JP2009088908A - 弾性波装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型・低背化してもアースを強化することができる、弾性波装置を提供する。
【解決手段】圧電基板10のIDT電極が形成された対向面14に、空間13を設けてパッケージ基板20が接合されている。圧電基板10の対向面14の周縁に沿って形成された接地パッドとその内側に形成された入出力電極とは、パッケージ基板20の対向面22に対応して形成された接地電極と入出力電極とに接続されている。パッケージ基板20の圧電基板10とは反対側面24に、貫通導体28を介して入出力電極と接続された入出力用電極パターンと、反対側面24の周縁まで延在する接地用電極パターン42とが形成されている。圧電基板10の上面12及び側面16とパッケージ基板20の側面26とを覆うように形成された導電性膜60が、接地用電極パターン42と接地電極とに電気的に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は弾性波装置に関し、詳しくは、弾性表面波フィルタや弾性境界波フィルタなどの弾性波装置に関する。
弾性表面波フィルタや弾性境界波フィルタなどの弾性波装置について、小型・低背のCSP(チップサイズパッケージ)型のものが提案されている。
例えば図5に示すCSP(チップサイズパッケージ)型の弾性表面波フィルタ101では、圧電基板102が、共振子電極103cが形成された下面がパッケージ基板110に対向するようにフェースダウン実装されている。圧電基板102の下面に形成された入出力電極103aは、導電性の接着材108を介して接続パッド109に接続されており、接続パッド109はビア電極111を介して外部取り出し電極113に接続されている。圧電基板102の下面外周には、共振子電極103cを取り囲むように形成された接地用電極103bが、導電性の接着材108を介してパッケージ基板110の接続パッド109に接続されている。圧電基板102の上面及び側面には、金属薄膜112が形成されており、小型化と低背化を実現している。
特開2000−312127公報
しかし、この弾性表面波フィルタでは、接地用電極103bは金属薄膜112のみに接続されているだけであるため、圧電基板102をより小型化すると、十分にアースがとれず、フィルタの帯域外減衰特性が悪化するなどの問題がある。アースを強化するためにパッケージ基板110に接地用のビア電極と外部電極を形成すると、パッケージ基板110内部の寄生容量が増加し、フィルタの挿入損失が悪化する。また、パッケージ基板を積層にして内部で配線すれば、ビア電極同士の間隔を広くなるようにレイアウトすることもできるが、それではパッケージ基板110が大型化、高背化してしまう。
本発明は、かかる実情に鑑み、小型・低背化してもアースを強化することができる、弾性波装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成した弾性波装置を提供する。
弾性波装置は、(a)空間を設けて互いに対向する一方主面をそれぞれ有する圧電基板及びパッケージ基板と、(b)前記圧電基板の前記一方主面において当該一方主面の周縁に沿って形成された接地パッドと、(c)前記圧電基板の前記一方主面において前記接地パッドより内側に形成された、IDT電極及び入出力パッドを含む導体パターンと、
前記パッケージ基板の前記一方主面において、前記接地パッド及び前記入出力パッドにそれぞれ対応して形成された接地電極及び入出力電極と、(d)前記接地パッド及び前記入出力パッドと前記接地電極及び前記入出力電極との間にそれぞれ配置され、前記接地パッド及び前記入出力パッドと前記接地電極及び前記入出力電極とをそれぞれ電気的に接続する導電性接着材と、(e)前記パッケージ基板の他方主面において当該他方主面の周縁まで延在するように形成された接地用電極パターンと、(f)前記パッケージ基板の前記他方主面において前記入出力電極に対応して形成された入出力用電極パターンと、(g)前記パッケージ基板を貫通し、前記パッケージ基板の前記一方主面に形成された前記入力電極と前記パッケージ基板の前記他方主面に形成された前記入出力用電極パターンとを電気的に接続する貫通導体と、(h)前記圧電基板の前記他方主面と、前記圧電基板の前記一方主面と前記他方主面との間に延在する側面と、前記パッケージ基板の前記一方主面と前記他方主面との間に延在する側面とを覆うように形成され、前記パッケージ基板の前記一方主面に形成された前記接地電極と前記パッケージ基板の前記他方主面に配設された前記接地用電極パターンとに電気的に接続された導電性膜と、(i)前記パッケージ基板の前記他方主面を被覆し、前記パッケージ基板の前記他方主面に形成された前記入出力用電極パターンと前記接地用電極パターンとが外部に露出する開口を有する、誘電体又は絶縁体の被覆層とを備える。
上記構成によれば、圧電基板の他方主面及び側面を覆う導電性膜をパッケージ基板の側面まで延長して、パッケージ基板の一方主面に形成された接地電極とパッケージ基板の他方主面に形成された接地用電極パターンとに電気的に接続することにより、圧電基板の接地パッドは、接地用電極パターンを介して、表面波装置の外部に接地することができる。パッケージ基板に接地電極と接地用電極パターンとの間を電気的に接続するための貫通導体を増やすことなく、アースを強化することができる。
上記構成によれば、圧電基板とパッケージ基板とを互いに対向して接合するフェースダウン実装により、小型・低背化することができる。アースを強化しても、パッケージ基板に接地用の貫通導体を増やすことがないため、パッケージ基板内部の寄生容量が増加してフィルタの挿入損失が悪化することもない。圧電基板の表面を導電性膜で覆うことにより、外濫電波をシールドでき、放熱性を向上でき、耐焦電性、静電気耐性が向上する。
好ましくは、前記接地用電極パターンは、前記パッケージ基板の前記他方主面から前記パッケージ基板の前記側面に延長されている。
この場合、接地用電極パターンはパッケージ基板の他方主面の外周縁を越え、導電性膜が形成されているパッケージ基板の側面に達しているので、接地用電極パターンがパッケージ基板の他方主面の外周縁に達しているだけである場合に比べると、パッケージ基板の側面に形成されている導電性膜との電気的な接続をより確実にすることができ、信頼性が向上する。
好ましくは、前記パッケージ基板の前記側面に溝が形成され、該溝内に側面電極が形成されている。前記側面電極は前記接地用電極パターンと電気的に接続されている。
この場合、導電性膜と外部接地用電極パターンとが接続される面積が増え、導電性膜と外部接地用電極パターンとがより確実に接続され、信頼性が向上する。
上記各構成は、特に、前記圧電基板の前記一方主面を伝搬する弾性表面波を利用する弾性表面波装置(弾性表面波フィルタ等)に、好適である。
本発明によれば、弾性波装置を小型・低背化しても、アースを強化することができる。
以下、本発明の実施の形態として実施例を図1〜図5を参照しながら説明する。
<実施例1> 実施例1の弾性波フィルタ2について、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は、弾性波フィルタ2の断面図である。図2(a)は、弾性波フィルタ2におけるパッケージ基板20の表面図である。図2(b)は、同じく裏面図である。
図1に示すように、弾性波フィルタ2は、圧電基板10とパッケージ基板20とが、空間13を設けて互いに対向し、周縁部が接合されている。弾性波フィルタ2は、例えば弾性表面波フィルタである。
圧電基板10は、パッケージ基板20に対向する下面14に、詳しくは後述するが、下面14の周縁に沿って接地パッドが形成され、接地パッドの内側に、IDT電極及び入出力パッドとそれらの間を接続する配線とを含む導体パターンが形成されている。
パッケージ基板20は、圧電基板10の下面14に形成された接地パッドに対応して、図2(a)に示すように、圧電基板10に対向する上面22に、接地電極40が形成されている。また、圧電基板10の下面14に形成された入出力パッドに対応して、入出力電極30a,30b,30cが形成されている。パッケージ基板20の上面22に形成された接地電極40と入出力電極30a,30b,30cと、圧電基板10の下面14に形成された接地パッドと入出力パッドとは、それぞれ、金属バンプ等の導電性接着材を介して接合され、電気的に接続されている。
パッケージ基板20は、圧電基板10とは反対側の下面24に、図2(b)に示すように、接地用電極パターン42と、入出力用電極パターン32a,32b,32cが形成されている。接地用電極パターン42は、パッケージ基板20の下面24の周縁25まで延在している。入出力用電極パターン32a,32b,32cは、図1に示すようにパッケージ基板20を貫通するビア28により、パッケージ基板20の上面22に形成された入出力電極30a,30b,30cと、それぞれ、電気的に接続されている。
図1に示すように、圧電基板10の表面、すなわち上面12及び側面16と、パッケージ基板20の側面26とを覆うように、導電性膜60が形成されている。この導電性膜60は、パッケージ基板20の上面22に形成された接地電極40に電気的に接続され、さらに、図3(a)の底面図に誇張して示すように、パッケージ基板20の下面24の周縁25において、接地用電極パターン42に電気的に接続されている。
パッケージ基板20の上面22に形成された接地電極40とパッケージ基板20の下面24に形成された接地用電極パターン42とは、パッケージ基板20の側面26に形成された導電性膜60を介して電気的に接続されるので、パッケージ基板20には、パッケージ基板20の両面22,24に形成された接地電極40と接地用電極パターン42とを電気的に接続するための貫通導体、例えばビアやスルーホールを形成する必要がない。
図1では図示していないが、弾性波フィルタ2の底面(図において下面)には、被覆層が形成され、外部電極が露出する。
すなわち、図3(b)の底面図に示すように、入出力用電極パターン32a,32b,32cと接地用電極パターン42とが形成されたパッケージ基板20の下面24に、誘電体又は絶縁体を用いて部分的にコーティングすることにより被覆層50が形成される。被覆層50には、開口50a〜50eが形成され、開口50a〜50eから、入出力用電極パターン32a,32b,32cの一部と、接地用電極パターン42の一部とが露出する。入出力用電極パターン32a,32b,32cと接地用電極パターン42の開口50a〜50eから露出する部分によって、図3(c)の底面図に示すように、弾性波フィルタ2の底面には、外部入出力電極32x,32y,32zと、外部接地電極42x,42yとが形成される。
圧電基板10の上面12及び側面16を被覆する導電性膜60を、パッケージ基板20の側面まで延設して、パッケージ基板20の下面24に形成された接地用電極パターン42に電気的に接続することにより、パッケージ基板20にビアやスルーホールを増やすことなく、アースを強化できる。
接地用電極パターン42は、パッケージ基板20の下面24の周縁25で、導電性膜60と電気的に接続されている。導電性膜60とより確実に接続するために、接地用電極パターン42は、パッケージ基板20の下面24の外周部のできるだけ広い領域まで延在し、下面24の周縁25のうち接地用電極パターン42が達している部分をできるだけ長くし、導電性膜60との接続長さを長くすることが望ましい。
また、接地用電極パターン42は、パッケージ基板20の下面24の周縁25を越えて、パッケージ基板20の側面26にまで延在しているのが望ましい。この場合には、接地用電極パターン42と導電性膜60との接続面積が増大し、接地用電極パターン42と導電性膜60とをより確実に接合し、信頼性を向上することができる。
さらに、パッケージ基板20の側面26にキャスタレーション(側面溝)を形成し、キャスタレーション内に側面電極を形成すれば、導電性膜60と接地用電極パターン42との接続長さや接続面積を増やし、導電性膜60と接地用電極パターン42とをより確実に接合し、信頼性を一層向上することができる。キャスタレーションは、集合基板にダイシングラインからはみ出すように貫通穴を予め形成しておき、貫通孔の一部がパッケージ基板の側面に残るようにダイシングすることにより、形成することができる。
次に、弾性波フィルタ2の製造方法について説明する。以下、圧電基板10とパッケージ基板20の両方を集合基板の状態で接合した後、個片に分割する場合を説明するが、圧電基板10とパッケージ基板20のいずれか一方又は両方を、個片の状態で接合することにより作製することも可能である。
LiTaO、LiNbO等の圧電ウェハ上に、Alを主成分とする金属を用いて、図4の平面図に示すように、IDT電極及び反射器を含む素子部と、入出力パッドと、接地パッドを含むGNDパターンと、それらの間を接続する配線とを、複数個分を一括して形成する。白い鎖線で仮想的に示す矩形領域が、1個の圧電基板10に対応する。GNDパターンは、面積の大きい黒い部分である。GNDパターンに囲まれた内側の白い領域に、櫛歯状のIDT電極及び反射器と、略円形の入出力パッドとが配置されている。
GNDパターンは、各圧電基板内において周縁(白い鎖線)に沿って延在するとともに、周縁を越えて外部にまで延在し、ウェハ上に配列された単位パターン間で繋がるよう形成し、ダイシングの後の圧電チップ(圧電基板10)の外周が、全てGNDパターンで囲まれるように設計しておく。IDT電極からのGND配線は、全てチップ外周に設けたGNDパターンに接続する。
圧電チップの外周部のGNDパターンは、封止の際の接地パッドとしても利用する。そのため、熱応力印加時の接合強度向上対策として、接地パッドに相当する部分に、Al、Au等の金属膜をTi,Pt、Pd等の密着層を介して厚付けすることが好ましい。
IDT電極、GND電極パターン等を形成した圧電ウェハを、セラミックを主成分とするパッケージ(LTCCを含む)に金属バンプを用いてフェイスダウンボンドする。フェイスダウンボンドは、圧電チップ上に形成したIDT電極上の中空構造が気密性を要することに加えて、圧電チップのGND電極をパッケージのGND電極と導通させる必要があるため、はんだや導電ペースト等の低抵抗金属を使用する。
パッケージには、ガラスクロス、エポキシ樹脂を主材料とする有機基板(プリント基板)を使用することもできる。この場合、パッケージに使用する材料費を安く抑えることができる。また、パッケージの板厚を薄くした時の割れ強度に優れる。パッケージ材料の比誘電率の選択自由度が大きくなる。
パッケージには、図2に示すように、信号端子の入出力電極30a,30b,30cのみを、パッケージ内のビア28又はスルーホールにてパッケージ下面24の信号電極32a,32b,32cと導通をとるように予め形成しておく。また、圧電チップの外周に形成されたGNDパターンに対向するように、接地電極40を予め形成しておく。パッケージの接地電極40及び反対面の接地用電極パターン42についても、圧電チップと同様に、パッケージ上に配列された単位パターン間で繋がるよう予め形成しておく。
フェイスダウンボンド後、圧電ウェハとパッケージを一括して弾性波フィルタ2の個片にダイシングカットする。
ダイシング後は、図1に示すように、カットされた圧電チップ10の外周面(IDT電極が形成された下面14以外)12,16及びパッケージ基板20の側面26の一部もしくは全面を、金属又は導電性物質にてコーティングして、導電性膜60を形成し、圧電ウェハ(圧電基板10)とパッケージ(パッケージ基板20)の接続に用いた金属バンプと導通をとる。コーティング方法は、密着性に優れた金属めっきもしくは蒸着法を使用することが好ましい。
これにより、信号電極はパッケージ内のビア28にて、GND電極はパッケージ基板20の側面26の導電性膜60にて、パッケージ下面24の製品端子32x,32y,32z,42x,42yと接続されたことになる。
その後は、図3(b)に示すようにパッケージ基板20の下面24及び側面26に、誘電体もしくは有機材料からなる絶縁膜を部分的にコーティングして被覆層50を形成し、図3(c)に示すように必要な電極形状を得る。
以上により、小型・低背かつ電気特性の良好な弾性波フィルタ2を安価に提供することができる。
なお、平衡出力対応の縦結合共振子型フィルタを例にとって説明しているが、横結合型、ラダー型等のIDT電極上に中空構造を要する弾性波フィルタに対しても、同様に構成することができる。
弾性波フィルタ2は、GND配線に必要なパターンをチップ外周で確保でき、小型化の際のGND強化に有効である。GND配線をチップ外周で共通化するために、積層パッケージが不要になり低背・低コスト化に有利である。
ビア28を信号端子のみに用いることで、チップ設計の設計自由度が大きくなり、また、パッケージ内での寄生容量が減り挿入損失の劣化に有効である。
チップ外周をGNDパターンで覆うことで、(a)周辺部品からの電磁ノイズによるフィルタヘの影響を低減でき、(b)焦電気の製品内への帯電量が減るために耐焦電性が向上し、(c)静電気耐性が向上し、(d)放熱性が向上するし、耐電力性が向上する。
<まとめ> 以上に説明したように、弾性波装置を小型・低背化しても、アースを強化することができる。また、パッケージ基板に接地用のビアやスルーホールを増やすことがないため、パッケージ基板内部の寄生容量が増加してフィルタの挿入損失が悪化することもない。圧電基板の表面を導電性膜で覆うことにより、外濫電波をシールドでき、放熱性を向上でき、耐焦電性、静電気耐性が向上する。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々変更を加えて実施することが可能である。
弾性波フィルタの断面図である。(実施例1) 弾性波フィルタにおけるパッケージ基板の表・裏面図である。(実施例1) 弾性波フィルタの(a)電極パターンを露出した状態の底面図、(b)被覆層を設けた状態の底面図、(c)底面図である。(実施例1) ウェハの平面図である。(実施例1) 弾性表面波フィルタの断面図である。(従来例)
符号の説明
2 弾性波フィルタ(弾性波装置)
10 圧電基板
12 上面(他方主面)
14 下面(一方主面)
16 側面
20 パッケージ基板
22 上面(一方主面)
24 下面(他方主面)
25 周縁
26 側面
28 ビア(貫通導体)
30a,30b,30c 入出力電極
32a,32b,32c 入出力用電極パターン
32x,32y,32z 外部入出力電極
40 接地電極
42 接地用電極パターン
42x,42y 外部接地電極
50 被覆層
50a,50b,50c,50d,50e 開口
60 導電性膜

Claims (4)

  1. 空間を設けて互いに対向する一方主面をそれぞれ有する圧電基板及びパッケージ基板と、
    前記圧電基板の前記一方主面において当該一方主面の周縁に沿って形成された接地パッドと、
    前記圧電基板の前記一方主面において前記接地パッドより内側に形成された、IDT電極及び入出力パッドを含む導体パターンと、
    前記パッケージ基板の前記一方主面において、前記接地パッド及び前記入出力パッドにそれぞれ対応して形成された接地電極及び入出力電極と、
    前記接地パッド及び前記入出力パッドと前記接地電極及び前記入出力電極との間にそれぞれ配置され、前記接地パッド及び前記入出力パッドと前記接地電極及び前記入出力電極とをそれぞれ電気的に接続する導電性接着材と、
    前記パッケージ基板の他方主面において当該他方主面の周縁まで延在するように形成された接地用電極パターンと、
    前記パッケージ基板の前記他方主面において前記入出力電極に対応して形成された入出力用電極パターンと、
    前記パッケージ基板を貫通し、前記パッケージ基板の前記一方主面に形成された前記入力電極と前記パッケージ基板の前記他方主面に形成された前記入出力用電極パターンとを電気的に接続する貫通導体と、
    前記圧電基板の前記他方主面と、前記圧電基板の前記一方主面と前記他方主面との間に延在する側面と、前記パッケージ基板の前記一方主面と前記他方主面との間に延在する側面とを覆うように形成され、前記パッケージ基板の前記一方主面に形成された前記接地電極と前記パッケージ基板の前記他方主面に配設された前記接地用電極パターンとに電気的に接続された導電性膜と、
    前記パッケージ基板の前記他方主面を被覆し、前記パッケージ基板の前記他方主面に形成された前記入出力用電極パターンと前記接地用電極パターンとが外部に露出する開口を有する、誘電体又は絶縁体の被覆層と、
    を備えたことを特徴とする、弾性波装置。
  2. 前記接地用電極パターンは、前記パッケージ基板の前記他方主面から前記パッケージ基板の前記側面に延長されていることを特徴とする、請求項1に記載の弾性波装置。
  3. 前記パッケージ基板の前記側面に溝が形成され、該溝内に側面電極が形成され、
    前記側面電極は前記接地用電極パターンと電気的に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の弾性波装置。
  4. 前記圧電基板の前記一方主面を伝搬する弾性表面波を利用することを特徴とする、請求項1に記載の弾性波装置
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