JP2009084772A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 多数の穴が形成された中空の頭骨型材に薄膜を載置して、該薄膜に人毛からなる毛材を植毛したかつらの製造方法であって、
   毛流が表示された植毛用デザイン台紙を薄膜に密着させ、
   植毛用デザイン台紙に表示された毛流にしたがって人毛からなる毛材の基端部を前記薄膜に貫通させ、
   頭骨型材に設けられた穴から毛材の先端側が引き出され、かつ、貫通した毛材の基端部を上方に向けた状態に設定し、
   前記状態において、毛材の基端部を所定の方向に屈折させ、合成樹脂皮膜を形成することを特徴とする植毛かつらの製造方法。
2. 頭骨型材に設けられた穴から毛材の先端側が引き出され、かつ、貫通した毛材の基端部を上方に向けた状態に設定する手段は、
   頭骨型材の凸側表面に薄膜を載置する場合は、内面側から頭骨型材に形成された多数の穴を利用して薄膜に毛材の基端部を貫通させることを特徴とする請求項１記載の植毛かつらの製造方法。
3. 頭骨型材に設けられた穴から毛材の先端側が引き出され、かつ、貫通した毛材の基端部を上方に向けた状態に設定する手段は、
   頭骨型材の凹部裏面に薄膜を載置する場合は、凹部裏面を上方に向けてセットし、凸面側から頭骨型材に形成された多数の穴を利用して薄膜に毛材の基端部を貫通させることを特徴とする請求項１又は２記載の植毛かつらの製造方法。
4. 多数の穴が形成された中空の頭骨型材に薄膜を載置して、該薄膜に人毛からなる毛材を植毛してつむじが形成されたかつらの製造方法であることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の植毛かつらの製造方法。
5. 毛材は、あらかじめ所定角度に屈折クセが付与された屈折毛材であることを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載された植毛かつらの製造方法。
6. 請求項１〜５のいずれかに記載された植毛かつらの製造方法に用いられる毛流が表示されたかつら製造用のデザイン台紙。
7. 請求項１〜５のいずれかに記載された植毛かつらの製造方法に用いられる基端部を屈折した植毛用毛材。
8. 請求項１〜５のいずれかに記載された植毛かつらの製造方法によって製造されたかつら。
9. 中心には植毛されていない渦巻き状のつむじが形成されているかつらであることを特徴とする請求項８記載のかつら。