JP2009086542A - プラント操業訓練システム及びコンピュータプログラム - Google Patents
プラント操業訓練システム及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009086542A JP2009086542A JP2007259029A JP2007259029A JP2009086542A JP 2009086542 A JP2009086542 A JP 2009086542A JP 2007259029 A JP2007259029 A JP 2007259029A JP 2007259029 A JP2007259029 A JP 2007259029A JP 2009086542 A JP2009086542 A JP 2009086542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skill level
- training
- plant
- message
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000012549 training Methods 0.000 title claims abstract description 255
- 238000004590 computer program Methods 0.000 title claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 94
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000003949 liquefied natural gas Substances 0.000 description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 description 8
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 6
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 3
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 3
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000010485 coping Effects 0.000 description 2
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 2
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 238000011524 similarity measure Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【解決手段】訓練対象者8aに対してプラントシミュレータを作動させた状態で入出力手段5によるプラントの操業訓練を行わせて、入出力手段5における操作信号と警報信号との内容を示すメッセージ情報を時系列的に記録したメッセージリストを生成する手段12を備え、訓練対象者8aの熟練度を判定する手段31が、訓練対象者8aによるプラントの操業訓練時において生成されたメッセージリストから抽出したメッセージ情報に対応するメッセージ記号を時系列順に列記したものを訓練対象者メッセージ記号列として生成し、予め登録してある基準メッセージ記号列に対する当該訓練対象者メッセージ記号列の類似度に基づいて訓練対象者8aの第一熟練度を判定する第一熟練度判定処理を実行する。
【選択図】図1
Description
即ち、実用的ではない又は危険が伴う操作等のように問題がある操作を行った場合でも、そのシミュレート結果の履歴が偶然に良くなって、その訓練対象者の熟練度が高いと誤判定してしまったり、逆に、実用的で且つ結果よりも安全を優先するような操作等のように望ましい操作を行った場合でも、そのシミュレート結果の履歴が偶然に悪くなって、その訓練対象者の熟練度が低いと誤判定されてしまう場合がある。
前記操作信号の入力及び前記警報信号の出力を行う入出力手段とを備え、
訓練対象者に対して、前記プラントシミュレータを作動させた状態で前記入出力手段による前記プラントの操業訓練を行わせて、当該訓練対象者の熟練度を判定する熟練度判定手段を備えたプラント操業訓練システムであって、その特徴構成は、前記入出力手段における前記操作信号と前記警報信号との内容を示すメッセージ情報を時系列的に記録したメッセージリストを生成するメッセージリスト生成手段を備え、
前記熟練度判定手段が、前記訓練対象者による前記プラントの操業訓練時において前記メッセージリスト生成手段で生成された前記メッセージリストから抽出した前記メッセージ情報に対応するメッセージ記号を時系列順に列記したものを訓練対象者メッセージ記号列として生成し、予め登録してある基準メッセージ記号列に対する当該訓練対象者メッセージ記号列の類似度に基づいて前記訓練対象者の第一熟練度を判定する第一熟練度判定処理を実行する点にある。
そして、その訓練対象者メッセージ記号列が、高い第一熟練度の基準となる所定の基準メッセージ記号列に近似したものであるほど、その操業訓練時において訓練対象者が適切な順序で操作信号を入力し適切な順序で警報信号が出力されたと認められることから、上記第一熟練度判定処理により、上記基準メッセージ記号列に対する上記訓練対象者メッセージ記号列の類似度に基づいて判定した第一熟練度は、その訓練対象者がプラントの操業手順を適切に習得しているか否かを正確に示すものとなる。
従って、本発明により、プラントの操業訓練を行うにあたり、その訓練対象者の第一熟練度で示される操業手順習得度を正確に判定し得るプラント操業訓練システムを実現することができる。
前記操作信号の入力及び前記警報信号の出力を行う入出力手段とを備えたプラント操業訓練システムにおいて、
訓練対象者に対して、前記プラントシミュレータを作動させた状態で前記入出力手段による前記プラントの操業訓練を行わせて、当該訓練対象者の熟練度を判定する熟練度判定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、その特徴構成は、前記熟練度判定処理として、前記訓練対象者による前記プラントの操業訓練時において前記メッセージリスト生成手段で生成された前記メッセージリストから抽出した前記メッセージ情報に対応するメッセージ記号を時系列順に列記したものを訓練対象者メッセージ記号列として生成し、予め登録してある基準メッセージ記号列に対する当該訓練対象者メッセージ記号列の類似度に基づいて前記訓練対象者の第一熟練度を判定する第一熟練度判定処理を前記コンピュータに実行させる点にある。
そして、その訓練対象者入出力データが、高い第二熟練度の基準となる所定の基準入出力データに近似したものであるほど、その操業訓練時において訓練対象者が適切な頻度で操作信号を入力し適切な個数の警報信号が出力されたと認められることから、上記第二熟練度判定処理により、上記基準入出力データに対する上記訓練対象者入出力データの類似度に基づいて判定した第二熟練度は、その訓練対象者がプラントの操業を適切に安定して行ったか否かについての操業安定度を正確に示すものとなる。
従って、上述した第一熟練度判定処理で判定した第一熟練度で示される操業手順習得度に合わせて、上記第二熟練度判定処理で判定した第二熟練度で示される操業安定度を一層正確に評価することができ、これら第一熟練度及び第二熟練度の2つの基準で訓練対象者の熟練度を判断することができる。
前記熟練度データベースに格納された前記訓練対象者の夫々の前記第一熟練度及び前記第二熟練度をグラフ図として表示部に表示する成績表示手段を備えた点にある。
前記熟練度に関する設定条件を満たす前記訓練対象者を前記熟練度データベースから抽出し、当該抽出した訓練対象者を前記プラントの操業者に決定する形態で、前記プラントの操業計画を行うプラント操業計画手段を備えた点にある。
そして、これまで説明してきたように、上記熟練度判定手段により判定し上記熟練度データベースに格納する熟練度は、訓練対象者の実際の熟練度を正確に示すものであるので、プラントの操業者の実際の熟練度のばらつきや、要求される熟練度に達していない者のプラントの操業などの問題を回避し、プラントの操業者の実際の熟練度を要求どおりとするようにプラントの操業計画を行うことができる。
図1に示すプラント操業訓練システム(以下、「本システム」と呼ぶ。)は、詳細については後述するが、クライアント端末1と訓練サーバ3と計画端末4との夫々のコンピュータシステムを、社内LANなどの通信ネットワーク7を介して互いにデータ通信可能な状態で接続してなる。
また、これらクライアント端末1と訓練サーバ3と計画端末4との夫々のコンピュータシステムは、所定のコンピュータプログラムを実行することにより後述する各種手段として機能するように構成されている。
上記訓練サーバ3は、当該訓練対象者8aに対するプラントの操業手順等の指導や評価を行う評価者9側に設置され、訓練対象者8aや熟練者8b等の利用者8に対してクライアント端末1を作動させた状態で入出力手段5によるプラントの操業訓練を行わせるものとして構成されている。
上記計画端末4は、プラントの操業計画を行う操業計画者10側に設置され、プラントの操業計画を行うものとして構成されている。
例えば、上記各種処理用画面としては、プラントにおける各種機器の配置図や、ポンプやバルブなどの操作対象機器への操作信号Iの入力を支援するための操作画面や、流量計や圧力計などの計測機器の計測値を表示するための計測結果画面や、警報信号Oを出力するための警報画面等が設けられている。
尚、このメッセージリストは、図2に示すように、操作信号Iや警報信号Oの入出力の日時、その内容についての分類を示すメッセージ番号、その内容の詳細情報を示すタグやタグコメントなどのタグ情報とを含むメッセージ情報を、時系列的に記録してリスト化したものとして生成される。
以下、上記熟練度判定手段31により実行される上記熟練度判定処理としての第一熟練度判定処理、更には第二熟練度判定処理の詳細について以下に説明する。
上記熟練度判定手段31により実行される第一熟練度判定処理では、先ず、訓練対象者8aによるプラントの操業訓練時において上記メッセージリスト生成手段12で生成されたメッセージリストから抽出したメッセージ情報に対応するメッセージ記号を時系列順に列記したものを訓練対象者メッセージ記号列として生成する。
具体的には、図2に示すように、訓練対象者8aのプラントの操業訓練時における上記メッセージリストに記録されたメッセージ情報の夫々について、当該メッセージ情報に対応付けられた夫々のメッセージ記号(例えば図2に示す「aa1」「bA5」,「cg3」,「Jk3」,「As2」,「rj3」・・・等)を、時系列順に列記した訓練対象者メッセージ記号列(例えば「aa1bA5cg3Jk3As2rj3・・・」等)として生成する。
即ち、この訓練対象者メッセージ記号列は、訓練対象者8aがプラントの操業訓練を行っている間にプラントモデル11に対して入出力手段5を介して入出力された操作信号Iと警報信号Oとの内容の並びを表すものとなる。
尚、本実施例では、メッセージ記号として、大文字及び小文字の英字の2桁の末尾に0〜9の数字を付加した3桁の英数字からなる記号を用いた例を説明するが、例えば、メッセージ情報に対応付けられた漢字一文字など、メッセージ情報の種類数等に応じて適当な形態のメッセージ記号を採用しても構わない。
即ち、その訓練対象者メッセージ記号列が、高い熟練度の基準となる所定の基準メッセージ記号列に近似したものであるほど、その操業訓練時において訓練対象者8aが適切な順序で操作信号Iを入力し適切な順序で警報信号Oが出力されたと認められることから、上記熟練度判定手段31で実行される第一熟練度判定処理により、上記基準メッセージ記号列に対する上記訓練対象者メッセージ記号列の類似度から判定した第一熟練度は、その訓練対象者8aがプラントの操業手順を適切に習得しているか否かを正確に示す操業手順習得度として認識し得るものとなる。
以下に、レーベンシュタイン距離を用いた手法を採用した例について、具体的に説明する。レーベンシュタイン距離とは、二つの文字列がどの程度異なっているかを示す数値であり、具体的には、文字の「挿入」、「削除」、「置換」の操作によって、一方の文字列を他方の文字列に変形するのに必要な手順の最小回数として与えられる。例えば、文字列「aple」の「p」と「l」の間に「p」を1文字挿入すれば文字列「apple」となるので、「aple」と「apple」とのレーベンシュタイン距離は1となる。同様に、文字列「aple」から「l」の1文字を削除して文字列「ape」が得られるので、「aple」と「ape」とのレーベンシュタイン距離も1、文字列「aple」のうちの1文字「p」を「b」に置換して文字列「able」が得られるので、「aple」と「able」とのレーベンシュタイン距離も1となる。このように「削除」「挿入」「置換」を最小何回行えば、目標とする文字列に変換できるかを数えて、レーベンシュタイン距離が求められる。そしてレーベンシュタイン距離が小さいほど、2つの文字列は似ていることを意味する。このようなレーベンシュタイン距離は計算方法が単純明快で隠れマルコフモデルのような初期値や状態数などのパラメータによる依存性がないとされている。
そして、訓練サーバ3は、利用者8としての上記熟練者8bにプラントの操業訓練を行わせることで適切な順序で操作信号Iを入力し適切な順序で警報信号Oが出力する状態で生成された熟練者メッセージ記号列を、自動的に上記基準メッセージ記号列として登録する基準メッセージ記号列登録処理を実行する基準登録手段32(図1参照)として機能するように構成されている。
具体的に、図3に示すように、上記熟練度判定手段31は、上述した第一熟練度判定処理において、メッセージ記号毎に割り当てられたメッセージシンボルを、訓練対象者メッセージ記号列の順に帯状表示した訓練対象者メッセージシンボル列と、メッセージシンボル(図3に示した例では、メッセージ色)を基準メッセージ記号列の順に帯状表示した基準メッセージシンボル列とを、クライアント端末1が有するディスプレイ1a(表示部の一例)や訓練サーバ3が有するディスプレイ3a(表示部の一例)に並べて表示するように構成されている。
そして、訓練対象者8aによって視認されるディスプレイ1a,3aには、このようなメッセージシンボル列として、上記訓練対象者8aのプラント操業訓練時において生成された訓練対象者メッセージ記号列に対応する訓練対象者メッセージシンボル列と、高い第一熟練度の基準となる基準メッセージ記号列に対応したものとが並べて表示されることになる。従って、訓練対象者8a自身や評価者9が、その夫々のメッセージシンボル列を視認して比較することができる。
また、図3に示すように、上記メッセージシンボル列としては、上記訓練対象者8aによるものや高い熟練度の基準となるもの以外に、最も熟練度が低い訓練対象者8aによるもの(図3において「ワースト」と記載されたメッセージシンボル列)をディスプレイ1a,3aに表示するように構成することができる。よって、このようにディスプレイ1aに表示された夫々のメッセージシンボル列を比較することにより、当該訓練対象者8aのプラントの操業手順習得度が、基準のものに近似し優れたものであるのか、逆に、ワーストのものに近似し劣ったものであるのかを、可視的且つ瞬時に把握することができる。
尚、上記メッセージシンボル列として、上記のような色調を利用したものではなく、例えば、メッセージ記号毎やその分類毎に異なる形状で表示されたマークをメッセージ記号列のメッセージ記号の列記順に積層表示したものとして表示することもできる。
上記熟練度判定手段31により実行される第二熟練度判定処理では、先ず、図4に示すように、訓練対象者8aによるプラントの操業訓練時においてメッセージリスト生成手段12で生成されたメッセージリストから抽出した操作信号Iの入力頻度(以下、「操作頻度」と呼ぶ。)と警報信号Oの出力個数(以下、「警報個数」と呼ぶ。)との時系列データを訓練対象者入出力データとして生成する。
更に、上記第二熟練度判定処理では、図5に示すように、高い熟練度の基準となる操作頻度と警報個数との時系列データを所定の基準入出力データとして予め登録してあり、更に、その基準入出力データに対する上記訓練対象者入出力データの類似度を求め、その類似度から訓練対象者8aの上述した第一熟練度とは異なる第二熟練度を判定するように構成されている。
従って、上述した第一熟練度判定処理で判定した第一熟練度で示される操業手順習得度に合わせて、上記第二熟練度判定処理で判定した第二熟練度で示される操業安定度についても一層正確に評価することができる。
尚、この基準入出力データは、例えば図5に示すように、操作頻度については、継続して一定頻度以上の操作信号Iの入力が行われている状態となり、一方、警報個数については、時間が経過するのに伴って早い段階で極めて少ないものに低減され、その状態が継続される状態となるものとされる。
尚、上記相関係数によるマッチング方法では、基準入出力データの観測データの標本平均と標本分散を、両データに共通な母平均と母分散とみなして両データの夫々の標準化を行い、その結果得られたデータの内積を類似度の指標とすることができる。また、別の上記相関係数によるマッチング方法では、基準入出力データの観測データの標本平均と標本分散を、両データに共通な母平均と母分散とみなして計算した相関係数を類似度の指標とすることもできる。
そして、図1に示すように、訓練サーバ3は、利用者8としての上記熟練者8bにプラントの操業訓練を行わせることで、適切な頻度で操作信号Iを入力し適切な個数の警報信号Oが出力する状態で生成された熟練者入出力データを、自動的に上記基準入出力データとして登録する基準入出力データ登録処理を実行する基準入出力データ登録手段32(図1参照)として機能するように構成されている。
尚、このプラントの操業訓練で使用したクライアント端末1は、図6に示すように、LNG供給プラント100をモデル化したプラントモデル11を有するものとして構成されている。
即ち、このLNG供給プラント100は、LNG(液化天然ガス)を貯蔵するLNGタンク101、そのLNGタンク101からLNGを払い出すためのポンプ102、そのポンプ102から払い出されたLNGを海水等との熱交換により気化して供給先に供給される都市ガスとする気化器103、及び、各部のLNGや都市ガスの流量や圧力等を検知する計器類(図示せず)等の各種機器類を備えて構成されている。
また、このLNG供給プラント100では、複数の主ポンプ102aと少なくとも1つの予備ポンプ102bとからなる複数のポンプ102を並設している。そして、これら複数の主ポンプ102aについては、払出し流量及び圧力が目標値となるように運転台数の制御が行われており、また、上記予備ポンプ102bについては、上記主ポンプ102aの少なくとも1つが異常停止する所謂ポンプトリップが発生した場合に、そのポンプ102aの代わりに起動される。
〔熟練者の対処方法〕
1)ポンプトリップ発生直後に、運転中の他の主ポンプ102aの吐出量を適量分瞬時に増加させることで、払出し流量及び払出し圧力の低下を一時的に抑制する。
2)ポンプトリップ発生から15秒後に、予備ポンプ102bを起動させる。
3)起動した予備ポンプ102bの吐出量の目標値を瞬時に増量させると共に、上記1)で一時的に増加した主ポンプ102aの吐出量を元に戻す。
4)気化器103の出口側圧力を監視しながら、その出口側圧力が設定範囲内に収まるように、上記主ポンプ102aの吐出量を微調整する。
〔訓練対象者の対処方法〕
1)ポンプトリップ発生直後に、予備ポンプ102bを起動させる。
2)運転中の他の主ポンプ102aの吐出量を、例えば2.5分経過した時点で適量となる程度に、徐々に増加させる。
3)気化器103の出口側圧力を監視しながら、その出口側圧力が設定範囲内に収まるように、上記主ポンプ102a及び予備ポンプ102bの吐出量を微調整する。
ここで、縦軸の第一熟練度については、数値が大きいほど操業手順習得度が高いものとして表され、横軸の第二熟練度については、数値が大きいほど操業安定度が高いものとして表されている。
従って、この成績グラフ図において、右上角に近い領域にプロットされた訓練対象者ほど、操業手順習得度及び操業安定度が平均して高い者であると明確に認識することができる。
例えば、図7(a)に示す成績グラフ図では、プラント操業の経験年数が2年未満等の初級の訓練対象者の熟練度を示し、図7(b)に示す成績グラフ図では、プラント操業の経験年数が2年以上5年未満等の中級の訓練対象者の熟練度を示し、図7(c)に示す成績グラフ図では、プラント操業の経験年数が5年以上等の上級の訓練対象者の熟練度を示したものである。
そして、初級の成績グラフ図(図7(a))と中級の成績グラフ図(図7(b))を比較すると、プラント操業の経験年数が5年未満の範囲で長くなるほど、操業手順習得度が向上していく一方で操業安定度があまり向上していないことを認識でき、更に、中級の成績グラフ図(図7(b))と上級の成績グラフ図(図7(c))を比較すると、プラント操業の経験年数が5年以上の範囲で長くなるほど、操業手順習得度と操業安定度とが共に向上していくことを明確に認識することができる。
従って、このような成績グラフ図を参考にして、初級、中級、上級の訓練対象者に対して、操業手順習得度と操業安定度との両面でプラント操業訓練の熟練度を向上させるための指導を的確に実施することができる。
また、図7(a),(b),(c)において、ある訓練対象者が1回目に操業訓練を行った際の熟練度(図面における白丸印)と、当該訓練対象者が2回目に操業訓練を行った際の熟練度(図面における白丸印からの矢印で示された黒丸印)とを比較すると、1回目よりも2回目の方が操業手順習得度及び操業安定度が向上していることを認識することができる。これらの理由は様々であるが、訓練対象者8aに対してヒアリングしてみると、1回目よりも2回目のほうが落ち着いて操業訓練を行うことができたなどの理由があり、これら熟練度の判定結果は、そのような緊張感によるものなどの詳細な状況等についても定量的に認識し得るものとなっているといえる。
計画端末4は、上記熟練度DB50に対してアクセス可能に構成された通常のパーソナルコンピュータサーバシステムからなる。そして、上記計画端末4は、熟練度に関する設定条件を満たす訓練対象者8aを熟練度DB50から抽出し、当該抽出した訓練対象者8aをプラントの操業者に決定する形態で、プラントの操業計画を行うプラント操業計画手段41として機能するように構成されている。
また、第一熟練度の合格ライン及び第二熟練度の合格ラインを設けて、第一熟練度及び第二熟練度の夫々が両合格ライン以上である訓練対象者を初級、中級、上級の夫々におけるプラント操業についての合格者として認識し、初級、中級、上級の夫々の訓練対象者から合格者をバランスよく操業者として抽出することもできる。
また、本実施形態では、熟練度判定手段31を、第一熟練度判定処理に加えて第二熟練度判定処理を実行するように構成したが、第二熟練度判定処理を適宜省略しても構わない。
1a,3a,4a:ディスプレイ(表示部)
5:入出力手段
8a:訓練対象者
8b:熟練者
31:熟練度判定手段
32:基準登録手段
33,42:成績表示手段
41:プラント操業計画手段
50:熟練度データベース
I:操作信号
O:警報信号
Claims (9)
- 操作信号に応じてプラントの状態をシミュレートし、当該プラントにおける警報信号を生成するプラントシミュレータと、
前記操作信号の入力及び前記警報信号の出力を行う入出力手段とを備え、
訓練対象者に対して、前記プラントシミュレータを作動させた状態で前記入出力手段による前記プラントの操業訓練を行わせて、当該訓練対象者の熟練度を判定する熟練度判定手段を備えたプラント操業訓練システムであって、
前記入出力手段における前記操作信号と前記警報信号との内容を示すメッセージ情報を時系列的に記録したメッセージリストを生成するメッセージリスト生成手段を備え、
前記熟練度判定手段が、前記訓練対象者による前記プラントの操業訓練時において前記メッセージリスト生成手段で生成された前記メッセージリストから抽出した前記メッセージ情報に対応するメッセージ記号を時系列順に列記したものを訓練対象者メッセージ記号列として生成し、予め登録してある基準メッセージ記号列に対する当該訓練対象者メッセージ記号列の類似度に基づいて前記訓練対象者の第一熟練度を判定する第一熟練度判定処理を実行するプラント操業訓練システム。 - 熟練者による前記プラントの操業訓練時において前記メッセージリスト生成手段で生成された前記メッセージリストから抽出した前記メッセージ情報に対応するメッセージ記号を時系列順に列記したものを熟練者メッセージ記号列として生成し、当該熟練者メッセージ記号列を前記基準メッセージ記号列として登録する基準メッセージ記号列登録処理を実行する基準登録手段を備えた請求項1に記載のプラント操業訓練システム。
- 前記メッセージリストが、前記入出力手段における前記操作信号と前記警報信号との内容についての分類を示すメッセージ番号と、当該内容の詳細情報を示すタグ情報とを含むメッセージ情報を、時系列的に記録したものである請求項1又は2に記載のプラント操業訓練システム。
- 前記熟練度判定手段が、前記第一熟練度判定処理において、前記メッセージ記号毎に割り当てられたメッセージシンボルを前記訓練対象者メッセージ記号列の順に帯状表示した訓練対象者メッセージシンボル列と、前記メッセージシンボルを前記基準メッセージ記号列の順に帯状表示した基準メッセージシンボル列とを表示部に並べて表示する請求項1〜3の何れか一項に記載のプラント操業訓練システム。
- 前記熟練度判定手段が、前記訓練対象者による前記プラントの操業訓練時において前記メッセージリスト生成手段で生成された前記メッセージリストから抽出した前記操作信号の入力頻度と前記警報信号の出力個数との時系列データを訓練対象者入出力データとして生成し、予め登録してある基準入出力データに対する当該訓練対象者入出力データの類似度に基づいて前記訓練対象者の第二熟練度を判定する第二熟練度判定処理を実行する請求項1〜4の何れか一項に記載のプラント操業訓練システム。
- 熟練者による前記プラントの操業訓練時において前記メッセージリスト生成手段で生成された前記メッセージリストから抽出した前記操作信号の入力頻度と前記警報信号の出力個数との時系列データを熟練者入出力データとして生成し、当該熟練者入出力データを前記基準入出力データとして登録する基準入出力データ登録処理を実行する基準登録手段を備えた請求項5に記載のプラント操業訓練システム。
- 前記第一熟練度判定処理で判定した第一熟練度と前記第二熟練度判定処理で判定した第二熟練度とを前記訓練対象者に関連付けて格納する熟練度データベースを備え、
前記熟練度データベースに格納された前記訓練対象者の夫々の前記第一熟練度及び前記第二熟練度をグラフ図として表示部に表示する成績表示手段を備えた請求項5又は6に記載のプラント操業訓練システム。 - 前記熟練度判定手段で判定した熟練度を前記訓練対象者に関連付けて格納する熟練度データベースを備え、
前記熟練度に関する設定条件を満たす前記訓練対象者を前記熟練度データベースから抽出し、当該抽出した訓練対象者を前記プラントの操業者に決定する形態で、前記プラントの操業計画を行うプラント操業計画手段を備えた請求項1〜7のいずれか一項に記載のプラント操業訓練システム。 - 操作信号に応じてプラントの状態をシミュレートし、当該プラントにおける警報信号を生成するプラントシミュレータと、
前記操作信号の入力及び前記警報信号の出力を行う入出力手段とを備えたプラント操業訓練システムにおいて、
訓練対象者に対して、前記プラントシミュレータを作動させた状態で前記入出力手段による前記プラントの操業訓練を行わせて、当該訓練対象者の熟練度を判定する熟練度判定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記熟練度判定処理として、前記訓練対象者による前記プラントの操業訓練時において前記メッセージリスト生成手段で生成された前記メッセージリストから抽出した前記メッセージ情報に対応するメッセージ記号を時系列順に列記したものを訓練対象者メッセージ記号列として生成し、予め登録してある基準メッセージ記号列に対する当該訓練対象者メッセージ記号列の類似度に基づいて前記訓練対象者の第一熟練度を判定する第一熟練度判定処理を前記コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007259029A JP4793734B2 (ja) | 2007-10-02 | 2007-10-02 | プラント操業訓練システム及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007259029A JP4793734B2 (ja) | 2007-10-02 | 2007-10-02 | プラント操業訓練システム及びコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009086542A true JP2009086542A (ja) | 2009-04-23 |
JP4793734B2 JP4793734B2 (ja) | 2011-10-12 |
Family
ID=40659992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007259029A Active JP4793734B2 (ja) | 2007-10-02 | 2007-10-02 | プラント操業訓練システム及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4793734B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037787A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Toyama Univ | プラント運転熟練度評価装置および方法 |
JP2013174980A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Daifuku Co Ltd | 誤作業防止装置および誤作業防止装置が設けられた仕分け設備 |
WO2013128842A1 (ja) | 2012-02-28 | 2013-09-06 | 三菱重工業株式会社 | 操作習熟度評価システム |
DE112011104894T5 (de) | 2011-02-16 | 2013-12-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fahrzeugsteuerungssystem und Herstellungsverfahren für dasselbe |
JP2017091485A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | 富士電機株式会社 | 監視支援装置、監視支援方法、及びプログラム |
JP2019105972A (ja) * | 2017-12-12 | 2019-06-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
JP2020004042A (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-09 | グローリー株式会社 | 習熟度検知装置、習熟度検知システム、習熟度検知方法及び習熟度検知プログラム |
JP2021086002A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | Necフィールディング株式会社 | 保守交換訓練システム、保守交換訓練方法、および保守交換訓練プログラム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0651693A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Toshiba Corp | プラント模擬装置 |
JPH0816092A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | 訓練用シミュレータ装置 |
JP2003271048A (ja) * | 2002-03-14 | 2003-09-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 訓練評価装置及び訓練評価方法 |
JP2003345487A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-05 | Sharp Corp | 操作補助方法、操作補助装置、プログラムおよびプログラムを記録した媒体 |
-
2007
- 2007-10-02 JP JP2007259029A patent/JP4793734B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0651693A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Toshiba Corp | プラント模擬装置 |
JPH0816092A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | 訓練用シミュレータ装置 |
JP2003271048A (ja) * | 2002-03-14 | 2003-09-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 訓練評価装置及び訓練評価方法 |
JP2003345487A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-05 | Sharp Corp | 操作補助方法、操作補助装置、プログラムおよびプログラムを記録した媒体 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037787A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Toyama Univ | プラント運転熟練度評価装置および方法 |
DE112011104894T5 (de) | 2011-02-16 | 2013-12-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fahrzeugsteuerungssystem und Herstellungsverfahren für dasselbe |
JP2013174980A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Daifuku Co Ltd | 誤作業防止装置および誤作業防止装置が設けられた仕分け設備 |
WO2013128842A1 (ja) | 2012-02-28 | 2013-09-06 | 三菱重工業株式会社 | 操作習熟度評価システム |
JP2013178294A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 操作習熟度評価システム |
US20150044647A1 (en) * | 2012-02-28 | 2015-02-12 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Operation learning level evaluation system |
JP2017091485A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | 富士電機株式会社 | 監視支援装置、監視支援方法、及びプログラム |
JP2019105972A (ja) * | 2017-12-12 | 2019-06-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
US11295459B2 (en) | 2017-12-12 | 2022-04-05 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Information processing apparatus |
JP2020004042A (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-09 | グローリー株式会社 | 習熟度検知装置、習熟度検知システム、習熟度検知方法及び習熟度検知プログラム |
JP2021086002A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | Necフィールディング株式会社 | 保守交換訓練システム、保守交換訓練方法、および保守交換訓練プログラム |
JP7140393B2 (ja) | 2019-11-28 | 2022-09-21 | Necフィールディング株式会社 | 保守交換訓練システム、保守交換訓練方法、および保守交換訓練プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4793734B2 (ja) | 2011-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4793734B2 (ja) | プラント操業訓練システム及びコンピュータプログラム | |
WO2015159577A1 (ja) | 状態監視装置 | |
US20150044647A1 (en) | Operation learning level evaluation system | |
JP5487060B2 (ja) | 故障原因診断方法及び故障原因診断装置 | |
WO2007041875A2 (en) | Computer system and computer-based method for assessing the safety of a process industry plant | |
CN107491058A (zh) | 一种工业控制系统序列攻击检测方法及设备 | |
KR101257371B1 (ko) | 원자력발전소 비상운전 전산화절차서의 운전자 진단오류 영향 평가 방법 및 이를 이용한 시스템 | |
JP5962367B2 (ja) | フォールトツリー生成プログラム | |
JP5349194B2 (ja) | プラント運転監視制御装置の動作検証試験装置及び方法 | |
CN110457349B (zh) | 信息流出的监控方法及监控装置 | |
Reilly et al. | Classification considerations for cyber safety and security in the smart ship era | |
US11544580B2 (en) | Methods and systems for improving asset operation based on identification of significant changes in sensor combinations in related events | |
Bikaun et al. | Semi-automated estimation of reliability measures from maintenancework order records | |
JP2018205992A (ja) | 機器診断システム | |
KR100189127B1 (ko) | 예정된 절차의 조작자의 실행을 평가하기 위한 방법 및 장치 | |
JP5987581B2 (ja) | Ft計算支援プログラム、ft計算支援方法及びft計算支援装置 | |
JP2013120536A (ja) | 試験支援装置、試験支援方法及びプログラム | |
JP4871102B2 (ja) | プラント操業訓練システム | |
US20210056488A1 (en) | Machine learning method and machine learning apparatus performing learning relating to work process | |
JP2016532221A (ja) | モデル適合のための装置および方法 | |
CN115461686A (zh) | 用于生成过程模型的方法 | |
JPH10340121A (ja) | プラントの運転支援装置 | |
Kirkwood et al. | Developments in SIL determination | |
JP3507607B2 (ja) | プラントデータ管理装置 | |
JP6861653B2 (ja) | 監視制御支援装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100827 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100827 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20110328 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20110411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110414 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110610 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110630 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110715 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4793734 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |