JP2006168069A - 印刷装置及び印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの登録を削除する処理を行った場合に、前記削除ユーザに係わる全ての情報を自動的に削除できるようにする。
【解決手段】 登録されたユーザ情報を保持するユーザ情報保持手段と、前記ユーザ情報保持手段に保持されているユーザの登録処理または削除処理を行うユーザ登録削除手段と、前記ユーザ情報保持手段に保持されたユーザに係わる情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザに係わる情報を管理するユーザ情報管理手段とを設け、前記ユーザ情報管理手段は、前記ユーザの削除処理に応じて、前記削除するユーザに係わる情報を削除することにより、印刷装置において記憶領域が無駄に専有される問題点を防止できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は印刷装置及び印刷システムに関し、例えばユーザの指示に従って印刷データを生成するホストコンピュータと、用紙などのメディアに実際に印刷を行う印刷装置とを、ネットワークを介して接続してなる印刷システムに用いて好適な技術に関する。
従来、ネットワークを介して送信された印刷データを装置内の不揮発性の記憶領域(HDDなど)に保存しておくことにより、印刷データを再び送信することなく何度でも印刷可能とする、保存ジョブ(ストアジョブ)再印刷機能を有する印刷装置が知られている。
また、ユーザIDとパスワードなどのようなユーザに固有の情報を、あらかじめ印刷装置に登録しておき、正しい使用権を持つユーザのみが印刷装置を使用可能とするユーザ認証機能を有する印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−285388号公報
通常、印刷データのサイズは大きく、HDDなどの有限のサイズの記憶領域に格納できる印刷データには限度がある。また、各ユーザは、それぞれ、ネットワークに接続される複数の印刷装置に対して、保存ジョブを格納していくことができるため、長い間運用していくうちに、自分がどの印刷装置にどんな印刷データを格納しているのかを完全に把握することが困難となる。
そのため、実際には古くなってもう再印刷で使用されることは無くなった印刷データも印刷装置に無駄に保存されたままになっている場合が多く、これにより、印刷装置においては保存されている印刷データが増えてしまうことにより、印刷装置における記憶領域を圧迫し、本当に必要な印刷データを保存できなくなってしまうこともあった。
また、ユーザ毎の個別設定のようなカスタマイズ情報は、そのユーザが印刷装置を使用することが無くなった時点で、不要な情報となるが、ユーザ本人かあるいは管理者が意識して前記カスタマイズ情報を削除しない限り、印刷装置内の記憶領域を無駄に専有してしまうことになる問題点があった。
本発明は前述した点に鑑みてなされたものであり、印刷装置上の特定のユーザに係わる情報を効率よく削除することを目的とする。
また、ユーザの登録を削除する処理を行った場合に、全ての印刷装置上の当該削除ユーザに係わる複数の保存ジョブも、自動的或いは半自動的に削除できるようにすることを別の目的としている。
また、ユーザの登録を削除する処理を行った場合に、ネットワークを介して接続されている全ての印刷装置上に記録されている前記削除ユーザのカスタマイズ情報を自動的或いは半自動的に削除できるようにすることを別の目的としている。
本発明の印刷装置は、ユーザ認証が可能な印刷装置であって、登録されたユーザ情報を保持するユーザ情報保持手段と、前記ユーザ情報保持手段に保持されているユーザの登録処理または削除処理を行うユーザ登録削除手段と、前記ユーザ情報保持手段に保持されたユーザに係わる情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザに係わる情報を管理するユーザ情報管理手段とを有し、前記ユーザ情報管理手段は、前記ユーザの削除処理に応じて、前記削除するユーザに係わる情報を削除することを特徴としている。
本発明の印刷システムは、印刷すべきジョブを生成するためのホストコンピュータと、前記請求項1〜6の何れか1項に記載の印刷装置とを、通信回線を介して接続してなる印刷システムであって、前記ホストコンピュータが、前記回線を介して接続された全ての印刷装置の一覧を保持する印刷装置情報保持手段と、前記回線を介して接続された全ての印刷装置に対して、ユーザの登録または削除を指示するユーザ登録削除指示手段とを有することを特徴としている。
本発明の印刷方法は、ユーザ認証が可能な印刷装置を用いて行う印刷方法であって、登録されたユーザ情報を保持するユーザ情報保持工程と、前記ユーザの登録処理または削除処理を行うユーザ登録削除工程と、前記ユーザ情報保持工程において保持されたユーザに係わる情報を記憶するユーザ情報記憶工程と、前記ユーザ情報記憶工程において記憶されたユーザに係わる情報を管理するユーザ情報管理工程とを有し、前記ユーザ情報保持工程において保持されたユーザの削除処理に応じて、前記削除するユーザに係わる情報を削除することを特徴としている。
本発明のコンピュータプログラムは、ユーザ認証が可能な印刷装置を用いて行う印刷方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、登録されたユーザ情報を保持するユーザ情報保持工程と、前記ユーザの登録処理または削除処理を行うユーザ登録削除工程と、前記ユーザ情報保持工程において保持されたユーザに係わる情報を記憶するユーザ情報記憶工程と、前記ユーザ情報記憶工程において記憶されたユーザに係わる情報を管理するユーザ情報管理工程とを有し、前記ユーザ情報保持工程において保持されたユーザの削除処理に応じて、前記削除するユーザに係わる情報を削除する印刷方法をコンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明の記録媒体は、前記に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴としている。
本発明によれば、例えばユーザが印刷装置を使用することが無くなった場合に、不要となる前記ユーザの保存ジョブやユーザ毎のカスタマイズ情報などが印刷装置内に無駄に格納されたままになってしまうことを防止することができる。
例えば、使用される可能性が低くなったデータによって印刷装置内の記憶領域が圧迫されることを回避することができ、本当に保存が必要なデータのみを保存することが可能となり、印刷装置内の有限の記憶領域を有効に使用することができる。
また、無駄にユーザ情報を残さないのでセキュリティーを向上させることもできる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を説明する。
図3は、本発明の印刷システムの構成図を表わす図である。図3に示すように、この印刷システムにおいては、印刷すべきジョブを生成するホストコンピュータ200と、実際に用紙に印刷を行う第1の印刷装置100、第2の印刷装置10001、第3の印刷装置10002とが、Ether Netなどのネットワーク150で接続されている。
図2は、ホストコンピュータ200の機能構成例を示すブロック図である。
図2において、ホストコンピュータ200は、ユーザがグラフィックユーザインターフェイス(GUI)を操作しながら所望の印刷データを生成するアプリケーション部201、アプリケーション部201が作成した画像データを、第1の印刷装置100、第2の印刷装置10001、第3の印刷装置10002(以下、印刷装置100と略す)が印刷可能なページ記述言語(以下PDLと略称)データに変換するプリンタドライバ部202、プリンタドライバ部202が変換したPDLデータを一時的に格納しておく送信バッファ203、送信バッファ203に格納されたPDLデータとアプリケーション部201が有するジョブ属性情報とから所定のジョブパケットを生成するジョブパケット生成部207を有している。
また、印刷装置100の状態の確認や送信した印刷ジョブの印刷状態の確認や、印刷ジョブの取り消しなどの操作を、グラフィックユーザインターフェイスを用いて、これらの要求を印刷装置100が解釈可能な管理パケットに変換するユーティリティ部205、ジョブパケットと管理パケットをそれぞれ異なるチャネルに割り振り、OSI7階層(OSI:Open Systems Interconnectionのアプリケーション層)におけるトランスポート層の多重化を行う論理チャネル制御部206、論理的なデータを電気信号に変換し、インターフェイスとのやりとりを行うI/Fドライバ部204から構成される。
また、本実施の形態のホストコンピュータ200は、図示しないコンピュータシステムにより構成される印刷装置情報保持手段と、ユーザ登録削除指示手段とを有している。前記印刷装置情報保持手段は、前記回線を介して接続された全ての印刷装置の一覧を保持する。また、前記ユーザ登録削除指示手段は、前記回線を介して接続された全ての印刷装置に対して、ユーザの登録または削除を指示する。
図1は、第1の印刷装置100、第2の印刷装置10001、第3の印刷装置10002の機能構成例を示すブロック図である。第1の印刷装置100と、第2の印刷装置10001、第3の印刷装置10002とは同様な構成なので、以下の説明では第1の印刷装置100について説明するが、第2の印刷装置10001も第3の印刷装置10002も同様な構成である。
図1において、印刷装置100は、論理的なデータを電気信号に変換し、インターフェイスとのやりとりを行うI/Fドライバ部101、I/Fドライバ部から受信したデータを解析し、ジョブパケットと管理パケットをそれぞれ異なるチャネルに割り振り、OSI7階層におけるトランスポート層の多重化を行う論理チャネル制御部102、ジョブパケットを受け取って解析を行い、印刷ジョブの属性情報は機器データベース部105、PDLデータはジョブスプーラ104に振り分けて格納するジョブプリプロセッサ部103を有している。
また、印刷ジョブのPDLデータを印刷完了まで一時的に保持するジョブスプーラ104、ジョブの処理順番を記述したジョブ読み出しテーブル111、ジョブ読み出しテーブル111に記述された順番にジョブを取りだし、機器データベース部105に格納された属性情報とジョブスプーラ104に格納されたPDLデータを解析し、リアルタイムに描画処理可能な中間データを生成して描画バッファ107に格納するPDLトランスレータ部106、中間データをページ単位に印刷完了まで一時的に保持する描画バッファ107、描画バッファ107から中間データを取得し、プリンタエンジン109が行う用紙搬送処理とともにリアルタイムに中間データのレンダリングを行い、プリンタエンジン部109にビデオデータとして送信を行う描画部108を有している。
さらに、既知の電子写真技術を用いて描画部108から送信されたビデオデータをもとに、用紙に物理的に印刷を行うプリンタエンジン部109、ホストコンピュータ200から送信された管理パケットを受け取り、要求に応じて機器データベース部105から情報の獲得を行う。
また、ジョブの取り消し要求を行い、またユーザの登録追加や登録削除を行い、またジョブの終了や機器の異常を検知して自立的にホストコンピュータ200に通知イベントを発行する情報管理部110、操作パネルを制御するUI制御部112、印刷装置100の本体に備え付けられている液晶やLEDなどのディスプレイ装置と操作ボタンから構成されている操作パネル113を有している。前記情報管理部110により、本実施の形態のユーザ登録削除手段、ユーザ情報記憶手段、ユーザ情報管理手段等が構成されている。
さらに、正しい使用権を持つユーザのみが印刷装置を使用可能とするためにユーザ認証を行うためのユーザIDとパスワードの対応が格納されているユーザ認証表114、オペレーションコード(図4の404)とそのオペレーション実行に管理者権限が必要かどうかのオペレーション表115、保存ジョブの一覧が格納される保存ジョブリスト116、保存ジョブの実体である保存ジョブファイル117、ユーザ毎カスタマイズ情報の一覧が格納されるユーザ毎カスタマイズ情報118、ユーザ毎カスタマイズ情報の実体であるユーザ毎カスタマイズ情報ファイル119とから構成される。
さらに、印刷装置100上にはメモリ部130があり、各種のテーブルや表、データベースが置かれるとともに、作業領域としても使用される。機器データベース部105、ジョブ読み出しテーブル111、ユーザ認証表114、オペレーション表115、保存ジョブリスト116、保存ジョブファイル117、ユーザ毎カスタマイズ情報リスト118、ユーザ毎カスタマイズ情報ファイル119などはメモリ部130上に置かれる。
なお、ジョブスプーラ104は、HDDやFLASHメモリ、あるいはDRAMなどの大容量メモリデバイスから構成される。ホストからの印刷データの格納スピードを向上させるため、通常の印刷ジョブにおけるPDLデータのサイズに対して十分に大きな容量のメモリデバイスを用いる。保存ジョブファイル117では、1つの保存ジョブの実体が、1つの保存ジョブファイルに格納される。
ホストコンピュータ200の論理チャネル制御部206から印刷装置100の論理チャネル制御部102までに行われるデータ通信は、ネットワークの場合はTCP/IPによる規定のプロトコルにより、トランスポート層レベルの多重化が行われているものとし、詳細の説明については省略する。
論理的にジョブパケット生成部207から送信されるジョブパケットは、ジョブプリプロセッサ部103によって受信され、この経路をジョブチャネルという。また、ユーティリティ部205から送受信される管理パケットは情報管理部110によって送受信され、この経路を管理チャネルという。
双方のチャネルは、双方向通信が可能であることを規定しているが、ジョブチャネルに関してはホストコンピュータ→印刷装置の片方向だけでも本実施の形態の実施形態を阻害するものではない。ジョブチャネルと管理チャネルはOSI7階層におけるトランスポート層レベルで多重化されており、片方のフロー処理が他方に影響することはない。
次に、ジョブパケット、管理パケットなどのコマンドパケットの構造について説明する。
ジョブパケット、管理パケットはアプリケーション層のプロトコルであり、パケット構造になっている。
図4は、ジョブパケット、管理パケットなどの外部から入力されるコマンドパケットの構造を示す説明図である。またこのコマンドパケットは、返信パケット及びイベントパケットの構造も表わしている。
パケットは、パケットの先頭を表わすパケットヘッダが入るパケットヘッダ領域401、パケットの構造バージョンを表わすパケットバージョンが入るパケットバージョン領域402、パケットの性格を表わすフラグが入るフラグ領域403、このパケットがどんな種類の操作を行うのかを表わすオペレーションコードが入るオペレーションコード領域404、クライアント(PC)が返信パケットを認識するために使用するブロック番号が入るブロック番号領域405、パラメータの長さ表わすパラメータ長が入るパラメータ長領域406、ユーザの認証に使用されるユーザIDが入るユーザID領域407とパスワードが入るパスワード領域408、返信パケットにのみ使用され返信の一般的な状態を表わすステータスコードが入るステータスコード領域409、及びオペレーションコード毎に決められたフォーマットを持つパラメータが入るパラメータ領域410から構成されている。
フラグ領域403には、パケットが要求パケット(コマンドパケットあるいはイベントパケット)であるか、あるいは返信パケットであるかを表わす要求返信フラグが入る要求返信フラグ領域411、及びパラメータ領域410に送信すべきデータが入りきらず、次に送信されるパケットにも続きのデータが入っていることを示す継続フラグが入る継続フラグ領域412とがある。
オペレーションコード領域404には、パケットの機能を示す長さ2バイトのオペレーションコードが入る。
ブロック番号は、ジョブパケットを送信した側が返答を要求する場合に、受信側からの返答が送信側のどの返答要求に対するものであるか、その対応を取るために使用する番号である。例えばそれぞれブロック番号=1、2、3というジョブパケットを立て続けに送信した時にブロック番号=2というエラーパケットが返ってきた場合、返答が返ってきたとき、送信側は、2番目に送ったジョブパケットにエラーが発生したことを特定することが可能である。
継続フラグ領域412の値が「1」の場合、データ部にすべてのデータが入らなかったため、次のジョブパケットで残りのデータが送られることを示す。この場合、次のパケットは前のパケットと同じオペレーションコードとブロック番号が入ることになる。
パラメータ領域410に入るパラメータは、パラメータ長領域406の値で表現可能な数(64kバイト)に制限されている。
ここで、ジョブパケットについて説明する。
1つの印刷ジョブは複数のジョブパケットから構成される。印刷ジョブを構成する一連のジョブパケットの集まりをジョブスクリプトと呼ぶ。ジョブパケットにおいて、オペレーションコード領域404の値は、以下の値を取ることができる。
0x0201 ジョブ開始オペレーション
0x0202 ジョブ属性設定オペレーション
0x0204 PDLデータ送信オペレーション
0x0205 ジョブ終了オペレーション
ジョブ属性設定オペレーションの場合、パラメータ領域410には、設定したいジョブ属性IDとジョブ属性値を設定する。ジョブ属性IDとは、ジョブに関する属性あるいは環境に対応した識別子を示すものである。以下にジョブ属性の主なものを挙げる。
ジョブ属性ID
0x0101 ジョブ名称
0x0103 ジョブオーナー名
0x016a ジョブサイズ
0x0104 用紙サイズ
この他、印刷装置の機能に応じて、印刷部数、モノクロ・カラーなどのジョブ属性とそれに対応するIDを割り振ることができる。
PDLデータ送信オペレーションの場合は、パラメータ領域410にはPDLデータが入る。1つのジョブパケットのデータは前記パラメータ長領域406に格納できる最大サイズまでなので、64kバイトまで格納可能であり、それ以上のデータは複数のPDLデータ送信オペレーションに分割して送信する。この場合は前記継続フラグ領域412に1を立てる。ジョブ終了オペレーションの場合、パラメータ領域410は存在しない。
次に、ホストコンピュータにあるジョブパケット生成部207を説明する。
図5及び図6は、ジョブパケット生成部207の動作手順を説明するフローチャートである。
ジョブパケット生成部207は、アプリケーション部201により、印刷指定が選択された時にプリンタドライバ部202が起動し、プリンタドライバ部202が印刷データを送信バッファ部203に生成を完了した後に処理を開始される。
先ず、ステップS501において、図4のオペレーションコード領域404にジョブ開始オペレーションコード(0x0201)を指定したジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。この際、パラメータ410には、アプリケーション部201からの指示により、通常印刷ジョブであるか、あるいは、保存ジョブであるか、が格納される。以降、ジョブ終了オペレーションを発行するまで、全てのオペレーションは当該ジョブの情報設定のためだけに用いられる。
次に、ステップS502において、ジョブの名称の設定が行われる。図5のオペレーションコード領域404にジョブ属性設定オペレーションコード(0x0202)、パラメータ領域410に、ジョブ名称を示すジョブ属性ID(=0x0101)、及びジョブ属性値となる名称を指定したジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。
次に、ステップS503において、ジョブの所有者の設定が行われる。図5のオペレーションコード領域404にジョブ属性設定オペレーションコード(0x0202)、パラメータ領域410に、ジョブ所有者を示すジョブ属性ID(=0x0103)、及びジョブ属性値となる所有者名を指定したジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。
次に、ステップS504において、ジョブのサイズの設定が行われる。図5のオペレーションコード領域404にジョブ属性設定オペレーションコード(0x0202)、パラメータ領域410に、ジョブサイズを示すジョブ属性ID(=0x016a)、及びジョブ属性値となるジョブのデータサイズを指定したジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。
次に、ステップS505において、変数sizeに、送信すべきPDLデータのサイズを代入する。
次に、ステップS601において、変数sizeの大きさをチェックし、64kバイトより大きいかどうかを比較する。ジョブパケットに指定できるパラメータのサイズはパラメータ長のサイズが16ビットで表現されていて最大64kバイトの制限があるので、それ以上のデータは複数のジョブパケットに分割して発行されることになる。
もし、PDLデータのサイズが64kバイトよりも大きい時は、ステップS605において図5の継続フラグ領域412を1に設定し、さらにステップS606において、送信バッファ203から64kバイト分のPDLデータが取り出され、図5のオペレーションコード領域404にPDLデータ送信オペレーション(0x0204)を設定し、パラメータ領域410に前記取り出されたPDLデータを格納したジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。またステップS607において、送信した分の64kバイトを変数sizeから減じて、ステップS601の分岐に戻る。
ステップS601においては、データのサイズが64kバイト以下の場合は、あと1回のPDLデータ送信オペレーションで全データの送信が完了する。この場合、ステップS602において、図4の継続フラグ領域412を0にして、PDLデータ送信が最後であることを設定し、さらにステップS603において送信バッファ203からすべてのPDLデータが取り出され、図4のオペレーションコード領域404にPDLデータ送信オペレーション(0x0204)を設定し、パラメータ領域410に前記取り出されたPDLデータを格納したジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。
その後、ステップS604において、図4のオペレーションコード領域404にジョブ終了オペレーションコード(0x0205)を設定したジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行して終了する。
次に、ジョブ読み出しテーブル111の説明を行う。
図10は、ジョブ読み出しテーブルの構成例を表す説明図である。
「図10ー1」は、読み出しテーブルにジョブ1〜4が登録されていることを示す。
PDLトランスレータ部106はトランスレートを実行する時、読み出しテーブル111の上から順番に、ジョブスプーラ104から印刷ジョブの取り出しを行う。
ジョブプリプロセッサ部103が、ステップS705において、ジョブ読み出しテーブル111にジョブ5を追加する場合、「図10ー2」のように、ジョブ5は読み出しテーブルの最後尾に追加される。すなわち、この「図10ー2」の例の場合には、ジョブ4の後ろに追加されることになる。
また、ジョブ1を最後まで読み出しを完了したと認識すると、「図10ー3」のようにジョブ1はジョブ読み出しテーブルから削除される。以上のようにジョブ読み出しテーブル111はPDLトランスレータ部106が処理するジョブの順番の制御を行う。PDLトランスレータ以降の印刷ジョブの処理については従来系と同じ処理であるため、説明を省略する。
次に、ユーザ認証表114の説明を行う。
図9はユーザ認証表114を表すものである。ユーザ認証表114には、登録されているユーザIDとパスワードの組が、そのユーザが管理者特権を有するかどうかの情報と共に格納されている。
このユーザ認証表114は、各行が1つの情報単位(レコード)を表わしており、複数のレコードの集合としてデータは構成されている。各レコードはユーザID901、パスワード902及び管理者権限フラグ903から構成されている。管理者権限フラグ903は、そのユーザが管理者としての権利を有するかどうかを表している。
このユーザ認証表114の内容は、管理者権限を有するユーザ(管理者ユーザ)の発行するユーザの登録追加オペレーションとユーザの登録削除オペレーションにより、変更が可能である。ユーザの登録追加オペレーション、ユーザの登録削除オペレーションについては、後ほど説明する。
次に、オペレーション表115の説明を行う。
図12は、オペレーション表115を表わすものである。オペレーション表115は、有効な管理オペレーションコードと、そのオペレーションの実行に管理者権限が必要かどうかを表わすものである。
本実施の形態においては、オペレーション表115は各行が1つの情報単位(レコード)を表わしており、複数のレコードの集合としてデータは構成されている。各レコードはオペレーションコード1201、管理者権限フラグ1202から構成されている。例えば、この図12の場合、オペレーションコード「0x010b」を実行するには管理者権限は不要であるが、オペレーションコード「0x0107」を実行するには管理者権限が必要であることがわかる。
次に、保存ジョブリスト116の説明を行う。
図11は、保存ジョブリスト116を表わすものである。保存ジョブリスト116は、機器内に存在する全ての保存ジョブについての情報を表わすものである。保存ジョブリスト116は、各行が1つの情報単位(レコード)を表わしており、複数のレコードの集合としてデータは構成されている。
各レコードは、保存ジョブのジョブID1101、保存ジョブファイル名1102、ユーザID1103から構成されている。図11では、例えば、ジョブIDが「1001」である保存ジョブは、ユーザIDが「2355」であるユーザにより格納され、「JF001」というファイル名であることがわかる。
次に、保存ジョブの実体である保存ジョブファイル117の説明を行う。
図13は、各保存ジョブファイル117の内部構造を表わすものである。保存ジョブファイル117のファイル名は、保存ジョブリスト116の保存ジョブファイル名1102で保持されている。
保存ジョブの実体は、属性ID1301(属性ID1304、1310)、属性値サイズ1302(属性値サイズ1305、1311)及び属性値1303(属性値1306、1312)の組を複数連続して持つことによって表わされている。ジョブがPDLデータを含む場合は、符号1308、1309で示されるように属性IDとしてデータを表す値、属性値としてPDLデータのサイズ、属性値としてPDLデータ自体を保持している。
属性の中には、データの送信方法、データのフォーマット(使用されているPDLなど)、イベントの種類とそのイベントが発生した時にイベント通知を送信する宛先などの情報、及びジョブの種類に依存した情報、例えば、コピー部数、フィニッシング処理指定、使用するフォントの指定、使用するフォームオーバーレイの指定などが含まれる。
次に、ホストコンピュータ200のユーティリティ部205の説明を行う。
ユーティリティ部205は印刷装置100に対して、印刷ジョブのリストや属性表示及びジョブのキャンセル指示等の操作を指定するために存在する。また、印刷装置100に保存されている保存ジョブの印刷実行の操作も指定する。
さらに、ユーティリティ部205は、ユーザの登録追加やユーザの登録削除などのユーザ管理関連の操作も指定する。ユーティリティ部205が行う操作は管理チャネルを用い、印刷ジョブを送信するジョブパケットと同等の構成の管理パケットを送受信することによって行われる。管理パケットはジョブパケットと同様、図4で示したデータ構造を持つ。
管理パケットにおいては、オペレーションコード領域404の値は、以下の値を取ることができる。
0x010b 印刷ジョブのキャンセル指定
0x0123 印刷ジョブの割り込み指定
0x010d 印刷ジョブのリスト獲得
0x0105 属性の設定
0x0106 属性の獲得
0x0107 ユーザの登録追加
0x0108 ユーザの登録削除
0x0109 保存ジョブの印刷実行
ジョブパケットと異なり、管理パケットは個々のパケットが固有の目的に使用される。ジョブパケットにより、印刷ジョブが送信されると、印刷装置はジョブプリプロセッサ部103の働きにより、機器データベース部105に、ジョブの情報が格納される。
ユーティリティ部205が印刷装置100にどのジョブが存在しているかを知りたい時は、前記印刷ジョブのリスト獲得(0x010d)をオペレーションコード領域404に指定した管理パケットを管理チャネルに送信する。
パラメータ領域410には獲得したいオブジェクトである印刷ジョブクラスを示すオブジェクトID=0x0102を指定する。この管理パケットは論理チャネル制御部206に送られ、インターフェイス210を介して印刷装置100の情報管理部110に送られる。
情報管理部110は、受け取った管理パケットのオペレーションコード領域404の値によって、印刷ジョブのリスト獲得だと認識し、機器データベース部105に蓄えられた印刷ジョブのリスト情報を獲得して、返信パケットの返信を行う。返信パケットのパラメータ部には、印刷装置が認識している印刷ジョブの個数、及び各印刷ジョブによって一意に決まるオブジェクトIDのリストが格納されている。
各印刷ジョブが、ジョブ属性設定オペレーションによりジョブ名称、オーナ、サイズの情報を持っている場合、ユーティリティ部205は印刷ジョブに関する詳細な情報を獲得可能である。
ユーティリティ部205は、印刷ジョブのリストを獲得した場合、さらに個々の印刷ジョブに対して、詳細な属性を獲得するために、属性の獲得(=0x0106)をオペレーションコード領域404に指定した管理パケットを印刷装置に送信する。
情報管理部110は、受け取った管理パケットのオペレーションコード領域404の値によって、属性の獲得だと認識し、機器データベース部105に蓄えられた指定印刷ジョブのオブジェクトIDに対応する指定した属性IDの属性を獲得し、返信パケットの返信を行う。
管理パケットのパラメータ領域410には、獲得したい印刷ジョブのオブジェクトID、獲得したい属性のIDを指定する。例えば、1番の印刷ジョブのジョブ名称と獲得したい場合には、オブジェクトIDに「1」、属性IDに(0x0101)を指定する。
ここで、ユーティリティ部205の行うユーザの登録削除処理について説明する。
図17は、ユーティリティ部205が行う、ユーザの登録削除処理について説明したフローチャートである。本ユーザの登録削除処理は、例えば図3の第1の印刷装置100、第2の印刷装置10001、第3の印刷装置10002などのネットワーク上にある全ての登録された印刷装置に対して、ユーザの登録の削除を指示する処理であり、例えば、グラフィカルユーザインターフェイスより管理者ユーザの要求を受けて実行される。
ホストコンピュータ200上には、不図示の登録された全ての印刷装置のリストが存在しており、ユーティリティ部205はその情報をもとに、各印刷装置に対して指示を出す仕組みになっている。
処理が開始されると、ステップS1701において、登録された最初の印刷装置について着目し、以後順番に全ての印刷装置についてステップS1702以降の処理を繰り返す。
次に、ステップS1702において、着目している印刷装置に対して、前記ユーザの登録削除(0x0108)のオペレーションコードをオペレーションコード領域404に指定した管理パケットを作成する。この際、パラメータ領域410には、登録を削除したいユーザのユーザIDとパスワードを指定する。そして、次のステップS1703において、その管理パケットを、論理チャネル制御部206に送信する。
このようにして、論理チャネル制御部206に送られた管理パケットは、インターフェイス210を介して印刷装置100の情報管理部110に送られる。すなわち、管理チャネルを介して情報管理部110に送られることになる。
情報管理部110は、受け取った管理パケットのオペレーションコード領域404の値によって、ユーザの登録削除だと認識し、後述の図14及び図16で説明するように、ユーザの登録削除の処理を行うことになる。
そして、ステップS1704において、全ての印刷装置に対して処理を行っていない場合、ステップS1705で次の印刷装置に対して注目してステップS1702から処理を繰り返す。以上の処理を繰り返して、登録してある全ての印刷装置に対してユーザの登録削除を指示する管理パケットを送信する処理を行う。このように図17のフローチャートの処理によれば、ユーザの登録削除を行った場合に、複数の印刷に対して一括してユーザ情報の削除を遠隔から指示することができる。
次に、ジョブプリプロセッサ部103の説明を行う。
図7と図8は、ジョブプリプロセッサ部103の動作手順を説明するフローチャートである。
図7と図8において、ジョブプリプロセッサ部103は印刷装置100の起動時に開始され、以後印刷装置100の電源遮断まで処理を継続する。
最初に、ステップS701において、これからの動作のための種々の初期化処理を行い、ジョブパケットの受信を行う。受信するとステップS702においてジョブ開始オペレーションかどうかの比較が行われる。ここで、ジョブ開始オペレーション以外のオペレーションが到着した場合には不正動作となり、次のステップS703でジョブパケットの破棄が行われ、ステップS701に戻る。
一方、ステップS702の判断において、ジョブ開始オペレーションと判断されると、ステップS704に進み、ユーザIDとパスワードの認証が行われる。すなわち、ジョブパケットのユーザID領域407に設定されているユーザIDとパスワード領域408に設定されているパスワードとが、ユーザ認証表114のいずれかのレコードと一致するかどうかの確認が行われる。一致するレコードが存在しなかった場合にはユーザ認証が失敗したこととなり、ステップS703でジョブパケットの破棄が行われ、ステップS701に戻る。
一方、ステップS704の判断において、一致するレコードが存在した場合にはユーザ認証が成功したこととなる。この場合にはステップS705に進み、パラメータ領域410をチェックする。ここで、パラメータ領域410のパラメータが通常印刷ジョブであることを示しているか、あるいは、保存ジョブであることを示しているかによって、ジョブプリプロセッサ部103の処理は2つに分かれる。
まず、通常印刷ジョブである場合の処理を説明する。
ステップS705において、パラメータ領域410の値が通常印刷ジョブである場合、ステップS706で当該ジョブのジョブIDの獲得が行われる。ジョブIDは2バイトの番号として割り振られ、機器データベース部105におけるジョブ属性情報の読み書き処理のキーとして利用される。
次に、ステップS707においてジョブ読み出しテーブル111に当該ジョブのジョブIDが追加される。続いて、ステップS708で次のジョブパケットの受信を行う。次に、ステップS709において、ジョブパケットがジョブ終了オペレーションであるかどうかの比較を行い、そうである場合には、一連のループを抜けてステップS701の初期状態に戻る。
一方、そうでない場合には、ステップS710において、受信したジョブパケットが属性設定オペレーションの場合は、ステップS711において機器データベース部105に属性データの設定を行う。この時、キーとなるのはステップS706で獲得したジョブIDとジョブパケットの追加データに記述されている属性ID及び属性データである。属性設定が完了すると次のジョブパケットを受信するため、ステップS708に戻る。
受信したジョブパケットが属性設定オペレーションではない場合には、ステップS712において、ジョブパケットがPDLデータ送信オペレーションであるかどうかの比較を行う。この結果、そうでない場合は、いずれのオペレーションにも該当しない不正なジョブパケットであるので、ステップS713においてジョブパケットの破棄を行い、ステップS708に戻る。
一方、PDLデータ送信オペレーションであった場合にはステップS712からステップS714に進み、ジョブスプーラ104にPDLデータの追加を行う。この時、ジョブIDをキーとして渡し、後で取り出すときにもジョブIDをキーとして取り出せるようにしておく。
ジョブスプーラ104に格納されたPDLデータは、ジョブの完了などにより消されるまでは、何度でも読み出すことができる。ジョブスプーラ104への追加が完了すると次のジョブパケットを受信するため、ステップS708に戻る。
以上の動作によって、ジョブプリプロセッサ部103は、通常印刷ジョブの場合のジョブパケットを機器データベース部105とジョブスプーラ104にデータの振り分けを行う。
続いて、保存ジョブである場合の、ジョブプリプロセッサ部103の行う処理を説明する。
ステップS705において、パラメータ領域410の値が保存ジョブである場合には、ステップS801に進み、当該ジョブのジョブIDの獲得が行われる。ジョブIDは2バイトの番号として割り振られ、各種の処理のキーとして利用される。
次に、ステップS802において、保存ジョブリスト116に当該ジョブのジョブID、当該ジョブの属性及びデータが格納される保存ジョブファイル名、及びユーザIDが追加される。保存ジョブファイルは、図13のような構成で、保存ジョブ毎にメモリ部130に生成される。
続いて、ステップS803で次のジョブパケットの受信を行う。ステップS804において、ジョブパケットがジョブ終了オペレーションであるかどうかの比較を行い、そうである場合には、一連のループを抜けてステップS701の初期状態に戻る。
一方、そうでない場合には、ステップS805において、受信したジョブパケットが属性設定オペレーションの場合は、ステップS806において、属性ID、属性値サイズ、属性値といった属性データを保存ジョブファイルに格納する(図13の1301、1302、1303を参照)。属性設定が完了すると次のジョブパケットを受信するため、ステップS803に戻る。
次に、ステップS807において、ジョブパケットがPDLデータ送信オペレーションであるかどうかの比較を行い、そうでない場合は、いずれのオペレーションにも該当しない不正なジョブパケットであるので、ステップS808においてジョブパケットの破棄を行い、ステップS803に戻る。
一方、ステップS807の判断の結果、PDLデータ送信オペレーションであった場合にはステップS809において、保存ジョブファイルにPDLデータの追加を行う(図13の1308、1309を参照)。
保存ジョブファイルへの追加が完了すると次のジョブパケットを受信するため、ステップS803に戻る。以上の動作によって、ジョブプリプロセッサ部103は、保存ジョブの場合のジョブパケットを保存ジョブファイルとして保存を行う。
このようにして格納された保存ジョブは、明示的に削除されるまで機器内に保存されたままとなり、何度でも印刷実行を行うことが可能となる。印刷実行を行うには、ホストコンピュータ200のユーティリティ部205から、保存ジョブの印刷実行(0x0109)をオペレーションコード領域404に指定した管理パケットを管理チャネルに送信する。この際、パラメータ領域410には印刷実行したいオブジェクトである保存ジョブのジョブIDを指定する。
次に、情報管理部110の説明を行う。
図14は、情報管理部110の動作手順を説明するフローチャートであり、上に説明した図17のフローチャートにより、ユーザの登録削除の管理パケットを受信した複数の印刷装置各々において実行される処理に相当する。また、図14において、情報管理部110は印刷装置100の起動時に開始され、以後印刷装置100の電源遮断まで処理を継続する。
最初に、ステップS1401において、これからの動作のための種々の初期化処理を行い、管理パケットの受信を行う。受信するとステップS1402に進み、ユーザIDとパスワードの認証が行われる。すなわち、管理パケットのユーザID領域407に設定されているユーザIDとパスワード領域408に設定されているパスワードとが、ユーザ認証表114のいずれかのレコードと一致するかどうかの確認が行われる。この確認の結果、一致するレコードが存在しなかった場合にはユーザ認証が失敗したこととなり、ステップS1403で管理パケットの破棄が行われ、その後、ステップS1401に戻る。
一方、ステップS1402において、一致するレコードが存在した場合にはユーザ認証が成功したこととなる。この場合にはステップS1404に進み、オペレーション表115を参照して、オペレーションコード領域404により指定されたオペレーションコードが、管理者権限が必要なオペレーションかどうかをチェックする。このチェックの結果、管理者権限が必要なオペレーションではなかった場合、ステップS1405に進み、そのオペレーションの処理を実行する。各オペレーションの処理が終わると、ステップS1401に戻る。
一方、ステップS1404のチェックの結果、指定されたオペレーションコードが管理者権限が必要なオペレーションだった場合、ステップS1406において、ユーザ認証表114の管理者権限フラグ903を参照して、そのユーザIDのユーザは管理者権限を持っているユーザかどうかをチェックする。ここで、管理者権限を持っていなかった場合、ステップS1403で管理パケットの破棄が行われ、ステップS1401に戻る。
一方、ステップS1406において、そのユーザが管理者権限を持っていた場合、ステップS1405に進み、オペレーションの処理をすることになる。ステップS1405以降は前記の通りなので省略する。
図15は、オペレーションコードがユーザの登録追加オペレーションだった場合の情報管理部110の動作手順を説明するフローチャートである。図14のステップS1405において、オペレーションコードがユーザの登録追加オペレーションだった場合に、図15の処理を行う。ユーザの登録追加オペレーションの場合、管理パケットのパラメータ領域410には、登録追加対象のユーザについての情報であるユーザID、パスワード、管理者権限の有無が格納されている。
最初のステップS1501において、ユーザ認識表114を検索し、前記パラメータ領域410に格納されている登録追加対象のユーザIDと同じ値のレコードを探す。次にステップS1502で当該ユーザIDのレコードが見つかった場合、そのユーザは既に登録済であるので、ステップS1503で管理パケットの破棄が行われ、ユーザの登録追加オペレーションの処理を終了する。
一方、ステップS1502において、当該ユーザIDのレコードが見つからなかった場合、ステップS1504でユーザ認識表114に、当該ユーザの情報を登録追加する。そして、ユーザの登録追加オペレーションの処理を終了する。
図16は、オペレーションコードがユーザの登録削除オペレーションだった場合の情報管理部110の動作手順を説明するフローチャートであり、上に説明した図17のフローチャートにより、ユーザの登録削除の管理パケットを受信した複数の印刷装置各々において実行される処理に相当する。
図14のステップS1405において、オペレーションコードがユーザの登録削除オペレーションだった場合に、図16の処理を行う。ユーザの登録削除オペレーションの場合、管理パケットのパラメータ領域410には、登録削除対象のユーザについての情報である、ユーザID、パスワードが格納されている。
最初にステップS1601において、ユーザ認識表114を検索し、登録削除対象のユーザIDのレコードを探す。次に、ステップS1602において、当該ユーザIDのレコードが見つからなかった場合、そのユーザは未登録であるため、特に削除処理は不要であり、ステップS1603で管理パケットの破棄が行われ、ユーザの登録削除オペレーションの処理を終了する。
一方、ステップS1602で当該ユーザIDのレコードが見つかった場合、ステップS1604でそのレコードを削除する。そして、ステップS1605で保存ジョブリスト116を検索し、当該ユーザのユーザIDと一致する保存ジョブのレコードを探す。そして、ステップS1606で一致する保存ジョブが見つかったか否かを調べる。この結果、当該ユーザIDと一致する保存ジョブが見つからなかった場合、ユーザの登録削除オペレーションの処理を終了する。
一方、ステップS1606の検索の結果、当該ユーザIDと一致する保存ジョブが見つかった場合、ステップS1607において当該レコードの保存ジョブファイル名1102の保存ジョブファイル117自体を削除する。これにより、その保存ジョブが削除されたことになる。
さらに、ステップS1608において、保存ジョブリスト116から、当該レコードを削除する。そして、ステップS1605の保存ジョブリストの検索に戻り、当該ユーザの他の保存ジョブを探す。こうして、そのユーザの保存ジョブを全て削除し終えると、ユーザの登録削除オペレーションの処理を終了する。
(第2の実施の形態)
前述した第1の実施の形態では、全ての印刷装置上の、登録削除されたユーザの保存ジョブを自動的に削除する例を示したが、削除するものは、これに限らない。ユーザ個人に関係するものや情報であれば、いかなる情報を削除対象としても構わない。
例えば、ユーザ毎のカスタマイズなどの個人が使用するための情報を削除しても構わない。ユーザ毎のカスタマイズ情報としては、例えば、操作パネル上の表示項目やその配置、表示文字フォントのサイズやタイプ、選択項目のデフォルト表示値、など、ユーザインタフェース(UI)上のカスタマイズ用の情報が考えられる。ここではこれをUIカスタマイズ情報と呼ぶことにする。
また、両面印刷するか否か、或いはソート排紙するか否か、解像度、用紙サイズなど、印刷ジョブの属性設定値のデフォルト値(=印刷ジョブで明示的に値が指定されない場合に使用される初期値)のカスタマイズ用の情報も考えられる。ここではこれをジョブカスタマイズ情報と呼ぶことにする。ここで、これら「UIカスタマイズ情報」と「ジョブカスタマイズ情報」を合わせて、ユーザ毎カスタマイズ情報と呼ぶことにする。
以下、第2の実施の形態では、登録削除されたユーザのユーザ毎カスタマイズ情報を自動的に削除する例を示す。
第1の実施の形態と重複する部分が多いので、第1の実施の形態との違う部分のみを説明していくことにする。
まず、ユーザ毎カスタマイズ情報リスト118の説明を行う。
図18は、ユーザ毎カスタマイズ情報リスト118を表わすものである。ユーザ毎カスタマイズ情報リスト118は、機器内に存在する全てのユーザ毎カスタマイズ情報についての情報を表わすものである。
図18においては、各行が1つの情報単位(レコード)を表わしており、複数のレコードの集合としてデータは構成されている。各レコードは、ユーザID1801、ユーザ毎カスタマイズ情報ファイル名1802から構成されている。
図18では、例えば、ユーザIDが2355であるユーザは、「UC001」というUIカスタマイズ情報と、「JC001」というジョブカスタマイズ情報の合計2つのユーザ毎カスタマイズ情報ファイルを格納していることがわかる。
図19は、オペレーションコードがユーザの登録削除オペレーションだった場合の情報管理部110の動作手順を説明するフローチャートであり、上に説明した図17のフローチャートにより、ユーザの登録削除の管理パケットを受信した複数の印刷装置各々において実行される処理に相当する。また、上に説明した図16の変形例に相当する。
図14のステップS1405において、オペレーションコードがユーザの登録削除オペレーションだった場合に、図19の処理を行う。ユーザの登録削除オペレーションの場合、管理パケットのパラメータ領域410には、登録削除対象のユーザについての情報である、ユーザID、パスワードが格納されている。
ステップS1901において、ユーザ認識表114を検索し、登録削除対象のユーザIDのレコードを探す。ステップS1902において、当該ユーザIDのレコードが見つからなかった場合、そのユーザは未登録であるため、特に削除処理は不要であり、ステップS1903で管理パケットの破棄が行われ、ユーザの登録削除オペレーションの処理を終了する。
一方、ステップS1902の検索の結果、当該ユーザIDのレコードが見つかった場合、ステップS1904に進んでそのレコードを削除する。そして、ステップS1905でユーザ毎カスタマイズ情報リスト118を検索し、当該ユーザのユーザIDと一致するユーザ毎カスタマイズ情報のレコードを探す。
そして、次のステップS1906で当該ユーザIDと一致するユーザ毎カスタマイズ情報が見つか否かを判断する。この判断の結果、当該ユーザIDと一致するユーザ毎カスタマイズ情報が見つからなかった場合、ユーザの登録削除オペレーションの処理を終了する。
一方、ステップS1906の判断の結果、当該ユーザIDと一致するユーザ毎カスタマイズ情報が見つかった場合、ステップS1907において当該レコードのユーザ毎カスタマイズ情報ファイル名1802のユーザ毎カスタマイズ情報ファイル119自体を削除する。これにより、そのユーザ毎カスタマイズ情報が削除されたことになる。
さらに、ステップS1908において、ユーザ毎カスタマイズ情報リスト118から、当該レコードを削除する。そして、ステップS1905のユーザ毎カスタマイズ情報リストの検索に戻り、当該ユーザの他のユーザ毎カスタマイズ情報を探す。こうして、そのユーザのユーザ毎カスタマイズ情報を全て削除し終えると、ユーザの登録削除オペレーションの処理を終了する。以上説明したように、ユーザの登録削除を行った場合に、全ての印刷装置上の当該削除ユーザのユーザ毎のカスタマイズ情報をも、自動的に削除するよう動作する。
前述した実施の形態によれば、例えばユーザが印刷装置を使用することが無くなった場合に、不要となる前記ユーザの保存ジョブやユーザ毎のカスタマイズ情報などが印刷装置内に無駄に格納されたままになってしまうことを防止することができる。例えば、使用される可能性が低くなったデータによって印刷装置内の記憶領域が圧迫されることを回避することができ、本当に保存が必要なデータのみを保存することが可能となり、印刷装置内の有限の記憶領域を有効に使用することができる。
また、無駄にユーザ情報を残さないのでセキュリティーを向上させることもできる。
なお、前記の第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、ユーザ登録を削除されたユーザの保存ジョブやユーザ毎カスタマイズ情報も同じタイミングで削除する例を示したが、同じタイミングでは削除せず、一定期間はそのまま残しておき、一定期間経過後にそのユーザが削除されたままであることを確認した上で本当に削除するようにしても良い。
これは、ユーザ管理情報のメンテナンスなどの目的で、全てのユーザを一旦削除してまた再登録し直す、などの作業をする際に不用意にデータが削除されるのを防止するのに、特に有効である。すなわち、管理者などがユーザ管理情報のメンテナンスをするときに、一旦削除して再登録するまでを一定時間内に行うようにすることにより、各ユーザのデータや情報が消えずにそのまま残る。
また、ユーザ登録削除後の一定期間そのまま残している間に、再印刷で使用されるなどアクセスが無かった場合にのみ、保存ジョブやユーザ毎カスタマイズ情報を本当に削除するようにしても良い。この場合、その保存ジョブなどは、削除されたユーザ以外のユーザからも使用されているので削除せずに残しておいた方が良いと判断され、一定期間にアクセスが無かったものは、今後特に必要が無いから削除しても良いと判断される。
(本発明に係る他の実施の形態)
前述した本発明の実施の形態における印刷装置を構成する各手段、すなわち、ユーザ情報保持手段、ユーザ登録削除手段、ユーザ情報記憶手段、ユーザ情報管理手段、印刷データ情報保持手段、印刷装置情報保持手段及びユーザ登録削除指示手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
また、印刷方法の各ステップ、すなわち、ユーザ情報保持工程、ユーザ登録削除工程、ユーザ情報記憶工程、ユーザ情報管理工程、印刷データ情報保持工程、印刷装置情報保持工程及びユーザ登録削除指示工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
具体的に、前記プログラムは、例えばCD−ROMのような記録媒体に記録し、或いは各種伝送媒体を介し、コンピュータに提供される。前記プログラムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。他方、前記プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネットの等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより前述した実施の形態における各機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して前述した実施の形態の各機能が実現される場合や、供給されたプログラムの処理の全て或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて前述した実施の形態における各機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。
第1の実施の形態の印刷装置の機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態のホストコンピュータの機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態の印刷システムのシステム構成例を示すブロック図である。 コマンドパケットの構成例を示す図である。 ジョブパケット生成部の動作手順を説明するフローチャートである。 ジョブパケット生成部の動作手順を説明するフローチャートである。 ジョブプリプロセッサ部の動作手順を説明するフローチャートである。 ジョブプリプロセッサ部の動作手順を説明するフローチャートである。 ユーザ認証表の一例を示す図である。 ジョブ読み出しテーブルの一例を示す図である。 ジョブ読み出しテーブルの一例を示す図である。 ジョブ読み出しテーブルの一例を示す図である。 保存ジョブリストの一例を示す図である。 オペレーション表の一例を示す図である。 保存ジョブファイルの構造の一例を示す図である。 情報管理部の処理開始の動作手順を説明するフローチャートである。 ユーザの登録追加、オペレーションの処理動作開始手順を説明するフローチャートである。 ユーザの登録削除、オペレーションの処理動作開始手順を説明するフローチャートである。 ユーティリティ部の行うユーザの登録削除処理を説明するフローチャートである。 ユーザ毎カスタマいす情報リストの一例を示す図である。 第2の実施の形態を示し、ユーザの登録削除、オペレーションの処理動作開始手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 第1の印刷装置
101 I/Fドライバ部(印刷装置)
102 論理チャネル制御部(印刷装置)
103 ジョブプリプロセッサ部
104 ジョブスプーラ
105 機器データベース部
106 PDLトランスレータ部
107 描画バッファ
108 描画部
109 プリンタエンジン部
110 情報管理部
111 ジョブ読み出しテーブル
112 UI制御部
113 操作パネル
114 ユーザ認証表
115 オペレーション表
116 保存ジョブリスト
117 保存ジョブファイル
118 ユーザ毎カスタマイズ情報リスト
119 ユーザ毎カスタマイズ情報ファイル
120 インターフェイス
150 ネットワーク
200 ホストコンピュータ
201 アプリケーション部
202 プリンタドライバ部
203 送信バッファ
204 I/Fドライバ部(ホストコンピュータ)
205 ユーティリティ部
206 論理チャネル制御部(ホストコンピュータ)
207 ジョブパケット生成部
210 インターフェイス
10001 第2の印刷装置
10002 第3の印刷装置

Claims (10)

  1. ユーザ認証が可能な印刷装置であって、
    登録されたユーザ情報を保持するユーザ情報保持手段と、
    前記ユーザ情報保持手段に保持されているユーザの登録処理または削除処理を行うユーザ登録削除手段と、
    前記ユーザ情報保持手段に保持されたユーザに係わる情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザに係わる情報を管理するユーザ情報管理手段とを有し、
    前記ユーザ情報管理手段は、前記ユーザの削除処理に応じて、前記削除するユーザに係わる情報を削除することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記登録されたユーザに係わる情報は印刷データを含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記ユーザ情報記憶手段は、前記印刷データとユーザ情報とを関連させて記憶することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷データと前記ユーザ情報とを関連させて保持する印刷データ情報保持手段を有することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  5. 前記ユーザ情報記憶手段は、前記ユーザ情報保持手段に保持されているユーザ毎のカスタマイズ情報を記憶し、
    前記ユーザ情報管理手段は、前記ユーザ登録削除手段が前記ユーザ情報保持手段に保持されているユーザの削除処理に応じて、前記削除ユーザのカスタマイズ情報を削除することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記ユーザ情報管理手段は、前記ユーザの削除を行ってから一定期間が経過してから、前記削除を行ったユーザに係わる情報を削除することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の印刷装置。
  7. 印刷すべきジョブを生成するためのホストコンピュータと、前記請求項1〜6の何れか1項に記載の印刷装置とを、通信回線を介して接続してなる印刷システムであって、
    前記ホストコンピュータが、前記回線を介して接続された全ての印刷装置の一覧を保持する印刷装置情報保持手段と、
    前記回線を介して接続された全ての印刷装置に対して、ユーザの登録または削除を指示するユーザ登録削除指示手段とを有することを特徴とする印刷システム。
  8. ユーザ認証が可能な印刷装置を用いて行う印刷方法であって、
    登録されたユーザ情報を保持するユーザ情報保持工程と、
    前記ユーザの登録処理または削除処理を行うユーザ登録削除工程と、
    前記ユーザ情報保持工程において保持されたユーザに係わる情報を記憶するユーザ情報記憶工程と、
    前記ユーザ情報記憶工程において記憶されたユーザに係わる情報を管理するユーザ情報管理工程とを有し、
    前記ユーザ情報保持工程において保持されたユーザの削除処理に応じて、前記削除するユーザに係わる情報を削除することを特徴とする印刷方法。
  9. ユーザ認証が可能な印刷装置を用いて行う印刷方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    登録されたユーザ情報を保持するユーザ情報保持工程と、
    前記ユーザの登録処理または削除処理を行うユーザ登録削除工程と、
    前記ユーザ情報保持工程において保持されたユーザに係わる情報を記憶するユーザ情報記憶工程と、
    前記ユーザ情報記憶工程において記憶されたユーザに係わる情報を管理するユーザ情報管理工程とを有し、
    前記ユーザ情報保持工程において保持されたユーザの削除処理に応じて、前記削除するユーザに係わる情報を削除する印刷方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 前記請求項9に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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