JP2009085169A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の燃焼変動を抑えた安定な運転を実現する。
【解決手段】内燃機関10は、アンモニアとこのアンモニアの燃焼を促進させるためのガソリン(助燃燃料)とを燃料として使用し、アンモニアをアンモニアインジェクタ22から吸気管20内に噴射し、ガソリンをガソリンインジェクタ24から吸気管20内に噴射する。アンモニアインジェクタ22及びガソリンインジェクタ24の駆動制御を行う電子制御装置40は、冷却水温度センサ42で検出された内燃機関10の冷却水の温度Twが所定温度T0以下である場合は、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ、ガソリンインジェクタ24からガソリンを噴射させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に、アンモニアと該アンモニアの燃焼を促進させるための助燃燃料とを燃料として使用する内燃機関の制御を行う装置に関する。
石油系燃料以外の燃料としてアンモニア(NH3)を使用する内燃機関が提案されており、その関連技術が下記特許文献1及び非特許文献1に開示されている。アンモニアを内燃機関の燃料として使用することで二酸化炭素(CO2)の排出量削減を図ることが可能となるが、アンモニアはガソリン等の石油系燃料と比較して燃焼速度が遅く燃えにくい性質を有する。特許文献1では、燃焼後の排気ガスの熱を利用してアンモニアを分解して水素ガス(H2)を生成し、この水素ガスを副燃焼室内に導入して初期燃焼を行わせることで、燃焼室内のアンモニアの燃焼を促進させている。
特開平5−332152号公報 Shawn M. Grannell他,"THE OPERATING FEATURES OF A STOICHIOMETRIC,AMMONIA AND GASOLINE DUAL FUELED SPARK IGNITION ENGINE",IMECE2006-13048,2006 ASME International Mechanical Engineering Congress and Exposition,2006
内燃機関において、燃焼変動を抑えた安定な運転を行うためには、ピストンが上死点付近にある間に燃焼を完結させるのに十分な燃焼速度で燃料を燃焼させる必要がある。ただし、燃料の燃焼速度は、燃料の種類のみならずシリンダ内ガス温度によっても影響を受け、シリンダ内ガス温度が低いと燃焼速度も低くなる。アンモニアと助燃燃料とを燃料として使用する内燃機関において、シリンダ内ガス温度が低いときは、燃焼速度の遅いアンモニアの使用割合が過剰となり、燃焼変動が増大して内燃機関の安定な運転が困難となる。
また、アンモニアは臭気の強いガスであるため、アンモニアと助燃燃料とを内燃機関の燃料として使用する場合は、シリンダ内からの排出ガスに含まれる未燃アンモニアを排気浄化装置で浄化することが望ましい。ただし、排気浄化装置による未燃アンモニアの浄化性能は、排気浄化装置を通る排出ガスの温度により影響を受け、排出ガス温度がある閾値を下回るとアンモニア浄化率が急激に低下する。そのため、排出ガス温度が低いときにアンモニアを使用すると、未燃アンモニアの排出を抑えることが困難となる。
特許文献1では、アンモニアと水素との使用配分が示されておらず、シリンダ内ガス温度が低いときは、内燃機関の燃焼変動を抑えた安定な運転を行うことが困難となる虞がある。また、排出ガス温度が低いときは、未燃アンモニアの排出を抑えることが困難となる虞がある。
本発明に係る内燃機関の制御装置は、内燃機関の燃焼変動を抑えた安定な運転を実現することを目的の1つとする。また、本発明に係る内燃機関の制御装置は、未燃アンモニアの排出を安定して抑えることを目的の1つとする。
本発明に係る内燃機関の制御装置は、上述した目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る内燃機関の制御装置は、アンモニアと該アンモニアの燃焼を促進させるための助燃燃料とを燃料として使用する内燃機関の制御を行う装置であって、内燃機関の冷却液の温度を取得する冷却液温度取得手段と、冷却液温度取得手段で取得された冷却液の温度が所定温度以下である場合にアンモニアの使用を禁止する燃料制御手段と、を備えることを要旨とする。
本発明によれば、内燃機関の冷却液の温度が所定温度以下である場合にアンモニアの使用を禁止することで、燃料の燃焼速度の低下を抑えることができ、内燃機関の燃焼変動を抑えた安定な運転を実現することができる。
また、本発明に係る内燃機関の制御装置は、アンモニアと該アンモニアの燃焼を促進させるための助燃燃料とを燃料として使用する内燃機関の制御を行う装置であって、内燃機関の始動時にアンモニアの使用を禁止する燃料制御手段を備えることを要旨とする。
本発明によれば、内燃機関の始動時にアンモニアの使用を禁止することで、内燃機関の燃焼変動を抑えた安定な始動を実現することができるとともに、未燃アンモニアの排出を安定して抑えることができる。
また、本発明に係る内燃機関の制御装置は、アンモニアと該アンモニアの燃焼を促進させるための助燃燃料とを燃料として使用し、排出ガスに含まれるアンモニアを排気浄化装置で浄化する内燃機関の制御を行う装置であって、排気浄化装置の前あるいは後における排出ガスの温度を取得する排気温度取得手段と、排気温度取得手段で取得された排出ガスの温度が所定温度以下である場合にアンモニアの使用を禁止する燃料制御手段と、を備えることを要旨とする。
本発明によれば、排気浄化装置の前あるいは後における排出ガスの温度が所定温度以下である場合にアンモニアの使用を禁止することで、未燃アンモニアの排出を安定して抑えることができる。
本発明の一態様では、助燃燃料は、水素、炭化水素系燃料、及びアルコール系燃料のいずれか1つ以上を含むことが好適である。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
「実施形態1」
図1は、本発明の実施形態1に係る制御装置の概略構成を制御対象である内燃機関10とともに示す図である。内燃機関10は、アンモニア(第1の燃料)とこのアンモニアの燃焼を促進させるための助燃燃料(第2の燃料)とを燃料として使用するものである。図1は、助燃燃料としてガソリン(炭化水素系燃料)を使用する例を示している。
アンモニアタンク12内にはアンモニア(NH3)が貯溜されており、ガソリンタンク14内にはガソリンが貯溜されている。アンモニアタンク12内に貯溜されたアンモニアは、ポンプによりアンモニアインジェクタ22に供給され、ガソリンタンク14内に貯溜されたガソリンは、ポンプによりガソリンインジェクタ24に供給される。吸気管20内に臨むアンモニアインジェクタ22は、アンモニアタンク12から供給されたアンモニアを吸気管20内に噴射し、吸気管20内に臨むガソリンインジェクタ24は、ガソリンタンク14から供給されたガソリンを吸気管20内に噴射する。アンモニアインジェクタ22及びガソリンインジェクタ24からそれぞれ噴射されたアンモニア及びガソリンは、吸気行程にて空気とともにシリンダ11内に導入される。内燃機関10は、燃料(アンモニア及びガソリン)と空気との混合気をシリンダ11内で燃焼させることで動力を発生する。燃焼後の排出ガスは、排気行程にてシリンダ11内から排気管21内へ排出され、排気浄化装置として設けられた排気触媒30で浄化される。燃焼後の排出ガスには窒素酸化物(NOx)や未燃アンモニア等が含まれており、窒素酸化物や未燃アンモニア等が排気触媒30で浄化される。また、シリンダ11には、内燃機関10の冷却水(冷却液)の温度Twを検出する冷却水温度センサ42が付設されている。
図1は、アンモニア及び助燃燃料(ガソリン)を吸気管20内に噴射する例を示しているが、アンモニアインジェクタ22をシリンダ11内に臨ませてアンモニアをシリンダ11内に直接噴射することもできるし、ガソリンインジェクタ24をシリンダ11内に臨ませてガソリンをシリンダ11内に直接噴射することもできる。また、点火栓の火花放電によりシリンダ11内の混合気に点火することでシリンダ11内の混合気を火炎伝播燃焼させることもできるし、シリンダ11内の燃料(アンモニア及び助燃燃料)を圧縮自着火により燃焼させることもできる。
電子制御装置(ECU)40は、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶したROMと、一時的にデータを記憶するRAMと、入出力ポートと、を備える。この電子制御装置40には、冷却水温度センサ42により検出された内燃機関10の冷却水温度Twを示す信号が入力ポートを介して入力されている。さらに、図示しない各センサにより検出された内燃機関10の回転数を示す信号、及びスロットル開度を示す信号等も入力ポートを介して入力されている。一方、電子制御装置40からは、アンモニアインジェクタ22の駆動制御を行うためのアンモニア噴射制御信号、及びガソリンインジェクタ24の駆動制御を行うためのガソリン噴射制御信号等が出力ポートを介して出力されている。電子制御装置40は、内燃機関10の回転数及びスロットル開度に基づいて燃料の目標総噴射量及び目標噴射配分を演算し、燃料の総噴射量及び噴射配分が目標総噴射量及び目標噴射配分にそれぞれ一致するようにアンモニアインジェクタ22及びガソリンインジェクタ24の駆動制御をそれぞれ行うことで、アンモニアの噴射量(使用量)及びガソリンの噴射量(使用量)をそれぞれ制御する。これによって、アンモニアとガソリン(助燃燃料)との噴射配分(使用配分)を制御することができる。
内燃機関において、燃焼変動を抑えた安定な運転を行うためには、ピストンが上死点付近にある間に燃焼を完結させるのに十分な燃焼速度で燃料を燃焼させる必要がある。アンモニアは、ガソリン等の炭化水素系燃料と比較して燃焼速度が遅く燃えにくい物質であるが、アンモニアだけでなく助燃燃料(図1に示す例ではガソリン)もシリンダ11内にて燃焼させることで、アンモニアの燃焼を促進させることができる。アンモニアに対して助燃燃料の使用割合を変化させた場合の燃焼速度の変化を計算により調べた結果を図2に示す。図2は、助燃燃料としてガソリンを用いたときの燃焼速度の計算結果と、助燃燃料として水素を用いたときの燃焼速度の計算結果とを示す。図2に示すように、助燃燃料の使用割合を増加させる(アンモニアの使用割合を減少させる)ことで、燃焼速度を増大できることがわかる。ただし、燃料の燃焼速度は、燃料の種類のみならずシリンダ11内ガス温度(混合気温度)によっても影響を受ける。アンモニアとガソリン(助燃燃料)との噴射割合を変化させながら混合気温度に対する燃焼速度の特性を計算により調べた結果を図3に示す。図3に示す計算結果においては、燃焼速度が許容限界値を下回ると燃焼変動が増大して内燃機関の安定な運転が困難となる。
図3に示すように、いずれのアンモニア噴射割合においても、混合気温度が低くなるほど燃焼速度が低くなることがわかる。そして、アンモニア噴射割合が高くなるほど燃焼速度が低くなり、アンモニアの噴射割合がある程度以上である場合に混合気温度がある閾値を下回ると、燃焼速度が許容限界値を下回ることがわかる。図3には、内燃機関の始動時(冷間始動時)における混合気温度の範囲も示している。このように、内燃機関の始動時等、混合気温度が低いときは、圧縮温度が低く、燃焼速度を上げることが困難となる。さらに、アンモニアは気化潜熱が大きいため、吸気管20内やシリンダ11内に噴射すると、圧縮温度がさらに低下する。そこで、本実施形態では、電子制御装置40は、内燃機関10の始動時には、アンモニアの使用を禁止し、助燃燃料(ガソリン)のみを使用する。すなわち、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ、ガソリンインジェクタ24からガソリンを噴射させる。そして、電子制御装置40は、内燃機関10の暖機終了まで、アンモニアの使用を禁止し、助燃燃料のみを使用する。内燃機関10の暖機終了については、冷却水温度Twから容易に判断でき、例えば冷却水温度センサ42で取得された内燃機関10の冷却水温度Twが所定温度T0を超えた場合に、内燃機関10の暖機が終了したと判定することができる。
冷却水温度Twとアンモニア噴射割合の時系列変化を図4に示す。図4に示すように、内燃機関10の始動時(冷間始動時)においては、冷却水温度Twがアンモニア噴射許容温度T0以下であり、電子制御装置40は、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ(使用を禁止し)、ガソリンインジェクタ24からガソリンを噴射させる。すなわち、アンモニア噴射割合を0%とする。そして、内燃機関10の始動後においても、冷却水温度センサ42で取得された冷却水温度Twがアンモニア噴射許容温度T0以下である場合は、電子制御装置40は、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ、ガソリンインジェクタ24からガソリンを噴射させる。冷却水温度Twが上昇してアンモニア噴射許容温度T0を上回ると、電子制御装置40は、アンモニアの使用を許容し、アンモニアインジェクタ22及びガソリンインジェクタ24からアンモニア及びガソリンをそれぞれ噴射させる。そして、電子制御装置40は、図4に示すように、冷却水温度Twの上昇に対してアンモニア噴射割合を徐々に増大させる。このように、内燃機関10の暖機終了までアンモニアの噴射を禁止することで、図3に示すように、混合気温度が低い場合であっても許容限界値以上の燃焼速度を得ることができる。そして、内燃機関10の暖機終了後は、混合気温度も十分上昇しているため、アンモニア噴射割合を増大させても許容限界値以上の燃焼速度を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、内燃機関10の始動時にアンモニアの噴射を禁止して助燃燃料のみを噴射することで、燃料の燃焼速度の低下を抑えることができるので、内燃機関10の安定な始動を行うことができ、内燃機関10の始動性を向上させることができる。そして、冷却水温度Twがアンモニア噴射許容温度T0以下である場合にアンモニアの噴射を禁止して助燃燃料のみを噴射することで、内燃機関10の燃焼変動を抑えた安定な運転を実現することができる。冷却水温度Twがアンモニア噴射許容温度T0を超えた後は、アンモニアの噴射を許容することで、燃焼変動を抑えながらアンモニアの利用効率を向上させることができる。
「実施形態2」
図5は、本発明の実施形態2に係る制御装置の概略構成を制御対象である内燃機関10とともに示す図である。以下の実施形態2の説明では、実施形態1と同様の構成または対応する構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図5は、助燃燃料として水素(H2)を使用する例を示している。図5は、過給器28及びインタークーラ29を有する過給エンジンの例を示しており、排気管21における排気触媒30の下流側にアンモニア分解器31が設けられている。アンモニア分解器31は、排気管21内に排出された燃焼後の排出ガスの熱を利用して、アンモニアタンク12から供給されたアンモニアを分解して水素を生成する。アンモニア分解器31で生成された水素(分解ガス)は、クーラ32で冷却されてから分解ガス貯蔵装置34に蓄えられる。ここでの分解ガス貯蔵装置34としては、水素吸蔵合金を用いることもできるし、圧力タンクを用いることもできる。分解ガス貯蔵装置34に蓄えられた水素は、分解ガス噴射弁33から吸気管20内に噴射される。ただし、本実施形態では、例えばプラズマを利用してアンモニアを改質することで水素を生成することもできる。
排気管21には、内燃機関10の排出ガスの温度Teを検出する排気温度センサ44が付設されている。図5に示す例では、排気管21における排気触媒30よりも上流側の位置に排気温度センサ44が付設されており、排気温度センサ44により排気触媒30の前(上流)における排出ガスの温度Teが検出される。ただし、排気管21における排気触媒30よりも下流側の位置に排気温度センサ44を付設し、排気温度センサ44により排気触媒30の後(下流)における排出ガスの温度Teを検出することもできる。電子制御装置40には、排気温度センサ44により検出された排気触媒30の前(あるいは後)における排出ガスの温度Teを示す信号が入力ポートを介して入力されている。電子制御装置40は、アンモニアインジェクタ22及び分解ガス噴射弁33の駆動制御をそれぞれ行うことで、アンモニアの噴射量及び水素の噴射量をそれぞれ制御し、アンモニアと水素との噴射配分(使用配分)を制御する。
アンモニアは臭気の強いガスであるため、シリンダ11内からの排出ガスに含まれる未燃アンモニアについては排気触媒30で浄化することが望ましい。ただし、排気触媒30による未燃アンモニアの浄化性能は、排出ガス温度Teにより影響を受ける。排気触媒30について、触媒入りガス温度Teに対するアンモニア浄化率の特性を実験により調べた結果を図6に示す。図6に示すように、触媒入りガス温度Teがある閾値T1(例えば250℃程度の値)を下回ると、アンモニア浄化率が許容限界値より急激に低下し、排気触媒30がアンモニアの浄化に対して活性を示さなくなることがわかる。このように、内燃機関の始動時(冷間始動時)等、排出ガス温度Teがアンモニアの浄化に対して活性を示す温度より低いときは、排気触媒30による未燃アンモニアの浄化率が低下する。そこで、本実施形態では、電子制御装置40は、内燃機関10の始動時には、アンモニアの使用を禁止し、助燃燃料(水素)のみを使用する。すなわち、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ、分解ガス貯蔵装置34に蓄えられた水素を分解ガス噴射弁33から噴射させる。そして、電子制御装置40は、排気触媒30の暖機終了まで、アンモニアの使用を禁止し、助燃燃料のみを使用する。排気触媒30の暖機終了については、排気触媒30の前(あるいは後)における排出ガス温度Teから容易に判断でき、例えば排気温度センサ44で取得された排気触媒30の前(あるいは後)における排出ガス温度Teが所定温度T1を超えた場合に、排気触媒30の暖機が終了したと判定することができる。
排出ガス温度Teとアンモニア噴射割合の時系列変化を図7に示す。図7に示すように、内燃機関10の始動時(冷間始動時)においては、排出ガス温度Teがアンモニア噴射許容温度T1以下であり、電子制御装置40は、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ(使用を禁止し)、分解ガス噴射弁33から水素を噴射させる。すなわち、アンモニア噴射割合を0%とする。そして、内燃機関10の始動後においても、排気温度センサ44で取得された排出ガス温度Teがアンモニア噴射許容温度T1以下である場合は、電子制御装置40は、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ、分解ガス噴射弁33から水素を噴射させる。排出ガス温度Teが上昇してアンモニア噴射許容温度T1を上回ると、電子制御装置40は、アンモニアの使用を許容し、アンモニアインジェクタ22及び分解ガス噴射弁33からアンモニア及び水素をそれぞれ噴射させる。そして、電子制御装置40は、図7に示すように、排出ガス温度Teの上昇に対してアンモニア噴射割合を徐々に増大させる。このように、排気触媒30の暖機終了までアンモニアの噴射を禁止することで、排気触媒30のアンモニア浄化率が許容限界値より低い場合であっても、未燃アンモニアの排出を防ぐことができる。そして、排気触媒30の暖機終了後は、アンモニア噴射割合を増大させても、許容限界値以上のアンモニア浄化率を得ることができ、未燃アンモニアの排出を抑えることができる。
本実施形態における未燃アンモニアの排出抑制効果を実験により調べた結果を図8に示す。図8において、横軸は時間を示し、縦軸は排気触媒30からの未燃アンモニアの排出濃度を示す。図8に示すように、内燃機関の始動の際にアンモニアの噴射を禁止する制御を行わない場合は、未燃アンモニアの排出濃度が増大し、特に内燃機関の始動開始直後にて増大する。これに対して本実施形態では、内燃機関の始動の際にアンモニアの噴射を禁止する制御を行うことで、未燃アンモニアの排出濃度を大幅に低減できていることがわかる。
以上説明したように、本実施形態によれば、内燃機関10の始動時にアンモニアの噴射を禁止して助燃燃料のみを噴射することで、排気触媒30のアンモニア浄化率が低いときに未燃アンモニアの排出を防ぐことができる。そして、排出ガス温度Teがアンモニア噴射許容温度T1以下である場合にアンモニアの噴射を禁止して助燃燃料のみを噴射することによっても、排気触媒30のアンモニア浄化率が低いときに未燃アンモニアの排出を防ぐことができる。したがって、未燃アンモニアの排出を安定して抑えることができる。排出ガス温度Teがアンモニア噴射許容温度T1を超えた後は、アンモニアの噴射を許容することで、未燃アンモニアの排出を抑えながらアンモニアの利用効率を向上させることができる。
さらに、助燃燃料として水素を用いる場合は、遅角した燃焼を行うことで排出ガス温度Teを高めることが容易であるため、排気触媒30の暖機を速やかに行うことができる。したがって、内燃機関10の始動後の早い時期にアンモニアの噴射を開始することができ、アンモニアの利用効率をさらに向上させることができる。
本実施形態では実施形態1と同様に、電子制御装置40は、冷却水温度センサ42で取得された冷却水温度Twがアンモニア噴射許容温度T0以下である場合は、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ、分解ガス噴射弁33から水素を噴射させることもできる。また、実施形態1でも実施形態2と同様に、電子制御装置40は、排気温度センサ44で取得された排出ガス温度Teがアンモニア噴射許容温度T1以下である場合は、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ、ガソリンインジェクタ24からガソリンを噴射させることもできる。
「実施形態3」
図9は、本発明の実施形態3に係る制御装置の概略構成を制御対象である内燃機関10とともに示す図である。以下の実施形態3の説明では、実施形態1,2と同様の構成または対応する構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図9は、助燃燃料として軽油(炭化水素系燃料)を使用する例を示している。軽油タンク15内に貯溜された軽油は、軽油インジェクタ25からシリンダ11内に噴射される。電子制御装置40は、アンモニアインジェクタ22及び軽油インジェクタ25の駆動制御をそれぞれ行うことで、アンモニアの噴射量及び軽油の噴射量をそれぞれ制御し、アンモニアと軽油との噴射配分(使用配分)を制御する。図9は、排気温度センサ44により排気触媒30の後(下流)における排出ガスの温度Teが検出される例を示しているが、排気温度センサ44により排気触媒30の前(上流)における排出ガスの温度Teを検出することもできる。
本実施形態でも、電子制御装置40は、内燃機関10の始動時には、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ、軽油インジェクタ25から軽油を噴射させる。そして、電子制御装置40は、内燃機関10の始動後においても、冷却水温度センサ42で取得された冷却水温度Twがアンモニア噴射許容温度T0以下である場合は、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ、軽油インジェクタ25から軽油を噴射させる。さらに、電子制御装置40は、内燃機関10の始動後において、排気温度センサ44で取得された排出ガス温度Teがアンモニア噴射許容温度T1以下である場合も、アンモニアインジェクタ22からのアンモニアの噴射を停止させ、軽油インジェクタ25から軽油を噴射させる。冷却水温度Twが上昇してアンモニア噴射許容温度T0を上回り、且つ排出ガス温度Teが上昇してアンモニア噴射許容温度T1を上回ると、電子制御装置40は、アンモニアの使用を許容し、アンモニアインジェクタ22及び軽油インジェクタ25からアンモニア及び軽油をそれぞれ噴射させる。これによって、内燃機関10の燃焼変動を抑えた安定な運転を実現することができるとともに、未燃アンモニアの排出を安定して抑えることができる。
各実施形態では、助燃燃料としてエタノール(アルコール系燃料)を使用することも可能である。エタノールはガソリンよりもオクタン価が高いため、助燃燃料としてエタノールを使用する場合は、アンモニアの利用とあわせて耐ノック性を高めることができ、より高い圧縮比とすることができる。さらに、助燃燃料として複数種類の燃料を使用することも可能であり、例えば、炭化水素系燃料(ガソリンや軽油等)、水素、及びアルコール系燃料(エタノール等)のうち、複数種類を組み合わせて使用することも可能である。水素、ガソリン、軽油、及びエタノールは、いずれもアンモニアよりも燃えやすい物質であり、燃焼速度も高い。そのため、アンモニアの燃焼速度を向上させるための助燃燃料として好適である。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の実施形態1に係る制御装置及び制御対象である内燃機関の概略構成を示す図である。 アンモニアに対して助燃燃料の使用割合を変化させた場合の燃焼速度の変化を計算により調べた結果を示す図である。 アンモニアとガソリンとの噴射割合を変化させながら混合気温度に対する燃焼速度の特性を計算により調べた結果を示す図である。 本発明の実施形態1に係る制御装置において、冷却水温度とアンモニア噴射割合の時系列変化の一例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る制御装置及び制御対象である内燃機関の概略構成を示す図である。 未燃アンモニアを浄化する排気触媒について、触媒入りガス温度に対するアンモニア浄化率の特性を実験により調べた結果を示す図である。 本発明の実施形態2に係る制御装置において、排出ガス温度とアンモニア噴射割合の時系列変化の一例を示す図である。 本発明の実施形態2における未燃アンモニアの排出抑制効果を実験により調べた結果を示す図である。 本発明の実施形態3に係る制御装置及び制御対象である内燃機関の概略構成を示す図である。
符号の説明
10 内燃機関、11 シリンダ、12 アンモニアタンク、14 ガソリンタンク、15 軽油タンク、20 吸気管、21 排気管、22 アンモニアインジェクタ、24 ガソリンインジェクタ、25 軽油インジェクタ、30 排気触媒、31 アンモニア分解器、33 分解ガス噴射弁、34 分解ガス貯蔵装置、40 電子制御装置、42 冷却水温度センサ、44 排気温度センサ。

Claims (4)

  1. アンモニアと該アンモニアの燃焼を促進させるための助燃燃料とを燃料として使用する内燃機関の制御を行う装置であって、
    内燃機関の冷却液の温度を取得する冷却液温度取得手段と、
    冷却液温度取得手段で取得された冷却液の温度が所定温度以下である場合にアンモニアの使用を禁止する燃料制御手段と、
    を備える、内燃機関の制御装置。
  2. アンモニアと該アンモニアの燃焼を促進させるための助燃燃料とを燃料として使用する内燃機関の制御を行う装置であって、
    内燃機関の始動時にアンモニアの使用を禁止する燃料制御手段を備える、内燃機関の制御装置。
  3. アンモニアと該アンモニアの燃焼を促進させるための助燃燃料とを燃料として使用し、排出ガスに含まれるアンモニアを排気浄化装置で浄化する内燃機関の制御を行う装置であって、
    排気浄化装置の前あるいは後における排出ガスの温度を取得する排気温度取得手段と、
    排気温度取得手段で取得された排出ガスの温度が所定温度以下である場合にアンモニアの使用を禁止する燃料制御手段と、
    を備える、内燃機関の制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載の内燃機関の制御装置であって、
    助燃燃料は、水素、炭化水素系燃料、及びアルコール系燃料のいずれか1つ以上を含む、内燃機関の制御装置。
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