JP2009087980A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】SOI構造を有する半導体装置において、基板と金属層との間の抵抗差を低減させることができる半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る半導体装置は、基板(低濃度基板11)と、基板上に形成された絶縁層(酸化膜12)と、絶縁層上に形成された活性層13と、基板の裏面に形成された金属層(金属薄膜15)と、を有し、基板と金属層はオーミック接触する、ことを特徴とする。基板と金属層をオーミック接触させることで、基板と金属層間の抵抗差を低減させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る半導体装置は、基板(低濃度基板11)と、基板上に形成された絶縁層(酸化膜12)と、絶縁層上に形成された活性層13と、基板の裏面に形成された金属層(金属薄膜15)と、を有し、基板と金属層はオーミック接触する、ことを特徴とする。基板と金属層をオーミック接触させることで、基板と金属層間の抵抗差を低減させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体装置に関し、特にSOI(Silicon On Insulator)構造を有する基板の裏面に金属薄膜が形成された半導体装置に関する。
従来より、支持基板と活性層との間に絶縁膜が形成されたSOI構造を有する半導体装置が知られている。SOI構造を用いたIC(Integrated Circuit)は、高耐圧化が容易であり、ラッチアップや外部から発生するサージに起因する誤動作が生じにくい。そのため、SOI構造を用いたICは、自動車の電子制御回路などに使用されている。
自動車等に搭載されるSOI構造のICでは、実装時の熱ストレスや動作時の高熱環境に耐えうるよう、半田によって基板がICパッケージ内のリードフレームにマウントされる。このような半田によるダイマウントは、接合が強固であり、繰り返し負荷される応力に対して耐性が良い。また、半田によるダイマウントは、熱導電性や電気導電性においても優れた特性を有している。これに対し、銀ペーストによるダイマウントでは、接合部に繰り返される温度変化により機械的ストレスが負荷されることで、銀ペーストの剥離やクラックが発生する。
半田によってダイマウントを行う場合には、ICの裏面に、リードフレームとの接合部となる金属薄膜を形成する必要がある。図11は、従来の半導体装置の構成を示す縦断面図である。低濃度基板111の上には、酸化膜112を介して活性層113が形成されている。低濃度基板111の酸化膜112が形成された面の対向面には、金属薄膜115が形成されている。金属薄膜115は、リードフレームと接合される接合面となる。このような半導体基板及びその製造方法については、例えば、特許文献1にも記載されている。
図12は、他の従来の半導体装置の構成を示す断面図である。低濃度基板121の上には、酸化膜122を介して活性層123が形成されている。活性層123の酸化膜122に接する面には、高濃度の不純物を含む高濃度層124が形成されている。このように、活性層123に高濃度層124を設けることにより、活性層123の低抵抗化を図るよう構成することがある。また、活性層123には、表面から酸化膜122に達する深いトレンチ123aが形成されている。トレンチ123aの内部には、絶縁材126が形成されている。トレンチ123a及び絶縁材126は、両側の活性層123を島状に分離するために設けられている。トレンチ123aを設けることで、高周波動作時においても、隣接する他の活性層123に流れる電流によって、活性層123に形成された半導体素子が誤動作しないよう構成することができる。
特開2001−230392号公報
しかしながら、図11に示す従来のSOI構造を有するICでは、金属薄膜は、低濃度のSi基板の裏面に形成される。そのため、金属薄膜とSi基板との接触面がショットキー接触となる。図13は、図11に示す従来の半導体装置におけるサージ電流の流れを示す図である。また、図13中には、半導体装置の等価回路についても示されている。等価回路において、活性層113と低濃度基板111によって挟まれた絶縁膜112は、コンデンサCとして示されている。また、低濃度基板111と金属薄膜115とはショットキー接触しているため、低濃度基板111と金属薄膜115との間の回路は、ショットキーバリアダイオードSBDとして示されている。
活性層113中には、トランジスタ等の回路素子(図示せず)が形成される。外来ノイズは、この回路素子を通して活性層113に流れ込み、サージ電流となる。ここで、半導体装置の外部で発生した外来ノイズ等により、低濃度基板111に金属薄膜115側から−側のサージ電流が発生すると、−側のサージ電流はショットキーバリアダイオードSBDの順方向に流れ、低濃度基板111側に流れ込む。一方、活性層113で発生した+側のサージ電流は、ショットキーバリアダイオードSBDに流れ込むが、ショットキーバリアダイオードSBDの逆耐圧方向となるため低濃度基板111から金属薄膜115に電流が流れにくい。このようなショットキー接触の整流効果により、低濃度基板111に次第に電荷が蓄積され、低濃度基板111の電位が上昇する。この結果、低濃度基板111の上方に形成された活性層113に形成された半導体素子の誤動作を招く、という問題がある。
図14は、図13に示す従来の他の半導体装置におけるサージ電流が流れる様子を示す図である。また、図14中には、従来の他の半導体装置の等価回路についても示されている。図14に示すように、低濃度基板121と金属薄膜125はショットキー接触しているため、低濃度基板121と金属薄膜125の接触抵抗は、ショットキーバリアダイオードSBDに等価することができる。活性層123側から発生した+側のサージ電流は、ショットキーバリアダイオードSBDの整流性により、金属薄膜125側に流れにくい状態となっている。ここで、酸化膜122の上には高濃度層124が形成されているため、+側で発生したサージ電流は、ショットキーバリアダイオードSBD側に流れ図に、隣接する活性層123側に流入しやすくなる。この結果、トレンチ123a及び絶縁材126によって分離されたはずの活性層123が、互いに影響を及ぼしあい、活性層123に形成された半導体素子が誤動作するという問題を有する。
本発明に係る半導体装置の一態様は、基板と、前記基板上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成された活性層と、前記基板の裏面に形成された金属層と、を有し、前記基板と前記金属層はオーミック接触する、ものである。
このように、基板と金属層をオーミック接触させることで、基板と金属層と間の接触抵抗を低減させ、接触面の整流性を低減させることができる。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法の一態様は、基板と、前記基板上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成された活性層と、を有する半導体装置の製造方法であって、前記基板の前記絶縁層が形成された面の対向面に、オーミック接触させるように金属層を形成する、ものである。
このように、基板にオーミック接触させるように金属層を形成することで、基板と金属層との間の接触抵抗を低減させ、接触面の整流性を低減させることができる。
本発明に係る半導体装置の一態様によれば、半導体装置の特性を向上させることができる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置10の一構成例を示す断面図である。本発明に係る半導体装置10は、基板(低濃度基板11)と、基板上に形成された絶縁層(酸化膜12)と、絶縁層上に形成された活性層13と、基板の裏面に形成された金属層(金属薄膜15)と、を有し、基板と金属層はオーミック接触する、ことを特徴とする。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置10の一構成例を示す断面図である。本発明に係る半導体装置10は、基板(低濃度基板11)と、基板上に形成された絶縁層(酸化膜12)と、絶縁層上に形成された活性層13と、基板の裏面に形成された金属層(金属薄膜15)と、を有し、基板と金属層はオーミック接触する、ことを特徴とする。
図1に示すように、第1の実施形態に係る半導体装置10は、低濃度基板11、酸化膜12、活性層13、高濃度層14、及び金属薄膜15を有している。低濃度基板11は、半導体基板であり、リン等の低濃度の不純物が含まれたシリコン基板である。低濃度基板11は、引き上げ法等によって形成することができる。低濃度基板11は、一般的に、不純物濃度が1×1015cm−3程度であり、条件的には1×1014〜1×1016cm−3程度であればよい。低濃度基板11は、裏面に高濃度層14が形成されている。高濃度層14は、低濃度基板11の他の部分に比べて、不純物濃度が高い。高濃度層14は、イオン注入によって高濃度のリンをドープすることにより形成することができる。ドーズ量は、1×10−15cm−2程度であり、エネルギ量は、数10keV程度である。
低濃度基板11の上には、酸化膜12が形成されている。酸化膜12は、例えばスチーム酸化法によって形成することができる。酸化膜12の膜厚は、低濃度基板11と活性層13との間の絶縁性を十分確保できる厚さに設定されている。酸化膜12は、絶縁できる電圧が5〜8MV/cm程度となるよう構成されている。酸化膜12の上には、活性層13が形成されている。活性層13には、イオン注入や薄膜形成などによって、半導体素子が形成されている(図示せず)。活性層13に形成された半導体素子は、例えば、アルミ配線等によって接続される。完成したICが自動車等に搭載される場合には、この活性層13に形成された半導体素子には、0〜10V程度の電圧が印加されることとなる。
低濃度基板11の高濃度層14側には、金属薄膜15が形成されている。ここで、高濃度層14の不純物濃度が1×1019cm−3以上であれば、低濃度基板11と金属薄膜15との接触は、オーミック接触となる。高濃度層14は、低濃度基板11と金属薄膜15とがショットキー接続しないよう設けられている。なお、ここでいうオーミック接触とは、必ずしも流れる電流と印加される電圧との関係が厳密な線形性を有していることを必要としない。また、ここで示すオーミック接触とは、低濃度基板11の電位変動が、活性層13に形成される半導体素子の誤動作に影響を及ぼさない程度の整流性を許容するものとする。例えば、この半導体装置10が自動車に搭載される場合にあっては、活性層13の半導体素子に5V程度の電圧が負荷される。このような場合には、低濃度基板11の電位変動を±10V程度とすれば、活性層13の半導体素子には誤動作が発生しないと考えられる。そのため、ここでは、低濃度基板11の電位変動を±10V程度とする低濃度基板11と金属薄膜15との接触を、オーミック接触と呼んでいる。
金属薄膜15は、蒸着又はスパッタによって形成することができる。金属薄膜15は、金属膜を積層することによって構成することができる。例えば、高濃度層14側から順に、第1層としてTi及び/又はCr等を堆積し、第2層にNi、第3層にAgを堆積させることで、金属薄膜15を形成することができる。
このように構成された半導体装置10は、図示しないリードフレームに半田によって接続されている。半導体装置10は、半田によってリードフレームに接続された状態で、図示しないパッケージによって外周が覆われている。このように構成された半導体装置10は、例えば自動車等の制御回路に搭載される。
次に、このように構成された半導体装置10の製造方法について説明する。図2は、第1の実施形態に係る半導体装置10の製造工程を示す図である。図2は、それぞれの半導体装置10にチップ化する前のウェハの製造工程を示している。
はじめに(a)低濃度不純物を含むシリコン基板を引き上げ法によって形成する。これにより、低濃度基板11が形成される。(b)低濃度基板11の第一面にイオン注入を行い、高濃度の不純物(例えば、リン)を注入する。これによって、低濃度基板11の第一面に所定の深さまで高濃度層14が形成される。高濃度層14の不純物濃度は、1×1019cmー3程度である。(c)そして、高濃度層14が、活性層13が接続される面と反対側となるよう、低濃度基板11を載置する。
一方、(d)ボロンを含むシリコン基板を引き上げ法により形成する。これにより、活性層13が形成される。ボロンの濃度は、1×1015cm−3程度である。(e)活性層13の表面に酸化膜12を形成する。この酸化膜12の形成には、例えば、スチーム酸化を用いることができる。酸化膜12は、低濃度基板11と活性層13との間の絶縁性を十分確保できる厚さに形成される。例えば、酸化膜12は、電気絶縁できる電圧/厚さが5〜8MV/cm程度になるよう形成される。
(f)ここで、(c)に示す低濃度基板11の高濃度層14とは反対側の面と、(e)に示す酸化膜12が形成された活性層13を貼り合わせる。(f)そして、アニールを行う。これにより、低濃度基板11と活性層13の接着が強固になる。(g)低濃度基板11と接する面の対向面から活性層13の表面の酸化膜12を研削又は研磨し、活性層13を露面させる。(g)低濃度基板11の裏面に、金属薄膜15を形成する。これにより、低濃度基板11と金属薄膜15は、オーミック接触する。
このように構成されたウェハは、ダイシング装置などによって個片化される。個片化されたチップは、リードフレームに半田によってマウントされる。半田によって、リードフレームと低濃度基板11を強固に接続することができる。なお、(g)に示される半導体装置では、半導体装置の側面にも酸化膜12が形成されているが、これは1つのウェハの外周に形成される酸化膜12を示しており、1つずつのチップ化された半導体装置の側面には酸化膜12は形成されていない。すなわち、(g)に示す外周が酸化膜12によって覆われた半導体装置を個片化することで、図1に示す半導体装置10が得られる。
なお、(e)の高濃度層14を形成する工程は、ウェハ製造の最終工程で行っても良い。この場合、活性層13と低濃度基板11が接合されたウェハの裏面を研削した後に、低濃度基板11の裏面に高濃度の不純物をイオン注入する。その後、金属薄膜15をスパッタ若しくは蒸着により形成する。このような構成としても、低濃度基板11と金属薄膜15はオーミック接触するため、本実施形態の効果を奏することができる。
図3は、第1の実施形態に係る半導体装置10において、サージ電流が流れる様子を示した図である。また、図3中には、半導体装置10の等価回路が示されている。活性層13と低濃度基板11によって挟まれた酸化膜12の寄生容量をコンデンサCとする。また、低濃度基板11と金属薄膜15はオーミック接触しているため、低濃度基板11と金属薄膜15との接触を抵抗Rとして示す。図3(A)に示すように、活性層13にはトランジスタ等の回路素子が形成される。この回路素子に、外来ノイズ等に起因して、活性層13から低濃度基板11に流れる+側のサージ電流が発生する。この+側のサージ電流は、抵抗Rを介して金属薄膜15に流れる。
一方、図3(B)に示すように、外来ノイズなどによって金属薄膜15に−側のサージ電流が発生する。金属薄膜15から低濃度基板11に流入した−側のサージ電流は、抵抗Rを介して活性層13側に流れる。このように、半導体装置10では、+側のサージ電流及び−側のサージ電流が抵抗Rを通って双方に流れることができる。この結果、低濃度基板11の蓄積電荷による電位上昇を低減することができる。
このように、本実施形態に係る半導体装置10は、低濃度基板11に高濃度層14を形成することで、低濃度基板11と金属薄膜15との間の接触抵抗を低減させることができる。これにより、基板電位の変動(上昇)を防止し、活性層13に形成された回路素子の誤動作を防止することができる。この結果、半導体装置10の特性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
図4は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置20の一構成例を示す縦断面である。図4に示すように、半導体装置20は、高濃度基板21、酸化膜12、活性層23、及び金属薄膜15を備えている。高濃度基板21は、半導体基板であり、リン等の不純物が含まれたシリコン基板である。高濃度基板21は、引き上げ法等によって形成することができる。高濃度基板21の不純物濃度は、1×1018cm−3以上とすることが好ましい。不純物濃度が1×1018cm−3以上であれば、金属薄膜15との接触が、4V以下の低い逆耐圧を有するオーミック接触となる。高濃度基板21に含まれる不純物は、種々用いることができる。例えば、不純物として、Sb、As、P及びBなどを用いることができる。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置20の一構成例を示す縦断面である。図4に示すように、半導体装置20は、高濃度基板21、酸化膜12、活性層23、及び金属薄膜15を備えている。高濃度基板21は、半導体基板であり、リン等の不純物が含まれたシリコン基板である。高濃度基板21は、引き上げ法等によって形成することができる。高濃度基板21の不純物濃度は、1×1018cm−3以上とすることが好ましい。不純物濃度が1×1018cm−3以上であれば、金属薄膜15との接触が、4V以下の低い逆耐圧を有するオーミック接触となる。高濃度基板21に含まれる不純物は、種々用いることができる。例えば、不純物として、Sb、As、P及びBなどを用いることができる。
なお、ここでいうオーミック接触とは、必ずしも流れる電流と印加される電圧との関係が厳密な線形性を有している必要はない。ここで示すオーミック接触とは、低濃度基板11の電位変動が、活性層13に形成される半導体素子の誤動作に影響を及ぼさない程度の整流性を許容するものとする。
酸化膜12は、活性層23と高濃度基板21との間の絶縁を確保できる厚さに形成されている。酸化膜12は、電気絶縁できる電圧/厚さが、5〜8MV/cm程度に構成されている。酸化膜12は、例えば、スチーム酸化によって構成される。通常では、酸化膜12中の不純物濃度は、高濃度基板21中の不純物濃度よりも低い。酸化膜12は、膜厚が1μmで500V程度の電気絶縁となる。
活性層23は、酸化膜12側に高濃度層24を有している。高濃度層24は、活性層23を低抵抗化させるために設けられている。活性層23には、活性層23の表面から酸化膜12に達するトレンチ23aが形成されている。トレンチ23aの内部には、絶縁材26が形成されている。トレンチ23a及び絶縁材26は、両側の活性層23を分割するために設けられている。すなわち、トレンチ23aは、活性層23を島状に分離するために設けられている。トレンチ23aを設けることにより、活性層23の素子を高周波で動作させる際にも、それぞれの活性層23間の動作を容易に分離させて制御することができる。
金属薄膜15は、高濃度基板21の酸化膜12が形成された面の対向面に形成されている。金属薄膜15は、金属膜を積層することによって構成することができる。例えば、高濃度層14側から順に、第1層としてTi及び/又はCr等を堆積し、第2層にNi、第3層にAgを堆積させることで、金属薄膜15を形成することができる。
次に、このように構成された半導体装置20の製造方法について説明する。図5は、第2の実施形態に係る半導体装置20の製造方法を示す図である。なお、図5は、チップ化される前のウェハの製造工程を示している。(a)はじめに、高濃度不純物を含むシリコン基板を、引き上げ法などによって形成する。これによって高濃度基板21が形成される。なお、高濃度基板21の不純物濃度は、1×1018cm−3程度である。(b)高濃度基板21の表面に、スチーム酸化などによって酸化膜12を形成する。通常、酸化膜12中の不純物濃度は、高濃度基板21の不純物濃度よりも低く、この酸化工程では、酸化と同時にシリコン中の高濃度不純物が酸化膜12中に取り込まれる。一方、(c)シリコン基板を引き上げ法によって生成する。これによって活性層23が形成される。活性層23は、不純物濃度が1×1014〜1×1016cm−3程度である。例えば、活性層23に濃度が1×e15cmー3のボロンを含むよう形成する。
(d)(b)に示す高濃度基板21と、(c)に示される表面に酸化膜12が形成された活性層23とを貼り合わせる。(e)アニールを行う。これにより、酸化膜12中の不純物が活性層23に熱拡散する。この結果、活性層23の酸化膜12側に高濃度層24が形成される。なお、高濃度層24の不純物濃度のピーク値は、高濃度基板21の不純物濃度のピーク値よりも低い。(g)そして、活性層23に、薄膜堆積やエッチングを繰り返し、半導体素子(図示せず)を形成する。半導体素子の形成には、イオン注入や酸化などの熱処理なども行われる。また、半導体素子の形成と同時に、活性層23に深いトレンチ23aを形成し、トレンチ23aの内部に絶縁部材を埋め込む。これによって、活性層23が島状に分離される。半導体素子やトレンチが形成された後に、アルミ配線を半導体素子に接続する。
更に、高濃度基板21の活性層23が形成された面の対向面の酸化膜12を研削する。これにより、活性層23が露面する。なお、より低接触抵抗を下げるためには、高濃度基板21の裏面をエッチングして鏡面状に加工してもよい。この面に金属薄膜15を蒸着若しくはスパッタによって形成する。これにより、金属薄膜15と高濃度基板21とがオーミック接触(非ショットキー接触)する。以上の工程により形成されたウェハはダイシング装置によって、個片化する。これによって、図3に示す半導体装置20が得られる。半導体装置20は、半田によって図示しないリードフレームにダイマウントされる。
ここで、酸化膜12中の不純物は、半導体製造工程中の熱処理によっても活性層23に熱拡散する。そのため、製造工程終了時において所望の不純物の分布を得るためには、高濃度基板21に含まれる不純物濃度と、それぞれの工程における熱処理の温度や時間を考慮すればよい。
図6〜11は、異なる不純物の種類や不純物濃度を有する高濃度基板21を用いた際の、深さ(μm)と不純物濃度(cm−3)との関係を示すシミュレーション結果である。なお、縦軸の不純物濃度は、対数(log)目盛りが付されている。図6は、高濃度基板21として、Sbが3×1018cm−3が含まれる基板を用いた際の、深さ(μm)と不純物濃度(cm−3)との関係を示すシミュレーション結果である。図6において、実線はSbの濃度を示し、一点破線はN型不純物とP型不純物の濃度差(Net)を示し、点線はBの濃度を示している。例えば、深さ4.00μmにおいて一点破線がほぼ0になっている箇所では、N型不純物とP型不純物は同じ濃度ずつ含まれていることとなる。図6に示すように、高濃度気基板21の有するSbが、酸化膜12を介して活性層23に熱拡散されたことが分かる。
図7は、高濃度基板21として、Sbが2×1019cm−3が含まれる基板を用いた際の、深さ(μm)と不純物濃度(cm−3)との関係を示すシミュレーション結果である。図7において、実線はSbの濃度を示し、一点破線はN型不純物とP型不純物の濃度差(Net)を示し、点線はBの濃度を示している。このように、図7に示す基板では、図6に示す基板よりも高濃度基板21に含まれるSbの濃度が高いため、高濃度基板21のSbが活性層23の表面側まで拡散していることが分かる。
図8は、高濃度基板21として、Asが2×1019cm−3が含まれる基板を用いた際の、深さ(μm)と不純物濃度(cm−3)との関係を示すシミュレーション結果である。図8において、実線はAsの濃度を示し、一点破線はN型不純物とP型不純物の濃度差(Net)を示し、点線はBの濃度を示している。このように、図8に示す基板では、図7に示す基板のSbの濃度と同じであるが、Asは活性層23の表面側まで拡散していないことがわかる。
図9は、高濃度基板21として、Bが7×1018cm−3が含まれる基板を用いた際の、深さ(μm)と不純物濃度(cm−3)との関係を示すシミュレーション結果である。図9において、実線はBの濃度を示し、一点破線はN型不純物とP型不純物の濃度差(Net)を示し、点線はPの濃度を示している。
このように、第2の実施形態に係る半導体装置20では、高濃度基板21に含まれる不純物の種類や濃度を選択することで容易に所望の不純物の濃度分布を得ることができる。
図10は、第2の実施形態に係る半導体装置20における、サージ電流が流れる様子を示す図である。なお、図10には、半導体装置20の等価回路が示されている。活性層23と高濃度基板21によって挟まれた酸化膜12の寄生容量をコンデンサCとする。また、高濃度基板21と金属薄膜15はオーミック接触しているため、低濃度基板11と金属薄膜15との接触を抵抗Rとして示す。図10(A)に示すように、回路素子等(図示せず)に負荷される電圧によって活性層13から高濃度基板21に+側のサージ電流が発生する。この+側のサージ電流は、高濃度基板21を介して金属薄膜15側に流れる。
一方、図10(B)に示すように、外来ノイズなどによって金属薄膜15側に−側のサージ電流が発生する。発生した−側のサージ電流は、抵抗Rを介して高濃度基板21側に流れる。このように、半導体装置20では、発生した+側のサージ電流及び−側のサージ電流を、抵抗Rを介して双方向に流すことができる。この結果、整流効果による高濃度基板21の電位変動を低減することができ、高濃度基板21の上に形成された半導体素子の誤動作を防止することができる。
このように、第2の実施形態に係る半導体装置では、第1の実施形態と同様に、活性層23に生じたサージ電流は高濃度基板21側に流すことができる。これにより、繰り返し発生するサージ電流による整流効果を低減させることができる。これによって、+側のサージ電流による回路素子の誤動作を防止することができ、半導体装置10の性能を向上させることができる。
従来の半導体装置では、低濃度基板の上に酸化膜が形成され、その上に高濃度層が形成されていた。このような従来の半導体装置では、高濃度層から低濃度層側に電流が流れにくく、高濃度層側に発生したサージ電流は、隣接する活性層23に流出してしまっていた。これに対し、本実施形態は、基板全体が高濃度になっているので、基板電位が変動しにくい。そのため、高濃度層24側に発生した+側のサージ電流は、隣接する活性層23に流出せず、高濃度基板21側に流れることとなる。これにより、SOI絶縁膜の容量Cを介した活性層23間の結合が低減されるので、高周波動作時でも活性層23間の分離が完全にできる。
ここで、比較例として、一般的な13Ωcmの基板を用い、本実施形態の効果について具体的に検証する。一般的な13Ωcmの基板では、基板の厚さを0.3mm、面積を3mm2とすると、1.3Ωの抵抗が寄生する。これに対し、本実施形態に係る半導体装置20では、0.1Ωの高濃度基板21を用いれば、寄生抵抗が10mΩとなり、一般的な基板に比べて十分寄生抵抗が低くなる。裏面側にコレクタやドレインをもつ、大面積の出力トランジスタでは、2mm2の面積があれば絶縁膜は70pFの寄生容量となる。半導体装置のテスト方法として用いられるEIAJ(Electronic Industries Association of Japan)による規格や、EOS(Electro-Optical Sampling)法といったESD耐量試験では、半導体装置に数百Vでピーク電流10数Aのサージが加えられる。
一般的な13Ωcmの基板の場合では、ピーク電流が10数A程度になり、1.3Ω×10A=10V程度の基板電位上昇が考えられる。この基板電位の上昇は、絶縁層によって分離されている隣接した活性層へ電気的な影響を与える。これに対し、本実施形態に係る0.1Ωの高濃度基板21を用いれば、半導体装置20に数百Vでピーク電流10数Aのサージが加えられ際の基板の電位変動を1V程度に抑えることができる。これにより、隣接する活性層23への電気的な影響を低減し、高周波動作においても隣接する活性層23を絶縁層26、酸化膜12によって電気的に分離することができる。
このように、第2の実施形態に係る半導体装置2は、高濃度基板21を用い、高濃度基板21の活性層23が形成されていない裏面に金属薄膜15を形成することにより、高濃度基板21の電位変動を防止することができる。これにより、基板の電位変動によって生じていた活性層23の素子の誤動作を防止することができる。
また、第2の実施形態に係る半導体装置20は、酸化膜12を介して高濃度基板21と活性層23を貼りあわせ、熱処理を行うことで、容易に活性層23に高濃度層24を形成することができる。従来の半導体装置においては、活性層23に高濃度層24を形成するためには、別工程でイオン注入を行っていた。これに対し、本実施形態は、熱処理を行うことにより、活性層23に高濃度層24を形成することができるため、従来の製造工程数を削減することができる。
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 半導体装置
11 低濃度基板
12 酸化膜
13 活性層
14 高濃度層
15 金属薄膜
20 半導体装置
21 高濃度基板
23 活性層
23a トレンチ
24 高濃度層
26 絶縁材
R 抵抗
C コンデンサ
11 低濃度基板
12 酸化膜
13 活性層
14 高濃度層
15 金属薄膜
20 半導体装置
21 高濃度基板
23 活性層
23a トレンチ
24 高濃度層
26 絶縁材
R 抵抗
C コンデンサ
Claims (19)
- 基板と、
前記基板上に形成された絶縁層と、
前記絶縁層上に形成された活性層と、
前記基板の裏面に形成された金属層と、
を有し、
前記基板と前記金属層はオーミック接触する
半導体装置。 - 前記基板は、高濃度基板によって構成される
請求項1記載の半導体装置。 - 前記活性層は、活性領域及び前記活性領域よりも不純物濃度が高い高濃度領域を有し、
前記高濃度領域は、前記活性層の前記絶縁層に接する面に形成されている
請求項2記載の半導体装置。 - 前記高濃度基板は、不純物濃度が1×1018cm−3以上である
請求項2又は3記載の半導体基板。 - 前記活性層は、前記絶縁膜まで達するトレンチを有し、
前記トレンチ内は絶縁層が形成されている
請求項2乃至4のうちいずれか1項に記載の半導体装置。 - 前記基板は、低濃度基板によって形成され、
前記低濃度基板は、前記金属層側に高濃度層が形成されている
請求項1記載の半導体装置。 - 前記低濃度基板は、不純物濃度が1×1014乃至1×1016cm−3であり、
前記高濃度層の不純物濃度は、当該不純物濃度より高い
請求項6記載の半導体装置。 - 前記高濃度層は、不純物濃度が1×1019cm−3以上である
請求項6又は7記載の半導体装置。 - 基板と、前記基板上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成された活性層と、を有する半導体装置の製造方法であって、
前記基板の前記絶縁層が形成された面の対向面に、オーミック接触させるように金属層を形成する
半導体装置の製造方法。 - 前記基板は、高濃度基板である
請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 前記高濃度基板は、不純物濃度が1×1018cm−3以上である
請求項10記載の半導体装置の製造方法。 - 前記絶縁層を介して前記高濃度基板と前記活性層を貼り合わせ、
熱処理によって前記活性層に不純物を拡散させる
請求項9乃至11のうちいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記絶縁層及び前記活性層は、
前記活性層を酸化して前記活性層の表面に前記絶縁層を形成し、
前記絶縁層が形成された前記活性層と前記高濃度基板とを貼り合わせ、
前記活性層が貼り合わされた面の対向面から前記活性層が露面するまで前記絶縁層を研磨することにより形成される
請求項9乃至12のうちいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記絶縁層及び前記基板は、
前記基板を酸化して前記基板の表面に前記絶縁層を形成し、
前記絶縁層が形成された前記基板と前記活性層とを貼り合わせ、前期基板の絶縁膜を除去し、
前記活性層が貼り合わされた面の対向面から前記活性層を研磨することにより形成される
請求項9乃至12のうちいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 低濃度基板の第1面に不純物を注入して高濃度層を形成し、
前記高濃度層の上に前記金属層を形成する
請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 前記絶縁層及び前記活性層は、
前記活性層を酸化して前記活性層の表面に前記絶縁層を形成し、
前記絶縁層が形成された前記活性層と前記低濃度基板とを貼り合わせ、
前記活性層が貼り合わされた面の対向面から前記活性層が露面するまで前記絶縁層を研磨することにより形成される
請求項15記載の半導体装置の製造方法。 - 前記絶縁層及び前記基板は、
前記基板を酸化して前記基板の表面に前記絶縁層を形成し、
前記絶縁層が形成された前記基板と前記活性層とを貼り合わせ、
前記活性層が貼り合わされた面の対向面から前記活性層を研磨することにより形成される
請求項15記載の半導体装置の製造方法。 - 前記低濃度基板は、不純物濃度が1×1014乃至1×1016cm−3であり、
前記高濃度層の不純物濃度は、当該不純物濃度より高い
請求項15記載の半導体装置の製造方法。 - 前記高濃度層は、不純物濃度が1×1019cm−3以上である
請求項15乃至18のうちいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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US12/232,006 US20090085150A1 (en) | 2007-09-27 | 2008-09-09 | Semiconductor device having silicon-on-insulator (SOI) structure and method of forming semiconductor device |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102010011753A1 (de) | 2009-03-31 | 2011-08-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Gangschaltvorrichtung |
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