JP2009085114A - 可変動弁を備えたエンジンのアイドルスピード制御方法及びその方法を備えた燃料制御装置 - Google Patents

可変動弁を備えたエンジンのアイドルスピード制御方法及びその方法を備えた燃料制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
ISC空気量の大枠を空気流量制御レンジの大きい吸気弁リフト量で制御し、大枠外の空気量は吸気弁位相で調整し、要求流量を精度よく実現する。空気流量制御レンジが大きい吸気弁リフト量のみで、ISC要求空気量を実現しようとすると、吸気弁リフト量センサ及び吸気弁リフト量制御機構自体の高精度化が要求されシステムコストがかかる。
【解決手段】
ISC空気量の大枠を空気流量制御レンジの大きい吸気弁リフト量で制御(空気流量制御最小分解能の整数倍で制御)、大枠外の空気量は吸気弁位相で調整する。吸気弁位相により、その時点の代表空気量に対して約0.4〜1.2倍の幅で、空気量を制御できるため、目標空気流量に精度良く制御でき、安定したISC目標回転数を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、可変動弁で吸入空気量を制御するエンジンにおいて、特にアイドルスピード制御方法に関する。
従来の技術はと言えば、吸入空気量を制御するためのフィードバック項にエンジン回転数とISCの目標回転数との偏差と吸気弁のリフト量可変機構により変更されるリフト様態(リフト作用角)に係わる要因を反映するとなっていた。
特開2006−63885号公報
本発明が解決しようとする問題点は、前記リフト様態の制御精度にある。吸入空気量を制御するためのフィードバック項は、要求される目標空気量に反映され、その後に、スロットル開度,吸気弁リフト量に置き換えられる。要求される目標空気量が、前記スロットル開度、若しくは吸気弁リフトにより実現できる吸入空気量の最小分解能よりも精度が要求される場合は、目標空気量前後の空気量で振動を起こすこととなる。振動を起こさないようにするためには、前記スロットル開度制御手段及び前記吸気弁リフト量制御手段の制御精度や、位置センサの検出手段の精度の向上が要求されることとなり、機構の組み付け精度及び機構自体の精度の向上が求められ、システムコストが上昇することとなる。
目標空気量の大枠的な実現は、スロットル開度若しくは吸気弁リフト量等で行い、大枠的な空気流量が確保できた後は、吸気弁位相角で調整する。尚、調整代が吸気弁位相角の制御範囲を超えた場合は、前記大枠の実現代をスロットル開度若しくは吸気弁リフト量の制御分可能毎に修正を掛け、再度吸気弁位相で調整する。
スロットル開度若しくは吸気弁リフト量は大枠で制御、大枠外の調整空気量は、吸気弁の位相で制御されるために、要求されるISC目標空気量を精度よく制御し、安定したISC目標回転数にエンジン回転数を制御することができる。
また位置センサ精度,前記機構組み付け精度及び前記機構自体の精度は高度に要求されないために、システムコストを抑えることができる。
エンジンの回転数を得る手段と
吸気弁の開度を制御する手段と
吸気弁の位相を制御する手段と
エンジンのアイドル状態を検出する手段と
アイドル時の目標回転数を設定する手段と
前記アイドル状態が検出された時に、エンジンの回転数が前記目標回転数となるように複数の制御変数を得る手段と
前記複数の制御変数の内、変化量の大きいものを前記吸気弁の開度制御に割り当てる手段と
前記複数の制御変数の内、変化量の少ないものを前記吸気弁の位相制御に割り当てる手段と
を備えたことを特徴とするものである。
以下、本発明の主な実施例を、図を用いて説明する。図1は、本発明の対象となる可変動弁のアイドルスピード制御方法を備えた燃料制御装置の制御ブロックの一例である。ブロック101は、エンジン回転数計算手段のブロックである。エンジンの所定のクランク角度位置に設定されたクランク角度センサの電気的な信号、おもにパルス信号変化の単位時間当たりの入力数をカウントし、演算処理することで、エンジンの単位時間当りの回転数を計算する。ブロック102は、ホットワイヤ(以下、H/W)センサ信号を電圧−流量変換し、エンジンの吸入する空気量を求め、求められた空気量に対して、空気量計測時点とシリンダ流入時点での遅れを補正する。遅れの補正は、空気流の到達時間の1次遅れ補償等であるが、詳細は割愛する。ブロック103は、前述のブロック101で演算されたエンジンの回転数及び前述のエンジンの吸入する空気量により、各領域におけるエンジンの要求する基本燃料及びエンジン負荷指標を計算する。ブロック104は、前述のブロック101で演算されたエンジンの回転数、前述のエンジン負荷により、前述のブロック103で計算された基本燃料のエンジンの各運転領域における補正係数を計算する。ブロック105は、前述のエンジン回転数及び前述のエンジン負荷によりエンジンの各領域における最適な点火時期をマップ検索等で決定するブロックである。ブロック106は、エンジンの排気管に設定された酸素濃度センサの出力から、エンジンに供給される燃料と空気の混合気が後述する目標空燃比に保たれるように空燃比帰還制御係数を計算する。尚、前述の酸素濃度センサは、実施例では、排気空燃比に対して比例的な信号を出力するものを示しているが、排気ガスが理論空燃比に対して、リッチ側/リーン側の2つの信号を出力するものでも差し支えはない。
ブロック107は、前述のエンジン回転数及び前述のエンジン負荷によりエンジンの各領域における最適な目標空燃比をマップ検索等で決定する。本ブロックで決定された目標空燃比は、前述のブロック106の空燃比帰還制御に用いられる。
ブロック108は、前述のブロック103で演算された基本燃料をブロック104の基本燃料補正係数及びブロック106の空燃比帰還制御係数等による補正を施す。
ブロック109は、前述のブロック105でマップ検索された点火時期に対して、エンジン水温等の補正を施す。
ブロック110は、アクセル開度センサの信号に応じて、エンジンの要求する吸入空気量を設定し、定常時の吸気弁開度を求めるとともに、エンジンのアイドリング回転数を一定に保つためにアイドリング時の目標回転数及び目標空気流量を設定し、吸気弁開度及び位相を演算する。
ブロック111〜114は、前述のブロック108で計算された燃料量をエンジンに供給する燃料噴射手段である。ブロック115〜118は、前述のブロック109で補正されたエンジンの要求点火時期に応じてシリンダに流入した燃料混合気を点火する点火手段である。
ブロック119は、前述のブロック110で計算されたアイドリング時の吸気弁開度を制御する手段である。ブロック120は、前述のブロック110で計算されたアイドリング時の吸気弁位相を制御する手段である。
図2は、本発明の対象となるエンジンの可変動弁のアイドルスピード制御方法を備えた燃料制御装置が制御するエンジン回りの一例を示している。エンジン201は、エンジンの吸入する空気量を計測するH/Wセンサ202,エンジンの要求する燃料を供給する燃料噴射弁203,エンジンの所定クランク角度毎の信号と、吸気弁の開閉の位相信号を出力するクランク角センサ206,吸気弁の位相を制御する油圧弁204,吸気弁の開度を制御し、かつ開度を検出する吸気弁開度センサを内蔵した電動機205,エンジンのシリンダ内に供給された燃料の混合気に点火する点火栓に、エンジン制御装置212の点火信号に基づいて点火エネルギを供給する点火モジュール207,エンジンの排気管に設定され排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ208,エンジンのシリンダブロックに設定されエンジンの冷却水温を検出する水温センサ209,排気管の前記酸素濃度センサ後方に設置された三元触媒209,アクセル開度を検出するアクセル開度センサ210,エンジンの運転,停止のメインスイッチであるイグニッションキイスイッチ211、及びエンジンの各補器類を制御するエンジン制御装置212から構成されている。
尚本実施例では、吸気弁の開度及び位相は電動機205及び油圧弁204で制御することとなっているが、吸気弁自体を電磁バルブとして駆動してもよい。
図3は、本実施例の対象となるエンジンの可変動弁のアイドルスピード制御方法を備えた燃料制御装置の内部構成の一例である。
CPU301の内部にはエンジンに設置された各センサの電気的信号をデジタル演算処理用の信号に変換及びデジタル演算用の制御信号を実際のアクチュエータの駆動信号に変換するI/O部302が設定されており、I/O部302には、吸入空気量センサ303,水温センサ304,クランク角センサ305,吸気弁位相センサ306,吸気弁開度センサ307,アクセル開度センサ308及びイグニッションSW309が入力されている。CPU301からの出力信号ドライバ310を介して、燃料噴射弁311〜314,点火コイル315〜318,吸気弁位相制御部319及び吸気弁開度制御部321へ出力信号が送られる。
図4は、本実施例の対象となるエンジンの可変動弁のアイドルスピード制御方法を備えた燃料制御装置の吸気弁制御挙動の一例である。吸気行程401間に油圧,電動機、または電磁バルブ等により吸気弁開度402と吸気弁位相403を制御する。
図5は、本実施例の対象となるエンジンの可変動弁の吸気弁開度−吸入空気量及び吸気弁位相−充填率のチャートの一例である。ライン501は吸気弁開度−吸入空気量の関係を表す。チャート502は、吸気弁位相−充填率の関係であり、代表位相角度503の吸入空気量を1.0として充填率を表している。尚、位相角は進角リミッタ504と遅角リミッタ505間で制御するものとし、前記リミッタは、エンジン及び制御の適合により決定する。
図6は本実施例の対象となるエンジンの可変動弁のアイドルスピード制御方法のブロックの一例である。ブロック601でエンジン水温及びエンジン負荷により、アイドル時の目標回転数を決定する。ブロック602でエンジン水温及びエンジン負荷により、アイドル時に要求される基本空気流量を決定する。差分器603で、前記のブロックで決定された目標回転数と、現在のエンジンの回転数差分を計算する。ブロック604で前記回転数差分により、エンジン回転数を目標に保つためのフィードバックのP分とI分を計算する。ブロック607では、前記フィードバックI分,吸気弁開度指令値,エンジン回転数,負荷,吸気弁位相信号及び前記回転数差分値により、吸気弁位相指令値と目標流量補正値を計算する。尚、ブロック内部では、計算された位相値の学習を行うように構成している。加算器605では、前記基本流量,前記フィードバックP分,前記目標流量補正値を加算し、要求流量を計算する。ブロック606では、前記要求流量から吸気弁開度をテーブル検索し、吸気弁開度指令値とする。
図7は本実施例の対象となるエンジンの可変動弁のアイドルスピード制御方法のブロックの他の例である。前述の図6の例と異なる点は、ブロック704のフィードバック値演算において、フィードバックI分の演算が高速I分と低速I分に分かれているところである。
尚、図6,図7の例においては、吸気弁開度指令値は吸気弁リフト量となっているが、制御できるスロットルバルブを具備しているシステムの場合は、吸気弁開度指令値の全てまたは一部を、スロットル開度を制御することにより補っても良い。
図8は前述の図6,図7のフィードバック値演算のフィードバックP分演算のブロック図の一例である。ブロック801で回転数偏差により、フィードバック値P分のベース値をテーブル検索する。ブロック802でエンジン回転数により、P分補正値をテーブル検索する。乗算器803で前記P分のベース値に前記補正値を乗じてフィードバックP分とする。
図9は、前述の図7のフィードバック値演算のフィードバックI分演算のブロック図の一例である。ブロック901で回転数偏差の絶対値を演算する。ブロック902で前記回転数偏差の絶対値で高速I分のゲインを計算する。乗算器903で回転数偏差に前記高速I分ゲインを乗じて、加算器904及び遅延器905により積算し高速I分とする。ブロック906では、前記高速I分の上下限制限を施す。ブロック901で回転数偏差の絶対値を計算する。ブロック907で前記回転数偏差の絶対値で低速I分のゲインを計算する。乗算器908で回転数偏差に前記低速I分ゲインを乗じて、加算器909及び遅延器910により積算し低速I分とする。ブロック911で前記低速I分に補正係数を乗じて、加算器913で位相オフセット912を加算し角度ベースに変換した後にブロック914で上下限制限を施し出力する。
図10は、前述の図6,図7の位相制御量演算の目標流量補正値を演算するためのブロック図の一例である。ブロック1001で吸気弁開度から空気量分解能倍数をテーブル検索する。ブロック1003で吸気弁最小分解能相当流量1002に前記倍数を乗じる。ブロック1004,1005で前記倍数を乗じられた最小分解能相当流量の正負の値を用意する。ブロック1006でエンジン回転数とエンジン負荷により位相の進角側リミッタをマップ検索する。比較器1007で位相信号が進角側リミッタ以上か否かを判断する。以上の場合は、スイッチ1008で前記負側の最小分解能相当流量を選択し、未満の場合は0を選択する。ブロック1009でエンジン回転数とエンジン負荷により位相の遅角側リミッタをマップ検索する。比較器1010で位相信号が遅角側リミッタ以下か否かを判断する。以下の場合は、スイッチ1011で前記正側の最小分解能相当流量を選択し、未満の場合は0を選択する。加算器1012及び遅延器1013で前記選択された値を積算し、目標流量補正値として出力する。
図11は、前述の図6,図7の位相制御量演算の位相学習値演算のブロック図の一例である。ブロック1101で前記目標回転偏差1102の絶対値が、学習許可回転偏差以下であるか否かを判断する。以下の場合は、スイッチ1103で前記低速I分がブロック1104に入力され、加重平均が施されることとなる。ブロック1105で、加重平均回数が所定回数以上であるか否かを判断し、以上であれば、スイッチ1107を介して加算器1108により、前記加重平均値が低速I分に加算されることとなる。尚、加重平均値は、イグニッションSWがOFFの状態でも、その値が保持される記憶領域に割り付けられる。同様に、前記加重平均回数が所定回数以上となったことは、遅延器1106にて記憶され、且つこの記憶値は、前記加重平均値と同じ記憶領域に割り付けられる。また、本実施例の学習は、1つの例を示しているが、一般的には、エアコン負荷及び電気負荷状態に応じて、複数用意してもよい。
図12は本実施例の対象となるエンジンの可変動弁のアイドルスピード制御方法の制御挙動のチャートの一例である。上段の図はエンジン回転数、中断の図は吸気弁開度、下段の図は吸気弁位相を示している。タイミングt1で、エアコン負荷投入等により、目標回転数が破線のように上昇している。これにともない、吸気弁開度は、P分と高速I分により、A点まで増加する。吸気弁位相は、低速I分により上昇し、B点で位相上限1206aに達している。吸気弁位相が位相上限に達することにより、吸気弁開度に目標流量補正値分1207が加算され、エンジン回転数はタイミングt2で、目標回転数をやや上回る形態で上昇している。これに伴い、吸気弁位相は、減少し収束する。
図13は本実施例の対象となるエンジンの可変動弁のアイドルスピード制御方法を備えた燃料制御装置の制御の詳細なフローチャートの一例である。ステップ1301でエンジン回転数を読み込む。ステップ1302でH/Wセンサ,エンジン水温センサ及びアクセル開度センサ出力を読み込む。ステップ1303で前記H/Wセンサの出力を電圧流量変換,応答遅れ補償を施し、エンジンの吸入空気量とする。ステップ1304で、前記エンジン回転数及び前記吸入空気量から基本燃料,エンジン負荷を演算する。ステップ1305で前記エンジン回転数、前記エンジン負荷から基本燃料補正係数をマップ検索する。ステップ1306で酸素濃度センサの出力を読み込む。ステップ1307でエンジン状態に応じた目標空燃比を設定する。ステップ1308で前記目標空燃比を実現できるよう空燃比帰還制御係数の計算を行う。ステップ1309で前記計算された基本燃料に前記基本燃料補正係数及び前記空燃比帰還制御係数で補正を施す。ステップ1310で、エンジンの状態に応じた適正な基本点火時期を計算する。ステップ1311でエンジン水温等による基本点火時期の補正係数を計算する。ステップ1312で前記基本点火時期に対して、前記基本点火時期の補正係数による補正を施す。ステップ1313でアクセル開度センサの状態に応じてアイドル状態判定を行う。ステップ1314でアイドル時のエンジン目標回転数を設定する。ステップ1315でアイドル時の目標空気流量を設定する。ステップ1316で可変動弁の開度を演算する。ステップ1317で可変動弁の位相及び位相学習値の演算を行う。
図14は前述の図6のアイドルスピード制御方法詳細なフローチャートの一例である。ステップ1401でエンジン水温及びエンジン負荷を読み込む。ステップ1402でアイドルの目標エンジン回転数を設定する。ステップ1403でアイドル時の基本(目標)空気流量を設定する。ステップ1404で前記エンジン回転数と前記目標エンジン回転数との偏差を計算する。ステップ1405で前記目標回転数となるためのフィードバックP分を演算する。ステップ1406で前記目標回転数となるためのフィードバックI分を演算する。ステップ1407で前記フィードバックI分から吸気弁位相量を演算を行う。ステップ1408で前記計算された吸気弁位相量の学習値を演算する。ステップ1409でフィードバックI分から吸気弁開度への目標流量補正値の演算を行う。ステップ1410で前記基本空気流量、前記フィードバックP分及び前記目標流量補正値から要求流量を計算する。ステップ1411で前記要求流量から吸気弁開度を設定する。
図15は前述の図6のアイドルスピード制御方法詳細なフローチャートの他の例である。前述の図14と異なる点は、前述の図14の例のフィードバックI分が1ヶであったのに対して、本図の例では、高速/低速の2ヶに分かれている所にある。尚、対応するエンジン構成等に応じてP分及びI分を複数に分けても成立することは言うまでもない。
図16は前述の図6,図7のフィードバックP分演算のフローチャートの一例である。ステップ1601で目標回転数偏差を読み込む。ステップ1602で、前記目標回転数偏差で補正空気量のフィードバックP分をテーブル検索する。ステップ1603でエンジン回転数を読み込む。ステップ1604で前記エンジン回転数により、P分補正値をテーブル検索する。ステップ1605で、前記フィードバックP分を前記P分補正値により補正する。
図17は前述の図7のフィードバックI分演算のフローチャートの一例である。ステップ1701で目標回転数偏差を読み込む。ステップ1702で前記目標回転数偏差の絶対値で高速I分のゲインをテーブル検索する。ステップ1703で前記目標回転数偏差の絶対値で低速I分のゲインをテーブル検索する。ステップ1704で前記目標回転数偏差に前記高速I分ゲインを乗じて積算する。ステップ1705で前記積算値に上下限制限を施し、高速I分の最終値とする。ステップ1706で前記目標回転数偏差に前記低速I分ゲインを乗じて積算する。ステップ1707で前記積算値に変換係数を乗じて、オフセットを加えることにより、位相化する。ステップ1708で前記位相化された値に、上下限制限を施し、低速I分の最終値とする。
図18は前述の図6,図7の位相制御量演算における目標流量補正処理のフローチャートの一例である。ステップ1801で吸気弁開度を読み込む。ステップ1802で前記吸気弁開度により空気量分解能の倍数をテーブル検索する。ステップ1803で定数とされている吸気弁最小分可能相当流量に前記倍数を乗じて補正する。ステップ1804で前記倍数を乗じられて補正された値の正/負の値を用意する。ステップ1805でエンジン回転数とエンジン負荷を読み込む。ステップ1806で前記エンジン回転数と前記エンジン負荷により、進角側リミッタ及び遅角側リミッタをマップ検索する。ステップ1807で位相が進角側リミッタ以上か否かを判断し、以上の場合はステップ1808で前記正側の補正された最小分解能相当流量を選択する。ステップ1807で否と判断された場合は、ステップ1809で積算の対象を0とする(積算しない)。ステップ1810で位相が遅角側リミッタ以下か否かを判断し、以下の場合はステップ1811で前記負側の補正された最小分解能相当流量を選択する。ステップ1810で否と判断された場合は、ステップ1812で積算の対象を0とする(積算しない)。ステップ1813で選択された積算対象を積算し、目標流量補正値とする。
図19は前述の図6,図7の位相制御量演算における位相学習値演算のフローチャートの一例である。ステップ1901で目標回転数偏差を読み込む。ステップ1902で前記目標回転数偏差の絶対値が学習許可回転数偏差以下か否かを判断する。以下であればステップ1903で位相制御量を加重平均する。ステップ1904及び1905で加重平均回数が所定値以上か、または既に学習値反映開始しているか否かを判断する。ステップ1904または1905の判断がyesの場合は、ステップ1906で加重平均値を位相学習値として位相制御量に加算する。
本発明の燃料制御装置の制御ブロックの一例。 本発明の燃料制御装置が制御するエンジン回りの一例。 本発明の燃料制御装置の内部構成の一例。 本発明の燃料制御装置の吸気弁制御挙動の一例の一例。 本発明の燃料制御装置の可変動弁の吸気弁開度−吸入空気量及び吸気弁位相−充填率のチャートの一例。 本発明の燃料制御装置の可変動弁のアイドルスピード制御方法のブロックの一例。 本発明の燃料制御装置の可変動弁のアイドルスピード制御方法のブロックの他の例。 本発明の燃料制御装置の図6,図7のフィードバック値演算のフィードバックP分演算のブロック図の一例。 本発明の燃料制御装置の図7のフィードバック値演算のフィードバックI分演算のブロック図の一例。 本発明の燃料制御装置の図6,図7の位相制御量演算の目標流量補正値のブロック図の一例。 本発明の燃料制御装置の図6,図7の位相制御量演算の位相学習値演算のブロック図の一例。 本発明の燃料制御装置の可変動弁のアイドルスピード制御方法の制御挙動のチャートの一例。 本発明の燃料制御装置の制御の詳細なフローチャートの一例。 本発明の燃料制御装置の図6のアイドルスピード制御方法詳細なフローチャートの一例。 本発明の燃料制御装置の図6のアイドルスピード制御方法詳細なフローチャートの他の例。 本発明の燃料制御装置の前述の図6,図7のフィードバックP分演算のフローチャートの一例。 本発明の燃料制御装置の図7のフィードバックI分演算のフローチャートの一例 本発明の燃料制御装置の図6,図7の位相制御量演算における目標流量補正処理のフローチャートの一例。 本発明の燃料制御装置の図6,図7の位相制御量演算における位相学習値演算のフローチャートの一例。
符号の説明
110 可変動弁制御手段
201 エンジン
202 H/Wセンサ
203,311,312,313,314 燃料噴射弁
204 油圧弁
205 電動機
206,305 クランク角センサ
207 点火モジュール
208 酸素濃度センサ
209,304 水温センサ
210,308 アクセル開度センサ
212 エンジン制御装置
213 三元触媒
301 CPU
302 I/O部
303 吸入空気量センサ
306 吸気弁位相センサ
307 吸気弁開度センサ
309 イグニッションSW
310 出力信号ドライバ
315,316,317,318 点火コイル
319 吸気弁位相制御部
320 吸気弁開度制御部
401 吸気行程
402 吸気弁開度
403 吸気弁位相
501 ライン
502 チャート
503 代表位相角度
504 進角リミッタ
505 遅角リミッタ

Claims (6)

  1. エンジンの回転数を得る手段と
    吸気弁の開度を制御する手段と
    吸気弁の位相を制御する手段と
    エンジンのアイドル状態を検出する手段と
    アイドル時の目標回転数を設定する手段と
    前記アイドル状態が検出された時に、エンジンの回転数が前記目標回転数となるように複数の制御変数を得る手段と
    前記複数の制御変数の内、変化量の大きいものを前記吸気弁の開度制御に割り当てる手段と
    前記複数の制御変数の内、変化量の少ないものを前記吸気弁の位相制御に割り当てる手段と
    を備えたことを特徴とするエンジンの燃料制御装置。
  2. 前記変化量の大きい制御変数を割り当てる手段は、
    吸入空気量に対する、前記吸気弁の開度の最小分解能を得る手段と
    前記最小分解能の整数倍の空気流量を得る手段と
    前記整数倍の空気流量毎に前記吸気弁の開度を制御する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のエンジンの燃料制御装置。
  3. 前記複数の制御変数を得る手段は、
    前記エンジン回転数と前記目標回転数の偏差を得る手段と
    前記偏差に所定の第一の値を乗じたフィードバックP分を得る手段と
    前記偏差に所定の第二の値を乗じたものを積算したフィードバックI分を得る手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のエンジンの燃料制御装置。
  4. 前記所定の第二の値を得る手段は、
    大きさの異なる複数の値を得る手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3記載の燃料制御装置。
  5. 前記フィードバックI分を得る手段は、
    前記複数の第二の値で各々のI分を得る手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3記載の燃料制御装置。
  6. 前記制御変数の内、変化量の少ないものを前記吸気弁の位相制御に割り当てる手段は
    前記複数の第二の値で各々のI分を得る手段と
    前記I分の内、少なくとも一つを割り付ける手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1,3,4乃至5記載の燃料制御装置。
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