JP2009087168A - コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム - Google Patents

コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】PC向けページの本来のレイアウトを維持しつつ、テキストを読む際の操作性を向上させることも可能な装置等を提供する。
【解決手段】コンテンツを解釈し、解釈結果に基づいてコンテンツの各ブロック要素の標準レイアウトを計算し、該標準レイアウトに基づいてブロック幅が表示画面の幅を超えるか否かを判定し、表示画面の幅を超えると判定されたブロック要素のインライン要素を表示画面の幅に基づいて折り返し、ブロック要素を表示画面の高さ方向に分割したセルを作成し、標準レイアウトにおけるブロック要素のレイアウトを参照してブロック要素から作成されたセルのレイアウトを計算し、セルが作成されたブロック要素のレイアウトを標準レイアウトから計算されたセルのレイアウトに変更し、標準レイアウト又は変更されたレイアウトに従ってインライン要素が表示されるようにレンダリングする装置を提供する。
【選択図】図6

Description

本発明は、コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラムに関連する。特に、PC(Personal Computer)等の比較的大きな表示画面での閲覧を想定して作成されたコンテンツを、携帯電話等の小さな表示画面を有する端末において、レイアウトを崩すことなく快適に閲覧できるようにレンダリングを行うコンテンツ表示装置等に関する。
ネットワーク上の情報を閲覧するための情報閲覧ソフトウェア(以下、「ブラウザ」と記す)が広く知られ実用に供されている。ブラウザには、ネットワーク上の情報(例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)等のマークアップ言語で記述された文書であるWebページ)を解釈し、その解釈結果に基づいて画面表示用データの生成(以下、「レンダリング」という)を行う機能が実装されている。ユーザはURI(Uniform Resource Identifier)を指定することによりブラウザ上で所望のWebページを閲覧することができる。このようなブラウザはPCのみならず、例えば携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)、情報家電等の様々な機器に搭載されている。
携帯電話は、PCと比して性能・機能が限定されているため、例えばモバイル機器向けのマークアップ言語(コンパクトHTML(Compact-HTML)やHDML(Handheld Device Markup Language)、MML(Mobile Markup Language)等)で記述されたWebページしか表示できなかったが、近年ではスペックの向上が著しく、PC向けのWebページ(以下、「PC向けページ」という)も表示することが可能なフルブラウザが搭載された携帯電話が実用化されている。
図1に示されるように、フルブラウザは、例えばXGA(eXtended Graphics Array)等の標準的な画面サイズのPCで閲覧した場合と同じレイアウト(以下、「標準レイアウト」という)でPC向けページWPを閲覧できるように構成されている。通常のWebページは、標準的な画面サイズのPCで閲覧されることを想定して製作されているため、標準レイアウトによってWebページを画面表示することにより、製作者が意図した画面表示が略忠実に再現される。しかし、携帯電話はQVGA(Quarter Video Graphics Array)等の小さな画面サイズをもつため、標準レイアウトでレンダリングした場合、携帯電話の表示領域R内に全体を表示しきれないブロック要素が数多く出てくる。このため、以下の弊害が指摘される。
例えば図1において、インライン要素としてテキストを含むブロック要素(以下、「テキスト要素」という)TやTは、PC用ディスプレイでの表示を想定して構成された要素であり、携帯電話のディスプレイの表示領域幅Wに収まらないブロック幅(ブロック要素の表示幅であり、テキスト要素の場合は、複数の文字列からなるテキストの一行一行の幅に相当)を有する。この場合、ユーザは、テキストを一行読む毎に画面を左右にスクロール操作する必要があるため、操作が煩雑となり、テキストをスムーズに読めないといった不便が生じる。
上記のような不都合を解消する技術の一つとして、PC向けページ中の全てのテキスト、オブジェクト等を携帯電話のディスプレイの表示領域幅に収まるようにレンダリングするものが、例えば下記特許文献1に開示されている。下記特許文献1によれば、ブラウザは、PC向けページ中の全てのテキスト、オブジェクト等が携帯電話のディスプレイの表示領域幅に収まるようにレイアウトし、当該PC向けページを該表示領域幅と同じ幅を有する縦長のページとしてレンダリングする。ユーザは、このようにレンダリングされたPC向けページを閲覧する際、画面を左右にスクロールさせる必要がないというメリットを享受することができる。
特開2007−4524号公報
ところが、上記特許文献1によれば、全てのテキスト、オブジェクト等が画面縦方向にレイアウトされるため、標準レイアウトとは全く異なる画面表示がレンダリングされることになる。従って、これでは、PC向けページ製作者はユーザに本来の意図を伝えることができず、ユーザも本来のPC向けページを快適に閲覧することができない。
また、PC向けページのレイアウトを保ちつつ、画面左右方向のスクロール操作を不要にするレンダリング方法として、例えばPC向けページの幅と、携帯電話のディスプレイの表示領域幅とを一致させるように当該PC向けページ全体を縮小表示するものが挙げられる。しかし、この場合、テキストの可読性やオブジェクトの視認性等が低下するといった不都合があり、望ましくない。
そこで、例えば図2に示されるように、テキスト要素T、Tのブロック幅が携帯電話のディスプレイの表示領域幅Wを超える場合、当該テキスト要素内のテキストを表示領域幅Wに収まるようにするように折り返してレンダリングし、他の要素はPCの場合と同じレイアウトでレンダリングする技術(以下、「テキスト幅最適化レンダリング」という)が提案され実用に供されている。
テキスト幅最適化レンダリングによれば、ユーザは、テキストを読む際に画面を左右にスクロールさせる必要がない。また、他の要素(図2ではインライン要素としてイメージのみを含むブロック要素(以下、「イメージ要素」という)I、I、I、I、インライン要素としてアンカーを含むブロック要素(以下、「アンカー要素」という)A、A、A、A、A、A、A)はPCで閲覧する場合と同じレイアウトでレンダリングされるため、PC向けページ全体として本来のレイアウトをある程度反映したものとなる。
しかし、このように、テキスト要素T、Tのテキストを携帯電話のディスプレイの表示領域幅Wに収まるように折り返した場合、図2に示されるように、これらのテキスト要素の右隣に大きな空白スペースが生じてしまい、バランスの悪いレイアウトとなる。また、テキスト要素Tが縦長のブロックとなるため、ページ全体のレイアウトも本来のレイアウトから大きく崩れたものとなる。更に、ユーザは、テキスト要素Tのテキスト全文を読む際に、上下(縦)方向の画面スクロールの操作を相当回数繰り返さなければならない。また、一度読んだ箇所を再度ディスプレイに表示させて閲覧したい場合に、上下方向の画面スクロールの操作を再び相当回数繰り返さなければなければならないこともあり得る。すなわち、テキスト幅最適化レンダリングでは、テキストを読む際の操作の煩雑さは依然として残っている。つまり、テキスト幅最適化レンダリングでは、テキストを読む際の操作性向上も、PC向けページのレイアウトの維持も十分に達成されない点が指摘される。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みて、PC向けページの本来のレイアウトを維持しつつ、テキストを読む際の操作性を向上させることが可能なコンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラムを提供することを課題としている。
上記の課題を解決する本発明の一態様に係る、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置は、表示画面と、コンテンツを解釈するコンテンツ解釈手段と、解釈結果に基づいて、表示画面よりも広い所定の大きさの表示領域にコンテンツの各ブロック要素を表示させるのに適した当該各ブロック要素の標準レイアウトを計算する標準レイアウト計算手段と、計算された標準レイアウトに基づいて、ブロック要素のブロック幅が表示画面の幅を超えるか否かを判定するブロック幅判定手段と、表示画面の幅を超えると判定されたブロック要素のインライン要素を表示画面の幅に基づいて折り返す折り返し手段と、ブロック要素を表示画面の高さ方向に分割したセルを作成するセル作成手段と、標準レイアウトにおけるブロック要素のレイアウトを参照して、ブロック要素から作成されたセルのレイアウトを計算するセルレイアウト計算手段と、セルが作成されたブロック要素のレイアウトを、標準レイアウトから計算されたセルのレイアウトに変更するレイアウト変更手段と、標準レイアウト、又は変更されたレイアウトに従ってブロック要素のインライン要素が表示されるようにレンダリングを行うレンダリング手段と、を備えたことを特徴とした装置である。
このように構成されたコンテンツ表示装置によれば、表示画面の幅を超えるブロック要素が当該幅に収まるセルに分割されるため、ユーザは、セル内の情報(例えばテキスト)を閲覧する際に画面を左右にスクロールする必要がなくなる。画面を左右にスクロールさせるのは別のセルに表示を移す時だけである。よって、例えばテキスト等を閲覧する際の操作負担が軽減され、結果、操作性向上が達成される。また、セル分割前の本来のブロック要素のレイアウトを参照することで、当該本来のブロック要素に近いレイアウトでセル群をレンダリングし、コンテンツ(又はブロック要素)のレイアウト維持を達成することもできる。
ここで、折り返し手段は、インライン要素の折り返し幅が表示画面の幅以下となるように当該インライン要素を折り返す構成であることが好ましい。
また、セル作成手段は、好ましくは、折り返されたインライン要素を、表示画面の高さと略一致する高さを有するセルに分割する。
また、セルレイアウト計算手段は、折り返されたインライン要素を有するブロック要素の標準レイアウトにおけるブロック幅と、当該ブロック要素から作成されたセルの幅とを比較して、ブロック幅に収まる範囲で幅方向に配列可能なセルの最大数を計算し、セルのレイアウトを、幅方向に並ぶセル数が最大数となるマトリクス状のレイアウトとする構成にすることが好ましい。
また、上記コンテンツ表示装置は、表示画面の幅を変更する表示画面幅変更手段を更に備えた構成としても良い。この構成におけるブロック幅判定手段は、表示画面の幅が変更されたとき、計算された標準レイアウトに基づいて、ブロック要素のブロック幅が当該変更後の表示画面の幅を超えるか否かを判定することとなる。
また、上記コンテンツ表示装置は、レンダリング手段でレンダリングされたブロック要素からなるコンテンツに対する操作を受け付ける操作手段を更に備えた構成としても良い。このようなコンテンツ表示装置は、例えばレンダリングされたセルと隣接する他のオブジェクトとの間に表示対象の無い空白スペースが存在するとき、該セルから該オブジェクトに画面スクロールするよう操作手段が入力を受け付けると、コンテンツ内の表示箇所を該セルから該オブジェクトにジャンプする。
また、上記コンテンツ表示装置は、レンダリング手段でレンダリングされたブロック要素からなるコンテンツに対する操作を受け付ける操作手段と、作成されたセルの各々に、前後関係にあるセルを指定するオブジェクトを埋め込むオブジェクト埋込手段とを更に備えた構成としても良い。このようなコンテンツ表示装置は、操作手段がオブジェクトを選択する入力を受け付けると、コンテンツ内の表示箇所を、当該オブジェクトで指定されたセルにジャンプする。
また、上記コンテンツ表示装置は、レンダリング手段でレンダリングされたブロック要素からなるコンテンツに対する操作を受け付けるためのキーが複数設けられた操作手段を更に備えた構成としても良い。このようなコンテンツ表示装置は、セルを表示中、操作手段の所定キーが押されると、コンテンツ内の表示箇所を、当該所定キーに対応する、前後関係にあるセル又はフォーカス対象となる要素にジャンプする。
また、上記コンテンツ表示装置は、作成されたセルがレイアウト時に、隣接する他のセルに干渉するよう突出するオブジェクトを有するか否かを判定する突出判定手段を更に備えた構成としても良い。このようなコンテンツ表示装置は、セルがオブジェクトを有すると判定した場合には、他のセル内でオブジェクトと干渉する領域に、何れのインライン要素も配置しないようレイアウトする。
また、折り返し手段は、好ましくは、表示画面の幅を超えると判定されたブロック要素のインライン要素を、当該ブロック要素の標準レイアウトにおけるブロック幅の1/n(nは自然数)となる折り返し幅で折り返すよう構成される。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係る、表示画面にコンテンツを表示するコンテンツ表示方法は、コンテンツを解釈するコンテンツ解釈ステップと、解釈結果に基づいて、表示画面よりも広い所定の大きさの表示領域にコンテンツの各ブロック要素を表示させるのに適した当該各ブロック要素の標準レイアウトを計算する標準レイアウト計算ステップと、計算された標準レイアウトに基づいて、ブロック要素のブロック幅が表示画面の幅を超えるか否かを判定するブロック幅判定ステップと、表示画面の幅を超えると判定されたブロック要素のインライン要素を表示画面の幅に基づいて折り返す折り返しステップと、ブロック要素を表示面画面の高さ方向に分割したセルを作成するセル作成ステップと、標準レイアウトにおけるブロック要素のレイアウトを参照して、ブロック要素から作成されたセルのレイアウトを計算するレイアウト計算ステップと、セルが作成されたブロック要素のレイアウトを、標準レイアウトから計算されたセルのレイアウトに変更するレイアウト変更ステップと、標準レイアウト、又は変更されたレイアウトに従ってブロック要素のインライン要素が表示されるようにレンダリングを行うレンダリングステップと、を含む方法として提供される。
このようなコンテンツ表示方法によれば、表示画面の幅を超えるブロック要素が当該幅に収まるセルに分割されるため、ユーザは、セル内の情報(例えばテキスト)を閲覧する際に画面を左右にスクロールする必要がなくなる。画面を左右にスクロールさせるのは別のセルに表示を移す時だけである。よって、例えばテキスト等を閲覧する際の操作負担が軽減され、結果、操作性向上が達成される。また、セル分割前の本来のブロック要素のレイアウトを参照することで、当該本来のブロック要素に近いレイアウトでセル群をレンダリングし、コンテンツ(又はブロック要素)のレイアウト維持を達成することもできる。
また、上記コンテンツ表示方法によれば、折り返しステップにおいて、インライン要素の折り返し幅が表示画面の幅以下となるように当該インライン要素を折り返すことが好ましい。
また、セル作成ステップにおいて、好ましくは、折り返されたインライン要素を、表示画面の高さと略一致する高さを有するセルに分割する。
また、セルレイアウト計算ステップにおいて、折り返されたインライン要素を有するブロック要素の標準レイアウトにおけるブロック幅と、当該ブロック要素から作成されたセルの幅とを比較して、ブロック幅に収まる範囲で幅方向に配列可能なセルの最大数を計算し、セルのレイアウトを、幅方向に並ぶセル数が最大数となるマトリクス状のレイアウトとすると良い。
また、上記コンテンツ表示方法は、表示画面の幅を変更する表示画面幅変更ステップを更に含む方法であり、表示画面の幅が変更されたとき、ブロック幅判定ステップにおいて、計算された標準レイアウトに基づいて、ブロック要素のブロック幅が当該変更後の表示画面の幅を超えるか否かを判定するようにしても良い。
また、上記コンテンツ表示方法は、レンダリングステップでレンダリングされたブロック要素からなるコンテンツに対する操作を受け付ける操作ステップを更に含む方法としても良い。ここで、レンダリングされたセルと隣接する他のオブジェクトとの間に表示対象の無い空白スペースが存在するとき、該セルから該オブジェクトに画面スクロールするよう操作ステップで入力を受け付けると、コンテンツ内の表示箇所を該セルから該オブジェクトにジャンプするようにする。
また、上記コンテンツ表示方法は、レンダリングステップでレンダリングされたブロック要素からなるコンテンツに対する操作を受け付ける操作ステップと、作成されたセルの各々に、前後関係にあるセルを指定するオブジェクトを埋め込むオブジェクト埋込ステップとを更に含む方法としても良い。そして、操作ステップでオブジェクトを選択する入力を受け付けると、コンテンツ内の表示箇所を、当該オブジェクトで指定されたセルにジャンプするようにする。
また、上記コンテンツ表示方法において、セルを表示中、レンダリングステップでレンダリングされたブロック要素からなるコンテンツに対する操作を受け付けるためのキーの中の所定キーが押されると、コンテンツ内の表示箇所を、当該所定キーに対応する、前後関係にあるセル又はフォーカス対象となる要素にジャンプするようにしても良い。
また、上記コンテンツ表示方法は、作成されたセルがレイアウト時に、隣接する他のセルに干渉するよう突出するオブジェクトを有するか否かを判定する突出判定ステップを更に含む方法としても良い。そして、セルがオブジェクトを有すると判定した場合には、他のセル内でオブジェクトと干渉する領域に、何れのインライン要素も配置しないようレイアウトすると良い。
また、折り返しステップにおいて、表示画面の幅を超えると判定されたブロック要素のインライン要素を、当該ブロック要素の標準レイアウトにおけるブロック幅の1/n(nは自然数)となる折り返し幅で折り返すようにしても良い。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係るコンテンツ表示プログラムは、上記コンテンツ表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
このようなコンテンツ表示プログラムによれば、表示画面の幅を超えるブロック要素が当該幅に収まるセルに分割されるため、ユーザは、セル内の情報(例えばテキスト)を閲覧する際に画面を左右にスクロールする必要がなくなる。画面を左右にスクロールさせるのは別のセルに表示を移す時だけである。よって、例えばテキスト等を閲覧する際の操作負担が軽減され、結果、操作性向上が達成される。また、セル分割前の本来のブロック要素のレイアウトを参照することで、当該本来のブロック要素に近いレイアウトでセル群をレンダリングし、コンテンツ(又はブロック要素)のレイアウト維持を達成することもできる。
本発明によれば、PC向けページの本来のレイアウトを維持しつつ、テキストを読む際の操作性を向上させることも可能なコンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラムが提供される。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、本明細書において用いられる用語について定義する。
・ネットワーク
キャリアの通信網、イントラネット、インターネット等を含む各種通信網
・コンテンツ
ネットワーク経由で伝送される、又は端末に格納されている、ユーザが閲覧する映像や画像、音声、文書、ワークシート等の情報、或いはそれらの組み合わせから構成される一纏まりの情報
・Webコンテンツ
コンテンツの一形態であり、ネットワーク経由で伝送される一纏まりの情報
・Webページ
Webコンテンツの一形態であり、ユーザがあるURIを指定したときに表示されるべき内容全体。すなわち、ディスプレイ上の画像をスクロールすることにより表示され得る内容全体。なお、Webページにはオンラインで閲覧されるものに限らず、オフラインで閲覧されるものも含まれる。オフラインで閲覧されるWebページには、例えばインターネット経由で伝送されてブラウザによりキャッシングされたページや、端末装置のローカルフォルダ等にmht形式で保存されたページ等が含まれる。Webページは、例えばHTML文書、イメージファイル、音声データ等の種々のデータ(Webページデータ)から構成される。
上記定義によれば、コンテンツはWebコンテンツを包含し、WebコンテンツはWebページを包含する。
次に、図3に、本発明の実施の形態の端末装置10の外観図を示す。また、図4に、端末装置10の構成をブロック図で示す。なお、本実施形態において端末装置10は携帯電話であるが、例えばPDAや、PHS(Personal Handy phone System)、携帯ゲーム機、家電等の、ブラウザを搭載した別形態の端末であって、PC用ディスプレイよりもピクセル数の少ないディスプレイを有する端末にも置換可能である。
図4に示されるように、端末装置10には、装置全体の制御を統括的に実行するCPU(Central Processing Unit)103が備えられている。CPU103にはバス119を介して各構成要素が接続されている。CPU103は、バス119を介して他の各構成要素とデータ通信を行うことにより各種機能を実現する。これらの構成要素には、ROM(Read-Only Memory)105、RAM(Random-Access Memory)107、ネットワークインタフェース109、ディスプレイ111、ユーザ入力デバイス113、およびフラッシュメモリ115等がある。なお、バス119はデータラインの他に電源ラインも備えている。CPU103を始めとする各構成要素には、図示しないバッテリから電源ラインを介して電源供給が行われる。
ROM105には各種プログラムやデータが格納されている。ROM105に格納されるプログラムには、例えばブラウザ50がある。ブラウザ50は、所定のマークアップ言語で記述されたオンライン又はオフラインのコンテンツを閲覧するための情報閲覧ソフトウェアであり、コンパクトHTML等で記述されたモバイル機器向けのWebページだけでなくPC向けページにも対応している。
RAM107は、例えばROM105に格納されている各種プログラムの展開先である。ROM105に格納されているプログラム(例えばブラウザ50)は、ユーザ入力デバイス113を用いたユーザ・オペレーション(以下、単に「ユーザ・オペレーション」と記す)にしたがって読み出され、RAM107のワークエリアに展開、実行される。これによりブラウザ50が起動して、ユーザはWebブラウジング、すなわちWebコンテンツを閲覧できるようになる。
なお、端末装置10には、ユーザ入力デバイス113として、5ウェイキー113a(上下左右の4つの方向キーと決定キーとから構成される複合キー)、テンキー113b等が設けられている。ユーザがこれらの操作キーを押すと、その押下キーに応じた信号がCPU103に入力される。そして、CPU103が入力信号に応じた処理を実行することにより、Webブラウジングを始めとする様々な機能が端末装置10で達成される。ユーザはWebブラウジング中、5ウェイキー113a又はテンキー113bの何れを操作しても閲覧中のWebページを画面スクロールさせることができる。
ここで、ユーザ入力デバイス113は5ウェイキー113a、テンキー113b等のメカニカルキーである必要がなく、メンブレンキーやタッチパネル等の別形態のキーで構成することも可能である。
ユーザ入力デバイス113をタッチパネルとした場合、操作キーに相当する操作画面は、ディスプレイ111と一体又は別個の画面で構成される。附言するに、前者の場合、ディスプレイ111そのものがタッチパネルで構成されることとなる。また、後者の場合、端末装置10はディスプレイ111と操作用タッチパネルの2画面構成となる。後者の場合において、更にディスプレイ111もタッチパネルで構成するか否かは、設計仕様に応じて適宜選択される。
上記タッチパネルの例によれば、画面上に配置された操作キーに対するペンタッチやフィンガータッチにより画面スクロール等の操作がなされるGUI(Graphical User Interface)環境が提供される。また、例えば、Webページ上を直接タッチすることにより、各種操作がなされるGUI環境を提供することも可能である。このようなGUI環境下では、例えばWebページ上の任意の位置をフィンガータッチした状態でタッチパネル面を上下左右になぞると、それに応じた画面スクロールが行われる(例えばタッチパネル面を上方向に指をなぞると、Webページが下方向にスクロールする)。すなわちこの場合、スタイラスや指等の動きに応じた画面スクロールがなされるため、より直感的な操作性がユーザに提供される。
また、ユーザ入力デバイス113はメカニカルキー、メンブレンキー、タッチパネル等の種々の形態のキーを適宜組み合わせた構成であっても良い。また、ユーザ入力デバイス113は、端末装置10本体と独立したコントローラで構成したものとしても良い。
更には、メカニカルキーやメンブレンキー、タッチパネル等以外の構成要素をユーザ入力デバイス113の一部として提供することも可能である。このような構成要素の一例として、ジャイロセンサ、加速度センサ、ジャークセンサ等が挙げられる。この場合、例えばCPU103がこれらのセンサの出力を監視して端末装置10本体の傾斜角度、角速度、加速度、躍度(加速度の時間変化率)等を測定し、その測定値に応じた画面スクロールがCPU103とブラウザ50との連係動作によって実現される。例えばユーザが端末装置10本体を上下左右に移動や傾斜をさせると、その移動方向や速度、傾斜角度等に応じた画面スクロールが行われる。このため、ユーザはWebページの表示領域をより直感的にスクロールさせることができる。
また、ディスプレイ111は、ユーザの視点からすると、端末装置10を図3の上下方向を天地に向けた状態でアスペクト比が例えば3:4、すなわち表示領域が縦長となる。また、その状態から端末装置10を当該紙面内で90度回転させると、アスペクト比が反転して4:3となり、その表示領域が横長となる。このようなディスプレイ111の姿勢は、CPU103がジャイロセンサ等の出力を監視することで検知可能である。ブラウザ50は、CPU103による検知結果に従って、そのときのディスプレイ111の姿勢に応じた(すなわち縦長、横長の表示領域それぞれに対応した)レンダリングを行ってWebページを表示させることができる。
また、図3の端末装置10は、一体形成されたハウジングでディスプレイ111とユーザ入力デバイス113を保持する所謂ストレート型の携帯電話であるが、例えば折り畳み型、回転2軸ヒンジ型、サイクロイド型、スイング型等の他の構造の携帯電話としても良い。附言するに、サイクロイド型やスイング型の携帯電話では、ディスプレイ111を保持するハウジングが、ユーザ入力デバイス113を保持するハウジングに対してディスプレイと平行な面内で例えば90度回転自在に構成される。そして、ディスプレイ111を90度回転させる毎に、ユーザ入力デバイス113に対して、ディスプレイ111が縦長又は横長の表示領域を有する状態となる(ここでは、ディスプレイ111がデフォルト位置にセットされている状態を「縦長の表示領域を有する状態」、当該デフォルト位置に対して90度回転された状態を「横長の表示領域を有する状態」という)。これらの構造の携帯電話では、ディスプレイ111の回転位置は、例えば内蔵スイッチのオン/オフやセンサ類の出力等で検知される。ブラウザ50は、内蔵スイッチのオン/オフやセンサ類の出力等に従って、そのときのディスプレイ111の回転位置に応じた(すなわち縦長、横長の表示領域それぞれに対応した)レンダリングでWebページを表示させることができる。
ここで、ブラウザ50の機能について説明する。図5を参照してブラウザ50の基本的な構成要素であるブラウザエンジン30について説明する。
図5は、ブラウザ50に含まれるブラウザエンジン30の機能ブロック図である。図5に示されるように、ブラウザエンジン30は、パーサ31、フォーマッタ33の各機能ブロックを含む。
ユーザ・オペレーションによりURIが入力されると(又はWebページ上のアンカーが選択されたことによりURIが指定され、或いは端末装置10内部にブックマークや履歴として保持されたURIが選択されると)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に準拠した、Webページ等のリソースを要求するリクエスト・メッセージが生成され、ネットワーク上の指定URIに送信される。次いで、指定URIに対応するサーバは、該リクエスト・メッセージに応じたレスポンス・メッセージを作成してブラウザ50に返信する。そして、レスポンス・メッセージは、ネットワークを経由してブラウザ50に届き、パーサ31に渡される。なお、このレスポンス・メッセージは、URIで指定されたHTML文書21がメッセージ・ボディに埋め込まれたものである。ここでは、HTML文書21は、図1や2と同じPC向けページWPの論理構造を記述したドキュメントとする。
パーサ31は、HTML文書21を解釈して、HTML文書21の論理構造がツリー構造で表現されたドキュメントツリー23を作成する。なお、ドキュメントツリー23は、HTML文書21の論理構造を表現するのみであり、ドキュメントの表現に関する情報までは含んでいない。
次いで、フォーマッタ33が、ドキュメントツリー23、タグ、スタイルシート等の情報に基づいてフォーマッティングを実行し、ディスプレイ111上の各要素のレイアウトを決定する。ここでフォーマッタ33が実行するフォーマッティングは、ブラウザ50の特徴的な処理であり、詳しくは後述する。フォーマッタ33は、次いで、決定されたレイアウトに基づいてレンダリングを実行し、描画データを作成する。そして次に、作成された描画データが、例えばRAM107のビデオメモリ領域に展開される。これにより、HTML文書21に記述されたWebページ、すなわちリクエストされたPC向けページWPがディスプレイ111に表示される。
なお、ブラウザ50は、種々の表示倍率や表示モードでWebページをレンダリングする機能を備えるが、本実施形態では、標準的な画面サイズのPCで閲覧した場合と同じレイアウト、すなわち標準レイアウトでPC向けページWPを閲覧できるように表示するレンダリングモード(詳細には、Webページを仮想のPCの画面サイズを設定して当該仮想画面サイズに合うように表示する、或いはWebページをマークアップランゲージに指定されたように等倍表示するようなレンダリングモード)に設定されている。すなわちPC向けページWPは、実際のディスプレイ111よりも大きな表示領域を想定してレンダリングされており、ディスプレイ111には、当該PC向けページWPの一部分だけが表示されることとなる。以下、このようなレンダリングモードでWebページをレンダリングして表示することを、説明の便宜上、「標準レイアウトで表示する」という。
ブラウザ50は、フォーマッタ33が実行するフォーマッティングにより、既述の問題点が改善されるようWebページをレンダリングすることができる。既述の問題点とは、すなわち、携帯電話等の画面サイズの小さい(ピクセル数の少ない)端末装置でPC向けページを標準レイアウトで表示したとき、当該PC向けページのテキストを読む際の操作性が悪い点、および当該操作性を改善しようとするとPC向けページの本来のレイアウトを維持できない点である。これらの問題点を解消するためにブラウザ50が実行するレンダリング処理をコンテンツレンダリング処理と称し、図6にフローチャートで示す。以下に説明するコンテンツレンダリング処理では、ブラウザ50は、図1や2と同じPC向けページWPについて処理を行うものとする。
図6に示されるように、ブラウザ50(より具体的にはフォーマッタ33)はフォーマッティングに際し、PC向けページWPの各ブロック要素に対して読み込んだ順にステップ1乃至8の処理を実行し(以下、明細書及び図面においてステップを「S」と略記)、全てのブロック要素をレンダリングした時点で(S9:YES)、コンテンツレンダリング処理を終了する。なお、端末装置10において、PC向けページWPの各要素は、コンテンツレンダリング処理中にレンダリングされるとディスプレイ111に逐次表示される。
図6のコンテンツレンダリング処理を詳細に説明すると、ブラウザ50は先ず、処理対象のブロック要素のブロック幅が表示領域幅Wを超えるか否かを判定する(S1)。そして、当該ブロック幅が表示領域幅Wを超える場合(S1:YES)、該ブロック要素に含まれるインライン要素が折り返し可能か否かを判定する(S2)。ここで、該ブロック要素がインライン要素として複数の文字やイメージを含む場合、当該インライン要素が折り返し可能と判定し(S2:YES)、処理をS3に進める。
また、該ブロック幅が表示領域幅W以下である場合(S1:NO)、又は該ブロック要素に含まれるインライン要素が折り返し可能でない(例えばインライン要素が一文字や単体のイメージからなる)場合(S2:NO)、当該ブロック要素については、標準レイアウトで閲覧する際にも画面を左右にスクロールさせるといった煩雑な操作が不要である、又はそもそも折り返しができない。よって、ブラウザ50は、当該ブロック要素に対してPC向けページWPの標準レイアウトに従ったレンダリングを行い(S8)、S9の処理に進む。そして、全てのブロック要素をレンダリングしていれば(S9:YES)、コンテンツレンダリング処理を終了する。また、レンダリングしていないブロック要素が残っていれば(S9:NO)、S1の処理に復帰して次の処理対象のブロック要素に対してS1乃至8の処理を実行する。
ここで、図1等に示されるように、PC向けページWPのブロック要素には、テキスト要素T、T、イメージ要素I、I、I、I、アンカー要素A、A、A、A、A、A、Aがある。テキスト要素T、Tは、ブロック幅が表示領域幅Wを超え、インライン要素として複数の文字からなるテキストを含む。このため、ブラウザ50は、テキスト要素T、Tを処理対象とする場合にはS1および2の何れの処理においても「YES」と判定し、コンテンツレンダリング処理をS3に進めることとなる。また、イメージ要素I〜Iはインライン要素として単体のイメージしか含まないため、ブラウザ50は、少なくともS2の処理で「NO」と判定し、S8の処理において標準レイアウトに従ってレンダリングすることになる。また、アンカー要素A〜Aはブロック幅が表示領域幅W以下であるため、ブラウザ50は、S1の処理で「NO」と判定し、S8の処理において標準レイアウトに従ってレンダリングすることになる。つまり、PC向けページWPの中でS3乃至7の処理が実行されるブロック要素は、テキスト要素TとTだけである。
すなわちブラウザ50は、テキスト要素T、Tに対して以下に説明するS3乃至S7の処理を実行することとなる。そしてS8の処理において、後述するように、テキスト要素T、Tに対してはS3乃至S7の処理の実行の結果として得られたレイアウトに従いレンダリングを行うこととなる。テキスト要素T、T以外のブロック要素に対しては、既述のように、PC向けページWPの標準レイアウトに従ってレンダリングを行うこととなる。
具体的には、ブラウザ50は、S2の処理に次いで、テキスト要素T、Tのテキストが表示領域幅Wに収まって表示されるよう、当該テキストの折り返し位置(折り返し幅)を計算する(S3)。ここでは、ブラウザ50は、テキストの各行の長さが例えば表示領域幅Wと同じになるように折り返し位置を計算する。また、各行が表示領域幅Wに若干満たない程度の長さとなるように折り返し位置を計算するようにしても良い。附言するに、折り返し位置は、各行が一定の長さとなるように一文字単位で計算しても良く、或いはワードラップにより一単語が2行に分割されないように計算しても良い。更には、CSS(Cascading Style Sheets)による定義に従って計算しても良い。なお、このとき、テキストの表示倍率あるいは文字サイズは変更しない。
S3の計算結果で得られた位置で折り返されたテキストをレンダリングすると、テキスト要素T、Tは、図2のテキスト要素T、Tと同じ縦長のブロックとなり、テキストの各行が最大でも表示領域幅Wに収まる長さとなる(図7(a)参照)。なお、図7は、図6のコンテンツレンダリング処理を説明するための図であり、ディスプレイ111に実際に表示される内容を示すものではない。
S3の処理でテキストの折り返し位置を計算することで、テキスト要素T、Tは、幅方向に関してはディスプレイ111に収まるように表示されることとなり、テキストを一行読む毎に画面を左右にスクロールさせる必要が無くなる点で、ユーザがテキストを読む際の操作性が向上する。しかし、既述のように、PC向けページWPの本来のレイアウトが十分には維持されず、また、ユーザがテキストを読む際に必要とされる画面上下方向のスクロール量が多くなる不都合もある。
しかしながら、本発明のブラウザ50は、これらの不都合を解消するように設計されている。すなわちブラウザ50は、更にS4以降の処理を実行することにより、テキストを読む際の操作性を向上させると共に、PC向けページWPの本来のレイアウトが維持されるようにレンダリングを行う。
S4の処理においてブラウザ50は、図7(a)に示す幅Wのテキスト要素T、T(すなわちS3の計算結果で得られた位置で折り返されたテキスト要素T、T内のテキスト)を高さ方向に関して複数のセルに分割する。詳細には、各セルの高さがディスプレイ111の表示領域高さHと略同じとなるようにテキスト要素T、Tを分割する。すなわちテキスト要素T、Tは、幅Wで高さHを有するセルに分割される。
但し、テキスト要素Tは、当該セルを満たすほどのテキスト量がなく、図7(a)の状態でも高さHに満たないため、図7(b)に示されるように、複数セルに分割されることなく単一のセルCとなる。また、セルCはテキスト量が少ないことからその高さをHにすると、セルCの下側領域に無駄な空白スペースが出来てしまう。よって、ブラウザ50は、当該空白スペースがなくなるようにセルCの高さをHよりも低くする。
また、テキスト要素Tは、図7(b)に示されるように、セルC21、セルC22、セルC23、セルC24、セルC25に分割される。但し、セルC25内には、当該セルを満たすほどのテキスト量がないため、セルC25はセルCと同様に、Hよりも低い高さに調整される。
次いで、ブラウザ50はテキスト要素T、Tに対して、複数のセルに分割されたか否かを判定する(S5)。テキスト要素Tに対しては、複数のセルに分割されていることから(S5:YES)、ブラウザ50は、本来のブロック幅(すなわち図1の状態でのブロック幅)とセル幅(すなわち幅W)とを比較して、画面左右方向(又は幅方向、或いは横方向)についてセルを幾つ並べられるかを計算する(S6)。詳細には、ブロック幅の値をセル幅の値で除算したときの商を横方向に並べるべきセル数(以下、「セル列数」という)とする。また、テキスト要素Tは複数のセルに分割されていないことから(S5:NO)、ブラウザ50は、テキスト要素Tに対しては、S5の処理を実行することなくセルCのレイアウトを決定する(S7)。附言するに、一番目のセルCは、その左上端の位置(すなわちテキストの開始位置)が、標準レイアウトした場合のテキスト要素T左上端(すなわち図1の状態でのテキスト要素Tの左上端)の位置と一致するようにレイアウトが決定される。
ブラウザ50は、テキスト要素Tに対してはS6の除算処理を行い、その結果として例えば「2」を得る。すなわちセル列数として「2」を得る。よって、ブラウザ50は、セルC21、セルC22、セルC23、セルC24、セルC25が二列に並ぶようにレイアウトを決定する(S7)。詳細には、セルC21を一行一列目に、セルC21の続きのテキストを有するセルC22を一行二列目に配置されるようにする。そして、セルC22の続きのテキストを有するセルC23を二行一列目に、セルC23の続きのテキストを有するセルC24を二行二列目に配置されるようにする。また更に、セルC24の続きのテキストを有するセルC25を三行一列目に配置されるようにする。附言するに、セルC21〜C25で構成されるテーブル(以下、「テキストテーブル」という)は、その左上端(換言するとセルC21の左上端)の位置がテキスト要素Tの本来の左上端(すなわち図1の状態でのテキスト要素Tの左上端)の位置と一致するようにレイアウトが決定される。
ブラウザ50は、既に説明したように、テキスト要素T、Tを処理対象としてS8の処理を実行する際には、S7の処理で決定したレイアウトでレンダリングを行い、これらのテキスト要素以外のブロック要素を処理対象としてS8の処理を実行する際には、PC向けページWPの本来のレイアウトに従ってレンダリングを行う。これにより、PC向けページWPは、テキスト要素T、T以外は標準レイアウトと略同じ図8に示されるレイアウトでレンダリングされる。
図8に示されるPC向けページWPにおいて、例えばテキスト要素Tに対応するテキストを読む際には、ユーザは先ず、画面スクロール操作を行ってディスプレイ111にセルC21を表示させ、当該セルC21内のテキストを読むこととなる。そして、セルC21内のテキストを読み終えると、画面を右にスクロールさせてディスプレイ111にセルC22を表示させ、当該セルC22内のテキストを読むこととなる。ユーザは、このような操作をセルC23、セルC24、セルC25に対しても行うことで、テキスト要素Tに対応するテキストの全文を読むことができる。
すなわちユーザは、単一のセル内のテキストを読む際には画面スクロール操作を行う必要がない。画面スクロール操作を行うのは、次のセルに表示を移すときだけである。つまり、テキストを読む際にユーザに要求される画面スクロール操作の回数は限られており、例えばテキストを一行読む毎に画面を左右にスクロールさせるといった煩雑な操作が不要である。また、テキストを読む際の画面スクロール量も限定的であり、例えば画面を上下方向に多量にスクロールさせる必要もない。
ここで、図6のコンテンツレンダリング処理でレンダリングされるテキストテーブルのレイアウトについて更に説明を加える。図8には、テキストテーブルのレイアウトについて説明するため、テキスト要素Tを標準レイアウトで表示した場合のレイアウト領域T’(すなわち図1におけるテキスト要素Tのレイアウト領域)が二点鎖線で示されている。
図8を参照してテキストテーブルのレイアウト領域C(すなわちセルC21〜C25がレイアウトされる領域)とレイアウト領域T’を比較すると、これらの領域は幅、高さ(換言すると、形状、大きさ)共に同等で、Webページ全体に対してレイアウトされている位置も同じである。すなわちテキストテーブルは、テキスト要素Tの本来のレイアウトを十分に維持した状態でレンダリングされている。このため、PC向けページWP上に、図2に示されるような、製作者が意図しない大きな空白スペースが出来ず、PC向けページWP自体も縦長にならない。
なお、図6のS6の除算処理で得た商をセル列数とする理由には、以下のものが挙げられる。すなわち、当該商を下回る数のセルを横方向に並べた場合、図2と同様にセルの右隣に大きな空白スペースが生じ、PC向けページのレイアウトが崩れてしまう。また、当該商を超える数のセルを横方向に並べた場合、レイアウト領域T’をはみ出す位置までセルがレイアウトされることになる。このとき、レイアウト領域T’に隣接して別のブロック要素がレイアウトされる場合、レイアウト領域T’からはみ出したセルが、当該別のブロック要素と干渉することになる。この場合、干渉部分のテキストの可読性やオブジェクトの視認性が低下する。よって、S6の除算処理で得た商を横方向に並べるべきセル数とすることにより、テキストテーブルの幅を標準レイアウト時のテキスト要素Tの幅に近付けつつも、セルの一部が他のブロック要素と干渉することを防止する。附言するに、レイアウト領域Cとレイアウト領域T’の幅方向のサイズ差は、最大でも幅W程度に抑えられる。
但し、所定の条件下では、図6のS6で求められたセル列数よりも1大きい数のセルを横方向に並べるようにしても良い。詳細には、例えば(1)本来のレイアウト領域(ここではレイアウト領域T’)に対するセルのはみ出し量がセル幅の半分以下に収まる、(2)はみ出した部分が何れのブロック要素にも干渉しない、の何れの条件も満たす場合には、セル列数よりも1大きい数のセルが横方向に並ぶようレイアウトを決定する。
以上が本発明の実施の形態である。本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。例えば図8によれば、ブラウザ50は各セルを左から順に配置しているが、例えば右から左に横書きされる言語(アラビア、ヘブライ語等)を想定して、右から順に配置することも可能である。
また、図8によれば、レイアウト領域Cとレイアウト領域T’の幅方向のサイズ差によって生じる空白スペースは、レイアウト領域T’中の右側の領域(セルC22やセルC24の右隣)に集中して形成される。別の実施の形態では、このような右隣の空白スペースを小さくするため、例えばセルC21とセルC22、セルC23とセルC24をそれぞれ間隔を空けて配置する。この場合、上記サイズ差で形成される空白スペースが、例えば、セルC22の右隣とセルC21とセルC22との間に分散されるため、一スペース当たりの大きさが小さくなって空白スペースが目立たなくなると共に、レイアウトのバランスが改善されるメリットがある。
また、図8によれば、テキストテーブルは、レイアウト領域T’内を左寄せでレイアウトされているが、別の実施の形態では、該レイアウト領域T’内を右寄せやセンタリングでレイアウトされるようにしても良い。右寄せの場合は、レイアウト領域T’中の左側の領域(セルC21、C23およびC25の左隣)が空白スペースとなり、センタリングの場合は、レイアウト領域T’中の左右の領域が空白スペースとなる。レイアウト領域T’内におけるテキストテーブルのアラインは、本来のレイアウトを忠実に再現する意味からすると、当該本来のレイアウトにおいてインライン要素(ここではテキスト要素T)がどのようにアライン指定されているかに応じて決定することが好ましい。
また、ユーザは、図8において例えばセルC22の次にイメージ要素Iを閲覧したい場合、画面を右スクロールさせる必要がある。しかし、セルC22とイメージ要素Iとの間の空白スペースを画面スクロールさせるのは冗長な操作である。そこで、別の実施の形態では、例えばセルC22表示時に5ウェイキー113aの右方向キーを押すと、その押下量(押下時間)に拘わらず、イメージ要素Iが表示される位置までジャンプする。すなわちブラウザ50は、画面右方向の擬似的なスクロールを行い、ディスプレイ111の表示をセルC22からイメージ要素Iに移す。
附言するに、ブラウザ50は、HTML文書のタグやスタイルシート、或いはビデオメモリ領域に展開される描画データ等を参照することで、PC向けページWP内の空白スペースの位置、大きさ、形状等を求める。上記例では、セルC22とイメージ要素Iとの間に空白スペースがあることを求め、その大きさ、形状等に基づいて、画面右方向の擬似的なスクロール量を決定する。このような実施形態によれば、有効な情報を含まない領域(ここではセルC22とイメージ要素Iとの間の空白スペース)がディスプレイ111に表示されず、より快適なWebブラウジングをユーザに提供することが可能となる。
また、ブラウザ50は、既述のように、ディスプレイ111の姿勢や回転位置に応じた(すなわち縦長、横長の表示領域それぞれに対応した)レンダリングでWebページを表示する。PC向けページWPが例えば図8のようにレンダリングされている状態で、ディスプレイ111を90度回転させて表示領域を横長に変えた時、ブラウザ50は、図6のコンテンツレンダリング処理を再度実行する。この場合、ディスプレイ111のアスペクト比が反転するため、表示領域幅がHとなり、表示領域高さがWとなる。
ここで、前回のコンテンツレンダリング処理のS1で「NO」(すなわちブロック幅が表示領域幅W以下である)と判定されたブロック要素は、表示領域幅Hが表示領域幅Wよりも広いことから、上記のように再度実行されるコンテンツレンダリング処理のS1においても当然、「NO」と判定されることになる。また、前回のS2で「NO」(すなわちインライン要素が折り返し可能でない)と判定されたブロック要素も、再度実行されるS2の処理において当然、「NO」と判定されることになる。つまり、前回のS1又はS2の何れかで「NO」と判定されたブロック要素は、今回も標準レイアウトに従ってレンダリングすることになる。従って、上記のようにディスプレイ111を回転させた後に再度実行されるコンテンツレンダリング処理では、前回のS1又はS2の何れかで「NO」と判定されたブロック要素については、前回のレンダリング結果を再利用する。これにより、CPU103の処理負担を軽減すると共にレンダリング速度が向上する効果が期待される。
また、ブラウザ50は、例えばPCに搭載されているブラウザと同様に、コンテンツを表示するウィンドウのサイズやフレーム境界の位置をドラッグ操作等で変更可能に設計されている。そして、ウィンドウのサイズやフレーム境界の位置が変更されたとき、コンテンツを表示する表示領域も変わるため、コンテンツレンダリング処理を再度実行する。
例えばウィンドウサイズ等が変更され、表示領域幅が前回と同じ若しくは前回よりも広げられた場合について説明する。この場合、再度実行されるコンテンツレンダリング処理では、上記の例(ディスプレイ111を回転させたときの例)と同様に理由により、前回のS1又はS2の何れかで「NO」と判定されたブロック要素については、前回のレンダリング結果を再利用することになる。従って、この場合もやはり、CPU103の処理負担を軽減すると共にレンダリング速度が向上する効果が期待される。
コンテンツの表示領域を変更する方法は、ディスプレイ111の姿勢や回転位置、ウィンドウサイズ、フレーム境界の位置の変更等に限らない。例えば本出願人が提供する「Smart Frame Operation」([平成19年10月検索]、インターネット(<http://jp.access-company.com/products/nf/pdf/NFv3.412_2006.pdf>)の機能によっても該表示領域を変更することができる。この場合も、上記の各例と同様に、再度実行されるコンテンツレンダリング処理において前回のレンダリング結果を再利用し、CPU103の処理負担軽減、およびレンダリング速度向上を達成することができる。
また、図9(a)に示す実施形態によれば、ブラウザ50は、各セル内のテキストの前後に、次に続くセルが存在することを示す情報(例えばセルC22内のテキスト前にある矢印アイコンa、当該テキスト後にある矢印アイコンa’等)を埋め込んで表示する。各矢印アイコンには、表示領域を指定する情報が含まれる。よって、例えばユーザがセルC22のテキストの続きを読みたい場合、矢印アイコンa’を選択操作するだけで、ディスプレイ111の表示を、当該矢印アイコンa’が指定する領域、すなわちセルC23にジャンプさせることができる。また、セルC22の前のテキストを参照したい場合には、矢印アイコンaを選択操作するだけで、ディスプレイ111の表示をセルC21にジャンプさせることができる。すなわち当該実施形態によれば、テキストテーブル内のテキストを読む際に、隣接するセルに表示を移すための僅かな量のスクロール操作さえも不要となり、テキストを読む際の操作性が更に向上する。
また、矢印アイコンの他の表示形態として例えば図9(b)に示すものも挙げられる。図9(b)の例によれば、矢印アイコンは、続きのテキスト(又は前のテキスト)を有するセルを指すように表示される。
また、更に別の実施の形態によれば、ブラウザ50は、セル表示中に5ウェイキー113aの方向キーが押されると、当該押下キーに対応するセルが存在するか否か判定する。そして、セルが存在すると判定した場合には、ディスプレイ111の表示をそのセルに移す。例えばセルC22表示中に上方向キーが押されると、ディスプレイ111の表示をセルC22の一つ前のセル、すなわちセルC21に移す。また、下方向キーが押されると、ディスプレイ111の表示をセルC22の次のセル、すなわちセルC23に移す。この場合も、テキストテーブル内のテキストを読む際に、隣接するセルへ表示を移すための僅かな量のスクロール操作さえも不要となり、矢印アイコンの例と同様に、テキストを読む際の操作性が向上する。なお、セルC25の次のセルは存在しないため、セルC25表示中に下方向キーが押された場合には、通常通り画面下方向へのスクロールが行われる。
また、ブラウザ50は、フォームやイメージ、アンカー要素等のフォーカス対象の位置に応じた画面スクロールやジャンプを行う構成としても良い。具体的には、図10において、アンカー要素A11にフォーカスが当てられている(アンカー要素A11が選択されている)状態で右方向キーが押されると、ブラウザ50は、セルC22全体が表示される位置までジャンプ(又は画面スクロールでも良い)すると共に、フォーカスをアンカー要素A14に移す。また、下方向キーが押されると、表示領域をジャンプすることなく、フォーカスをアンカー要素A13に移す。また、左又は上方向キーが押された場合、テキストテーブルの外側の領域までジャンプ又は画面スクロールする。詳細には、左方向キーが押されると、画面左端にアンカー要素A12が表示される位置までジャンプすると共にフォーカスを当該アンカー要素A12に移す。また、上方向キーが押されると、上方向には何れのフォーカス対象もないことから、フォーカス対象の位置に応じたジャンプや画面スクロールを行わず、その押下量に応じた画面上方向のスクロールを行う。
また、アンカー要素A13にフォーカスが当てられている状態で右方向キーが押されると、ブラウザ50は、セルC22全体が表示される位置までジャンプすると共にフォーカスをアンカー要素A14に移す。また、下方向キーが押されると、右方向キーの場合と同様に、セルC22全体が表示される位置までジャンプすると共にフォーカスをアンカー要素A14に移す。また、左方向キーが押されると、画面左端にアンカー要素A12が表示される位置までジャンプすると共にフォーカスを当該アンカー要素A12に移す。また、上方向キーが押されると、ジャンプや画面スクロールすることなくフォーカスをアンカー要素A11に移す。ここで、下方向キーが押された際にフォーカスをアンカー要素A13の下側に位置するアンカー要素A15でなくアンカー要素A14に移す理由として、セルC21のテキストの続きがセルC22にあることが挙げられる。すなわち下方向キーを押した時にセルC23よりもセルC22に移る方が、テキストの続きを読める点でユーザビリティが高いと云える。当然ながら、下方向キーが押された際に、セルC23全体が表示される位置までジャンプ又はスクロールすると共に、フォーカスをアンカー要素A15に移すように構成しても良い。
また、アンカー要素A14にフォーカスが当てられている状態で右又は下方向キーが押されると、ブラウザ50は、セルC22のテキストの続きがあるセルC23全体が表示される位置までジャンプすると共に、フォーカスをアンカー要素A15に移す。また、左又は上方向キーが押されると、セルC22の一つ前のセルC21全体が表示される位置までジャンプすると共に、フォーカスをアンカー要素A13に移す。なお、右方向キー(又は上方向キー)の場合には、その押下量に応じた画面右方向(又は画面上方向)のスクロールを行い、又はテキストテーブルの右側(又は上側)にあるフォーカス対象(例えばイメージ要素I(又はアンカー要素A3、4))が表示される位置までジャンプすると共にフォーカスを当該フォーカス対象に移し、テキストテーブルの外側(すなわちセルC23よりも右側(又は上側))が表示されるようにしても良い。この場合、5ウェイキー113a以外の特定キー(例えば5ウェイキー113aの右、上方向キーに対応するテンキー113bの「6」、「2」等)を押すことで、セルC22からセルC23又はC21に表示をジャンプさせることができる。
また、アンカー要素A15にフォーカスが当てられている状態で右又は下方向キーが押されると、ブラウザ50は、セルC23のテキストの続きがあるセルC24全体が表示される位置までジャンプする。また、左又は上方向キーが押されると、セルC23の一つ前のセルC22全体が表示される位置までジャンプすると共に、フォーカスをアンカー要素A14に移す。なお、左方向キーを押した場合には、上記例と同様に、その押下回数又は押下量に応じた画面左方向のスクロールを行い、又はフォーカス対象の位置に応じて表示をジャンプし、テキストテーブルの外側(すなわちセルC23よりも左側)が表示されるようにしても良い。
また、図11(a)に、左にアラインされ、右側にテキストが回り込むようにレイアウトされたイメージ要素Iを含むテキスト要素Tを示す。ここで、イメージ要素Iの幅は表示領域幅Wを超える。このため、図11(b)に示されるように、テキスト要素Tを表示領域幅Wのセルに分割(例えばセルC31、C32・・・に分割)した場合、イメージ要素Iは、リサイズされない限り、セルC31から突出することとなる。よって、分割後のセルをそのままレイアウトすると、イメージ要素Iの右側に突出した部分が右隣のセルC32のテキストと干渉する弊害が出てくる。
このような弊害をなくすため、別の実施の形態では、テキスト要素Tを分割する際にイメージ要素を含むセルを検知すると、当該イメージ要素の幅が表示領域幅Wを超えるか否かを判定する。ここでは、テキスト要素TからセルC31を分割する時に、表示領域幅Wを超える幅を持つイメージ要素Iが当該セルC31に含まれると判定される。次いで、イメージ要素Iの突出部分の位置、サイズ等を計算し、図11(c)に示されるように、その計算結果に応じたスペースI'を回り込むようにセルC22以降のテキストをレイアウトする。そして、図11(d)に示されるように、イメージ要素Iをイメージ要素I51とI52に分割し、各セルを行列方向にレイアウトしてレンダリングする。この場合、テキスト要素T内におけるテキストとイメージ要素Iとのレイアウトが良好に維持される。
また、本実施形態では、テキスト要素TやTのブロック高さが本来のレイアウトでは特に指定されていない前提で説明しているが、当該ブロック高さが指定されている場合には以下の弊害が生じ得る。
例えば図8に示されるように、セルC35は、図6のコンテンツレンダリング処理でテキスト要素T内のテキストが表示領域幅Wで折り返されていることから、高さ方向においてレイアウト領域C下端を超えてレイアウトされることになる。ここで、テキスト要素Tは、図6のコンテンツレンダリング処理の実行の有無に拘わらず、HTML文書21において本来指定されているブロック高さでレイアウトされるものとする。また、PC向けページWPにおいて、テキスト要素Tの直下に別のブロック要素がレイアウトされるものとする。この場合、セルC35が該別のブロック要素と干渉してレンダリングされ、セルC35内のテキストおよび当該別のブロック要素内の情報が閲覧し難くなってしまう。
このような問題を解消するため、ブラウザ50は、テキスト要素Tのブロック高さが指定されている場合であっても、当該高さを、テキストテーブルを構成する全てのセルが収まるように調整(拡張)する。これにより、セルC35と該別のブロック要素が干渉してレンダリングされるといった弊害がなくなる。
また、例えばレイアウト領域T’の幅が600ピクセルでセル幅Wが240ピクセルとなる場合、図12(a)のように、セル列数「2」でセルがレイアウトされてレンダリングされることになる。この場合、レイアウト領域Cとレイアウト領域T’の幅方向のサイズ差により、レイアウト領域T’中の右側の領域に120ピクセルの空白スペースが出来る(すなわち図8の例と同様に空白スペースが出来る)。別の実施の形態では、このような空白スペースを無くし、テキスト要素Tの本来のレイアウトをより忠実に再現することが可能である。
すなわち別の実施の形態によれば、ブラウザ50は、図6のS3乃至7の処理に代替して、レイアウト領域T’の幅と表示領域幅Wとを比較する。そして、セル幅が、表示領域幅WのN%以上で且つレイアウト領域T’の幅の1/n(nは自然数)となるようにテキスト要素Tのインライン要素の折り返し位置を計算する。そして、該計算結果を用いて折り返されたインライン要素を複数セルに分割し、各セルのレイアウトを決定する。
例えばn=3の場合、図12(b)に示すように、幅200ピクセルのセルが三列に並ぶようにレイアウトされることになる。この場合、レイアウト領域T’とレイアウト領域Cの幅、すなわちテキスト要素Tの本来のブロック幅とテキストテーブルの幅が同じとなるため、各セルがより忠実な再現性でレイアウトされていると云える。なお、セル幅を表示領域幅Wに対して狭く設定し過ぎると、各セル内のインライン要素の閲覧性(テキストの可読性やオブジェクトの視認性等)が低下する弊害が生じる。該実施の形態では、このような弊害を避けるため、セル幅が表示領域幅WのN%以上となるようにインライン要素の折り返し位置を計算している。
PC向けページを表示可能な従来のフルブラウザを説明するための図である。 従来のテキスト幅最適化レンダリングを説明するための図である。 本発明の実施の形態の端末装置の外観を示した図である。 本発明の実施の形態の端末装置の構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態のブラウザに含まれるブラウザエンジンの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態においてブラウザが実行するコンテンツレンダリング処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態のコンテンツレンダリング処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態のコンテンツレンダリング処理を実行することで表示されるPC向けページである。 矢印アイコンの実施の形態を説明するための図である。 フォーカス対象の位置に応じたジャンプや画面スクロールを説明するための図である。 テキスト要素にイメージ要素が含まれる際のコンテンツレンダリング処理を説明するための図である。 テキストテーブルの幅がブロック要素の本来のブロック幅に合うように処理する実施の形態を説明するための図である。
符号の説明
10 端末装置
30 ブラウザエンジン
50 ブラウザ
103 CPU
105 ROM
107 RAM
109 ネットワークインタフェース
111 ディスプレイ
113 ユーザ入力デバイス
115 フラッシュメモリ
119 バス

Claims (21)

  1. コンテンツを表示するコンテンツ表示装置において、
    表示画面と、
    前記コンテンツを解釈するコンテンツ解釈手段と、
    前記解釈結果に基づいて、前記表示画面よりも広い所定の大きさの表示領域に前記コンテンツの各ブロック要素を表示させるのに適した当該各ブロック要素の標準レイアウトを計算する標準レイアウト計算手段と、
    前記計算された標準レイアウトに基づいて、前記ブロック要素のブロック幅が前記表示画面の幅を超えるか否かを判定するブロック幅判定手段と、
    前記表示画面の幅を超えると判定されたブロック要素のインライン要素を前記表示画面の幅に基づいて折り返す折り返し手段と、
    ブロック要素を前記表示画面の高さ方向に分割したセルを作成するセル作成手段と、
    前記標準レイアウトにおけるブロック要素のレイアウトを参照して、前記ブロック要素から作成されたセルのレイアウトを計算するセルレイアウト計算手段と、
    前記セルが作成されたブロック要素のレイアウトを、前記標準レイアウトから前記計算されたセルのレイアウトに変更するレイアウト変更手段と、
    前記標準レイアウト、又は変更されたレイアウトに従って前記ブロック要素のインライン要素が表示されるようにレンダリングを行うレンダリング手段と、
    を備えたこと、を特徴とするコンテンツ表示装置。
  2. 前記折り返し手段は、前記インライン要素の折り返し幅が前記表示画面の幅以下となるように当該インライン要素を折り返すこと、を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ表示装置。
  3. 前記セル作成手段は、前記折り返されたインライン要素を、前記表示画面の高さと略一致する高さを有するセルに分割すること、を特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載のコンテンツ表示装置。
  4. 前記セルレイアウト計算手段は、前記折り返されたインライン要素を有するブロック要素の前記標準レイアウトにおけるブロック幅と、当該ブロック要素から作成されたセルの幅とを比較して、前記ブロック幅に収まる範囲で幅方向に配列可能なセルの最大数を計算し、前記セルのレイアウトを、前記幅方向に並ぶセル数が前記最大数となるマトリクス状のレイアウトとすること、を特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のコンテンツ表示装置。
  5. 前記表示画面の幅を変更する表示画面幅変更手段を更に備え、
    前記ブロック幅判定手段は、前記表示画面の幅が変更されたとき、前記計算された標準レイアウトに基づいて、前記ブロック要素のブロック幅が当該変更後の表示画面の幅を超えるか否かを判定すること、を特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のコンテンツ表示装置。
  6. 前記レンダリング手段でレンダリングされたブロック要素からなる前記コンテンツに対する操作を受け付ける操作手段を更に備え、
    レンダリングされた前記セルと隣接する他のオブジェクトとの間に表示対象の無い空白スペースが存在するとき、該セルから該オブジェクトに画面スクロールするよう前記操作手段が入力を受け付けると、前記コンテンツ内の表示箇所を該セルから該オブジェクトにジャンプすること、を特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のコンテンツ表示装置。
  7. 前記レンダリング手段でレンダリングされたブロック要素からなる前記コンテンツに対する操作を受け付ける操作手段と、
    前記作成されたセルの各々に、前後関係にあるセルを指定するオブジェクトを埋め込むオブジェクト埋込手段と、を更に備え、
    前記操作手段が前記オブジェクトを選択する入力を受け付けると、前記コンテンツ内の表示箇所を、当該オブジェクトで指定されたセルにジャンプすること、を特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のコンテンツ表示装置。
  8. 前記レンダリング手段でレンダリングされたブロック要素からなる前記コンテンツに対する操作を受け付けるためのキーが複数設けられた操作手段を更に備え、
    前記セルを表示中、前記操作手段の所定キーが押されると、前記コンテンツ内の表示箇所を、当該所定キーに対応する、前後関係にあるセル又はフォーカス対象となる要素にジャンプすること、を特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のコンテンツ表示装置。
  9. 前記作成されたセルがレイアウト時に、隣接する他のセルに干渉するよう突出するオブジェクトを有するか否かを判定する突出判定手段を更に備え、
    前記セルが前記オブジェクトを有すると判定した場合には、前記他のセル内で前記オブジェクトと干渉する領域に、何れのインライン要素も配置しないようレイアウトすること、を特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載のコンテンツ表示装置。
  10. 前記折り返し手段は、前記表示画面の幅を超えると判定されたブロック要素のインライン要素を、当該ブロック要素の前記標準レイアウトにおけるブロック幅の1/n(nは自然数)となる折り返し幅で折り返すこと、を特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載のコンテンツ表示装置。
  11. 表示画面にコンテンツを表示するコンテンツ表示方法において、
    前記コンテンツを解釈するコンテンツ解釈ステップと、
    前記解釈結果に基づいて、前記表示画面よりも広い所定の大きさの表示領域に前記コンテンツの各ブロック要素を表示させるのに適した当該各ブロック要素の標準レイアウトを計算する標準レイアウト計算ステップと、
    前記計算された標準レイアウトに基づいて、前記ブロック要素のブロック幅が前記表示画面の幅を超えるか否かを判定するブロック幅判定ステップと、
    前記表示画面の幅を超えると判定されたブロック要素のインライン要素を前記表示画面の幅に基づいて折り返す折り返しステップと、
    ブロック要素を前記表示面画面の高さ方向に分割したセルを作成するセル作成ステップと、
    前記標準レイアウトにおけるブロック要素のレイアウトを参照して、前記ブロック要素から作成されたセルのレイアウトを計算するレイアウト計算ステップと、
    前記セルが作成されたブロック要素のレイアウトを、前記標準レイアウトから前記計算されたセルのレイアウトに変更するレイアウト変更ステップと、
    前記標準レイアウト、又は変更されたレイアウトに従って前記ブロック要素のインライン要素が表示されるようにレンダリングを行うレンダリングステップと、を含む、コンテンツ表示方法。
  12. 前記折り返しステップにおいて、前記インライン要素の折り返し幅が前記表示画面の幅以下となるように当該インライン要素を折り返す、請求項11に記載のコンテンツ表示方法。
  13. 前記セル作成ステップにおいて、前記折り返されたインライン要素を、前記表示画面の高さと略一致する高さを有するセルに分割する、請求項11又は請求項12の何れかに記載のコンテンツ表示方法。
  14. 前記セルレイアウト計算ステップにおいて、前記折り返されたインライン要素を有するブロック要素の前記標準レイアウトにおけるブロック幅と、当該ブロック要素から作成されたセルの幅とを比較して、前記ブロック幅に収まる範囲で幅方向に配列可能なセルの最大数を計算し、前記セルのレイアウトを、前記幅方向に並ぶセル数が前記最大数となるマトリクス状のレイアウトとする、請求項11から請求項13の何れかに記載のコンテンツ表示方法。
  15. 前記表示画面の幅を変更する表示画面幅変更ステップを更に含み、
    前記表示画面の幅が変更されたとき、前記ブロック幅判定ステップにおいて、前記計算された標準レイアウトに基づいて、前記ブロック要素のブロック幅が当該変更後の表示画面の幅を超えるか否かを判定する、請求項11から請求項14の何れかに記載のコンテンツ表示方法。
  16. 前記レンダリングステップでレンダリングされたブロック要素からなる前記コンテンツに対する操作を受け付ける操作ステップを更に含み、
    レンダリングされた前記セルと隣接する他のオブジェクトとの間に表示対象の無い空白スペースが存在するとき、該セルから該オブジェクトに画面スクロールするよう前記操作ステップで入力を受け付けると、前記コンテンツ内の表示箇所を該セルから該オブジェクトにジャンプする、請求項11から請求項15の何れかに記載のコンテンツ表示方法。
  17. 前記レンダリングステップでレンダリングされたブロック要素からなる前記コンテンツに対する操作を受け付ける操作ステップと、
    前記作成されたセルの各々に、前後関係にあるセルを指定するオブジェクトを埋め込むオブジェクト埋込ステップと、を更に含み、
    前記操作ステップで前記オブジェクトを選択する入力を受け付けると、前記コンテンツ内の表示箇所を、当該オブジェクトで指定されたセルにジャンプする、請求項11から請求項15の何れかに記載のコンテンツ表示方法。
  18. 前記セルを表示中、前記レンダリングステップでレンダリングされたブロック要素からなる前記コンテンツに対する操作を受け付けるためのキーの中の所定キーが押されると、前記コンテンツ内の表示箇所を、当該所定キーに対応する、前後関係にあるセル又はフォーカス対象となる要素にジャンプする、請求項11から請求項15の何れかに記載のコンテンツ表示方法。
  19. 前記作成されたセルがレイアウト時に、隣接する他のセルに干渉するよう突出するオブジェクトを有するか否かを判定する突出判定ステップを更に含み、
    前記セルが前記オブジェクトを有すると判定した場合には、前記他のセル内で前記オブジェクトと干渉する領域に、何れのインライン要素も配置しないようレイアウトする、請求項11から請求項18何れかに記載のコンテンツ表示方法。
  20. 前記折り返しステップにおいて、前記表示画面の幅を超えると判定されたブロック要素のインライン要素を、当該ブロック要素の前記標準レイアウトにおけるブロック幅の1/n(nは自然数)となる折り返し幅で折り返す、請求項11から請求項19の何れかに記載のコンテンツ表示方法。
  21. 請求項11から請求項20の何れかに記載されたコンテンツ表示方法をコンピュータに実行させるためのコンテンツ表示プログラム。
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