JP2009088773A - 画像形成装置、画像管理システムおよびプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像管理システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】不要なユーザのカスタマイズ情報を効率的に削除することが可能となる画像形成装置、画像管理システムおよびプログラムを提供する。
【解決手段】ユーザを一意に特定可能なユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、画像処理に関連する一連の操作の設定を受け付ける操作受付手段と、上記操作受付手段が受け付けた一連の操作の設定を一のカスタマイズ情報として記憶するカスタマイズ情報記憶手段と、当該カスタマイズ情報に関する操作の設定を行なったユーザのユーザ識別情報を当該カスタマイズ情報に関連付けて記憶させるユーザカスタマイズ情報制御手段と、上記ユーザ識別情報の削除の設定を受け付ける削除受付手段と、削除の設定を受けたユーザ識別情報と当該ユーザ識別情報に関連付けられた全てのカスタマイズ情報とをカスタマイズ情報記憶手段から削除する削除手段とを備える画像形成装置を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置、画像管理システムおよびプログラムに関し、詳しくは、不要なユーザのカスタマイズ情報を効率的に削除することが可能となる画像形成装置、画像管理システムおよびプログラムに関する。
近年、画像形成装置は、コピー機能のみならず、通信機能、スキャン機能などの機能を備えるようになった。多くの機能を備える上記画像形成装置をユーザが使用する場合、ユーザは各機能の複数の項目を押下して希望する機能の設定を行い、スタートキーを押下して当該機能を画像形成装置に実行させる。
しかし、設定された機能が画像形成装置により実行されると、機能の設定はクリアされてしまう。そのため、一度設定した機能を再度画像形成装置に実行させる場合には、ユーザは、同じ操作を行なわなければならず、当該操作はユーザにとって非常に面倒で手間の掛かる作業であった。
そこで、一度入力された一連の操作の設定を一のカスタマイズ情報として記憶する技術が画像形成装置に適用されるようになった。例えば、特許文献1では、個人情報の識別を行なう個人識別手段と、個人識別手段によって識別された個人情報に基づいて装置の動作をカスタマイズするカスタマイズ手段とを有している画像形成装置が開示されている。上記個人情報には、個人識別IDの記憶されたICカードや音声が適用され、上記画像形成装置は、当該個人情報に基づいて各個人に対応したカスタマイズ情報を呼び出し、一連の操作の設定を完了する。そのため、各個人に対して操作性などを著しく向上させることが可能となるとしている。
特開2000−231309号公報
上記画像形成装置は多くの機能を備えていることから、各機能に応じてカスタマイズ情報が記憶されることが多く、一台の画像形成装置に複数のカスタマイズ情報が記憶される。そのような画像形成装置において、例えばユーザが既に異動・退職等して当該ユーザのカスタマイズ情報を二度と利用しなくなる場合、不要なカスタマイズ情報が画像形成装置のメモリ等に記憶され続けられ、当該メモリ等の記憶容量を無駄に使用し続けるという問題がある。
また、不要なカスタマイズ情報をメモリ等から削除する場合、ユーザが複数のカスタマイズ情報から不要なカスタマイズ情報を探し出さなければならない。このような探し出す作業は、ユーザにとって手間の掛かる作業であるため、他の業務に支障を来すという問題がある。
他方で、ユーザが不要なカスタマイズ情報を削除し損なった場合や削除し忘れた場合、当該不要なカスタマイズ情報はそのままメモリ等に記憶され続けることとなる。そうすると、上記メモリ等の記憶容量が無駄に使用されるとともに、残されたカスタマイズ情報に付随する顧客情報(例えば、顧客先のファクシミリ番号、顧客へ送信した画像データなど)が他のユーザに悪用されたり、他のユーザに漏洩するという問題がある。
さらに、一度削除されたカスタマイズ情報は完全に消滅してしまうため、ユーザが必要なカスタマイズ情報を誤って削除した場合や勘違いして削除した場合、当該削除のやり直しを行なうことは出来ず、再度一連の操作の設定を実行しなければならないという問題がある。例えば、上記カスタマイズ情報のうち、ファクシミリ送信先などの再度入手するのが困難な情報が含まれている場合、再度カスタマイズ情報を復旧することは不可能となる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、不要なユーザのカスタマイズ情報を効率的に削除することが可能となる画像形成装置、画像管理システムおよびプログラムを提供するものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、ユーザを一意に特定可能なユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、画像処理に関連する一連の操作の設定を受け付ける操作受付手段と、上記操作受付手段が受け付けた一連の操作の設定を一のカスタマイズ情報として記憶するカスタマイズ情報記憶手段と、上記カスタマイズ情報記憶手段が一のカスタマイズ情報を記憶する際に、当該カスタマイズ情報に関する操作の設定を行なったユーザのユーザ識別情報を当該カスタマイズ情報に関連付けて記憶させるユーザカスタマイズ情報制御手段と、上記ユーザ識別情報の削除の設定を受け付ける削除受付手段と、上記削除受付手段がユーザ識別情報の削除の設定を受け付けると、削除の設定を受けたユーザ識別情報と当該ユーザ識別情報に関連付けられた全てのカスタマイズ情報とをカスタマイズ情報記憶手段から削除する削除手段とを備える。
さらに、上記削除受付手段がユーザ識別情報の削除の設定を受け付けてからの所定時間の経過を計測する計測手段を備え、上記削除手段が、上記所定時間が経過した後に、上記削除の設定を受けたユーザ識別情報と当該ユーザ識別情報に関連付けられた全てのカスタマイズ情報とをカスタマイズ情報記憶手段から削除する。
さらに、ユーザ識別情報の削除設定の解除を受け付ける解除受付手段と、上記削除設定の解除を受け付けた際に、当該削除設定を受けたユーザ識別情報が既に削除されたか否かを判定する判定手段と、上記判定手段が上記削除設定を受けたユーザ識別情報が未だ削除されていないと判定した場合に、上記削除受付手段の当該削除設定を解除する解除手段とを備える。
上記カスタマイズ情報には、コピー機能、通信機能、スキャン機能に関連する一連の操作の設定情報、入力された数値情報、当該通信機能で利用された宛先情報、入力された画像データの保存先情報、ユーザ識別情報に応じて表示部に最初に表示される機能画面情報のいずれかを含む。
サーバと画像形成装置とから構成される画像管理システムであって、上記サーバは、ユーザを一意に特定可能なユーザ識別情報を上記画像形成装置から取得するユーザ識別情報取得手段と、上記画像形成装置が受け付けた一連の操作の設定を一のカスタマイズ情報として記憶するカスタマイズ情報記憶手段と、上記カスタマイズ情報記憶手段が一のカスタマイズ情報を記憶する際に、当該カスタマイズ情報に関する操作の設定を行なったユーザのユーザ識別情報を当該カスタマイズ情報に関連付けて記憶させるユーザカスタマイズ情報制御手段とを備え、上記画像形成装置は、画像処理に関連する一連の操作の設定を受け付ける操作受付手段と、上記カスタマイズ情報記憶手段に記憶されたユーザ識別情報の削除の設定を受け付ける削除受付手段と、上記削除受付手段がユーザ識別情報の削除の設定を受け付けると、削除の設定を受けたユーザ識別情報と当該ユーザ識別情報に関連付けられた全てのカスタマイズ情報とを上記カスタマイズ情報記憶手段から削除する削除手段とを備える。
尚、本発明は、電気通信回線などを介して個別に流通するプログラムとして提供することができる。この場合、中央演算処理装置(CPU)が、本発明のプログラムにしたがってCPU以外の各回路と協働して制御動作を実現している。但し、上記プログラム及びCPUを用いて実現される各手段は、専用のハードウェアを用い構成することもできる。
本発明の画像形成装置によれば、ユーザがユーザ識別情報の削除の設定を行うと、削除設定を受けたユーザ識別情報と当該ユーザ識別情報に関連付けられた全てのカスタマイズ情報とを削除するよう構成している。
これにより、既に異動・退職等したユーザに関連付けられたカスタマイズ情報を複数のカスタマイズ情報の中から探し出す手間が解消されるとともに、不要なカスタマイズ情報を削除し損なったり削除し忘れたりすることもない。そのため、メモリ等の記憶容量が無駄に使用され続けることもなく、効率的にカスタマイズ情報を削除することが可能となる。もちろん、残されたカスタマイズ情報が悪用されたり漏洩することもない。
また、所定時間経過後に、削除設定を受けたユーザ識別情報とカスタマイズ情報とを削除するよう構成している。
これにより、上記所定時間が経過する前であれば、削除設定を受けたユーザ識別情報とカスタマイズ情報とは即座に削除されないこととなる。そのため、ユーザが誤って削除設定を行なった場合や勘違いして削除設定した場合でも、再度カスタマイズ情報を復旧させることが可能となる。上記再度復旧させることが可能となることは、ユーザに対して複数のカスタマイズ情報の中から削除すべきでないカスタマイズ情報を認識させる機会を与えることとなる。従って、画像形成装置では、不要なカスタマイズ情報が削除され、必要なカスタマイズ情報が記憶され続けることとなり、記憶容量を無駄に使用することなく効率的にカスタマイズ情報を削除することが可能となる。
もちろん、本発明に係る画像管理システムおよびプログラムにおいても、同様の効果を奏する。
以下に、添付図面を参照して、本発明の画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。また、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベット「S」はステップを意味する。
最初に、画像形成装置の提供する機能について説明する。上記画像形成装置の提供する機能は、コピー機能、通信機能、スキャン機能がある。上記コピー機能とは、原稿の画像を画像データに変換し当該画像データに基づいて印刷処理する機能のことである。
また、上記通信機能には、ファクシミリ送受信機能、PC送受信機能、e−mail送受信機能があり、当該ファクシミリ送受信機能とは、原稿から読み出した画像データをファクシミリ番号に送信したり、通信相手から画像データを受信したりする通信機能のことである。e−mail送受信機能とは、上記画像データをメールアドレスに送信したり、通信相手から画像データを受信したりする通信機能のことである。PC送受信機能とは、上記画像データを接続されたPCに送信したり、通信相手から画像データを受信したりする通信機能のことである。また、スキャン機能とは、原稿の画像を画像データに変換する機能のことである。
上記通信機能と上記スキャン機能とが提供される場合、画像形成装置は、上記コピー機能が提供される際に駆動する各駆動部を利用して提供する。以下では、上記コピー機能が提供される処理手順を説明する。
図1は、折り装置123と製本装置124とを接続した画像形成装置100の内部の全体構成を示す正面視での概念図である。上記画像形成装置100は、具体的には、デジタル複写機、プリンタ、複合機などが該当する。
まず、ユーザが画像形成装置100を使用してコピー機能を実行する場合、当該ユーザは自己の所有するカードを当該画像形成装置100に備えられたカード読取装置101に差し込む。そうすると、上記カード読取装置101が上記カードから上記ユーザのユーザ識別情報を取得し、認証を行う。ここで、ユーザ識別情報とは、ユーザを一意に特定可能な情報のことであり、例えば、ユーザID「AA001」が該当する。上記カード読取装置101は、取得したユーザ識別情報が予め記憶されている認証情報と一致しているか否かを判定する。上記取得したユーザ識別情報が上記認証情報と一致している場合、上記画像形成装置100が使用可能な状態となり、上記ユーザの使用は許可される。
次に、ユーザは原稿を画像形成装置100の上面に備えられている原稿台に載置し、コピー機能の設定を操作部102から入力する。操作部102には、画像形成装置の提供する機能に関連する複数の項目が表示されており、ユーザが当該項目を押下して画像形成装置に画像処理に関連する一連の操作の設定を入力する。
ここで、上記一連の操作の設定には、原稿の画像のデータを白黒とする設定、データの印字濃度をユーザが入力した数値の濃度とする設定、データの倍率をユーザが入力した数値の倍率に変更する設定、データの解像度をユーザが入力した数値の解像度に変更する設定、データをユーザが入力した数値の部数出力する設定、データをシートの両面もしくは片面に印刷する設定、データを出力したシートにページ数を印刷する設定、データを通信機能の送信先(ファクシミリ番号、メールアドレス等)に送信する設定、データを画像形成装置に備えられたメモリの保存先に保存する設定、データを出力したシートにステープルを施す設定、データを出力したシートにパンチを施す設定、ユーザ識別情報に応じてタッチパネル上に最初に表示される画面の設定、データを出力する用紙サイズの設定、一連の画像処理が終了した際に通知先に終了の旨の通知を行なう設定などが該当する。
さて、ユーザは操作部102に設けられたスタートキーを押下して、画像形成装置100に印刷処理を開始させる。印刷処理が開始されると、画像読取部103において、光源104から照射された光が、上記原稿台に置かれた原稿に反射される。反射された光は、ミラー105、106、107によって撮像素子108に導かれる。導かれた光は上記撮像素子106により光電変換されて、原稿の画像が、ユーザが入力した設定に従って加工され、画像データとなる。ここで、上記画像データは、画像形成装置100の側壁に接続されたケーブル109を介して他機から当該画像形成装置100に受信される場合もある。尚、上記画像読取部103は、画像形成装置100のスキャン機能を実行する際にも駆動される。
ところで、上記画像データが作成されると、当該画像データは画像形成部110に送られ、トナー像として転写されることとなる。上記画像形成部110には感光体ドラム111が備えられており、当該感光体ドラム111は、一定速度で所定の方向に回転し、その周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器112、露光ユニット113、現像器114、転写器115、クリーニングユニット116などが配置されている。
上記帯電器112は、上記感光体ドラム111の表面を一様に帯電させる。上記露光ユニット113は、帯電された上記感光体ドラム111の表面に、上記画像データに基づいてレーザーを照射し、静電潜像を形成する。上記現像器114は、搬送された静電潜像に、トナーを付着させてトナー像を形成する。形成されたトナー像は、上記転写器115により、記録媒体(例えば、シート)に転写される。上記クリーニングユニット116は、上記感光体ドラム111の表面に残された余分なトナーを取り除く。これらの一連のプロセスは、上記感光体ドラム111が回転することにより実行される。
上記シートは、上記画像形成装置100に備えられた複数の給紙カセット117から搬送される。搬送される時は、上記シートはピックアップローラ118により、何れか1つの上記給紙カセット117から搬送路へ引き出される。上記各給紙カセット117には、それぞれ異なる紙種のシートが収容されており、ユーザが入力した設定に基づいてシートが給紙される。
搬送路に引き出されたシートは、搬送ローラ119やレジストローラ120により感光体ドラム111と転写器115の間に送り込まれる。送り込まれると、上記シートは上記転写器115により上記トナー像が転写され、定着装置121に搬送される。尚、搬送ローラ119に搬送されるシートは、画像形成装置の側面に備えられた手差しトレイ122から搬送される場合もある。
上記トナー像が転写されたシートが上記定着装置121に備えられた加熱ローラ123と加圧ローラ124の間を通過すると、上記トナー像に熱と圧力が印加されて、可視像がシートに定着される。上記加熱ローラ123の熱量は紙種に応じて最適に設定され、上記定着が適切に行われる。上記可視像が定着されたシートは、上記定着装置121を経て折り装置125へ搬送される。
上記搬送されたシートは、ユーザが入力した設定に従って、折り装置125で折り処理が施される。折り処理が入力されていない場合は、上記シートは上記折り装置125を通過するのみである。また、ユーザが製本処理を設定した場合、上記通過したシートは製本装置126に搬送されて製本処理を施され、排紙トレイ127に積載、収容される。
上記手順により、画像形成装置100はコピー機能をユーザに提供する。また、画像形成装置100が他の機能を提供する場合も、上記画像読取部103と上記画像形成部110とが駆動して提供する。上記各駆動部のうち、画像形成を実現する駆動部を画像形成手段と称する。また、通信ケーブル109を介して他機と通信を実現する駆動部を通信手段と称する。
尚、ユーザが入力した一連の操作の設定は、当該設定を記憶するよう操作部102から命令を受けると、一のカスタマイズ情報として記憶される。カスタマイズ情報が記憶される際に、上記操作の設定を行なったユーザのユーザ識別情報を当該カスタマイズ情報に関連付けて記憶する。
次に、図2は、上記画像形成装置100に備えられた操作部102の外観の一例を示す図である。ユーザは、上記操作部102を用いて、上述のような機能に対応する一連の操作の設定を入力したり、記憶されているカスタマイズ情報の削除を設定したりする。ユーザが上記設定を行う際には、上記操作部102に備えられたタッチパネル200、操作ボタン201、機能切り替えボタン202が用いられる。
上記タッチパネル200には、設定画面、カスタマイズ情報画面、カスタマイズ情報選択画面、削除設定画面、削除完了画面、アルファベット入力画面とが表示される。上記設定画面とは、一の機能に関連する項目が表示される画面のことである。例えば、コピー機能に対応する設定画面では、原稿サイズ、倍率、出力用紙、応用、終了通知、画像データの保存先等の項目が表示される。上記項目が押下されることにより、上記コピー機能に関連する一連の操作の設定が入力される。上記アルファベット入力画面とは、送信先などにアルファベットを入力する際にアルファベットに対応する項目が表示される画面のことである。尚、上記カスタマイズ情報画面と、上記カスタマイズ情報選択画面と、上記削除設定画面と、上記削除完了画面とについては後述する。
上記操作ボタン201には、テンキー、スタートキー、クリアキー、ストップキー、リセットキーが備えられている。各キーが押下されることにより、当該キーに関連する信号を画像形成装置に入力することが可能となる。例えば、スタートキーが押下されると入力された設定に従って、画像形成装置が処理を開始する。
上記機能切り替えボタン202には、例えば「Copy」、「Fax」、「Scan」、「Print」、「Document Box」、「Status」、「Memory」などの複数の機能に対応する複数のボタンが備えられている。上記ボタンが押下されることにより当該ボタンに対応する画面が上記タッチパネル200上に表示される。例えば、上記「Memory」が押下されると、上記カスタマイズ情報画面が上記タッチパネル200上に表示される。
次に、図3を用いて、画像形成装置100の制御系ハードウェアの構成を説明する。図3は、画像形成装置100における制御系ハードウェアの概略構成図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
画像形成装置100の制御回路300は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304、各駆動部に対応するドライバ305、カード読取装置101、操作部102、通信インターフェイス306を内部バス307によって接続している。上記CPU301は、例えば、RAM303を作業領域として利用し、上記ROM302、上記HDD304等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ305とデータや指示を授受し、上記図1に示した各駆動部の動作を制御する。また、上記駆動部以外の後述する各手段(図4に示す)についても、上記CPU301がプログラムを実行し、データや指示を授受することで当該各手段を実現する。上記ROM302や上記HDD304には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。また、上記カード読取装置101は、ユーザの所有するカードからユーザ識別情報を取得し、当該ユーザ識別情報を上記CPU301に送信する。また、上記操作部102は、上記CPU301に送信するデータや指示をユーザから受け付ける。また、上記通信インターフェイス306は、通信ケーブル109を介して、ファクシミリ308とPC309と画像形成装置310を接続している。上記CPU301は、上記通信インターフェイス306を介して上記ファクシミリ308、上記PC309、上記画像形成装置310とデータの授受を行う。
次に図4から図10を参照しながら、本実施形態の画像形成装置100において不要なユーザのカスタマイズ情報が削除される手順について説明する。図4は、本実施形態の画像形成装置の機能ブロック図である。図5は、タッチパネル上に表示される画面の一例を示す第一の図である。図6は、タッチパネル上に表示される画面の一例を示す第二の図である。図7は、タッチパネル上に表示される画面の一例を示す第三の図である。図8は、タッチパネル上に表示される画面の一例を示す第四の図である。図9は、カスタマイズ情報−ユーザテーブルを示す図である。図10は、本実施形態の画像形成装置において処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザ名「ユーザA」(以下、ユーザAとする)がコピー機能を実行する場合、ユーザAが当該ユーザAの所有するカードを画像形成装置100に備えられたカード読取装置に差し込む。そうすると、ユーザ識別情報取得手段401が差し込まれたカードに記憶されているユーザ識別情報、即ちユーザID「AA001」(以下、「AA001」とする)を取得する(図10:S101)。その後、ユーザ識別情報取得手段401がユーザAの認証を行い、ユーザAは画像形成装置100を使用することが可能となる。
続いて、操作部102である操作受付手段402がタッチパネル200上にコピー機能に対応する設定画面を表示する(図5A)。上記設定画面には、図5Aに示すように、「コピーできます。」のメッセージ501、ユーザID「AA001」の表示502、コピー機能に関連する複数の項目503、「カスタマイズ情報利用」ボタン504、時刻505が表示される。上記項目503を押下することによりコピー機能に関連する一連の操作の設定を入力することが可能となる。また、複数の項目503うち一の項目が押下されると、上記操作受付手段402が押下された項目の背景色を他の項目の背景色(例えば、白色)とは異なる色(例えば、グレー色)に表示させる。図5Aには、複数の項目503が押下または数値入力されて、一連の操作の設定(例えば、原稿サイズ「100×148」{官製葉書のサイズに相当する}、倍率「141」、出力用紙「A5」、応用「ステープル」、終了通知「なし」、画像データの保存先「画像形成装置HHD」)が完了した状態を示している。
ユーザAが官製葉書を載置し、操作部102に備えられた各キーを使用しながら、上記コピー機能に関連する一連の操作の設定を入力して、スタートキーを押下する(図10:S102)。そうすると、操作受付手段402が一連の操作の設定をカスタマイズ情報記憶手段403に送信し、カスタマイズ情報記憶手段403が当該一連の操作の設定を一のカスタマイズ情報として記憶する。ここで、カスタマイズ情報記憶手段403が一のカスタマイズ情報を記憶する際に、ユーザカスタマイズ情報制御手段404が取得した「AA001」を当該カスタマイズ情報に関連付けて記憶させる(図10:S103)。続いて、記憶されたカスタマイズ情報に基づいて画像形成手段405と通信手段406とが入力された設定を実行する。
上記カスタマイズ情報記憶手段403がカスタマイズ情報を記憶する場合、具体的には、図9に示すカスタマイズ情報−ユーザテーブル900のように、カスタマイズ情報の欄901とユーザIDの欄902とが関連付けられて記憶される。上記カスタマイズ情報901の欄には、カスタマイズ情報−ユーザテーブル900に記憶される順序を示す番号、設定画面、原稿サイズ、倍率、出力用紙、応用、FAX宛先、終了通知、メールアドレス宛先、保存先が順番に記憶される。例えば、ユーザが入力した上記一連の操作の設定は、上記順番に従って「012」、「COPY画面」、「100×148」、「141」、「A5」、「ステープル」、「−」、「なし」、「−」、「画像形成装置HHD」と記憶される。ユーザID902の欄には、ユーザID「AA001」が記憶される。ここで、コピー機能にはFAX宛先がないので、当該FAX宛先には「−」と記憶される。また、終了通知は「なし」と設定しているため、当該終了通知先であるメールアドレス宛先には「−」と記憶される。
さて、さらにユーザAが官製葉書を使用して再度同じコピー機能を実行する場合、設定画面に表示された「カスタマイズ情報利用」ボタン504を押下する。そうすると、操作受付手段402がタッチパネル200上にカスタマイズ情報画面を表示する(図5B)。上記カスタマイズ情報画面には、カスタマイズ情報−ユーザテーブル900に基づいて作成された現在格納されているカスタマイズ情報の一覧506、メモリの使用容量507、「利用」ボタン508、「削除」ボタン509、「キャンセル」ボタン510、時刻505が表示される。ユーザが「利用」ボタン508を押下すると、操作受付手段402がさらにカスタマイズ情報選択画面を表示する(図6C)。上記カスタマイズ情報選択画面には、カスタマイズ情報−ユーザテーブル900に基づいて利用可能なカスタマイズ情報の一覧601、使用容量507、「確定」ボタン602、「解除」ボタン603、「キャンセル」ボタン510、時刻505が表示される。上記利用可能なカスタマイズ情報の一覧601は選択可能であり、表示されているカスタマイズ情報を押下すると、押下されたカスタマイズ情報の近傍には「●」604が表示される。押下されていないカスタマイズ情報の近傍には何も表示されない。ユーザAが先ほど入力したカスタマイズ情報を選択して、「確定」ボタン602を押下すると、操作受付手段402が選択されたカスタマイズ情報を画像形成手段405と通信手段406に送信し、当該カスタマイズ情報に従って処理が実行される(図10:S104)。
さて、ユーザAが自己のユーザID「AA001」とそれに関連するカスタマイズ情報とを削除したい場合、カスタマイズ情報画面に表示された「削除」ボタン509を押下する(図5B)。そうすると、操作受付手段402が削除設定画面をタッチパネル上に表示させる(図6D)。上記削除設定画面には、ユーザIDとユーザ名とから構成されるテーブル605、時刻505、「設定」ボタン606、「設定解除」ボタン607、「キャンセル」ボタン508が表示される。上記テーブル605のユーザIDとユーザ名は選択可能であり、ユーザID(またはユーザ名)を押下すると、押下されたユーザID(ユーザ名)の近傍には「●」604が表示される。押下されていないユーザID(ユーザ名)の近傍には何も表示されない。ユーザAが自己のユーザID「AA001」を選択して、「設定」ボタン606を押下すると、削除受付手段407がユーザID「AA001」の削除の設定を受け付ける(図10:S105)。さらに、上記削除受付手段407が削除設定を受け付けると、計測手段408が所定時間、具体的には、1ヶ月の計測を開始する(図10:S106)。この時点において、未だユーザID「AA001」と当該「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報は、カスタマイズ情報−ユーザテーブル900に記憶されたままである。そのため、ユーザAが誤って「AA001」の削除設定を行なった場合や勘違いして削除設定した場合でも、当該「AA001」のカスタマイズ情報を再度復旧させることが可能となる。
さらに、削除受付手段407が受け付けたユーザID「AA001」を利用不可手段409に送信する。そうすると、上記利用不可手段409は、上記「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報を利用不可の状態とする。上記利用不可の状態は、対象となるカスタマイズ情報に関する信号を遮断したり、無効化することにより実現される。また、利用不可手段409は、カスタマイズ情報画面とカスタマイズ情報選択画面とに表示される「AA001」と当該「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報とに取り消し線701を引いた状態で表示させる(図7E、図7F、図10:S107)。
1ヶ月の時間が経過する前に、上記「AA001」の削除設定の解除が行われない場合、即ち、削除設定画面に表示された「設定解除」ボタン607が押下されない場合、当該「AA001」の削除は、1ヶ月経過後に実行されることとなる(図10:S108YES)。1ヶ月が経過すると、計測手段408が経過した旨を削除手段410に送信する(図10:S109)。送信された削除手段410は、カスタマイズ情報記憶手段403に記憶されているカスタマイズ情報−ユーザテーブル900を参照し、「AA001」と当該「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報903を全て削除する(図10:S110)。そのため、「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報を複数のカスタマイズ情報の中から探し出す手間が解消されるとともに、「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報を削除し損なったり削除し忘れたりすることもない。もちろん、「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報が悪用されたり漏洩することもない。
上記削除手段410が削除作業を終了すると、削除完了画面がタッチパネル200上に表示される(図8G)。削除完了画面には、削除されたユーザIDのテーブル801、現在格納されているユーザIDのテーブル802、時刻505、「確認完了」ボタン803が表示される。上記削除されたユーザIDのテーブル801には、上記「AA001」と「ユーザA」とが表示される。ユーザAが自己のユーザID「AA001」が削除されたことを確認し、「確認完了」ボタン803を押下すると、再度、カスタマイズ情報画面が表示される(図8H)。この際、カスタマイズ情報−ユーザテーブル900には、上記「AA001」と当該「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報とが削除されているため、当該「AA001」と当該カスタマイズ情報は表示されない。
一方、1ヶ月の時間が経過する前に、取り消し線701が引かれたカスタマイズ情報を再度利用する必要が生じた場合、ユーザAは、当該削除設定されたカスタマイズ情報は削除すべきではないカスタマイズ情報であると認識することとなる。そうすると、ユーザAが、上記タッチパネル200上に削除設定画面を表示させて、当該削除設定画面に表示されている「AA001」を選択し、「設定解除」ボタン607を押下する(図10:S108NO)。そうすると、解除受付手段411が、選択された「AA001」と押下された「設定解除」ボタン607とを検知し、当該「AA001」の削除設定の解除を受け付ける。そして、上記解除受付手段411が上記削除設定の解除の対象である「AA001」を判定手段412に送信する。
上記判定手段412は、カスタマイズ情報−ユーザテーブル900を参照し、上記「AA001」と当該「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報とが削除されたか否かを判定する(図10:S111)。上記判定手段412が未だ削除されていない上記「AA001」と当該「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報とを検知すると、当該判定手段412は解除手段として機能し、当該「AA001」の削除設定を解除する旨を削除受付手段407に送信する。送信を受けた削除受付手段407は、上記「AA001」の削除設定を解除し、「AA001」と当該「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報とをカスタマイズ情報−ユーザテーブル900に記憶させたままの状態とする(図10:S112)。
さらに削除受付手段407は、「AA001」の削除設定が解除された旨を利用不可手段409に送信する。そうすると、上記利用不可手段409は、上記「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報を利用可能な状態に戻す(図5B、図6C)。このように、一度削除設定した「AA001」を解除して、再度「AA001」に関連付けられたカスタマイズ情報を復旧させることが可能となる。これは、ユーザに対して複数のカスタマイズ情報の中から削除すべきでないカスタマイズ情報を認識させる機会を与えることとなる。上記機会の積み重ねにより、不要なカスタマイズ情報が削除され、必要なカスタマイズ情報が記憶され続けることとなり、記憶容量を無駄に使用することなく効率的にカスタマイズ情報を削除することが可能となる。
尚、本実施形態では、画像形成装置がユーザ識別情報取得手段401とカスタマイズ情報記憶手段403とユーザカスタマイズ情報制御手段404とを備えるよう構成したが、画像形成装置とは別にサーバを設けて当該サーバにユーザ識別情報取得手段401とカスタマイズ情報記憶手段403とユーザカスタマイズ情報制御手段404とを備えるよう構成しても構わない。上記構成は、上記画像形成装置と上記サーバとを有する画像管理システムを形成し、当該画像管理システムにおいても、本発明の作用効果を奏する。もちろん、上記画像管理システムに複数の画像形成装置を備えるよう構成しても本発明の作用効果を奏する。
また、本実施形態では、画像形成装置が上記各手段を備えるよう構成したが、上記各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させて、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。上記構成では、上記プログラムを画像形成装置またはシステムのコンピュータに読み出させ、当該コンピュータが上記各手段を実現する。その場合、上記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。
また、本実施形態では、何人でも削除設定画面にてユーザIDの削除設定をすることが可能となるよう構成したが、例えば、認証手段を設けて、当該認証手段により認証されたユーザのみユーザIDの削除設定をすることが可能となるよう構成しても構わない。例えば、上記認証されるユーザには、画像形成装置の管理に携わる管理者などが該当する。
また、本実施形態では、何人でもカスタマイズ情報選択画面にてカスタマイズ情報を利用可能となるよう構成したが、例えば、制御手段を設けて、特定のユーザが特定のカスタマイズ情報を利用可能となるよう構成しても構わない。例えば、印刷部署に所属する所員に対して当該所員が記憶させたカスタマイズ情報のみを利用可能とするよう構成しても構わない。また、印刷部署の管理者が記憶させたカスタマイズ情報を当該印刷部署の所員のみ利用可能とするよう構成しても構わない。
また、本実施形態では、利用不可手段409が削除設定を受けたユーザ識別情報と当該ユーザ識別情報に関連付けられたカスタマイズ情報とに取り消し線701を引いた状態で表示するよう構成したが、当該取り消し線701の代わりに他の状態で表示するよう構成しても構わない。例えば、上記削除設定を受けたユーザ識別情報等を通常の文字色とは異なる文字色に付したり、通常の背景色とは異なる背景色にしたりしても構わない。
また、本実施形態では、上記計測手段408が計測する所定時間を1ヶ月として構成したが、当該所定時間を一週間、一ヵ月、半月、一年等に延長、短縮しても構わない。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置及び画像管理システム、記録媒体は、複写機、複合機等に有用であり、不要なユーザのデータを効率的に削除することが可能となる画像形成装置及び画像管理システム、プログラムとして有効である。
本実施の形態の画像形成装置の内部の全体構成を示す正面視での概念図である。 本実施の形態の画像形成装置に備えられた操作部の外観の一例を示す図である。 本実施の形態の画像形成装置の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本実施の形態の画像形成装置の機能ブロック図である。 本実施の形態のタッチパネル上に表示される画面の一例を示す第一の図である。 本実施の形態のタッチパネル上に表示される画面の一例を示す第二の図である。 本実施の形態のタッチパネル上に表示される画面の一例を示す第三の図である。 本実施の形態のタッチパネル上に表示される画面の一例を示す第四の図である。 本実施の形態のカスタマイズ情報−ユーザテーブルを示す図である。 本実施の形態の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
102 操作部
200 タッチパネル
401 ユーザ識別情報取得手段
402 操作受付手段
403 カスタマイズ情報記憶手段
404 ユーザカスタマイズ情報制御手段
405 画像形成手段
406 通信手段
407 削除受付手段
408 計測手段
409 利用不可手段
410 削除手段
411 解除受付手段
412 判定手段(解除手段)
900 カスタマイズ情報−ユーザテーブル

Claims (6)

  1. ユーザを一意に特定可能なユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、
    画像処理に関連する一連の操作の設定を受け付ける操作受付手段と、
    上記操作受付手段が受け付けた一連の操作の設定を一のカスタマイズ情報として記憶するカスタマイズ情報記憶手段と、
    上記カスタマイズ情報記憶手段が一のカスタマイズ情報を記憶する際に、当該カスタマイズ情報に関する操作の設定を行なったユーザのユーザ識別情報を当該カスタマイズ情報に関連付けて記憶させるユーザカスタマイズ情報制御手段と、
    上記ユーザ識別情報の削除の設定を受け付ける削除受付手段と、
    上記削除受付手段がユーザ識別情報の削除の設定を受け付けると、削除の設定を受けたユーザ識別情報と当該ユーザ識別情報に関連付けられた全てのカスタマイズ情報とをカスタマイズ情報記憶手段から削除する削除手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. さらに、上記削除受付手段がユーザ識別情報の削除の設定を受け付けてからの所定時間の経過を計測する計測手段を備え、
    上記削除手段が、上記所定時間が経過した後に、上記削除の設定を受けたユーザ識別情報と当該ユーザ識別情報に関連付けられた全てのカスタマイズ情報とをカスタマイズ情報記憶手段から削除する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. さらに、ユーザ識別情報の削除設定の解除を受け付ける解除受付手段と、
    上記削除設定の解除を受け付けた際に、当該削除設定を受けたユーザ識別情報が既に削除されたか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段が上記削除設定を受けたユーザ識別情報が未だ削除されていないと判定した場合に、上記削除受付手段の当該削除設定を解除する解除手段とを備えた、
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 上記カスタマイズ情報には、コピー機能、通信機能、スキャン機能に関連する一連の操作の設定情報、入力された数値情報、当該通信機能で利用された宛先情報、入力された画像データの保存先情報、ユーザ識別情報に応じて表示部に最初に表示される機能画面情報のいずれかを含む
    請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. サーバと画像形成装置とから構成される画像管理システムであって、
    上記サーバは、
    ユーザを一意に特定可能なユーザ識別情報を上記画像形成装置から取得するユーザ識別情報取得手段と、
    上記画像形成装置が受け付けた一連の操作の設定を一のカスタマイズ情報として記憶するカスタマイズ情報記憶手段と、
    上記カスタマイズ情報記憶手段が一のカスタマイズ情報を記憶する際に、当該カスタマイズ情報に関する操作の設定を行なったユーザのユーザ識別情報を当該カスタマイズ情報に関連付けて記憶させるユーザカスタマイズ情報制御手段とを備え、
    上記画像形成装置は、
    画像処理に関連する一連の操作の設定を受け付ける操作受付手段と、
    上記カスタマイズ情報記憶手段に記憶されたユーザ識別情報の削除の設定を受け付ける削除受付手段と、
    上記削除受付手段がユーザ識別情報の削除の設定を受け付けると、削除の設定を受けたユーザ識別情報と当該ユーザ識別情報に関連付けられた全てのカスタマイズ情報とを上記カスタマイズ情報記憶手段から削除する削除手段と、
    を備える画像管理システム
  6. コンピュータに、
    ユーザを一意に特定可能なユーザ識別情報を取得するステップと、
    画像処理に関連する一連の操作の設定を受け付けるステップと、
    受け付けた上記一連の操作の設定を一のカスタマイズ情報として記憶するカスタマイズ情報記憶手段が一のカスタマイズ情報を記憶する際に、当該カスタマイズ情報に関する操作の設定を行なったユーザのユーザ識別情報を当該カスタマイズ情報に関連付けて記憶させるステップと、
    上記カスタマイズ情報記憶手段に記憶されたユーザ識別情報の削除の設定を受け付けるステップと、
    ユーザ識別情報の削除の設定を受け付けると、削除の設定を受けたユーザ識別情報と当該ユーザ識別情報に関連付けられた全てのカスタマイズ情報とをカスタマイズ情報記憶手段から削除するステップと、
    を実行させるプログラム。
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