JP2009083138A - 装飾体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材上に直接又は間接的に箔を被覆し、その上層部に複数の塗膜層を形成した装飾体において、前記複数の塗膜層の少なくとも一層を形成するための塗料に水酸基を2個以上持った化合物を添加した装飾体。
【選択図】なし
Description
また、これらの材料は1種または2種以上の混合物であってもよい。さらに、これらの材質には、予め湿式めっき法や乾式めっき法、塗装、印刷、化成処理やクロメート処理などの公知の方法により、ニッケルやクロムや黒クロムなどの金属めっき層、あるいは金や銀やパラジウムなどの貴金属めっき層、塗膜層、印刷層、接着層、酸化物層などの下地処理層を形成してもよい。
特に、装飾性を加味するとアルミニウム、金、白金などをベースフィルムに蒸着した金属箔が好適に使用できる。さらに、深み感や立体感を表現するために蒸着層にエンボス加工を施すことにより良好となる。
また、これら箔には、各種の処理が施されたベースフィルムのほか、離型層や着色層や接着層や保護層などが形成されていていてもよい。
前記塗料に使用される樹脂は、一般に塗膜形成用として用いられる樹脂であえばよく特に限定されない。例えば、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、シリコーンアクリル樹脂、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂であればよい。また、添加剤として、ポリイソシアネートなどの硬化剤、ポリエチレンやポリプロピレンなどのワックス類、可塑剤、ポリエステルやポリカーボネートやポリウレタンなどの塗膜改質剤、分散剤などを適宜添加してもよい。特に、塗膜の内部応力を低下させるために、前記ポリオール化合物を極力反応硬化させないことが望ましく、前記ポリオール化合物の反応硬化システムとは異なるアクリル樹脂及び/又はメラミン樹脂を主成分とする熱硬化型塗料が好適に使用できる。
また、水酸基を2個以上持った化合物を添加した塗膜の内部構造は、水酸基を2個以上持った化合物のみが未硬化状態でミクロ的に分散し、内部応力の吸収材的な働きを有すると推察される。この効果(働き)により、下層への内部応力の影響を極力防止するため保護層の凝集破壊又は着色層及び/又は金属蒸着層を含む箔全体のクラックの発生を抑制するものである。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着した蒸着層と保護層を有する金属箔を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化性クリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物A)をスプレー塗装した後、160℃、5分の条件で温風乾燥した。次に、熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000クリヤー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo4)で1:1の割合で希釈しスプレー塗装した後、160℃、30分の条件で温風乾燥し装飾体を得た。
<クリヤーアクリル樹脂塗料(組成物A)>
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
47.06wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 47.06wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 5.88wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、クリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
実施例1における組成物Aを下記の組成物Bに代えた以外同様の装飾体を得た。
<クリヤーメラミン樹脂塗料(組成物B)>
オルガノセレクト100クリヤー(メラミン合成樹脂塗料:日本ペイント(株)製)
51.95wt%
オルガノセレクト520シンナー(有機溶剤:日本ペイント(株)製)41.56wt%
ニッポラン1004(ポリエステルポリオール化合物:日本ポリウレタン工業(株)製)
6.49wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、クリヤーメラミン樹脂塗料を得た。
実施例1における組成物AのFLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製)を、ニッポラン980R(ポリカーボネートポリオール化合物:日本ポリウレタン工業(株)製)に代えた以外同様の装飾体を得た。
実施例1における組成物Aの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が5wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
49.35wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 49.35wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 1.30wt%
実施例1における組成物Aの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が10wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
48.65wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 48.65wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 2.70wt%
実施例1における組成物Aの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が30wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
45.16wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 45.16wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 9.68wt%
実施例1における組成物Aの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が50wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
40wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 40wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 20wt%
実施例1における組成物Aの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が70wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
31.58wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 31.58wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 36.84wt%
実施例1における組成物Aの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が78wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
46.71wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 46.70wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 6.59wt%
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、20分の条件で温風乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に、乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(実施例1記載の組成物A)をスプレー塗装した後、160℃、5分の条件で温風乾燥した。次にパール顔料を添加した熱硬化型アクリル塗料(下記の組成物C)をスプレー塗装した後、160℃、30分の条件で温風乾燥し装飾体を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物C)>
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
49.36wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 49.36wt%
カラーストリーム F20−00 WNT Autumu Mystery(パール顔料:メルク(株)製) 1.28wt%
上記成分をボールミルにて24時間分散し、アクリル樹脂塗料を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、20分の条件で温風乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に、乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(実施例1記載の組成物A)をスプレー塗装した後、160℃、5分の条件で温風乾燥した。青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000紺色)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo4)で1:50の割合で希釈しスプレー塗装した後、160℃、5分の条件で温風乾燥した。次に、青い熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(大橋化学工業(株)製、フランボヤンNo.160(A)青)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で2:1の割合で希釈しスプレー塗装した後、160℃、5分の条件で温風乾燥した。次に、紺色の熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000紺色)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo4)で1:1の割合で希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、160℃、5分の条件で温風乾燥した。次に熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000クリヤー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo4)で1:1の割合で希釈しスプレー塗装した後、160℃、30分の条件で温風乾燥し装飾体を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、次に、熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、20分の条件で温風乾燥し被転写物とした。次に、ホログラム金属箔(日本コーバン(株)製、KP63)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に、乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(実施例1記載の組成物A)をスプレー塗装した後、160℃、5分の条件で温風乾燥した。次に、微粒子酸化チタンを添加した熱硬化型アクリル塗料(下記の組成物D)をスプレー塗装した後、160℃、30分の条件で温風乾燥し装飾体を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物D)>
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
48.64wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 48.64wt%
MT−100S(微粒子酸化チタン:テイカ(株)製) 2.72wt%
上記成分をボールミルにて24時間分散し、アクリル樹脂塗料を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、次に、熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、20分の条件で温風乾燥し被転写物とした。次に、金属箔((株)村田金箔製、MP08スタイン箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に、乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(実施例1記載の組成物A)をスプレー塗装した後、160℃、5分の条件で温風乾燥した。次に、微粒子酸化チタンを添加した熱硬化型アクリル塗料(実施例12記載の組成物D)をスプレー塗装した後、160℃、30分の条件で温風乾燥し装飾体を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、次に、熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、20分の条件で温風乾燥し被転写物とした。次に、特殊リップマンホログラム(日本ペイント(株)と大日本印刷(株)の共同開発、モーションイマージュ)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(実施例1記載の組成物A)をスプレー塗装した後、160℃、5分の条件で温風乾燥した。次に、微粒子酸化チタンを添加した熱硬化型アクリル塗料(実施例12記載の組成物D)をスプレー塗装した後、160℃、30分の条件で温風乾燥し装飾体を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、公知の方法により黒クロムめっき層を形成した。次にグレーの熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000グレー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、160℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に、乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(実施例1記載の組成物A)をスプレー塗装した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物E)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型アクリル樹脂塗料(下記の組成物F)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、150℃、20分の条件で温風乾燥した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物G)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、170℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し装飾体を得た。
<カラークリヤーアクリル樹脂塗料(組成物E)>
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 88.89wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 11.11wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物F)>
グリッターACS B−1266(アクリル合成樹脂塗料:(株)早川塗料製品所製)
88.89wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 11.11wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、アクリル樹脂塗料を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物G)>
アクリルクリヤーNo.3(アクリル合成樹脂塗料:江戸川合成(株)製)
88.89wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 11.11wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、クリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
実施例15における水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(組成物G)から水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))を添加しないこと以外は同様の装飾体を得た。
実施例15における水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型アクリル樹脂塗料(組成物F)と、水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(組成物G)から、それぞれ水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))を添加しないこと以外は同様の装飾体を得た。
実施例15における水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(組成物E)と、水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型アクリル樹脂塗料(組成物F)と、水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(組成物G)から、それぞれ水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))を添加しないこと以外は同様の装飾体を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、公知の方法により黒クロムめっき層を形成した。次にグレーの熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000グレー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、160℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に、乾燥塗膜中に30wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物H)をスプレー塗装した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(実施例15記載の組成物E)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に乾燥塗膜中に10wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型アクリル樹脂塗料(下記の組成物I)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、150℃、20分の条件で温風乾燥した。次に乾燥塗膜中に5wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物J)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、170℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し装飾体を得た。
<クリヤーアクリル樹脂塗料(組成物H)>
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
45.16wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 45.16wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 9.68wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、クリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物I)>
グリッターACS B−1266(アクリル合成樹脂塗料:(株)早川塗料製品所製)
94.74wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 5.26wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、アクリル樹脂塗料を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物J)>
アクリルクリヤーNo.3(アクリル合成樹脂塗料:江戸川合成(株)製)
97.42wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 2.58wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、クリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、公知の方法により黒クロムめっき層を形成した。次にグレーの熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000グレー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、160℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に、乾燥塗膜中に5wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物K)をスプレー塗装した。次に乾燥塗膜中に10wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物L)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型アクリル樹脂塗料(下記の組成物M)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、150℃、20分の条件で温風乾燥した。次に乾燥塗膜中に30wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物N)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、170℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し装飾体を得た。
<クリヤーアクリル樹脂塗料(組成物K)>
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
49.35wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 49.35wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 1.30wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、クリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
<カラークリヤーアクリル樹脂塗料(組成物L)>
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 94.74wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 5.26wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物M)>
グリッターACS B−1266(アクリル合成樹脂塗料:(株)早川塗料製品所製)
88.89wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 11.11wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、アクリル樹脂塗料を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物N)>
アクリルクリヤーNo.3(アクリル合成樹脂塗料:江戸川合成(株)製)
82.34wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 17.66wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、クリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、公知の方法により黒クロムめっき層を形成した。次にグレーの熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000グレー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、160℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に、乾燥塗膜中に5wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物O)をスプレー塗装した。次に乾燥塗膜中に5wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物P)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に青い熱硬化型アクリル樹脂塗料((株)早川塗料製品所製、グリッターACS B−1266)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、150℃、20分の条件で温風乾燥した。次に熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(江戸川合成(株)製、アクリルクリヤーNo.3)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、170℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し装飾体を得た。
<クリヤーアクリル樹脂塗料(組成物O)>
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
49.35wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 49.35wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 1.30wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、クリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
<カラークリヤーアクリル樹脂塗料(組成物P)>
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 97.42wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 2.58wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、公知の方法により黒クロムめっき層を形成した。次にグレーの熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000グレー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、160℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に、乾燥塗膜中に78wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物Q)をスプレー塗装した。次に乾燥塗膜中に78wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物R)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に青い熱硬化型アクリル樹脂塗料((株)早川塗料製品所製、グリッターACS B−1266)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、150℃、20分の条件で温風乾燥した。次に熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(江戸川合成(株)製、アクリルクリヤーNo.3)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、170℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し装飾体を得た。
<クリヤーアクリル樹脂塗料(組成物Q)>
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
46.71wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 46.70wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 6.59wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、クリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
<カラークリヤーアクリル樹脂塗料(組成物R)>
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 36.07wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 63.93wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、公知の方法により黒クロムめっき層を形成した。次にグレーの熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000グレー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、160℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000クリヤー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物S)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に青い熱硬化型アクリル樹脂塗料((株)早川塗料製品所製、グリッターACS B−1266)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、150℃、20分の条件で温風乾燥した。次に熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(江戸川合成(株)製、アクリルクリヤーNo.3)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、170℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し装飾体を得た。
<カラークリヤーアクリル樹脂塗料(組成物S)>
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 88.89wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 11.11wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、公知の方法により黒クロムめっき層を形成した。次にグレーの熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000グレー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、160℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000クリヤー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した。次に青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(大橋化学工業(株)製、フランボヤンNo.160(A)7344青CC)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型アクリル樹脂塗料(下記の組成物T)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、150℃、20分の条件で温風乾燥した。次に熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(江戸川合成(株)製、アクリルクリヤーNo.3)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、170℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し装飾体を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物T)>
グリッターACS B−1266(アクリル合成樹脂塗料:(株)早川塗料製品所製)
88.89wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 11.11wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、アクリル樹脂塗料を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、公知の方法により黒クロムめっき層を形成した。次にグレーの熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000グレー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、160℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000クリヤー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した。次に青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(大橋化学工業(株)製、フランボヤンNo.160(A)7344青CC)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に青い熱硬化型アクリル樹脂塗料((株)早川塗料製品所製、グリッターACS B−1266)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、150℃、20分の条件で温風乾燥した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物U)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、170℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し装飾体を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物U)>
アクリルクリヤーNo.3(アクリル合成樹脂塗料:江戸川合成(株)製)
88.89wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 11.11wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、クリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、公知の方法により黒クロムめっき層を形成した。次にグレーの熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000グレー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、160℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(下記の組成物V)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に青い熱硬化型アクリル樹脂塗料((株)早川塗料製品所製、グリッターACS B−1266)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、150℃、20分の条件で温風乾燥した。次に熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(江戸川合成(株)製、アクリルクリヤーNo.3)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、170℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し装飾体を得た。
<カラークリヤーアクリル樹脂塗料(組成物V)>
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 88.89wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 11.11wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
実施例26における組成物Vの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が1wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 99.50wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 0.50wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
実施例26における組成物Vの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が0.1wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 99.95wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 0.05wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
実施例26における組成物Vの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が75wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 40.00wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 60.00wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
真鍮製の、外径10mm、長さ100mmである横断面外形状が円形の材料の、表面にバフ研磨を施して表面を平滑にし、ジクロロメタンで脱脂処理し、公知の方法により黒クロムめっき層を形成した。次にグレーの熱硬化型アクリル樹脂塗料(関西ペイント(株)製、マジクロン1000グレー)を専用シンナー(関西ペイント(株)製、カンペ焼付用シンナーNo7)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、160℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に熱可塑性ポリエステル系ホットメルト接着剤(アロンメルトPES360S30、東亜合成(株)製)にポリイソシアネトート(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)を重量比で10:1に配合し、さらに、有機溶剤(トルエン)にて2倍に希釈したポリエステル樹脂塗料をスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し被転写物とした。次に、接着層とベースフィルムにアルミニウムを蒸着しエンボス加工を施した蒸着層と保護層を有するホログラム金属箔((株)村田金箔製、HK−K247レンチャー箔)を用いて熱圧着法により被転写物に全面転写した。次に、乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(実施例1記載の組成物A)をスプレー塗装した。次に青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(大橋化学工業(株)製、フランボヤンNo.160(A)7344青CC)を専用シンナー(大橋化学工業(株)製、No.2300)で粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈しスプレー塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に乾燥塗膜中に30wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型アクリル樹脂塗料(下記の組成物W)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し塗装用マスキング材((株)大脇萬蔵商店製、板ふのり(薄板))を介してマーブル調(部分塗装)塗装した後、150℃、20分の条件で温風乾燥した。次に熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(江戸川合成(株)製、アクリルクリヤーNo.3)を専用シンナーで粘度が15秒(アネスト岩田(株)製、粘度カップNK−2)になるように希釈し静電塗装した後、140℃、4分の条件で遠赤外線乾燥した。次に乾燥塗膜中に20wt%となるように水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(実施例1記載の組成物A)を静電塗装した後、170℃、4分の条件で遠赤外線乾燥し装飾体を得た。
<アクリル樹脂塗料(組成物W)>
グリッターACS B−1266(アクリル合成樹脂塗料:(株)早川塗料製品所製)
82.34wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 17.66wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、アクリル樹脂塗料を得た。
実施例30における組成物Wの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が10wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
グリッターACS B−1266(アクリル合成樹脂塗料:(株)早川塗料製品所製)
94.74wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 5.26wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、アクリル樹脂塗料を得た。
実施例1における水酸基を2個以上持った化合物を添加したクリヤーアクリル樹脂塗料(組成物A)から水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))を添加しないこと以外は同様の装飾体を得た。
実施例1における組成物Aの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が80wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
マジクロン1000クリヤー(アクリル合成樹脂塗料:関西ペイント(株)製)
25wt%
カンペ焼付用シンナーNo4(有機溶剤:関西ペイント(株)製) 25wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 50wt%
実施例10における水酸基を2個以上持った化合物を添加したクリヤーアクリル樹脂塗料(組成物A)から水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))を添加しないこと以外は同様の装飾体を得た。
実施例25における水酸基を2個以上持った化合物を添加した熱硬化型クリヤーアクリル樹脂塗料(組成物U)から水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))を添加しないこと以外は同様の装飾体を得た。
実施例26における水酸基を2個以上持った化合物を添加した青い熱硬化型カラークリヤーアクリル樹脂塗料(組成物V)から水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))を添加しないこと以外は同様の装飾体を得た。
実施例26における組成物Vの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が75wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 40.00wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 60.00wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
実施例26における組成物Vの配合量を下記に代え乾燥塗膜中に水酸基を2個以上持った化合物(FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製))が90wt%になるようにした以外同様の装飾体を得た。
フランボヤンNo.160(A)7344青CC(アクリル合成樹脂塗料:大橋化学工業(株)製) 18.18wt%
FLEXOREZ 148(ポリエステルポリオール化合物:KING INDUSTRIES SPECIALTY CHEMICALS製) 81.82wt%
上記成分をボールミルにて10分間分散し、カラークリヤーアクリル樹脂塗料を得た。
実施例及び比較例で得た装飾体をJIS K 5600−5−6「塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第6節:付着性(クロスカット法)」に規定されているクロスカット法(1mmの正方形を10×10コマ(計100コマ))にて密着性を評価する。尚、評価は、100コマの碁盤目内で塗膜が残ったコマ数とした。
2級の純度の水(ISO3696)を沸騰状態にし、実施例及び比較例で得た装飾体を前記沸騰状態の水に25分間浸漬した後、塗装物を沸騰状態の水の中から取りだし常温に戻す。次に、JIS K 5600−5−6「塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第6節:付着性(クロスカット法)」に規定されているクロスカット法(1mmの正方形を10×10コマ(計100コマ))にて密着性を評価する。尚、評価は、100コマの碁盤目内で塗膜が残ったコマ数とした。
Claims (6)
- 基材上に直接又は間接的に箔を被覆し、その上層部に複数の塗膜層を形成した装飾体において、前記複数の塗膜層の少なくとも一層を形成するための塗料に水酸基を2個以上持った化合物を添加し、且つ、前記化合物の重量濃度が乾燥塗膜中に80wt%未満であることを特徴とする装飾体。
- 水酸基を2個以上持った化合物を添加した塗料が、アクリル樹脂及び/又はメラミン樹脂を主成分とする熱硬化型塗料であることを特徴とする請求項1記載の装飾体。
- 前記水酸基を2個以上持った化合物が、ポリエステルポリオール及び/又はポリカーボネートポリオールであることを特徴とする請求項1〜2記載の装飾体。
- 前記水酸基を2個以上持った化合物の重量濃度が、乾燥塗膜中に20〜50wt%であることを特徴とする請求項1〜3記載の装飾体。
- 前記箔が、少なくとも金属蒸着層と合成樹脂からなる保護層を有することを特徴とする請求項1〜4記載の装飾体。
- 前記金属蒸着層にエンボス加工が施されたことを特徴とする請求項5記載の装飾体。
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