JP2009082956A - レーザ加工機のレーザ照射位置補正方法 - Google Patents

レーザ加工機のレーザ照射位置補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 高精度且つ短時間で行うことができるレーザ加工機のレーザ照射位置補正方法を提供することである。
【解決手段】 予め定めた箇所の温度を測定し、前記箇所の温度の変化量が所定の範囲から外れた場合はレーザ照射位置を確認し、前記レーザ照射位置が指令位置に対して予め定める許容値から外れている場合は、ガルバノミラー5a,5bの位置決め角度を補正して前記指令位置に一致させるようにしたレーザ加工機におけるレーザ照射位置補正方法において、レーザ2aの外径を定めるマスク3a〜3c毎に、ガルバノミラー5a,5bの位置決め角度を補正した時刻を補正時刻として記憶し、加工に使用するマスク3a〜3cについての最後の補正時刻から現在時刻までの経過時間が所定の指定時間を超えた場合は、レーザ照射位置を確認し、レーザ照射位置が指令位置に対して予め定める許容値から外れている場合は、ガルバノミラーの位置決め角度を補正する。
【選択図】図3

Description

本発明は、レーザ光を用いて穴明け加工を行うレーザ加工機におけるレーザ照射位置補正方法に関する。
近年、電子機器の小型、軽量化に伴い、プリント配線基板等の高密度化、パターンの微細化が加速している。これに伴い、プリント配線基板には高精度且つ生産性に優れる穴明け加工が要求されている。
レーザ加工機では、レーザ照射位置を1対のガルバノミラーにより位置決めする。レーザ照射位置補正方法として、特許文献1には、加工した穴を撮像装置により撮像し、指令位置と実加工位置とのズレをxy座標におけるx方向およびy方向のズレ量として求めた後、ガルバノミラーを適切に位置決めするための補正値を演算により求めて補正を行うレーザ照射位置補正方法が開示されている。
レーザ照射位置は、周囲温度やレーザ加工機内部の発熱源およびレーザ照射による発熱等による装置自体の温度変化の影響を受ける。特許文献2には、上述の温度変化に起因する穴位置精度の悪化を補償するために、反射ミラー(ガルバノミラー)を支持するスキャンミラー光学系が取り付けられたフレームの温度を測定し、当該温度に基づいて反射ミラー角度を補正することによって穴位置補正を行う方法が開示されている。
特願2000−333405号公報 特願平10−79216号公報
しかしながら、例えば特許文献1に開示されたレーザ照射位置補正方法において、高精度な補正を行うためには数ミリ間隔で補正を行う必要がある。結果として、穴明け加工→ズレ量測定→補正値演算→補正後穴明け加工→補正後測定を1セットとして当該間隔で行うことが必要となり、長い補正時間を要してしまう。結果として、実加工時間に対する非加工時間が長くなり、生産性を阻害するという問題があった。
また、レーザ照射位置がズレるのはフレームの温度変化に起因するものだけではないから、特許文献2の技術だけでは加工精度を維持することはできない。
本発明の目的は、高精度且つ生産性に優れた加工を行うことができるレーザ加工機のレーザ照射位置補正方法を提供することである。
本発明によるレーザ照射位置補正方法は、予め定めた箇所の温度を測定し、前記箇所の温度の変化量が所定の範囲から外れた場合はレーザ照射位置を確認し、前記レーザ照射位置が指令位置に対して予め定める許容値から外れている場合は、ガルバノミラーの位置決め角度を補正して前記指令位置に一致させるようにしたレーザ加工機におけるレーザ照射位置補正方法において、レーザの外径を定めるマスク毎に、前記ガルバノミラーの位置決め角度を補正した時刻を補正時刻として記憶し、加工に使用するマスクについての最後の補正時刻から現在時刻までの経過時間が所定の指定時間を超えた場合は、レーザ照射位置を確認し、前記レーザ照射位置が指令位置に対して予め定める許容値から外れている場合は、ガルバノミラーの位置決め角度を補正して前記指令位置に一致させることを特徴としている。
本発明によると、高精度且つ短時間でのレーザ加工機のレーザ照射位置補正が可能になる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るレーザ加工機の構成図である。レーザ発振器1の光軸上には、複数の径が異なる穴を備えたアパーチャ3(以下、穴3a〜3cをそれぞれマスクと称する)、ガルバノミラー5a、5bおよび集光レンズ(fθレンズ)6が配置されている。集光レンズ(fθレンズ)6に対向する位置には、被加工物であるプリント基板8が配置されている。プリント基板8はX−Yテーブル9に固定されている。NC装置14は、X−Yテーブル9、レーザ電源コントローラ16、アパーチャ3のマスクを切り替えるマスク切り替え装置4およびガルバノコントローラ15を制御する。テーブル9の上方には、画像認識手段として用いられるCCDカメラ11と、CCDカメラ用光源17とが配置されている。CCDカメラ11は画像処理装置12を介して、またCCDカメラ用光源17はCCDカメラ用光源コントローラ18を介して、それぞれNC装置14に接続されている。テーブル9の予め定める位置には穴位置確認用ワーク13が載置されている。ここでは、穴位置確認用ワークの材質を実際のワークと同一の材質としている。
図2は、本発明に係るレーザ加工機を構成する各部品の配置関係を示す概略斜視図である。尚、この図の場合、レーザ照射部を2組備えている。
図2において、ベッド22上には、矢印Y方向に移動可能なYテーブル9yと、このYテーブル上に載置され矢印X方向に移動可能なXテーブル9xとが支持されており、Xテーブル9xとYテーブル9yとでX−Yテーブル9を構成している。また、X−Yテーブル9の移動領域を跨ぐようにベッド22上に立設された機械フレーム21上には、ガルバノミラー5a、5bと、回転方向にガルバノミラー5a、5bを位置決めするガルバノスキャナ7a、7bと、集光レンズ6を支持する加工ヘッド20とが取り付けられている。
温度センサ19a(図1参照)は、ガルバノミラー5a、5bのミラー面の温度を測定し、温度センサ19bは、集光レンズ6を支持する加工ヘッド20の温度を測定する。温度センサ19aは、ガルバノミラー5a、5bのミラー部の温度を間接的に測定し、温度センサ19bは加工ヘッド20の温度を測定する。温度センサ19aは、例えば非接触方式の放射温度計である。
次に、本実施例におけるレーザ加工機の穴明け動作を説明する。プリント基板8がローダ(図示せず)にセットされた後、NC装置14で、オペレータが予め入力された加工プログラムと加工条件ファイルとを呼び出す。NC制御装置14は、マスク切り替え装置4を制御して穴径のマスク3a〜3cのうち加工に適した穴径のマスクをレーザ光の光軸上に位置決めする。更に、NC装置14は、X−Yテーブル9を加工位置に移動させ、ガルバノコントローラ15を制御してガルバノスキャナ7a、7bを動作させ、ガルバノミラー5a、5bを加工位置に応じた角度に位置決めする。その後、レーザ電源コントローラ16を制御してレーザ発振器1を動作させ、パルス状のレーザ光2を発振させる。
発振されたレーザ光2は、レーザビーム径調整装置(図示せず)を介してアパーチャ3を通り、アパーチャ3におけるマスクの径で決まる外径のレーザ光2aに整形された後、必要に応じてレーザ光路長調整装置(図示せず)を通る。その後、レーザ光2aは、ガルバノミラー5a、5bを介して集光レンズ6に入射し、ガルバノミラー5a、5bの角度で定まるプリント基板8上に略垂直に入射して穴を加工する。そして、集光レンズ6の大きさで定まる加工領域10(50mm×50mm程度の大きさである)内の穴の加工が終了したら、X−Yテーブル9を移動させ、次の加工領域10を集光レンズ6に対向させる。以下、加工が終了するまで上記の動作を繰り返す。
実際のレーザの光軸は、設計上の光軸からずれる。ズレが発生する要因としては、例えば、レーザ発振器1からレーザ光が発振される際に生じるズレ(例えば、レーザ発振条件の違いによって生じる。)、光路部品(例えば、アパーチャ3におけるマスク)が変わることによって生じるズレおよびレーザ加工機の熱環境の変化によるガルバノミラー支持部の熱変位によるズレがある。したがって、加工する穴の位置精度を高精度に維持するためには、ガルバノミラー5a,5bによりレーザ照射位置補正を行う必要がある。
図3〜5は、本実施例におけるレーザ加工機のレーザ照射位置補正を含めた穴明け加工を示すフローチャートである。
図3〜5に基づいて、穴明け加工とレーザ照射位置補正との関係を説明する。
なお、この実施形態では、計時手段としてNC装置14内部に予め備えられた時計(暦通りの時刻を表示する)を使用する。また、後述するように、マスク3a〜3cに対してレーザ照射位置補正した時刻は、最終レーザ照射位置補正時刻(最後の補正時刻)としてマスク3a〜3c毎にそれぞれNC装置14の記憶部に記憶される。
まず図3に基づいて説明する。
作業者は未加工基板をローダにセットする(S105)。ここでは、複数枚の基板が1つのユニットとしてローダにセットされ、当該1つのユニットを加工ロットと称する。その後、加工プログラムおよび加工条件ファイルを呼び出した後(S110)、レーザ加工機のスタート釦をONする(S115)。次に、使用する加工プログラムと加工条件とから、その加工ロットにおいて使用するマスクを検索する(S120)。次に、検索された(すなわち、加工に使用する)マスク全ての最終レーザ照射位置補正時刻がNC装置14の記憶部に記憶されているかを確認し(S125)、検索されたいずれかのマスクの最終レーザ照射位置補正時刻が記憶されていない場合は、検索されたマスクの中から、最終レーザ照射位置補正時刻が記憶されていないマスクを選択し(S135)、図4におけるステップ205の処理を行う。
また、図3におけるステップ125において、検索されたマスク全ての最終レーザ照射位置補正時刻が記憶されている場合は、当該検索されたマスクの最終レーザ照射位置補正時刻から現在時間までの経過時間が所定の指定時間を超えているかどうかを確認し(S130)、指定時間を超えている場合には、図5におけるステップ320の処理を行い、指定時間を超えていない場合には、図5におけるステップ310の処理を行う。
ここで、図4に基づいてステップ205〜ステップ245の処理を説明する。なお、ここでは、ガルバノスキャンエリアが50mm×50mmであるとする。この場合、補正ピッチを5mmとすると、レーザ照射位置補正のためのガルバノスキャンエリアへの穴明け数は121穴となる。
穴位置確認用ワーク13を集光レンズ6に対して位置決めし、ガルバノスキャンエリアに121穴加工を行い(S205)、CCDカメラ11で穴位置を撮像することによって穴位置を計測し、NC装置14からの実際の指令位置に対するズレ量を演算し(S210)、当該ズレ量に基づいて121穴全てについてガルバノミラー5a、5bの指令位置を補正する(S215)。次に、121穴補正によるレーザ照射位置補正処理が適正に行われたどうかを検証するために、穴位置確認用ワーク13に再度121穴加工を行い(S220)、CCDカメラ11を使用して穴位置を計測し、指令位置に対するズレ量を演算する(S225)。次に、当該ズレ量が管理値以内(予め定める許容値以内)かどうかを判定し(S230)、当該ズレ量が管理値を超えている場合にはアラーム停止し(S235)、当該ズレ量が管理値以内である場合には、NC装置14の記憶部に、温度センサ19a〜19bにより測定された温度および最終レーザ照射位置補正時刻を記憶する(S240)。さらにレーザ照射位置補正処理を行う他のマスクがあるかどうかを確認し(S245)、次のマスクがある場合にはステップ205の処理を再び行い、次のマスクがない場合には、図5におけるステップS310の処理を行う。
次に、図5に基づいてステップ310〜ステップ355の処理を説明する。温度センサ19a、19bは、ガルバノミラー5a〜5bおよび集光レンズ6を支持する加工ヘッド20の温度をそれぞれ常に測定し、これら2つの構成要素におけるいずれか1箇所でも温度変化(S310)が発生した場合には、ステップ320の処理が行われる。ここでいう温度変化とは、1回前にレーザ照射位置補正した時の各温度センサ19a、19bによって測定された温度をそれぞれ基準とした所定の温度変化(例えば3〜5℃)を示す。
所定の温度変化がない場合は、当該検索されたマスクのうちこれから使用するマスク(以下、使用マスクと称する。)の最終レーザ照射位置補正時刻から現在時刻までの経過時間を求め、当該経過時間が所定の指定時間を越えるか否かを判定する(S315)。なお、経過時間は当該マスクの最終レーザ照射位置補正時刻と現在時刻とから容易に求められる。ここでは、所定の指定時間を8時間としている。ステップ315において経過時間が指定時間を越えている場合には、ステップ320の1穴加工によるレーザ照射位置ズレ量確認のための処理が行われ、経過時間が指定時間を越えない場合には、当該レーザ照射位置ズレ量確認処理を行わずに実際の加工基板への穴明け加工を行う(S335)。
次に、ステップ320〜ステップ330の処理を説明する。
レーザ加工機において、集光レンズの温度変化は、穴明け位置精度に与える影響が大きいことが確認されている。すなわち、温度が変化すると、レンズの屈折率、熱伸縮によるレンズの形状等が変化する結果、結像位置が移動して穴位置精度が悪化する。この場合、穴明け位置はガルバノスキャンエリア全体が平行移動するため、中央1穴でのズレ量検証によっても高精度な補正が行える事が確認できている。
そこで、ステップ320では、まず、使用マスクを選択してレーザ発振器1の光軸上に配置した後、穴位置確認用ワーク13を集光レンズ6に対して位置決めし、ガルバノスキャンエリアの中央への1穴加工を行う(S320)。次に、CCDカメラ11で穴位置を撮像することによって穴位置を計測し、NC装置14からの実際の指令位置に対するズレ量を演算し(S325)、当該ズレ量が所定の管理値以内であるかを判定する(S330)。ズレ量が管理値以内である場合は、ステップ335の実加工が行われ、ズレ量が管理値を超える場合には、図4におけるステップ205の処理が行われる。
次に、この使用マスクでの穴明け加工が終了した場合は、次のマスクによる加工があるかどうかを確認し(S345)、当該次のマスク加工がある場合には、ステップ310の処理が行われ、当該次のマスク加工がない場合は、次に加工する基板があるかどうかを確認する(S350)。当該次の加工基板がある場合はステップ310の処理がを行い、当該次の加工基板がない場合には、次の加工ロットがあるかを確認する(S355)。次の加工ロットがある場合には、図3におけるステップ105の処理を行い、次の加工ロットがない場合は加工を終了する。すなわち、必要に応じて適宜行われる温度変化によるレーザ照射位置補正(以下、温度変化補正と称す。)と並行して、使用するマスクについて指定時間間隔でのレーザ照射位置補正(以下、指定時間間隔補正と称す。)を行う。
なお、必要に応じて、上述の1穴加工に代えて、ガルバノスキャンエリアの中央1穴と4隅の5穴加工によるズレ量演算とすることで、補正時間としては多少時間がかかるが、ガルバノスキャンエリアの中央1穴による中心ズレ量の演算、4隅の穴明け加工によるガルバノスキャンエリアの4隅における伸縮度合いについての穴明け位置ズレ量の演算を行い、ガルバノスキャンエリア全体の穴明け位置精度検証を行うこととしても良い。
図3〜5に示した実施例においては、温度変化が生じたとき或いは使用マスクの最終レーザ照射位置補正時刻からの経過時間が所定の指定時間を越えたときにレーザ照射位置補正を行うこととしたが、時間を多少犠牲にして、加工ロット変更後は必ずレーザ照射位置補正を行うこととし、加工ロット毎の穴明け位置精度を向上させても良い。
さらに、本発明におけるレーザ照射位置補正の実施例においては、所定の状況下において使用マスク毎に、1穴加工によるレーザ照射位置確認および必要に応じて121穴加工によるレーザ照射位置補正を行うこととしたが、検索されたマスク全てについて1穴加工によるレーザ照射位置確認を行うこととし、1穴加工によってズレ量が管理値を超えた場合は、その時点で1穴加工を止めて、全てのマスクについて121穴加工によるレーザ照射位置補正を行うこととしても良い。また、検索された全てのマスクについての1穴加工を行って、ズレ量が管理値を超えたマスクをNC装置14に記憶させておき、管理値を超えたマスクについては121穴加工による穴位置補正を行うこととしても良い。
また、本願の実施例においては、レーザ照射位置補正の際に121穴加工を行うこととしたが、当該穴明け数は例であって、ガルバノスキャンエリアおよび補正ピッチ等により異なり得る。
また、本願の実施例においてはマスク数3としたが、この数に限定されるものではなく幾つであっても良い。
本実施例では、穴位置確認用ワークと実際のワークとを同一材料にすることにより、加工穴の精度補償をより小さくすることが可能になる。
さらに、本願の実施例においては、図4におけるレーザ照射位置補正の際に、マスク毎にレーザ照射位置補正および穴明け位置ズレ量確認を行うこととしたが、全てのマスクについてレーザ照射位置補正を行った後、穴明け位置ズレ量確認を行うこととしても良い。
本発明に係るレーザ加工機の構成図である。 本発明に係るレーザ加工機を構成する各部品の配置関係を示す概略斜視図である。 本実施例に係るレーザ加工機におけるレーザ照射位置補正を含めた穴明け加工を示すフローチャートである。 本実施例に係るレーザ加工機におけるレーザ照射位置補正を含めた穴明け加工を示すフローチャートである。 本実施例に係るレーザ加工機におけるレーザ照射位置補正を含めた穴明け加工を示すフローチャートである。
符号の説明
1 レーザ発振器
3 アパーチャ
3a〜3c マスク
4 アパーチャ切り替え装置
5a、5b ガルバノミラー
6 集光レンズ
8 プリント基板
11 CCDカメラ
14 NC装置

Claims (4)

  1. 予め定めた箇所の温度を測定し、前記箇所の温度の変化量が所定の範囲から外れた場合はレーザ照射位置を確認し、前記レーザ照射位置が指令位置に対して予め定める許容値から外れている場合は、ガルバノミラーの位置決め角度を補正して前記指令位置に一致させるようにしたレーザ加工機におけるレーザ照射位置補正方法において、
    レーザの外径を定めるマスク毎に、前記ガルバノミラーの位置決め角度を補正した時刻を補正時刻として記憶し、
    加工に使用するマスクについての最後の補正時刻から現在時刻までの経過時間が所定の指定時間を超えた場合は、レーザ照射位置を確認し、前記レーザ照射位置が指令位置に対して予め定める許容値から外れている場合は、ガルバノミラーの位置決め角度を補正して前記指令位置に一致させるようにしたレーザ照射位置補正方法。
  2. 前記予め定めた箇所は、前記ガルバノミラーのミラー面および集光レンズを支持する加工ヘッドのいずれかであることを特徴とする請求項1記載のレーザ照射位置補正方法。
  3. ガルバノスキャンエリアが方形である場合、前記ガルバノスキャンエリアの中央に1穴の穴明け加工を行うステップと、
    加工した穴の穴位置を計測するステップと、
    当該計測された穴位置について前記指令位置に対するズレ量を演算し、前記ズレ量が予め定める許容値以内であるかを判定するステップと、
    前記ズレ量が前記予め定める許容値以内である場合には前記ガルバノミラーの位置決め角度を補正せず、前記ズレ量が前記予め定める許容値を超える場合には、ガルバノスキャンエリア全体の穴位置ズレ補正を行うために、少なくとも前記ガルバノスキャンエリアの中心と4隅とを含む前記ガルバノスキャンエリアの全体にわたる予め定める点を穴明け加工する多穴穴明け加工によって前記ガルバノミラーの位置決め角度を補正するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1または2記載のレーザ照射位置補正方法。
  4. 前記多穴穴明け加工によるレーザ照射位置補正は、
    ガルバノスキャンエリアの予め定める位置に多穴穴明け加工を行うステップと、
    前記画像処理手段によって当該多穴の穴位置を計測するステップと、
    当該計測された穴位置について前記指令位置に対するズレ量を演算し、当該ズレ量に基づいて当該多穴の全てについて前記ガルバノミラーの位置決め角度を補正するレーザ照射位置補正処理を行うステップと、
    ガルバノスキャンエリアに当該多穴穴明け加工を再び行った後、加工した穴の穴位置を計測し、当該穴位置について前記指令位置に対するズレ量を演算するステップと、
    当該ズレ量が予め定める許容値以内であるかを確認するステップと、
    当該ズレ量が当該予め定める許容値以内である場合には、前記多穴穴明け加工によるレーザ照射位置補正を終了して前記最後の補正時刻および当該レーザ照射位置補正時の温度を記憶し、当該ズレ量が前記予め定める許容値を超える場合にはアラーム停止するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項3記載のレーザ照射位置補正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012157893A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Amada Co Ltd レーザ加工方法及びレーザ加工機
CN106425098A (zh) * 2016-11-22 2017-02-22 株洲天微技术有限公司 壳体与盖板激光封焊定位工装及方法
CN114379081A (zh) * 2021-12-16 2022-04-22 华南理工大学 一种双激光双振镜同幅面校准平台及其校准方法

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