JP2009082478A - 吸収パッド - Google Patents

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Abstract

【課題】エンドフラップ部の捲れ等による装着感の悪化や肌トラブルを防止する。
【解決手段】不透液性バックシート21と透液性トップシート22との間に吸収体23が介在されるとともに、不透液性バックシート21および透液性トップシート22が吸収体23の前端よりも前側及び後端よりも後側にそれぞれ延出され、これら延出部分により吸収体23の存在しない前後エンドフラップ部EFがそれぞれ形成され、前後エンドフラップ部EFの各表面に、おむつ又は下着に対する止着手段30を備え、前後エンドフラップ部EFと、吸収体23が介在された本体部BDとの境界BLを折り目として、前後エンドフラップ部EFを、本体部BDの裏面にそれぞれ折り返した状態で、止着手段30によりおむつ又は下着に止着される構造とする。
【選択図】図13

Description

本発明は、尿や経血等の排泄物を吸収するために使用される吸収パッドに関するものである。
例えば成人向けの使い捨ておむつにおいては、交換頻度を考慮して、内面に尿吸収を目的とした吸収パッドを用いることが一般的になっている(例えば特許文献1〜5参照)。このような吸収パッドは、不透液性バックシートと透液性トップシートとの間に吸収体が介在されるとともに、不透液性バックシートおよび透液性トップシートが吸収体の前端よりも前側及び後端よりも後側にそれぞれ延出され、これら延出部分により吸収体の存在しない前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部がそれぞれ形成された構造を有している。
経血の吸収を目的とした吸収パッドである生理用ナプキンも同様の構造が汎用されている。
一方、これらの吸収パッドにおいては、装着時のズレ防止のため、裏面に粘着剤やメカニカルファスナー(面ファスナー)のフックテープが設けられており、これらの止着手段を介しておむつ又は下着の内面に止着することが一般的となっている。
特開2004−024308号公報 特開2005−287791号公報 特開2007−097619号公報 特開2007−097627号公報 特開2003−088547号公報
しかしながら、従来の吸収パッドにおいては、前後のエンドフラップ部がトップシート側に捲れて肌に擦れたり、エンドフラップ部のシートの端縁が肌に擦れたりすることにより、装着感が悪化したり、肌トラブルが発生したりするおそれがあった。
このうち、エンドフラップ部の捲れについては、エンドフラップの端縁まで止着手段が存在していれば解決できそうであるが、そのような構造は製造が困難であるとともに、止着手段が肌に擦れて装着感が悪化したり、肌トラブルが発生したりするおそれがあるため好ましくない。
そこで、本発明の主たる課題は、エンドフラップ部の捲れ等による装着感の悪化や肌トラブルを防止することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
不透液性バックシートと透液性トップシートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記不透液性バックシートおよび透液性トップシートが吸収体の前端よりも前側及び後端よりも後側にそれぞれ延出され、これら延出部分により吸収体の存在しない前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部がそれぞれ形成された、吸収パッドにおいて、
前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部の表面に、おむつ又は下着に対する止着手段を備え、
前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部と、前記吸収体が介在された本体部との境界を折り目として、前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部を、前記本体部の裏面にそれぞれ折り返した状態で、前記止着手段により前記おむつ又は下着に止着されるように構成された、
ことを特徴とする吸収パッド。
(作用効果)
本発明では、従来のようにパッドの裏面ではなく、前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部の表面に、おむつ又は下着に対する止着手段を備えているため、前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部と、吸収体が介在された本体部との境界を折り目として、前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部を、本体部の裏面にそれぞれ折り返した状態(以下、装着時折り返し状態ともいう)で、止着手段により前記おむつ又は下着に止着することができる。
そして、このように前後エンドフラップ部がパッド裏面側に折り返されていると、前後エンドフラップ部がトップシート側に捲れることがなくなる。また、前エンドフラップ部の前端縁及び後エンドフラップ部の後端縁がパッド裏面側に折り返され、パッドの前後端部は肌への接触に適したトップシートの折り返し部分により形成されるため、シートの端縁が肌に擦れたりすることもない。よって、装着感の悪化及び肌トラブルの発生のおそれが少なくなる。
また、本体部は吸収体を有する部分であり、剛性が高いのに対して、前後エンドフラップ部は吸収体を有しない部分であり、剛性が低い。つまり、前後エンドフラップ部と本体部との境界は剛性が急激に変化する部分であるため、この部分を折り目にすると非常に折り曲げ易いといった利点がある。さらに、この部分を折り目として折り曲げると、剛性の高い本体部の裏に止着手段が隠れる(重なる)ため、止着手段がメカニカルファスナーのフックテープのように硬い素材であっても、その硬さが装着者の肌に伝わらないといった利点がある。
<請求項2記載の発明>
パッドの裏面のうち、前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部を前記本体部の裏面にそれぞれ折り返した状態で重なる部分に、前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部の裏面と前記本体部の裏面とを接合する接合手段を設けた、請求項1記載の吸収パッド。
(作用効果)
前述の装着時折り返し状態では、前後エンドフラップ部に対して本体部が浮いているため、本体部がおむつ等に対する固定部(前後エンドフラップ部)に対してある程度移動することができる。この移動は身体に対する追従性を高まる利点もあるが、場合によっては本体部のズレが装着感の悪化や漏れの発生に繋がるおそれがある。よって、このようなズレを防止するために、本項記載のように、前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部の裏面と本体部の裏面とを接合する接合手段を設けるのは好ましい形態である。
<請求項3記載の発明>
前記接合手段は、前記パッドの裏面のうち、前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部を前記本体部の裏面にそれぞれ折り返した状態で重なる部分から重ならない部分までにわたるように設けられるとともに、前記おむつ又は下着に対して止着可能な手段である、請求項2記載の吸収パッド。
(作用効果)
このような接合手段を設けることにより、接合手段の一部(重なり部分に位置する)を、前後エンドフラップ部と本体部とのズレ止めとして用いるとともに、これ以外の部分(非重なり部分に位置する)を、おむつ又は下着に対する止着手段として機能させることができ、資材の共通化を図ることができる。
<請求項4記載の発明>
前記前エンドフラップ部における前記折り目と同位置若しくは前記折り目よりも前側に接合された接合部と、この接合部から前記本体部側に延出し、幅方向両端部及び中間部のうち両端部がパッド表面に固定され、中間部が非固定の自由部とされた延出部と、を有する前漏れ防止シートが設けられるとともに、
前記後エンドフラップ部における前記折り目と同位置若しくは前記折り目よりも後側に接合された接合部と、この接合部から前記本体部側に延出し、幅方向両端部及び中間部のうち両端部がパッド表面に固定され、中間部が非固定の自由部とされた延出部と、を有する後漏れ防止シートが設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収パッド。
(作用効果)
前述のとおり、本発明では、パッドの前後端部がトップシートの折り返し部分により形成される。よって、そのままでは前後漏れを生じ易いため、本項記載のような前後漏れ防止シートを設けるのが好ましい。特徴的には、本前後漏れ防止シートは、前後漏れ防止シートの接合部と自由部との境界が、装着時折り返し状態における折り目と同位置、又は前漏れ防止シートにあってはそれより前側及び後漏れ防止シートにあってはそれより後側に位置していることにより、装着時折り返し状態において、前後エンドフラップ部の折り返しに伴って前後漏れ防止シートの自由部が裏面側に引っ張られて、自由部の表面側部分が先端側ほどトップシートから離間するように起立する。よって、糸ゴム(この種の漏れ防止シートの起立において汎用されている)を用いなくても漏れ防止効果に優れるようになる。
<請求項5記載の発明>
前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部は、前記本体部の裏面にそれぞれ折り返された状態で前記本体部の裏面にそれぞれ接合されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収パッド。
(作用効果)
このように、使用前の段階で予め前後エンドフラップ部の折り返し部が本体部の裏面に接合されていると、着用者がエンドフラップを折り返す手間を省くことができるため好ましい。
以上のとおり本発明によれば、エンドフラップ部の捲れ等による装着感の悪化や肌トラブルを防止できるようになる、等の利点がもたらされる。
以下、本発明の一実施形態について尿吸収パッドの例を引いて説明するが、本発明は生理用ナプキン等の他の吸収パッドにも適用できるものである。なお、以下の説明において「股間部」とは使用時に身体の股間と対応させる部分を意味し、殆ど多くの製品では前後方向中央部及びその前後近傍の部分である。具体的には、成人向け製品の場合、製品の前後方向中央を基準として±150mmの範囲である。また、「腹側部分」及び「前側部分」は股間部よりも前側の部分を意味し、「背側部分」及び「後側部分」は股間部よりも後側の部分を意味する。
(テープ式使い捨ておむつについて)
図1〜図6は、本発明に係るテープ式使い捨ておむつの一例100を示しており、この使い捨ておむつ100は、外面に外装シート12が積層された不透液性バックシート1の内面と、透液性トップシート2との間に、吸収体3が介在されているものである。
不透液性バックシート1としては、ポリエチレンフィルム等の他、ムレ防止の点から遮水性を損なわずに透湿性を備えたシートも用いることができる。この遮水・透湿性シートは、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを用いることができる。バックシート1の単位面積あたりの重量は13〜40g/m2であるのが好ましく、厚みは0.01〜0.1mmであるのが好ましい。
外装シート12としては各種の不織布を用いることができる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。外装シート12に用いる不織布の繊維目付けは13〜30g/m2であるのが好ましく、厚みは0.05〜1mmであるのが好ましい。
透液性トップシート2としては、有孔または無孔の不織布や穴あきプラスチックシートなどが用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。透液性トップシート2に用いる不織布の繊維目付けは15〜30g/m2であるのが好ましく、厚みは0.05〜1mmであるのが好ましい。
吸収体3としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。また、必要に応じて、吸収体3はクレープ紙(図示せず)により包むことができる。また、吸収体3の形状は適宜定めることができるが、図示のような砂時計形状の他、長方形等のように、股間部の前側から後側まで延在する形状が好適である。吸収体4におけるパルプ目付けは100〜500g/m2程度、厚みは1〜15mm程度であるのが望ましい。また、高吸水性樹脂の目付けは0〜300g/m2程度であるのが望ましい。高吸水性樹脂含有率が少な過ぎると、十分な吸収能を与えることができず、多過ぎるとパルプ繊維間の絡み合いが無くなり、ヨレや割れ等が発生し易くなる。
不透液性バックシート1は、吸収体3の周囲より外方に延在して略矩形状をなしている。不透液性バックシート1の側方延在部の内面にはバリヤーシート4の幅方向外側の部分4xが前後方向全体にわたり貼り付けられ、吸収体3の存在しないサイドフラップ部SFを構成している。バリヤーシート4の幅方向中央側の部分4cはトップシート2上にまで延在しており、その幅方向中央側の端部には、細長状弾性部材4Gが前後方向に沿って伸張状態でホットメルト接着剤等により固定されている。この細長状弾性部材4G及び後述する細長状弾性部材13としては、糸状、紐状、帯状等に形成された、スチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等、通常使用される素材を用いることができる。
透液性トップシート2は、吸収体3より若干大きめの砂時計形状とされ、吸収体3側縁より若干外方に延在する部分がバリヤーシート4と不透液性バックシート1との間に介在され不透液性バックシート1側にホットメルト接着剤等により固着されている。この固着部分は図3及び図4では点模様で示されている。バリヤーシート4の素材としては、プラスチックシートやメルトブローン不織布を使用することもできるが、肌への感触性の点で、不織布にシリコンなどにより撥水処理をしたものが好適に使用される。
不透液性バックシート1の外面を不織布で覆う場合には、不透液性バックシート1に代えて、外装不織布を吸収体3の周囲より外方に延在させてバリヤーシート4の側部とともに、吸収体8の存在しないサイドフラップ部SFを構成することもできる。この場合、不透液性バックシート1をサイドフラップ部SFまで延在させず、トップシート2と同様の形状とすることができる。
図3及び図4にも示されるように、両バリヤーシート4,4は、幅方向外側の部分4xが前後方向全体にわたり物品内面(図示形態ではトップシート2表面およびバックシート1内面)に着脱しないように固定されるとともに、幅方向中央側の部分4cが、前後方向の両端部では物品内面(図示形態ではトップシート2表面)に着脱しないように固定され、かつ前後方向の両端部間では物品内面(図示形態ではトップシート2表面)に固定されていない。この非固定部分は、図4に示されるように、物品内面(図示形態ではトップシート2表面)に対して起立可能なバリヤー部となる部分であり、その起立基端4bはバリヤーシート4における幅方向外側の固定部分4xと内側の部分4cとの境に位置する。
使い捨ておむつ100の前後方向両端部では、不透液性バックシート1および透液性トップシート2が吸収体3の前後端よりも前後両側にそれぞれ延在され、吸収体3の存在しないエンドフラップ部EFが形成され、このうち背側のエンドフラップ部EFにおいては、複数本、図示の例では3本の糸状弾性部材7,7…が幅方向に沿って配設されている。この糸状弾性部材7としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。
また、背側B1の胴回り部における両サイドフラップ部SFには、それぞれファスニングテープ5,5が側方に突出するように取り付けられるとともに、使い捨ておむつ100の腹側F1の胴回り部表面に幅方向に沿ってフロントターゲットテープ6が貼着されており、このフロントターゲットテープ6にファスニングテープ5の接合片8aを止着することによって使い捨ておむつ100が身体に装着されるようになっている。
図示例のファスニングテープ5は、1枚のファスニング基材シート8の内端側を使い捨ておむつ100側に接着して取り付けられ、先端側には外側縁から延在して上下2段で側方に突出する接合片8a、8aが形成され、接合片8a、8aの間のファスニング基材シート8部分に対し、外側縁から内側に向かい、かつ水平方向に沿ってミシン目10が設けられているものであるが、これに限られず公知のファスニングテープを用いることができる。ファスニング基材シート8としては、種々のシート材を使用することができるが、好ましくは坪量40〜80g/m2の単層又は複層の不織布を用いるのがよい。加工法は強度特性に優れたスパンボンドが好ましい。接合片8a、8aの内面側(透液性表面シート2側)には、表面にフック状突起を多数有するフックテープ(メカニカルファスナーの雄材)9,9がそれぞれ取り付けられ、フック状突起が着脱可能に掛止される表面を有するフロントターゲットテープ(メカニカルファスナーの雌材)6へ接合可能となっている。
特徴的には、おむつ100幅方向両側における吸収体3の裏面側に、腹側部分F1から背側部分B1にわたり延在するとともに、股間部C1で幅方向中央側に膨出するように、複数本の細長状弾性部材13がそれぞれ設けられている。この弾性部材13は、本実施形態では外装シート12とバックシート1との間に接着剤を用いて固定されているが、バックシート1の内面に固定することもできる。
特に本実施形態においては、サイドフラップ部SFにおいて、脚周りに沿うように形成された括れ部分に沿って延在する複数本(図示例では5本)の外側弾性部材13sと、腹側及び背側のサイドフラップ部SFに始端及び終端を有し、股間側の部分において吸収体と重なる部分まで内側に膨出延在する複数本(図示例では3本)の内側弾性部材13iとが設けられている。
内側弾性部材13iは、股間部C1から離間するにつれて幅方向外側に位置変化するものであり、その変化の傾き(前後方向に対する)は腹側に延在する部分よりも背側に延在する部分の方が急になっており、外側弾性部材13sに近接した後は外側弾性部材に沿って一定の間隔で延在されている。
股間部C1における幅方向一方側の内側弾性部材13iと幅方向他方側の内側弾性部材13iとの最小幅方向間隔d1は適宜定めることができるが、10〜150mmであるのが好ましい。この間隔d1が狭すぎると、後述する吸収パッド200の弾性部材33と重なり易くなるか又は重なる面積が大きくなり、また広過ぎると、吸収パッド200の幅方向両側と重ならなくなるか又は重なる面積が少なくなり、いずれにせよ、フィット性の向上効果が乏しくなるおそれがある。
細長状弾性部材13s,13iとしては、糸状、紐状、帯状等の適宜の形状の合成又は天然ゴムを用いることができる。合成ゴムを用いる場合、太さ400〜1200dtex程度のものを伸張率180〜300%程度で設けるのが好ましい。また、外側弾性部材13sは2〜10mmの間隔で1〜10本程度並設するのが好ましく、内側弾性部材13iは2〜15mmの間隔で1〜10本程度並設するのが好ましい。
(吸収パッドについて)
図7〜11は、本発明に係る吸収パッド例200を示している。この吸収パッド200は、紙おむつ100の内面に敷いて使用されることを想定したものであり、股間部C2と、その前後両側に延在する前側部分F2及び背側部分B2とを有するものである。各部の寸法は適宜定めることができ、例えば、物品全長(前後方向長さ)L1は350〜700mm程度、全幅W1は130〜400mm程度(ただし、おむつの吸収面の幅より狭い)とすることができ、この場合における股間部C2の前後方向長さは10〜150mm程度、腹側部分F2の前後方向長さは50〜350mm程度、及び背側部分B2の前後方向長さは50〜350mm程度とすることができる。
吸収パッド200は、不透液性バックシート21の内面と、透液性トップシート22との間に、吸収体23が介在された基本構造を有している。
吸収体23としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。必要に応じて、吸収体23はクレープ紙(図示せず)により包むことができる。また、吸収体23の形状は、相対的に前側の部分が後側の部分よりも幅広な帯状、あるいは長方形状、台形状等、適宜の形状とすることができる。
吸収体23における繊維目付け及び吸収性ポリマーの目付けは適宜定めることができるが、繊維目付けは100〜600g/m2程度とするのが好ましく、また吸収性ポリマーの目付け0〜400g/m2程度とするのが好ましい。
吸収体23の裏面側には、不透液性バックシート21が吸収体3の周縁より所定長さ食み出すように設けられている。不透液性バックシート21としては、ポリエチレンフィルム等の他、ムレ防止の点から遮水性を損なわずに透湿性を備えたシートも用いることができる。この遮水・透湿性シートは、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを用いることができる。
必要に応じて、不透液性バックシート21の外面は、図示しない外装シートにより覆うことができる。外装シートとしては各種の不織布を用いることができる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
吸収体23の表面側は、透液性トップシート22により覆われている。図示形態ではトップシート22の側縁から吸収体23が一部食み出しているが、吸収体3の側縁が食み出さないようにトップシート22の幅を広げることもできる。トップシート22としては、有孔または無孔の不織布や穴あきプラスチックシートなどが用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
吸収パッド200の前後方向両端部では、外装シート12および透液性トップシート1が吸収体3の前後端よりも前後両側にそれぞれ延在されて貼り合わされ、吸収体23の存在しないエンドフラップ部EFが形成されている。
吸収パッド200の両側部では、不透液性バックシート21が吸収体23の側縁よりも外側にそれぞれ延在され、この延在部からトップシート22の側部までの部分の内面にはバリヤーシート24の幅方向外側の部分24xが前後方向全体にわたり貼り付けられ、吸収体23の存在しないサイドフラップ部SFを構成している。これら貼り合わせ部分は、図9及び図10では点模様で示されており、ホットメルト接着剤、ヒートシール、超音波シールにより形成できる。
エンドフラップ部EF及びサイドフラップ部SF以外の吸収体介在部分が本体部BDを構成する。図示形態では、吸収体3の前端及び後端はそれぞれ幅方向に沿う直線状をなしているため、前後エンドフラップ部EFと本体部BDとの境界BL(本発明では折り目となる)も同様の直線状となるが、これらは円弧状等の曲線状をなしていても、へ字状等の屈曲線状をなしていても良い。各エンドフラップ部EFの寸法は適宜定めることができるが、本発明ではエンドフラップ部EFをパッド200の止着に利用するため、少なくとも一部が本体部BDとの境界BLから10mm以上食み出しているのが好ましく、また各エンドフラップ部EFの面積は2000〜12000mm2程度確保されているのが好ましい。
バリヤーシート24の素材としては、プラスチックシートやメルトブローン不織布を使用することもできるが、肌への感触性の点で、不織布にシリコンなどにより撥水処理をしたものが好適に使用される。
バリヤーシート24の幅方向中央側の部分24cはトップシート22上にまで延在しており、その幅方向中央側の端部には、細長状弾性部材24Gが前後方向に沿って伸張状態でホットメルト接着剤等により固定されている。この細長状弾性部材24Gとしては、糸状、紐状、帯状等に形成された、スチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等、通常使用される素材を用いることができる。
また、両バリヤーシート24,24は、幅方向外側の部分24xが前後方向全体にわたり物品内面(図示形態ではトップシート22表面および外装シート32内面)に貼り合わされて固定されるとともに、幅方向中央側の部分24cが、前後方向の両端部では物品内面(図示形態ではトップシート22表面)に貼り合わされて固定され、かつ前後方向の両端部の間では物品内面(図示形態ではトップシート22表面)に固定されていない。この非固定部分は、図10に示されるように、物品内面(図示形態ではトップシート22表面)に対して起立可能なバリヤー部となる部分であり、その起立基端24bはバリヤーシート24における幅方向外側の固定部分24xと内側の部分24cとの境に位置する。
そして、特徴的には、前後エンドフラップ部EFの表面に、おむつ100に対する止着手段30がそれぞれ設けられている。この止着手段30としては、メカニカルファスナーのフックテープや、粘着剤層を単独、又は組み合わせて用いることができる。フックテープは、表面に多数の係合突起を有するものであり、この係合突起が、表面に多数のループ状繊維を有するループテープや、織布、不織布の繊維に絡まることにより係合するものである。係合突起の形状としては、(A)レ字状、(B)J字状、(C)マッシュルーム状、(D)T字状、(E)ダブルJ字状(J字状のものを背合わせに結合した形状のもの)等が存在するが、いずれの形状であっても良い。フックテープはホットメルト接着剤等により取り付けることができる。粘着剤層はベタ塗りであっても、散点状等のパターン塗り出会っても良い。粘着剤層を用いる場合には、粘着剤層を被覆する剥離シートを貼り付けておき、使用時に剥離シートを剥離して粘着剤層を粘着させるようにするのが好ましい。
止着手段30の寸法は適宜定めることができるが、各エンドフラップ部EFに占める止着手段30の面積率が1〜50%程度となるように構成するのが好ましい。止着手段30は、止着の確実性を重視するならば、各エンドフラップ部EFの全体にわたり設けるのが好ましいが、止着手段30が硬いフックテープであるとパッドの柔軟性が低下するとともに、コストが嵩む。よって、図示形態のように、前エンドフラップ部EFにおいてはその前端部の幅方向両端部にのみ、後エンドフラップ部EFにおいてはその後端部の幅方向両端部にのみ止着手段30を設けるのが好ましい。
使用に際しては、図12及び図13に示すように、前後エンドフラップ部EFと本体部BDとの境界BLを折り目として、前後エンドフラップ部EFを本体部BDの裏面にそれぞれ折り返した状態で、パッド200を止着手段30によりおむつ100に止着する。このように前後エンドフラップ部EFがパッド200裏面側に折り返されていると、前後エンドフラップ部EFが表面側(トップシート22側、肌側)に捲れることがなくなる。また、パッド200の前後端部は肌への接触に適したトップシート22の折り返し部分により形成されるため、シートの端縁が肌に擦れたりすることもない。よって、装着感の悪化及び肌トラブルの発生のおそれが少なくなる。しかも、このように折り曲げると、剛性の高い本体部BDの裏に止着手段30が隠れる(重なる)ため、止着手段30がメカニカルファスナーのフックテープのように硬い素材であっても、その硬さが装着者の肌に伝わらない。
前述の装着時折り返し状態では、前後エンドフラップ部EFに対して本体部BDが浮いているため、本体部BDがおむつ等に対する固定部(前後エンドフラップ部EF)に対してある程度移動し、場合によってはズレるおそれがある。よって、これを防止するために、図示形態のように、パッド200の裏面のうち、前後エンドフラップ部EFを本体部BDの裏面にそれぞれ折り返した状態で重なる部分201(以下、重なり部分ともいう)に、前後エンドフラップ部EFの裏面と本体部BDの裏面とを接合する接合手段40を設けるのも好ましい形態である。この接合手段40は、前後エンドフラップ部EFの裏面及び本体部BDの裏面のうち、いずれか一方又は両方に設けることができる。
接合手段40は止着手段と同様に、メカニカルファスナーのフックテープや、粘着剤層を単独、又は組み合わせて用いることができる。パッド200の裏面が樹脂フィルムからなる場合や、接合手段40による厚みやコストの増加を抑える場合には、接合手段40としては粘着剤が好ましい。接合手段40としてフックテープを用いる場合には、例えば、前後エンドフラップ部EFの裏面及び本体部BDの裏面のうち、いずれか一方にフックテープを設け、他方にフックテープと係合する部材を設けるようにする。パッド200の裏面が不織布により形成されている場合には、この不織布をフックテープと係合する部材として利用し、専用の部材を別途設けなくても良い。フックテープはホットメルト接着剤等により取り付けることができる。なお、図中の符号41は、接合手段40として粘着剤層を採用した場合に粘着剤層を被覆する剥離シートであり、粘着剤層の使用時には剥離されるものである。
特に、接合手段40を、パッド200の裏面のうち、前後エンドフラップ部EFを本体部BDの裏面にそれぞれ折り返した状態で重なる部分だけでなく、重ならない部分202(以下、非重なり部分ともいう)までにわたるように設けると、図12及び図13に示すように、接合手段40の一部(重なり部分201に位置する)を、前後エンドフラップ部EFと本体部BDとのズレ止めとして用いるとともに、これ以外の部分(非重なり部分に位置する)を、おむつ100に対する止着手段として機能させることができ、資材の共通化を図ることができるため好ましい。
接合手段40の寸法は適宜定めることができるが、重なり部分201における接合手段40の面積の比率が30〜70%程度となるように構成するのが好ましい。また、接合手段40を非重なり部分202にかけて設ける場合には、非重なり部分202における接合手段40の面積の比率が30〜70%程度となるように構成するのが好ましい。接合手段40の部位は適宜定めればよいが、少なくとも前後エンドフラップ部EFにおける本体部BD側の端部に設けるのが好ましい。
また、製品の製造段階で、前後エンドフラップ部EFを本体部の裏面にそれぞれ折り返した状態で本体部BDの裏面に接合しておき、着用者がエンドフラップを折り返す手間を省くのも好ましい形態である。この接合には、ホットメルト接着剤や超音波シール、ヒートシール等のように取り外しを想定していない固定手段の他、前述の接合手段40を用いることもできる(つまり前述の接合手段40を設け、製品の製造段階で予め装着時折り返し状態にしておく)。
他方、前述のとおり、本発明では、パッド200の前後端部がトップシート22の折り返し部分により形成されるため、前後漏れを生じ易い。よって、前後漏れ防止手段を設けるのが好ましく、特に図示形態のような前後漏れ防止シート50を設けるのが好ましい。すなわち、前漏れ防止シート50は矩形状をなしており、その前端部51の全体が前エンドフラップ部EFにおける折り目BLよりも前側(折り目と同位置であっても良い)にホットメルト接着剤等により接合されるとともに、この接合部51の後側に延出する延出部52は、幅方向両端部53がパッド200表面に固定され、幅方向中間部54が非固定の自由部とされているものである。また、後漏れ防止シート50も基本的に同様の構造を有するものであり、矩形状をなし、その後端部51の全体が後エンドフラップ部EFにおける折り目BLよりも後側(折り目と同位置であっても良い)に接合されるとともに、この接合部51の前側に延出する延出部52は、幅方向両端部53がパッド表面に固定され、幅方向中間部54が非固定の自由部とされているものである。接合部51及び固定部53(延出部52の幅方向両端部)は、図1中に斜線により表示されている。
図示形態の前後漏れ防止シート50は、止着手段30の幅方向中央側の部分を覆うように設けられているが、前後漏れ防止シートの上に止着手段30を設けても良い。
また、図示形態では、パッド200の両側部に、前後方向全体にわたるバリヤーシート24が設けられているため、前後漏れ防止シート50における延出部52の幅方向両端部53は、両側のバリヤーシート24における前後方向両端部の表面にホットメルト接着剤等により固定されている。
前後漏れ防止シート50の寸法は適宜定めることができる。図示形態の場合、延出部52の自由部54の幅54wが、両側のバリヤーシート24の起立基端間の幅方向間隔24wよりも広い方が好ましい。また、前後漏れ防止シート50の接合部51の前後方向長さ51yはエンドフラップ部EFの前後方向長さの50〜100%程度であるのが好ましく、自由部54の前後方向長さ54yは折り目BLから5mm以上、特に5〜25mmであるのが好ましい。
前後漏れ防止シート50の素材としては、バリヤーシート24と同様のものを好適に用いることができる。
かくして構成された前後漏れ防止シート50においては、接合部51と自由部54との境界BLが、前漏れ防止シート50にあってはそれより前側及び後漏れ防止シート50にあってはそれより後側に位置していることにより、図12及び図13に示すように、装着時折り返し状態において、前後エンドフラップ部EFの折り返しに伴って前後漏れ防止シート50の自由部54が裏面側に引っ張られて、自由部54の表面側部分が先端側ほどトップシート22から離間するように起立する。よって、未使用時には平坦でありながら、装着時には前後漏れ防止シート50が自動的に起立し、前後漏れ防止効果に優れるようになる。
本発明は、吸収パッドである限り、使い捨ておむつと組み合わせて用いられるものの他、生理用ナプキンにも利用可能である。生理用ナプキンのように下着の内面にパッドを固定する場合には、止着手段(必要であれば接合手段も同様)は下着への止着が可能なものとされる。
テープ式使い捨ておむつの展開状態の内面側を示す平面図である。 図1のV−V断面図である。 図1のX−X断面図である。 図1のW−W断面図である。 要部拡大平面図である。 テープ式使い捨ておむつの展開状態の外面側を示す平面図である。 吸収パッドの展開状態の内面側を示す平面図である。 吸収パッドの展開状態の外面側を示す平面図である。 図7のY−Y断面図である。 図7のZ−Z断面図である。 図7のS−S断面図である。 吸収パッドを取り付けた状態の、テープ式使い捨ておむつの展開状態の内面側を示す平面図である。 図12のT−T断面図である。
符号の説明
1,21…不透液性バックシート、2,22…透液性トップシート、3,23…吸収体、4,24…バリヤーシート、5…ファスニングテープ、6…ターゲットテープ、7…弾性部材、8…基材シート、9…フックテープ、10…ミシン目、12…外装シート、13i,13s…弾性部材、30…止着手段、40…接合手段、50…前漏れ防止シート,後漏れ防止シート、100…テープ式使い捨ておむつ、200…吸収パッド。

Claims (5)

  1. 不透液性バックシートと透液性トップシートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記不透液性バックシートおよび透液性トップシートが吸収体の前端よりも前側及び後端よりも後側にそれぞれ延出され、これら延出部分により吸収体の存在しない前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部がそれぞれ形成された、吸収パッドにおいて、
    前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部の表面に、おむつ又は下着に対する止着手段を備え、
    前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部と、前記吸収体が介在された本体部との境界を折り目として、前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部を、前記本体部の裏面にそれぞれ折り返した状態で、前記止着手段により前記おむつ又は下着に止着されるように構成された、
    ことを特徴とする吸収パッド。
  2. パッドの裏面のうち、前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部を前記本体部の裏面にそれぞれ折り返した状態で重なる部分に、前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部の裏面と前記本体部の裏面とを接合する接合手段を設けた、請求項1記載の吸収パッド。
  3. 前記接合手段は、前記パッドの裏面のうち、前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部を前記本体部の裏面にそれぞれ折り返した状態で重なる部分から重ならない部分までにわたるように設けられるとともに、前記おむつ又は下着に対して止着可能な手段である、請求項2記載の吸収パッド。
  4. 前記前エンドフラップ部における前記折り目と同位置若しくは前記折り目よりも前側に接合された接合部と、この接合部から前記本体部側に延出し、幅方向両端部及び中間部のうち両端部がパッド表面に固定され、中間部が非固定の自由部とされた延出部と、を有する前漏れ防止シートが設けられるとともに、
    前記後エンドフラップ部における前記折り目と同位置若しくは前記折り目よりも後側に接合された接合部と、この接合部から前記本体部側に延出し、幅方向両端部及び中間部のうち両端部がパッド表面に固定され、中間部が非固定の自由部とされた延出部と、を有する後漏れ防止シートが設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収パッド。
  5. 前記前エンドフラップ部及び後エンドフラップ部は、前記本体部の裏面にそれぞれ折り返された状態で前記本体部の裏面にそれぞれ接合されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収パッド。
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