JP2009085316A - クランクシャフト - Google Patents

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武志 長谷川
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Abstract

【課題】カウンタウェイトをシャフト本体に接合して形成されたクランクシャフトにおいて、それらカウンタウェイトとシャフト本体との間で必要とされる接合強度を得ることのできるクランクシャフトを提供する。
【解決手段】エンジン1においては、各気筒のピストン2がそれぞれコネクティングロッド3を介して連結されるクランクシャフト4を備えている。クランクシャフト4における各気筒に対応する部分には、クランクシャフト4の回転バランスを調整すべく質量調整の可能な質量調整部6を有するカウンタウェイト7が設けられる。このカウンタウェイト7は、クランクシャフト4のシャフト本体4aとば別体とされ、同シャフト本体4aを形成する材料よりも比重の大きい材料によって形成されている。そして、カウンタウェイト7をシャフト本体4aに対し液相拡散接合によって接合することにより、クランクシャフト4が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、クランクシャフトに関するものである。
自動車等に搭載されるエンジンのクランクシャフトは、コネクティングロッドを介して連結されたピストンの往復運動に伴って回転運動するものであり、コネクティングロッドの組み付けられるクランクピン、及び、同シャフトの回転バランスを調整するためのカウンタウェイトを備えている。なお、クランクシャフトは、球状黒鉛鋳鉄(FCD)等によって形成されている。
ところで、クランクシャフトのカウンタウェイトに関しては、エンジンにおけるクランクケース内のスペースの関係から、体積を抑えつつ質量を増加させることが望まれている。こうした要求を満たすべく、カウンタウェイトをクランクシャフトのシャフト本体と別体として同シャフト本体の材料よりも比重の大きい材料により形成し、そのカウンタウェイトをシャフト本体に対しボルトにより接合することでクランクシャフトを形成することが考えられる。
ただし、このようにカウンタウェイトをシャフト本体に接合することで形成されたクランクシャフトでは、エンジン駆動時の回転や振動によるボルトの緩み、及びボルトの分の部品点数の増加といった不具合が生じる。また、上記ボルトを締めるために必要とされるボルト穴がカウンタウェイト側に形成される場合、そのボルト穴の形成に伴いカウンタウェイトの質量が減少するという不具合も生じる。
また、別体のカウンタウェイトのシャフト本体への接合方法としては、例えば特許文献1に示される方法も提案されている。同文献では、シャフト本体に別体のカウンタウェイトを差し込み、その後にカウンタウェイトを加圧してシャフト本体に対し同カウンタウェイトを塑性締結している。これにより、カウンタウェイトがシャフト本体に接合されてクランクシャフトが形成される。この場合、上述した部品点数の増加やカウンタウェイトの質量減少といった不具合を回避することができる。
特開2005−009595公報(段落[0019]、図7)
上記特許文献1に示されるように、別体のカウンタウェイトを上述した塑性結合を用いてシャフト本体に接合することで、部品点数の増加やカウンタウェイトの質量減少といった不具合を回避することができるようにはなる。しかし、上述した塑性締結を用いたカウンタウェイトとシャフト本体との接合によって、それらの間で必要とされる接合強度を得ることが可能かどうかは不明であり、上記必要とされる接合強度が得られない可能性が高い。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、カウンタウェイトをシャフト本体に接合して形成されたクランクシャフトにおいて、それらカウンタウェイトとシャフト本体との間で必要とされる接合強度を得ることのできるクランクシャフトを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、エンジンのクランクシャフトであって、シャフト本体を形成する材料よりも比重の大きい材料によって形成されたカウンタウェイトを、同シャフト本体に対し液相拡散接合によって接合した。
カウンタウェイトのシャフト本体に対する液相拡散接合は次のように行われる。すなわち、カウンタウェイトとシャフト本体との間にそれらよりも融点の低いインサート金属を挟み、そのインサート金属を溶融させるとともに母材(カウンタウェイト及びシャフト本体)の接合面を溶融させることでインサート金属の原子を母材に向けて拡散させ、その後に等温凝固させることによってカウンタウェイトとシャフト本体とが接合される。液相拡散接合に関しては、接合面の清浄化及び密着化が促進されることから異種材料の接合に適している。この液相拡散接合により異種材料からなるカウンタウェイトとシャフト本体とを接合することにより、それらの間での必要とされる接合強度を得ることができるようになる。
また、シャフト本体の材料よりも比重の大きい材料でカウンタウェイトを形成することで、エンジンのクランクケース内における限られたスペースでカウンタウェイトに必要とされる質量を確保することができる。また、上記スペースの問題がなくとも、カウンタウェイトに必要とされる質量を確保するうえで同カウンタウェイトをより小さなものとすることができ、エンジンのクランクケース内で飛散する潤滑油とカウンタウェイトとの接触を可能な限り少なくし、その接触に伴うクランクシャフトの回転抵抗の増加が抑えられるという効果が得られるようになる。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明では、前記シャフト本体に関しては、エンジンの各気筒に対応する部分にそれぞれクランクピン及びクランクアームを備え、同シャフトの長手方向中央で軸線と直交する面を中心とした両側の形状が前記面についての面対称とはならない非対称形状となっており、前記カウンタウェイトは、前記シャフト本体における各気筒毎のクランクアームに対応する部分にそれぞれ接合されていることを要旨とした。
非対称形状のクランクシャフトに関しては、その形状の関係から回転バランスが良好でない状態となるため、その回転バランスを良好なものとすべくカウンタウェイトの質量が各気筒毎に異なる値となるよう調整される。より詳しくは、クランクシャフトの回転バランスを良好なものとするうえでの各カウンタウェイトの質量の適正値が定められ、各気筒に対応するカウンタウェイトの質量が各々の適正値となるよう調整される。従って、各気筒に対応するカウンタウェイトのうち、いくつかは大きな質量を有するものとしなければならず、エンジンのクランクケース内におけるスペースの関係から上記質量の確保が困難になる可能性がある。しかし、比重の大きいカウンタウェイトを用いることにより、上記質量の確保が困難になるという不具合の発生を回避することができる。
請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記クランクピンに関しては、一つにつき複数の気筒のコネクティングロッドが組み付けられるものであることを要旨とした。
一つのクランクピンに複数のコネクティングロッドが組み付けられるクランクシャフトにおいては、カウンタウェイトの数が少なくなる関係から、一つのカウンタウェイトの質量が大きくなる傾向がある。このため、エンジンのクランクケース内におけるスペースの関係から上記質量の確保が困難になる可能性があるが、比重の大きいカウンタウェイトを用いることにより、上記質量の確保が困難になるという不具合の発生を回避することができる。
以下、本発明を自動車用V型8気筒エンジンのクランクシャフトに具体化した一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示されるように、V型8気筒のエンジン1においては、各気筒のピストン2がそれぞれコネクティングロッド3を介して連結されるクランクシャフト4を備えている。そして、クランクシャフト4における各気筒に対応する部分にはそれぞれ、同シャフト4のシャフト本体4aからその軸線に対し直交する方向に突出するクランクアーム9と、そのクランクアーム9に支持されてコネクティングロッド3の大端部3aが組み付けられるクランクピン5とが設けられている。このクランクピン5に大端部3aが組み付けられたコネクティングロッド3においては、その小端部3bがピストン2のピストンピン2aに組み付けられている。
また、クランクシャフト4における各気筒に対応する部分、より詳しくは各気筒毎のクランクアーム9に対応する部分には、クランクシャフト4の回転バランスを調整すべく質量調整の可能な質量調整部6を有するカウンタウェイト7が設けられている。このカウンタウェイト7の質量調整部6は、同カウンタウェイト7における上記軸線から離れた部分である外縁部に形成されている。そして、質量調整部6の外縁部から同軸線に向けてのドリル等による切削を通じて穴8を形成することにより、質量調整部6での質量調整が行われることとなる。
図2は、上記クランクアーム9、クランクピン5、及びカウンタウェイト7をクランクシャフト4の径方向から見た側面図である。同図から分かるように、クランクピン5は、一対のクランクアーム9によってそれらの間に支持されるとともに、クランクシャフト4(シャフト本体4a)の軸線に対し偏心した状態で同軸線に対し平行に延びている。そして、一つのクランクピン5には、V型エンジンにおける各バンクの対応する二つの気筒のコネクティングロッド3の大端部3aが組み付けられている。また、上記カウンタウェイト7は、クランクピン5に対し上記軸線を挟んだ反対側であって、一対のクランクアーム9に対応する部分、言い換えれば各気筒に対応する部分にそれぞれ設けられている。
図3は、上記クランクシャフト4の全体構造を概略的に示したものである。同図から分かるように、クランクシャフト4に関しては、同シャフト4の長手方向中央で軸線と直交する面Fを中心とした両側の形状が同面Fについての面対称とはならない非対称形状となっている。こうした非対称形状のクランクシャフト4においては、その形状の関係から回転バランスが良好でない状態となるため、同回転バランスを良好なものとするうえでの各カウンタウェイト7の質量の適正値が気筒毎に定められ、その適正値が得られるよう各カウンタウェイト7の質量が定められる。また、各カウンタウェイト7の質量の微調整に関しては、それぞれのカウンタウェイト7の質量調整部6(図1)での質量調整を通じて各気筒毎に行われる。
ところで、クランクシャフト4のカウンタウェイト7に関しては、エンジン1においてクランクシャフト4の収容されるクランクケース内のスペースの関係から、体積を抑えつつ質量を増加させることが望まれている。こうした要求を満たすべく、クランクシャフト4においては、カウンタウェイト7をシャフト本体4aと別体として同シャフト本体4aの材料よりも比重の大きい材料により形成し、そのカウンタウェイト7をシャフト本体4aに対し接合することで形成されている。なお、この実施形態では、シャフト本体4aは球状黒鉛鋳鉄(FCD)によって形成されており、カウンタウェイト7は上記球状黒鉛鋳鉄よりも比重の大きい材料、例えばタングステンによって形成されている。
上述したように、シャフト本体4aを形成する材料よりも比重の大きい材料で別体のカウンタウェイト7を形成するとともに、そのカウンタウェイト7をシャフト本体4aに接合することで、カウンタウェイト7の体積を抑えつつ質量を増加させることが可能になる。ただし、クランクシャフト4はエンジン駆動時に回転したり振動を受けたりするため、カウンタウェイト7とシャフト本体4aとの間の接合強度が上述した回転や振動に対して耐え得るレベル以上、すなわち必要レベル以上でないと、カウンタウェイト7とシャフト本体4aとの接合に不具合が生じる。
こうした不具合に対処すべく、本実施形態では、カウンタウェイト7とシャフト本体4aとの間で必要とされる接合強度が得られるよう、それらカウンタウェイト7とシャフト本体4aとを液相拡散接合によって接合している。以下、この液相拡散接合について図4及び図5を参照して詳しく説明する。
図4は、カウンタウェイト7をシャフト本体4aから分離した状態を示している。上記液相拡散接合を行うに当たっては、まずカウンタウェイト7とシャフト本体4aとの間にそれらよりも融点の低いインサート金属10を配置し、そのインサート金属10をカウンタウェイト7とシャフト本体4aとで挟んだ状態とする。
図5(a)〜(e)は、カウンタウェイト7とシャフト本体4aとの液相拡散接合の過程、すなわち液相拡散接合におけるインサート金属溶融過程、母材溶融過程、等温凝固過程、均一化過程を示したものである。液相拡散接合では、インサート金属10をカウンタウェイト7とシャフト本体4aとで挟んだ状態で、インサート金属10、並びにカウンタウェイト7及びシャフト本体4aの同インサート金属10に接する部分を溶融可能な温度である接合温度への加温が行われる。
図5(a)に示されるインサート金属溶融過程では、上記加温により接合温度に達した直後であって、カウンタウェイト7とシャフト本体4aとの間に挟まれたインサート金属のみが溶融されて液相となる。図5(b)に示される母材溶融過程では、接合温度での保持中にカウンタウェイト7及びシャフト本体4a(母材)におけるインサート金属10に接する部分(接合面)が溶融し、溶融相が拡大する。図5(c)及び(d)に示される等温凝固過程では、液相となったインサート金属の原子が母材側(カウンタウェイト7側及びシャフト本体4a側)に向かって拡散し、液相(溶融相)の幅が減少する。図5(e)に示される均一化過程では、液相がなくなった後、固相状態での原子の拡散により同原子の均一な状態が得られ、組織上からも接合面が消失し、接合が完了する。
上述した液相拡散接合に関しては、接合面の清浄化及び密着化が促進されることから異種材料の接合に適しており、この液相拡散接合により異種材料からなるカウンタウェイト7とシャフト本体4aとを接合することで、それらの間での必要とされる接合強度を得ることができるようになる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)シャフト本体4aの材料よりも比重の大きい材料によって形成されたカウンタウェイト7を液相拡散接合によりシャフト本体4aに接合したため、カウンタウェイト7とシャフト本体4aとが異種材料によって形成されていても、両者の間での必要される接合強度を得ることができる。
(2)シャフト本体4aの材料よりも比重の大きい材料でカウンタウェイト7を形成することで、エンジン1のクランクケース内における限られたスペースでカウンタウェイト7に必要とされる質量を確保することができる。また、上記スペースの問題がなくとも、カウンタウェイト7に必要とされる質量を確保するうえで同カウンタウェイト7をより小さなものとすることができ、エンジン1のクランクケース内で飛散する潤滑油とカウンタウェイト7との接触を可能な限り少なくし、その接触に伴うクランクシャフト4の回転抵抗の増加を抑えることができる。
(3)仮に、比重の小さい材料でカウンタウェイト7を形成したとすると、カウンタウェイト7に必要とされる質量を確保するために同ウェイトの体積を大きくしなければならなくなる。カウンタウェイト7における体積の拡大に関しては、シャフト本体4aの軸線から離れる方向(図1の下方)への拡大には限界があり、シャフト本体4aの周方向(図1の矢印方向)への拡大によって実現せざるを得ない。カウンタウェイト7における体積の拡大をシャフト本体4aの周方向への拡大によって実現しようとすると、それに伴ってカウンタウェイト7の重心がシャフト本体4aの軸線により近くなることから、同ウェイト7の質量調整によるクランクシャフト4の回転バランスの調整の感度が悪くなる。しかし、比重の大きい材料でカウンタウェイト7を形成することができるため、上述した不具合が生じることを抑制できるようになる。
(4)非対称形状のクランクシャフト4に関しては、その形状の関係から回転バランスが良好でない状態となるため、その回転バランスを良好なものとすべくカウンタウェイト7の質量が各気筒毎に異なる値となるよう調整される。より詳しくは、クランクシャフト4の回転バランスを良好なものとするうえでの各カウンタウェイト7の質量の適正値が定められ、各気筒に対応するカウンタウェイト7の質量が各々の適正値となるよう調整される。従って、各気筒に対応するカウンタウェイト7のうち、いくつかは大きな質量を有するものとしなければならず、エンジン1のクランクケース内におけるスペースの関係から上記質量の確保が困難になる可能性がある。しかし、比重の大きいカウンタウェイト7を用いることにより、上記質量の確保が困難になるという不具合の発生を回避することができる。
(5)V型8気筒のエンジン1に用いられるクランクシャフト4のように、一つのクランクピン5に複数のコネクティングロッド3が組み付けられるクランクシャフトにおいては、カウンタウェイト7の数が少なくなる関係から、一つのカウンタウェイト7の質量が大きくなる傾向がある。このため、エンジン1のクランクケース内におけるスペースの関係から上記質量の確保が困難になる可能性があるが、比重の大きいカウンタウェイト7を用いることにより、上記質量の確保が困難になるという不具合の発生を回避することができる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・一つのクランクピン5に一つのコネクティングロッド3が組み付けられるクランクシャフトに本発明を適用してもよい。
・対称形状のクランクシャフト、すなわちクランクシャフトにおける長手方向中央にて同シャフトの軸線と直交する面を中心とした両側の形状が面対称となるクランクシャフトに本発明を適用してもよい。こうした対称形状のクランクシャフトとしては、直列4気筒、直列6気筒、及びV型12気筒といった形式のエンジンに用いられるクランクシャフトをあげることができる。図6は、直列4気筒のエンジンに用いられるクランクシャフト11の全体構造を概略的に示したものである。同図から分かるように、このクランクシャフト11においては、同シャフト11の長手方向中央で軸線と直交する面Fを中心とした両側の形状が同面Fについての面対称となる対称形状となっている。
・カウンタウェイト7を形成する材料をタングステン以外の材料であって、シャフト本体4aの材料よりも比重の大きい材料としてもよい。
・シャフト本体4aを形成する材料を球状黒鉛鋳鉄以外の材料とし、それよりも比重の大きい材料によってカウンタウェイト7を形成してもよい。
本実施形態のエンジンにおけるクランクシャフト周りの構造を示す略図。 クランクアーム、クランクピン、及びカウンタウェイトをクランクシャフトの径方向から見た側面図。 同クランクシャフトの全体構造を示す概略斜視図。 カウンタウェイトをシャフト本体から分離した状態を示す側面図。 (a)〜(e)は、カウンタウェイトとシャフト本体との液相拡散接合の過程を示す概略図。 クランクシャフトの他の例を示す概略斜視図。
符号の説明
1…エンジン、2…ピストン、2a…ピストンピン、3…コネクティングロッド、3a…大端部、3b…小端部、4…クランクシャフト、4a…シャフト本体、5…クランクピン、6…質量調整部、7…カウンタウェイト、8…穴、9…クランクアーム、10…インサート金属。

Claims (3)

  1. エンジンのクランクシャフトであって、シャフト本体を形成する材料よりも比重の大きい材料によって形成されたカウンタウェイトを、同シャフト本体に対し液相拡散接合によって接合したことを特徴とするクランクシャフト。
  2. 前記シャフト本体に関しては、エンジンの各気筒に対応する部分にそれぞれクランクピン及びクランクアームを備え、同シャフトの長手方向中央で軸線と直交する面を中心とした両側の形状が前記面についての面対称とはならない非対称形状となっており、
    前記カウンタウェイトは、前記シャフト本体における各気筒毎のクランクアームに対応する部分にそれぞれ接合されている請求項1記載のクランクシャフト。
  3. 前記クランクピンに関しては、一つにつき複数の気筒のコネクティングロッドが組み付けられるものである請求項2記載のクランクシャフト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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