巻線、前記第１の半導体スイッチ素子及び回路抵抗の抵抗分の総和の回路時定数の１／２以下とすることを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載のモータ駆動装置。