JP2009088650A - イメージセンサモジュールおよびイメージセンサモジュールの製造方法 - Google Patents

イメージセンサモジュールおよびイメージセンサモジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 レンズの焦点距離を確保しながら、イメージセンサと回路配線を高密度に実装する。
【解決手段】 イメージセンサモジュール100は、下面1bに回路配線3b有し、貫通孔部2が設けられたコア基板1と、下面1bと対向する上面4aに回路配線3cを有し、上面4a側であって貫通孔部2と対向する位置に凹部5が設けられたモジュール基板4とを有する。モジュール基板4の凹部5には、受光面を上にセンサ60が搭載され、センサ60が変換した電気信号を、回路配線3cを介して回路配線3bの回路配線に伝える導電部(バンプ7a,7b)を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、イメージセンサモジュールに係り、特にプリント配線板内にセンサが搭載されたイメージセンサモジュール及びその製造方法に関する。
CCD(Charge Coupled Device)、COMS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサには、撮影対象物から発した光を受光平面に結像させるためにレンズが取り付けられる。該レンズの焦点距離を確保するためにレンズとイメージセンサとの間の距離である実装高は、抵抗やコンデンサ等の他のチップ部品と比較して高くなることが多い。また、イメージセンサを載置したプリント配線板に、他のプリント配線板を重ねて多層化する場合、レンズに入射する撮像対象物の光を遮らないように、イメージセンサが載置されるプリント配線板の面の裏側に他のプリント配線板を重ねるため、イメージセンサを実装した多層プリント配線板は、さらに、実装高の高い構造となっている。
特許文献1には、コア基板およびモジュール基板に貫通孔部を設け、これらの貫通孔部を介して撮影対象物から発した光を受光する構造のイメージセンサモジュールが開示されている。このイメージセンサモジュールは、コア基板およびモジュール基板に設けられた貫通孔部がレンズを保持して焦点距離を確保する遮光筒の一部としての機能をはたしているため、イメージセンサを搭載する際の実装高を低くすることができる。
特開2000−357787号公報
しかし、特許文献1に開示されるような従来のイメージセンサモジュールでは、イメージセンサを低い実装高で実装することができるものの、イメージセンサを載置するモジュール基板上にコア基板の回路配線と電気的に接続する回路配線を配置することができないため回路配線の実装密度が低くなる。
例えば、小型化、薄型化が求められる携帯電子機器用カメラ等にイメージセンサモジュールを実装する場合、レンズの焦点距離を確保しながら実装高を低くして、かつ複数のプリント配線板を効率よく電気的に接続する高密度実装のイメージセンサモジュールの新たな構造を実現する必要がある。
本発明は、上述の事情を考慮してなされたものであり、レンズの焦点距離を確保しながら、イメージセンサと回路配線を高密度に実装するイメージセンサモジュールおよびイメージセンサモジュールの製造方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係るイメージセンサモジュールは、下面に第1の回路配線を有し、貫通孔部が設けられた第1の基板と、前記下面と対向する上面に第2の回路配線を有し、前記上面側であって前記貫通孔部と対向する位置に凹部が設けられた第2の基板と、受光面を上にして前記凹部の内部に搭載され、前記貫通孔部を介して受光した光を電気信号に変換するイメージセンサと、前記イメージセンサが変換した前記電気信号を第2の回路配線を介して第1の回路配線に伝える導電部とを具備することを特徴としている。
また、本発明に係るイメージセンサモジュールの製造方法は、貫通孔部を備え、かつ一方の面に第1の回路配線を有した第1の基板と、凹部を備え、かつ前記凹部側の面に第2の回路配線を有した第2の基板とを準備し、イメージセンサの端子と前記第2の回路配線とを電気的に接続する第1のバンプと、前記第2の回路配線と前記第1の回路配線とを電気的に接続する第2のバンプとを前記第2の基板の前記凹部側に形成し、前記イメージセンサを搭載する工程であって、前記凹部の内部に受光面を上にして、かつ前記端子を前記第1のバンプの先端に重ねて搭載し、前記貫通孔部を前記凹部に対向させ、かつ前記第2のバンプを前記第1の回路配線とに対向させて、前記第1の基板と前記第2の基板とを接合させることを特徴としている。
本発明によれば、レンズの焦点距離を確保しながら、イメージセンサと回路配線を高密度に実装することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(イメージセンサモジュール)
図1は本発明の実施の形態に係るイメージセンサモジュールの一例を示した模式図である。図1において、図1(a)は斜視図であり、図1(b)は図1(a)のA−A断面を示した図である。
本実施の形態において、イメージセンサモジュール100は、プリント配線板50と、センサ60と、レンズ13と、遮光筒14とから構成されている。以下、各構成要素について詳細に説明する。
プリント配線板50は、イメージセンサモジュール100の主基板としての役割を担うコア基板1と、センサ60が実装されるモジュール基板4とが、絶縁接着剤10で接着されたものである。
図2はコア基板1を示した図である。図2(a)は上面側から見た図であり、図2(b)は下面側から見た図である。また、図2(c)は図2(a)(b)におけるB−B断面を示した図である。図2に示すように、コア基板1は、上面1aと、この上面1aと反対側の面である下面1bとを有する。上面1aには複数の回路配線3aが設けられており、下面1bには複数の回路配線3bが設けられている。また、コア基板1における一部の回路配線3a,3bには回路配線3aと回路配線3bとを電気的に接続するための導電性のビア3A,3Bが設けられている。コア基板1の中央部には上面1aから下面1bにかけて貫通する貫通孔部2が設けられている。尚、本実施の形態において、コア基板1は第1の基板に、回路配線3aは第3の回路配線に、回路配線3bは第1の回路配線に、ビア3A,3Bは第1のビアにそれぞれ対応している。
図3はモジュール基板4を示した図である。図3(a)は上面側から見た図であり、図3(b)は下面側から見た図である。また、図3(c)は図3(a)(b)におけるC−C断面を示した図である。図3に示すように、モジュール基板4は、上面4aとこの上面4aと反対側の面である下面4bとを有する。上面4aには複数の回路配線3cが設けられており、下面4bには複数の回路配線3dが設けられている。また、モジュール基板4における一部の回路配線3c,3dには回路配線3cと回路配線3dとを電気的に接続するためのビア3C,3Dが設けられている。モジュール基板4の中央部には上面4a側に凹部5が設けられている。凹部5は後述するようにセンサ60が搭載される部分である。尚、本実施の形態において、モジュール基板4は第2の基板に、回路配線3cは第2の回路配線に、回路配線3dは第4の回路配線に、ビア3C,3Dは第2のビアにそれぞれ対応している。また、ビア3A,3B,3C,3Dの形状は、表裏の開口径がほぼ同一であるストレート形状、一端の開口径が他端の開口径よりも大きいテーパー形状等、いずれであってもよいが、モジュール全体の小型化を考えた場合、ビア3A,3Bの開口径が小さい方が、回路配線をより高密度化できる。また、ビア3A,3B,3C,3Dは、図1(a)に示すようにビア内壁面が導電材料で覆われていてもよいし、中央部に空隙があってもよい。
コア基板1の貫通孔部2とモジュール基板4の凹部5との関係は以下のようになっている。即ち、凹部5は貫通孔部2と対向する位置に設けられている。また、貫通孔部2の開口部の面積と凹部5の開口部の面積とは同等であることが好ましい。また、貫通孔部2の孔の中心位置と、凹部5の開口部の中心位置とは同軸上にあることが好ましい。このような構成にすることで後述するように貫通孔部2の部分が遮光筒の一部としての機能を良好に発揮する。また、凹部5の開口部の形状は、センサ本体6の断面の形状とほぼ同形状か凹部5の方が若干大きいことが好ましい。
絶縁接着剤10は、コア基板1とモジュール基板4とを機械的に接合する。絶縁接着剤10の材料としては、例えば、熱硬化可能な感光性絶縁材料が用いられる。
コア基板1とモジュール基板4とはバンプ7a,7b,7c,7dにより、電気的に接合されている。即ち、図1に示すように、バンプ7b,7cは、センサ端子6aと接続し、バンプ7a,7dはコア基板1の下面1bに設けられた回路配線3bと、モジュール基板4の上面4aに設けられた回路配線3cとを電気的に接続する。これにより、センサ60が受光した光を電気信号に変換し、その変換された信号はバンプ7b,7cを介して一旦モジュール基板4側の回路配線3cに伝送され、バンプ7a、7dを介してコア基板1側の回路配線3bに伝わる。このようにしてセンサ60が受光した光は信号に変換され、モジュール基板4からコア基板1へと伝送される。尚、本実施の形態において、バンプ7b,7cは第1のバンプに対応し、バンプ7a,7dは第2のバンプに対応している。
センサ60は、センサ本体6と、センサ本体6を保護する保護ガラス12と、センサ端子6aと、フレキシブル基材6bとから構成されている。センサ60は、例えばCCDもしくはCMOSである。センサ60は、レンズ13が受けた光を、保護ガラス12を介して受光し、この受光した光を電気信号に変換する。センサ端子6aのコア基板1側には絶縁材であるフレキシブル基材6bが積層されている。センサ60はセンサ端子6aの信号をフレキシブル基材6bからコア基板1への直接の伝送を妨げる役割を果たす。また、保護ガラス12は、センサ60の受光領域において透明であることが好ましい。即ち、センサ60の受光領域の波長において、透過率が高いことが好ましい。
遮光筒14は円筒形状を有し、一端が貫通孔部2と係合するように鉤状になっている。
遮光筒14はセンサ本体6にレンズ13からの入射光以外の不要な外光が入射するのを防止し、センサ本体6の感度を高める。
レンズ13は、遮光筒14の上述した一端とは反対側の他端の内部に設けられている。CCDやCMOS等のセンサでは、より広範囲の光を集光するためにレンズ13が設けられる。
次に、本発明の実施の形態の機能について説明する。イメージセンサモジュールは、レンズ13とセンサ本体6の受光面との間には所定の焦点距離(図1のL)を確保する必要がある。本実施の形態のイメージセンサモジュール100は、遮光筒14の長さM(図1(b)ではMはレンズ13から上面1aまでの長さを示している。)だけでなく、コア基板1の厚さNがそのまま焦点距離Lになっている。
換言すれば、貫通孔部2の部分が遮光筒の一部としての機能を発揮するため、所定の焦点距離Lを確保する場合において、その確保する要素としては遮光筒14の長さMのみでなく、コア基板1の厚さNを利用できる。従って、コア基板1の厚さNの分だけ遮光筒14の長さMを短くすることができ、イメージセンサモジュール100全体としての高さを低くすることが可能となる。
また、センサ本体6は、モジュール基板4の凹部5に搭載される。即ち、モジュール基板4の下面4b側にはセンサ本体6が露出しないこととなる。従って、センサ本体6と対向する下面4b側の領域にも他の電子部品等を実装することが可能となり、全体として高密度実装が可能となる。
以上のように、本実施の形態であるイメージセンサモジュール100の構成によれば、所定の焦点距離Lを確保しつつ、イメージセンサモジュール100全体として高密度実装を可能にできる。
(イメージセンサモジュールの製造方法)
次に、図4から図9を参照して、本実施の形態におけるイメージセンサモジュール100の製造方法を説明する。
図4は、本実施の形態におけるイメージセンサモジュール100の製造工程の流れを示すフローチャートである。本実施の形態におけるイメージセンサモジュール100の製造方法は、図4に示すように、基板準備工程と、導電部形成工程と、センサ搭載行程と、基板接合行程から構成される。以下、各工程を詳細に説明する。なお、各構成要素における構造の説明は既述の通りであり、重複するため省略する。
まず、本実施の形態におけるイメージセンサモジュール100の製造は、図2で示したコア基板1と、図3で示したモジュール基板4の2つの基板を準備する(基板準備工程,ステップS10)。
次に、モジュール基板4の上面4aに回路配線3cと電気的に接続したバンプ7a,7b,7c,7dを形成する(導電部形成工程,ステップS20)。
図5は、導電部形成工程を示した図である。この導電部形成工程は、まず、図5(a)に示すように、導電材料であるバンプペースト7eをモジュール基板4に塗布する。即ち、
熱で溶かしたバンプペースト7eを、バンプ印刷版8上に塗布し、へら9で塗り広げる。バンプ印刷版8には予め回路配線3cと電気的に接続させたい場所に対向するように開口部である孔8a,8b,8c,8dが設けられており、へら9によるバンプ印刷版8の塗り広げにより、バンプ印刷版8が孔8a,8b、8c、8dの各孔からモジュール基板4上に塗布される。
次に、図5(b)に示すように、塗布されたバンプペースト7eを円錐形状に変形させる。即ち、バンプ印刷版8の孔8a,8b,8c,8dからバンプペースト7eを塗布した状態では、未だバンプペースト7eは、モジュール基板4とバンプ印刷版8との双方に接着した状態となっている。そこで、このバンプペースト7eがモジュール基板4とバンプ印刷版8に接着した状態のままで、バンプ印刷版8をモジュール基板4の上面4aに対して鉛直方向に所定の速度で引き離す。このバンプ印刷版8の引き離しにより、バンプペースト7eは鉛直方向に応力がかかり、図5(b)に示すようにバンプペースト7eは引き伸ばされる。ここで、バンプペースト7eは、重力の関係から下側の端部であるモジュール基板4側よりも上側の端部であるバンプ印刷版8側の方が細くなる。
次に、図5(b)に示す状態でバンプペースト7eの熱を冷ますと、バンプペースト7eは固体化する。このとき、切断面D―Dで固体化したバンプペースト7eを切断すると、図5(c)に示すように円錐形状のバンプ7a,7b,7c,7dが形成される。
尚、図5(c)の状態の後に、後述するステップS40(基板接合工程)を効率よく実施できるように、予めモジュール基板4の上面4a上に絶縁接着剤10、及び凹部5の底面5a上に接着剤11を塗布しておくことが好ましい。図6は、モジュール基板4上に絶縁接着剤10と接着剤11とを塗布した図である。図6に示すように、バンプ7a,7b,7c,7dの先端が絶縁接着剤10を突き抜けるように塗布する。
ステップS20の導電部形成工程が終了すると、次に、接着剤11が塗布された凹部5の底面5aにセンサ本体6を載置する(センサ搭載工程,ステップS30)。図7は、センサ搭載工程を示した図である。モジュール基板4に設けられた凹部5の深さtは、該凹部5の深さtとバンプ7b(7c)高さbとの合計値がセンサ本体6の高さsよりも高くなるように、予め調整して設けられている。これにより、図7に示すように、センサ本体6を底面5a上に載置した場合、センサ端子6aがバンプ7b,7cの先端に接触する状態となる。これにより、センサ端子6aは凹部5から外側に向かう方向に高くなる一定の傾きを有した状態となる。
コア基板1の回路配線3bおよびバンプ7b,7cと圧着する際に、センサ端子6aの上部には、センサ本体6から基板内に引き込む方向に負荷が働く。そこで、センサ端子6aに一定の傾きを持たせ、かつセンサ端子6a内にフレキシブル基材6bを重ねることにより、コア基板1の回路配線3bおよびバンプ7b,7cと圧着する際にセンサ端子6aに発生する応力の負荷を低減することができる。
次に、コア基板1とモジュール基板4とを接合する(基板接合工程,ステップS40)。図8は、基板接合工程を示した図である。図8(a)に示すように、モジュール基板4の上面4aとコア基板1の下面1bとを対向させる。この際に貫通孔部2と凹部5とを位置合わせして対向させる。また、下面1b上の3bとバンプ7a,7dとを位置合わせして対向させる。図8(a)に示すようにモジュール基板4とコア基板1とを圧着して接合すると、回路配線3b,3c、バンプ7b,7c、センサ端子6aはそれぞれほぼ同時に圧着されて電気的に接続する。即ち、図8(b)に示すように、各センサ端子6aはバンプ7b,7cを介して回路配線3cに電気的に接続する。また、回路配線3bは、バンプ7a,7dを介して回路配線3cに電気的に接続する。これにより、センサ60が変換した信号はセンサ端子6aからバンプ7b,7cを介して一旦モジュール基板4上の回路配線3cに伝送され、バンプ7a,7cを介してコア基板1の回路配線3bに伝送される。
図9は、完成したイメージセンサモジュール100を示した断面図である。上述したステップS10〜ステップS40を経ると、図8(b)に示すようなイメージセンサモジュールの構造が得られる。そこで、図9に示すように、図8(b)のイメージセンサモジュールに対してレンズ13を保持する遮光筒14を実装する。尚、遮光筒14は図9に示したように一端が鉤形状を有し貫通孔部2に実装しやすいようにしてもよい。また、上面1a側には、チップ部品15aが実装されており、モジュール基板4の下面4b側にも他の実装部品であるチップ部品15aやチップ部品15bを実装できる。即ち、モジュール基板4の下面4bは、貫通孔部2や凹部5がないため全面に回路配線およびチップ部品を実装することができる。従って、全体として高密度実装が可能となる。
本実施の形態では、モジュール基板4に重ねるコア基板1に貫通孔2を設けることで、該貫通孔部2を介して撮像対象物の光を入射させる。それにより、本実施の形態のイメージセンサモジュール100は、遮光筒14の長さだけでなく、コア基板1の厚さNがそのまま焦点距離Lになっている。さらに、本実施の形態では、モジュール基板4に凹部5を設けて、該凹部5の底面にセンサ本体6を載置することで実装高を低くする。
その結果、本発明の実施の形態のイメージセンサモジュール100は、コア基板1の厚さNと凹部5の深さtの分だけ遮光筒14の長さを短くすることができ、イメージセンサモジュール100全体としての高さを低くすることが可能となる。
以上のように、本実施の形態であるイメージセンサモジュール100の構成によれば、所定の焦点距離Lを確保しつつ、イメージセンサモジュール100全体として高密度実装を可能にできる。
また、本体6のセンサ端子6aと、モジュール基板4の回路配線3cとをバンプ7を介して電気的に接続する構造を有するため製造工程が容易になり、また、これらの接続部は、コア基板1とモジュール基板4とに埋設された構造を有するため電気的な接続に関して妨害を受けることもない。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施の形態に係るイメージセンサモジュールの一例を示した模式図。 コア基板1を示した図。 モジュール基板4を示した図。 本実施の形態におけるイメージセンサモジュール100の製造工程の流れを示すフローチャート。 導電部形成工程を示した図。 モジュール基板4上に絶縁接着剤10と接着剤11とを塗布した図。 センサ搭載工程を示した図。 基板接合工程を示した図。 完成したイメージセンサモジュール100を示した断面図。
符号の説明
1:コア基板
1a:上面
1b:下面
2:貫通孔部
3A:ビア
3B:ビア
3C:ビア
3D:ビア
3a:回路配線
3b:回路配線
3c:回路配線
3d:回路配線
4:モジュール基板
4a:上面
4b:下面
5:凹部
5a:凹部底面
6:センサ本体
6a:センサ端子
6b:フレキシブル基材
6c:受光面
7a:バンプ
7b:バンプ
7c:バンプ
7d:バンプ
8:バンプ印刷版
8a:孔
8b:孔
8c:孔
8d:孔
9:へら
10:絶縁接着剤
11:接着剤
12:保護ガラス
13:レンズ
14:遮光筒
50:プリント配線板
60:センサ
100:イメージセンサモジュール
L:焦点距離
M:遮光筒の高さ
N:コア基板の厚さ
b:バンプの高さ
s:センサ本体の高さ
t:凹部の深さ

Claims (8)

  1. 下面に第1の回路配線を有し、貫通孔部が設けられた第1の基板と、
    前記下面と対向する上面に第2の回路配線を有し、前記上面側であって前記貫通孔部と対向する位置に凹部が設けられた第2の基板と、
    受光面を上にして前記凹部の内部に搭載され、前記貫通孔部を介して受光した光を電気信号に変換するイメージセンサと、
    前記イメージセンサが変換した前記電気信号を第2の回路配線を介して第1の回路配線に伝える導電部と
    を具備することを特徴とするイメージセンサモジュール。
  2. 前記導電部は、前記イメージセンサの端子と前記第2の回路配線とを電気的に接続する第1のバンプと、前記第2の回路配線と前記第1の回路配線とを電気的に接続する第2のバンプと、を有することを特徴とする請求項1記載のイメージセンサモジュール。
  3. 前記第1のバンプと前記第2のバンプは共に突起形状を有していることを特徴とする請求項2記載のイメージセンサモジュール。
  4. 前記イメージセンサモジュールは、前記貫通孔部に側面からの入射光を遮り、レンズを保持する遮光筒を更に具備することを特徴とする請求項3記載のイメージセンサモジュール。
  5. 前記第1の基板は、
    第1のビアと、
    前記第1の基板の上面に設けられ、前記第1のビアを介して前記第1の回路配線と電気的に接続された第3の回路配線と
    を更に具備することを特徴とする請求項4記載のイメージセンサモジュール。
  6. 前記第2の基板は、
    第2のビアと、
    前記第2の基板の下面に設けられ、前記第2のビアを介して前記第2の回路配線と電気的に接続された第4の回路配線と
    を更に具備することを特徴とする請求項4記載のイメージセンサモジュール。
  7. 貫通孔部を備え、かつ一方の面に第1の回路配線を有した第1の基板と、凹部を備え、かつ前記凹部側の面に第2の回路配線を有した第2の基板とを準備し、
    イメージセンサの端子と前記第2の回路配線とを電気的に接続する第1のバンプと、前記第2の回路配線と前記第1の回路配線とを電気的に接続する第2のバンプとを前記第2の基板の前記凹部側に形成し、
    前記イメージセンサを搭載する工程であって、前記凹部の内部に受光面を上にして、かつ前記端子を前記第1のバンプの先端に重ねて搭載し、
    前記貫通孔部を前記凹部に対向させ、かつ前記第2のバンプを前記第1の回路配線とに対向させて、前記第1の基板と前記第2の基板とを接合させることを特徴とするイメージセンサモジュールの製造方法。
  8. 前記凹部の深さは、
    前記凹部の内部に受光面を上にしてイメージセンサを搭載した際に、前記イメージセンサの端子が前記突起形状の導電部の先端に接触する深さであることを特徴とする請求項7に記載のイメージセンサモジュールの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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